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2022-06-22 26:53

#月次レポート研究所 のポッドキャスト 2022年6月 第4回 / 株主総会 前編

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月次レポート研究所のポッドキャスト。

今回のテーマは 株主総会。

今、株主総会シーズンまっただなか!


月次レポート研究所メンバーの二人で「株主総会」についての対話の前編です。


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[音楽]
はい皆さんこんにちは月次レポート研究所のポッドキャストです 今回前回まではですね
研究所を一緒にやってくださっているマロさん吉田さんにですね吉田さんの 投資のこれまで歴史を訪ねしてたんですけども前回で一区切りつきましたんでですね
今回どういうテーマでお話をしようかというようなところでですね 様々なアクティブファンドの月次レポートを眺めているとですね
コモンズ投資にさんのコモンズ30ファンドのですね 月次レポートで
今回最新のもので関東にですね 株主総会での判断基準というタイトルで
どういう風に技術研講師をされているかというようなことのまあ一部をですね ご紹介されていまして今まさにですね日本の会社は株主総会シーズンということで
今回はですね吉田さんと株主総会をテーマにですね お話をしていきたいと思っております
吉田さんよろしくお願いします よろしくお願いします えっとまずその僕はですね投資というかポートフォリオのほとんどが
投資信託で実は投資信託でちょっと少し後ほど話そうと思うんですけど実は投資信託でその月次レポートなんかを見ていてですね
その株主総会が話題になることって非常に少なくてあんまり見たことないなというふうなところがあるんですけれども
一方でまあ吉田さんは投資信託というよりもしろその個別の会社の株式を直接投資されているということで
株主総会との縁というかですね接する機会が多いんじゃないかと思っています でそういう意味でですね吉田さんにこれまでその株主総会とどういう風にお付き合いされてきたか
っていうのをお尋ねしたいんですけれども これまでそのもう20年近く20年以上ですか株式投資やられてて株主総会ってどれぐらいの頻度で出席されていましたか
あの決算機がずれてると出やすいんですけど3月期決算だと6月で集中しちゃってるので出れて2社くらいでしたね
2社それっていうのは
いくつか重なっているというかまあ昔なんか特に集中日っていうのが多かったと思うんですけれども そういう時にそのどれどの会社に出ようかって決めるその判断基準って何かあったんですか
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そうですねまあ 投資額が大きいとか
あとは社長が変わるタイミングとか
そういう時会社が変わりそうなタイミングの時は必ず行くようにしたって言うのはありますね
それはまあ今その経営者が変わるとか社長が変わるとかあるいはそのまあ 常席なり何かそういうので転換点かなとかっていうような時に
行かれるということなんですかね そういう風なのでその例えばまあたくさんそういう場所に行かれて
いろんなことはあると思うんですけれどもなんかその株送会に行ってみて初めて知るとかですね なんかそこで気づかされることっていうので多いことって例えばどんなことですかね
そのトップが変わった時に
なんかこれはすごいことになったなっていうのはあの 姿勢ともが今の
誰だっけ? ウオタニさんだっけ?
ウオタニさんだったかな名前? 初めて社外から来た人がトップになるっていうタイミングでなんだろうそれと思って
株の思想会に行ったら それまでの社長って大体紙見ながら受け答えしてるのを
全部すらすら何も見ないで答えて なんかすごい人来たなっていうのは
印象的だったね その後やっぱり株はそこから7倍か8倍くらいになったんじゃないか
そうなんですね 以前の方と比べても丸っきり違うっていうぐらい
今の話聞いてるだけでもそう感じるんですけど そういう
それはあれですか? 何も見ないでお答えになるっていうのは 質疑応答なんかのところもそんな感じだったっていうことですか?
そうですねなんかびっくりしましたね 社長自体の雰囲気も違って
それ以前の人ってなんか 何て言うんですかね
私生堂らしい上品な人みたいな 勢いのある感じの人が急になって
それは随分 そこで見て初めて
変わるなっていうふうに思われたってことですね そうですね
変わるなってすごい実感したっていう瞬間でしたね
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だから株主総会に出てみるとそういう感じがわかるっていうようなところがあると思うんですけれども
例えば今質疑応答とかっていうお話をさせていただいたんですが 例えば質疑応答で 今答える側の経営者とか会社側の人のお話だったと思うんですけれども
質疑応答の場で株主からどういう質問が出るかとかっていうのも結構気になるというか 会社にどういう人が集まっているのかを見る意味で興味深いのかなと思うんですけれども
質問の内容とかで会社の感じがわかるとかってそんなところってあったりしますか?
それもありますね 質問を聞いてはこの会社はダメだから辞めようって思った事例もあって
それは経営者の答えの方じゃなくて株主側の質問の方がこれは何だっていうようなところだったってことですか?
そうですね 株主総会の質疑応答の場が苦情処理みたいな感じになっちゃう
それは株か何とかしろとかそういう話になってる?
株かではなくて商品というか答えであげちゃうと
東急電鉄っていう会社なんですけど沿線住民の苦情処理みたいな
そういうことになる?
そこに沿線住んでる方が株総会の場で東急電鉄の運行なんとかそういう話になるってことなんですか?
そうですね 駅の設備がどうのとかなんかもうそれでもうすっごい時間がかかる
質疑応答だけ1時間ぐらいやるみたいな
そういうところもあるんですね 関西の方の電鉄会社ではなんか
球団の監督人事が株主総会で話し合われるとかっていうのはよくニュースで見ますけれど
どうでもいいことに時間を使ってるのは
普段からお客さんとかとうまく対話ができてない証拠なんだろうなぁと思う
そういう風な総会に出会ったらもうすぐ売却ですね
今ちょっとその具体名で東急電鉄の話が出てきたんですけれども他にそういう株主総会に出たことで
投資判断というか要はまあ売却あるいはその逆の方向で出てこれはいいなと思って買い増しするとか
そういうので何かその投資判断を左右したような株主総会って他にもありますか
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買い増ししたのはさっきの資生堂でやっぱり悪い方向に転んだのは富士フィルムが
それいつ頃のお話ですか
コロナの前ですね
でもそれはもうじゃあもう富士フィルムがだいぶなんて言うんでしょう
フィルムの会社じゃなくなったつい最近の話なんですね
フィルムから事業転換した人がずっと会長になっていて
そのやりとりを見ているとその人が全部仕切ってる感じがよく現れてるんですよね
社長は別の人がいるんですけれども
いつまでも影響力を持っているおじいちゃんみたいな感じの人がいて
それでどうかなって思われたってことなんですかね
そうですねどうかなと思ってて
ちょうどコロナが流行った時薬が効くとかって言ってすごい株価がかかったりしたとか
ああありましたねだからもうこの際売っちゃいみたいな感じ
元々あんまり印象は良くなかったっていうのがありますね
変わってくれるのを待って
いつか今そうかなと思って持ってた株だったのではあるんですよね
フィルムはフィルム事業じゃないからどこかのタイミングで会社名を変えたりとかして
大きく変わる時が来るだろうと思ってたんですけど
昔の人がずっと影響力を持ってる感じが出てて
それは変わらないなぁと
変わらないからもういいかなっていう感じになっちゃった
ちょっとそういう文脈で話をするといかんのかもしれないけど
つい最近日本電さんの株主総会があって
長森さんのお話をブログで
緑介さんって方がすごく面白くというか興味深く紹介されてたんですけども
長森さんのスタイルとかってまさに今ちょっとおっしゃってたようなのに近いのかなと思ったりもしたんですけれども
ただ一方で株主総会自体がすごくエンターテイメントに近いような感じで楽しませてるようなところは非常に感じたんですけれども
フジフエルブのケースはそういう感じもなかったっていうことなんですかね
そういう感じではないです。楽しむ系ではないです
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逆にどのくらいご覧になってるか分かんないですけど長森さんのスタイルみたいな株主総会で今株安いから買わなあかんみたいな話を
すごい焚き付けるとかっていうようなお話をされてたみたいなんですけど
そういう株主総会だったら話聞いたら楽しいんだろうなぁと思ったんですけど
そういうのは聞いてて話が面白いなとかあるいはこの事業にさらにっていう風なのはさっきの施生蔵さんぐらいしかなかなかなかったんですかね
他に何かないですか
多分なんですけどそういう面白くできる人って創業者か同族系の創業系一族とかがトップに立ってる時
割と怖いものなしで喋る人が多いっていうのはありますね
自分が言った例だとチャノンの三田雷さんは長森さんと同じような感じで話すタイプじゃないかな
いやちょうどなんかそのえっとトヨタの株主総会で
社長が話した内容ってそのトヨタイムズかなんかで今日見たんですけれども
そういう意味でなんかすごく非常に思いのこもったメッセージを発されてたように思うんですけど
それは今吉田さんがおっしゃった創業系っていうようなところに通じるようなところなんですかね
そうですねでもなんか日本の会社って結局現金なのはそこの創業系反同族企業みたいなところがあるんですよね
まあそういうところはありますよね全くだからそういう意味ではその本当にさっきの資生堂のケースなんかケウナー例というのはケウナー例なのかもしれないですね
他になんかその株主総会で
どうやってでしょうね今だとコロナでいろいろそのオンラインに
切り替わるというか頃あの変わっていったというところでなんかそのコロナ前とコロナの後で株主総会って変わったような印象ってお持ちですか
内容はそんなに変わってないと思うんですよなぁでも質疑応答が
ちょっとマシになったかなぁ マシになったっていうのは前はその
それはその前そのコロナ前いまいち質疑応答が
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どうだろうって思われるような株主総会にさせてた要因って何だったと思われてるんですか
結局だいたい平日の10時スタートなんですよ
そうすると暇なおじいちゃんがいっぱい来るんですよ
お土産もらえに行ってやつですよ
そういう人が来てたくさんお越しになると
会社によってはさっきの東急伝説みたいなことになっちゃいかねないということなんですかね
それで行くとコロナになって少しそういうオンラインの開催になると
暇なお年寄りの方はむしろ出席するのに若干ハードルが上がり
一方でこれまで参加できなかった出席できなかった株主の人の参加するハードルが下がったっていうところなんですかね
前は株主総会の会場に行くとお土産をくれるという文化があったりして
それを目当てでいっぱい集まってくるっていうのもあったんですけど
今はオンラインになって事前に質問を受け付けますみたいな仕組みもできあがったので
ある程度ちゃんとした質問を株主総会の場で答えてるっていうようなところもあるんだと思うんですよね
なるほど
突然じゃなくて事前に用意されたっていうか事前に投げられてた質問に対して対応するみたいなところも
増えたんで少し質問の質がより事業活動に近いようなものになってたってところなんですかね
そうですね
それでちょっとさっき冒頭でお話したんですけれども 都市進度の場合ですねあまり株主総会の話題というか
例えば月地レポートを比較的しっかりと書かれているようなファンドでもですね
株主総会っていうテーマで書かれていることって非常に少なくてこれはちょっとどういうところによるのかっていうのも
いまいち省してないんですけれども一方で今夜中的にはその esg だとかっていうようなことで esg 投資だとかって言われているわけで
そういうことをその esg でいくとその g ガバナンスとかのガバナンスのまあ思い切りその根っこの根っこっていうのは株主総会だと思うんですけれども
そういう意味でその esg 投資とかをやっていく上でその株主総会のどういたんでしょう 位置づけというか役割というかそういうものが大きいところがあるんじゃないかなーって思うんですけれども吉田
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さんはどんな風に思われますか
と実際総会に会場とかに行くとわかることっていうのがあって
だいたい ngo とかが結構くるんですよね
それは株主ってことなんですかその人たち株主としてきて質問に立つこともあるし 会場の外で何やら抗議活動のようなものをしていることもあるし
でそこそこに行くことによって その今でいうと esg のテーマに該当するようなところで
どこが問題視されているのかなみたいなわかることもありますどういう論点をその esg のその文脈で見たときどういう論点があるのかっていうのがその
どういう人たちが無所属外に参加しているなり周りにいるなりで見えてくるところがあるってことなん ですか
そうですね そういう意味ではやっぱり環境系のところが
多いというかまぁ多いんじゃないかなって想像するんですけど意外な会社にそのそういう ngo ていうか要は
ででしょその ngo とこの会社がどうして結びつくのみたいなことがあったりするってことはあるん ですか
言われればそうだったなぁっていうのとか 例えばどういうケースですかそれは
例えばそうしてどうとかだと8 動物愛子団体とかが出てきてああそう動物実験動物を実験に使っているのはいかんだろうみたいな
質問とかが出たことがその時初めてはそういう論点があるんだっていうのを 気づかされたんですよね
確かにね化粧品とかの研究開発で動物実験をかなりやってるでしょうからねぇ
まあだからそういうようなのはどういったんですかねそういう風な論点を持っているとかっていうのを 気づくというか
発見するという意味でもその何所株送会っていうのは なんか気づきの機会になるのかなと思うんですけれども
最近だけどそのさっきのその長森さんの話 日本でさん長森さんの話とかトヨタの話とかをしたんですけれども
ああいうその発信というかそのなんていうかね 様子を知ることによってまあその株送会って
面白いところなんじゃ面白いというかなんか本当にその会社を知る上でそのまあ今おっしゃった ようなそのなんていうんでしょうどういうその論点というか関心を寄せるような事業活動なのかっていうのを知るとか
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いろんな要素があると思うんですけれどもこの どういったんですか株送会というとどうしてもなんかねあの揉めてるところ
お家騒動とかあるいはそのもう何時間も何時間もなんかこの会社何時間やりましたみたいなそう いうようなことばっかりがニュースになるちょっともったいないなぁと思うんですけれどもね
普通に面白い場だと思うんですよね 私あの株式投資始めた時がもう大学生だったんで
初めてすぐ収職活動の時期だったんですよはい収職活動の時って 社長とかも出てきていろいろ会社会社のことを説明してくれて
はいあれが結構楽しいくて 収職活動終わったらこういう場はどこであるのかなぁと思ったら
株の思想会なんですよねー カラーのすべきそれで自然な流れで株のしそかいっちゃえみたいな感じになったんで
なるほど
そうですねでもその確かに まあ僕もその
実際に 常常企業の株送会って出たことないからで本当出たことないと思うんですけれども
まあやっぱりその そこでどういうその技事運営されているかとかっていうようなところが
なんかその会社なんでしょう1部分っていうの まあまず間違いなく表しているんでそういうようなところがそのなんて言うんでしょ
ちょっとしたことが投資判断とかにつながるっていうようなことはたくさんあるってことなんですよね
まあ特に個人はそうですよね
ファンドマネージャーとかなったら普通に社長とかにあったりできるでしょうけど 個人投資家がその役員の人たちを目にするパーっていうのは結局株の思想会ぐらいしかない
そうですよね
じゃあそういう意味でそのなんでしょう質疑とかにどういうふうに応じられるかとかっていうような ところは非常に重要なポイントということになりますかね
カップの秘装会で重要なポイントですかまあそうですねだからその質疑で どういうふうにを応じられるのかとかっていうようなではまあなんて言うんでしょう
聞かれたことに関して本当にまああの 新送った答えをしているかどうかとかっていうようなところでなんて
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わかることっていろいろあるのかなというふうに思ったんですけどそういうふうな どんなところご覧になってるのかなということなんですけれども
などなのかなぁ
受け答えとか聞いてて 次の社長はこの人かなとか
いうのはなんかそうそんな そういうところも結構楽しかったりしますね
受け答え聞いてて次はこの人の番なんじゃないかなみたいなことを感じることもあるし
そういうのって結構わかるもんなんですか
結構分かったりしますね役員の経歴からも意外と分かったりするんですよね
なるほどね
そういうふうな
楽しみというかなんかそういう でもまあなのにの声を聞いたり話されているその話し方とかっていうのを見ると
この人なのかなっていうのが見えてくるっていうようなことがあるってことなんですね
それはでも面白いですね僕らもその次のよく会社に勤めてますんで次の社長は誰 なんだとかっていうようなのは
なんでしょうあのしもしものもんでもまあ予想まあいろいろ噂みたいなのが出るわけですよ
でもまああんまりそういうので当たった試しっていうかその社内の人間で当たるケースってあんまないのかなと
いうふうなところが正直個人的には思っててもしかしたらか虫総会とか行くともっとわかりやすいのかなとか
っていうことなのかもしれないですね
まあでもそうそう当たらないですけどね
まあでもなんかそういう風な楽しみというかなんかそういうふうなことを感じるというか逆に言うとこの人かなと思って
たら違う人だったとかっていうのはそれはなんでかなとかって思ったりようなする材料にはなるかもしれないってことですよね
そうですねあの人かなと思ってた人がいつの間にか役分かりなくなっちゃったりとか
なるほど
ありがとうございますちょっとあの株総会について
お話一旦ちょっとあのお休みというか区切らせていただきたいと思います またちょっと引き続きお話を伺おうと思うんですけれども一旦ここでちょっと区切りたいと思います
吉田さんありがとうございました ありがとうございました
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