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2023-09-23 17:42

明日の森林界の司法試験に備えて、田舎のことを語ります

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#健康
#移住 #毎日配信
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おはようございます、こんにちは、こんばんは。 地球と元気になる番組、プラネタリーヘルススタジオの時間がやってまいりました。
僕の名前はもおちゃりと申します。 薬善師をしたり、森林活動ガイドとして活動をしております。
僕は薬善師ですので、一人一人の体の具合や、そして心の状態に合わせたお料理を提案させていただいたり、そして森林活動ガイドとして日々、田舎や山、森のことをご案内しております。
さあ、そんな僕がですね、このラジオでは、 cheering earth is cheering myself 地球を元気づけることは自分自身を元気にすることなんだ、ということをコンセプトにお送りしております。
さあ、今日はですね、僕自身のちょっと一つの目標でありました、森林界の司法試験のお話、そして山村のお話をしていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
さあ、僕はですね、15年くらい前でしょうか、大学生だったんですね。その大学生だった時、何を学んでいたかと言いますと、教育について学んでいたんです。教育の中にもいろんな分野があります。
例えばですね、国語教育、言葉に関する教育だったりですとか、数学だとか地理だとか歴史だとか、僕たちが学校に通う中でいろんな教科がありましたよね。そういう教科教育っていうものがまず一つあるんです。
そして、その他にもですね、教育心理学だったりとか、そういう人の心のことを学びながら、その相手のですね、教育について考えていくっていうことですね。役立てていくっていうことですね。それからフィールドによって教育も分類されることがあるんですね。
例えばですね、野外教育という言葉をご存知ではないでしょうか。野外教育、アウトドアエデュケーションと英語では言うんですけれども、外で活動をする。外ってすごく教育的意義にもあふれてるよね。
やっぱり人が、人間が豊かになっていくためには、部屋の中だけではなくて、部屋の外に出ていろんなものを目にして、自然の中で、特に自然の中で活動していくことが大切だよね、というような考え方がありました。
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そして僕はですね、その当時、海という場所をフィールドに選んでですね、ライフセービングをしたりですね、そして環境教育ということをね、させていただいておりました。
もう本当にね、忘れもしないのが、自然に関する海のね、自然を守ることに関する神芝居を僕がですね、やった時、もうね、身を乗り出してみんなが聞いてくれたんですよ。
その時は海に面したプール、プールサイドでやってたんですけども、子供たちはプールに浸かりながらね、でもね、プールサイドから身を乗り出して、僕のね、プールサイドにいる僕のね、神芝居を覗き込んでくれたなあ、ということがありました。
それとか、ちょっと磯探検をしようとか、海岸の中の方にですね、ちょっとした森みたいなところがありまして、その中を探検しようなんていうプログラムをね、させていただいたりね、あとは海を見ながらですね、子供たちだけではなくて大人の人をご案内する、ノルディックウォーティングを使ったガイドなんかもさせていただいていたことがございました。
そんな僕がですね、明日、森林界の司法試験というものに行きます。この司法試験はですね、本当のあの司法試験ではないんですよ。森林界のというふうについております。
これに出会ったのがその大学時代だったんですね。僕はその当時フィールドが海だったということもありまして、森林のことを自分で学ぶことって非常に難しかったんですね。だから当時挫折をした試験になりました。
でも明日、もう十数年経ってですね、巡り巡ってやっぱり学びたい。やっぱり挑戦してみたい。やっぱり僕は森林のことも学んでみたいんだっていうことを思いました。
僕はですね、1年半前に東京から高知県へ移住してきました。高知県の森林面積率っていうのは日本一。なんと83%が森林という場所なんですよね。すごくないですか。83%が森林です。
森林っていうのは言い換えれば山なんですよね。森って言えば山のことなんですよ。ほぼイコールなんですよね。ということは高知県はもう山が80%以上あるよというような形なんでしょうかね。
人が住んでいるのはその山の中にですね、へばりつくように住んでいたりとか、それからたまに出現するその平地にみんなで住めって言ってね、家を置いていくみたいなね、そんな感じがあるんですよ。
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僕はここに1年半暮らすことでですね、すごく森林のことが身近になりました。そして自分で学びを進めていくことができたんですね。十数年前に思い描いた活動が今ようやくこうやって巡り巡ってできるようになったということでした。
僕はですね、この前まで1年半前までですね、小学校教員をしていたんですね。僕はとてもそれ素敵な仕事だなと思って一生の仕事にしたいと思っておりました。
なぜ小学校の教員を辞めたのかというと、その一つにですね、僕は外で活動がしたいっていう思いがあったんですね。僕ね、ずっと思ってた、小学校教員になったら、もう晴れてたら、いやもう教科書をしまえと、外で遊びに行こうって言えるのかと思ってた。
でもね、それってね、言えないんですよね。こんなにも晴れていて、こんなにも天気良くて気持ちがいいのに、外に遊びに行くことができないということにすごくもどかしさを感じていました。それはね、学校教員の仕事の範疇だから外れることかもしれないし、ちょっとね、時代が昔の教員像を僕が引きずっているのかもしれませんけども、そういうのがありました。
僕が小学校の時に雪が降ったらね、教科書を閉じろうと、みんなで雪遊びに行くぞって言ってくれた小学校の先生がおりまして、そこが原体験になっていたと思いました。
僕は自分自身がね、本当は小学校好きだったんですけども、自分自身がやっぱり外で働きたい、こんな天気の良い日には外に行きたいっていう思いがあってですね、どうしてもそういった気持ちがあったのでね、そうじゃないところで子どもたちとか人と関わりたいなって思うようになりました。
そんなことがあって、明日は何の試験かというと、森林のガイドだったりとか、森林のことを何か人に伝えるようなお仕事をさせていただくこと、その試験があるということなんです。
めちゃくちゃ難しくてですね、例えばどんな問題が出るのかというと、木を見ただけでその木を何だかというふうに当てることができるだけではなくて、非常に似ている木ってあるんですよ。
例えばですね、杉とヒノキって一見するとすごく似ているんですよね。葉っぱとかもね。でもその杉とかヒノキの裏側を見るとですね、明らかに違う。そして触ってみると明らかに違う。杉はもうチクチクして痛いんですよ、触ると。
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そして裏側を見ても何にもないんですけども、ヒノキっていうのはもう柔らかくてですね、裏を見るとですね、Yの字が書いてあるんですよね。これ気候帯って言って植物が呼吸をする部分なんですけれども、そこがですね、このYの字になっているっていうのがヒノキの特徴なんですよね。
そんな感じでですね、そのヒノキと杉の見分け方はどこにありますか?みたいなことも出ますしね。そしてこれ一次試験と二次試験みたいなふうにちゃんとあってですね、一次試験は筆記試験、二次試験は面接と実技ということでですね、かなりボリュームのある試験になっております。
しかも高知県で受けられたのは一次試験だけで、二次試験は東京へ行かなきゃいけないみたいなね、結構大掛かりなんですよね。でもこれを経てですね、やはり日本の森林のことをすごく学ぶことができました。
僕今ね、この高知県に住んでいて、人口が5000人を切るような町に住んでいるんですよ。5000人ですよ。その町に住んでいて、わかったことがありました。それはね、相当高齢化が進んでいるんだよっていうことでした。
おじいちゃんおばあちゃんたちがめちゃくちゃ多くて、70、80、90という人たちで構成されているような町なんですよね。もちろん子どもたちもいるんですけれども、圧倒的に高齢の方々が多い。でもその方々がですね、ずっとですね、山、森を守ってきたんですよ。
僕たち若者はですね、そういった森とか山とか川とか、そういうところにはあんまり見向きもしなかったり、もっと稼げるお仕事ということで、例えばですね、情報を活用したお仕事だったりとかですね、それから製造して販売するっていうお仕事だったりとか、そういうところに行くじゃないですか。
やっぱり食べていくためには仕方がないというか、食べていくためにはこれぐらいの金額が欲しいと思ったら、そういうお仕事に就くわけですね。
でもそれはまた違ってですね、この田舎ではずっと森、山で生きてきた人たちがいるんです。経済活動も現金収入もそこで得てきたし、そして自分の生活や自分の仕事として森とか山に入っていくことによってですね、そこでの山の整備、森の管理っていうものもずっとずっとしてきたよっていう歴史があるんです。
なんとですね、日本の人口のたった3%の人たちがですね、そういったことを今管理しているってことなんです。
3%ですよ。日本の森林は日本の人口のわずか3%の人たちによって今守られているよっていうような状況があるんですよね。
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これはまたすごい話ですよ。
このたった3%の人たちで運営されているこの森林、これがなくなると何が起こるのかっていうことも知っていただきたいんですよ。
まず一番最初に思いつくのはですね、土砂災害ですね。
今ですね、雨がバーっと降るじゃないですか。
もうね、それはね、今の雨って森林がですね、あろうがなかろうが土砂屑が起こってしまうような量の雨が降っているんですけれども、
でもそれでもですね、森林があることによって土砂の流出っていうものを防ぐことができて、
街とかにですね、砂とか泥とかそういうのが流れないよっていうことになっているんです。
でもそれがもしなくなってしまったら流れたもの全部がですね、街とかに行ってしまいます。
そして次にですね、木とか森があるっていうことはですね、水が確保されるっていうことなんですよね。
水がきれいに保たれて、そしてそのきれいな水がまた都市とかの方にもですね、流れていく、街の方にも流れていくよっていうことなんです。
だからもし森林がなくなったら、このきれいな水っていうものがなくなり、そして水の価値っていうものがもっと高くなり、
日本ってどこ行っても水がね、レストランとかで無料でバーンと提供されるわけですけれども、
もうそんなことはなくて水は有料化されていくし、もっと水に税金みたいなものもかかっていくと思います。
なぜならば水を整備するためにもっともっと管理をしたくてはならなくなるからですね。
こんな感じでですね、森とか山があることによって都市の生活、つまり日本全域が守られるっていうことがあるんですよね。
でもたった3%の人たちでそれが賄われている、運営されているというこの事態をですね、ぜひ知っていただきたいなと思いました。
そして僕たちってさ、旅行とか癒しを求めて自然の中へ行くっていう考え方があるじゃないですか。
都心に住んでいた時に僕もそうでした。
ちょっと自然の中に行こうかなって言って、毎週末山に入ったりしてたんですよ。
その風景とかその山の風景、森に入った時の幸福感っていうものがあるんですけど、
でもそれすらも失われてしまうかもしれないわけです。
それは土砂なんかが流れてきてしまうような山には入るのは危険じゃないですか。
だから僕もなんとなくですね、森林の整備とかそういうことをさせていただく中でですね、毎日活動をしているところでございます。
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もっともっとそれを深めたいと思った森林界の司法試験と言われているような非常に難関なものに明日チャレンジをしてくるよということで、
今日は最後の追い込みでございます。
もしよろしければですね、いいねやフォローで応援をしていただけたら、
またまたこのラジオを通して日本の田舎の状況とかそういうことをお知らせすることができますので、よろしくお願いいたします。
僕たちって地球を守ることが自分自身を元気づけることというテーマでこのラジオを聞いてくださっていると思うんですけれども、
まず一つ、森林のことをしっかりと理解をするということですね。
目の前にある木とか土とか雨とか太陽とかそういうものがうまく循環をする、
生態系と言います。こういうものが循環をすることによって僕たちは野菜を毎日食べることができたり、
また動物の命をいただくことができているんですよね。
だから自分がその生態系の流れから外れるようなことをしたり、外れるような食事とか生活を営んだら、
それはプラネタリー・ヘルスではなくなります。地球の健康ではなくなるということですね。
そしたら巡り巡って自分のところにもそういう健康じゃないようなことが訪れていって、
自分が元気になることができないということになります。
できる限りその局所的に見るのではなく、今刹那的に見るのではなくて、
長い長い時間をかけて作られたこの地球のメカニズムをしっかりと把握をして、
その上で自分がどう生きるかということを考えていただけたらなと思っております。
ということでお時間が来てしまいましたので、
今日はこの辺でお相手は薬膳師であり森林活動ガイドであるモーチャリがお送りいたしました。
また聞いていただけたら嬉しいです。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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