ウィンブルドンへの引越し
どうも、mizuotchiです。この番組は、ロンドン芸術大学に留学中のエンジニア・メディア・アーティストのmizuotchiが、現地での生活について配信する番組です。
はい、無事にウィンブルドンの家に入ることができました。前回の放送で、契約回りだったりとか、お金の振り込みですごく手こずって、トラブル連発だったっていう話をしたと思うんですけど、
それに詳しいことはちょっとまた今度話したいんですが、無事になんとかウィンブルドンの家に入ることができました。
この家はですね、比較的綺麗ではあるんですけど、前の住居者からちょっと改装してたところがあって、家の中の内装が結構綺麗になってきてるんですけど、家具が一部足りてなかったりとか、
ちょっと壊れてるものがあったりとか、そういうものは入ってから、不動産屋さんと交渉しながら進めていこうというような段取りになってます。
入ってみると、鍵をもらう段階でいろいろちゃんとチェックはしたつもりではありつつも、いざ生活してみるとこれが壊れてるとか、例えば鍵がちょっと壊れてるだったりとか、見えてないところがいろいろ見えてくるもので、
極めつけはトイレットペーパーホルダーがないとか、ぱっと見た目ではわからないんですけど、あれ?と思ったらトイレットペーパーホルダーがなくて、これも不動産屋さんに今連絡して取り付けてもらおうと思ってます。
一番困ったのが入った初日にお風呂に入ろうと思ったら、あれ?と思ってみたらお風呂の線がないっていうことでして、お風呂の線がなくてどうしようもないので、とりあえずその日は段ボールで抑えてお湯を溜めてお風呂に入ったんですけど、
段ボールだとどうしてもふやけて徐々に水が浸透していってしまうのでどうしようもなくて、これはさすがに直してもらわないといけないなと思って不動産屋に連絡したんですけど、不動産屋さんもまだないんだったら用意しなくちゃいけないねって言うので買ってはくれるそうなんですが、
お風呂の線が届くまでにまだちょっといつ届くかもわからないという状態でお風呂にも十分入れないという状態なんですけど、それでちょっとお話は遡るんですけど、
研究室に入ったときに、建物の5階にラボがあって、その4階にものづくりスペースみたいなのがあって、技術スタッフの方がここを自由に使えるんだよみたいな感じで紹介してくれた場所がありました。
彼がクリスっていうエンジニアの人なんですけど、ここに3Dプリンターがあって、使えるからいつでも使っていいよと言ってくれていたのを思い出して、もしかして作れるんじゃないと思って作ったのが今日のトップの画像になっています。
お風呂の線がなかったので、ちょっと段ボールでどうにかするのも限界があるなと思って、次の日にFusion360でちょっと円筒形の、一応イギリスは日本よりも線が直径が44mmで少し大きいみたいで、
共通企画になっているみたいで、その44mmの円柱でちょっと蓋をする形で円筒形のものを作って、Fusion360でデータを吐き出して、クリスのところに持って行って、
クリス、俺の1個目のプロジェクトが始まったんだけど、ちょっとこれ見てくれるかいって言って、その3Dのデータを見せたら、クリスがこれはプラグだねって言ってパッと当ててくれて、そうなんだよ、このお風呂の線がなくなっちゃってっていう話をして、任せてくれと、すぐ作れるからっていう感じで、クリスが3Dプリンターのところにデータを持って行って印刷してくれました。
印刷しているときに、いろいろ、PLAだったりとかABSとか樹脂を選ぶんですけど、クリスがゴムはあるの?みたいなことを聞かれて、3Dプリンターなので間にゴムか紙が挟むして密着できるようにしようかなと思っているよって言ったんですけど、そこの3Dプリンターはゴム素材もあると。
これ使えば一発でできるから、ゴム使ってみなよみたいな感じで言ってくれて、今回ゴム素材で3Dプリントをすることができました。
なんでゴム素材のフィラメントが用意されているのかというと、結構ファッション系のプロジェクトとかで靴とかそういうものを新しくデザインするみたいなこともあるみたいで、靴のソール部分だったりとか、そういうのを作るときにゴム素材のフィラメントがすごく役立つので常備してあるという感じだったみたいです。
できあがった2時間くらいかかって、ゴムのフィラメントでできた写真のものがトップの画像なんですけど、白いゴム素材のものが完成して、次の日ですね、風呂桶にピタッとはめて、無事にお風呂に入ることができました。
すごくフィットしていて、完全に純正品なんじゃないかなというくらい綺麗にできたので、一つ目のプロジェクトとしては完成したという感じで、他の不動産の契約回りとかお金の振り込みのトラフルに比べれば可愛いものですよ。
こういった簡単なこともありながら、徐々に家環境を整えているという感じになります。
次はトイレとペーパーホルダーを作りますかね。
お休みに土日に入ってきているんですけど、この土日、今日は日曜日で、これからロンドンの東の方にあるAプラスEラボという、コレオグラフィーとコーディングのラボという、コレオグラフィーって何かというと踊りですね。
舞台の振付。振付とコンピューティングに関する研究所というものが、大学といろいろ連携している研究所があるらしくて、ロンドンから1時間くらい東の方に行くんですけど、ちょっとそっちの方に行って、そこでのイベントがあるので、そこのイベントに参加していこうかなというふうに思っています。
それでは本日は以上です。それではまた明日。