小林正観の教えの概要
こんにちはナオトです。さて今日は多くの方に愛されている小林正観さんの書籍の中から人生がぐっと楽になり心が軽くなるような素晴らしい教えを厳選してご紹介していきたいと思います。
正観さんは約30年間延べ10万人に直接会い様々な話を聞いてこられました。
その経験から見えてきた人生を楽しく幸せに生きるためのヒントや宇宙の法則についてお話しされています。今回は特に興味深い16のテーマに絞ってわかりやすく解説していきます。お金に困らなくなる秘密から良い人間関係を築くコツまできっとあなたの人生に役立つ情報があるはずです。
ぜひ最後までお聞きください。まず最初に2000人の大金持ちから学んだお金持ちになる秘訣についてお話しします。お金持ちになる秘訣について正観さんがジャーナリストの調査から学んだことをお話しされています。
20年かけて2000人の大金持ちを尋ね歩いたジャーナリストがいます。このジャーナリストが彼らから学んだお金持ちの秘訣は次のようなものでした。
今たくさんお金を持っている人いわゆるお金持ちの人は宇宙に向かって投げかけたサービスの総量が膨大だ。
特に若い時に宇宙に向かってものすごいサービスを膨大に投げかけているお金持ちになった2000人の中で給料がどれくらいだからこの給料の分だけ働けばいいとかどうしてこんなに働いているのに給料が安いのだろうと文句を言っていた人は皆無だったそうです。
お金持ちになった人はもらっている給料の何倍も働いて宇宙に向かって投げかけている量がものすごかった。いやいや働いている人は一人もいませんでした。
宇宙には今まで投げかけたサービスの総量が報酬お金となって戻ってくるという法則があるみたいです。
収入がなくてもいいから自分が楽しくて面白くて幸せだと思えることや食事をしたりトイレに行く時間も惜しいほどやってみたいと思えるものを見つけたらそれを一生懸命にやる。そうすると宇宙に向けて投げかけるものが膨大になります。
給料の何倍も働いている人は投げかけたサービスが膨大な宇宙預金となって積み立てられていて、この膨大な預金がやがて報酬となって自分に降り注いでくるようなんです。
青函さんは今まで経済的には困らない状態で色々なものを宇宙や神様からいただいてきたと言います。
これはなぜだろうと考えてみたそうです。
青函さんは今までに何万人の妊娠・手相を見ていたのですが、その3分の2の人から人生相談を受けてきました。
しかも報酬はいただいていません。自分で宿泊費を払ってそこに泊まって相談を受けていました。
毎日朝の5時、6時まで妊娠を見て、1日に3、4時間しか睡眠をとっていませんでした。
ですが不平不満、愚痴、泣き言、文句、悪口を言ったことはありません。
よく考えてみたら、青函さんは過去にずっとこのような生活をしていました。
ものすごくハードな日々を送り続けてきた気がします。
その投げかけたサービスの送料は膨大なものだったはずです。
青函さんがお金に困らなくなったのは、今その結果をお金としていただいているからかもしれません。
大切なのは、自分が何に対してもお返しは求めないということです。
投げかけた送料について、これだけのものを投げかけたのだから、これだけのものを返してくれ、というと返ってきません。
ただひたすら投げかけるだけに徹した方がいいみたいです。
この法則がわかったら、今日からお金持ちになることができるかもしれません。
とにかくひたすら投げかけることをお勧めします。
お金に関する話はまだ続きます。
次はその人の金運は食生活によって決まる、という興味深いテーマです。
青函さんが大学2年生の時、スーパーマーケットの経営をしていたお父様から、
店を継がないなら出て行けと言われ、はいわかりましたと言って、家を出て一人暮らしを始めたそうです。
親から帰ってきなさい、元気かといった連絡は全くありませんでしたが、
それでも親に泣きついたことはありませんでした。
全国を旅して旅の原稿を出版社や新聞社に寄稿し、その原稿料で生活していたんです。
青函さんが大学の時に当時必要だった生活費は1ヶ月に3万円ほどでした。
実家から出て大学を卒業するまで3万円の生活費を引き出しに行くのに、
お金が足りなかったことは一度もありません。
銀行にいくら残っているかについては関心がなく、どんなに残高があろうがなかろうが、毎月3万円で生活をしていました。
自分の生活がきちんとできていれば、お金がいくらあってもあるいはなくても同じです。
だから青函さんには貧乏という概念もお金持ちという概念もありません。
銀行預金にいくら残っていようが関係なく、自分の生活をいつも同じように維持していました。
話は変わりますが、江戸時代に水野南北という人がいました。
日本一の感想家と言われ、感想家とは人の要望、顔つきや体格、骨格などからその人の性質や運命などを判断する人のことを言います。
水野南北は摂食・開運説を唱えた人物です。
神憂いで3年働いて忍相を研究し、仙島で3年働いて人の体型を調べ、仮想場で3年働いて死者を観察して南北双方を完成させました。
水野南北が感想学を勉強した結論として次のようなことに気がついたそうです。
忍相が貧相である、仮相が悪い、母相が悪い、手相も悪い、そういう人であっても非常に幸運の人がいるということに。
反対に忍相も仮相も手相も土相もいいのにどんどん落ち込んでいく人もいます。
つまり忍相・手相・仮相・土相は絶対ではなく例外が必ずある。
その例外というのは入ってきた金額によって食べるものを買える人はダメになるということだそうです。
お金が入ってくると贅沢で豪華な食事になる人は落ちて水運、運が衰えることになっていくそうです。
逆に貧相な忍相・手相・仮相・土相であっても生活態度や食べるものが変わらない人は上がっていくそうです。
水の南北は酷い強相で短命の相の持ち主であり、長生きしたり成功する相などは持ち合わせていませんでした。
ですが食を慎んだことで運が開け、健康のまま78歳まで生きて大きな罪を成したと言われています。
水の南北はこう言って死んでいきました。
万に一つの誤りもなし、私は死ぬ前についに万物の宇宙法則を発見した。
彼が発見した宇宙法則はどんなに悪相であっても食を制限すれば仮運できるというものでした。
どうやらお金持ちになりたかったら贅沢で豪華な食生活はやめた方がいいみたいです。
会社と経営の新しい視点
次は会社経営や仕事に関する方にヒントとなるお話です。
ノルマをなくした方がずっと会社は儲かるというテーマです。
会社を倒産させない方法をお教えします。
それは倒産そうになった時、社員が自分の預貯金を持って支えてくれるような会社を作ることです。
でも普段からノルマノルマと社員にノルマを貸している会社では社員が支えてくれないようです。
社長の多くはお客様は神様だ、お客様に笑顔を向けなさいと言ってお客様に喜ばれることばかりを考えています。
けれど自分の一番身近である社員から喜ばれる存在になるのが経営の第一歩のはずです。
社員にノルマを貸しておきながらその向こうにいるお客様に笑顔を向けなさいというのは無理な話です。
だからノルマは定めない方がいい、ノルマを貸した方がやる気が出るという考えは間違っています。
ノルマを貸されても人はやる気になりません。
セイカンさんの話を聞いて早速明日からノルマをなくしますと言った社長がいたそうです。
その会社の売上は年間40億円でしたがノルマを辞めた半年後には80億円になったそうです。
ノルマをなくして社員が楽しみながら仕事ができる環境を整えたら結果として80億円になっていたんです。
社員満足度の重要性
セイカンさんがその会社に行くと社員の方々がお菓子をどうぞ、コーヒーをどうぞ、果物をどうぞと温かくもてなしてくれたそうです。
セイカンさんがなぜこんなにも私に良くしてくれるんですかと聞くとその答えが返ってきました。
小林さんがいらした後は社長も専務もとても優しい人になるんです。
でも2週間くらいしか続きませんがと笑っていました。
またこのような話を聞いたそうです。
アメリカのある航空会社は社員への待遇が良くて会社の利益をできるだけ社員に還元しているそうです。
福利構成も充実していて社員の多くがとても心地がいい会社だと感じているとのことです。
多くの会社が顧客こそ第一と考える中で社員の満足度が第一と考え社員が満足してこそ顧客への良いサービスができるという方針です。
社員の給料水準も高いのに他の航空会社が不況による解雇を行うような状況になっても解雇も減給もしない方針を取っていると聞きました。
この航空会社が利益を伸ばしているのは社員が会社のサポーターになっているからだと思います。
社員がこの会社にいたらとてもいい思いができると思える状態になったら会社が倒産しないように社員が一生懸命働くのではないでしょうか。
続いて儲かっているお店、儲かっている人にある共通項についてのお話です。
セイカンさんが流行っている飲食店を30件くらい書き出して共通項を考えていたらとても面白いことに気がついたそうです。
例えば中華料理店に4人のお客様が順番に入ってきたとします。
そして1番目のお客様がラーメンを頼んで、2番目のお客様がチャーハンを頼んで、3番目のお客様が焼きそばを頼んで、4番目のお客様がラーメンを頼んだとしましょう。
この時2番目のお客様と3番目のお客様を抜かして、4番目のお客様のラーメンを1番目のお客様と一緒に作って出すことがあります。
すると2番目と3番目のお客様は自分が先に入ってきたのに4番目の方のラーメンが目の前に運ばれているのを見ることになります。
お店としてはチャーハンと焼きそばを後にして2杯分のラーメンを作った方が効率的です。
ですがこのようなお店は不誠実です。不誠実なお店は繁盛店になりにくいとセイカンさんはおっしゃっています。
なぜならお客様の都合ではなくお店の都合で商売をしているからです。
宇宙法則と感情の影響
一方で流行っているお店はどんなに面倒でも順番通りに出します。
そういう商売をやっている人を誠実と言います。
誠実な商売をやっている店は流行り続けますが不誠実な店は流行らなくなっていくのが宇宙法則のようです。
8月のお盆が来るのが嫌だという話をされた方がいました。
8月はめちゃくちゃ忙しくて寝る暇もない。でも1年分の稼ぎがそこに集中するそうです。
セイカンさんはその人にこう尋ねました。
「では、あなたは8月のお盆になっても仕事が来ないこと、仕事が殺到しないことを望んでいるのですかね?」
するとその方はしばらく考えてからこう答えました。
「いいえ、8月の仕事がなくなると困ります。1年分の稼ぎがそこで上がってくるのですから、8月に仕事が殺到しないと困るのは当然のはずです。
忙しくて嫌になってしまいますという言葉を宇宙に向かって言っていると、神様はそれを聞いて、
忙しくないのが好きなんだったら忙しくないようにしてあげますと考え、その通りにしてくださるようです。」
ある時期にたくさん仕事があって楽しくやっていたのに、いつの間にか仕事がなくなって売り上げが上がらなくなったという人にある共通項があります。
それは忙しい時期に愚痴や泣き言を散々言っていたということです。
神様は愚痴や泣き言をすべて聞いていて、あなたは忙しくないことを望んでいるのですね。
そうですか、わかりましたと言って仕事も売り上げも取り上げてしまうようです。
