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おはようございます。平瀬楽器の平瀬トモキです。MORNING NOTEにようこそ。
今朝は、指揮者も司会者も悪くないというお話をさせてもらいます。
MORNING NOTEは、兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話しています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加いただければと思います。
今日は土曜日ですよね。お休みの方も多いのかもしれませんが、通常運転でMORNING NOTEを出させていただきます。
はい、というわけで今日土曜日なんでね、里でフリートークというお題で、フリートークをする日なんですけども、
何を話しようかなとぼんやり考えてたんですけど、
昨日、イベントラボのところで、現場監督、舞台監督、ステージマネージャーのお話をさせてもらったじゃないですか。
それをしてから、なんかぼんやり過去のことをいろいろ思い出してたんですけども、
僕の現風景というかね、そんなのが思い出されたので、これはちょっとお話ししとこうかなということで、
昨日の続きみたいなお話になります。
今からね、大体20年ぐらい前、僕が社会人の吹奏楽団に団員でいた時の話です。
クリスマスやったか、なんか定期コンサートか、なんかわかんないですけど、
なんせ本番の日の話、コンサートの日の話なんですけども、
当時ね、外部からプロの司会者さんを呼んで、当日だけ来ていただいて、司会進行していただくというスタイルでした。
大体どこもそうやと思うんですけども。
一応台本も作って、進行表も作って、朝から打ち合わせはしているものの、
その司会者の方はその日だけなんでね、当然曲もよくわかんないままやってるわけです。
本番始まって、あるプログラムの最中なんですけども、
2曲続けてお送りしますってよくあるじゃないですか。
2曲続けて演奏する予定だったんですね。
でもですね、1曲終わって、指揮者が段取りをね、ちょっと忘れてしまって、
司会が出てくるのを待ってしまったんです。
2曲連続で演奏するから、司会出てこないんですけどね。
で、あれ出てこーへんなと思って、舞台袖の方をチラッと見る指揮者と、
その舞台袖で控える司会者が目当てしまったんですね。
そうなるとどうなるか。
司会者が、あれ?私間違ってたんかなと。出なきゃってなって、慌てて登場。
でもね、そっから紹介したんが、その次の次の曲、要は3曲目の曲を紹介しちゃったんですよ。
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なので、舞台上も客席もちょっとしたパニックみたいな感じになりました。
当然っちゃ当然ですよね。
で、その時僕は楽団員として楽器持って舞台上にいたんですけども、これはまずいなと思ったんです。
当時ね、またその古い会館ホールやったんで、ホールのスタッフさんというのもついてないんですよ。
なので、舞台袖には司会者さん1人、状況を見てる人とかコントロールする人がいなかったんです。
これは誰かが舞台袖で全体を見たからあかんなと思ったわけです。
じゃないと、このわざわざ来てもらっている司会者さんを守れないですし、聞きに来ているお客さんもちょっと残念な思いをさせてしまう。
そういうふうに思ったんですね。
で、それ以来、本番だからこそ舞台袖にいるようにしなきゃいけない。
全体を見るようになりました。
やっぱりこの時の経験がね、今の自分のベースになっているような感じがするんですね。
で、やっぱり今だからこそ思うんですけども、司会者も指揮者も悪くなかったと思うんです。
もちろんトラブルはあったんですけどね。
問題はですね、その全体を見て判断する人がいなかった。
これがやっぱり一番の問題。
だからイベントとかコンサートってね、そういう見守る人がやっぱり必要なんやなって感じたその約20年ほど前の出来事でした。
これがあったからこそやっぱり僕は袖にいなきゃいけないと思いますし、
やっぱりいてもね、基本的に何もすることないんですけども、何かあった時に守れる人がいないといけない。
そういうふうに思ってるんです。
だからあの時の経験ってすごい大きかったなぁと思います。
なんかね、忘れられないんですよね。
当然みんな正しいと思うじゃないですか。
だから指揮者の人もなんで出てこーへんの?っていぶかしげな目をしている。
で、え?って思ってバタバタ出てきた司会者の様子とかね。
あれをなんで守ってあげれへんかったんかなぁってすごい今になって思うんですよ。
まあ僕はそこにはガキ吹き取ったから当然できないんですけども、
やっぱね、あれと同じことをしちゃいけないなと思ったんで、
やっぱりステージマネージャーとか舞台監督っていう仕事の大切さっていうのをめちゃめちゃ思ってますし、
今でもやっぱり繰り返しそこらへんは感じています。
まあね、そんな役割の大切さに気づかせてくれた。
本当にあの日の出来事は大きかったかなというふうに思います。
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昨日のお話のね、ついででちょっとこの日のことをパッと思い出したんで、
お話ししとこうかなと思ったんですけども、
今日はですね、これから11時から、
今日リアル11時からミートフェスという肉のお祭りがあって、
これも屋外でコンサートがあるんですけども、
コンサートじゃないな、いろんな人が都会一回出る舞台があるんですけども、
こういう時も結局前の回とかその前かな、
だいたいこういう主催者の人が誰か横についてくれればいいんですけども、
ほぼほぼ誰もつかないので、
こういった時は我々音響さんと司会者さんとで相談しながら舞台を進めていくことになります。
これが音響さんもいないとなると、結局司会者さんだけで進めないといけないので、
これって結構大変なことなんですよ。
だからやっぱりね、繰り返しになりますけども、
誰か袖にいないといけないんですよね。
今日は多分ね、そんな問題はないと思うんですけどね。
はい、というわけで、
今日はもうね、今からちょっと出かけないといけないんで、
若干短めで終わろうかなと思うんですが、
そんなわけで、昨日と今日と続けて聞いていただいた方は、
なんとなく僕らがやっている仕事の部分、重いというかね、
そこを少し感じていただけたのかなと思ったりもしています。
はい、というわけで最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
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それでは今日は土曜日、お仕事の人はお仕事で、お休みの人はゆっくりお過ごしください。
では僕はこれから現場に行ってまいります。