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聞こえない音は、大きくすればいい?」
2026-09-16 10:07

聞こえない音は、大きくすればいい?」

「MORNING NOTE」は、
音楽・教室・イベント・発信の“現場”から見えたことを、毎朝10分でお届けする音声番組です。
ピアノの話だけじゃなく、
・なぜうまくいくのか
・なぜズレるのか
・現場では何が起きているのか
そんな「理由」を、音楽の視点からひも解いています。
👉 朝の支度や通勤のおともに、耳だけでどうぞ。
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◆こんな方におすすめ
・音楽が好き/やっている
・教室や指導に関わっている
・イベントや発信に興味がある
👉 フォローしておくと、毎朝サクッとヒントが届きます
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◆配信
月〜木(+不定期)/1回 約10分
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◆関連コンテンツ
・YouTube「平瀬楽器」
 動画・ライブ配信・現場の記録を公開中
・三田のYouTubeラジオ局「さんだいろ」でも放送中
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◆お店
https://hirasemusic.net/
◆Instagram
https://www.instagram.com/hirasemusic/
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音楽で、この街の笑顔を増やします。
#平瀬楽器 #MORNINGNOTE



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おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、「聞こえない音は大きくすればいい?」というタイトルでお話をさせていただきます。
聞こえにくいなら、音を大きくすればいい。これはすごく当たり前で、そう思いがちなんですけれども、実はそれだけではないということも結構あったりするんですよね。
聞かせたい音を上げる以外に、聞かせたい音を聞こえるようにするにはどうしたらいいんでしょうか。
今日はそんなお話をしてみたいと思います。
この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎回10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、音楽教室のこと、イベント作りや動画、ライブ配信の裏話まで、街と音楽と仕事に関する日々のあれこれをゆるっとお話しております。
ただいま中古ピアノや電子ピアノ、ライブ配信なんかをテーマにしました。
知っておきたい中のことというPDFを無料でプレゼントしております。
ご希望の方は平瀬楽器の公式LINEからお受け取りください。
はい、というわけで改めましておはようございます。
9月16日水曜日の朝でございます。
水曜日は音楽ミニ豆知識ということで、音楽に関するちょっとした豆知識をお話ししているんですけれども、
音が聞こえないっていうのを今日はお話ししてみたいなというふうに思います。
例えばコンサートとかライブとか行かれて、ちょっとボーカル聞こえにくいなぁみたいな、ちょっと聞こえにくいなぁみたいになったとします。
じゃあどうするか。
普通に考えたらボーカルの音量を上げたらええやんと思いますよね。
もちろんそれで解決することも多いと思います。
でも実はですね、音が大きいこととよく聞こえることっていうのは同じじゃないんですよね。
今日はそんなお話なんですけれども、これはですね、音楽じゃなくてもよくわかる例があります。
例えば静かなお部屋で2人でお話ししているとします。
そしたらまあそんな大きな声出さなくても全然大丈夫ですね。聞こえますよね。
お互いが聞こえる程度の音量。普通に喋ってる。
で、その2人が同じ音量のまま居酒屋みたいなところでね、すごい何十人もわーって喋ってる中でポンと喋るとどうなるか。
同じ音量で同じ2人の距離感で喋っても、これ急に聞き取りにくくなるんですよ。
なのでこれは聞こえないイコールその人の声が小さいってわけではないんです。
結局周りにどんな音があってどういう環境なのか。
それによってやっぱり聞こえ方っていうのが変わってくるっていうことなんですよね。
これはですね、PA、僕らがやってる音響の仕事のことをPAって言うんですけども、PAの現場でも同じです。
僕もイベントなんかで音響とかすることあるんですけども、出演者の人からもうちょっとボーカルくださいとか言われたり、
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キーボードちょっと聞こえにくいです、ギターもうちょっと欲しいです、みたいなことが結構あります。
もちろん失礼とあげるんですけども、でもですね、ボーカルが聞こえないからじゃああげよっか、
次にキーボード聞こえないって言ってるらあげよっか、ギターもうちょっと欲しいって言ってるらあげよっか、
そうなるとまたボーカル聞こえなくなりましたってなったらまたあげよっかってなってたら最後全部うるさくなるんですよ。
全部大きくなったら全部うるさい。そうすると全部大きいのになんかしなければ聞こえたい音は全然聞こえない。
そういうことに当然ですよね。居酒屋さんと一緒です、これはさっきのね。
どんどんどんどん周りの会話に従って声が大きくなっていくと、本当に全部が大きくなったら何言ってるかわからない。
これなりがちなんですよ。
これなんでこんなことが起こるのかという話なんですけども、
音っていうのは高い音もあれば低い音もありますよね。
例えば楽器の音で言うとですね、一つの楽器の中にもいろんな高さの音が含まれています。
いわゆる倍音と呼ばれているものですね。
人の声、僕のこの声にもいろんな成分があります。低い成分、高い成分があります。
僕の場合は多分若干高めだと思うんですよね。
高い成分がたくさん含まれているだけで低い成分が全くないってわけではないんです。
これが倍音の面白いところで、皆さんの声とか楽器の音にもいろんな倍音が含まれていて、今の音ができているってことになります。
要は構成物みたいなものですね。
当然ですけどギターにもピアノにもキーボードにもいろんな倍音が含まれています。
例えばそのギター、ピアノ、キーボードっていうのが重なってくると、聴かせたい音と他の楽器の音が重なってしまうことがあるんですよね。
例えばギターをもうちょっと聴かせたいんです、聴こえないんですってなったら、例えば中低音ぐらいをグッと上げたりします。
中低音っていうのはいろんな楽器に含まれている音なので、ギターだけ上げたとて他の楽器と一緒になってかき消されるではないですけども、ちょっと聴こえづらいみたいなことがあるんですよ。
なので例えばギター自体はちゃんと鳴っているのに周りの音に埋もれて聴こえなくなる。
そういうことが結構起こったりします。
僕らPAとかをしているとですね、ボーカル聞こえにくいなーって思った時に、もちろんボーカルを上げることもあるんですけども、
それ以外、例えば周りの楽器を少し下げるとか、音の重なっているところを整理するみたいなこともあります。
そうすると不思議なことに、ボーカル自体の音量っていうのはほとんど変えてないのに、ちゃんと聴こえるわっていう風になったりすることもあるんですよね。
音量を足すんじゃなくて、聴こえる場所を作ったみたいな、そんな感じなんかな、そういう風にして整理することが結構あったりします。
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音響PAをやっているとですね、結構大事なところで、大きな音を出せば迫力が出るっていうわけではないんですよ。
もちろんね、ライブなんかではですね、ある程度の音圧、音の圧力みたいなのは欲しい場面もあります。
やっぱり音を感じていただきたいんでね、お客さんにパッていう音圧は欲しい時もあります。
でも、さっき言ったピアノ、ギター、キーボード、ボーカルみたいな、このバンドの編成で全部の音が大きかったら逆にメリハリなくなるんですよね。
例えば、この4つの音がバーッて鳴ってて、急にピアノのソロとかになると小さい音がピュッてあるんですよ。
メリハリがありますよね。そっからまたバーンと大きな音になるから、またメリハリが出る。
要はその大きな音がある、静かな音がある、ドーンと鳴った時に迫力を感じるみたいな。
こういうのがやっぱり、いわゆるメリハリですし、こういうのがあるからこそちゃんと音が聞こえるっていうことなんですよね。
音楽でもそうだと思いますけど、ずっとフォルテやったらそれが普通になっちゃって、フォルテがフォルテじゃなくなるんですよね。
なのでね、僕らがやっている音響の仕事って、マイク立ててミキサー繋いで聞こえないって言われている音をどんどんどんどん上げる仕事と思われるかもしれないんですけども、
実際にはむしろそうじゃなくて、何を聞かせたいのかっていうのを考える仕事なんじゃないかなというふうに思います。
例えばバンドの演奏をしている時に、今は歌を聴かせたいところだなと、ここはギターを聴かせたいところだなと、ここはピアノが前に出てほしい。
例えばそうですね、ピアノがメロディーを弾いていなくて、もうちょっと美味しい裏メロディーを弾いているのであればピアノを聴かせてあげたいよなとか、
そういうことを考えながら、僕らミキサーのフェーダーを触っているわけなんです。
そのためには、例えばそのピアノの裏メロディーを聴かせてあげたいってなっても、ピアノをグンと上げたら裏メロディーじゃなくなるじゃないですか。
そのためにはどうするかというと、周りの音を少し下げてピアノが浮くようにする、みたいなことをちょこちょこやります。
上げることもあれば下げることもあるし、落ちることもあったら弾くこともあります。
やっぱりこの辺りの整理が大事かなと思います。
ただこれは、どこを聴いているかっていうのも正直、音響マン、PAマンの耳の出来次第なんで、同じとは限らないんですよね。
これまた面白いところなんですけどね。
ということで今日はですね、音が大きいとよく聞こえるっていうのは同じじゃないというお話をさせてもらいました。
なんかが聞こえなかったらついついもっと大きくしようと思うんですけども、でももしかしたら必要なのは音を大きくすることではなくて、周りを少し整理することなんかもしれません。
音を届けるためにはですね、足すことばっかりが正解じゃないんですよね。
やっぱり何を聞かせたいのか、そのために何を足したらいいのか、逆に何を弾いたらいいのか。
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やっぱりそういう風な音楽ってね、やっぱり足し算だけじゃなくて結構引き算も大事だなという風に思います。
僕も日々仕事がどんどんどんどん増えていってるので、仕事でも同じかなと思いながら今日も喋ってるんですけども、今日はそんな音が聞こえ方のお話をさせていただきました。
はい、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。
冷やせ楽器の平瀬智樹でした。
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