1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. バーと旅館とお寺の話
2025-07-27 13:09

バーと旅館とお寺の話

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


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サマリー

このエピソードでは、音響の仕事に関する経験をもとに、バー、旅館、そしてお寺での音響工事について解説しています。また、有馬温泉の老舗旅館や新築のお寺の音響システムに関する具体的な業務内容や工夫についても触れています。音楽を通じて人々の気持ちを動かすことの重要性や、音響に関する専門性についても語られています。さらに、音楽イベントや楽器販売に関する最新情報も共有されています。

00:07
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日は、バーと旅館とお寺の話、という話をさせてもらいます。
いったい何の話だと思いますか?
バーと旅館とお寺の話です。
MORNING NOTEは、兵庫県三沢市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分くらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加ください。
今日は、日曜日ということで、音のひと品です。
私が最近関わっている、ちょっと意外な音の仕事についてお話をします。
平瀬楽器というのは、楽器屋さんで音楽教室をやっています。
音楽教室とか、楽器の販売以外に、音響のお仕事もさせていただいています。
これを聞いていただいている方は、皆さんご存知だと思います。
コンサートの音響とか、配信の音響とかもしています。
地域の方にとっては、平瀬楽器が音響の仕事をしているのは当たり前だと思うのですが、
実は、楽器屋さんは音響屋さんではないので、そこは完全に明確に分かれているのです。
実は、楽器屋さんは音響をしないのです。
簡単な機材を持っていたりするところもありますが、
大体、なんちゃって音響屋さんが多いのです。
私もなんちゃって音響屋さんだと思っているのですが、
うちぐらいの機材を持っているところはあまりなくて、
うちはどっちかというと音響屋さんの部類に入るみたいです。
なぜなら、音響というのは、特別に経験と知識がいる仕事なので、
うちでも大きなイベントの場合は音響屋さんを頼みますから、
それじゃなくて、できるものに関しては、ということでうちはやっているのですが、
とにかく音響の仕事と楽器屋さんの仕事は明確に分かれていて、
楽器屋さんはそこの領域にはあまり入っていかないというのが現実です。
でも、うちの場合はやっているのですが、
今日のお話は、そこから派生してきた仕事のお話です。
店舗の音響の仕事に、ここ何年か関わらせていただいています。
バーの音響工事
最近でやらせていただいたのが、バーの新築工事のお話がありました。
この辺りで一番いい音にしたい、一番いい音のバーにしたいというオーダーがありまして、
図面の状態からなんですよ。
本当にスケルトンの状態からそこに行って、いろいろお話しさせていただいて、
この辺にキッチンができるので、本当にスケルトンなので何もないんですよ。
何もない状態でここら辺にキッチンができると。
この辺にアンプとかが置けるよねみたいな話からですね、
スピーカーをどうやって置くのか、どんなスピーカーを置けばいいのか、
当然ですけど設置の位置ですね。
あとアンプとの相性とかにもこだわっていろいろ作らせていただきました。
図面を見させてもらって、こういう風に配線したら一番効率いいよねとかね。
そんなのも設計師さんといろいろお話をさせてもらってできています。
もうできてそろそろ1年ちょっとぐらい経つのかな。
実際にバーの、そこのバーの音がめっちゃいいよねって言って、
お客さんが言ってるかどうかちょっとわかんないんですけども、
実際中がすごいおしゃれなお店なので評判いいんですよね。
だから嬉しいんですよ。
僕もやっぱあそこの辺で飲んでてね。
あそこうちがちょっと関わらせてもらったんよって言って、
連れて行きやすいのですごく嬉しいなと思っています。
バーの新築のお仕事をこんなさせてもらったんですね。
有馬温泉旅館の音響工事
去年なんですけども、この兵庫県三田市のすぐ隣に有馬温泉という
老舗の温泉街があります。
皆さんよくご存知だと思いますけども、その中で某、
これ名前も出していいって言われてるんで名前出しますけども、
有馬兵園の紅葉角栄っていうCMでおなじみの紅葉角さんのお仕事をいただきまして、
そこはですね、でっかいでっかい総合ホテルなわけなんですよ。
宴会場もたくさんあるんですけども、その中でたぶん一番大きいんかな。
300人ぐらい入る大きな大きな宴会場の音響工事を全部させていただきました。
スピーカーとかミキサーとかアンプとかを相入れ替えっていうのがあったんですね。
機材がね古くなってて、いろんな問題が出てはったんです。
ノイズとかね、ちょっと聞こえづらいところがあったりとか、
そんなんもあったり、あとですね、これDRやなぁと思ったんですけども、
スタッフに外国人の方が増えてきてて難しい操作を指導するのが大変やというのもあって、
じゃあできる限り操作が簡単にできて、その300人とかの規模でも扱えるような音響設備を入れようということで、
どんなミキサーを選んだらいいかな、どんなアンプを入れたらいいかなっていうところからずっと考えてですね。
とにかくスタッフの皆さんが扱いやすい、壊れにくいようにやる方法とか、
そんなんをあやこやいて考えて設置。
配線工事もね、ああいうところね、テンション高いんですよね。
そういう工事もさせていただいて、もちろんうちができないところは工事屋さんに一部頼みましたけども、
スピーカーも大きいのに替えさせてもらったりとか、そんなんして結構時間かかりましたね。
なんやかんやで2ヶ月くらいかかってたんやと思いますけども。
うちのスタッフが行って、僕もちょっと行って手伝ったりしましたけども、やらせてもらいました。
実際ね、有馬温泉っていうところはやっぱ古い旅館が多いので、こういった工事、喜んでいただけたんじゃないかなと思いますし、
これから増えたらいいなとちょっと思ってもしてるんですけどね。
お寺の音響システム
現在はですね、お寺の仕事がちょっと入ってきてまして、
お寺さんもね、結構大きな境内?境内ちゃうな。
法要するとかあるじゃないですか。本土、本土。
あそこでね、お寺さん法要とか法話とかされるじゃないですか。
そういうのにスピーカーとかマイクとかが必要なんですけども、
今回はですね、お寺の新築工事なので、もう最初から組み込みたいということで、
プラス、お坊さんがそういうの好きらしいんで、音響とかがお好きらしいんで、
こういうのを組みたいっていうリクエストがね、機材とかが来てるんですよ。
それを見ながら、これこっちの方がいいんじゃないですかねとか、
この広さだったらこっちのスピーカーの方がいいんじゃないですかねとか、
そういう風なアドバイスをしながら、機材の選定をさせていただいています。
ちょっとね、お寺の工事が結構伸び伸びになっているので、
もう本当やったら今年の7月ぐらいにできてるはずなんですけども、
今のところまだ全然で、一応仮組はできているんです。
この間見てきたんで、仮組はあるんですけども、ちょっとまだ全然何もないって感じで。
一応今年の年末ぐらいにはスピーカーとかつけれるかなーみたいな話を聞いているんで、
一応選定だけっていう感じなんですけども、
実際に選んでいただいたスピーカーシステムとかがすごいいいやつだったんで、
きっといい音で鳴るかなと思っています。
だからまあそれも多分今年の年末から来年明けぐらいに工事に入るんかなと思っているんですけども、
それも出来上がったらね、どんな音がするのか楽しみだなというふうに思っています。
なんでこんな仕事が来るようになったかと言いますと、
これはねコンサートとかイベントで音響をやっているのがきっかけで、
音響をやっているからできるでしょうって思った人がすごいなと思うんですけども、
実際の話として、こういった店舗の音の仕事っていうのは、
大工さんとか電気屋さんがされる仕事なんですけども、
実際は嫌がられる仕事なんですよね。
電気って結局、音って電気信号なんで電気屋さんでできるんですけども、
電気屋さんは音のことわからへんって結構すぐ言うんです。
鳴ればいいんやったらね、簡単なスピーカーでいいんですけども、
いい音って言われた時にやっぱりわかんないってなっちゃうんですよ。
音響の重要性
うちに声かけていただいたんですけども、
なのでこういった店舗の音響でいい音ってなった時には、
電気屋さんとか大工さんではやっぱりちょっとやりにくい仕事なわけなんです。
うちが音にちゃんとこだわってやってるかって言ったら、
そうでもないと思うんですけども、
それでもやっぱりある程度いろんな仕事を出させてもらってますので、
そこは信頼してもらえているのかなっていうのは嬉しいなと思ってます。
結局ですね、音楽やるにしても、そういった店舗っていう空間の中にしても、
人の気持ちが動く音っていうのがやっぱり大事やなと思ってますんで、
そこは共通してるかなと思うんですよね。
ただ大きな音が鳴ればいいっていうわけではないと思うので、
やっぱり聞こえやすさっていうのは意識しながらやるっていうのが音響の仕事だと思いますから、
例えばその300人の大きな宴会場であっても、
30人前から20人ぐらいの場合としても、
そこにいてる人が嫌じゃない音で耳に届く音っていうのを作るっていうのは、
まあ広い意味では音響の仕事ですよね。
だからそういうところに関わらせてもらえるっていうのは嬉しいなと思います。
楽器屋さんって言うとね、ピアノ打てたりギター打てたり、
そういうのをしてるって思われがちなんですけども、
音のことの専門家であるっていう風に思ってもらえたら嬉しいなっていうのは、
本当最近ますます思うんですよね。
何でも屋さんってあかんって、やっぱ専門になれって言うじゃないですか。
よくね、何でも屋さん、何だろうな、魚やったら何でも売ってますよじゃなくて、
もっとどっかに特化したものの方が強いよっていう風に言われますよね。
何でも売ってますわあかんって。
でもこの街で音のことといえばうちの名前が上がるっていうのは、
ある意味音の専門家ってことでしょって最近思うようにしてます。
もうピック1枚からあの宴会場のスピーカーまでできるっていうのは、
ある意味異質だとは思いますけども、
特にその業界の中でもね、うちは異質な存在かもしれないんですけども、
いろんな音楽っていうところの領域から一歩でも広げれるように、
今年もいろんなところに頭突っ込んでいけたらなという風に思っています。
今日はちょっとお仕事、うちがやってるお仕事のお話をさせていただいたんですけども、
来年もしかしたら今頃には全然違う仕事してるかもしれないですしね。
でも一応その音楽っていう領域からは足が外れないように、
そこだけは意識しながら、それこそ何でも嫌になっちゃいますからね。
音楽っていうところに必ず片足を突っ込みながら、
いろんな仕事に手を出していければなという風に思っておりますので、
面白い案件あればぜひお寄せください。お待ちしております。
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はい、というわけで今日日曜日、これからですね、創業150周年記念の
モーニングノートでティーチャーズコンサートが開催されます。
講師コンサートですね。
今日7月27日と来月8月31日の毎回1時と4時半の2回公演、2日間の4回公演になってます。
ありがたいことに今日の7月27日はもう早々にチケット完売ということで、
毎回100人ぐらいのお客さんが来られることになっています。
先生方の本気の演奏ね、僕も楽しみにしてますし、
多分生徒さんがね一番楽しみされてるんじゃないかなと思います。
先生めちゃめちゃ練習してますからね。
そういう姿ぜひ楽しんでいただければなと思います。
明日はそんな振り返りができたらいいなぁと思ってるんですが、
ちょっとねどうなるかわかんないですけども、
明日もそんな話できればいいなと思ってますので、
また明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
はい、では今日皆さん日曜日ですね、素敵な1日をお過ごしくださいませ。
今日も音楽とともに平瀬楽器の平瀬智樹でした。
ではでは。
13:09

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