1. mizumasaの番組
  2. Technology in the hands VRを..
2025-03-08 08:44

Technology in the hands VRを使ったハッカソンに参加してみて from Radiotalk

サマリー

ロンドンのクロイドンで開催される大学主催のハッカソンイベントに参加し、バーチャルプロダクションやVFX技術を用いて新しい顧客体験を創造することがテーマです。このハッカソンでは、学生や他業種の参加者が共に作品を作り上げる貴重な経験を共有しています。

ハッカソン参加の経緯
どうも、mizuochiです。この番組は、ロンドン芸術大学に留学中のエンジニア・メディアアーティストのmizuochiが、現地での生活について配信する番組です。
前回の配信から2日経っているんですけど、この2日間何をやっていたかと言いますと、大学主催のハッカソンイベントに参加してきました。
このハッカソンをやっている場所が、ロンドンのクロイドンという町だったんですけど、
まずこのハッカソン自体が大学の授業の一環で行われていて、大学のクリエイティブロボティクス学科というところがありまして、そこの大学の授業の一環でそこのハッカソンイベントに参加していて、
僕も今回そこのハッカソンに先生の方からちょっと参加してみないということで、声を掛けていただいて参加してきました。
場所がさっき言ったロンドンのクロイドンという場地なんですけど、クロイドンに昔は治安がちょっと悪かったことで有名な場所ではあるんですけど、
最近はいろんな施設が新しい町になってきていて、ここにスタートアップクロイドンというスタジオがあります。
ここはバーチャルプロダクション、インカメラVFXの設備が整っていて、ここでいろんな方が実験したりとか、実際のCM撮影だったりとか、いろんなことに使えるレンタルスタジオになっています。
大学の授業の一環でこのハッカソンが行われているんですけど、面白かったのが、いろいろ町の大学以外のいろんな仕事に携わられている、いろんな産業に関わられている方もこのハッカソンに参加していて、
基本は大学生がチームに分かれてアウトプットを作っていくんですけど、そこに他の産業の方もいろいろ参加してコメントして一緒に作品を作っていくようなハッカソンになっていました。
僕のチームはですね、学生さんが4人と私と、あともう一人ファッション系の方がそこに入っていて、その方とはいろいろ情報交換したんですけど、今その方はファッションをいかにDX化してバーチャルフィッティングだったりとか、そういうものをいかに今の市場に導入していくのかみたいなことをサービスの立ち上げからやられている方でした。
今回このハッカソンのイベント自体は、いかにこのバーチャルプロダクションVFXの技術を使って新しい体験を作れるかっていうのがテーマになっているハッカソンで、こういったバーチャルプロダクションを使ったハッカソンとか、それ自体も珍しいなと思ったんですけど、新しい先進的な技術を使ったハッカソンというのは日本でも結構行われているもので、それと同じようなものなのかなと思って参加していました。
今回自分の役割としては、ハッカソンのチーム、学生さんがたくさんいるので、そこに対して技術的なサポートだったりとか、こういうことを考えたらより面白いんじゃないみたいなアドバイザー的な立ち位置でやらせてもらうという感じのイベントになっていました。
このハッカソン自体は、ハッカソンをやるにあたって最初にいろんなレクチャーを受けるんですけど、簡単なバーチャルプロダクションの使い方だったりとか、このバーチャルプロダクションの生い立ちだったりとか、今そこでどんなプロジェクトが行われているかみたいなのを紹介を受けた後で、
日本のハッカソンと違うなと思ったのは、課題提起みたいな問題提起みたいなものがすごくはっきりしているなというのがすごく面白いなと思いました。
ハッカソンの開始の冒頭に7個お題が当たられて、バーチャルプロダクションを使って、中小企業のこういう産業に対していかにこのイマーシブな体験を使って新しい顧客体験を創造できるかだったりとか、
中小企業の産業においていかに社員、スタッフの教育みたいなのにXRの技術が使えるかみたいないくつか、課題提起がされていて、その時に全然僕そのワードを知らなかったんですけど、
SMESという、それ自体がスモールビジネスという中小企業という言葉を指していて、かなりこのスタジオ自体が先進的な技術をいかに世の中に広めていくかというところに注力しているスタジオなんだというところが参加してから分かりました。
先ほど言ったファッションの業界の方も参加されているという話をしたんですけど、その方もこのワークショップに対して結構いろんな期待を持っているようで、いかに今の先進的な技術を自分たちの産業に落とし込むかという時に、
それが必ずしも先端の技術者の方としても、いかにそのリーズナムな形で落とし込んでいくことによって自分たちの実ビジネスに結びつけられるか。結構いろんなところでXRの技術を使ったプロトタイプだったりとか、デモンストレーションとか、あと実証事件だったりとかいろんなところでやられていると思うんですけど、
なかなか実際の自分たちのビジネスが変わるまでのイノベーションって起きてないよなというのが僕自身も思ってますし、彼もすごく感じているところで、実際に世の中にどんどん広げていくためにいかに技術を使えるか。だからそこは必ずしも先端の技術ではある必要はないんですよね。
一つ彼が言っていたのが面白かった言葉が、テクノロジーin the handsという言葉を言っていて、何かしら先端的な技術ではなくて、もちろんすでにXRのVFXの技術は世の中にあるし、バーチャルヒューマンの技術だったりも世の中にはもうすでに数年前からあって、それをいかに組み合わせて自分たちの手の中に落とし込んで実際のビジネスに役立てるのかみたいなことをずっと考えているんだ。
このハッカソン自体も何か新しい技術と面白いことをやってやろうぜみたいなというよりは、そもそもの課題定義がさっき言ったような7個の課題、中小企業がいかにこれを導入して新しい体験を作れるかみたいなことを考えるハッカソンなんですよっていうふうに最初に指南されているっていうのはすごくテーマとしては面白いなと思いました。
ただ一方でですね、それを学生さんがちゃんと受け取れたかっていうのはちょっとまた別の話で、結構学生さんはそれぞれ自由に自分たちの研究テーマに近いところでアウトプットを出してしまうので、今回の与えられたテーマに対して答えられているかどうかはちょっとまさかじゃないんですけど、それはそれでいろんな考え方で作品を作ってみるっていうところで面白い体験でした。
異文化でのチームワーク
うちのチームは結局ですね、特に中国人の方がすごく多いチームだったので、中国の文様、伝統的な文様を使ったファッションと文化遺産を組み合わせて、新しいファッションバーチャルフィッティングルームを作れないかみたいなのをテーマにして、最終的にデモンストレーションまで作り上げていたという感じです。
その中で自分は一応、Unreal Engineとか、あとは画像認識とか、いろんないくつかものは使ったことがあるので、これ組み合わせればできそうだよとか、ずっとアドバイスしながら技術スタッフの方と連携して、最終的に彼らがやりたいことをデモを成り立たせるようにちょっとアシストするみたいな立ち回りで、
自分的にもすごく異文化の中でチームを前に進めていくために今何をするべきかとかっていうものをタイムマネジメントを含めて一緒にやらせてもらって、一応リーディングするような形で最後こういう風に次何するべきかみたいなところを一緒にチームとしてやれたことはすごく自分にとってもいい経験になりました。
今日は2日間バーチャルプロダクションの発火祭に参加してきましたよというところで、またこのお休みは土日ちょっといろんなところに行ってみようかなと思っていて、去年別の機会で出張したときには行けなかったんですけど、久しぶりにテイトの現代美術館とかも行ってみようかなと思っていろいろ見たりしています。
今月はロンドンシアターウィークっていう劇場も結構チケット安くいろんなところが見れるみたいなんで、そっちの方も情報を見てみようかなと思ったりしています。それではまた明日。
08:44

コメント