1. オランダ発 MONO 語り
  2. #007 MMMローンチ間近!MJが手..

MONO JAPAN 展示会以外の活動をご紹介/新たなサービスMMMをローンチ/エヌエヌ生命さんとのコラボで生まれたMMM:MONO MAKERS MEET/オランダのクリエーターと日本のメーカをつなぐオンラインのプラットフォーム/オンラインAIR(アーティスト・イン・レジデンス)/コロナ禍でオンラインによる国際交流の可能性を試したのがきっかけ/オランダの助成金システムはフレキシブル/5月1日日本時間16時ローンチ/サイトの言語は英語/無料サービス/会員制で心理的安全性を高く/MONO JAPANはエヌエヌ生命さんの家業イノベーションラボ・Craft Runwaysのローカルサポーター

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#MONOJAPAN

#オランダ発MONO語り

モノメーカーズミートオンラインプラットフォームの始まり
はい、こんにちは。オランダに日本のものを紹介する MONO JAPAN ポッドキャストのオランダ発物語 バーソナリティーの中条絵美子とソージョンスンです。
この番組は、MONO JAPAN ディレクターの中条絵美子と新米スタッフのスニが、欧州市場における日本のデザインプロダクト、モノや日本のものづくりの可能性などを伺い、さまざまに語っていく番組で、私たちが住んでいるオランダからお届けいたします。
はい、ということで、お久しぶりですね、中条さん。
お久しぶりです、オランダさん。
戻ってまいりました。ものすごく寒くて、びっくりしていたんですけれども。
まだ寒いですよね。
寒いし、まだ水仙が咲いているとか、ムスカリがまた咲いているということに、ちょっとびっくりしていましたが、お元気そうで、何よりです。
そうですね、元気にですよ。
前回までは、モノジャパンの概要などがわかるようなお話をお聞きしてきたんですけれども、今回からはですね、モノジャパンの展示会以外の活動をご紹介していこうと思います。
まずは、5月1日にですね、ローンチされると言われているモノジャパンの新しいサービス、MMMについて中条さん、何かちょっと伺わせてください。
もちろんです。聞いてください。
MMMというのは、モノメーカーズミートというのの略のMMM、私たちが新しく開発したオンラインプラットフォームのことです。
このオンラインプラットフォームって、誰を対象にしたものなんですか?
このオンラインプラットフォームは、これまで私たちがやってきた通り、日本のものづくりの方々、伝統工芸の方々であるとか、製造業者一般の方々、オランダの私たちが持つネットワークのデザイナーの方々。
デザイナー以外にも、例えばフォトグラファーであるとか、クリエイティブなお仕事をされているプロの方、対象ですね。
そういったオランダのクリエイターさんたちと、日本のメーカーさんをつなぐプラットフォームということですね。
はい、そうなんです。
すごい画期的な取り込みだと思うんですけど、これが作られるに至った経緯って、このアイデアっていうのはだいぶ前からあったんですか?
そうですね、コロナの最中に私たちちょうど、オンラインアーティストインレジデンスという事業をやっていたんですね。
オンラインでのコラボレーションと新しい事業
これはオランダ大使館さん、東京にサポートしていただいて、オランダの女性団体にもサポートいただいてやったんですけれども、
オンラインアーティストインレジデンス。
オンラインアーティストインレジデンス。OK、なるほど。
という名前のプログラムをやってまして、これは何かというと、コロナの最中って日本へオランダの方は一切行けなくなっちゃった、逆もしかりですけど、
そういう国際化の行き来が全く遮断された状態だったが、同時にZoomとかもどんどん使いやすくなったりして、
オンラインでのコミュニケーションが非常に活発になり、サービスもテクノロジーももっともっと発展していたという時期だったと思うので、
止まるだけじゃなくて実験的なことをどんどん試していくべきでしょうという考えのもとを、
オンラインで国際交流というかコラボレーションはどこまでできるのかということでやった事業なんです。
できることがちょっとわかったわけですね。
なのでオンラインでは協業は完結はしない、やっぱり絶対リアルだった方がいいが、
ただイントロダクションとして、出会いの機会としてお互いをある程度情報を見ればわかるじゃないですか。
だからお互いを知る機会まではオンラインでできるよねと思ったわけですね。
ですのでこのオンラインでの出会いの場っていうのを私たちが設けられたらいいなというようなことで、
オンラインプラットフォームっていうものを作ろうと無謀にも立ったわけなんです。
MMMオンラインプラットフォームの開発
プロでもない。
でもやっぱりコロナで本当に人々の生活一変しちゃったし、
でもそれと同時に実は対面じゃなくてもできることいっぱいあったよねって、
逆に気づいちゃったこともあったかとは思うんですが、
本当そういう不利な点を逆手に取られて、こういう出会いの場を作られるって、
めっちゃいいですよね、一言で言うと。
ありがとうございます。
その時ってね、オランダも国際的なことに関しての文化的な助成金っていうのは一切ストップしたんだけども、
こういう実験的な何ができるかっていうようなものを、
対策の可能性があるような事業に関しては助成金が出てたんですね。
なるほどね、その辺はありがたいですね。
そうなんですよね。
本当にだから状況に合わせて助成金の内容もシステムもどんどん変わるっていうのは、
本当にオランダの良いところだなと思ったんですけど。
そうですね。
で、このオンラインプラットフォームは、
これもオランダ大使館さんにサポートして頂いて作り始めたんですけど。
はい。
話していいですか?苦労話。
どうぞ。話してください。
やっぱり初心素人じゃないですか。
だからやっぱり開発していって、こういうコンセプトでこういうターゲットの人に使って頂けるようにとか作るんですが、
やっぱりものすごくたくさん世の中にオンラインプラットフォームが増えていったんですね。
はいはい。
なのでやっぱり自分たちが考えている間に色んなスピードが出てきたり、
例えばクラブハウスとかも出てきたりとかしてたじゃないですか。
本当やね。はいはい。
新しいものがどんどん出てくる時代に、あまりにも皆さんのスピードの速さにちょっとポカーンとしちゃうっていうか。
自分たちって何かあるんだけどか。
自分たちがそんなにすごくプロでもなし、すごく資金力もあるわけでもなし、
何を達成したくてどこまでやるべきなのかっていうのをちょっと考え直さないと結局中心がぶれちゃうよねっていうことで。
結構悩み、考える時間がだいぶ必要だったんですけども。
確かに世の中の流れはめちゃくちゃ早いですよね。
そうですよね。皆さんオンラインしか活動の場がないからオンライン上でもすごかったですよね。
日オランダ間のメーカーコラボ
すごかったと思う。
で、そこでやっている中で使える範囲っていうかね、出会いの場っていうところまでしか私たちはやらなくていいんじゃないかとか、
そういうこの範囲をもうちょっと限定していこうというふうに考えていまして。
で、NN生命さんという日本にいる企業さん相手の保険会社さんって私たちのことをずっとスポンサーシップとしてやってくださって、
私たちも彼らの事業をローカルサポーターとしてサポートしているんですけども、
この会社さんがオランダの保険会社さんの日本支社さんという名前もあって、
オランダと何かされていた会社さんなので。
ご縁があるってことですよね。オランダの会社が親会社なんですもんね。
その通りです。ですので、彼らがやられている日卵館での協業っていうのと、
オンラインプラットフォームを組み合わせてやると、その協業の事業に合わせた範囲というか、
範囲が設定しやすくなる。だから海までは大海原をどこに進めていいのかっていうような。
航海のための何もない感じでってことですよね。
コンパスを失った船のような。
そういうことだよね。
そんな気分だったんですけど、自信が見えたぞっていうことで、
そこからどんどん制作が進みまして、5月1日にやっと表示されることになりました。
楽しみですね。
すごいですね、本当。
実はローンチに向けて、私もテスト使用させていただいている最中なんですけど、
すごいかっこいいサイトですよね。
ありがとうございます。
デザイナーさんとそれからメーカーさんとの出会いをオンライン上で実現するためのものなんですけれども、
基本はあれは、言語は英語ですよね。
そうなんですね。
もちろん日本語にされたい方はGoogleトランステーションで、
そのままサイト自体全部ざっと翻訳することもできますので、
そういうようなのを各自が使っていただくという感じで、
どうしても翻訳が必要な方を見ていただくっていうことになります。
オンラインプラットフォームMMMの紹介
これはそして有料なんですか?無料なんですか?
無料なんです。
無料でやっぱりやるのが、どなたでも敷居が低く使っていただいて、
たくさん活用していただけてっていう、
こういうようなサービスにするには、先ほどお話ししたような、
たくさんのプロフェッショナルなサービスが既にございますので、
そうではなくて、私たちのオンラインプラットフォームでは、
そういうすごくたくさんの機能がついたテクノロジー満載の、
そういうサービスをお金を払って使うということではなくて、
私たちの持つネットワーク、
NNさんが日本で繋がりのある企業さんとか、
そういうクローズドメンバーによって、
信頼のおけるメンバーの中で出会いの場っていうね、
そういうものとして、
やっていただければいいかなと思っています。
じゃあ無料で使用できますが、一応その会員と言いますか、
メンバーになって利用するということで、
心理的な安全性も結構高いんだろうなというふうに思いますね。
なるほど、すごい楽しみですね。
もう5月1日まであとちょっとしかないんですけれども、
5月1日の日本時間16時でしたっけ?
にローンチオープンされるということになっておりますので、
ぜひご興味のある方はサイトにアクセスしてほしいんですけども、
このサイトにはモノジャパンのオフィシャルサイトから行けますかね?
そうですね、オフィシャルサイトの方からも行けるようにしてくれます。
ではオフィシャルサイトに関してはいつものように、
概要欄の方に記載しておきますので、
MMMのサービス詳細
ぜひ興味のある方はね、伺っていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
ということで、今回はMMMについてのお話を伺ったんですけど、
それがね、NN生命さんとのコラボで出来上がったサポートサービスということなんですが、
この機会なのでね、ぜひそのNN生命さんにも
こちらのポッドキャストにお越しいただきたいって考えてます。
どうでしょう?中嬢さん。
すごくありがたいと思います。
NN生命さんは本当に素晴らしい事業をされていて、
私たちとご一緒しているのは、
家業イノベーションラボという、彼らと他のNN生命さんの事業で、
日本の後継ぎの家業だから、
代々に渡って一つのお仕事をされている家業っていうことですね。
家業のシステムのサポートを推しされている。
面白いですね。
そこの中で、
クラフトランウェイとか、その前はクラフトソンという名前で、
一覧の製造業と、あとオランダのデザイナーとの協業によって、
海外販路開拓とか、海外向けの商品開発を目的とした事業をされてまして、
ここで私たちがローカルパートナーとして、
そのプロジェクトをサポートするという形で入ってたんですけれども、
せっかく私たちオランダ人の団体ですし、
今回キャロル・バーニングさんみたいな素晴らしいデザイナーの方と連絡ついて出ていただくことにきっかけも作れましたので、
もうちょっと直接的な感じでやってやれるんじゃないかというようなお話をしてまして、
このオンラインプラットフォームはMMMという名前なんですね。
この中でモノメーカーズプログラムというようなコラボレーションの支援プログラムを発表するんです。
いいですね。
そこに参加していただいたメンバー間で、そこで協業の相手を見つけていただいて、
例えば日本の製造業者さんが気になるデザイナーさんを発見されて、
コンタクトをメッセージを送ることができますので、
お互いに協業したい、こんなものを作れたらいいよねみたいな会話を行っていただいて、
そうするとこのプログラムに申請していただくことができます。
MOMO JAPANとNNさんのコラボプログラム
そうすると私たちがハンズオン支援をして、新商品の開発などを目的にずっとコラボレーションを続けるというようなプログラムになります。
そのハンズオン支援というのは専門家派遣みたいな考え方、捉え方でいいんですか?
私たちですね、MOMO JAPANのチームとNNさんのチームで2組の協業者がオンラインで最初からずっと協業について話し合ったりすると思うんですけど、
その際にスタッフで入ったり、現地のコーディネートとか現地事情とかのアドバイスを行ったりっていうような、
サポートですね。
サポートを両側から行いつつ、この協業を成功に向かうために協力するということですね。
めっちゃいいですね。すごいプログラムじゃないですか。
そうなんですよ。
すごい。それはでも、なんか話まとまるのがいっぱい出てきたら嬉しいですね。
出てきてほしいですよね。
MOMO JAPANの展示会でも、視線発生的に日ラン館で会場で出会った方々がコラボレーションを始めたりするケースが非常に多かったですし、
私たちのアーティストレジデンス事業っていうのでも協業ペア、今まで5組見てきてるんですけど、
やっぱり直接に入ってあげた方がお互いの言語とコミュニケーションの仕方の差って日ラン絶対あるじゃないですか。
そうですよね。
そこのところで、相互理解がやっぱり難しくなるケースがほとんどなんですね。
すっごくスムーズな方もいるんだけど、ほとんどが、例えば相手が日本の方が遠慮して言わなくて、ただオランダの方は結構はっきり言われるから、
ストレスを感じられずに日本の方が進む感じがいたりとかありますし、
そこのあたりは、モノジャパンだからこそ間に入って調整してあげるっていうことがおかしいですね。
サポートすることができるっていうのは、絶対あり得るでしょうね。
日本語と外国語との相互理解
言語とコミュニケーションの差っていうのは本当に大きいし、アメリカ人って世界的にも有名なぐらい、すっごいダイレクトなコミュニケーションの方じゃないですか。
なんか侵略ですよね、日本とはね。
悪意はないんですよね。
ダメ元で絶対言うとかね、そういうダメ元で絶対言うとかめっちゃ多いじゃないですか。
でも日本の方とか真面目だから、どうしようどうしようってね、すごいストレスに感じられたりとかあるので、そこが私たちが入って、
テイとかストップとか、無理ってはっきり言っていいですよとか。
そうですね、はっきり言うのは大事なことですね、本当に。
そういうちょっと素の役ではないですけど、入ってあげることかなと思います。
なるほど、そのお話を聞くのも楽しみですね。
次回ぐらいにはNN生命さんからもね、ちょっとお話を直接お伺いできたら嬉しいなと思いますので、また駐場さんその時はどうぞよろしくお願いいたします。
お願いします。良い質問を待ってます。
了解です。本日はこれでおしまいにしたいと思います。
モノジャパンのオフィシャルサイトは概要欄に記載をしておりますし、お問い合わせの方も記載のメールアドレスまでお寄せくださいませ。
番組の感想もいつでもお気軽にお寄せくださると嬉しいです。
それではまた次回まで、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
18:08

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