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おっすおっす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。
地球元気食堂、開店でございます。僕の名前は、もおちゃりと申します。
薬善師をしたり、森林インストラクターとして活動をしております。 どうぞよろしくお願いいたします。
今日が2023年仕事おさめです。
僕は高知県に移住をしてきて1年半が経過したんですが、いよいよ2023年が終わります。
僕はこの2023年何をしてきたのかと言いますと、地域の方と一緒に
地域のために活動をしてきたというところが大きいのかなぁと思います。 と言ってしまえばかなりおこがましく聞こえるかもしれません。
それは自分自身がやったんだっていうような感じですね。
僕は常々、いや今振り返ると
おごり高ぶっていた自分がいたんじゃないかなって思いました。 僕は何もできなかった。
何も自分の力で自分の力だけで成し遂げたことなんてなかった。 何一つとしてね。
この高知県という場所に移住をしてきた時に、僕は何も持たないで来たんですよ。
もちろんね。 やってきた経験値だとか
そういうものはあったと思いましたよ。 でもその経験が
この地域で役立つかどうかというのは 実はそんなにないんですよね。
それよりも どれだけの
お力を周りから借りることができるのか。
そこで僕の経験がようやく生かされる。
つまり 誰かの力がなければ
この場所で生きていくことさえできなかったよねと。 最初ここに来た時
こんなにもこんなにもいろんなことをやってきたのに
なんで自分自身
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やきもきしているんだろう。 ボヤボヤしているんだろう。
自分が思ったようなことがもしかしたらできてないのかもしれない。 というか自分はなぜここにいるんだろう。
存在しているんだろうと。 すごく悩んだ時期があったんですよね。
自分の 信念やりたいことっていうものが
まだ定まってなかった時だったのかもしれませんが もっと言うならば
自分がそこの地域に入るっていうことは 力を借りる人が
今までと変わったんだよっていうことに早く気がつくべきだったなと思いました。 だから今となっては言えます。
全てさせていただいてきた。
ですね。 自分がやったんだ。やってあげたんだ。やり遂げたんだ。
ではなく ひたすら
やらせていただきました。 これは
もともとそこに住んでいた地域の方々に
大変光栄な類まれなるチャンスをいただいたっていうことでもあるし また
前職、前の場所でお世話になった人たちが 心よく送り出してくれた
これも 僕にとってはありがたいことでした。
そもそも僕がこうやって経験や活動ができている
様々な人に出会ってご縁を紡がせていただいている これはこの星、地球があるからなんだなっていうことまで
感じ入れることができるようになりました。 そう思うならば僕たちはこの星がなければ
この大地がなければ経験ができないことを たくさんたくさんさせていただいているんだなっていうことを感じたんです。
昨日 集落の景観を整備していました。
僕の仕事の一つに草を刈るというものがあります。 まあ草を刈るっていうのはいろんな意味があって
茫々になってしまった場所、これは 人が住む場所としてはみっともない
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とするならばそこの草を刈って、刈り込んで綺麗に仕上げようよ っていうことなんですけど
昨日の草刈りは意味合いが少し違いました。 それは
大地に巻かれている種やすでにある根っこたちに次の芽吹くチャンス、機会を
手渡しておこうと、つまり自然を循環させるための草刈りを昨日はさせていただきました。
ただただ人が見ていて気持ちいいよねっていう景観を作るだけではなくって
次の自然をつなぐための草刈りっていうのをさせていただいていました。 その草刈りをしていた時にね
僕は発動したことがあった。それはおそらく
僕がその時踏んでいた地面やそれから
刈っていた 草や花が僕に語りかけてきてくれたこと
昨日はねー スズキがね非常に大きく育っていたんですよね
スズキっていう植物ご存知でしょうか あのスズキは
お月見の時によくお団子とともにね こう生けられているというかお供えされている植物で
ほうきのような頭をしていてボサボサボサーってしてるんですよね あれを刈り飛ばしてたんですよ
刈ってたんですよ でそしたらそこからフワフワフワフワーって種が飛んでいくんですね
僕はそれが ありがとう
って言っているように 見えました
よくこれを見て 刈り飛ばした時に
なんか儚いとか残念そうとかそういう思いで見られる方もいらっしゃる気がするんですけども
この種を通じて また遠くへ旅ができるよっていうこと
僕たちが手入れをしたことによって その種たちは遠くへ遠くへ運ばれていった
そんな気がしたんですね
僕たちがこの地球に生きていること それはなぜなんだろうか
その根本に立ち帰ることができたような気がしました 僕たちが今ここに立ち入って
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僕たちがいろんなご縁を紡いで生きているのは 自分たちが学ぶためなんですよね
僕が東京という場所にいたけど高知県に来たのも また自分の幸せのためでもあるんだけど
それはもともと自分がそこで
感じて そして
自分が学んでいくため 体感をして学んでいくためなんですよね
だから 僕たちは
学ぶために生きている これは昔々お偉いさんが言っていたことと似ています
学ぶっていうことは何も知識を詰め込むとか そういうことじゃないんですよ
そうじゃなくて 自分自身の魂というか
人間性というか そういったものを磨いていくっていうことが 何より大事なことなんですよね
でね そのために僕たちは様々な体験をするし
いろんな場所に 赴くんです
僕は もしかしたら昔
昔ね 前世というものがあるとしたなら いやあるでしょう
花だったのかもしれない 草だったのかもしれない いやもっといえば地面に転がる石だったことがあったのかもしれないなと思いました
だからこそ僕はその時の記憶を呼び起こして
草や花や石と対話ができるのかなって思ったんですね
というのはなんか妄想のようにも聞こえるかもしれませんが 実際に僕がインスピレーションを受けているのはそういうところです
石って寿命がすんごい長いんですよね
もう何百年何千年とその場所にじっとしているものなんですよね
だから石としてこの大地に生まれてきたとしたら どうやって自分自身が学ぶことができるんでしょうか
石としての学びって何なんでしょうか
石は自分では動くことができないですよね
だから人がその石を踏んだり蹴飛ばしたり
また他の動物たちがそれを踏んだり蹴飛ばしたり
また大きな大きな災害というか天変地異というか
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風が吹くとか雨が降るとかそういうことがない限りは なかなかその石すらも動くことができないんですよね
石は硬いって言いますけどね まさに石が硬いんでしょうかね
ここから動かないぞってね 僕はずっとここにいるんだぞっていうね
でも何かが外の要因が起こって初めてゴロンと動くことができて
一歩一回転するだけで石は全く違う世界を見ることができる
ひっくり返っていくことで別の面を表にすることができて
それから一歩変わるだけで空が見えるかもしれない
空の青さを知るかもしれない
そうやってそうやって新しい世界を見る
その時に初めて石というものは
ああありがたいな 自分では何もすることができない
だけどさっきのイノシシさんが
人が僕のことを踏んだり蹴飛ばしたりとかして
それでようやくちょっと移動ができた
ありがたいなぁ
ああ大きな雨が降ってきた
コロコロ転がれる
これで自分がまた新しい場所へ行くことができる
ありがたいありがたい
そんな風に言っているんじゃないかなって
僕は石との対話で聞きました
また植物もそうですね
植物は動くことができないと思われていますが
実はできる
それは人が植え替えればできるし
また粉々にちぎられてという形かもしれませんけれども
動物や虫たちがその植物を食べることによって
運ぶことによって別の場所へ移動をして
違う世界を見ることができます
また自分で根っこを伸ばしたりすることによって
新たな場所に咲くことができます
1ミリ違うだけで植物の世界って
本当にガラッと変わります
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日中日が当たるところに行けるのか
それとも日陰の中で収まってしまうのか
それもすべてほんの数センチなんですが
植物にとってはその数センチ
動くことができることができるかどうかが
自分の学びを深められる
広げることができる
そういったところなんです
やっぱり植物も空の青さに感動して感謝をするし
それから虫や人たちが手入れをすること
その植物を食べることによっても
感謝をしていくものなんですよね
魚もそうです
魚も水の中だけではなく
実は外の世界を見たいと思っています
だからたまに魚は川から海から
ぴょんと飛び出して
他の天敵がいる地上のところに飛び出してくる
そんな瞬間があるんですよね
この時も実は魚が外に出られる
っていう瞬間があって
それは自分が命を賭して人に釣られたり
それから鳥に持って行かれたりする時だったりするんですよね
それまでは海の中しか見ることができないということです
僕たちはそういった石とか草とか
また虫とか魚とか
いろんないろんなフェーズをですね
僕たちは通って今この世界
人間という世界を生きているんだと思います
ただ生まれた時に
その自分が花だった時の記憶や
石だった時の記憶って持ってないんですよ
この時に心から感謝をできたから
わかったから
この地球に人として生まれることができたはずなんですけれども
そこを記憶を消えてしまった
でもいつかまた気づけるよね
っていうような状態で
この人間の世界に生まれるんですよね
ただこの人間の世界は非常に今忙しくて
人に感謝をする
大地に感謝をする
空の青さに感謝をする
人のご縁に感謝をする
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感謝をして
自分がいろんな経験を学ぶことができている
っていうことをありがたく思う
これがなかなか難しかったり
ありがとうって言ってるよ
ってそれで終わってしまっていることも多々ある
ありがとうということは
第一歩ではあるのですが
そのありがとうを言い続けることによって
本当の感謝というものを知ることができるんですね
僕たちは本当にこう
様々な人に支えられて生きているといえば
表現は薄っぺらいんですけれども
感謝を忘れないようにしようねっていうのは
まさにそういうこと
人がいなければ自然がなければ
大地がなければ
僕たちは何もすることができないんだよ
だからさせていただいている
ありがたい何一つ
何一つとして
自分だけでやっていることはなくって
自分の力もありながら
その他の多くは
周りの力がとても大事なんだっていうこと
今歩けているのは何のおかげ
今車に乗れているのは何のおかげ
必ずおかげさまというものがある
その影にまで僕たちは思いを馳せていくこと
2023年本当にありがとうございました
今日で仕事が終わるということで
最大限の姿勢で感謝を伝えていきたいなと
思っている次第でございます
最後まで来てくださったあなた
ありがとうございました
ぜひいいねやフォローで
足跡を残していってくださいね
今日は非常に不思議なお話になりました
2023年仕事を収め
僕たちが前世から持っている
記憶と感謝の話
それをお話をさせていただきました
ありがとうございました
今日聞いたお話はですね
聞いていただいたお話は
僕が植物や石から教えてもらったことなんです
僕がやっぱりここに来て
すごくインスピレーションが深くなってきたのは
自分自身の能力が上がったわけではなく
花とか石とかに思いを馳せることができるようになって
語りかけてくれるからなんですよね
そういった心の余裕っていうものが
僕たちの中にね
ぽっと現れたらいいよねって思います
そんな世の中を作っていきたいなと思いますね
お時間が来たので
今日はこの辺でお相手は
薬剤師であり森林インストラクターである
もうちゃりがお送りいたしました
またお会いできることを楽しみにしております
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今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ