NN生命の活動とモノジャパンへのサポート
こんにちは。オランダに日本のものを紹介するモノジャパンポッドキャストのパーソナリティーの
チュージョン・エミコのソジョンスンです。
この番組は、モノジャパンディレクターのチュージョン・エミコと
新米スタッフのスニが、欧州市場における日本のデザインプロダクト、モノや
日本のものづくりの可能性などを伺い、さまざまに語っていく番組で
私たちが住んでいるオランダからお届けいたします。
さて、チュージョンさん、おはようございます。
おはようございます。
収録している本日は、実はオランダのコーニングランド、キングスデイですよね。
そうですね。今日は王様の誕生日という日で、
オランダは全国的にかなりの人数の方がオレンジの服を着られて、
お祝いをされている特別な日でございます。
はい、そういうことです。まだ外は静かですけど、
これからどんどんどんどんにぎやかになっていくんだろうなと思います。
前回の配信でお伝えしたMMM、モノメーカーズミートが、
あと数日でローンチするわけなんですが、
この収録が配信される頃には、もうローンチはされてますよね。
そうですね。5月1日からのローンチですね。
本日はこちらのモノジャパンポッドキャストの新しい試みで、
ゲストをお呼びしておりますよね。
そうなんです。ついにゲストを呼べるようになりました。
本日は特別にNN生命のホヤさんと、
前田木堀工房の前田昭彦さんにお越しいただいております。
こんにちは。初めまして。ホヤです。よろしくお願いします。
こんにちは。初めまして。株式会社木堀前田工房の前田昭彦です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。初めまして。私、新米のスニと申します。
もうお二方とも、中場さんとは長い関係だと思うんですけど、
私は何せ新米ですので、いろいろと分からないことが多くて、
聞かせていただきたいことも多く、本日はお越しいただきました。
お忙しいところありがとうございます。
ありがとうございます。
そしたら早速なんですけれども、まずはNN生命のホヤさんなんですけれども、
NN生命さんはモノジャパンのスポンサーを務めてくださってますよね。
自己紹介と、そしてモノジャパンをサポートするに至った件なんかについてお聞かせいただけますか。
NN生命の活動と後継者の支援
改めて、NN生命のホヤ、ユミコと申します。よろしくお願いします。
私が所属しているNN生命という会社なんですけれども、
オランダに親会社であるNNグループという団体がありまして、
NN生命という保険会社で私はお仕事をさせていただいております。
主に社会貢献活動なんかを担当しているCSVチームというところに所属をしておりまして、
社会貢献活動として、後継者の皆様のイノベーションの支援をさせていただいたり、
その他にもいろいろな活動をさせていただいております。
NN生命という会社は、タグライン中小企業サポーターNN生命として活動させていただいているんですけれども、
主に事業者様向けの保険を取り扱わせていただいておりまして、
私たちが担当している社会貢献活動も、そういった中小企業の経営者の皆様ですとか、
日本の未来を担うような中小企業の後継者の皆様とか、
そういった方々に対する活動をしたいなというところを考えておりまして、
2017年に中小企業の、特に家業の後継者の皆様のイノベーション支援する団体、
家業イノベーションラボという活動を、NPO法人農家の子セガレネットワーク、
そしてNPO法人エティック、この3社で活動をスタートさせました。
家業イノベーションラボは、いろいろな形で後継者の皆様をサポートしているんですけれども、
一番メインの活動として、イノベーションプログラムと呼ばれるような、
わりと中長期にわたって後継者の皆様に伴奏を支援している、
後継者の皆様のイノベーションを起こすサポートをさせていただいているんですけれども、
NN生命の海外進出支援プログラム クラフトソンとモノジャパン
その中で、いろいろ、本当に最近後継者の皆様とか若手の経営者の皆様の支援って、
いろんな団体さんがやっていらっしゃるんですけれども、
私たちNN生命ってオランダの会社なので、
そういう海外とのつながりですとか、オランダっていう強みを生かしたサポートプログラムができないかなと、
チーム内で考えるようになって、
そこで、じゃあやっぱりオランダと日本をつないで、
後継者の皆様を海外に進出されるための後押しをするようなプログラムとかやったら面白いんじゃないかなと思って、
そこからいろいろといろんな方の力をお借りして、
オーシュ進出支援プログラムとして、2021年よりプログラムをクラフトソンという形でスタートさせました。
今日お越しいただいている前田さんには、
2022年に名前を変えてクラフトランウェイズという同じプログラムを実施しまして、
その参加者として前田さんにはデザイナーさんとの協業とかをしていただいたんですけれども、
ちょっとその話はまた後ほどお聞きいただければなと思っております。
そのクラフトソン、クラフトランウェイズのプロジェクトを立ち上げるときに、
本当にグーグルとかで伝統産業、ものづくりオランダと検索をして、
一番初めに出てきたのがモノジャパンさんで、
そこでいきなり飛び込んでいくじゃないですけど、
メールをさせていただいて、私はこれこれしかしかこういうものです。
ちょっとこういったことがやりたいんですけれども、話させていただけませんかっていうところから、
ちゅうじょうさんとお付き合いがスタートしたというところになっておりますね。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
そうなんですね。
親さんが飛び込みでお電話。
メールか、メールを。
メールですね。
大使館のバッさんにもご紹介いただかなかったでしたっけね。
大使館とも、オランダ大使館とのつながりって、私たちオランダの会社なのであったんですけれども、
つながりはあったんですけど、すごく頻繁にお会いさせていただくっていうわけではなかったんですね。
たまたまこういったことがやりたいっていうお話を、確かのどなたか経由でバッさんの方に話していただいたら、
NN生命と伝統工芸の新事業
もうバッさんってその道のね、もう本当にプロフェッショナルでいらっしゃるから、すぐにえみこさんに連絡が来たみたいな。
そうですよね。
バッさんからも連絡が来て、その後母屋さんからの熱いメールが来て、
熱量みたいな。すでに熱量を感じていたっていう感じですね。
いいですね。
そこからの付き合いで。
なるほど。なんかNN生命さんって生命保険会社さんでいらっしゃるのに、
そういう社会貢献活動とか、あるいはその海外の販路を開拓していったりっていう、なんかめっちゃクリエイティブですよね。
すごくそういう印象を持ちました。
ありがとうございます。
それでは前田さんですよね。
ダンジリの木彫りをされていらっしゃるという、すごいかっこいいなと思うんですけれども。
ありがとうございます。
ホームページもちょっと拝見したんですが、簡単に自己紹介などお願いしてよろしいですか。
僕はですね、日本の大阪っていうところで、ダンジリと呼ばれるお祭りで使用する物体なんですけどね。
それを300年から400年続くお祭りなんですけども、
ダンジリというのは木彫りの彫刻で覆われている物体なんですけども、
その彫刻を作るのが我々の仕事でありまして、
本来大阪の岸和田っていうところがすごい有名なんですけども、
そこでずっと25年前から、弟子の期間も入れますと25年前からこの仕事に従事しているんです。
3年前までは岸和田でやってたんですけども、
仕事がどんどん今減ってきてまして、
日本の伝統工芸全てに言えることなんですけども、
我々木彫りもすごい仕事が目に見えて減ってきてまして、
このままだとダンジリ局の仕事が途絶えてしまうぐらいまで来てるんですよね、今。
そこでじっとしてても仕方ないので、まず環境を変えてみようというので、
岸和田に行っているとやっぱり岸和田のダンジリの仕事しかしない集団だと思われちゃうので、
僕は大阪市内の天神橋というところに3年前に工房ごと移しました。
移すのをきっかけに会社も法人化にしまして、
若い社員さんたちを守るという組織に変わりまして、
何か新しく仕事を作り上げていくという攻めの体制の会社にしたんですよね。
仕事をもらえるまで待っとくという守りの姿勢ではなく、
攻める姿勢の伝統工芸をやっている、
軍団になろうということで頑張るというのを若い子たちと決めまして、
思い切って天神橋に移動して、
ダンジリ彫刻の紹介と移転による攻めの姿勢
その時に何年目か2年目ぐらいの時に、
NN生命さんのことをある友人から知りまして、参加させていただきまして、
親さんとも出会いまして、
その時に去年の2022年のクラフトランナーゲームズの話をいただきまして、
応募させていただき、3社の中から1社選ぶというプレゼンにも何とか頑張って勝ち抜きまして、
今現在に至るというところでございます。
ありがとうございます。すごいかっこいいですね。
ありがとうございます。
そして岸和田から天神橋に移られたんですね。
私10日前まで大阪にいましたのに。
そうなんですか。
言っていただいたらご招待しました。
残念やわ。今度ぜひ伺わせてください。
ぜひぜひ。
実家は大阪ですので。
そうなんですね。実際見ていただいたら全然イメージ変わると思うんでね。
あの断じりのあれすごいですもんね。めちゃくちゃ3Dの立体的な。
すべて手作業で僕らも地味にコツコツコツコツ毎日彫ってるんですよ。
それがもう今どんどん仕事が減ってて。
というのもやっぱりあの断じりって一度作りますと7、80年長かったら100年使うんですよね。
平成の日本で平成の30年間という期間に大阪って450台ぐらいあるんですけども。
近畿圏、近畿エリアでいうと1000台ぐらいあるんですけど。
ほぼ新しかったんですよ。30年間でみんな新しくなっちゃって。
当然周期があるんでね。
大正時代にまず新潮っていうブームがあって、その作り替えの周期にはまったのが平成なんですよ。
なんか話が大きいですね。すごい。
タイムスパンがだいぶ長いんですけどね。
昭和の30年代、40年代っていうのもやっぱり仕事がなかったんですよね。
その時はホリスタンがすごく少なかったんですよ。
なんとか生き延びてこれて平成の大ブームが来て、
我々のような断じり好きな子供たちが断じり作りたいという夢を持ってこの業界に飛び込んだんですよ。
平成の30年間というのはホリスタンがどんどん増えたんですよ。
我々のような10年間くらい修行するんですけど、
10年くらい修行した子たちがどんどん出てきてて、
今、お利子は増えたのに仕事が減ってるっていう需要と供給のバランスの悪いことになっちゃってて、
どんどん単価も下がってきますし、
断じりだけではとてもじゃないけど仕事をやっていけないというところで、
僕はもういち早く海外の方に目を向けたんですよね。
このコロナ前の2019年に海外に、
日本の伝統工芸って海外の人の方が評価してくれるっていうのは何となく分かってたんで、
自分でも一回その経験してみようと思って、
2019年に初めてドバイの方に作品を持って行って、
そこで評価していただいたので、
やっぱり我々のしている伝統工芸は海外だっていうところで、
コロナが来ちゃって2年間停滞して、
でも5日は明けるだろうっていうところにエネの生命さんと出会えたっていう。
すごいですね。
今お話聞いてて思ったのは、
攻める姿勢の伝統職人の軍団ってめっちゃかっこいいタイトルやなっていうふうに思いました。
大体伝統工芸師っていうのは守りなんですよね。
伝統っていう言葉がついてる人たちって、
大体古いのを守ってずっとしていくっていうマインドしかないんですよね。
ものすごいもったいないと思うんですよ、僕からすると。
すごい技術があって、
いい仕事していい作品作ってるのにもかかわらず、
外に発信しないっていう矛盾があってもったいないんですよね。
伝統を継承する龍派
ですからきっとね、岸和田から大阪の方に移られたと思うんですけど、楽しみですね。
ありがたいことに、今3年目なんですけども、
どんどんどんどん新しい人と出会って、
いろんな仕事の話がいただけて、
うちはちょっと手が足らない状態っていうことなんですよね。
岸和田に親方もいてるし、兄弟子たちもいてるんで、
その人たちも僕は残したいので、
仕事を逆にお願いして一緒にやってもらってるっていうのが今、形ですね。
やっぱり僕ら一門っていうのがあるんでね、グループは。
代々やっぱり継がれてるんで。
龍派があるってこと?
龍派があるんですよ。そうです、龍派です。
龍派があるんで、僕の所属している龍派は何とか残して、
次の男児の時代が来る、仕事が増える時代が来る時には、
今のお弟子さんたちの、まだ次の弟子さんぐらいになるんですけども、
やっぱりそれで継承していかないとダメなんで、
今何とか乗り切ろうっていうので、必死に頑張ってるところですね。
素晴らしい。ありがとうございます。
一旦文化って伝統って途絶えると、復活できないんですよね。
今が本当に転換期で、今頑張らないとダメなんです、我々。
明るそうですね。
前田さんのお話を聞いてると、すごいワーッと未来が開けてるように感じるんですよ。
うちはありがたいことに、NN生命さんとか親さんと出会ったことによって、
かなりの視野は広がりました。ありがたいです。
ありがとうございます。
NN生命との新事業、MMPとは?
今日、お二人にお越しいただいたのは、もちろんNN生命さんと、
モノジャパンとの新事業、MMPというものがありまして、
これは中条さんにお聞きしたいんですが、このMMPというのは何なんですか?
MMPは、モノメーカーズプログラムの略でMMPなんですけれども、
先ほどからお伝えしているオンラインプラットフォームのモノメーカーズミートの中で、
こういう出会っていただいた日本の事業者さん、
例えば前田さんのような事業者さんと、オランダのデザイナーの方が、
このオンラインプラットフォーム上で、いろんなメンバーさんを見る中で、
この人とコラボレーションしてみたいというので、コンタクトを取っていただくことができますので、
お互いにコラボレーションしたいというふうに決定されたペアが完成したときに、
こういうペアができて、こういうことを目指して協業していくので、
サポートしてくださいという申請を私たちの方にいただけて、
NN生命保谷さんと私中条がハンズオン支援をずっとしていって、
この協業をサポートしていく。
今回前田さんとキャロル・バイングスの協業でずっと保谷さんがされていることなんですけれども、
今年は私と保谷さんとサポートしていって、成功する協業に向けて頑張っていくというようなプログラムです。
ありがとうございます。
モノジャパンとのコラボ企業
スポンサーをしてくださっていたNNさんにとって、
モノジャパンとのコラボ企業というのは、
やっぱり御社にとっても新たな試みだったんでしょうか。
保谷さんにお聞きしていいですか。
モノジャパンさんとの一緒の事業というのは、
2021年からローカルアドバイザーとして、
パートナーとして一緒に2年間プロジェクトをご一緒させていただいてたんですけれども、
今回はNN生命とモノジャパンがパートナーとなって、
新しい事業をスタートさせるというところで、
やっぱり新しい試みではあったかなというところは思っております。
去年、前田さんにご参加いただいたクラフトランベルズのプログラムで、
いろいろラッキーが重なって、
実際にオランダに参加者の方をお連れして、
現地視察をするという機会を得られたんですね。
その協業のデザイナーであるキャロル・バイングさんとお会いすることもできましたし、
オランダ大使館のサポートもいただいて、
キャロル・バイングさんが実際に日本に来てくださるという機会にも恵まれて、
オンラインで実は協業とか海外向けのワークショップをやっていたんですけれども、
それだけがやっぱりどうしてもモノにしていくという段階で、
なかなか難しかったという経験が2021年、
フルオンラインでプロジェクトをやっていた時に感じていたので、
去年は実際にオランダに行ったり、オランダから来ていただいたりということが叶いましたので、
オンラインでめぐり合うんだけれども、
リアルでまたイノベーションを起こしていくというところに手応えを感じたんですよね。
今年も新しく同じようにプログラムをやっていくのか、
形を変えてやっていくのかというのを去年の終わりぐらいに考えていた時に、
私もすごい飽きっぽいので、同じことやっててもしょうがないんじゃないかなと考えていたんですよ。
毎年同じことやってても終わらないなと思っていて、
その時にJuJuさんから今回のプラットフォームの話とかをご提案いただいて、
すごい面白いなと思って、
オンラインでめぐり合ってリアルでイノベーションを起こしていくというテーマもすごいしっくりきて、
すぐに社内のお偉方にパッションをぶつけて、
なんとか勝ち取ったというようなところがありましたので、
すごく楽しみで仕方ない新しい事業なんですけれども、
2年間ご一緒させていただいているという信頼関係もありますので、
すごい心配なところとか、新しいことなので難しいところはきっとあると思うんですけれども、
絶対に乗り越えられると思っていますし、
絶対にうまくいくだろうなというイメージしか持っていないので、
本当に5月1日からスタートさせることができて、嬉しいです。
ありがとうございます。
ホヤさんのパッションが画面からも来ますわ、私に。すごいですね。
熱苦しくてすみません。
ホヤさんだから信頼して、
事業者さんも参加しますと言っていただいているんだろうなと思いますし、
やっぱりテロルも本当に有名なデザイナーなので、
オランダとの協業の始まり
今回割と即答でやるよみたいな感じで参加してくださったのは、
私たちもこれまでオランダで頑張ってきてよかったなと思いましたし、
そこをホヤさんがきっちり手厚く受け止めてくださって、
前田さんも本当にファッションではホヤさんと負けない。
そうですよ。
本当にここ3人がチームみたいな感じでずっと協業されていたので、
本当にこの協業は前田さんとキャロルの協業であるけれども、
ホヤさんも本当に3人でやっている感じですよね。
本当そうです。ホヤさんじゃなかったらできなかったですよ、本当に。
本当そう思います。
やっぱり今回新しいことをやった方がいいよと言ってくださるクリエイティブさ、
切符の良さというのがオランダ的でもあるんですよね。
なので私たちとしてもすごくやりやすいし、投げかけやすいし、
本当にありがたいなと思っています。
NNさんの母体がオランダにあるということですので、
オンラインで出会って、実際オランダまでいらっしゃったりとか、
リアルでのコミュニケーションがあって、
その中でイノベーションを作っていくというのは、
オランダとの縁をすごく感じますね。
面白い事業だなと思います。
そうしましたら、クラフトランウェイズから
オランダ人のインダストリアルデザイナーであるキャロル・バインさんと
コラボ作品を作られることになった前田さんなんですけれども、
どんな感じで話が始まって進んでいったのかということを
ちょっとかいつまんで教えていただいていいですか?
最初はですね、Zoomでお会いしてただけだったんですけれども、
リアルで東京で初めてお会いして、
日本に来ていただいたっていうのがすごい大事なことだったなって、
今となっても思ってますね。
来ていただいたことによって成功したと言っても過言ではないと思うんですよね。
やっぱりリアルに会う回数を増やす方が作り手もデザイナーさん達も
やっぱり分かりやすい。
お互いがどういうことを考えてて、どういう人なのかっていうのが
それが分からないと信頼関係が生まれないと
ものづくりができないと思うんで、
やっぱり会ったことによって僕も初めてキャロルさんと
ああ、こういう人なんだ。
キャロルさんも僕の仕事っぷりを見てもらって、
作品も僕、大阪に来ていただいた時に
普段見れないんですけど、ダンジリ小屋を開けていただいて
キャロルさんに実物のダンジリを2台僕が作ったダンジリを見ていただいたんですよね。
そこからやっぱりキャロルさんもすごいテンション上がってくれて
間違いないっていう感じで付き合いしてくれて
僕の実力も分かってくれたから
リスペクトしてくれてるのも感じるし、ちゃんと。
僕も元からキャロルさんのデザインのことはリスペクトしてたんで
お互いがリスペクトする関係になれたっていうのが
最初の出会いで良かったなっていうところですね。
NSMさんのおかげで僕も去年オランダにも行けましたし、初めてね。
オランダのフードっていうのにも触れたし
キャロルさんが育った環境っていうのも分かるし
オランダの良さも十分分かったんで
これはなんか上手いこと言ってるなっていうのも感じてたんで
絶対成功するわっていう気持ちで言ってたんで
コラボ作品の発表と今後の展開
今こうやって第一弾の作品もできたんですけども
自信持って自分の子供のように送り出せたっていうのがあるんで
自信持ってやっていけてるから今後もやっていけるだろうなっていうことで
自分自身喜んでるところなんですよね。
この郷土は。
オランダに来られた時すごかったですよね。
本当に。
キャロルとも会ったり
シーボルトハウスに行ったりとか
シーボルトハウスの展開もあれよあれよってね
ちょっとびっくりしましたけどね。
いきなりシーボルトハウスにアポイントメントをキャロルが取って
プレゼンとかをし
そういうことがあったり
前田さんなんてオランダに来た時はオランダに住むって言われてましたよね。
言われたよね。
みんなならと思って待ってるんですけど
その気持ちは変わってないんでね。
だってこれね、小谷さんにもね
オランダに会社でどうやって建てるんだろうっていう話はしましたもんね。
オランダで法人はどう作るんだろうっていう
プログラムの方向性が変わっていきそうですよね。
私はオランダ支店長を拝命いたしました。
そうですよね。
そうなんですよ。
本当そうなんですよ。
それを今度は目標に。
そうです。目標があるので。
オランダを起点にこのヨーロッパに広がっていこうっていう
ビジョンで今動いてるんでね。
穴勝ちなんか起こり得そうですよね。全然。
いや、起こると思います。
そんな気がしますね。
キャロルさんの力もだいぶ軽いので。
ありがとうございます。
そのようにしてキャロルさんと一緒に作ったコラボ作品が
今モノジャパンのサイトでオンライン受注会をしてるんですよね。
もう終わったのよね。
昨日終わったところなんですけど。
前田さんとキャロルとで組み出した第一弾の作品。
2点のお皿なんですけれども
非常に美しい漆器のものと
シルバー?
スズなのかな?
スズ、スズ。
スズ博。
スズ博。
金箔みたいなようにスズの博が
ラインで引かれてる。
素敵な作品をモノジャパンのウェブショップで
受注販売をするという頃味を第一弾として
作品を発表していただきました。
そしてこれからもまたさらなるオートクチュール作品を
開発中ということですよね。
そうです。
第2弾、第3弾と続けていく流れで。
そうなんです。
9月にシーボルトハウス。
9月。
そうそう。
展示会に来ていただけますしね、前田さん。
そうなんですよ。
嬉しい。
NN生命との新事業、MMPとは?
お願いいたします。
超嬉しい。
楽しみです、僕も。
楽しみです。
ファイさんも来ていただけるんですよね。
はい、もちろんです。
嬉しい。
シーボルトハウスとモノジャパンと両方
参加させていただきます。
先ほどちょっとお話ししたシーボルトハウスなんですけれども
モノジャパンの1週間前にシーボルトハウスで
前田さんとキャロルの作品の展示が行われる
というのが決まったんですね。
素晴らしいのです。
その後1週間後にモノジャパンがありまして
その機会に前田さんが前田さんの会社として出展をされますが
もちろんそこで前田さんの
普段やられているような作品も見せていただいて
そしてNN生命さんからこの時期に合わせて
ツアーでお越しになるということで
前田さんも来ていただけて
展示会の最中には今回の授業で
MMPモノメーカーズプログラムの方で
ペアになった方々から
こういうことをコラボレーションでやっていきます
という発表をしていただく予定になっています。
前田さんの作品
すごいですね。
前田さんの作品見るのがとても楽しみです。
というのも
普段ああいうすごい3Dのモノを撮ってらっしゃるお方が
キャロルさんとプレートを作られてますよね。
はい。
全然アプローチの仕方とかも違ったんだろうなと思いますし
そういうお話をどこかで伺うことができたら
とても嬉しいなと思います。
ぜひぜひさせてください。
前田さんと保屋さんには
それ以外に何かお伝えしたいことがあれば
少しお話いただきたいなと思ってるんですけど
じゃあ今フリートークにしますか。
私はね、なんかね、やっぱり