どうも、みのる防災のみのるです。それでは始めていきたいと思います。
今回は、中国経済です。なぜ黒字なのに危ないのか──内需を失った国家が外部に支配される構造というテーマでお送りします。
この番組は、特定の国や体制を批判・擁護することを目的にしていません。
歴史・政治・経済・思想・そして自然災害という複数の視点から危機が起きやすくなる構造を整理するポッドキャストです。
今回は、2026年1月時点の中国経済を扱います。一見すると、中国は防疫黒字を維持し、外から見るとまだ強いように見えます。
しかし、内側を見ると非常に危うい状況が揃っているのです。
今日は、その理由を感覚論ではなくて構造的に見ていきたいと思います。私も勉強するつもりです。
まず、現状の整理です。外は黒字で、内は全くといった状況です。
事実として、中国の輸出は非常に大きな黒字を出しているのですが、同時に国内消費が極めて弱いのです。
人がまず物を買わない、企業が国内に投資しない、若年層の将来不安が非常に強い、そして不動産の下落ですね。
つまり、中国経済は今、外に売らないと回らない状態です。
内需が弱いと、国家が外部にコントロールされてしまうということです。これが今日の一番のポイントです。
内需は単なる消費だけでもないのです。内需は国家にとっては税収の安定であったり、雇用の継続であったり、持続ですね。
国民の納得感、この国にいてよかったなと思うことであったり、あと統治の正当性です。
ここが非常に大きいと思うのですが、こういった形での内部のエンジンともいえる状況です。
この内需の状態が弱いと何が起きるか、まず景気対策が効かなくなります。国民生活が全く改善しない状況が続きます。
そして国内での不満を全く吸収できないという状況になります。外側でしか稼げなくなります。
しかしここが問題です。外需というのは、関税、制裁、規制、為替、あと知性額、こうした全て自分では決められない要因で左右されていきます。
つまり内需を失った国家は、経済の主権の一部を外部に委ねていくということになります。
これはもう弱さの問題なく、制御不能なんですよね、事実上。この状態に陥っています。
内需を制御できない国家は、統治が腐敗しやすいです。
次の深掘りなんですけど、内需が弱い状態が続くと国民の生活は良くならないですよね。
すると制度で回すよりも、配分とか抑制とかそういったものに傾きやすくなります。
補助金であったり、優遇するとか、利権の拡大とか、あと情報の統制や監視の強化とか、そういった問題に陥っていきます。
ここで重要なのは、腐敗が原因とかというレベルじゃなくて、実際に結果として出てくるということですね。
内需がこのようにして回らないと、成果で正当性を示せないですし、統治がどんどんどんどん締め付けられていくんですね。
そして公開される情報もどんどんどんどん少なくなって、不透明さが増していきます。
これはどの国でも起きる構造現象なんですけれども、この状態が本当に今一番わかりやすい状況だと思うんですけど、
これが比較的に見える構造として、ベネゼラが挙げられると思います。
もちろん中国とベネゼラは規模も体制も全く違うんですけれども、病状といいますか、かかっている病気は本当に全く同じといえるかもしれないですね。
内需が壊れて外貨と輸出だけにも依存していく。そして国民生活がどんどん破綻していく。そして統治と分配と統制にも偏っていきます。
本当に似てますよね。腐敗が拡大します。
中国では、いざ戦争とかそういった場合に、以前の中国の歴史でも扱いましたけど、大砲を撃とうと思ったら中身が火薬じゃなくてただ砂が詰まっていたという状況で戦争を負けたという歴史がありますから、本当にこれと同じような状況になるということですよね。
国家が陥りやすい共通の坂がこのように設定されているんですね。
ですから外需が強いのになぜ危険なのか。これをもう一度整理しますと、一見中国は輸出って順調です。黒字もあります。外貨も稼げています。
しかし国内でお金が回っていないということ、そして国民の生活が良くなっていないということ、そして不満の解消するものが全くないという、この状態はもう本当に慢性的な疾患を抱えた組織であるという、そうした状況であるということです。