00:05
はい、おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、「司会が下手だと、イベントってこうなる。現場からのリアルな話。」というタイトルでお話をさせていただきます。
はい、このMORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りとか動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話しています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。
ただいま、YouTubeとインスタでライブ配信をしております。
また、アーカイブで聴いていただいている方、スタンドFMで聴いていただいている方もあると思うんですけれども、
また、いいねとかコメントとかで参加していただけると大変嬉しいです。
ぜひぜひよろしくお願いいたします。
はい、というわけでですね、今日は金曜日はイベントラボフライデーということで、
今日はですね、イベントの司会のお話をさせていただきます。
これが本当にどれだけ大事なのかというお話をしたいなと思います。
ちょっと前の平瀬楽器のYouTubeチャンネルでですね、音楽クイズってやってるんですけども、
そこで舞台用語クイズということで、MCって何?っていうやつをやったんですけども、
MCって何の略か皆さんご存知でしたでしょうか。
MCとはですね、マスターオブセレモニー。要は会を、イベントを司る人なんですよね。
イベントの司会って原稿読むだけの人やと思われがちなんですけども、実は実はそんなことなくて、
その会を司る人なんですよね。空気を整えるプロみたいな感じのイメージですかね。
会場の雰囲気だったりとか、出演者の表情、お客さんの反応を見ながら、
そのバーの空気とかバーの間をコントロールする、そんな役割をする人です。
単なる原稿の読み手ではなく、単なる進行役っていうだけではなく、空気作る人なんですよね。
だからね、誰でもいいってわけでは絶対ないんです。本当に大事な役割なんですよね。
過去にもこの金曜日お話ししていると思うんですけども、
僕ら音響マンっていうのは特にその地域のイベント、屋外イベントなんかでやるんですけども、
MCさんと一緒になってイベントを動かすなんてことがやっぱりよくあります。
なのでね、こんなMCさんに助かるっていうのがあるんですけども、
どんなMCさんかというと、音響、我々音響さんとか、
あと舞台の人とかとのアイコンタクトができるMCさんっていうのがいらっしゃるんですね。
よくわかっていらっしゃる方、そういう方は本当に安心感がすごいんですよ。
信頼できるというかね、わかってるなって思う人がやっぱいます。
03:04
他にもですね、例えば出演者がちょっと遅れてしまってね、
うまく繋いで時間調整してくれるような人、
あとそういう場合なんとかしようと踏ん張れる司会者さん、
これは本当にやっぱ安心感があります。
言ってもね、それは司会者の仕事ではないんですよね。
進行役という人がいるんであれば、中にいるんであればその人がうまくなんとかしなきゃいけないんですけども、
何かの影響で舞台の進行が遅れてしまった、乱れてしまった場合、
なんとかしようと踏ん張れる司会者さんというのはすごいなと思います。
ちょっと客いじりでもしてきますわみたいな感じでね、
舞台に行っちゃう人もいるんですよとか、そういう人ほんますごいなぁと思いますね。
要は台本がない状態でも何らか自分のトークで間をつなげる人ってことですよね。
逆にこんなMCちょっと困るよなっていうのが、
原稿しか目が行ってなくてですね、タイミングとか空気が全く読めない司会者さん、
台本読んだら終わりっていう人がやっぱりいらっしゃいます。
あと当然なんですけども、そういう方ってイレギュラー対応が全然できずにパニックになってしまう。
パニックになるだけじゃなくて、もう本当にステージから降りてきてしまう人がいるんですよね。
僕らはやっぱりステージに出れないじゃないですか。
要はその舞台とお客さんと繋ぐ人が司会者なわけで、
その人が舞台からいなくなっちゃうとやっぱりね、お客さんも含めて現場がバタつくわけなんですよね。
それはやっぱり本当に困ります。
昔ね、やっぱり出始めというか経験が少ないような司会者さんと一緒に仕事をしたことがあったんですけども、
いただいた台本を読んで終わりになっちゃうんですよね。
なので舞台の準備全然できてないのに、もう降りてきちゃって、
次始まるの待ってるってお客さんみたいな感じで待ってるみたいなのがありました。
いやいやちょっと何とかしてよみたいなね、そういうのがやっぱりありましたね。
あと当たり前なんですけども、声が小さい、滑舌が悪い、こういうMCさんはやっぱりちょっと困るなぁと思います。
お客さんが置いてかれちゃうんですよね。
やっぱり言わなきゃいけない、伝えなきゃいけないことが伝わらないっていうのはやっぱり一番まずいことなんですよ。
これも過去の話なんですけども、キラキラ系のインフルエンサーっていうかそういう人が司会に選ばれたイベントの音響をしたことがあるんですけども、
まあ声が小さい。声が小さいし、さっき言ってたみたいに進行を理解していない。
いただいた台本にしか目が行っていない。ひどいもんでしたね。
たぶん経験値が少ないんだと思うんですけども、スピーカーの前を普通に喋りながら歩くんですよ。
06:05
そうなるとどうなるかっていうとハウリングするんですよね。
司会者だったらみんなご存知なんですけども、MCさんは絶対スピーカーの前でマイクは絶対使わないです。
なんでかって言ったらスピーカーから出た音をマイクが拾っちゃうので、それ聞いちゃうとまたハウリングするじゃないですか。
そんなん当たり前に知っておかなきゃいけないんですけども、
そのインフルエンサーの方はやっぱり経験値が少ないのでそんなこともご存知なかったですし、声も出ないですし、
もちろんマイクというのは声を大きくする機械ではあるんですけども、
ちょうど昨日の動画ラボでもお話ししましたけども、1しか出てない音ってどんだけマイクとアンプで100倍したって100なんです。
やっぱり10ぐらいの声が出ているとそれが1000になるわけでね、全然違うんです。
ここはね本当にこういうMCって困るなぁと思います。
あのなんだろうな、知名度があってやっぱある程度お客さんがついているようなインフルエンサーさんというのは、
例えばね動画とかでもちゃんと回し方を知っとるんですよね。
そういう方っていうのは多分安心して任せれると思うんですけども、
駆け出しのインフルエンサーさんみたいなのはちょっときついなぁって感じでしたね。
じゃあじゃあ実はですね、そのインフルエンサーさんもまあ言うたらプロではないじゃないですか。
プロじゃなくても司会者ってできる場合があるんですよね。
どんな人かっていうとやっぱその現場をよくわかっている人、そのイベント自体のことをよくわかっている人、
特にそのちっちゃい規模のイベントとかね地域のイベントなんかの場合は特に何を言うかではなくて、
どう進めるかとか誰を立てるかみたいなのがすごい大事になってくるので、
その場の現場をよく知っている人が司会するっていうのが意外と良かったりします。
例えばね笑いを取るとかではなくて、その安心感が伝わってくるとイベントの印象がグッと良くなるんですよね。
でまたこれ逆接的なんですけども、団体があるじゃないですかそのイベントをやってるね。
その中から司会者お前やれよみたいな感じで選んじゃうことがあると思うんですけども、
あの子おもろいからええですよみたいな感じで選んじゃうとかね。
そうすると具合悪いんですよ。
あと喋れるおもてる素人さんって意外と厳しかったりするんです。
まあ喋れないですよね。
あと同じところをそういう人ってねぐるぐる回ってしまいがちなんです。
僕も結構その癖があるんですけども。
同じことを結局ぐるぐるぐるぐる回ってしまいがちになっちゃうなっていうのがやっぱりあります。
素人さんってやっぱ厳しいなぁと思うんですけども、
その中でもイベントの意義であったりとかその場の空気を知っている人がやってくれるんであれば、
まあまあまあまあ安心できることもあるかなというふうに思いますね。
09:03
あとこれすごい大事なことなんですけど、声が出る人がやっぱりいいなと思います。
声出る人っていうのはミュージシャンなんかが多いんですけども、
ストリートミュージシャンやってる人とかねはやっぱ声が出ますし、
ストリートミュージシャンは歩いてる人を捕まえなきゃいけないんで、
そういう人たちに対しての声かけとかができるんですよね。
やってる人は普通のミュージシャンだけではなかなか難しいかもしれないんですけども、
やっぱり声が出る人っていうのは絶対的に強いなぁと思うので、
これからイベントやる時にどんなMCさん考えようかな、
でもそのプロのMCさん雇うお金ないわってなったら、
例えばそういう風なミュージシャンを使ってみるっていうのもいいかもしれないですね。
この流れで言うべきかどうかわかんないですけども、
落語家さんとかね、僕らよく一緒に仕事するんですけども、
落語家さんっていうのはすごくいいです。
お祓いっていう意味でもいいんですけども、やっぱり空気を捕まえるプロなんで、
あの人たちは。やっぱりああいう人たちはすごいなぁと思いますね。
そういう人たちを使ってもらったら、イベントがね、
シュッと背骨が一本通るみたいな感じのイメージになりますね。
やっぱり司会者がちゃんとしてるとね、全然違いますんで、
これからイベントやろうかなーっていう人は、
絶対何かしらのちゃんとした司会者を入れられた方がいいかなという風に思います。
今日はですね、MCの力についてお話をしましたけども、
やっぱりイベントをうまく回したいなら、誰に進行を頼むか、
司会を頼むかって、やっぱり真剣に考えていただくっていうのがめちゃめちゃポイントになります。
平瀬学園がやってますね、イベントラボトライアングルっていうところでも、
MCの派遣とかもやってるんで、
何かこう相談がある方は是非是非言っていただけたらなという風に思います。
はい、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
この番組の感想とか音楽、レッスン、動画、イベントに関するご質問、ご相談は、
平瀬楽器の公式LINEで受け付けております。
LINEの検索画面で平瀬楽器と入力していただくと、
平瀬楽器のサンダーセンターっていうアカウントが出てきますので、
それを友達登録していただいて、相談なり質問なりね、
今日のMCの相談でもいいと思います。
送っていただければ嬉しいです。
そこにですね、モーニングの音聞いたよと書いていただけると嬉しいので、
是非是非よろしくお願いいたします。
最後に告知なんですが、
マイベストというサイトがありまして、
何か色んな知識が書いてあるサイトなんですけども、
そこで鍵盤ハーモニカのケースについての記事があるんですけども、
そこの記事を監修してくれと言われまして、監修させていただくことになりました。
僕の書いた文章じゃないんですけども、
名前とかプロフィールがチョロっと載っているので、
よかったら見ていただければなと思います。
マイベスト鍵盤ハーモニカケースみたいなのを検索していただくと、
12:00
出てくるんじゃないかなと思いますので、
是非見てやってください。
そんな別に大したこと載ってないですし、
鍵盤ハーモニカのケースのことなんでね、
普通の人はそんなにいらないかなと思うので、
是非是非見ていただければと思います。
お、なんかコメント来てますね。
いちこさん、おはようございます。
ありがとうございます。
毎朝こんなことしてるんです。
またよかったら聞いてください。
今ちょっと終わるとこなんでね、ごめんなさいね。
終わります。
えーと、金曜日ですね。
明日土曜日は里でフリートークということで、
明日フリートークをお届けする予定です。
何をお話しするかまだ決まってませんが、
まあなんやらね、考えてお話ししたいなと思っておりますので、
また明日の朝もモーニングノートでお待ちしておりますので、
よかったら是非聞いていただければ嬉しいです。
それでは、今日金曜日、いい一日をお過ごしください。
今日はね、僕ね、ちょっと休みいただいてるんですよ。
ちょっとゆっくりさせていただこうかなと思っております。
では皆さんはお仕事頑張ってきてください。
いってらっしゃいませ。
