こんにちは。オランダに日本のものを紹介する、MONO JAPANポッドキャストのオランダ初物語、パーソナリティのソ・ジョンソンです。
この番組は、MONO JAPANディレクターの中条恵美子と、新米スタッフのスニガー、欧州市場における日本のデザインプロダクト、モノや日本のものづくりの可能性などを伺い、さまざまに語っていく番組で、私たちが住んでいるオランダからお届けいたします。
収録しております本日は、9月7日木曜日。あと1週間ほどで、いよいよMONO JAPAN展示会が開催します。
ということで、スタッフの忙しさも過剰に入っております。私も大した動きはしていないんですけれども、なぜかすんごいバタバタしております。
という状況なんですけれども、本日は私、スニガー、MONO JAPANメンバーの一人、かなさんと一緒におしゃべりをする回にしたいと思います。
かなさん、こんにちは。
こんにちは。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。お忙しいところありがとうございます。
まずは、かなさんのMONO JAPAN内での業務の紹介と簡単な自己紹介をお願いしてもよろしいですか。
はい、久保田かなと申します。
MONO JAPANのメンバーになってからは約1年半、オランダ在住は3年半ほどになります。
MONO JAPANの中では、ご出展者様のご対応全般を担当しております。
ただですね、今もう展示会が迫ってまいりまして、メンバー全員とても忙しい雰囲気になっていますので、今はご出展者様の対応だけではなく、やらなければならないこと、何でもしているような感じです。
はい、ありがとうございます。まさに何でもされてますよね、かなさんね。
本当にいつもすごいなと思って、その働きっぷりを横で拝見してるんですけれども。
いやいやいや。
ご出展者様の対応を担当されていらっしゃるとのことですが、具体的にはどのようなことをされてますか。
そうですね、今年は展示・販売を行うご出展者様が23社、ワークショップが7社、飲食が10社、その他にレクチャーとかデモンストレーションなども予定しておりまして、ご出展者様がありがたいことにたくさんいらっしゃいます。
その方々にご出展の案内をしたりですとか、契約書を締結したりとか、そういった事務的なこともしております。
ご出展者様によってですね、モノジャパンのこの展示会にご出展される目的とか目標とかが一社一社様によって違うので、どういう目的でご出展されるんですかとか、そういった部分を事前にオンラインミーティング等でヒアリングをさせていただいていまして、そういう目標をですね、一緒にサポートできるように伴奏をさせていただいています。
はい、ありがとうございます。本当にお客様と主催者という形ではなく、一緒に協力してご出展者様が望む出展を実現していくというふうな感じなんですよね。
かなさんが一番ご出展者様のことをよくご存じ、もちろん中条さんがそうだとは思うんですけれども、その細かいところまではかなさんが非常によくコミュニケーションをされていると思いますので、思うんですけれども、それって全部かなさんの頭の中に入ってますよね。
そうですね、そうは言ってもそんなには多くないので。そうですか、なんか私からしたら行き地引き的な感じになってるんですけど、今とりあえずかなさんに何でも聞いてみようみたいな。
そうですね、でもやっぱりオンラインのミーティングで、直接はお会いしていないものの顔を合わせているというか、お話ししているので、忘れてしまったりはしないというか、大したことは明確に覚えていますね。特にメモとかは取ってないですけど。
そうですよね、なるほど。これらの日本からのご出展者様だけではなくて、オランダとか欧州からのご出展者様もいらっしゃるということですよね。
そうですね、メインのご出展者様は日本からお越しいただくご出展者様になりまして、今年は約50名以上の方が日本からこの展示会に会場にお越しいただけます。
すごいですね。ごめんなさい、50名以上の方々ですもんね。
そうですね、なので、ご出展のことだけではなくて、渡航についてとか、具体的な現地での滞在についてとか、そういったところのご質問もいただくので、そういったところのケアもさせていただいております。
その他にですね、飲食ブースというのがありまして、食べ物とか飲み物をご提供させていただくんですけれども、そこのブースは日本から来ていただくということではなくて、オランダで活躍されている日本人の方々がご出展される形になります。
外国で日本の食べ物というか和食っていうと、日本風というか、日本人が食べるとこれ本当の日本の味じゃないよねっていうものも、すみさんもよくわかると思うんですけれども、ありますが、この展示会、モノジャパンの展示会では本当の日本の味を提供される方っていうのにこだわって、セレクトをさせていただいています。
その他にですね、ワークショップも今回開催させていただきますが、こちらもですね、欧州に住まわれている日本人の方々ですとか、日常から日本の文化を紹介されているような、こちらの現地の方々が開催していただくような形になります。
ですよね。すごい盛りだくさんですよね。本当にワークショップもそれぞれ特色が全然違いますし、いっしゃいっしゃね。
そうですね。なんか毎日来ていただいても、毎日楽しめるような感じになっているかなと思います。
私ちょっとお仕事休んで全部参加したいぐらいなんで。
したいですよね。
我々日本人でも、日本のことをよく知っていても、なんかここでやってみたいなっていうふうに思いますよね。
うちの夫なんかもね、ウェブサイト見ながら、僕これがいいな、あれがいいなとか一人でずっといろいろ言ってますよ。
そうですね。
すごく興味があるみたい。
モノジャパンのメンバーの役割分担というのはどうなっているんですか?
モノジャパンのメンバーですよね。メンバーはこの展示会に向けて作っているチームなんですけれども、
代表の中将と会計とか商品の輸送のところの専門的な知識を持っている松永。
会場のデザインとか、出展者様のブースのレイアウトとかを考えてデザインをしている石澤。
ウェブのページを作って編集をしている桑原。
それからSNSを担当しているスタッフですとか、
以前にこの番組にも出演したデザイナーの竹田のチームで役割分担をしています。
あとはスタッフの採用とか現地の取りまとめを今年はスニさんにお願いをさせていただくというようなチームですね。
去年はスニさんはスタッフさんとしてイベント展示会のお手伝いをしていただいたんですけれども、
今年はモノジャパンのチームに入っていただいて、スタッフのマネジメントのところを担当していただいてますけれども、逆にどうですか?
入っていただいて、想像以上に大変だったというところは除いて。
そうですよね。やっぱり自分であるブースさんの販売サポート通訳としてお仕事に行くのと、
モノジャパンとしてスタッフさんを募って採用していくようなお仕事ですとかやり取りとか全く話が違うものなので。
そうですよね。
一つ一つお仕事をしながら確認して、こんなのでいいのかなと思いながらも一生懸命、
かなさんの指示を仰ぎつつさせていただいている次第でございます。
綺麗にまとめちゃいましたね。
今年はご応募が思ったより多くいただけたじゃないですか。
そうなんですか?
応募してくださる方が多くて、すごい嬉しい驚きですよね。
いつもそうなんじゃないかなと思ってたんですけどね。
去年は結構間際まで苦労しましたね。
もともとコロナ禍で開け切ってなかったっていうのもあって、
こちらにいる日本人の方とか少なかったかなとは思うんですけど、
今年は夏休み前に大体のスタッフが揃ったという感じで。
そうですね。
その方々も我々の活動に賛同してくれるというか、
一緒に盛り上げたいですっていうような雰囲気の方が多くて、
すごくありがたいなと思ってます。
応募してくださる方々の文面からめっちゃ熱いものがほとばしって。
そうですよね。
一時的というかイベント期間中だけのお手伝いっていう感じにはなるんですけど、
そうですよね。熱い思いを感じましたね。
でも、かなさんも実はMono Japanで働き始めて、
今で1年半っていうことなんですけれども、
そうです、そうです。
ぶっちゃけどうですか?あれ?何か思ってたのと違うとか、
こんな大変やったらもうやめとけばよかったとか、
思ったよりここが面白いとか、
どんなぶっちゃけ話ってありますか?
そうですね。私は日本にいるときは仕事をしていたので、
働くっていうところは同じなんですけれども、
日本では会社という会社員で、大きな会社で働いていたので、
自分ができる範囲、やっていい範囲とか決めていい範囲、
仕事の範囲っていうのは明確に決められていたんですけれども、
Mono Japanチームが小さいということもあって、
あとは雰囲気的にも、こういうことやったらどうですかとか、
やってみたいですっていうことに関しては、
全部OKっていう感じの、やってみたらっていう感じの雰囲気なので、
個人的にはそっちの方が大変ではあるけど楽しいですね。
もう四方八方見なきゃいけないから本当に大変だとは思うんですけど、
確かに自分のアイディアとかがすぐ反映されるというか、
誰にでも気軽にお話ができるので、
言ってみたらこのポッドキャストもそういう感じでスタートしてるわけですから。
そうですよね。本当にそうですよね。
そういう意味では、そういう作り上げていく楽しさ、
みんなで回してるっていう楽しさは確かにありますよね。
そうですね。
では逆に、お仕事されている中で、
どういう時に達成感を感じるとか、
すごいハッピーな気持ちになるっていう瞬間っていうのはありますか?
私モノジャパンに入ってから、この展示会は今年が2回目で、
去年は初心者というか、教えてもらいながらやっていた感じなので、
今年が初めての本番っていう感じなんですけれども、
すごいボス感ありますけどね。
言い方言い方。
ごめんね。
そっか、なるほどね。はいはい、ごめんなさい。どうぞ続けてください。
そうですよね。
このチームの中では、確かにあんまり新しい感じじゃなくなっちゃってますけど、
なので、来週の展示会で、
展示会の出展者様の応募っていうのは、
3月の末に締め切りをしていて、
そこから出展者様とコミュニケーションを取りながら、
こういうブースを作るとか、どういうものを販売するとか、
そういったところの話とかをいろいろさせていただいているので、
ようやく現地で本当に直接、
お会いできるなっていうのがすごい楽しみですし、
いろいろあるとは思うんですけど、
わざわざ日本からはるばるオランダに来ていただくので、
最後終わった後に楽しかったなっていう感じで、
出展者様に帰っていただけたら嬉しいなと、
ただただそれだけを思っています。
本当そうですよね。
オンラインではありましたけど、結構な時間をずっとね、
お話ししつつ進んできたわけですから、
ようやくそれがフェイスとフェイスで、
いよいよ来週お目にかかれるということですから、
本当に皆様全員お一人お一人に、
お仕事的にもそうですし、体験的にも、
いいものとなればと思いますね。
ここでそうなんですよ、
私たち、駐場さんと私なんかもよく言ってるんですけど、
絶対かなさんは将来社長だよね、みたいなこと言ってて、
その時はもう私、巣に絶対私雇ってねって、
かなさんに言わなきゃっていう話をしてたんですけれども、
社長好きではないですね。
そうですか、そうかな。
右腕か。
そうですね、右腕の方が好きですね。
駐場さん、同じ身内なので駐場ですけど、
自分の考えていることとか、アイディアとかっていうのを
いろいろ聞くんですけど、
モノジャパンチームは小さいですし、
いろいろリソース的に足りない部分もあって、
なかなか実現できていないことって実はたくさんまだあって、
そういうところを実現させていきたいなと思っているので、
私は社長というよりは、
右腕にもならないですかね。
部下みたいな。
そうかしら。
帰る部下みたいな。
中間管理職的なところが向いてるかなって。
どうですかね。
右腕だと思いますね。
すみさんのことは雇う立場にはならないかもですね。
いやいや、お願いします。そんなこと言わずに。
そこの人事権はあるかわかんないですね。
なるほど。
ではですね、
カナさんのテイスト的なものもちょっとお話ししたいなと思ってたんです。
例えば、カナさんのお仕事、業務的に難しいかなとは思うんですけれども、
例えば今回のご出展者様の中でちょっと個人的に気になるなとか、
あれ欲しいなとか、これ好きやなとか言うのがあったら教えてください。
それはね、ちょっと難しいですし、
本当にみなさんに思い入れがあるので、
それではですね、今後のモノジャパンについてなんですけれども、
花さん的にモノジャパンがこういう風になっていったらいいなというような思いっていうのはありますか?
今、私はご出展者様の対応しているというところの役割のところからいくと、
最初にこのモノジャパンの展示会を開催しますって言って募集をさせていただくんですけれども、
その時点では募集をして待っているだけではなくて、
こちらからもいろいろな方に連絡を取って、
ご出展されませんか?っていうお声掛けをさせていただくんですけれども、
近い将来的にはそこがもうそんなことをしなくてももう殺到するみたいな。
ぜひあれこそみたいな感じの展示会になっていけたらなっていうのは一番に思いますね。
あとはご出展者様も出られた方がその周りにいらっしゃる方にすごく良かったよとかって言って、
お勧めていただけるような展示会とかそういうものになっていくといいなって思っています。
このチームというか、モノジャパンって展示会だけでなくて他の活動もしているので、
そのチームでいくと結構本当にいろんなアイディアがポンポンポンって出てくるチームなんですよね。
ただ人数も限られていますし、知識とか経験とか金銭的なものとかで、
なかなかすぐに実現しないようなこととかもたくさんあるので、
そういったところを一つずつ実現させていけたらもうちょっとパワーアップできるかなと思っています。
そうですね。本当ですね。
でも本当にちっちゃな声というか、小さな数の声ではあるんですけど、
このポッドキャストを聞いてくださる方々もいらっしゃって、
その中にはもうすでにモノジャパン貯金みたいなのを始めてますと、
もう将来モノジャパンに出展しますみたいなことをおっしゃってくださっている方もいらっしゃいますので、
どんどんこういう発信の場をやっぱり設けていくことって大事かなとは思いますね。
そうですね。なかなか我々が考えていることとか伝える機会もなかなかないですもんね。
最後にですね、カナさん。カナさんがモノジャパンで働こうと思った決め手は何でしたか?
決め手ですか?
働きたい!
働こうと思った決め手。
これはちょっと思いつき…
なんか珍しく、私の中で珍しく思いつきで、モノジャパンのホームページをたまたま見つけて、
オランダでこんなことしてる人がいるんだと思って、面白そうだなとか、
自分も外国に住んでいるので、日本のことを外国の人に聞かれたりとか、
伝えたいなって思う機会っていうのはただそれまでもあったんですけど、
こういうことをしてる人がいて、活動の内容とかでもすごく興味を持って、
本当にその見た時に、今の代表の中将にメールしまして、
仲間に入れてくださいみたいなことで会っていただき、
頼まれてもないのに、メンバー募集もしていないのに履歴書出し、
強引に入りました。
入れていただいたというか、勝手に入りましたみたいな感じですかね。
なるほどね、やっぱりそれほどの…
されてる内容の魅力がね。
そうですね。
本当に全然わからない状態でそういうことをやったにもかかわらず、
本当に環境も整えてなくて、子供も小さいですし、
働くみたいな状況も全然整えてない中で、
先に決めるみたいな。
やっぱりでもそれほどの思いがあったんですよね。
そうですね、でもどっちかというと、やり始めてからの方が面白いなっては思ってますけどね。
面白い、楽しいというかやりがいがあるというか、
どこまででもやれるな、いけるな、みたいな感じに思ってました。
めっちゃ楽しい、すごいね。
そっか、ありがとうございます。
はい、それでは楽しいお話を大変たくさん聞かせていただいたんですけれども、そろそろ終わりの時間が近づいてきました。
収録日の本日からあと1週間でいよいよモノジャパンが始まりますが、
かなさん、お体にお気をつけて、お互いお気をつけて乗り切っていきましょう。
最後まで。
よろしくお願いいたします。
モノジャパンのウェブサイトはこの概要欄に記載しております。
出展などモノジャパンへのお問い合わせは、info at monojapan.nl までお願いいたします。
また番組の感想や質問などは概要欄のメールアドレス、
monojapanradio at gmail.com までお気軽にお寄せください。
それではかなさん、本日お話しいただき本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
モノジャパンは9月15日、16日、17日、アムステルダムのローズシックスにて、
毎日11時から19時まで開催しております。
ぜひお気軽にお足をお運びくださいませ。お待ちしております。
お待ちしております。