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おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日は、「人間の耳って、ほんまに信用できる?」というタイトルでお話をさせていただきます。
めっちゃ高い何億円みたいなバイオリンと、現代の安い楽器みたいな、目隠しして聴いてね、どっちが違うかみたいな、そんなありますよね。
あれってね、人間の耳のね、ちょっとした不思議な性質が結構関係してたりするんですよね。
今日はですね、楽器の良い音っていうのもあるんですけども、その前にある耳の話をちょっとしてみたいなというふうに思います。
はいこの番組は兵庫県三田市の平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、音楽教室のこと、イベント作りや動画、ライブ配信なんかの裏話まで、
街と音楽と仕事に関する日々のあれこれをゆるっとお話ししています。 さてここでお知らせなんですけれども、現在中古ピアノ、エレクトーン、電子ピアノ、ライブ配信なんかをテーマにしました
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はいというわけで改めましておはようございます。2月18日水曜日ですね の朝でございます。ちょっと今日は寒いですね
ちょっといつもと違う環境でやってるんでなんか音が違うかもしれないんですけれども 今日はですねまぁそんな音に関するお話をさせていただきます
えっと3億円とかねまぁ3億円じゃなくてもいいけど1億円2億円まあみたいな高級な バイオリンと現代の1万円ぐらいのバイオリン
目隠しでね弾いてるのを聞いてどっちが高いかわかりますかみたいなクイズありますよね あんなこう
皆さんお好きでしょうか例えばスプラデバリウスとかね ガルネリーとかああいう風なが作ったみたいな楽器名機と呼ばれる楽器
あんなんでブラインドテストって呼ばれるやつなんですけども実はですね あれプロの人でも外すことが結構あったりするんです
これ面白いですよねあの人間の耳っていうのはね 実は耳だけで聞いていないってことがわかってるんですよ
例えばですねまあなんかこうバイオリン音聞きますよね で
実はこのバイオリンは明記なんです 値段は3億円します
あと200年前に作られてますみたいなねこういう風な余分な情報を与えられた瞬間ですね 脳が音を補正するんですよね
つまり音っていうのは耳でもちろん聞いてるんですけれども 脳みそで聞いている部分っていうのが結構多かったりするんです
だから音は実はですねあの客観的に聞いているようで実は主観的に聞いている部分 っていうのが結構多いようないうふうなことを言われています
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あとですねもっと面白いのがですね人間のあの音の記憶っていうのは実はかなり 短いというふうに言われています
まあなんか a っていう音を聞いてね でちょっと時間経ってから b っていう音を聞くと
なんか先の方が良かったよねみたいな話よくあるじゃないですか そんなんやるんですけども実際のさっきの方が良かったっていうさっきの音っていう
のが実はかなり曖昧なんですって あのだからねブラインドテストまあその目隠ししてやるテストの場合は実はこう思った
ほど差が出ないということがあります あとプラスですね音っていうのはこの固定されたもんじゃないんですよね
例えば冒頭で言いましたよね僕いつもと違うところでやってますからって これいつもと違うところでやってるんで多分今皆さんが聞いてる音ってちょっと違うと思うん
ですよ 何が違うかっていうと例えば部屋の大きさが違います
あと行けの材料が違ってくると音も全然変わってきます ホールで言うと客席に座っているお客さんの数ですね
例えば同じ300人のホールでもいっぱいのお客さんなのか 全然入ってんのかによってもやっぱり変わってきます
あと当然なんですけども温度とか湿度によっても変わってきます 全部ねこれ音に影響してくるんですよね
例えばピアノで言うとですね同じピアノ同じ環境でもですね 弾く人が変わったら当然出てくる音が違うんですよ
これ不思議なもんでねやっぱり弾く人の例えばその腕の太さ めちゃめちゃ腕が太い人でガーン弾いた時の音と細い細い
例えば小さいお子さんとかでもいいですよ 小さいお子さんがジャーンって弾いた時の音というのは当然同じピアノでも出てくる音は違いますよね
あとですねあの聴いている人の体調その日の体調 これはあくまでも聴いている人ですけども
もちろん弾いている人の体調によっても違いますけどね 聴いている人の体調にもよってもやっぱり違うんです
違って聞こえてきます実際僕ら調律ピアノの調律行く時にね 風邪ひいている状態で聞く音と普通の時に聞く音っていうのはやっぱり全然印象が違うんですよね
やっぱり風邪ひいている時ってやっぱり良い音でまとまらないような感じがします なのでねこれって面白いもんなんですけども
良い音っていうのはこういうもんですよっていう単体ではね実は存在してないんです いろんな要素が噛み合って良い音だよねっていう風になってるんですよね
じゃあね高い楽器さっき言いました3億円の楽器っていうのは良い音じゃないんでしょって 聞く人の体調とか状況によって変わるんでしょ
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良い楽器高い楽器っていうのは意味がないんですかというとそれはそうじゃなくてですね 例えばあの瞬間の聞き比べクイズ3億円のバイオリンと1万円のバイオリン
なんか1曲の1節だけピアッて弾いてどっちが高いですかみたいな そんなんでは確かにわかりにくいかもしれないんですけどもその3億円の楽器が持っている
例えば音の伸びサスティンですね広がりの音とか あと弱音のコントロールピアニッシュもです
あとずっと弾けるとかね あと当然ですけど弾きやすさとか
あと大きなホールで行った時1000人ぐらいの2000人ぐらいの3000人ぐらいの大きなホールで 弾いた時の音の飛び方
小さい音でも客席の後方まで音が届くみたいな こういう風な楽器としての総合力っていうのはやっぱり3億円の楽器と1万円の楽器では
おそらく差はきっちり出ると思います こういうのがクイズで当てられるかどうかっていうのはまた違うんですよね
クイズで出る音でそれが当たった間違ったっていうのと楽器の価値っていうのは イコールではないんです
本当その瞬間だけ切り取ったクイズと楽器の実力っていうのは全然違うものなんですよね まあ今日の話耳の話をさせていただいたんですけれども
まあ今日の話でねあの言いたいことっていうのは まあ耳っていうのは当てにならへんよっていうこともあるんですけれども
実はそうじゃなくて耳っていうのはね不思議なんですよね 面白い部分なんですよね結局耳って単体で聞いているわけじゃなくて耳を通して
脳みそで理解している部分がある だから耳は耳だけの音ではなくてやっぱり目から入ってくる情報とかその音以外の情報に
よってやっぱりこう付加価値が変わってきて耳って騙されるんですよね まあ逆に言うとですね耳っていうのは育てることもできるんです
だから良い音を聞いてでそれを聞くことで耳って育つんですけれども 良い音を出すっていうのがまあ楽器としてね良い音を出すっていうのが大事なんです
けれども その良い音をちゃんと聞く耳聞ける耳っていうのを育てることっていうのが大事ですし
多分それこそが音楽の本質なんかもしれないなぁというふうに思うんです 演奏家の人ってねあの全然聞けない耳を持っているわけじゃないんですよ
やっぱり良い演奏家っていうのは当然良い耳を持っているので やっぱりこの耳を育てるっていうのが多分音楽の本質なんちゃうんかなというふうに思うんですよね
テレビでやっているクイズを楽しんでいただくのは全然いいと思うんですけども あれは全然別物です
それよりも音とか音楽とか楽しめる耳を持つことっていうのが大事なんじゃないかなと そんなふうに思ったので今日のお話とさせていただきました
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音楽でこの街の笑顔を増やします 平瀬楽器の平瀬智樹でした