1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. 玄関置きピアノが元気な理由
2025-11-24 12:14

玄関置きピアノが元気な理由

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


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サマリー

玄関に置くピアノの環境について、温度変化がピアノに与える影響とその理由を詳しく説明しています。特に急激な環境変化がピアノに最もストレスを与えることが語られ、床暖房などの問題点にも触れられています。ピアノを適切に置く環境の重要性が強調され、特に床暖房のリスクについて注意喚起されています。また、楽器店と相談しながら適切な場所を選ぶことが推奨されています。

ピアノの環境について
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。 今日は、玄関置きピアノが元気な理由というお話をさせていただきます。
季節が結構変わる時期に、ちょこちょこと相談をいただくことがあるんですけども、 寒気と環境についてのお話なんです。窓開けっぱなしにしたり、寒い場所にピアノを置いたり、どうなんの?
これね、実は意外と誤解が多かったりするんですよ。今日はそんなお話をしたいなというふうに思います。
この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノごと、教室のごと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。 はい、というわけで本日は11月の24日月曜日。
月曜日はピアノの耳だよということで、ピアノのお話をさせていただく日でございます。
今日は窓開けっぱなし問題とかね、寒いお家の問題とか、あと床暖房の話、そういうふうな環境の話をしようかなと思うんですけれども、
ピアノを置いている環境において、例えばその今ね、昨日からうちにストーブ実は出してるんですけども、ストーブを出すとどうしてもこう
不完全燃焼というかな、灯油の匂いするじゃないですか。それが嫌なので窓を開けて換気したりしますよね。
でも窓をずっと開けているとですね、外のこの温度がガッと冷たい空気が入ってきて、お部屋の中が急に冷えたりしますよね。
外気の温度とか湿度が室内を直撃するんですよ。変化をね。
ピアノって皆さんなんとなく分かると思うんですけども、寒いとか暑いとかあかんっていうふうに思ってらっしゃると思うんですね。
でも実はこの寒いとか暑いとかいうことよりも、ピアノが苦手なのは急激な変化なんですよ。
特にこの時期、朝晩ねやっぱ冷えるじゃないですか。日中はお家の中が暖かかったりするんで、意外とこの温度差の変化がねめっちゃあって、ピアノには割としんどい時期なんですよね。
僕、長寿行かせていただいているお家の中で、ちょっとね2軒ほど特徴的なお家がありまして、田舎のお家でね、玄関ガラガラって開けたら、
いわゆる玄関ホールの部分がすごい広くって、玄関って感じじゃないんですね。玄関ホールがもろおかの一部みたいになってて、そこにピアノがボンと置いてあるお家があるんです。
本当に田舎の方のお家、大きなお家なんですけども、そこってね、全然寒いんですよ。年から年中寒いんですけども、楽器の状態意外といいんですよね。
でもう一個、縁側にピアノを置いてらっしゃるお家があるんですよ。もちろん縁側って言っても、外に窓があるんです。ガラスの引き戸があってね、大きな窓があって、そこを開けてしまえば、いわゆる縁側になるんですけども、縁側、のろおかの部分にピアノを置いているところがあります。
そこも、言ったら薄い窓1枚だけなんですよ。なので寒いっちゃ寒いんです。年から年中寒いんですけども、でもね、状態は意外といいんですよね。
これね、やっぱり2つ考えてみると、なぜかなっていうところを考えてみると、やっぱりね、気温の変化が少ないから、年間を通して気温の変化が少ないからなんです。
基本的にずっと寒いままで、ずっと安定してるんですよね。なのでこれは実はピアノにとっては落ち着く環境なんですよね。
一番しんどいのは、やっぱり変化が大きなお部屋ですね。例えば、日中が暖房でぬくぬくしてて、夜は一気に冷えるような環境。
あとは、換気のために長時間窓を全開にするような環境。で、また1時間ほど開けとって、パッと閉めて、またガンと温めるみたいな、そういうのになると、やっぱり温度の変化が大きいんですね。
上下がすごく大きくなる。あと、貸し付きとか使ってらっしゃる環境でも、付ける日があったり付けない日があったりすると、やっぱり湿度のオンオフがガチャガチャになったりするんですよね。
要はこういった忙しい環境が、やっぱりピアノにとって一番濃くですし、ピアノが濃くということはどうなるかというと、例えば調律が狂いやすくなったりとか、調整が狂いやすくなったりします。
あと、最近だとですね、床暖房のお家が結構増えてきていますよね。床暖房はやっぱり効率いいんですよね。お家全体がすごく温まるからポカポカしていいと思うんですけれども、床暖房はね、ピアノほんまにあかんのんですよ。アップライトピアノは特にあかんのんですよ。
本当にピアノが苦手な暖房の代表と言ってもいいかもしれないです。床暖房。あれね、ピアノの下からずっと乾燥状態をかけられているようなのと一緒なんですよね。
なので、底板がまず乾燥するじゃないですか。胸板が乾燥するじゃないですか。もっと中に入っていくと、アクション部分ですね。フェルトとかクロスとか、いわゆるそういった布の部分が乾燥して、そのあたりが乾燥して乾燥するということはね、カサカサになっていくということは、中に入っている軸のピンとかも自由に動いちゃうんですよね。
そしたら鍵盤を押しても横に揺れたりするとか、そんなことが起きるんですよね。だから床暖房っていうのは本当にピアノにとっては地獄で、絶対いいことないんです。人間にとってはすごいいいんですけどね。
ピアノに最適な環境
なので、もし使われるのであれば、お部屋がね、そのピアノを置いている部分が床暖房を切り分けできるのであれば、そこは使っていただきたくないですし、温度管理を徹底、なるべく低い温度で一定していただくっていうのがいいと思います。低い温度で一定しちゃうと、床暖房の魅力が全くなくなっちゃうんですけども。
あとは、ピアノの下に断熱マットみたいなものがあるので、そういうのを置いていただくようにすれば、床暖房の影響は少なくなるかなと思います。それでもやっぱりありますけどね。一番いいのは、床暖房があるような人間にとって快適な場所にピアノを置かないっていうのが一番いいかなと思います。
一番ピアノがいい、ピアノにとって一番好みな環境っていうのは、ゆっくり変わる場所なんですよ。だから暑いところ寒いところが苦手っていうわけではなくて、変化の幅が大事なんです。とにかく急激な変化を避けることが大事なんですよね。
先ほど言いましたように、朝が寒くって急に温まる環境とかがやっぱり苦手なんです。今でいうとリビングとかは、朝寒いじゃないですか。一番に起きてきた人が暖房を入れて急にガーンと温まって、そこから人間が折れる環境になるっていうのがよくあるパターンだと思うんですけども、こういうのあんまりピアノにとっては良くないんです。
もちろん一緒に住んでいる人間が優先なんで、暖房をつけるなとは絶対言わないんですけども、可能であれば暖房はゆっくりゆっくり気温を上げていく、室温を上げていくような設定にしていただくとかね。あと冷房に関してもそうです。夏場の冷房もガンガン冷やすんじゃなくて、少しずつ冷房で気温を下げていくみたいな感じがいいかなと思います。
換気に関してもそうですね。ガーンって全部開けちゃって、全部窓を開け放して、もう一気に換気するんじゃなくて、やっぱり少しずつ開けるとか、少しずつ閉めていくとか、極端にしない、ゆっくりさせる、安定させるっていうのがやっぱりキーワードかなというふうに思います。
ピアノを置く場所っていうのは結構皆さん考えていただいてて、西日が入っている場所とかは直接光が当たっちゃってね、気温が上がってしまう、ピアノの温度が上がってしまうから良くないんじゃないですかとか、あと北向きの部屋は寒いから良くないんじゃないですかとか、よく言われるんですけども。
それは練習する人にとったら寒いところの部屋ってあんまり良くないんです。指も動きにくいですし。だから本当はそこは考えていただいた方がいいと思うんですけども、実は寒い場所っていうのはピアノにとってNGっていうわけではないんですよね。
何がNGかというと変化の大きい場所になります。これがピアノにとってしんどい場所になるんですよね。そこの誤解が結構あるので、ピアノをこれから置く場所を考えていらっしゃる方はぜひそういうことを考えていただけたらなというふうに思います。
床暖房。床暖房は本当に乾燥のリスクが大きいので、これはちょっと対策を考えていただきたいなと思います。床暖房をしているのに使えないっていうのが一番悲しいんですよね。
過去にあったんですけども、ピアノの先生がね、グランドピアノを買っていただいたんですけども、そこを新築のお家だったんで、床暖房を入れてたんです。でも図面見していただいて、ちょっとここの床暖房なんとかなりませんかねということで、急遽そこを床暖房をやらないってことにやったことがあったんですね。
もし新築とかリフォームでピアノの置く場所を考えてから、合わせてピアノを買うとか、ピアノの移動をするとか、そういうことをされているようであれば、良ければ一度そういった図面とかそういったプランを楽器店の人にお話ししていただいてもいいかと思います。
今はもう本当に床暖房に対するリスクって僕ら一番知ってますんで、まず見せていただいたらヤバいですよっていうのを言えますからね。それを内緒にしているわけではないですけども、言わなくていいだろうと思って進めちゃうと、ピアノにとって大ダメージを与えることがあります。
そういうのはあらかじめピアノを置く環境の相談っていうのは楽器店の人にしていただいてもいいんじゃないかなっていうのが今日のまとめでございます。ピアノの置き場所っていうのはちょっと注意していただいて、色々ピアノにとって一番良い環境を作っていただければなというのと、言うてもやっぱり人間が優先なんでね、そこまで我慢する必要ないですよっていうのを添えて今日は終わりたいと思います。
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それでは、また明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。ひらせ楽器のニラテトムキでした。
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