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2023-10-04 12:31

半年間のお米づくりを終えて

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00:05
おすおす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。
地球元気食堂の時間がやってまいりました。
僕の名前は、もうちゃりと申します。
薬膳師をしたり、森林活動ガイドをしております。
僕は薬膳師ですので、
一人一人の体調や心の具合に合ったお料理を提案させていただいたり、
森林活動ガイドとしてお客様を森にお連れして、
自然や健康のこと、生態系のことについてお話をしております。
この番組は、
Cheering Earth is Cheering Myself ということで、
地球を元気づけることは、自分を元気にすることなんだ、
をコンセプトにお送りをしております。
さあ、今日はですね、半年間のお米づくりが終わりましたよ、
という放送をさせていただきたいと思います。
今ですね、稲刈りもやって、
脱穀もして、乾燥もさせて、
そしてですね、もみすりをして、
食べられるようになったお米を精米して、
そしてですね、それを体験いただいてみたんですよ。
これがもう取れたてのお米、
処理したてのお米っていうのは、
めちゃくちゃ美味しいなということを感じました。
私たちはですね、3月ぐらいからですね、
土づくりを始め、
そして田んぼをね、苗を作り始め、
それで始まっていったんですよ。
その前にも、田んぼって、
土を耕すっていうこともしなくちゃならなくて、
それこそですね、昨年から、
いやずっとずっとやってきたことが、
田んぼを収穫して、実ったよということでした。
僕がやっている田んぼはですね、
だいたい一端くらいなんですよね。
棚田と言われている形をしております。
棚田ってわかりますよね。
山の段々になっているところにですね、
畑を作り、田んぼを作ります。
上の田んぼに水を貯めると、
上の田んぼに抜けるようになっているんですよね。
そして下の田んぼがまた水がはられたら、
またその下の田んぼに、みたいなふうにきている。
どんどんどんどん水が下へ下へと流れていくようになっていきます。
田んぼって言うと、
米どころと言うとですね、
大きな平野をイメージすることが多いと思います。
だだっぴろい、ざーっとしたですね、
そういった広大な面積、
敷地のところに一面にですね、
田んぼ苗をうわっと植えるわけですよね。
そこで作るお米っていうのは、
もちろん水を張るわけなんですけれども、
排水機能っていうのがですね、
03:02
大切になってきます。
田んぼはお米の水がですね、
温かくないとできないんですけれども、
温かすぎてもダメだし、
それから水がですね、
絶えず綺麗であり続けるっていうことも大切だし、
ということで水がずっとずっと流れて続けるっていうことが
大切なんですよね。
平地だとそれってもう下がないじゃないですか。
段が下がないじゃないですか。
うまくやってるんですけどね。
だから大規模なですね、
工事が必要になったりだとか、
排水機能で詰まることはないですけれども、
それよりも棚田っていうところは、
水が絶えず上から下へ落ち続けるっていう、
そういう重力、立体的なですね、
そういうこともあるんですよね。
また棚田ってめっちゃ綺麗でですね、
水を張って、
そうするとですね、
ほんと綺麗で稲穂がなるまで、
すごく鏡のようにね、
青い空や白い雲がワーッと反射して映り込むんですよね。
めっちゃ綺麗。
それからもちろん田んぼがね、
稲がワーッとなってからも黄金色のですね、
天からいこまれた光の矢なんていう歌がありますけれども、
稲がですね、ワッと黄色の麦、
麦じゃないね、黄米がなってですね、
それはそれでまた非常にですね、
雰囲気を見せるんですね。
さて、先ほどですね、僕がいただいたお米はですね、
いわゆる雑穀米と言われているものかな、
雑穀というところまではいかないかもしれませんが、
二等米と言われているものをいただきました。
あのですね、僕もお米を作ってみて、
初めてなるほど、
そうだったのかってわかったことがありました。
稲穂になったお米は、
全てが食べられるわけではありません。
そして、皆様の新たな食卓に残るわけではないということなんですね。
稲で穂が実ったものはですね、
雑穀されて、
身がバラバラにされます。
そして、もみを取るんですけれども、
もみを取った時点でですね、
もみ殻の中で、
うまく育ちきらなかったものもあります。
もうちょっと栄養が必要だったよっていうものももちろんあるんですよね。
自然のものだからあります。
大きい実もあれば小さい実もある。
同じようにですね、
お米にも大きいものもあれば小さい粒のものもあるんです。
この小さい粒のものっていうのは、
実はお米の粒が揃ってない。
粒ぞろいじゃないわけですよ。
ありますよね、粒ぞろいって言葉が。
粒ぞろいじゃないわけです。
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だからそういったものはですね、
二等米というもので排出されていきます。
二等米っていうものは何なのかっていうと、
お米の形、いわゆるですね、
楕円形のお米の形ではなくて、
その半分だったり、
ちょっとちっちゃかったりする、
そんなお米のことを二等米、
それに対して二等米というふうに言われます。
その二等米は家畜の飼料になったりですね、
よくあるのは鶏とかね、
そういった鳥さんたちが食べる、
そういった餌になるわけですね。
でも食べられないわけじゃないんですよ。
しっかりと精米をして、
そしてお米を研いで、
そして炊けばですね、僕たちも食べられるということで、
食べてみたんですよ。
これはものすごくおいしかったんですよね。
いろんな大きさもあったりとか、
それから決して綺麗なお米ではない。
綺麗っていうのは真っ白なお米ではないので、
少し茶色みがかったものなんですが、
お米の香りっていうものがですね、
非常に立ち込めていた、自然の香りがしました。
つまりですね、何が言いたいかというと、
僕たちがいつも何気なく、
普段いただいているお米っていうのはですね、
かなり選別されたものなんですよ、
ということです。
お米、僕は一単ぐらい作っているんですけど、
その一単というのは何なのかというとですね、
カナダ3枚分ぐらいと言われていまして、
ピンとこないですけどね、
その中ではですね、お米を作ると、
大体、そうですね、
5、60キロくらいだったかなと思います。
5、60キロなんですよ。
それだけ全部やったとしても、
5、60キロくらいにしかならない。
お米を取って、お米もみ殻を取ってね、
そういうことをしていくと、
それくらいにしかならないんですよね。
なので、僕は今回、
全部の重みっていうのをめっちゃ分かりました。
お米一粒一粒に神様が宿ってるよ、
なんていうことを言われます。
お米を残したら罰が当たるよ、
なんていうことを昔から言われてきました。
けれども、僕ね、
もっとお米取れるもんだと思ってました。
100キロくらいお米がワッと取れるもんかと思ってました。
でも収穫をしてみたらですね、
しかもみんなで分けてね、
一人でやったわけじゃなくて、
みんなで分けたら、自分が取り分って、
本当に10キロちょっとになるわけですよね。
すごい世界の話だなと思いました。
だから、大規模な、
本当にすごい広大な土地がなければ、
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田んぼだけでやっていくなんてことは、
本当に難しいですね。
だから、今、食卓に登ってくるお米っていうのは、
めっちゃ大切なんだなっていうことを感じました。
さて、僕はですね、
今回お米のことを本当に学んだんですが、
このお米はですね、やっぱり売るほどはないんですよ。
売るほどはない。
売ることができたら商売にできるかなって思いますけど、
とてもじゃないけど、それは難しい。
でも、この田んぼをやり続けることによって、
自分たちが食べる分は確保ができる。
それから、お客さんが来て、
僕のところに泊まりに来てですね、
召し上がっていただく分のお米は取ることができる。
なんですけども、
売るほどはないということです。
ただ、その田んぼを続けることによって、
田舎という文化を守ることができて、
そしてその田舎をやっている地域というものがですね、
元気が少しでも盛り上がるといいなと思いました。
やっぱりね、
誰も農業をやらなくなったとか、
誰も田んぼをやらなくなった、
作物を作らなくなった、
野菜を作らなくなった、果物を作らなくなった、
みたいなことになるとですね、
僕たちね、健康じゃなくなりそうだなって、
直感で思うんですよね。
自然と関わる仕事がそこにあるから、
僕たちは本当に健康であり続けることができるんじゃないかと。
もしもそれがこの世界からなくなってしまったら、
つまり何を言いたいかというと、
食料自給率が限りなくゼロに近くなって、
日本がもう輸入ばっかりに頼るようになってしまったとしたら、
自然と関わる仕事がそこにあるから、
僕たちは本当に健康であり続けることができるんじゃないかと。
もしもそれが日本がもう輸入ばっかりに頼るようになってしまったとしたら、
もうですね、
それ以上お米っていうのが、
お米だけじゃないね、
健康っていうものがなくなっちゃうかななんていうことを
思いました。
だから僕はですね、来年もお米作りっていうものに挑戦をして、
自分たちが食べる分は、
少なくともお米作りっていうものをね、
していきたいなって思った次第でございます
さぁ、いかがだったでしょうか
最後まで聞いてくださったあなた
ぜひ、いいねやフォローで足跡を残していてくださいね
今日は半年間のお米作りを終えてということで
終わりたて、ホヤホヤの状態で感想をね
お話しさせていただきました
先ほどいただいたお米はめちゃくちゃ美味しかった
あれが、でも二等米だったんですよね
二等米でした
皆様の食卓には登らないような、そういうお米です
でも農家の皆さんはですね
そういうお米も持っているよっていうことです
選別をして選別をして形が揃った粒揃いのお米
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それしか皆様の食卓には登らないよ
ということなんですよね
ですから、本当にお米一粒の重みって
じゃあありますよね
ありがとうございました
最後まで聞いてくださってありがとうございました
お相手はもうちゃりがお送りいたしました
またお会いできることを楽しみにしております
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ
12:31

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