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FIWA presents マネーマネーマネー for you
商品の販売に関わらないアドバイザーが、赤まま目線でお金に関するさまざまな気になることをお話しする番組です。
ちょっと学べて、ちょっとティックする情報をお届けします。
パーソナリティは、
個人向けに株式ワークフォーサーなどで参考にされているケラと、
子どもの中の金融教育を行っているキャサリンと、
ナンシーの3人でお届けしております。
はい、今日もよろしくお願いいたします。
文化祭での発表
皆さん、秋ですねっていうことで、文化祭シーズンじゃないですか?
確かに。
そうだね。
なんか大学とか高校とか、音楽会があったりとかっていうのの流れで、
先日、私はナンシーと授業させてもらっている中学校の文化祭に行ってきたんですよ。
どこらへん?兵庫?
兵庫県の三木市立与川中学校というところなんですけど、
その文化祭に行った時の話を、今日はちょっと聞いてもらいたいなと思っています。
その中学校っていうのは、どういう関わりがあるかっていうと、
私たちの授業を、小学校でもしてるんですけど、
その小学校の授業を子供が受けてるじゃないですか。
その子供の保護者が、たまたま与川中学校の先生で、
子供がいつも、キャサリーとナンシーの授業、面白いって言ってるって言って、
お金の授業を話し聞かせてもらったら、
それ、うちの中学校でもやってもらいたいんですよ、みたいな。
そういう声かけから始まったんですね。
先生が、その学校の先生たちを説得してくださって、
あと、小中の連携校になるからっていうこともあって、
目玉というか、カリクラムの一つに金融教育を取り入れたら、
注目浴びるんじゃないか、みたいなこともあって、声かけてくれたのがきっかけなんです。
今現状は、中学1年生、2年生、3年生、それぞれ単学級なんですけど、
その単学級のクラスで、1年に2回、合計中3まで行くと6回、
私たちの授業を受けて、中学の間に受けて卒業するっていう、
カリクラムを作ってくださったんですね。
単学級というか、学年1クラス?
そうそう、1クラス。1クラスやから、1回行ったらみんな受けれるみたいな。
学年、みんなが受けれるみたいな。
実際に年に2回行くんですけど、1回行くごとに3学年やっていくみたいな。
3授業をやって帰る。
中1、中2、中3やって帰る。
中1、中2、中3やって帰るみたいな。
それを3年間繰り返した学年が、この度文化祭で、
私たちから学んだことを発表するっていう企画というか、
中学生の発表内容
せっかく学んだんだから発表しようみたいな感じで、
発表してくれたんですね。
すごいね。
すごいんですよ。
発表の時間は20分ぐらいなんですけど、
給与明細の見方とか、
トラブルに巻き込まれないためにとか、
ピギーちゃんのお金の4つの使い方、
お金と幸せの関係ということで、
ファイブスターっていう岡本先生がよく言われてるやつの感じで、
お金はめっちゃ大事だけど他にも大事でもなるよみたいなのとか、
それを子どもたちが5グループぐらいに分かれて、
それぞれ5分ぐらいで説明してくれるみたいな、
発表会だったんですよ。
それは中1から中3までそれぞれみたいな感じ?
いや、中3の子が発表する。
中3の子がやってくれた。
そうなんです。
だからテーマが最初、投資とギャンブルの違いって、
っていうコントとかもね、
クイズをやってくれたりとか、
で、ちゃんとオチがあって、
で、投資とギャンブルの違い、
あれ何のコントでやってたのかな?
ナンション覚えてる?
ん?
投資とギャンブルの違いの説明してるやつ。
はいはいはい。
あったやん、なんかバーンってかける、
なんかこうルーレットみたいなのとかをやったりとかするのが、
投資で、ギャンブルで、みたいな。
で、クイズで行くと、その宝くじはギャンブルに当たります、みたいな。
うんうんうん。
ね、そういうなんか説明。
アリセン使ったりとかね、しながら。
そうそうそう。で、なんか投資は、
その長期分散積み立てみたいな話。
なんか会場が一瞬、おお!みたいな、
なんか保護者の人とかちょっとザワザワザワみたいな感じ。
こんなん中学生が言って、大丈夫的な、
私はそういう感覚に聞こえたんやけど、
まあそれを説明して、最後にオチとしては、
その、投資するお金はギャンブルで稼いだお金でやったらダメやね!
みたいな、おお!みたいな感じで落とす、みたいな感じだったんですよ。
うん。
なんかそういう構成とかも、なんか中学生っぽいなって思うし、
でもちゃんとこう学んだことをアウトプットする姿がすごい感動的で、
で、しかもその後に、私はちょっとだからその保護者の方が、
中学生がこんな投資の、何ていうの積み立て分散、長期っていう言葉を発することに、
金融教育の成果
すごいちょっと違和感でザワザワなのかなって、ちょっと心配してたんですけど、
最後にそのファイブスターでお金だけではないっていうこととか、
あとピギーちゃんの順番、貯める、使う、譲る、
をしっかりできてから投資に進むんや、みたいな、
そういう話を、しかも後半に持ってきてたっていうのは、
あれ先生がちょっとすごいサポートしたのか、
そこはちょっと確認したいなって思ってるんですけど、
ちゃんとバランスよく発表してたのがすごい印象的で、
感動しましたっていう話を、
もらいたかった。
あともう一つ、それで言うと、
それって金融教育を受けた成果だと思うんですね。
なんかよく成果は、どういうふうな姿になりますかとかって、
なんか数字で測れたらいいねとか、
今もなおし大学院行ってやろうとしてくれてることだと思うんで、
まだまだすごいそういうの少なくて、
金融教育を受けたからって、
例えばじゃあお金を稼げるようになるんか、
調べるのが正解なんかって、
ちょっとそれも違う気がするし、
やっぱりそのよりベルビーングに生きれるって、
その見せ方がむずいなって思ってるから、
でもこういう生徒の発表を見ると、
確実になんかこうちゃんと金融リテラシー身についてるし、
きっとこの子たちは高校とか大学になった時に、
自分で判断する時に、
お金の判断する時にこの知識を使って、
手取りは社会保険を収めてて、
それは世の中のために役に立ってんだよな、
とかっていうことを感じながら払うよねみたいな。
で、選ぶよねっていう姿が見えるので、
なんかこの発表をみんなに見てくれって思って、
今動画を公開できないか、
交渉したいなって思ってます。
でもさっきの話だと年に2回で3年間だから、
6回ぐらい受けただけなんですよ。
1時間の授業6回。
そうです。50分の授業6回。
1時間の授業を。
3年卒業するまでに6回だけ。
中身的な発表も、
だいたい6回分の6時間の授業をカバーするような感じだったんです。
私もそういう印象やったけど、
ナンシーどうやった?
なんか覚えてる?
印象的なってこと?
とか、その6回分ちゃんと網羅してたの?っていう。
それは6回分、ちゃんと1年生から追っていってるんやなって思ったけどな。
ニーストボンツの最初にお話しして、
最後の方にちゃんと投資持ってきたから、
その学んだ順番で一応その劇を構成してるよなっていうのは思ってました。
私たちの話したことも当然なんだけど、
それプラス自分らで調べたこともプラスアルファされてるっていうのはすごい思った。
だからちょっと厳密に言うと間違ってるとこもあるよなと思ってたんだけど、
だって学生やからそのうち分かるようになると思うし、
ただただ聞いたことを発表したというよりかは、
自分らで本当に考えて作ってるよなっていうのはすごい感じましたね。
なるほどね。
だからあれだね、さっきのキャサリンの話もそうだけど、
中学生の子供たちが学ぶことによって、
その保護者の親の人たちが刺激を受けて内容を学んでもらえるといいよね。
そうですよね、本当それはそう思う。
学生でもこういうことが学べるんやったら一緒にやってみようかなとか、
そういうことになればいいですよね。
金融教育の重要性
僕が昔、FP学会の学長でもある吉野さんに聞いた話、教えてもらった話なんだけど、
やっぱり明治時代に郵便局作って、郵便貯金制度っていうのができた時に、
当時の江戸から明治にかけての日本人っていうのは、
やっぱり貯蓄って概念がなかったわけですよ。
江戸のさ、酔い腰の金は持たないみたいな。
貯めるっていう概念がなかった。
それで郵便局で郵便貯金始めた時に、大人はみんな貯金するって習慣がないわけですよ。
だからどうしたかって言ったら、学校制度もできて、小学校とかができたから、
子どもに貯金のこととか、やっぱり有意性、有意義なことを教えるらしいんだよね。
そうすると子どもが親に、学校で貯金っていうのを習ってきたよっていうのが始めて、
そうなんだって言って、貯金することを覚えるみたいな話をしてたんで、
今の話でね、子どもの金融教育みたいなとこから入っていって、
引いてもらって、親がちゃんと学べるような感じになるといいよなって気はしましたよね。
うん、そうですよね。
そう、今思ってたら、最初私たちに講座を依頼してくれるきっかけになったのは、
子どもから聞いたって言ってたから先生は、まさにその感じになってるなって思ったし、
私たちの行動っていうか活動も、もともと大人に、それこそ投資の仕組みとか、
そういうのを知ってもらいたくて、学校の先生に話したりとか、大人に向かってやってる時もあったんですけど、
なかなか受け入れてもらえなくて、それだったら子どもから行こうかみたいなのも原点だったりするから、
方向間違ってないんかなって思いました。
ちなみにどうなんだろうね、今の話で、教職員側の先生方っていうのはちゃんとやってるとかね。
いや、それがね、そこの学校のありがたいというか、先生の手腕だと思うんですけど、
研修もセットでやらせてもらってるんですよ、毎年。
先生たちの?
そう。だから、中1、中2、中3、先生っていう4コマで毎年構成されてるから、
先生方も最初は確かに、なんかちょっとザワザワみたいな感じだったような印象があるんですけど、
去年行った時に、それこそ先生にこういう仕組みですよとか、ライフプラン一緒に考えてみましょうみたいなのをやったんですね。
自分の人生どんなふうに行きたいですか、みたいな。
そういうのをやって、すっごい好評やってるな。
今までの研修で一番良かった、みたいな感じで、教頭先生とか校長先生が声かけてくれてたような。
本当に本当に。
継続していくと変わっていくのかもね。
そうかもしれないですね。
そう、だから、その声かけてくれた先生は実際にやってて、長期積み立て分散を。
で、やっぱり自分だけいい思いじゃないですけど、こういう仕組みがあるよっていうことをやっぱり知らせたくて、他の先生にも特に若い先生方には。
そういう思いもあって、子どもたちと先生をセットでやるんだけど、問題点としてはやっぱりその先生が移動しちゃう可能性があるっていう。
その後じゃあ同じようにそこの学校でまたできるんかっていうのは、すごい先生心配されてて、私もうちょっとしたら出るかもしれませんみたいな。
そういうのはやっぱり学校ですると、そうやって熱心なファンの先生が移動しちゃうとできなくなるし、その移動先でもなかなかやっぱり上の方、なかなか説得するのに時間かかっちゃうとか。
そういう問題はあるなーって思ってます。
でもやっぱり継続してしか効果は出ないから、金融教育とかは。
それはすごい思うから、そこはすごい課題やなって思いますし、もちろんそのお金のこととかも。
こういう成果をどっかもうちょっとお金出してもらってできるとか、やっぱり公的なところでやるって言ったら結構ギリギリでやってるので、知ってもらえたらなって思って今日テーマに挙げさせてもらいました。
教育の未来
でもね、成果が実感できたっていうのはいいですよね。
教育のね。
教育の感じの話でいくと、今は探求って言われることもすごい求められているし、この前先生からもお伺いしたんですけど、新しい学習指導要領が何年後かに発表される予定なんですけど、
それに向かって中央教育審議会という中教審と言われるところが、どうするねみたいな話をしている時に、学校の先生の裁量が増えるようなイメージなんですね。
私も新聞で読んだりするんですけど、その時に柔軟なところを先生が何をするかを考えなあかん時に、そのテーマとしてお金っていうのが上がってくるような気はするなってちょっと思うから、
もしこの聞いておられる方の中で先生とかお友達とか、まさに僕が先生ですと私が先生ですという人がいらっしゃったら、そういう金融教育のことをちょっと検討してもらったらいいのかなっていうふうに思ってます。
はい。
まさに。
はい。
いい話。ありがとうございました。
ありがとうございます。
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ということでパーソナリティは、さんこんさんさんとのこやと、せんさんにんと、なんしーの3人でお届けしました。ではまた来週。さようなら。