距離を置くきっかけ
こんにちは、みおです。このラジオは、自分を犠牲にしない暮らしや子育てをもとに、アダルトチルドレンの私が好きだと思える一日を積み重ねるための考え方や生き方をお話ししています。
はい、今日は金曜日ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は、親と距離を置くのは覚悟がいるというテーマで話をしたいと思います。
この放送を聞いてくださっている人の中には、親との関係に悩む人も多いと思います。
私も実の親と距離を置いていることで、今まで考えることがすごくたくさんあって、今日はその中でも覚悟の話をしようと思いました。
親と距離を置くきっかけになったのは、結婚して実家を出た時です。
当時は、24時間親のことを気にしなくていい、そういう状況になったということにすごく安堵して、ゆるく解放された気分でした。
実際にアダルトチルドレンだと、自分が気づくまでは少し時間がかかったので、親と関わるのが本当に無理かも、離れたいと思ったのは、そこからもっと後ですね、1、2年ぐらいかな。
実際に明確に思ったのはそれぐらい後のことでした。
だから実家を出れたと言っても、最初は物理的に距離は置けていたんですけど、精神的にはあんまり実は変わらなかったんです。
このあたりは結構プライベートなことなので、あんまり言えないんですけど、
例えば新婚なのに親がうちの合鍵を持っていたりとかね、それは今でも思い出すと割と嫌な気持ちになってしまう出来事なんですけど、
なんかそういうことがいろいろあったんですよね。
で、自分が距離を置きたいって思った時に、合鍵を返して欲しいって勇気を出して言ったりとか、
自分から連絡を控えるようになったりとか、少しずつ気づいてもらえるように行動するようになりました。
距離を置くことは私は親に向かって、面と向かっては言えなかったんですけど、それでも距離を置くっていう行動に移していることは、私の中ではすごく大きな覚悟でした。
親との辛い過去を抜きにすれば、多分誰だって親から恋に離れたいとかって思わないと思うんですよね。
それだけ時間を共に過ごしてきて、実の両親であれば血も繋がっているだろうし、
親と子の絆はその中で作られてきたわけなんですよね。
縁を切るまでは行かなかったとしても、その関係をある程度立つっていうのは、
こちらからすると罪悪感という意味でも苦しいし悲しい。
でもそうしないと私が私で生きられないという葛藤の中にずっといますね。
親と距離を置くとき、私たちはフラッと逃げてしまおうって思っているのではなくて、
何が言いたいかというと、なんかそんなに軽いものではないということです。
子供なりに今までのすべての思い出を背負った中で、悩んで悩んで、
それでもこの先、生きるために必要な手段として、親と距離を取るという選択をしているんだと思います。
今まで何とかいい関係を保とうと頑張ってきて、
その関係性が変わるかもしれない不安も受け入れて、
今までとは正反対の行動を取るっていうのは、相当覚悟がいることなんですよね。
なんかちょっと泣いてしまいそうなので、今日はこの辺で終わりにしたいと思うんですけど、
今回の話は同じ悩みを抱える人にも届いてほしいし、
共感してもらえたらすごく嬉しいと思っています。
でも反対に親側の立場にいる人であったりとか、
ダルト・チルドレンの人のパートナーとか家族、
その人をそばで支えている人にも聞いて欲しいなという思いもありました。
この気持ちをわかってほしいというふうには言えないんですけれども、
こういう気持ち、葛藤がありながらの選択であるということを少しでも知ってもらえたらなという思いで今日はお話をしました。
では今日はこれで終わりにします。
いつも聞いていただいてありがとうございます。
皆さんも今日も良い一日を、そして良い週末をお過ごしください。
またね!