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2025-01-30 46:18

第73夜 トークショー「空き家活用に取り組む移住者たち」

ファシリテーター・岩永淳志 https://x.com/iwanaghi_eva

おはな結び

https://www.instagram.com/ohanamasaemi/ NPO法人 日の岬・アメリカ村

http://americamura.wakayama.jp/


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サマリー

このエピソードでは、移住者たちが空き家の活用に取り組んでいる様子が紹介されています。特に和歌山県三浜町で、料理店とカフェを経営する道草屋とお花結びの二人の移住体験、及び空き家を利用した地域振興の取り組みが焦点を当てられています。移住者たちの経験についても語られ、地域とのつながりや住環境の選び方、実際に空き家を改装する過程が詳細に紹介されています。また、移住者たちの体験談を通じて、地域密着型のビジネスモデルや工事にかかる費用、移住後の働き方が語られています。特に、衝突するサラリーマン的な考え方と自由な働き方の違いが強調されています。移住者たちが空き家の活用に取り組む様子を語り、田舎暮らしの忙しさや住環境について考察されています。地域の人との繋がりや空き家バンクの利用についても議論が交わされています。

トークイベントの紹介
食事をクリエイトする道草屋のかなと、
ひでがお送りする道草ラジオです。
先日したトークイベント、「空き家対策を解決する」みたいなイベント内容で、
近所の友達が主催してやったイベントに、うちの道草屋が呼ばれてやったよな。
あと、近所のベーグルとおむすび屋さんのお花むすびさんの旦那さんと3人で喋ったやつです。
僕とその旦那さんと友達がファシリテーターで3人で移住してきて、
空き家を活用してお店をやっているというテーマでお話ししてきました。
結構いっぱい人来てくれたよね。
うん、まあまあ来てたね。
それでは、お聞きください。どうぞ。
一瞬だけ僕の自己紹介をしますと、
一般社団法人キーラボの代表理事をやっております岩永と申します。
この9月まで東京大学の大学院に在籍してまして、
最近卒業したばかりでございまして、大学を卒業して、
学部時代からずっと5年前くらいからこの地区に関わってたんですけど、
空き家を譲り受けて移住をしております。よろしくお願いします。
最初に冒頭に三浜町について簡単に説明しようと思いますが、
和歌山県のちょうど真ん中ら辺にありまして、
これ12キロ平米なので3×4キロっていうめちゃくちゃ小さい町になってて、
人口がですね、これ2023年の時は6500人って言えてたんですが、
この11月には6344人ということで順調に100人ずつぐらい減っていっているというような状況になっております。
ただ一方でこの三世ですら、ドア中ドアであれば、
Googleマップであれば塩坂までちょうど2時間ぴったしぐらいという感じで、
意外とアクセスは悪くないんですが、そういう場所です。
そんな中でも三浜町の一番先端側のことを三好地区と言いまして、
先ほどちらっと申し上げましたが、この三好地区からカナダに
移民をたくさん反映したというのでアメリカ村と呼ばれております。
活動の前に今この地区にはNPO法人がありまして、
日野岬アメリカ村という団体があります。
僕とか今これから登壇する吉田さんとかが理事になってたりするんですけど、
もともとあったこのカナダ由来の建物やったりとか、
ゲストハウスやったりとか、あと使わなくなった公民館の2階とかをレストランにしたり、
宿にしたり、カフェ兼資料館にしたり、そういうのを運営したりとかしていて、
空き家を活用した活動などもやっていたり、あと次世代の教育をやったり、
やっぱりカナダ移民ってすごい独特なテーマなので、
結構大学の研究者の方が戦後からずっと調査のために来ていたんですね。
これは近年、ただ研究するだけじゃなくて、ゼミ生を呼んでゼミ合宿をしたりとか、
あと大学生と一緒に地域で何を、これから何をしたらいいのかみたいなアイデアさんをお伝えします。
ということで、そんな感じで結構地域すごく好みの地区、
全体の3分の2ぐらいが空き家って言われてるんですけど、
かつすごく減少してる人口の中で、結構空き家活用をしている、
安藤さんともそうですけど、先輩たちがたくさんいらっしゃって、
今日はその中でですね、今日1日ワークショップを一緒に行った道草屋さんと、
あとそして2年前に移住されたお花結さんで、
道草屋さんはもう12年以上前に移住されていますし、
移住のきっかけとかも2人それぞれ結構違うなと事前に聞いている中で、
今日はちょっと掘り下げていきたいなと思っています。
ではちょっと早速ですが、自己紹介の方をしていただきたいなと思うんですが、
どうしようかな、道草屋さん先に、ひねくん先に喋って、
さっきチラッと喋ってると思うんですけど、
先ほどから言ってくれている方ばかりですよね、道草屋です。
12年ぐらい前にメキシコから移住してきています。
当時はアキアバンクとかそういうのも全然なかったので、
僕は近畿圏の海沿いの集落を探していたので、
もう自分なしで和歌山県の海沿いの集落を一個ずつ訪ねては、
第一村人を発見して、家空いてますかっていう感じでずっと南に降りてきて、
今この場所でたまたま家が見つかったので着地したって感じですね。
それから10年以上経ちますけども、だいぶ時代が変わりましたね。
すっかりアキアバンクとかもできて。
もともとお生まれは大阪。 大阪です。
お花結びの開業までの道のり
大阪でずっと育った。いつのタイミングでメキシコに?
大学を出て、1年働いて、そのまま旅に出て、
メキシコで宿を作って、帰ってきて、子供ができて、またその宿をやりに行って、
それから和歌山です。
和歌山。メキシコには何で行こうと思う?
メキシコは通りかかっただけです。
バックパッカーでアメリカ大陸からバックパッカーとして移動していて、
アメリカ合衆国に入って南下している途中で宿を作ろうぜって話になって、
宿を作ってしまって、たまたまそれだけです。
先ほど自己紹介、ワークショップ中にもお話があったと思うので、
ちょっと簡単に切り上げさせていただいて、
もう一人の今日の登壇者の方にご紹介をしたいと思います。
お花結びさんの吉田正彦さんです。
私の方は元々和歌山市出身で高校までいまして、
妻の方はずっと豊中市でいてて、
私の大学出て仕事は大阪でずっとサラリーマンを30年ほどずっとやってて、
主に品質管理とか製造業の方でやってたんで、
今やってるのとは畑全然違いなことをやってまして、
そこで妻と知り合って結婚しずっとやってたんですけども、
コロナあたりで高齢の両親、和歌山市に住んでるんですけども、
すぐにちょっと会えなかったりしたこともあって、
ちょうどそこで仕事も一回やめて、
やってたら和歌山の海のあたりでどっかいいとこないかなと探すようになってたんですけども、
いいのが全然見つからなくて、ネットで見てても気があかんし、
何気にここに三浜町に来たときに、
お茶するとこないかなと思いながら探してたら、
ちょうどゲストハウスをやってるダイヤモンドヘッドの大江さんと知り合いまして、
そこで話いろいろしてて、
こういうことやってるんや、
三浜町三尾の方でいろいろ盛り上げようとやってる人がいるっていうのが知り合って、
どっか海のあたりでカフェやりたいなと思ってたんで、
突然どっか田舎でポンとやっても周りの人からまたハレーションを切るかなと思って、
知ってる人おったほうが頼りになるし、
相談できる人おったほうがと思ってたんで、
いろいろやってたんですけども、なかなかいい物件も見つからないので、
思い切って三浜町のハイツを借りて、
二拠点生活するようになりました。
それが22年の4月ですね。
二拠点しながら、
23年に今の物件をやっと見つかって買うことができたんですけども、
そのときに先に住んでたんで、周りの何人か知り合いも増えたんで、
ここの家顔に当たって周りの人はどんな人いますかとか、
やっぱりカフェしたりするんで、
いろいろな人が来るんでガチャガチャに逃げ合って、
嫌がる人やったりしたら店できひんなと思ってたんで、
そこで周り知り合った人に聞いたりして、
ほぼやったらできそうやなとか思って、
今のところ購入して、
23年10月に本格的に工事をして、
そのときは和歌山県の補助金で、
厨房のところとかを補助金できれいにして、
客間とかは自分たちで友達に力借りたりして、
DIYして何とか客間とかを完成させて、
24年3月にお花結びという名前でオープンしました。
お花結びというのは何という名前かというと、
おにぎりとベーグルなんで、おにぎりは結ぶ、
ベーグルも丸く結ぶんで、
結構大江さんとか知り合ったっていう、
人との縁の結びつきとかもあったんで、
それで結びという名前をつけたいなと。
それで花結びというのしとか、
引き出物とかのしつける花結びというのがあったんで、
そういうのもあったんで、
めでたいときに使うんで、
そこに大をつけて、
花結びだけでありきたりなんで、
大をつけてお花結びという名前で、
今は3月にオープンしたんで、
1周年に向けてどうしようかなと思って準備中です。
以上です。
元々は大阪で製造業というか、
品質管理のお仕事をされている中で、
飲食店をやるってハードルが高いのかなと思ったんですけど。
そうですね、今思えばハードル高い。
全然畑違いなんで。
接客も全然いいんですし、
私の方は品質管理なんで、
クレームで謝りにいくことはできるんですけど。
元々の仕事がクレーム対応だったから。
メンタルの強さを軸にしながらということで。
今回お二人には、
なんで空き家をそもそも活用したのかってところと、
実際活用してみてどうだったのかみたいな話を、
これから1時間掘り下げていこうかなと思ってるんですけど。
いろいろな場所を探すようになったっていうところ。
コロナで両親会ない中で移住ということなんですけど、
その時には飲食店をやりたくて移住したいとか、
そういう気持ちがあったんですか?
そうですね。
サラリーマンしてても頑張っても65か70で、
そこから年金でお金のないやろうし、
どうせまたどっかでアルバイトで食いつなぐんやったら、
自分でずっと一生働けるような仕事をやっていこうと思って。
だったら早いほうがいいかな。
当時でいくつぐらいだった?
この時で51とか50ちょっといったぐらいですね。
コロナもきっかけで考えるようになったってところで、
じゃあ今度次どこに移住しようかっていう話になってくると思うんですけど、
そこはどうやってまず探していったんですか?
いろんな場所を探すっていう。
両親が和歌山市なんで、
じゃあ和歌山市でいいやんってなると思うんですけど、
和歌山市は生活のパターンが似てるんで、
高校までおったし今もたまに帰ったりしてたら、
だいたいどこに何があるか分かるし、
それはちょっともう生活が見えてくるんで、
いいやと思って。
もっと田舎がよかった?
もっと田舎のほうがいいなと思って。
で、海のそばで。
海はなんかこだわりがあったんですか?
やっぱり潮水。
やっぱり海見てるほうがスカッとした気持ちになれるし、山より。
実家も住んでたところは後ろ山やったりしてたんで、
だからそれやったら海がいいなと思って。
海で探していくってなった時に、やっぱり調みつぶしに見ていくんですか?
和歌山市にすぐ行けるようにというのと、
大阪はまだ住んでたんで、そこからすぐ見に行けるようにと思ってたんで、
白浜から海南辺り、海南でもうちょっと南とか、
その辺りの海岸線をずっと。
どういう感じで探したんですか?
いやいや、物件探しは。
物件探しっていうか、まずは店もするんで、人の流れも見なあかんし、
ぽつんと一軒離れててもなんとかなるかもしれんけど、
やっぱりそれなりに人がどう動いてるか、
42号線から海どんだけ離れてて、
どういう集落になっているのかとかを見ながら、
ここっていうのがピンとは来なくて。
結局そのこっちに自分なしで行って、
見た感じで空き家を見つけるってことですか?
それか不動産を探すのか、空き家バンク的なものを探すのか?
空き家バンクも探したり、
とりあえずまず場所を絞ろうと。
ここだと何町とか、
そういうのをまず見て探していこうと。
だから全然何にも決まってなくて、
もうそれだけなんで、すごいぼんやりした状態ですね。
逆に言うと、理想の場所が見つからずっていうのは、
家が見つからないというよりかは、
地域が見つからない。
で、結局もう思い切って、
親さんと知り合ったことで、もうここや!
じゃあその親さんと知り合う前も、
美浜町は候補に上がってたけど、
結局人と出会って、やっぱりここか?
そうですね。
やっぱり人と出会う前に上がってくる候補っていうのは、
なんか違うなって思っちゃう。
なんかここはいいけど、ここはあれだなって。
なんかいまいちピンと来ない。
やっぱり条件の1個に人との出会いはあるんかも。
人との出会いが大きいですね。
それが、だから故にこうやって知り合って、
結構助けられたりしてるんで。
当時、ちなみに人に会う前に、
ここら辺なみたいなのは他にもあったんですか?
美浜町以外で。
美浜町以外で稲見とか、
みなべとか、
しもつのほうとか。
かもごうさんとかね。
そっちのほうね。
なんとなくその4つぐらいで。
あと、すさみも一応半分旅行がてら行ったんですよ。
そこで道の駅みたいなところで、
移住の相談みたいな、
移住の出発点
おっちゃんが座ってたんで話したら、
えらい無限に座れたんで。
無限に座れたってどういうことですか?
ここらないで。
すぐ住むところ見つからんわ。
タイミングや。って言われて。
そうやってその、
道の駅の中にある
移住の相談窓口のおっちゃんに
相談しに行ったわけですね。
移住なんか書いてたから。
書いててそれはつらいな。
書いてて、無いで。
無いのは分かってる。
無いのは分かってるけど。
ここ何とかするための人やろ。
そうか。
どうもあかんなと思って。
他の地域で、
もしかするといい出会いやったかもな。
っていう出会いってあったんですか?
いや、なかったですね。
最初で最後の出会いが
大江さんやったんですか?
そうですね。
タイミングと返答運。
大江さん、この三好区で
宿業をやられてたり、
先ほど申し上げたレストランとかを
運営されてる、あとラーメン屋も運営されてる方なんですけど、
その大江さんと
どのタイミングで会いに行ったんですか?
いや、フラーっとここら来て
ここらいいなと思ってたんですよね。
遠流が浜があったり、
灯台があって、
見晴らし、もうちょっとしたら色々見れたり、
海岸もあって、
フラーっとしてた時に、
ダイヤモンドヘッドら辺に近くまで歩いて行ったら、
カフェって書いてたんで、
サップやら何やらって書いてて、
カフェって書いてたから何気に
こう、やってんのかなと思いながら
おそろおそろ入って行ったところに、
これのここですよね。
それそれそれ。
思いつく限りのすべてが書いてあるんですよ。
言ってもらったらわかるんですけど。
ゲストハウス、バー、カフェ、ランチ、サーフィン、バーベキューみたいな感じ。
でも多分各地域に面白い人っているんやけど、絶対に。
こうやってお店っていう形を取ってもらってる方が、
フラーっと行ってもいいハードルの低さがあるから、
誰かお店やっててほしいよね。
面白いことしてる地域には。
行きやすいよね。窓口になる。
ちょっと顔出すにはいい感じで。
あそこの人面白いよって誰かに聞いても、
家やったらなかなかね、
パスネていけやんしね。
そういう意味では、
道久沙佑さんの話もちょっと聞きたいんですけど、
三浜町、三世に来るってなったのは、
今人の繋がりの話が出てきてましたけど、
人との繋がりも結構大きい。
僕らだからないんですよ。
その人の繋がりもなかったし、
誰かと繋がったからここに行こうっていう発想でもなかったし、
ほんとシンプルに海の近くで自分がやりたいことができるとこ、
みたいなのがそれだけで。
もう和歌山以外で迷ってたりもしなかった?
その時は和歌山がなかったら、
この次ちょっと探したかもしれない。
神戸の奥とか、赤山の奥とか。
近畿圏で海沿いってたら、
もうそっちは和歌山ぐらいしかないから、
和歌山でたまたま3日あったから着地したけど、
僕らは最初から思ってた目的というかイメージは、
海の近くで田んぼと畑ができて、
家とかをリノベーションしながら、
とにかく遺植中を作りながら暮らす。
それができるとこ、みたいな。
シンプルにそれだけだったから、
そこにね、人とかこういうのが大事っていうことは当時全然思ってなくて、
でも住んでから、めっちゃそれ大事だから。
住んでみたらやっぱり大事。
完全に誰かちょっとでもいいから、
繋がりのある人とか仲間がいるとことか、
そこに行ったほうがいいって今なら全力でお勧めする。
情報収集と空き家の探索
単独で行くのも苦労が多いぞ。
じゃあ逆にそれこそ、
インターネットの情報とか不動産とかで見つけていったんですか?
三菱屋さんの場合は。
どうやって見つけていったんですか?
その集落を一個ずつ訪ねて、
第一村人と発見して、
家ないですかって聞いて、
ないわって言われたら、
そうっすかって次の集落行って、
第一村人と発見して、
家ないっすかって言って。
それと和歌山市の海沿いの集落を全部訪ねて。
車で当時メキシコから帰ってきて、
まだ嫁さんの実家にちょっと子供とかおかしてもらいながら、
一人で車で寝泊まりしながら、
ずっと一個ずつ集落を辿るっていう。
それはもう上から行って和歌山市、
和歌山市からずっと海南とか全部海沿いの集落を辿って、
どこまで行ったんですか?
一番下は白浜の上ぐらいまで。
白浜の上まで。
行ったけど、
結局のところ、
その途中で青とかで、
ちょっと情報があったりして、
その情報を訪ねていくうちに、
このままドラッグウェアって。
あそこの人知ってんちゃうかって言われたら、
それ誰っすかっつって。
その人を訪ねていて、
家あるって聞いたんですけど、
いや俺知らんけどあいつに聞いたなって言われた。
それどこの人ですか?
結構その伝言ゲームを辿っていくような。
ドラッグウェアで会って、
最後に美容の部長さんに出会って、
あああるぞ、売ってる人おるぞって言って。
で着地かな最後。
なるほど。
そういう意味では人を介してはいるけれども、
いるけど、
そういう、なんていうんだろう、
縁って感じじゃないかな?
確かに聞いて回っていって、
その巡り合った人ね。
その周り回った人に紹介してもらったみたいな。
そうね。
その後の暮らし、
その人たちと何かこう、
何かやっていくんだっていう感じの出会いでもないし。
それが結構ちょっと移住してからは、
今思ったら。
今思ったらやりにくい。
当時は何も思わずにやってたけど、
やっぱり仲間がいる方が断然だと。
確かにそういう意味では結構その当時の、
まあアキアバンクすらなかった頃だと思うので、
12年前とかになると、
なかなか大変だったんじゃないかなと思うんですけど。
まさゆきさんは、
そういう形で大江さんと出会って、
ここが人の御縁もあるし、
ってことで来た時は、
アキアが見つからなかったってことなんですか?
そうです。
できたらこういう古民家が良かったんですけども、
ないと。
ないと。
何か条件あったんですか?
そのアキアの。
いや、贅沢言うたら海が見える。
やっぱり景色が良ければ、
お客さんもどんなまずい物を出してても、
とりあえず一回は来てくれるからと思ってた。
すごい、
ストレスした心が見える。
料理は大したことないけど、
景色が美味しくしてくれると思ったんで。
なるほど。
海が見えるお家を探したけど、なかなか。
そうです。
ないし、
やっぱりここらの人と知り合えば知り合うほど、
海側になると、
台風の時大変やでとか、
修繕に金かかるよっていうことが、
そのために色々教えてもらって。
すごいヒデさんが裏付いてますね。
物を済まないと分かんないから、
こっちのデメリット。
もちろんメリットも分からないし。
海で済むことのメリットは何ですか?逆に。
海で済むことのメリットは、
食い物も手に入れやすい。
魚も手に入るし、
わかめも手に入るし、
塩が炊けるし。
僕もこっちに移住してきてるんですけども、
海が見えるということは、
嵐の時の台風を直撃で受けるということになるので、
かなり損傷が激しい空き家になっちゃってたりとか、
そこにはもうすっすぐに人が住んでるってパターンもあるので、
なかなか維持管理が大変という。
やっぱり錆びやすいとかもあるし、
錆びやすいですね。
いろんなものがあるし、
僕は田んぼ畑をやりたくて来たわけやけど、
やっぱり潮風が当たる地域は、
農作物を作るのにはむちゃくちゃ無理やし、
そういう意味では家庭菜園とか、
農業的なことをしたい人にとってはやっぱり不利。
あとやっぱり水が綺麗っていうことがあり得ない。
氷坊が低いと。
水は結構山の上流の方に行かないと美味しくない。
あ、温泉が湧き出るところか。
そういうところはデメリットやけど、
住んで暮らしてみないと見えてこえへんね。
実際に正幸さんもどうですか?
住んで暮らして、もう2年ほどに。
住みやすさはいいですね。
一言で言えば、自然があって、
夜にゴミ捨てに行くときも、
空き家の改装とその体験
綺麗な星空が出てたり、
たまに流れ星が見れたり、
ラッキーと思いながら、
虫の声を聞いたり。
今やったらね、フクロウが鳴き出して。
フクロウ?
フクロウが鳴いて、いっぱい聞いてた。
フクロウが鳴き出して、
また3月ぐらいになったら、
下手くそなウグイスの鳴き声が。
だんだん生まれていくのがわかるっていう。
終わったなおもたら、
虫が鳴き出したり、
ホトトギスが鳴いて、
アサラマダギ。
そういうのが、
四季折々が面白いのが、
住まないとわからん。
そういうのも全部教えてもらえたり、
近所の人に。
住みやすさは感じつつ、
でも明らかに見つからないので、
賃貸で。
寝室ではなかったんですよね?
賃貸借りた場所は。
違います。
5房の4房の近くのマンションで、
半年暮らしの間に、
今の物件が見つかったと。
実際にこれから購入してからの話を、
聞いていこうかなと思うんですけど、
もともとDIYとかでやろうとか、
そういうの考えてたんですか?
そうですね。
新しく建てるとかでは、
そんなお金もないし、
ある家を、
これから空き家ばっかり増えていくのに、
家建ててどうすんねんっていうのが、
全体的な日本の感じでいくと、
そしてまた自分の家、
年取ったらすぐ空き家になるんだったら、
元ある空き家を活用した方が、
空き家を増やしてもあかんので。
でも誰かに頼むのと、
DIYと2択あると思うけど、
もう頭からDIYだって決めてかかってた?
そう。カフェなんで、
お客さんにも食べ物を提供するんで、
できたらトイレと厨房、キッチンは、
ちゃんとしたライフさんにやってもらおうと。
ここをDIYでやろうと思ってたのは何でですか?
あと、そんなお金かからない家です。
やっぱり自分でやってみ、
自分らでやってみんのもいいかなと思って。
DIYでやったところで言うと、
これがご用意いただいたお花結びさんの外観です。
この空き家を買った当初はどうなんですか?
状態的にはすぐ住めるぜみたいな感じだったんですか?
キレ好きな人には住めない状態。
雨漏り汚いってことですか?
雨漏りしてて、
雨漏りぽつぽつしてて、
妻は住まれへん。
僕は頑張ったら住めるかな。
要は汚いですね。
これが?
左が改装前の荷物だらけで。
ここは手入れたりしたところは?
天井全部やり変えました。
天井がガラッと変わったんですね。
壁の上、頭の上のところは口抜いたり、
色を壁に塗り直したり。
今はここはお店の客間ですね。
運良かったのは、
白有でやられてたらしくて、
床だけは綺麗に張り替えてくれてたんで、
床下潜った時、綺麗な木が全部やり直してあったんで、
そこだけは良かったと思います。
それ以外は全部やり直さなあかんぐらい汚い。
これは廊下?
そうですね。廊下はこんな感じで、
ずっと住んでるような家です。
トイレも左側に2つあるんですけども。
ここはがっつりお金かけた感じですね。
ここは公務店の人にやってもらって。
いくらぐらいかかるんですか?
トイレだけで気になってましたら。
トイレだけで、うち浄化そうにもしたんで、
200万ぐらいは浄化そうです。
ちょっと戸惑ってきましたね。
200万のうち100万ぐらいが浄化そうですよね。
上だけでも100万?
上だけでも100万ぐらい?
これもぶち壊して、
空き家活用の課題
組取りやったんでそこ埋めて、
全部配管して。
ここらへんは集落下水がないんですよね。
独自でお水を浄化するやつを自前でつけるか、
組取り、いわゆるバキュームカードで、
何ヶ月かに1回水にいけるのを頼むか、
という2択なんですけども、
まさきさんの場合は水栓に変える?
そうですね。
水回りが一番金かかる感じですか?
そうですね。
自分らでできないので、
電気と水回りは。
そこらへんのお金の話でいうと、
実際は空き家を見つけて購入して、
購入するのにもお金かかるでしょうし、
そこから改装するってなった時に、
もともと予算は決めてた?
決めてはおったんですけども、
お客さん来てきたと思われるのも嫌、
なると二度と来てくれへんやろうから、
かかっても最低限とできるまではやってもらうように、
無店の人に努力してもらって、
いろいろ話してやりましたね。
トータルだとどんなもんなんですか?
店をオープンしようと。
全部で500万くらい。
その補助金何本かもらって、
それは物件代も入れて?
いや、物件入れずに。
物件は何百何本かで売ってたんですけども、
散らかりまくってたんで、
片付けるのをこっちでするから、
何本か負けてくれって半分くらいは負けてもらったんです。
先週の田辺のイベントでも話題になってたんですけど、
空き家を活用するのに一番お金がかかるところって、
皆さんやっぱり工事、
浄化層とかちょっと話変わってきますけど、
かなりお金がかかるのが撤去なんです。
物の片付けで業者に頼んで切り切ってもらったりとかすると、
それだけで100万とか200万とかかかってきちゃうんですよ。
ひでくんもそういうこと言って、
片付けうちでやるから安くしてって、
ここは何かそういう価格交渉をしたんですか?
ここを買うときも、こっちでやるよ。
だからギリギリまで下げてねとは言ったけど、
こっちでやるってマジで俺の場合こっちでやるやから、
自分の手の手でやるやから、
そこにお金が一番かかるという意識がなかった。
あー、そうですよね。
でもクーラーとかなかった。
クーラーはエアコン。
結局クーラー捨てるのね。
クーラー、冷蔵庫とか、
ああいう金のかかるもの。
あれもね、これ結局また捨ててないんやろ。
なるほど。捨てない。
まだ捨ててないんだけど。
キープするという戦略。
結構そうですよね。
実は企業を使ってお店をするとか、
宿を作るとかってなるときに、
どこまで自分でやるのかって、
すごい難しいラインだと思うんですけど、
キイチさんはもう全部、基本は自分でやるみたいな。
できるとこは全部やる。
できないとこは例えばどうなる?
エアコンを作るとか。
エアコンは作れないな。
作る?
作れないから、買う。
そういうところはできひん。
取り付けとかもあれなんじゃないですか。
取り付けもエアコン買ったら工事、
セットで買っちゃう。
電気工事とかはね。
自分でやるスタイルは、
今移住を検討される方も今日参加しますけど、
お勧めはしますか?
かなり安いじゃないですか。
お金は安いけど、
自分のその分、手を取られたら、
収入が当然ないわけですよ。
ゼロ円で働かないと。
それをどこまで自分でバランス取るか、
こんなことばっかりしてたら収入がないわけで。
仮に自分が1日、
例えば3万円生み出せる仕事を自分が持ってるなら、
2万円で受けてくれる業者に頼んだほうが絶対。
自分が5千円しか1日に稼げないスキルしかなかったら、
自分でやるほうが取れる。
みたいなバランスの取り方。
DIYやってる間は働けないんですよね。
例えばこの隣のリノベーションで言ったら、
どういうふうに折り合いつけてたんですか?
働きながら。
働きながら、
稼げる仕事が入ってきたらそっちやるし、
空いた時間はDIYをやるし。
だから僕らの場合は、
お店とかも毎月1から8まで。
他にもいろんな、
さっきも飲んでもらったと思うけど、
クラフトコーラをたくさん作って、
人のお店で買ってもらったりとか、
今やったら展示会のために雑貨を作ってるわけやけど、
すごい多岐にわたって仕事をしてるんで、
決まってある仕事があんまりなくて、
この時期はこれ、
それも自分で作るんや。
そうなると空く時間を自分で生み出せば、
DIYの時間に稼げる。
でもそんなことばっかりしてたら収入がないから、
いいタイミングで稼げる仕事を自分で作る。
ここら辺だとやっぱり和歌山なので、
梅とかみかんとかの縁納とかも多いんですよね。
5、6月は梅の農家のことをガタツリやって、
夏の間にこういうことをやったりとか、
月単位でやることが流行ってるんでしょうね。
そうだよね。
だから毎週何曜日仕事とかやったら僕ら無理で、
11月、12月はよその縁納に行ってます。
だからその間は家のことはできない。
だけど1月から3月まではできるとか、
そういう暮らし方の方が無理っていうか。
まさゆきさんはそういう暮らし方という意味では、
移住後はどういう風になったんですか?
まだね、サラリーマンの頭になってもてるんで、
そこからそういう生活に切り替えるのに、
結構ね、もとしもとしだから。
意識の問題。
結構しんどいなぁと。
そこで多分、よく田舎来て周りの人と揉めるのは、
そういうことかもあるんかなとか。
サラリーマン的な考えで行くと、
絶対ぶつかると思うんですよね。
毎週どんだけ働くっていうのは決まってるのに、
そっちは自由に詰め込むとか詰め込むとかいう、
この考え方が違う。
朝8時に出社して、夕方5時に終わりみたいな。
決まったお金をもらうっていう考えと、
自分で働き方を、
自分の仕事を作り出して、
金にするっていう、
そこのここが全然違うんで、
そういう頭に実際やってみたら、
なかなか大変かな。
聞いてる人とか今、何のこっちゃと思うんですけど、
実際やってみると、
ついこうサラリーマン的なところが、
頭によぎってしまうみたいな。
どうなるの?不安になる?
不安になる。
決まった仕事をある程度定期的にやってると、
収入大丈夫かなとか。
急にどっか切れるんちゃう。
収入なくなっておんってなるんかなとか。
それがずっと自営業とかしてる人やったら、
自分で何かお金を生み出そうと考えるんですけど、
やっぱりサラリーマンが長いことしてると、
そこがやっぱりバランスが。
狩猟的稼ぎ方と農業的稼ぎ方っていう、
稼ぎ方の概念が一つあるので、
それに近いですね。
農業的に毎日一つずつやることで、
安定した収益をあげるっていう稼ぎ方が、
狩猟的に。
自分が動けばその分だけゲットできるかもしれない。
今のお花祭りさんは週に何回くらい?
週に5を営業していて、
月曜日が月曜日で休んでるんですけど、
月曜日が本場の休みで、
火曜日は仕込みやら。
実際にバタバタと。
結構大阪とかから移住してきて、
カフェをやりたいとか、
飲食店をやりたいとかって、
結構よく聞く憧れの田舎移住の姿なのかなと思うんですけど。
そうですね。
ある意味、多くの人の憧れを叶えられた2人とも言える。
そうやけど、突っ込んで考えると、
同じカフェという形態でも、
その狩猟的稼ぎ方なのか、
農業的稼ぎ方なのかで、
やるべき経営スタイルが違ってくるし、
これから始めたい人も、
その観点で何をすればいいのか。
毎週必ずやるタイプの営業スタイルでいくのか、
飲食店のように限られた日数を決めて、
その日にやりますっていう。
やっぱり田舎だからっていうか、
それはもうほんま商売の上手さやねんけど、
それ1本でほんまに食えるのか問題なのか。
そういう時に2つ目、3つ目の牛乳を作りたいと思った時に、
それを農業的な仕組みでやるのか、
狩猟的な仕組みでやるのかっていうのが、
じゃあ2つ目を何をするのか、
考えが変わってくるし。
そういう意味では、
例えばここのゲストハウスをやるっていうのは、
今まで10年以上飲食店をやってきて、
去年の12月オープンという、
2軒目行くって結構大きい選択だったのかなと思うんですけど、
それで宿やるっていうのは元々思ってて、
探してたのか、
またまた別の理由があったのかというと、
この宿業をやり始める。
あともう1軒空きが変わって何かやるってどういうきっかけ?
家を売りに出すって話が出て、
いろいろうよう曲折があった末に、
出た結論が、
隣足売ってもらおうか、
つまり買って、
隣足ね。
売ってもらうことを決めてから、
じゃあ何に活用する?
っていうところから発想をスタート。
いろいろアイデア出たけど、
最終的には大賢野郎が、
一番飲食との相互作用が悪くなって、
いうところで落ち着いた感じかな。
僕らの場合は今回は、
1個の物件をドーンってリノベーションするという、
ちょっと大きいプロジェクトだったけど、
毎年のように小さいプロジェクトで、
新しいことを走らせてはやってるから、
そんなに2軒目みたいな意識もないというか、
毎年のように何か新しいプロジェクトを起こして走らせて。
あれやってみよう、
今年はこれやってみようって決めてるかな。
そういう意味では、
これやりたい、あれやりたいっていうのをやりながら、
バランスを収入面でもバランスを取る。
移住者の働き方
なのか、毎週定期的にやっていくのか、
というところのバランスがめちゃくちゃ難しいですね。
バランスは難しいけど、
自分がどっちの味噌に向いているのかっていうのを、
1回自己分析するのは大事かな。
でも1回やってみれば分からないですよね。
自分がどんなもの。
そうかも。
俺もその2つの概念を知ったのはここ数年やから、
最初はそんなくっきりとした概念で捉えてなかったけど、
やりだして、あかんなって。
いけるやろうってやってみたら。
やってみたら意外とサラリーマンになってるなと。
意外と頭カチカチやなと。
カチカチっていうかムキフムキな気がする。
意外とそういうのが分かるんで、
やらないと分からない。
何でもできるかなと思ったけど、
意外とできない。
でもやってみたら、
とりあえずチャレンジすると何かが見えてきた。
失敗も成功もね。
失敗も成功も。
どれが成功かも分からないけど。
失敗は分かるのにね。
そう失敗は分かるんですよね。
失敗は分かるけど成功はよく分からない。
でもとりあえず踏み出すしかない。
今後のビジョン
踏み出すしかないみたいな。
そういう意味では吉田さんはこれから1周年迎えて2025年。
いわゆるサラリーマン的な考え方と、
お店をこれからどうしていこうかみたいなこともあると思うんですけど、
まさにちょっとキロじゃないですけど、
第二段階、移住第二段階みたいな感じがする気がするんですが、
今年2025年とか将来的にこのお花結びさんどうしていきたいとか、
日本での生活どうしていきたいとか。
そうですね。
ハード面ではこの写真表見た通り全然何も変わってないんで、
ここをまず色塗り替えたり、
いかにもお店新しくやりだした感じにしたいなとか、
色塗り替えたりしたいんですけど、
あと中の商品的にはもっとベーグルの種類を増やしたり、
毎月毎月季節物のベーグルとかおむすびとか出して、
お客さん来る度に今日はこんなの買えてこんなの出てるんだっていうのを
味わってもらえたらなと思ってますね。
営業形態的にはとりあえず今の?
まずは今の地盤を固めないと。
定期的にちゃんと来てくれるお客さんのために、
それの売り上げがあるとサラリーマネジングと安心。
この人らが支えてくれてる時やと。
空き家活用と田舎暮らし
そのためそれを応えるためにもっと良いものを色々なベーグルを。
またその人たちがまたウキウキしてきてもらえる。
こんな田舎のみようで。
1年でそれだけの常連さんができてるってすごいですね。
そんなに多くはないけど、
でもやっぱり支えられてるっていうのがわかるんで。
そんなインスタグラムをきっかけに。
そうですね。すごいですね。
やっぱりインスタグラムっていうかネットの力っていうのは。
それは今つくつく思います。
昭和やったらあれだけのことを集めようと思ったら、
宣伝広告費にだいぶ金がかかるのに。
あれがネット一貫で今できるっていうのは、
ある意味誰でも今何かを生み出しやすい。
確かにこういう環境でやる上ですごく便利な時代になったかもしれないですね。
道草屋さんはどうですか。
今年とかの目標みたいなの決めてるんですか。
僕の目標はざっくり言うと何もしない。
何もしない。
何もしないを目標にします。
それはなんかちょっと深そうやな。
なんでなんでしょう。
何かどんどん新しいことをする毎年で、
ちょっと手が回らなくなってきてるから。
年々忙しすぎて。
一回何かしたい。
何か閃いても一回寝かす。
しないという選択肢を取ろうかと思って。
思いついたらやりたくなっちゃうから。
前のやつも同時に走ってるから増えていくんよね。
減らさないと。
結構その田舎暮らしですごい。
僕も個人的に感じるのは、
あれやりたい、これやりたいってすごい出てくるじゃないですか。
僕も例えば近くにもっと空き家があって、
こっちの空き家もやってみたいだったりとか、
うちの空き家もDIYがっつりやって、
ちょっと使えてない建物がいくつかあるので、
それを使いたいとか。
そういうのもあるけど。
意外と時間とあっという間に過ぎていくし。
過ぎていくよね。
意外と田舎暮らしって忙しくないですか?
忙しいんですよ。
お金にならんけど。
お金にならんけど忙しい仕事。
忙しいんですよ。
それがね、面白いですよね。
いろいろやることがあって。
向きは向いてるけど、
もういい加減にせえと思えてたんですけど。
小崎さんもやっぱスローライフとか思ってたんじゃないですか。
20年前は。
もうスローライフ、もうこういうのこういうの。
似合わないっすね。
星のようにこう、こう、こう。
これこれ。
してたかったんですけどね。
実際どう?
実際はもう、時期によっては猪が庭を掘り返したり。
あ、そうか。狩猟免許も取られたんですね。
で、家は汚いから少しでも良くして、綺麗にして。
大阪の家を持ってた時は、
家をどうしようとかいう気には全然ならんかったんですよね。
出来上がってるっていうのもあるけど。
移住した当初は大阪を元々住んでた家も持ってたまま?
持ってて、なんかもっとこうしようとかいう。
狭い家だし、
何も思わんかったんですけど、今広いし、
次こんなことしたいなとか、
土地が広いから、
お庭を。
お庭をこんな風にしたいとか、
だったらみんな喜んで来てくれるかなとか、
子供たちにこんなん出来ひんかなとか、
犬来たらこここんなん出来ひんかなとか、
なんかそういうのを色々考えれますし、
家が元々ボロいから、
何とでも自分でやっても後悔ないかなと。
確かにボロい家を買うメリットは、
やって壊れても別にしょうがねえかっていう。
どうせ壊れるしみたいなとこは。
3000万、4000万の家を買って、
ここの壁穴開けるのも、
なかなか勇気いるなと。
確かにそうか。
何ら100万円ぐらいで買った家だったら。
100万円、そうです。
ここ穴開けるのも、
手前みたいな。
開かんかったら、
ベニヤ貼って、壁紙貼っといたほうがいいや。
やっぱり4000万とか、
何千万も家のローンを考えて、
ここは家ローンか。
躊躇しますね。
本当にあっという間なもんで、
もう1時間ぐらい経つそうな勢いなんですけれども、
ありがとうございます。
ちょうど1時間経ちましたので、
これで終わりにしようかなと思います。
やっぱりサラリーマン的に頭の使い方と、
農業というものと、
田舎暮らしというものが、
一緒になりがちなんだけど、
ちょっと違うよっていう話から、
あと空き家を探すときに、
やっぱり人とのご縁っていうのは、
どういう場所が大事っていうのもあるんですけど、
しかもお二人とも空き家バンク使ってはないんですよね。
空き家バンク参考にはされてたとは思うんですけど、
インターネット上で見つかる情報だけじゃなくて、
やっぱり実際に行ってみて、
ここいいなと思ったら、
第一村人に話しかけてみたり、
カフェって書いてあるところに突撃してみたりすると、
いろいろ日が明けてくるかもしれない。
ということで、皆様のもし何か参考になれば幸いです。
じゃあこれでトークショー終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
地域との繋がり
ありがとうございました。
46:18

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