1. Thursday | Mokusei News&Stories Podcast
  2. Aug 2025 | Mokusei News&Stor..
2025-08-04 1:30:20

Aug 2025 | Mokusei News&Stories Podcast | Season04 Ep08

木星社のポッドキャスト『Thursday』の8月のエピソードを配信です🎤


夏本番で暑いですね、お元気ですか。
今回はゲストに高橋よしえさん(リポーター/作曲家、ほか)をお迎えして、話しています。


走りながら、電車や車で、お気軽に聴いてください。(7月の「読書とランニングの時間@neighbors sports club」のお手紙は次回朗読します!)。



︎⚫︎京都でピラティスをして走って読んで、話した時間/
伝える仕事/NADI北山/熊本と京都/広い地平線/御所/「見えないことを想像する」/誠光社/球磨川の氾濫/自然災害と、走ること、伝えること/主役はそこにいる人、そこにあるもの/気にかけること
︎⚫︎みんなの詠んだランニング川柳紹介
恋/鯉ほか、みなさんからいただいたものたくさん!/複数の世界/クロニクル
︎⚫︎ポッドキャスト読書会
南博『黒鍵と白鍵の間に』(小学館)、『マイ・フーリッシュ・ハート』(扶桑社)/ストリートから生まれる、酒場から生まれる音楽/休符、恋、音楽、文章/変わらないこと/ジャズピアノを弾くこと/「天使のポリフォニー」/アイスランド/美しさ、死生観/限りのある人生のなかで走ることの喜び

感想もお気軽にどうぞ。
ではではまた。


⁠⁠⁠⁠⁠⁠#走ろう⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠#読もう⁠⁠⁠⁠⁠
⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#LtWJP⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#likethewindmagazine⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#podcast⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#ポッドキャスト⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠#文芸⁠⁠⁠
⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#MokuseiPublishers⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#木星社⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#本⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#ランニング⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠ ⁠⁠

サマリー

今回のエピソードでは、熊本在住の高橋芳恵さんをゲストに迎え、彼女の多様な活動や京都でのイベントについて話しています。高橋さんは、テレビやラジオのリポーターだけでなく、音楽制作やトークセッションも手掛け、様々な形でのメディア活動の面白さを共有しています。ポッドキャストでは、熊本と京都の風景や文化を比較し、ピラティスやジョギングのセッションを楽しんでいます。特に、神鴨神社や五所の自然の中での体験が印象的で、身体の動きについての新たな発見が語られています。このエピソードでは、人生の再スタートや想像力に関する話に加え、熊川の洪水被害への取り組みが紹介され、ランニングを通じて情報を伝える重要性について議論されています。また、ランニング戦流の企画を通じて、コミュニティのつながりを深める試みも行われています。このエピソードでは、ランナーたちのユニークな体験や感情が詩的に表現され、試練やコミカルな瞬間を通じてランニングに対する思いをシェアし、リスナーに共感を呼びかけています。ポッドキャストでは、音楽とジャズピアニスト南博さんの著作についての深い対話が展開され、特に彼の作品「発見と国権の間」と「My Foolish Heart」が取り上げられており、音楽界のリアリティを描きつつ、時代を超えた感受性が語られています。南さんの音楽や彼の人生に関するエピソードが描かれ、アイスランドでの自然の美しさと音楽の関連についても語られ、彼の作品への深い理解が育まれています。

ポッドキャストの紹介
はい、どうもこんにちは。
こんにちは。
mokusei社のポッドキャストです。
夏の回を撮っておりまして、京都ですね。
久々に、久々でもないんですけど、8月に配信します。
本当は7月に配信しようかなと思ってたんですけど、
あえて今回は8月にやろうと思った理由がありまして、
ゲストを招いてお話ししたいなと思ってたので、
8月になりました。
今日のゲストは、この方なんですけど、お名前を教えてください。
こんにちは、高橋芳恵です。
どうも。
こんにちはっていうタイミング、私早かったですよね。
今でしたよね。
全然。
ちょっとフライングしちゃったなと思って。
いつも最初にこんにちはってみんな言ってくれて、
名前言うのをあえて後にしてるので。
あってるんですね。
あってます。
熊本から来ました。高橋芳恵と申します。
どうも。
よろしくお願いします。
お願いします。ありがとうございます。
いつも木星社の春ちゃんっていうのがいて、
いろんな話を、よもやま話をしてるんですけども、
今日は春ちゃん夏休みということで、
ビッグゲストで。
いや、スモールでしょ。
高橋芳恵さんと一緒に。
誰やねんですね。
やりたいと思います。
スモールゲスト。
スモールゲスト。
フロム熊本ということで。
どんな人っていうのは実は、
ナディ北山っていうスタジオと、
成功者という本屋さんで、
走ったりピラティスやったりトークセッションやったりして、
来てくれた人は、
結構いろんな話を聞いてくれたと思うんですけど、
ポッドキャストを聞いてくれてる人に向けて、
その辺りからちょっといきますか。
どんな人やというところから。
そうですね。
熊本在住です。
日頃は熊本で、
要は伝える仕事をメインにやってて、
テレビで喋ったり、ラジオで喋ったり、
で、ラジオ作ったり。
作ったり。
あと、CMや、
いろんな広告媒体の音楽を作ったりもしています。
なるほどなるほど。
自分が出て喋るっていうのと、
番組自体も作るっていうところと、
両方関わってる。
時というか、プロジェクトごとに、
いろいろどっちっていうのはあると思うんですけど、
いろいろ両方やられてるという感じなんですかね。
二刀流ですね。
二刀流。
今流行りの、
ドジャースのいますね。
偉大な選手が。
超ちっちゃいバージョンで。
超ちっちゃい。
二刀流とか、
でもご本人的には、
二刀流で両方やってるっていうよりは、
どっちかというと、
一つ自分の中でやってるっていう感覚なんですか。
二つ違うことやってるっていう感覚なんですか。
ないですないです。
もう、
結果そうなったっていうだけで。
なるほど。
あんまり別に意識して二つやろうって言って、
やってるわけではないっていう。
そういうことなんですね。
一番多いのは、
テレビのリポーターのお仕事とかラジオとか、
その辺りが熊本で多いという。
これが、
私フリーランスなんで、
その月その月で比率が全然違くて。
そっか。
今月は作曲ばっかりしてたなっていう月もあれば、
今月ずっとテレビ出てたなとか、
今月司会が多かったなとか、
毎月違うんです。
その時々の。
浮き沈み半端ないですよ。
月の収入が、
4,5倍変動するんですよ。
怖くないですか。
だいぶじゃあもう、
その月っていうよりはもう、
じゃあ1年通してどうだったかっていうことですね。
月で見ないようにしてます。
京都でのイベント
もう年で見て。
プラマイ終わり受ければよしと。
かなりリスキーな仕事してます。
なるほど。
でもそんな職種なんてこだわってらんないから、
来た仕事は全部ありがとうございますと思って、
受けてたら、
職業がこの、
なんか分からない感じに仕上がった感じ。
なるほど。
分かりました。
かっこよく言えば何でもできるけど、
かっこ悪くありのまま言えば、
生きるために精一杯って感じで。
なるほど。
すごい。
なんかいろんなことができるって、
いいですね。
木星社も毎月本が出るわけじゃないので、
最終的に、
全体1年ぐらいしてとか、
10年とか、
50年分かんないですけど、
上手くいけばいいなっていう感じで、
やってますけどね。
そうなんですね。
やってますね。
毎月、
本当会社とか出版社によっては、
規模が大きいと毎月何冊も出したりとか、
いろいろあると思うんですけど、
我々もすごく小っちゃいので、
たまに出して、
謎めいてますよ。
たまに出して、
その間にいろんなことをやって、
やっておりまして。
私のこと二刀流とか言う前に、
まず清さんが謎すぎませんか?
同じく精一杯やっておりますっていう感じですかね。
本出して走って、
今日もすごくオシャレなオフィスの隣の隣の、
このシェアハウス的な和室の会議室に
マイク急に立て始めて、
レッグ開始するという。
不思議なお昼。
ここ何なんですか?
ここは会議室ですね。
会議室。
はい。いろんな方が使えて、
一応ちょっと防音のこういう、
貼ってあったりして。
壁にスポンジみたいなのが貼ってあって。
そうですね。
ポッドキャストも撮れるというような、
いろんな使い方ができるんじゃないですかね。
下は畳ですよ。
下は畳の和室。
横は襖で。
襖で。
えー、これ何?
今このロケーションに私。
ロケーションに不思議なね。
はい、床のもあるし。
本当に多分いろんな方がいろんな使い方をするという場所で、
今日は撮っております。
はい。京都ですね。
京都ですね。はい。
で、熊本に普段はいらっしゃるんですけど、
京都に来ていただいたのは、
先ほど申し上げたイベントというか、
走ったり、読んだり、ピラティスをしたり、
みんなと話したりっていうのをやるイベントで、
お越しいただいたということで。
国勢車の夏休みというか、
休みじゃないんですけど、
過去には、
いはらともさんとか、
アメリカからリッキーゲーツとか、
いろんな人に来てもらって、
走ったりトークセッションやったりっていう、
そんな夏を過ごすことがあるんですけど、
それの今年バージョンですね。
その並びに私を入れていいんでしょうか。
ありがとうございます。本当に。
聞きたいんですけど、
そもそもなぜ私を知って、
こういうことになったんでしょうか。
はい。
皆さんも知っている人もいると思いますし、
過去にポッドキャストでもいくつかやったことがあるんですけど、
麻生のボルケのトレイルという、
熊本のですね。
熊本のレースがあって、
それに行った時に、
森本浩二さんというか、
選手というかアスリートですね。
ノースフェスの。
いろんなインタビューをしたりとかですね。
いろいろしていて、
熊本っていいな、走ると楽しいし、
森本さんもやっぱりスマートな方なので、
すごく印象に残ってたんですね。
その一方で、
Like the Windで、
北海道のスプラウトというコーヒー屋さんがあったりとか、
いろいろ全国のことを取り上げてるんですけど、
九州とか熊本のことを、
Like the Windとかも、
僕、正社でちゃんと取り上げてやったことがなかったんですね。
その時に、
北の方はやったことあるんだけど、
南の方ってなった時に、
思い出しまして、
あ、森本さんだと。
森本さんが、
アソのレースをオーガナイズのチームでやられてる時に、
MCでいらっしゃったんですよね。
高橋よしえさんが。
私いました。
ランナーを迎えたり、
元気づけたり、
いろんなMCを何人かでやられてるうちの、
お人形としていて、
森本さんに、
あの方って、
結構いろんなことをやられてると思うんですけど、
面白い方ですかとは。
森本さんが言ってくださって、
ちょっとコンタクトして、
日本の南というかね、
九州の方のコミュニティとか、
いろんなお話を聞いてみたいなということで、
お声をちょっと掛けさせていただいたという、
そんな流れですね。
森本さんからは、
Like the Windという本を作ってる人が京都にいてね。
いい人だし、
あとよろしくみたいな感じで、
LINEをつないでいただいて、
森本 二行ぐらいで。
そこから、
あれよあれよと、
今度出るLike the Windの、
一コーナーを書かせていただいたりとか、
今回京都でもイベントさせていただいたりとか、
すごいことになってます。
森本 そうですね。
最初におっしゃったみたいに、
二刀流というか、
二刀流どころか、
他にも本当に、
ピラティスの話も後で出ると思うんですけども、
いろんなことを、
いろんな形でやられていて、
木星社とか、
Like the Windもそうなんですけど、
雑誌で作るっていう形だけに、
とどまらない言葉っていうのがあるかなと思って、
ポッドキャストもやったりとか、
イベントでみんなと話すっていう形で、
言葉を考えてみたりとか、
いろんな形でやってるんですけど、
そうすると、
たかしよしえさんに、
ご一緒にイベントやりましょうよっていうのも、
もちろん楽しいんですけど、
逆に今度、
雑誌っていう形に書いてもらうっていうのも、
ある一つのバリエーションかなと思って、
一回お声掛けすると、
全部一緒にやろうやっていう風に思ったという。
そんなわけで雑誌にも書いてほしいなと思って、
これも後で楽しいお話が、
ランニング戦流というお話が後で出ると思うんですけど、
声って一つじゃなくていいと思っていて、
いろんな形で、いろんなメディアとか、
いろんなイベントとか、
いろんなフォーマットで、
ある一つの声が別の形になって届いていくのって、
結局その先にいるいろんな人に届くんですよね。
たくさんの声を持ってそうな人っていう風に、
最初思ったので、
たくさんの声を今回夏に一緒に作れるといいかなと思って、
やってましたね。
そんな感じで、
お暑い中、
来てもらったんですけど、
まずイベント、
イベントのイベントについては、
お暑い中、
来てもらったんですけど、
まずイベント、
2回ですかね。
なできた山と成功者でやって、
それが終わって翌日に今、
話してるんですけど、
どうでしたか?
イベントをご一緒した感想というか、
みんなに、いろんな人にも
あったと思うんですけど、
ちょっと熊本でやってて、
会うみんなとのちょっとした違いとかもしあれば、
ちょっとしたことっていうのでもいいかもしれないですけど、
共通点とか違うところとか、
京都でやってみて、
感想とか何かありますか?
まずは、
一昨日になるんですけど、
なできた山さんというヨガスタジオで、
ピラティスとラーニングのイベントさせていただいて、
京都駅に着いて、
まず行った場所がそこだったんですよね。
とっても素敵で、
鴨川沿い、
2階のグリーンと川を見渡せるような、
開放的なスタジオで、
実は水辺のスタジオって、
日頃私が熊本でピラティスをやっているスタジオと
共通してて、
そこが湖のほとりのスタジオなんですけど、
やっぱり水辺で緑があって、
熊本と京都の印象
2階で見晴らしが良くてっていうところで、
似てるって思ったのが最初。
結構パッと受けた印象は、
割と似てるっていう。
似てるって思いました。
なるほど。
いいですね。
熊本でも水の近くでやってるっていうことで。
そうそうそう。
その街の中に水場があるっていう点では、
ちょっと似てるなって思いましたね。
そっかそっか。
本当にもろに鴨川沿いでしたもんね。
そうそうそう。
こちらだとすごく立派な寺院があったりとか、
街中に溢れてるじゃないですか、建造物が。
熊本の場合は熊本城中心に栄えてる城下町なので、
そういう日本の古い建物の周りに
街が栄えてるっていうところも共通してて、
結構景色としては似てるところも多いなっていうのが第一印象で。
そうですか。和風の建物の雰囲気もありますもんね。
お城もこっち側の街も。
なるほどなるほど。
じゃあちょっとなんとなく似た雰囲気で始まって。
そう。で、どういう方たちが集まるんだろうと思って、
実際にお声掛けいただいた佐藤さんの北山のオーナーさんであり、
ラーニングの先生もされてるんですけれども、
コミュニティがとっても素敵で、
皆さん体を動かすことが好きで、自然が好きで、
アットホームな方たちばっかりだったので、
ピラティスもできてもできなくても、
みんなで笑いながら、和やかに過ごせたかなっていう印象で、
こちらとしてもすごく馴染めて嬉しかったのと、
なんといってもその後に佐藤さんがナビゲートしてくれる、
街中ジョグがすごい楽しくて。
そうですね。なかなか行けないところもいっぱいありましたもんね。
鴨川沿いから始まり、京都ならではの街並みを、路地をずっと入っていったら、
美しい神社に。
そうですね。神鴨神社とか、世界遺産も通りながら、
家の裏の路地を通りながら。
神社の奥にトレイルがあって、気がついたら、
大田山という山の山頂にいて、そこから気持ちよく下って、
鴨川、ナディに戻ってくるっていう、完璧なナビゲーションで、
1日目からすっごく心を取りました。
ピラティスセッションの楽しみ
165メートルの山で、ちょっとこだかくて、街が一瞬見えたりして遠くまで、
京都タワーなんかも、逆側ですけど、向こうに立っているのが見えたりとか、
街の感じがパッと見渡せたりして、いい風景でしたよね。
京都って盆地なんだなって思いました、改めて。
凹んでるっていうか。
そうそうそう。高台から街を見下ろすと、本当にお盆の中に、美しい街並みがぎゅっと収まってる。
で、5番の目のように通りがずっと広がってて、いきなり俯瞰で京都という街を見ることができて、最高でしたね。
そうですね。本当に佐藤さんのナビゲーションがすごく面白くて。
面白かった。
ご本人的にも、たぶん、だんだん乗ってきて、
おそらく165メートルのトレイルに最初はたぶん行かないつもりだったと思うんですけど、
みんなの様子とか見て楽しそうだから、自分も楽しいから、
パッと最初に熊本からいらっしゃって、京都をパッと見えるところっていうのを連れてってみると面白いんじゃないかなって思ったんだと思うんですけどね。
その辺の即興な感じも非常に良くて。
良かったですね。
楽しかったですね。
最高でした。
ピラティスは結構ハードにやり。
そう、やっぱり佐藤さんのナビゲートと一緒で集まったメンバーを見たときに、
もうランナーさん中心で皆さん体が仕上がってらっしゃったので、
これは満足させるには腹筋を攻めるしかないと思って、
あの手この手で腹筋運動をいたしまして、
実際にランニングにも役立つんですよね。
腹圧を抜かずに上半身リラックスさせて走り続けるってとっても大事なことなので、
そこも伝えつつ、せっかく来てくださったならやりがいもあった方がいいかなということで、
ちょっと数を攻めながら腹筋をバキバキに。
やりましたね。
僕はピラティスってやったのが初めてで、
ピラティスやってる人もいたし、サトルさんのスタジオでもピラティスの大木先生っていうランナーでもある人もいて、
すごくみんなピラティスやったりしてすごいなと思ってて、
前々からピラティスっていう存在はもちろん知ってたんですけど、
実際にやるとやっぱ違うなと思って、
でもピラティスってこんなにハードなのかなと思ってたんですけど、
それは今回向けってことだったってことですね。
メンバーを見て明らかに筋肉量が多そうなメンバーだったんですよ。
男性女性半々ぐらいだったんですけど、
皆さん仕上がってるなと思ったので、
ちょっとハード目の方が満足度が、私なりの表なしですよね。
ピラティス いけそうだと。
いけそうだと思って。
ピラティス ということで。
ちょっと攻め目にやっちゃいました。
ピラティス 楽しかったですね。
本当に一番感じてほしいのは、
一番になってほしいのは、なるべく怪我せずに走り続けてほしいっていうのが一つ目的で、
もう一つは、きっついゼーハーする練習以外にも自分の体を知って開発していくと、
まだまだ成長の余地ってあるんだよっていうのを伝えたくて、
皆さんそれぞれまだ眠ってる筋肉があったり、
ここが硬いとか、お仕事的にこう固まるとか、
そういうのを見つけてほぐしてあげたり、
部分的に鍛えてあげたりして、
自分の正しい位置を見つけていく楽しみを感じてほしいと思って。
なんか翌朝に、翌朝が成功者で夕方からまたセッションがあったんですけど、
その午前中に僕早起きしてまた走ったりしてたんですけど、
いつもと多少やっぱり感覚が違くて。
なんかちょっと疲れてる筋肉もあるなと思いながらも、
なんか心地よい感じというかそういうこともあったし、
なんかこういうのを続けて自分の筋肉とか体とか対話して続けていくと、
ランニングもさらに楽しいんだろうなと思って。
楽しいと思います。
なんかね、いい朝のランニングになりました。
よかった。一番伝えたいことが伝わってて。
ありがとうございます。
コアって体の心臓部、一番深い部分なので、なかなか感じづらいんですよ。触れないし。
触れないですね、確かにね。
っていうところを鍛えることによって、使ってるので疲れてるじゃないですか。
その形状を記憶した状態で走ると、あ、ここかっていうのを確認できるんですよ。
なのでものすごくおすすめで、ぜひいろんなランナーさんにもお伝えしたいですね。
なのでランニングで、僕も夏のレースがあってとかって、やっぱりランニングの練習しなきゃとか、
走る時間とか距離とか、登る高さとか、すごくランナーなので、
ランニングのことをすごく考えてる時間がどうしても多かったんですけど、
ランニング以外のことをやってみるのもすごく今回面白かったなと思いましたね。
海駒畑にちょっと前に行ったんですけど、久々に高い山に。
その時もやっぱり岩を登る時とかって、やっぱり別に走るっていうよりはクライミングというか、
体全体を動かすっていうのをなんとなくまた思い出しましたし、
やっぱりランニング以外のことも含めてランニングなんだなと思って、
新しい発見がピラティスで得られて良かったなと思います。
大人になってまだ伸びしろがあるって知れるの嬉しいですよ。
嬉しいですね。
まだここにあったかみたいな。
そうそうそう。
普通もう大人になっちゃうと、あとは体力の維持しかないのかなとか考えちゃうけど、
まだまだ皆さん伸びしろありますっていうポジティブな提案ができそうだなと思って。
そうですね。直線的に成長していくっていうことでもなくなってきて、
かといって直線的に加工していくっていうわけでもないっていうのが分かりましたね。
パッと横を見るとまだまだ広い地平線が広がってるっていうことにすごく気が付けるんだなと思ったので、
それはすごく良かったですね。
やった。
ありがとうございました。
ちょっとあのですね、私ピラティスとランニング合体させてピランティスっていう言葉を作ったんです。
作った。
作ったって合体させただけのただの造語なんですけど、もうそれを広めたくて。ピランティスです。
京都の自然と歴史
でもピランティスって初めて聞きましたけど、でも確かにそうですね。
はい。
言いやすい。繋がりやすい。繋がりやすい言葉。
そう。調べたけど今のところまだどこも商標取ってなさそうなので。
言っちゃったから、配信前に商標の申請しないと。なるほど。面白いですよね。
本当にこれはなんか伝えたい。みんなに。
なんかあのNADIでセッションに参加してくれた方でもし感想とかもあればまた送ってほしいですね。
ぜひよろしくお願いします。
普段は熊本でピラティスをされているので、インスタグラムを見ると情報は載ってるっていう感じですかね。
そうですね。随時更新中です。
なのでピラティスに興味が出た人はぜひ見てください。
ナディの方でもピラティスとかヨガとか他にもずっとやってますし、いろんなところでみんないろんなことをすると面白そうですね。
という感じでセッション1日目。2日目がまた夕方から、京都は暑くて昼間にはなかなかみんな集まらないんですけど、
夕方に集まりまして、京都の成功者という本屋さんに。4時ぐらいに集まって走って、なんとその後銭湯に行って、その後ちょっと休憩して、その後夜にトークセッションというか、
わりとインタラクティブにみんなと話したので、座談会というかそんな時間を過ごしたというのが2日目でしたね。
2日目はピラティスはやらなかったんですけど、ナディの佐藤さんがまた来てくれて。
最高でしたね。
今度はどこを走ったかというと五所の中を走って、五所の中といってもロードとかではなくてずっと木陰の森の小道のような、
トレイルランニングをしているような気分になれるところを1時間弱ぐらい、そんなに行ってないか、40分ぐらいか走ったんですけど、心地よかったですよね。
本当に五所の中にこんな場所があるんだっていうのは、五所自体にちゃんと入ったのが初めてだったんですけど、一瞬回ると4キロぐらいになるっていうくらいスケールが大きくて、
生えている松だったりとか他にもいろんな木々があるんですけど、全部巨大で、
何百年なんだろう、このこと、京都で、戦時中はもちろんもっともっと前々前の時代からずっとこの木々とこの建物は京都を見守ってたんだと思うと、なんか凄みを感じました。
凄みの中、楽しくというかありがたく上遇させていただいた、ありがたやーっていう気持ちで、拝むように上遇させていただきましたね。
途中、水源があって湧水もいただけて、
日本三大名水と呼ばれているということで、
京都三大名水っておっしゃってたかな。
京都三大名水か。水も飲んで。
美味しかったですね。
美味しかったですよね。
凄い良かった。
気軽に御所って入れますし、広い砂利道があって、散歩してる人もいるんですけど、ちょっと端っこの方が走ると、そんな風なランニングもできるということで、なかなかやっぱり京都のロードとか鴨川とかを照らされて走ると、もうなかなか暑くて走れないかもしれないんですけど、その時に御所に行くと。
全然空気感が違って。
違って。
そこもまた、さとるさんのガイドがパーフェクトで、笑いあり、クイズあり。
クイズあり。水あり。
水あり。
一番印象に残ったのが、木の前でちょっと休憩した時に、とても立派な木があって、この木の根っこが地中にどこまで伸びてるか、皆さん想像してみてくださいということをさとるさんが言って、みんなこの辺とかあの辺とかって言って。
大体葉っぱが伸びてる辺りまで、答えとしては木の根っこって地中で埋まってるんだよという話をしてくれたんですけど、彼が最後に言ってたのが見えないことを想像するというのって楽しいですよねっていうようなお話をしてくれていて。
たまんないですよね。
なんて面白いんだろうと思って。
本当にハッとさせられるというか、大人になってタイパコスパを意識すればするほど見えないことなんて無視しがちなんですけど、ハッとさせられましたね。
しかも、あのありがたい場所で。
そうですよね。
五所というロケーションで。
五所の中でね。
人生の再スタートと想像力
もう一回人生一から出直そうって気持ちに、まあ無理だけど思いました。
なりますよね、そういう気持ち。
なりました。もう一周したいと思いましたね、人生。
もう一周。
だからなんかさっきのピラティスで横の地平線が見えたっていう話と通じるかもしれないですけど、やっぱり見えないことを想像するっていうこと。
それがこう、普段誰でも走れるような場所でもそういうことってちょっと気にすると、想像することができたりとか。
そうですよね。
そういうことができるんだなと思って、すごくそれもいい時間だったなと思いますね。
なのでなんとなくこう、全体的には体を動かしながらも、想像力の話とか知らなかったことっていうのをみんなで見つけに行くような、そんな夏の午後という。
大人の夏休みですね。
大人の夏休み。大人になって何を探してるんだっていうことかもしれないですけどね。
40代になって私も知りましたね。
いろいろ探索をした夕方、午後っていう感じでしたね。
熊川の洪水と情報伝達
その後に成功者のトークセッションにみんなで集まって、その手前で桜湯ですかね。
銭湯にも行って、クールダウンして、その後に成功者で、あっという間でしたけど1時間17分ぐらい喋ってたんですけど、いろんなお話をしてましたね。
ライク・ザ・ウィンドの次に出る夏の午後でもコラムを書いてくださったりとか、あとは成功者でもいろいろなお話をしてくれたんですけど、詳しくはコラムの方もぜひ読んでもらって、
トークセッションの内容と重なっている話もあると思うんですけど、ぜひ読んでもらえたんですけど、
ポトキャストリスナー向けに、ちょっと成功者の話とかコラムの話を紹介するとすると、どのあたりのエピソードを紹介するのがいいですかね。
やっぱり印象に残ってるのは、熊川の120キロ、100キロ、130キロっていうのを走りながら、いろんなことを伝えるということをやられた時の話とかはすごく印象に残ってるんですけど、
その話か違う話でもいいんですけど、ちょっと紹介するとすると。
そうですね、冒頭に私が伝える仕事をしてるっていう紹介したんですけども、そことつながる話で、5年前に熊本の県南地域で、熊川という丘陵が洪水、氾濫したんですよね。
その時のエピソードを、今度出るLike the Windで書かせていただいたんですけれども、走ることと災害について書かせていただいて、走る、災害、伝える。
その時私が何ができるかと考えた結果、熊川の上流から下流までをYouTubeライブでリポートしながら伝えていったというエピソードを書いてるんですよ。
なんでそういうことをしたかというと、災害発生時には全国ニュースでもものすごく報じてくれて、だんだん2ヶ月、3ヶ月と経つと困り事も変わってきますし、日常に戻っているエリアもあれば、まだまだ手付かずの孤立しているエリアもあって、
ただ全国的にはいろんな災害やいろんなニュースが常に飛び交っているので、そんなずっとは報じてもらえない中で、孤立している現地の皆さんが忘れ去られてるんじゃないかという恐怖に怯えてたら嫌だな、ちょっとでも気にかけてますよというアクションをしたいなと思って、
そこはもうイベントでも超熱く語ったし、
しめんからもぜひ皆さんに伝わればいいなと思ってます。
大平 今、変臨だけお話ししたので、何のことかなって思うかもしれないけど、そういうことをしましたって話を書いてます。
大平 そうですね、走るって自分が楽しい、レースに出て楽しい、みんなと走って楽しい、走った後にご飯食べて、
おいしいとか、いろんな楽しみ方とかがあると思うんですけど、長い距離を何かを伝えるために、
誰かのことがどうなっているんだろうと思いながら走るっていう、そういう走り方もあるし、それってやっぱりランニングの持つ、また別の
ランニングの持ち方もあると思うんですけど、
大平 そう、機動力半端ないし、表現にもダイレクトに伝わるなって思いましたね。
走るが表現になるって確信したのはその時で、
こんなに伝わるんだ、喋るだけでも伝わんないし、見せるだけでも伝わんないし、めっちゃ走りながらめっちゃ喋ってるっていうのがこんなに伝わるんだって実感した瞬間。
そう、しかもそこには伝えたいことがあるっていうのが大前提で、主人公とか情報の主役っていうのは、
どこにいるのか、どこにいるのかっていうのが大前提で、
フィルターである、手段であるってことが大事なんですよね。そこが自分が主役になったら伝わるものも伝わらないっていうか、
自分の伝えたいことが肯定できなくなっちゃうんですけど、
その表現方法だったりとか、それがたまたま私の場合は、喋る、移す、走るだったけど、
自分が主役になったら伝わるものも伝わらないっていうか、
自分が主役になったら伝わるものも伝わらないっていうか、
あくまでフィルターであるってことが結構大事だと思いますね。
なるほど、本当にいろんな形があるなと思って聞いてましたし、
災害といっても、やっぱりそんなにたくさん起こってほしくないことだとは思うんですけど、
いまだにいろんなところで、いろんな形で災害が起こっているときに、走ることができれば、それはそれでもちろんいいでしょうし、
走らなくても伝えたいとか気にかけるとか、走らない人も何かと自分なりにそういうことを思っている人もたぶんいっぱいいると思うので、
ランニング戦流の試み
みんながいろんな形でそういうふうに気にかけたりとか、いろんなことをできると、なんかちょっと違った局面に行けるような気もしているので、
そう、気にかける。気にかけるを伝えたい。
すごくなんかそのあたりが印象に残って、ライクザウェンドの紙面にもできてよかったかなと思うので、それはそれでぜひ読んでもらって、またなんか逆に自分はこういうことやったよとかあれば、
教えてもらって、ぜひ読者の声というかお手紙としてもらえるといいですね。
そうですね。で、そういうなんかコミュニティが広がっていくといいなって思いますよね。やっぱりランナーの機動力半端ないですよ。
そうですよね。
日頃みんなトレーニングして頑張ってて、日頃通常はエンジョイでいいと思うんですよね。で、いざという時に、それすごいよっていうのを伝えたい。みんなのやってることってすごいし、とっても役立つから。
そうですね。なんか起きた時に突然はやっぱ走れないですもんね。やっぱりずっとやってることの上に、そういうことが機動力とか、そういうことが実現されていくので、走り続けていれば何かに繋がるっていうことのうちの一つかもしれないですよね、今のお話もね。
なるほど。そんな感じで成功者では、いろんな話を本当にしたんですけど、一つちょっとポッドキャスト向けにリキャップすると、そういう話もしましたというのが今のお話ですかね。
はい。
これやりたかったんですよ。本当にやりたくて、直談判したんです。私、キヨさんに。
ランニング戦流って僕やったことなかったんですよ。
私、趣味なんです。戦流読むの。
いつ頃からやってたんですか。
今年に入ってからなんですけど、インスタグラムで言葉遊び的に、今日こういうことして走ったよとかいうのを、575で読んでたんですよ。サラリーマン戦流的な感じで、ランニング戦流。
例えば、五本指ソックスの左の親指が破れた時とかは、靴下もうちょっと頑張れよという気持ちを込めて、その写真とともに、まだいける。お前の実力、ここからだ。
っていうランニング戦流とかね。
そうしたら、わかりますとかいうリアクションがいっぱい来て、だんだんそのDMも575で返ってくるようになってきて、これはみんなにもランニング戦流読んでほしいなって思ったのと、
あともう一個はですね、こういう機会をいただいて、きおさん編集者で、文章のプロでいらっしゃいます。そういう方にお声掛けいただいて、私は文章を書いて、今度本になるっていうのをすごく嬉しかったんです。
この喜び、高まりをみんなにもシェアしたくて、何かできないかなと思った時に、文章何千字ってちょっと負担がかかるじゃないですか。
575だと入りやすいし、戦流だとカジュアルだからその記号とか使わなくてもいいじゃないですか。
で、みんなでランニング戦流を読んで、文章のプロであるきおさんに褒めてほしい。いつか私のこれ目論みなんですけど、それでひめくりカレンダーとか木製車で作ってくれたら、みんなすごくハッピーなんじゃないかと思って、
そのまずは第一歩として、成功者さんでのトークセッションでみんなでランニング戦流を読み合いたいという企画を提案し、無事にかなったんですよ。
おだしょー こんな話をしましょうとかでもないことでもないとかってメールでやり取りしたりとか、
大平 今回の打ち合わせでね。
おだしょー いろいろ事前にいろいろ話してたんですけど、ある時にランニング戦流はどうでしょうかというメールでいただいて、ランニング戦流ってなんだろうと思って調べてみると、どうやらそういうのがやられてるっぽいとインスタグラムとかでも出てきてですね。
おだしょー 面白いなと思ったんですよね。最初の話につながるんですけど、ランニングを語る言葉とかいろんなことを語る言葉って一つじゃなくてもいいかなと思ってたので、
長いコラムにしていろんなストーリーを書いていただくっていうことの他にも、こういうフォーマットでやってみるとなんか違うみんなの人となりが現れたりすると面白いなと思って、
どういうふうにやればいいのか全然僕わかんなかったんですけど、とりあえずいてまえ精神って言うんですかね。やってみようと。いてまえということでやりましょうということでやることになったんですよね。
おだしょー 成功者のトークセッションで吉井さんが自分の線流を紹介したりとか、あとインスタグラムの線流をこんなのあるよとかそういう話をしつつみんなにも線流を考えてねと。
考えてきてくれた人もいるしその場で思いついた人もいたんですけど、結構みんな面白いのを読んでくれましたよね。
いやー嬉しかったですね。
なんか紹介しますか。せっかくなので。
はい。
例えばトークセッションで出たもので、たけおさん。
言ってましたねこれ。直前にしかも本当に水漏れに入ってからのランニング線流ですもんねこれね。
熱い京都でジョグした後の水風呂が気持ちよかったというのを読んでいただいて。
そうですね。やっぱりこの京都の蒸し暑さとか夏とかそういうことも含めた、単に水に入って気持ちいいっていうのももちろんメインであると思うんですけど、なんかそういうちょっと季節感も感じさせるような背景があったりして面白いなと思いましたね。
そしてそのお風呂なんですけど、なんと銭湯の中に鯉の浴槽というか鯉の水槽があって、男湯にも女湯にも鯉が泳いでたんですよね。
初めて見ました。
あの鯉って男湯と女湯行き来してるのかなっていう話をしてたんですけれども、その会話の中でトレイルランナー伊原智一さん、智一さんが読んだ57号がこちらです。
白い鯉。行ったり来たり同じ鯉。
これはもうおおーってなりましたね。すごいですよね。智一さんがすごくロマンチックな。
これは素敵でしたね。白い大きい鯉がいたんですよね。こっちにも白い鯉がいたよ女湯にも男湯にもいたよって同じ鯉なのかなって話をしてたら、行ったり来たりしてたら面白いねっていうところで、
その白い鯉行ったり来たり同じ鯉っていうのが、そのお魚の方の鯉も歌ってるんですけど、ちょっと恋愛の方の鯉にも欠けてて、男湯女湯行ったり来たりっていうところで、ちょっとこれはなんかロマンチックで。
ロマンチックで同じ鯉なのか、違う白い鯉なのかっていう。なんかちょっといろいろ考えさせるような夏の夜にロマンチックな友さんの一面が見れて面白かったですね。
そんな友さんが、もう一句読んでくださったんですけど、みんな僕のことを友さん友さんって呼ぶけど、本当の名前知ってますかって言って読んだ575が、僕の名は伊原智一なんですよって突然言ってましたよね。
これいいですよね。名詞のような。
ストレートでわかりやすい。
僕の名は伊原智一なんですよ。
まっすぐストレートが、165キロのストレートがバシッと飛んできた感じがしますね。
なんですよって口語もまたいいですよね。
訴えかける感じ。
喋ってる感じの言葉で書いてるというか読んでるというのもまた、人間味が感じられていいですね。
あとはですね、ランニングをガイドしてくれた佐藤さんがさっきね、木の根っこどこまで広がってると思いますかって手をつないだら、ほらこの辺っていうクイズを出してくださったんですけど、その時に思いついた575ということで、見えぬもの。手をつなげれば見えるもの。
これはもう感動的ですよね。
見えぬもの。手をつなげれば見えるものということで。
詩的なランニング体験
前半と後半が一時違うだけなのに、見えないかったことが見えるようになるっていう、すごく全然逆のことを言い表してて、ものすごいなと思いましたこれ。
その間でね、みんなで手をつないでるからそれが見えるようになるっていう、なんかものすごい。
詩人ですよね。
ものすごい歌だなと思って結構感動しましたね。
佐藤さんちょっとこれすごいな、詩人だなと思った直後に、もう1句。
トントントン、僕のピッチは日の野にトン。
っていうなんかダジャレのような、ちょっとコミカルなね。
そうそう、ジョグするときにピッチを大事にしようというテーマで走るときは、トントントン、日の野にトン、トントントン、日の野にトンって言いながら走ってるそうで、それを575に当てはめてくれたという。
そういうことですね。
大変リズミカルな。
リズミカルな。幅広いですね、佐藤さんのその歌というか見てるところとか感じてることっていうのが、それがすごくわかってすごいなと思って。
面白いですよね。
なんか毎年京都マラソンも走られてて、本当にすごい記録で走られて、すごいスピードで走ったりされる方なんですけど、トレイルランニングももちろんやられたり、いろいろ走ることいろんな形で楽しんでて、バックヤードウルトラとかね、やったりするんですけど、そんな中でトントントンという、佐藤さんが走りながら何をリズムとしてるかっていうのもわかって面白いなと思って。
ちょっとね、脳内を覗き見してる感じ。
ね、なのですごく、佐藤さんは佐藤さんで本当にいろんな観点で歌を読んでくれて、面白いですね。なりにこれからみんな行くことがあったら佐藤さんに歌を読んでくださいって。
佐藤さん、あの後ね5つぐらいできたみたいで。
すごい。
はい、もう完全に先竜脳になってらっしゃるから。
完全に575のリズムになって。
たぶん叩けば響くみたいな感じで出てこられると思います。
なるほど、じゃあなりに行ったら555といえば佐藤さんがなんか読んでくれるかもしれないですね。
続いて同じく、成功者のイベントにいらっしゃったメンバーで森野研究者さん。
おー、いましたね。
はい、トレイルランナーさんですね。
ロングトレイルの時の心情を。
長い距離を走って。
歌ってくださいまして、まず一つは胃薬をなぜ飲まなかったアリの一撃。
ランナーたちの教訓
言ってましたね、これも。
これも時間を決めて定期的に胃薬飲んでって予防されてたらしいんですけど、
そのルーティン崩した後、じわじわダメージが来たっていう。
そういうアリの一撃のようなちっちゃいことをおろそかにしてはいけないという自戒を込めて、
1回ぐらい飲まなくてもレース続けられるかなと思わずに、
胃薬はちゃんと自分で決めた通りに飲もうという、そういう教訓を込めた1句ですかね。
よくありますね。
分かりますね。
長いレースだと。
アソのボルケーノのレースも走られている方で、もともと九州のご出身なんですかね。
九州にもゆかりがある方で、今は京都にいらっしゃるということで、面白いですね。
そして、こちら女性ランナーさんなんですけど、ひよしさん。
ひよしさん。
ひよしさんの1句はこちらです。
高速の距離見て思う。走れるぞ。
これはね、ありますね。
分かる。
10キロとか20キロとか5キロとかぐらいだと、今朝5キロ走ったなとか、走る換算してしまう癖が出ますよね。
インターチェンジもね、あと2キロとか出たら全然いけるなとか。
10分ちょっとでいけるなとか。
なんとなくランニング換算で距離とか時間を考えることが、もしかしたら増える人が他にもいるかもしれないですけど。
あるあるだと思います。
あるあるですね。
続きまして同じくイベントにご参加いただいてた女性ランナーさんで、かっすーさん。
かっすーさんはこんな1句です。
紫外線焼きたくないからビタミンC。
あるあるで女風呂の脱衣場でそういう話してたんですよ。
みんなどうやって日焼け対策してるっていうので、結構ビタミンC飲んでるよっていうのを私も飲んでたんですけど、そういう会話になったところからの1句。
特に夏ですもんね。
5月以降はやっぱ紫外線も強いし、ビタミンがいいぞと。
そうです。っていう会話からの1句を読んでいただきました。
なるほど。疲労回復にもビタミンとって。
ビタミン大事ですね。
夏を乗り切るということで大事ですね。
あと事前にですね、私のインスタグラムにも投稿いただいた。
そうですよね。いっぱい来てますよね。
線流をご紹介いたします。
熊本県のランナーネームコウジさん。
抜く時は呼吸を止めて余裕のフリ。
これはね、ありますね。なんかいろんな局面であると思うんですけど、すごい競り合ってる時にこっちがバテてないフリをする時もあるし、別に競り合ってなくても抜く時になんかこの人かっこいいなって思われたくて、楽なフリをして走るという。
ランニングの共感
遠くまで行ったとこで、はーいって。
ありますね。こういうのやっぱりこう、なんかこうやっぱりこう、悪く思われるとかよりはなんとなくやっぱりこの人すごいなとかかっこいいなとか。
余裕堂ですね。
余裕だなって見られたいという、そういう人間の真相真理というか。
あとからその反動ですごくきついという。
きついっていうね。そういうありますね。
あります。ありがとうございます。
そして宮崎県のランナーネームなりなりさん。
走ろうよ!誘うとみんな引いている。
そうですね、なんか走ろうよって言って、なんか30キロ行けますかとか言うと、え?ってなる時とかね、ありますもんね。
そうそうそうそう。あの、全くランニングをされない方からしてみると、びっくりする距離なので、どんびきされちゃうっていうことはよくありますので、これもあるあるだなと思いました。
やっぱりこう、自分たちの常識じゃないというのが、人と話すときの基本だという、そんなようなね。
自分たちの常識じゃないところで生きている方もいっぱいいらっしゃるということなので、なんかそういうこうちょっと社会的なコミュニケーションで、いろいろこう、反省しながら聞いておりますが。
続きまして、ランナーネームあさみんさん。
やる気ゼロ。走りに出れば、やる気出る。
一歩踏み出すと意外とね、いけちゃったりするけど、もう着替えて靴履いて外に出るまでが、しんどいという。
これもあるあるだなと思いました。
でも、こう行って帰ってきた後に後悔することないですよね。
ないですないです。なんだかんだでね、やってよかったって思うことが。
絶対ありますよね。
ほとんどだから。
続きまして、ほしぞうさん。ほしぞうさんの線流で、フルマラソン40キロでええやんか。
確かに。2.195キロっていうのがくっついてますもんね。
そこがまたきついんですよね。
ちょうどじゃないっていう、最後のその2キロが本当にきついですよね、たぶん。
しかも長く感じる。
なんでくっついてるんだろうっていう。
なんかいろんな諸説ね。
ありますよね。
あるんですけれどもね、走ってるときってもうね、この後2キロかっていう心の叫びを読んでいただきました。
続きまして、熊本県のランナーネーム、北山ブラックさん。
破れ去り、右だけたまる5本指。
やっぱりどっちかが破れるっていうのはあるんですね。
わかります。私も同じく左だけ破れるんで、5本指ソックスってもう左右入れ替えて履けないじゃないですか。
なんで右だけ残っちゃう。
これすごくわかります。
右足首だけ念座しますもん。左右差ありますよね。
たぶんそういうことでしょうね。負担がそちらにかかってるってことでしょうからね。
世界とか人生はデコボコだということですね。
そうですね。プロっぽい諸表ですね。
決して平坦じゃないと。
続きまして、熊本県ランナーネーム、みなさん。
ラントモと私服で会うと照れくさい。
確かに。
ランニングの格好ばっかり、特に夏とかだとしてるときありますけど、全然違うときに会うとこんな人だったんだって思うときありますよね。
ランナカマって意外と走るときにしか会ったことがなくて、日頃の職業とか家族構成すら知らないけど仲良しって人も多いじゃないですか。
基本お互い半袖短パンとかでいつも会ってると、たまに私服見てびっくりしますもんね。
違う側面を見たり。
ちょっとお互い細早くなる。
そういう感じはありますね。
夏休み終わって学校が始まって、9月とかに2学期っていうんですかね。始まって帰ったときにちょっと懐かしいけど恥ずかしいような感覚とか似てるのかもしれない。
似てるかもしれない。
似てますよね。仲良いんだけど、ちょっと違う人のようにも感じるような感覚ですかね。
そしてさらに熊本県のランナーネーム、りょうちゃんさん。
りょうちゃんは3つ考えてくださって、1つ目が大会のTシャツタオルたまりがち。
いっぱいありますね。
続きまして、ランニング、なんやかんやで金かかる。
これもね、電車乗ったりとか、いろんなとこ行ったりとか、エントリーフィーとかもね。
シューズとかね。
いろいろかかりますからね。
そうなんですよね。
で、もう1つ、数キロは距離が遠いと思えない。
いつも走ってますからね。
やっぱりさっきの距離の話じゃないけど、ランナーさんにとっては、2キロ移動ってなったら、ジョグで行けるかとか、
800メートルですってなったら、トラック2周分か、みたいな感じで換算するけど、
普通に考えたら、え、歩くの?みたいな距離だから、そこのギャップを読んでくださったのかなと思います。
なんかやっぱり独特の世界が、感覚がありますよね。距離とか、時間とかに関して。
だから、世界って24時間時計が決まってて、
一応平等ではありますけどね。
平等ではあるんだけど、それの感じ方って、全然違うっていうか、複数の時間というか、
その人にとっては10分で済むかもしれないけど、ある人にとっては2時間かかるかもしれないし、
すごく同じ24時間なんだけど、感じ方が全然違うとすると、複数の世界が同時に進んでる感じがするようなこともありそうですよね。
面白いですね。
いろんなこと感じますね。
感じますよ。
ラーニング線流って言っても、すごいですね。
生活観も垣間見れるし、頭の中でみんな何考えて走ってるんだろうっていうのも、ちょっと覗き見できる気がするし、あるある共感もあるし、
これちょっとですね、楽しんで広めたいんです。
広めましょう。
はい。で、いつか365日分をみんなで寄せ集めて、ひめくりか連打を作りたい。
冷蔵庫の前に貼っておくでもいいし、机の上に置いておくでもいいし。
面白いですね。カレンダーってやっぱりいいですよね。
その自分が過ごしている、自分が日付を確認したいものなんだけど、そこには人の時間が流れていて、ラーニング線流を通して。
一人なんだけど、一人じゃない時間が部屋の中にもう一個流れているっていう。
なんか素敵にストーリーを今作っていたね。
そういう状態になりそうだから。
ちょっとやっぱりそういうやるだけでも何か置いてあるっていう、物理的にそういうふうになるっていうことを通して、
さっきの話じゃないですけど、向こう側に何があるんだろうって想像を何かとするような気もするので、
いいかもしれないですね。ラーニングカレンダー、ラーニング線流カレンダー。
面白いですね。
なんかLike the windowも、その紙の質感とかデザインとか、
今いろんな形で文章と読める中で物質として本として取り扱う作品みたいなものだなと思うんですけど、そんな感じで、
生活の隅っこに置いておきたいなとか、物質としてなんか心地いいな、くすっと笑えるなっていう存在をできればみんなで一緒に作っていきたいなと。
そうですね。昔商店街の夏祭りとかで、景品とか、もしくは外れた参加賞みたいなやつで壁に貼っといて1枚ずつ剥がしていく。
1月1日からぺろっと剥がしていく。
薄い紙のね。
あそこにその日の教訓みたいなやつがあったやつとかもあったと思うんですけど、
これ書いた人どういう人なんだろうなとかってなんとなく思ったりしてたから、それのランニング占領版ということで、なんかいいですよね。面白いですよね。
南博の著作について
なんか全国に全世界に市民ランナーももちろんエリートランナーもだけどいらっしゃいますから、の心の中をのぞき見し合うみたいな感じでシェアしていきたいなっていう目論み。
365個あるだけでも、365個の何かを1年間通して感じることになるので、結構365って多いですよね。
365冊本読まないですもんね。読む人もいるとは思いますけど、1日1冊読むってなるとなかなか大変だけど、ランニング占領で365の時間をなんとなく感じられるだけでも、ちょっと違った1年になるかもしれないですし、面白いですね。
大平さんのインスタグラムにみんな送っても大丈夫ですか?
大平 大丈夫ですよ。
盛り上がりそうだなと確信を持てたら、その時はちゃんとした投票箱みたいなのをネット上に設けるのもありですし、とりあえず緩やかに始めてみて。
大平 そういう作り方もやっぱり面白いですよね。
例えば海外の新聞とかで、なんとかクロニクルとか、なんとかタイムズとかよくあると思うんですけど、やっぱりクロニクルってそういういろんなものを記録していく。365日かけて記録していくとか、ある時代をずっと追いかけて何か形にして記録していくっていうのが、
ジャーナリズムのそういうものとして、新聞のタイトルになることもすごく多いと思うんですけど。
岡田 クロニクルって村上春樹さんのねじ巻き鳥クロニクルって初めて知りました。
大平 そうですね。あれもクロニクルで、ある時代のことを小説として表現しているっていうことだと思うんですけど、時計っていう意味ですよね。クロニクル。
元はそこの言葉だと思うんですけど、そういう時間とか時代が経つごとに何が、人が何を感じ何を残していくのかというのが、そういうクロニクルということなので、世界中でやっぱりそういうのを残したいと思う人多いんでしょうね。
ランニング線流もそうだし、そういう新聞を作る人もそうだし、スペイン語だとクロニスタって言うんですけど、記録する人っていう言葉があって、本当に世界中、なんかだからランニング線流の海外版とかも読んでみたいですよね。
大平 そこはぜひキヨさんの英語力を使って、レギュレーションはタタタタタン、タカタカタカタン、タカタカタンっていうリズムであれば何語でもいいっていう。
そしたらめくるときに世界旅行してるような感じがして。
そうですね、世界まで広がりましたね。日本を超えて。
大平 まだ野望ですけど、ちょっとこれは続けて実現させたいです。
とりあえずは思いついたら、何でもいいので送ってみてくださいということで、お待ちしてます。
大平 お待ちしてます。
高橋良枝さんが。
大平 はい。
ラフィクザ・ウィンドとかも不正者に来たら、もちろん転送します。
大平 どちらかにDMしてくだされば。
いつでも読んでますので、よろしくお願いしますということですね。
ということで、いろんな人のランニング戦流とか、高橋良枝さんご自身のこととかをピラティスやったり走りながらお風呂に入ってお話をして、いろんな話をして、今回の夏が過ぎていったんですけど、楽しかったですね。やっぱりね、継続してまたこういうのもやりたいなと思いました。
大平 素敵なコミュニティでした。
参加された方もまた追加で感想とかあれば、またいつでも送ってほしいですし、逆に冬にこういうのやりたいんだけどとか、こういうのやってほしいとかリクエストがあれば、また皆さんいつでも送ってもらえれば嬉しいです。
という感じですね。高橋良枝さんとは誰か。高橋良枝さんと今回何をやって楽しかったかという話を今してたんですけど、
ポッドキャストでいつも、ポッドキャスト読書会ということをやってまして、読んだ話について話すだけなんですけど、いつもやってて、だいたい小説読んだりとか、短編小説読んで、ああでもない、こうでもないって話して、みんなが何か読むときの参考になればいいなと思ってやってるんですが、せっかくなのでポッドキャスト向けに高橋良枝先生と読書の話も最後に。
してみようかなというふうに思っております。実はいろんなお話をしてると、これもちょっとこれからこの話を通していろいろちょっとエピソードが出ると思うんですが、
音楽の話が盛り上がったんですよね。何度かトークセッションの打ち合わせやったり、Zoomで話したりしてるときに、
デトロイトテクノの話をすることになるとは思わなかったんですけど、そんな話をしたり、もともと伝えるっていうお仕事をされてはいるんですが、もっと遡ると音楽大学で音楽の勉強されていて、
音楽も作られていて、もともとそういう音楽のこともすごくやられていたという中で、DJをやったりラジオの番組の音楽を作ったり、引き続きいろんな音楽に関する活動もすごく多いということで、
なんとなくピンときた本があって、ジャズピアニストの南博さんという方がいらっしゃって、その方も音題を出て、ビュージシャンとしてずっと活動されてるんですが、この人の文章が面白いと。
音楽もずっと専門でやられてきた方が、この本を読むとどういう感想を持つんだろうなと思って、ちょっとこれ読んでくださいということで、読んでもらったんですけど、その話しましょうか。
はい。
こんなこと初めてで、打ち合わせしてて、読んでほしい本がありますって言われて、熊本の私の自宅に2冊本が届いたんですよ。
そうなんですよね。しかも固承ですいませんでしたって感じですけど。
いやいやいや、ありがたかったけど、編集者の人と仕事するとこういうことになるのかと思って、面白と思ったんですけど。
そうですね。
そう、南博さん、ジャズピアニストの方の本で2冊、まずは発見と国権の間にっていう本と、そしてMy Foolish Heartっていう2冊をセレクトいただいて、その他にもたくさん出してらっしゃるらしいんですけど、その2冊っていうのは、南さんが学生からジャズピアニストになって、
東京の下町から銀座の華やかな世界でピアニストとして活躍して、そしてバークリ音大に留学するまでの話。
あとMy Foolish Heartというもう一つの後に出た本は、もうアメリカから一旦帰国されて、その後いろんな国でツアーをしたりとか、もうちょっと大人になってからのお話なんですけれども、
その2冊を選んでくださって。
そうですね、なんかいいなと思って。
この2冊って、発見と国権の間が先に出てて、本当に若かりし頃の体験で、アメリカに旅立っていくところで話が終わるんですけど、行って帰ってきてから、今度また大人になった世界の時代の話で。
前者の方は2023年に映画にもなっていて、池松壮介さん主演ということで、見た方もいるかもしれないんですけど、とにかく映画もそうなんですけど、文章が面白いし、本当に面白いというか、何て言うんだろう、面白いとしか言ってないんですけど、さっきから。
これはなんか、ある時代はやっぱりさっきの話じゃないですけど、記録もしながら、ピアノっていうのが自分にとってどういうことなのかとか、およびその若いミュージシャンっていうのが、アメリカっていうと、ある意味本場というところに行くっていう中で何を感じて、何をダメだと思って、何なら行けるのかって思いながら、一生懸命もがいてる。
音楽とジャズのリアリティ
そういう等身大のところとか、本当にいろんな読み方ができて面白いなと思ったので、音楽をやられている方がこういうのを読むとどうなんだろうなと思って、聞いてみたかったんですよね。
思うところは大変いろいろあって、まずすごく面白かったっていうところで、ぜひ、特にピアノ弾いてる方とか音楽の勉強されてる方は読んでほしいなと思ったんですよ。
時代も感じられて、バブルの銀座ってこんな感じだったんだっていう時代感も感じられるし、当時の留学って今以上にハードル高いと思うんで、それを自分の力でお金をピアノで稼いでいってるっていう、そういうチャレンジしてる姿も勘弁を受けたんですけど、
何が一番グッときたかっていうと、やっぱりジャズってすごく理論も難しいし、特にピアノはコードを支える立場でもありますから和製を支える立場の中、他のベース楽器とかコード楽器が弾かないところをテンションで弾いていくっていうところで、頭脳の部分でもあったりするんですよね、バンドの中で。
なのでとっても、現代の音大生とか現代のピアニストが勉強を一からするってなると難しそうとか、理論的みたいなことが先にきて頭でっかちになって勉強しなきゃっていう風に思いがちなんですよ。
ただ、みなみさんって、もともと音楽理論とかピアノのテクニック、もうむちゃくちゃすごい方だと思うんですけど、ご自身はそこまでずっと書いていらっしゃらないけど、きっとそこのベースはあった上で、熊本にもこのストリートから生まれるジャズの現場があるんだって。熊本ちゃんごめんなさい、日本でもこういうネイティブなジャズの酒場の音楽として生まれるシーンがあったんだっていう。
そこでの音楽のあり方、ただステージで演奏する側聞きってというわけじゃなくて、酒場の会話のBGMとして、時には鼻として演奏する現場感っていうのはすごく伝わってきて、そこってただお利口さんとか優等生だけじゃなくて、酒場ですからいろんなことが起きます。
そんな中でもフレキシブルに対応しながらサバイブしていくミュージシャンの実際のあった話っていうのがなんだろうな。
すごいリアリティがあって。
リアル、臨場感がすごかった。
何がすごいって、ピアノの学生だったっていう第一章が始まる前にまずプロローグがあって、そこではその筋の組の親分から巨大な寿司桶の寿司をほら食べろほら食べろって言ってお腹パンパンになりながら食べてますっていうシーンが冒頭にあった上で、そんな少年はピアノを弾いてっていうところが第一章が始まるんですよ。
さっきの寿司桶のシーンってどう結びついていくのっていう、全然かけ離れた音楽学生と銀座の酒場での寿司桶のシーンがだんだん結びついていく感じっていう点と点が線になっていって、そこにはジャズという音楽があって、酒場があってクラブがあって銀座があってっていうバブル。
時代ですよね。
ピアノってバンドの中でもドラマーも後ろにいるけど、ピアノもステージに向かって一番下手ですよね。そこからいろんなソロプレイヤーだったりミュージシャンの背中を見ながらコードをつけていったり、時にはメロディーも弾いたりするんですけど、割とハスの方からみんなを見ている俯瞰した目線も描かれていて、そこもちょっと面白いなと思いましたね。
弾き手としてピアノを弾きながらいろんな人のことを見て書いてっていうことも、本当にいろんな人のことを本当にいろんなふうにそのまま書いてて、それもやっぱりすごいなと思いましたね。
引いてて自分の世界だけに入っていくっていう、そういう抽象的な話ではなくて、本当にそれを通して見えている風景、実際にあったことっていうのを本当に生き生きと描いているっていう。
かなり生き生きとね。
本当にそういう時代丸ごと、その都市のこと、その夜のことっていうのを丸ごと描いてるんだなっていう感覚がすごく面白いですよね。
なんかちょっとヒヤッとするような話とか、ちょっと恋の話とか、なんかちょっと嫌だなって。
スリリングな話とかあるけど。
いろんな感情になるような丸ごと描いてるっていう感じはすごくして、それがやっぱりピアノの自分のことに結びついているっていう、もうなんか一大ドキュメントというか。
ポッドキャストの魅力
うん、本当そうですよね。
すごく、なかなかやっぱり面白くて。
菊池なるよしさん、ジャズのと、いろいろ本当に昔からいろいろやられている中で、円卓詩っていう文芸雑誌が昔あって、
リリー・フランキーさんとか、作家のユーミリさんとか、あと文芸評論の福田和也さんとかが作ってた雑誌で取り上げられて、
みなみさんがもともとブログで連載をしてた自分の文章っていうのが、そういうわけですごく面白くて、取り上げられて、そこからこういう本になっていったっていうような、そういうことがあるようなんですけど、
小学館ですかね、最初の本が。
なのですごくやっぱり、なかなかこういう本って、本当にあるようでないし、面白いなと思って。
おわり方というか、ネタバレになるとあれですけど、やっぱりアメリカ行くっていうところで終わるっていうのはまた、その先どうなったんだろうっていう、ちょっとこう、
これから何かやってみようとか、好きなことをずっとやってて、その先が何かしらの形で、
有名があるような形で、みんなが感じられるような終わり方になっているとか、そういうのもなんかすごいなと思いましたし、
ストーリーテリングが本当にうまいなと思いましたね。
これはでも教えていただかなかったら出会えなかった本なので。
なかなかもしかしたら手に入りづらくて、故障でしかもしかしたら今ないかもしれないですけど、
探せばあると思うので、ぜひ読んでいただいて、南さんのアルバムとか聞いてみるとちょっと音の感じも分かりつつ。
ご自身のYouTube、結構演奏の動画を最近も頻繁に上げていらっしゃって。
南さんの音楽の旅
そうですよね、最近なんか割と、本当にもうね、今重鎮というかあれですけど、
昔の様子はあまり多分ないかもしれないけど、やっぱり今の南さんが弾いている様子とかも見れますし、
あとレーベルはイーストワークスエンターテインメントっていう、東京のちっちゃいジャズの専門のレーベルからよく昔から出されていると思うんですけど、
音もYouTubeでの映像も含めて、もしかしたら一緒に読むと面白いかもしれないですね。
なので、この最初の1冊目はやっぱり僕、ちょっと恋するシーンが出てきたと思うんですけど、
銀座のクラブのチーママのシーン、珍しく恋愛系の、あんまりそのあたりって前後で描かれてなかったから、
ちょっとだけ出てきて。
南さん自身も一生懸命ピアノ弾いて仕事してっていうので、結構本当にいろんなエピソードがあって大変な毎日が一瞬で過ぎていくような感じなのかなっていう印象があって、
おそらく銀座のクラブのチーママはチーママでね、きっと毎日毎晩忙しい日々を送っている中で、
2人がパッとある時に出会って、2人で飲みに行ってっていう、ちょっとエアポケットのようなそういう時間っていうのが、
それはそれでちょっとすごく印象に残って、いい話だったなと、そこはそこで印象に残りましたけどね。
しかも描きすぎてないところが最高だなって、あとはご想像にお任せしますみたいな。
ちょっとだけね、書いてあるっていうのがうまい。
やっぱりさすがミュージシャンだなと思いましたよ。
余韻が。
そうそう、余白っていうか休符。楽譜とかでも音符と音符の間に休符があるじゃないですか。
うまいミュージシャンってやっぱり間合いというか休符を聞かせるのもうまくって、その辺の緩急の付け方が文章にも現れてるんですよね。
うわーっとソロ弾いた後に他の楽器が弾き始めたらフッと引っ込めるような、そのリズム感というか抜き差し音の、
っていうのが文章にもリズミカルに描かれていて、ほらここでチーママとこういう会話をして、
どうなるのどうなるのと思った瞬間に、あとはお任せしますみたいな感じで次のショーに行く、あの爽やかな感じ。
響きだけ残る感じの。
さすがだな、先生って思いました。
そうですね。
なんかそんなような1冊ですね。
2冊目がアメリカから帰ってきてからの話っていうので、マイフリッシュハートっていうタイトルで出てて、
この間に実はアメリカに行っている最中の1冊もあるんですけど、
それってなかなか見なくなって。
でも帰ってきてからの話は、おそらく我々が今ちょっと年齢的には大人なんですけど、帰ってきてから大人の
南さんっていうのが、どんな形で日々を過ごされてきたかっていうのがいろんな形で書いてあるんですよね。
若者でアメリカに行くっていう時代の南さんと、帰ってきて大人になった南さん。
2つ違うフェーズのものがそれぞれの本になっているのが面白いなと思って、2冊送ってみました。
今度はもうプロミュージシャンとしてね。
そうですね。活躍されて。
本当に名だたる方々と一緒に音楽を作って、
綾戸知恵さんとかね、シンガーだと一緒にやったりとか、
さっきの菊池さんと一緒にずっとやったりとか、ソロでやったりとか、いろんな中で日々を過ごされて、
うつ病になったりとか、そこから回復してっていうようなお話も書いてあったりするので、
本当に大人になってからはなってからで、いろんな日々、いろんな経験を引き続きしている状態で、
その中でもやっぱりピアノを弾くことっていうのがいかに自分にとって変わらないことなのか、
好きで変わらないことなのかっていうこともすごく書いてあって、
本当にいいのか悪いのかわかんないんですけど、好きなことってそれしかできないことって、
贅沢なことなのか貧しいことなのかってちょっと考えるとどっちなのかわかんないんですけど、
おそらくやっぱり好きなことって変わらなくて、その人の中にずっとあることなんだなってずっと思って読んでましたね、このエピソードはね。
どうでしたか、その印象に残ったエピソードとか。
アイスランドの自然と音楽
ありまくりますけど、その中でも、
これは極上の文章の演奏というか、文章で奏でるメロディーだなと思った章がありまして、
第2章、アイスランドへ。
これ内耳なのかな内耳かな、どっちで読んでいいかわからないんですけど、内耳の奥の音楽っていう章があるんですよ。
アイスランドにツアーで向かった時のエピソードが書いてあるんですけど、その第2章の中に天使のポリフォニーっていう一節があって、
これは飛行機で到着して、
そこでまずアイスランドの自然を目の当たりにした時の感覚、自分の内心を描いた文章なんですけれども、
天使のポリフォニーで、その中にとにかく雲の位置が低い、水平線と同じ位置に色々な形の雲が織り重なっているという感じで、大自然を感じてらっしゃるんですけれども、
すごいですね。
自分が弾いてる音というよりは、到着した時の風景とか何か響いてくるものがあったっていうのは、そういう描写なんですかね。
その中でどこだったかな。
今話しながらずっと指を挟んでたんですけど、あったあったあった。
試しに自分の耳をもっと澄ましてみた。
天使の歌うような四星体、四つの星体は自分の体が回転するに従ってねじれたハーモニーになっていき、僕の心と感性を揺さぶるのだったと。
そのサウンドは僕が今までに習った理論的なハーモニーの範囲を塔に逸脱したものすごい響きとなって、僕の体内になり響いた。
僕の鼓膜は同時にアイスランドに吹く風の音を一心に聞いてもいる。
すごい、なんか内面的なところとアイスランドの風となんか結構壮大な、でもそれを感じて表現しきってる感じがすごいですね。
鼓膜でアイスランドの大自然を弾いて感じてるっていうことなんですけれども、これは私もぜひ体験したいなと思ったのと同時に、アイスランドのミュージシャンの音楽ってその空間とか風を感じさせる音作りをしているものすごく多いんですよ。
有名なところで言うとビオークとかもそうですけれども、他にもアイスランドの好きな、私はボークっていうバンドが好きだったりもするんですけれども、すごく空間を感じさせるような音作りで、
ハーモニーも本当に男性ボーカル女性ボーカルと関係なく、上の方からオーロラのようにグラデーションを描いているようなハーモニクスを声だったり、時には楽器で表現するものがとても多いんですよね。
アイスランドってきっとこんな感じなのかなっていうのを感じられるような一説ですね。
おもしろいですよね。これも小学館だったかな、2冊目の不走者ですね。出版社が違いますが、もしご興味があればぜひ本も探してみんな読んでみると、今みたいな話も書いてありますので、おもしろいですよね。
読書とこれからの展望
本当にいろんな側面で、特にこの2冊目っていろんなエッセイというかね、短編がいっぱい入っているような感じなんですけど、1冊目は本当に物語として進んでいくんですけど、こっちの2冊目の方は本当に今ちょっと読んでもらったみたいに、風を感じるとかそういうことも書いてあるし、
友達、ミュージシャン仲間との具体的なエピソードも書いてあるし、牛田さんとの対談も載ってるし、本当にいろんなスタイルの文章が縦糸横糸織り混ざったような感じで、南さんっていうのが現れてくるような1冊になってて、すごく面白いので結構好きですね。
この時っていうか、アルバムをいくつも出されていて、マイル・フーリッシュ・ハートとか、ワルツ・フォー・デビーか、あの曲がすごくこの時一番辛かった時に彼が弾いて録音したのがアルバムになってるんですけど、ビル・エバンスのワルツ・フォー・デビーとか、マイル・フーリッシュ・ハートを録音した時にまさにこの書いてある時代に、
録音したっていうようなアルバムがあるんですけど、本当に音が何とも言えない、本当に聴き切ってしまうような、南さんの音っていうピアノですね、これは。なので、アルバムも合わせて聴いてみるといいかもしれないですね。なので、久々に読んだ時のような気持ちになって話してますけど。
いい本を教えていただいてありがとうございます。
本にまつわる話をできるのはやっぱり楽しいですね。
南 楽しかった。
今回は特に本と吉江先生なので、音楽の話も含めてできて、ちょっといつもとは違ったポッドキャスト読書会ということで。
面白かったです。なので、みんなの中でこれを読んだ人がいれば、これの感想もまた送ってほしいですし、南さん他にもパリに行く話とかを一冊にしてたりして、日本に帰ってきてから今度パリにツアーとかで、しばらく行った時の話のパリ編みたいなやつがあって、それはそれでものすごくドライブかかったストーリーで、すごいこんなストーリーがあるのかっていうぐらい面白いんですけど。
パリのジャズクラブで弾く話なんですけどね。そういうのもあったりするので、何冊か読んでみると面白いですね。
ちょっとこれは、久しぶりに前のめりに読みましたね。
夏の読書ということで。実は前回の春ちゃんとポッドキャストで、夏だからみんな夏の研究をやろう、夏の宿題をやろうということで、何かやりましょうって言って終わったんですけど、今回は南さんの本を読むというのを夏の研究課題にできたということで、僕は宿題終わりということで。
あと付けじゃないですか。
後付けですね。なので、皆さんも他も南さんの本じゃなくても夏の研究課題として、何かいろんなものがあればとか、お勧めがあれば教えてもらいたいですね。ということで、だいぶいろいろと話しましたね。
ありがとうございます。引き出していただいて。
まだまだ話し足りないことがすごくたくさんですが、またこれに限らずいろいろとお話しましょう。みんな京都も東京も熊本もそれ以外の日本全国も、あるいは他の国にもいっぱいいろんな人がいるので、また何かみんなでやれるといいですね。
ちょっとランニング通してですね、いろんなお話できるといいなって思います。
最後にこう聞いてくれている人とかに何か一言とかありますか。
やっぱりどんな形であれ走っている人って美しいなって思うんです。
やっぱり常に意識しているところに姿勢感というものがあるんですけど、やっぱり人の命で限りがあるから美しくて尊いもので、その中で体全身使って走るって、私にはとても尊く瞬間瞬間を生きているっていうのを自覚している。
それをみんなで喜び合ってシェアし合うっていうコミュニティは本当に素敵だなと思うし、もちろん数字やルールでさらに素敵にもなるけれども、そうじゃない、もっともっと楽しめる余白をこれからみんなで開発していければいいなと思っていますので、
私自体も運動超苦手な中ランニング楽しいなと思って楽しいこそこそ楽しんでいるので、一緒に同志がいたら走ってほくそ絵見ましょう。
ということでじゃあ今日の感想もいつでもお待ちしていますし、何でもまたお気軽に送ってもらえるといいですし、物語はなんか我々が語っているだけじゃなくて、線流とかいろんな形でフィードバックがあると一回りして解説できると思うので、引き続きよろしくお願いします。
はい、じゃあどうも今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
じゃあねー。
01:30:20

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