ゲストの紹介
おざき
もりちゃん、おざきのThink too muchです。
もりちゃん
もりちゃんです。
おざき
おざきです。
もりちゃん
この番組は、10年来の友人、もりとおざきが、最近考えすぎてしまうテーマについて話すトーク番組です。
何事も自分には関係ないのに、それで腹が満たされるわけでもないのに、考えすぎてしまう私たち。
テーマは、自分、社会、過去、現在、未来と何でも、Think too muchの話を一緒に考えすぎたり、考えすぎを笑ったりしてお楽しみいただければ幸いです。
おざき
幸いです。
もりちゃん
さて。
おざき
もりちゃん。
もりちゃん
はい、何ですか。
おざき
今日は、奥側のゲストが来てます。
もりちゃん
え、おざき君、友達いたんですか。
おざき
ごくごく、わずか、存在します。
もりちゃん
ごめん、なんかトゲトゲ言葉を使ってしまいました。
おざき
よくないよ。
もりちゃん
すみません。
おざき
紹介します。
よしだ君です。
はい、みなさんこんにちは。
こんにちは。
おざきさんの友達、友達のよしだと申します。
よろしくお願いします。
もりちゃん
よろしくお願いします。
おざき
何友なの?
何友になるんですかね?
ガナ友でしょ。
ガナ友か。
もりちゃん
ガナ友ではない。
珍しいよ。人はガナ友がいないんだよ、普通は。
おざき
確かに。
何今日、ちゃんと会うというか話すの2回目だよね。
もりちゃん
あ、そうなの?
おざき
そうですね、1回目は大阪で会って、2回目なんですよ。
もりちゃん
よくこれ出ようと思ってくれたね。
おざき
いや、ほんとに。
仲間で。
ちょっとこう、出てくれるの?みたいな。
インスタで俺が、そう。
お誘いして。
そうなんだ。
もりちゃん
そんなシンクーマッチな人なんですか?よしだ君は。
おざき
そうですね、何かこう、何だろうな、劣学的なこと考えるのは好きで。
何かそういうのをストーリーとかにあげてたら、
ちょっともしかしたら同じ匂いを察していただいたのか。
何かこう、いつも聞いてますみたいなところから参加させていただく運びになりました。
もりちゃん
運びになったんですね。
運びになりました。
好きなことへの向き合い方
もりちゃん
嬉しいな。
おざき
よしだ君のインスタは、ご自身の漫画とかをあげてらっしゃるんですよ。
そうなんだ。
もりちゃん
拝見します。
おざき
どういう漫画をあげてるんですか?
ヤバい漫画ですね。
ヤバい漫画?
ヤバければヤバいほどいいからな、世の中に映るのは。
ちょっとまだね、そんなにあげられてないんですけど。
漫画とか絵を描いたりするのは昔から好きで。
そうなんですよね。
ちょっとイケメンの人では見せてないんですけど、
もりちゃん
本当にポンポンあげてるんで、よく見ていただいたら嬉しいです。
おざき
見ます。
闇というかね、深淵、人の深淵って感じだよ、なんか。
もりちゃん
深淵を覗いている時、深淵をまたってことですか。
おざき
そうですね。
もりちゃん
覗かれているからこちらを。
なるほど。
おざき
そんな吉田君の好きなこととかの向き合い方、そんなところ。
そうですね。
すごいリスナーとして聞いている時に、
この方々だったらどう答えるんだろう、みたいな気になってテーマにさせていただいたんですけど。
もりちゃん
試されてる。
おざき
そうなんです。
好きなことって、僕さっき言った通り、絵描いたり漫画を描いたりするのが昔から好きで。
なんですけど、だからといって美大に進んだり、イラスト系の仕事をしたりってわけではなかったんで、
いろんな人、皆さん、好きなこととどうやって向き合っているのかなっていうのがすごく気になってて。
好きなことってそもそもそこに行く前に、自分の好きなことって自覚してるのかなみたいな、表現がちょっと難しいんですけど、みたいなところが気になってて。
例えば森さん、森ちゃんさんとか、表現されてた時とかもあったと思うんですけど、
子供たちに夢みたいな、どんな風に引き出してたのかなとか、そんなのが気になってたりしてて。
みんなどうやって、自分これ好きだっていう風に認知するのって、どんな風にしてるのかなみたいなのが、ちょっと今日しゃべれたらいいなとか思って、このテーマに持ち込ませていただきました。
いいですね。
もりちゃん
教員だった時の話か。
確かにね。
めっちゃ難しいな、そう言われると。
おざき
すごく言い訳だけど、私高校生と一緒にいたから、大抵高校生って結構人間として固まってきてて、
もりちゃん
好きなことと、障害ある子たちだったりとか、
家庭の自助自就職しか選べないみたいな子たちも高校生として出会ったし、
おざき
結構、夢とか好きみたいなことだけを潤沢に考えられる状況というよりかは、現実とのバランスみたいな話をずっとしてたような気がする、思い返すと。
もりちゃん
悲しいね、もっと夢のことを話してあげられる大人のほうがよかったよね。
おざき
高校の先生ってそんなもんじゃない?
あんまり必要以上に関わってこなかった気がするけどな。
もりちゃん
いい意味でみんな子どもたちのことを結構尊重しているから、
意味の選択だよねっていうような距離感だったな。
で、そうだな、確かに。
おざき
今すごい自由な選択肢がたくさんあるっていう、
たぶん言うのもすごく幸せなことだっていうふうに思うんですけど、
その一方で、たくさんあるから、自分はどういうところが、ことが向いてるんだろうとか、
ありすぎてわかんなくなるじゃないですけど。
いや、そうね。
そうなんですよね。
それで自由だからやりたいことというか、
付け詰めたいこととかについて考えなくなってる自分に気づいたというか。
そうなんです。
なるほどね。
もりちゃん
迫られるものがないってこと?
おざき
そうですね。
もうこれだけやってりゃいいですよっていうふうに与えられたら、
もしかしたら違う意味では楽だったんかもしれないみたいなふうに。
なるほどね。
自由、よくこのテーマでも、このラジオでも言いますけど、
自由の経営というやつですね。
選択肢があるゆえに苦しむというか、これでいいかなと。
そうですね。
それで就職活動とかもなんとなくみんなが行く側みたいなんで、
選んじゃって。
そんな感じの人も多いんじゃないかなみたいなふうに、
ちょうど就活の時はそういうのを考えてて。
ちなみに吉田くんは今の会社、
どういう決め手なりロジックなり自分なりの開発をしてたどり着いたんですか?
そうですね。僕は結構軸はっきりしてた方じゃないかなと思って。
結構海外と関わりたいなっていう。
ガーナに行ってたこともあって。
っていうのと、あと建築をやってきたんで、
建築も活かしたいっていうので、両方とれるとこを選びました。
あの人だったら確かにかなり絞れそう。
それでも結構あると思うけど、だいぶね。
もりちゃん
そうなんですよ。
おざき
就活してないからさ、学生の時に。
もりちゃん
教員採用試験だったから、
就活と社会人の転職って結構、
自由度がかなり違うと思うから。
おざき
そうだね。
そうだ、就活する人すごいよね。
就活したいなとか思わなかった?大学。
もりちゃん
全く思わなかったの。
いや、そうだね。
いろんなあれで、私も多分自分に言い訳しながら、
おざき
教員採用試験があるからという感じだったと思うけど、
もりちゃん
部活、自分と向き合うこと、今でも怖いもの。
おざき
あ、そう。
もりちゃん
それはどういう怖さなんですか?
どうなんだろう。
自分を丸ごう。
おざき
すみません。
すごい就活の時に、好きなことをやったらいいよみたいな感じで、
アドバイスをたくさんいただいたんですけど、
突き詰めると、好きなことってまた別だったりするんですよね。
海外に行ったり建築をしたりするのも好きなんですけど、
好きではあるんですけど、本当に好きってなると、
学校と社会の選択
おざき
やっぱり違うこと、例えば絵を描いたりする方が好きだなっていうのもあって、
どこまで自分の好きだと思っていることに対して、
正直になれるかっていうところが難しいなって自分は思ってて。
ある程度道を進んじゃった時に、
好きなことってなんだったんだろうって振り返るのが怖い、
みたいなことがあるんじゃないかなっていう風に。
なるほど。
本当はそっちだったよな、みたいなことが。
もりちゃん
それは確かにあるな。
なんか、そうだな。
おざき
本当にその、原始の森原始時代の。
もりちゃん
森の原流のところからいくと、
いったい教員になりたかったのかっていうと、
おざき
けっこうそういうわけではないかったから、
もりちゃん
けっこう与えられたものだったんだよな、先生って。
だからそういう意味では、
私は本当に23、卒業するまで、学部を卒業するくらいまで、
真面目に自分がどうなりたくてとか、
考えたこと、
おざき
リトル森が何をやりたいかという声を聞くという姿勢を取ったことがなかったから、
もりちゃん
それがずっと怖いのかもしれないね。
おざき
なるほど。
もりちゃん
そういう意味では、リトル森の声を聞かずに生きてきているから、
今向き合おうとすると、
おざき
かわいそうで向き合えないのかもしれません。
森って、あれだっけ、教師家庭とかだったんだっけ?
もりちゃん
そうそう、教員養成家庭ですよ。
おざき
大学。
親とか。
もりちゃん
親?
おざき
家庭が。
もりちゃん
家庭ってそうね。
ハウス。
マイファミリーは、父母は別に教員ではないんですけど、
おざき
その周り、上とか親戚とかが教員が多い家庭です。
だから、大学、17とか16とか、
そのぐらいでもう、教育学部行くかって思うわけだよね。
それはなんか、なんていうか、
半ば、先生になるまでそれが目標っていうかな、
おざき
あるっていうのは、全然理解はできるわな。
まあ、就活、
なんか就活で絶対向き合わされるじゃない、
先生とか公務員とかに別にならん人とかは、
一旦ぶち当たるよね、そこの。
何で生きていくかなっていう。
もりちゃん
それどうやって落としていくの?自分の中で。
これは消去法で結構、
おざき
まずなんか、一応機械工学だったから、
メーカーだな、そこは大体決まってたけど、
最終的なアウトプットの商品とかが、
もりちゃん
自分がお世話になってたりとか、
おざき
ユーザーとして使ってるものじゃないと、
21歳くらいの俺は、
全くその会社に魅力を持ってなかった、感じなかったから、
B2Cだろうと。
その中でメーカーで、
機械とかは俺全然好きじゃなかったから、車とか。
そういうのじゃなくて、
こっから先がリアルな話で、
お金とか、
福利構成とか、
残業とかその辺を考えると、
好きなことと仕事の関係
おざき
意外と食品の機械、
技術系の採用は、
うかりやすいけど、
待遇もいいみたいな、
穴場触手みたいなので、
書いてあったから、
食品メーカーの技術職で一回絞るか、みたいな。
そこでも全然、
一回それでやってみるか、みたいな感じでやったら、
めちゃめちゃ進むやんってなったから、
一冊目で内定もらったとこに決めたって感じ。
そうなんですよ。
ムカつくよな、この話。
俺もめちゃくちゃびっくりした、その時。
大手とか、自分が知ってる会社に、
自分が入れると思ってなかったけど、
無料の宝くじあったら、とりあえず引くじゃん。
それは引くよ。
引かないとね。
俺めちゃくちゃ金なかったから、大学予編生の4月とか。
本当に、除菌残高5万円インカムみたいなのが結構続いてて、
就活するとバイトも入れないから、
インカムもなくて、
結構しんどいぞって思ってたら、
5月上旬くらいに内定もらったから、
これはちょっともう、辞めないとちょっと生活が、
もりちゃん
目の前のことで。
おざき
そうそうそう。
もうちょっとやってもよかったなって思うけど、
もりちゃん
あんま後悔はしてない。
ちなみに吉田君はなんか、
今もう社会人で一つ選んで就職しているわけだけど、
おざき
こうじゃなかったら、
もりちゃん
みたいな、
イフの自分はいるの?
そうなんですよね。
おざき
それも喋りたかったんですけど、
そこはそうではなくて、
結構今の状態に割と満足してて、
後悔するとしたら、
もりちゃん
もっと前じゃね?っていうのが思ってて、
おざき
本当に絵を描きたかったら、
絵を描く道を選んだら、
もっと前に選んどいたら、
よかったんじゃない?
っていうふうに思うわけですよ。
なるほど。
で、今の状態はすごく満足してるんですけど、
みんながみんな好きなことを仕事にしてるわけじゃないと。
ただ別にそれでいいんじゃないかなっていうふうに思ってて。
仕事として向き合わないといけないわけじゃないし、
趣味っていう逃げ場があるから、
いろんな顔を持ってやっていけるっていう、
それもすごいいい生き方なんじゃないかなっていうふうに思ってて。
で、今そうですね、僕は結構、
イフはあんまり考えてないですね。
教師との思い出
もりちゃん
趣味があるからこそみたいなのは、
おざき
どういうふうにそこにたどり着いたの?
そうですね。
結構会社とかで、
自分今発言逃したなとか、
言いたいこと言えなかったなみたいな思ったりしたときに、
それを僕は漫画のキャラに言わせるようにしてて。
へー。
いいね。
もりちゃん
まさにだね。
そうかな。
そうなんですよ。なかなか珍しいパターンだと思うんですけど。
おざき
いい消化の仕方だよね。それはこう、
芸術の、
なんか、なんていうの、なんだっけ、
中学生とかで、
道徳とかの時間に、
ストレスへの対処の方法みたいな。
7つくらい。
もりちゃん
やるよね。
おざき
幼児科とか。
そうそう。
タイマーとか。
最もいいのが、
消化。
消化。
スポーツや芸術などに、
そのフラストレーションを向けるみたいな。
超いいよ。
そうじゃん。
そうなんですよ。なんかこう、
言葉が2つ言わされるから、
どっちかがうまくいかなくても、
逆で趣味がいまいち乗り切れないなってなったら、
仕事に集中すればいいし、
仕事が上手くいかなかったら、
自分が本当に好きだってところで、
もう全部吐き出せばいいっていうので、
結構このハイブリッドな感じに、
すごく、
もりちゃん
自分としては、
いいやり方見つけちゃったかもしれないって思ってるんですけど。
それに、そこで気づいてるの、
おざき
ずるいなぁ、いいなぁ。
かっこいい。
もりちゃん
かっこいいなぁ。
なんか、
おざき
好きなこととどうやって、
他の人たちは向き合ってるんだろうな、
みたいなのも気になってます。
もりちゃん
私さ、ちょうど昨日ね、
教員時代の、すごく好きだった先生がいて、
で、その人はもう、
なんていうの、
いくつだ。
現役で1日働くところからは退いていて、
就難とかで働いてるんだけど、
なんか、本当に人間的に好きな人で、
で、なんか、
みなさんがご想像するような感じで、
けっこう理不尽なことも学校の中で起きたりとか、
なんか、責任ある立場になればなるほど、
けっこう物が言えなくなって苦しかったりとかあるんだけど、
そういう中で、
裏若き森ちゃんが、
けっこう大きい仕事を任されて、
あたふたしてるときに、
その先生だけが、
心の頼りだったようなとこがあった人なんだけど、
で、その人との学校は、
もう異動になって、
今と思ったら教員も辞めちゃって、
私は辞めちゃってるけど、
で、なんか、
縁があって、
まだその先生とは続いてて、
おざき
で、半年に1回ぐらいその先生の家に遊びに行くのよ。
もりちゃん
そうすると、
なんか、
おざき
壁いっぱいにレコードが並んでんすよ。
もりちゃん
その先生、別に音楽の先生とかだったわけじゃなくて、
体育の人で、
スポーツのおじさんっていう感じだったのに、
なんか、すごい量のレコードと、
なんか、
真宙管のアンプを自作してて、
なんか、
ほら、この音が違うだろう、
とかって聞かせてくれるわけ。
おざき
真宙管のアンプって作れんだな、
自分で。
もりちゃん
いや、ほんとだよ。
なんか、今となっては、
結構ね、
掘り出し物をすごい安く探してきたりとかして、
自分で作ってるって言ってたよ。
おざき
へー。
もりちゃん
結構むき出しなんだけど、
触ったら感電するぞとか言われて、
おざき
えー、みたいな。
そういう仕組みなん?
もりちゃん
いや、私も説明されたけど、
おざき
全く分かんなかったよ。
もりちゃん
でも、その先生の家に初めて行ったときに、
おざき
なんか、すごい腑に落ちて、
もりちゃん
なんか、もうマジで、
なんでこの人こんな成人みたいに、
なんか、まっすぐ正しいことをいつも言えるんだろうみたいな。
なんで愚痴とか出てこないんだろうって思ってたら、
なんか、こういう世界が家にあって、
こういうことに情熱を傾けてる自分もいたから、
ああいう顔で働いてたんだって思って、
早く教えてくださいよって言っちゃった。
おざき
なんでこんな世界隠し持ってたんですかって。
なるほど。
もうずっと知らなかったんですか、
そういうのが好きだっていう。
もりちゃん
なんかね、レコードが家にあるんだとか、
そういうことはチラッと聞いてたけど、
まさかそんなに、
なんか、ものが、すごいものを揃えてて、
なんか、うきうきして、
これはな、こうなってんだよって言って、
喋ってくれるほど、情熱があるとは思わなかった。
おざき
ああ。
もりちゃん
で、その先生も、学校とか職場では絶対見せなかったみたいな。
自己表現の方法
もりちゃん
これはもう別の自分としてるって言ってて、
まさかこんなにタイムリーにこの話をラジオでするタイミングが来るとは思わなかった。
びっくりしたんだけど。
おざき
これめっちゃいい。
すごく羨ましいなあって思ってる。
なんか、見せ場じゃないですけど、なんかそういうの大事ですよね。
もりちゃん
うん。
おざき
多分あるべきなんだと思うんだよなあ。
もりちゃん
そうじゃないと折れちゃう。
傾いちゃう。
おざき
ちゃんと使い分けるのって、逆にしんどくないかってちょっと、
思っちゃうとこあるけどなあ。
もりちゃん
でもなんかそれは結構、公務員だからっていうのもあるかもしれないけど。
おざき
なるほど。
もりちゃん
本当に仕事として求められたことをきちんとやっていく。
おざき
なるほど。
もりちゃん
っていうのと、そういうちょっとブレーキかけようかなみたいな、
そういうことは必要なくて、ただ自分のやりたいことだけやって、それを許す自分。
すごいその先生もそこにたどり着くまでに結構いろいろあったはずだと思うんだけど、
本当は体操選手だったんだけど、オリンピックに行くはずだった過去とかがあったらしく、
おざき
いろんなことがあってたぶんそこにたどり着いているんだと思うんだけどさ。
もりちゃん
あと思うのは、使い分け?
おざき
使い分けというより、たぶん自然に滲み出てくるものもあるような気がしてて、
きっとその先生も別にレコードが趣味であることとか、
オリンピックの手前まで行ってたとことか、別に隠しているわけではないというか、
自然とオープンに言っている部分もあったんじゃないかなっていうふうに思ってて。
その完全に切り分けた二面性みたいなんじゃなくて、
僕も結構職場で、絵俺めっちゃうまいよって言っちゃってるんだけど、
別にそこは隠し切ってうまく使い分けるというよりは、
自然にある程度オープンにしておくっていうスタンスが、
なんか最近は正解なんじゃないかなって思ってて。
そうだね。
完全に使い分けてると確かに大変そうだなと思うんですけど。
もりちゃん
確かにその先生も多分、やっぱその職場で出すタイミングないからね。
おざき
単純にないだけだね。
求められてるものに応えてる職場。
自分の時間っていうことだよね。
もりちゃん
だからすごいいいなぁと思うものの、
じゃあ何かあるかと言われると特になくて。
自分が。
私はね。おざきはどうですか?
おざき
気なこと。
そうですね。
もりちゃん
気なことというより、なんだろうね。
自分、なんか社会的でない自分というか。
社会的な動物。
おざき
なるほど。
もりちゃん
そうですね。
社会的な動物の大義語が思い浮かばないんだけど。
おざき
何か分かりましたね。おっしゃりたいことが分かりました。
やっぱなんか、何て言うんですかね。
俺って具体であんまこれやりたいとか、これ好きみたいなのがあんまないから。
もりちゃん
なんかこう、今自分がゼロのものを60くらいにしてる時が一番好きっていうか。
おざき
あーそうね。
そうそうそう。
もりちゃん
なんかトライアスロン4、5年くらい前に出たんだけど。
おざき
え?そうなの?
趣味としてのトライアスロン
おざき
言わんかったっけ?
は?
俺トライアスロン乾燥したことあんの。
もりちゃん
は?
なんなん君。怖いよもう。
おざき
これってなんかさ、変じゃん。
もりちゃん
変だよー。
おざき
その時の俺もトライアスロンってやってる奴頭おかしいよなって思ってて。
なんかバキバキの人っていうか、超マッチョっぽい人がやってる印象だから。
もりちゃん
さっきの先生トライアスロン選手だよ。
おかしいな人とは比べれないけど。
おざき
一回トライアスロンってなんか、やれたらなんか面白いな。
やってる自分なんかおもろいなっていうので。
調べてみたら半年後くらいに、その時11月とかで。
4月くらいに石垣島でトライアスロンあるみたいな。
5ヶ月くらいか。
まずルールとか、どんくらい走るんだとか。
それってどんくらい大変なのかとかを結構調べて。
意外と頑張ればいけるかどうかみたいな感じで。
だんだん現実味を帯びてくるというか。
天の上のものだと思ってたものが意外と頑張れば自分もなれるみたいな感じになってきて、やったらできたみたいな感じなんだけど。
もりちゃん
そこが好きなんだ、きっと。
そうそうそう。こういうことを結構繰り返してたくて。
おざき
今だと歴史ちょっと勉強したりとか。
そういうこと。
そういう意味で趣味。
本当に何にならなくてもいいというか。
そうですよね。カテゴライズされなくても。
これって言葉にできなくてもそういう挑戦みたいな。
そうそうそう。
そういう意味で常に違うことやってたいなっていうのはあるかな、趣味に関しては。
もりちゃん
確かにそもそも言えばこのラジオもそんな感じだしな。
おざき
ラジオやってる人なんて周りにいないじゃん。
仕事と趣味のバランス
もりちゃん
どういうことってなるもんね、一回。
でもなんか楽しそうだから、やってみるかって言って調べたら結構簡単そうにできたから始めたんだよね。
確かにな。
すごいな、それをしみじみ吉田くんがそこに重心を置くことの良さに気づいちゃってるのずるいな。
おざき
ちなみに吉田くんの仕事の中で、ここは普通に好きだな、楽しいな、みたいなアスペクトというかディメンションというか部分ってあるんですか?
え、なんて言ったらいいの?私だけが分かってないのか。
そういう側面ですよ。
ディメンションのこと側面?逆か、側面のことディメンション。
気にしないでくれ、これは。
もりちゃん
気にしない?どうやって?
おざき
気にしないでくれ。
分かりました。
でもめっちゃありますよ、それ。仕事は仕事で、絵は別に描かないし、哲学的なことは話さないんですけど、
海外とやりとりしてたり、大きいお金を動かすとかも携わったりできたりするんで、
そういう大金って言ったらですけど、自分が今まで触れてこーへんかったような、そういう世界と触れる。
ちょっと大きそうっていうのを今自分がやってるんだみたいなところは、すごくアドレナリンがすごい出てるとこなんじゃないかなって。
めっちゃいいっすね。
そうですね、あとなんか、結構僕は人と交流するのが苦手なんかなって思ってたんですけど、
意外と入ってみると、すごい同期とかとも話のチューニングがあるって言ったらちょっと違いますかもしれないですけど、
温度感もあってるし、こんな自分いたんやみたいな発見はすごいありますね。
へぇー。
だからなんか、仕事の方で僕はもしかしたら新しい自分を見つけてるかもしれないっていう。
うんうんうん。
でまぁなんか趣味の方では、なんかちょっとこう頑固な自分がまだいるというか。
まぁでもそれもそれで限定に変えれるかがいいのかなみたいな。
いいね。めっちゃいいね。なんかやっぱ今のこの頑固な自分っていうのが。
もりちゃん
いいね。いいよね。思いましたよ。
おざき
頑固な自分をその、こう、俯瞰で見れてる感じね。
もりちゃん
でそこの頑固さを許すこともできてっていうことだよね。
おざき
まぁ割とこう、仕事でやっぱ頑固にならず、まぁ割とこう、なんて言うんですかね、
それは違うやろみたいな反論はあんまり持ってなくて、
ただ別に仕事に興味がないとかではなくて、
全然こう、なんて言いますか、僕なんてまだ入って全然立ってない人間なんで、
海外の駐在行ってたり、すごい大きいお金を動かしてる人らのことはもちろん聞きますっていう姿勢がすんなりできてるのは、
たぶん趣味の方で、どうしようもない頑固な自分がいるから、
そっちで頑固さも発揮できてるから、いい感じにバランスとなれてるじゃないですけど。
なるほど。
わかりますかね、難しいんですけど、うまいこと言えてるか。
いやわかるよ。
この守りたい自分っていうか、性域の自分のところがあって、そこは普通に大切にできて、表現もできて、
使えてる自分もいるから、そこが守れてたら柔軟な自分のところが揉まれても別に、
それはそれでいいかなとか、
共用できるみたいな。
そうですそうです。
自己肯定感と趣味の重要性
もりちゃん
森ちゃんさんの恩師の方、恩師じゃない、先輩でしたっけ。
恩師だよ。
おざき
恩師の方みたいな。
なんか同じような、似たようなものがあったんじゃないかなみたいな、聞いてております。
もりちゃん
うんうん、いやきっとそうだと思う。
なんか今喋りながら、ものすごいうつうつとした話になりそうなの我慢してんだけど、私は。
どうぞどうぞ。
難しい、だってさ、いや違う、うらやましい。
難しいなって思ったものか。
どういうふうだろうね。
いや、これ難しいね。
おざき
あの、うわー、
いやー、なんかその、自分そうだね、自分を大切にする、というか、自分がこれが好きだ、そういう自分でいいんだという、
なんか、そこを肯定する、ちょっとうつすぎるかも、肯定された経験があんまりなくて、肯定する勇気がないなと、自分で思いすぎているのかもしれないんだけど、
もりちゃん
そこを、そういうことを許したいですね。
おざき
はい、すいません、私のことは忘れてください。
なんか、あの、進撃の巨人の作者いるじゃないですか、
うん。
あの、イサヤマ先生の言葉ですごい好きなのがあって、
うん。
なんかこう、すごい芸術ってすごいこう、自分の変態性を出すことやみたいなのを、
うん。
別にこう、ありのままの自分が、なんていうのかな、別に他人に見せられへんような、ちょっとこう、良くない、変態なところであったり、
うん。
あと、別に誰かに肯定されるようなものではない一面、っていうのを吐き出せる場所が芸術家みたいな感じのことを書いてあったと思うんですけど、
うん。
僕も別に、それが仕事になると、誰かに認められないといけないじゃないですか、こう。
もりちゃん
うん。
おざき
社会に認められないとお金が入ってこないんで。
ただ、そこが別に趣味だったとしたら、別にこう誰かが認めてくれるような場所じゃなかったとしても、
うん。
みんな楽しければそれでいいじゃないっていう、なんか消化の仕方じゃないですけど、
うんうん。
そういうのができるから、僕的には、肯定されない自分も、なんていうんだろう。
うん。
自分なわけで。
もりちゃん
うん。
おざき
そういう自分を、でもいいんだって思える場所が趣味だと思うんですよね。
うん。
そうです。
ね。
究極の自己満足というか。
そうですね。
もりちゃん
そうだよね。
おざき
だから、別に結論出すもんじゃないと思うんですけど、
うん。
まあ、結論を無理矢理出すとしたら別に、仕事じゃない仕事じゃない、好きなことは、
うん。
割と趣味でやったほうが良いと、いうふうに。
うんうんうん。
そのほうが、認められない自分も許されるじゃないですけど。
うんうんうん。
すみません、ちょっとなんか全然抽象的なことしか出てこないんですけど。
いや、分かる。
伝わってればいいな。
うん。
もりちゃん
うん。
おざき
俺もなんか、大学の時バンドやっててちょっと、
うん。
なんかギターとか弾いてて、
うん。
でなんか、別に俺あんまめっちゃギター上手くなりてえとかって思ってなかったから、
うん。
まあ、自分の弾ける範囲のものを弾いてて、
うん。
まあ、一定満足してたけど、
うん。
大学時勢の人は、やっぱ音楽理論とか、
うん。
なんかめちゃくちゃその、ジャズのほうに行ったりとか、
うん。
なんか早弾きに行ったりとか、すげえなんかこうテクニックを磨いてて、
うん。
まあ、それはそれでこう、一種競技性があるっていうか、
うん。
この、どんだけ難しい曲を弾けるかみたいな、
うん。
なんか、向上心っていうかな、
あの、アスリート性みたいなものはあるんだけど、
まあすげえ、すげえとは思うけど、
なんかまあ別に、なんつう、
俺は俺で楽しいからまあ別に、
そこに対してなんか、
うん。
うん。
まあ負けたとも別に思わないっていうか、
うん。
うん。
でなんかそっちの人たちは結構なんか、
なんつうのかな、
好き、好きイコール上手い。
だからお前らは上手くないんだからそんなに音楽が好きじゃないみたいな、
ああ。
こっちに持ってこうとするんだよね。
その、
もりちゃん
ああ。
おざき
うん。
上手さをこう精神性っていうかな、この、
うん。
好きならば、
音楽の生き合い方。
うん。
好きぞ、好き、俺のほうが音楽好きだっていう方法に持っていきたいんだよね。
なるほど。
なんかそれはすげえなんか違うなーってやっぱなんか、
当時も思ってたし。
もりちゃん
そうだね。
おざき
うん。
なんかそこはほんとにめちゃくちゃ下手くそでも、
すげえ好きってあると思うから、
うん。
うん、なんかそれでいいんじゃねって思うね。
なんかいろんなことに対して。
そうですね、なんかこう、
上手くないといけないというか、
社会に認められなあかんっていう風になるから、
うんうんうん。
社会のニーズに応えようって、
マジで仕事みたいになってくるんで。
うん。
そうだね。
確かに。
なんか一旦そことはちょっと別でっていう軸は、
なんかこう持ってると、
なんかすごく精神性的にいいんじゃないすけど。
うん。
うん。
好きなこととの向き合い方
おざき
僕は結構それでバランス保ってるってとこありますね。
うん。
森さんはなんか、
なんか得られましたか?
この、この10分くらいの下りで。
もりちゃん
いや、もう、あの、そうですね。
うん。
えー、噛み締めています。
おざき
はいはいはい。
こういうような話って、
でももう、森自身も何百回もぐるぐるしてるんじゃないかとも思うんだよね。
いや、それは知っとるよっていうのはあるんじゃないかとも思いつつ。
もりちゃん
うん。
そうだね。
なんかさっき、あの、さっき何て言ってたかな。
めっちゃいい言葉だなと思ったんだけど。
おざき
忘れた。
誰の発言なんすかそれ。
もりちゃん
いやー、おざきかな。
あー。
千田くんかな。
うーん、そうだなー。
うーん、なんか、えーっと、あの、君たちに早く後輩ができてほしいなーと思うね。
おざき
えー。
もりちゃん
仕事上の先輩から言われても、なんか腑に落ちないんだよな、こういうことって。
おざき
うーん。
もりちゃん
なんか、別で出会ったすごく好きな人とかの生き方で学ぶとは思わない。
仕事の関係の人というよりか。
おざき
うん。
もりちゃん
あんまりだ。
おざき
どういうこと?もう一回言って。
もりちゃん
うーんと、なんかこの人みたいに生きていきたいなーっていうのってさ、あんまり仕事上の人で出会わないような気がしてて。
おざき
あー。
まあ、まあ、まあそうだね。
もりちゃん
うーん。
おざき
尊敬とかはあるけど。
もりちゃん
いや、そうそうそう。
おざき
その、言い方とかレベルではないね。
うーん。
もりちゃん
うーん。
あー。
おざき
13。
やっぱり先で出会った人とかそういうのもなくて。
もりちゃん
あ、でもそういう方が近いと思う。
おざき
あー。
もりちゃん
うーん。なんか、そうだね。
さっきの先生の話もなんかこう距離を置いているから、なんか。
おざき
うん。
もりちゃん
あー、違う土俵の話を自分に置き換えるなら、みたいな風に考えられるのだと思うので。
おざき
うん。
もりちゃん
なるほどね。
おざき
うーん。
まあ、なんていうか、なんて言うんだろう。
わかる。なんかその、知ってる人っていうから、近いとリアルすぎて。
もりちゃん
うーん。
おざき
リアルすぎてなんか、なんていうの、憧れとかにはなんないっていうか。
言い方レベルの人生の詩とかにはならないよね。
もりちゃん
うーん。
うん。
そういう意味で、うんうん。
おざき
あ、すみません。
もりちゃん
いいえ。
おざき
なんか思ったんだ。
うんうん。
見えないから、こう、なんていうか、美しく映ってるみたいなことはないんですか?
もりちゃん
あー、それはもちろんあると思う。
おざき
うーん。
もりちゃん
見えてしまったらね。
おざき
うーん。
もりちゃん
うん。
おざき
一定距離があるから、こう。
もりちゃん
うーん。
おざき
見るべきでないとこが見えないという、見るべきでないところは見えないからよく見えるみたいなことはあったりしないですか?
もりちゃん
あると思います。
おざき
ありますね。
もりちゃん
うん。
おざき
ブリーチでも言ってましたね。
もりちゃん
ブリーチはすごいですね。
おざき
ブリーチすごいよ、やっぱり。
憧れとは理解から最も遠い感情だよってね。
もりちゃん
はー、そうなんだ。
おざき
うん。
もりちゃん
ブリーチすげーな。
おざき
そう。
まゆりが言ってた。
もりちゃん
そっかー。
おざき
うん。
読んでないな。
あ、読んでなかった。
読んでなかった。
もりちゃん
すみません、私もよく分かってなくて、ブリーチ。
すみません、すみません、すみません。
なんかいけるかなと思ったんですけど、無理でした。
おざき
どうか?
知ったこと。
まあ、あんまりこれという結論も出てないですか?
もりちゃん
うーん、やっぱ私としてはその先生の素敵な話が今吉田君とつながっていてすごく嬉しい。
おざき
あー、それすごいですね。
もりちゃん
うん。
おざき
うん。
やっぱそこ、どこに重心かけていくかってたまに見失うことがあるから、
もりちゃん
ここがこうやって足踏ん張っていくぞと、なんか今んとここうやっていくぞと見えてることはなんかすごく幸せでいいですね。
うん。
おざき
まあ、仕事ばっかりになってるかもしれないんですけど。
もりちゃん
いや、でもたぶんそれは、どっち足になるかというだけで。
おざき
うん。
もりちゃん
うん、たぶん自分にはもう片方の足場があるということが頑張らせることになるだろうし。
おざき
うん、たぶんそうだね。
うん、できない生き方だ。
エンディングとリスナーへの呼びかけ
おざき
うん。
こんなとこでしょうか。
もりちゃん
ありがとうございます。
おざき
ありがとうございます。
ありがとうございます。
もりちゃん
うん。
おざき
この番組では、皆さんの感想・質問、私たちに話してほしいテーマを募集しています。
はい。
番組概要欄にあるGoogleフォームから応募できるので、皆さんのご意見をぜひ送ってみてください。
もりちゃん
ゲストもお待ちしております。
おざき
お待ちしております。吉田君、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
それではまた来週お会いしましょう。
森ちゃんと。
おざきと。
吉田と。
吉田で。
もりちゃん
した。
した。
おざき
ばいばーい。
じゃねー。
ありがとうございます。