確かに。そっか。黒潮とか親潮みたいなずーっと流れ続ける海流の影響も受けるってことだね。
そうそうそう。水温で言うと冬は沖縄と北海道20度以上差がありますね。
いや、やっぱ大きいね。
でかいでしょ。で、それと一緒で沖縄と北海道っていうあったかいところと寒いところは全然海の様子も違いますね。
海の色も違うよね。例えば身近なところで言ったら北海道の海って黒いんですよね。
黒い黒い。
小学生の子たちが北海道の海を描くっていう授業がたまにあったりするからそれを見るんだけど、
どんな絵描くの?
みんなね、海黒いの。
あ、そうなんだ。
黒っぽい海をみんな描いてる。
心が、みたいな解釈するときに。
いやいや、そうだね。何も知らずにそれを見たらそういう解釈するかもしれないけど。
沖縄はやっぱエメラルドグリーンだったりするけどねっていう違いがすごくあるよね。海だけでも。
それで全然違うんだけど、結構一番違うポイントがね、バイオマス。
生物の量のことをバイオマスって言うんだけど、赤道から暖かいところから北に向かえば向かうほどバイオマスが減っていくって言うんだよね。
要するに植物とかの量、重さって言ったらいいのかな、が北に行けば行くほど減っていくっていう。
そうそう、昆虫が減ったりとか、動物が減ったりとか。
重さで考えればいいよね、シンプルに量っていう感じで。
これは海の中だと逆になります。
北に行けば行くほど寒いところに行けば行くほど海の場合はバイオマス、量が増えていくってことですか。
そういうことですね。なので海の中を想像してほしいんだけど、北海道はでかい海藻がいっぱいある。
確かに。
沖縄の海はちっちゃい海藻がポコポコあるぐらい。
南の珊瑚礁、透明な海にめちゃめちゃ海藻が生えてるっていうイメージあんまないよね。
ちなみに北海道の昆布っていうのは、後で詳しく話すんだけど、明治維新を生み出したっていうふうに言われています。
どういうことですか。
昆布貿易をやってたんだよね、薩摩藩がやってたんだけど、そのぐらいめっちゃ儲けてるのね。
そっかそっか。
ていうことは昆布の量がめちゃめちゃあったっていうことだよね。
確かに。めちゃめちゃ生えてた昆布を薩摩藩、鹿児島だよね、が大量に取ってきて、それでお金を貯めて力をつけて。
江戸倒幕、明治維新につながったっていう、そういう背景の話ってことだよね。
なのでこのバイオマスの話をするときにすごいいい例えだなと思って。
海の中はすごいバイオマス生物が多いです。海藻が大きいです。
南の海は海藻がちっちゃいとか、あんまり透き通った海。
バイオマスが少ないですと。
そう、っていう感じですね。
ここで日本海藻学の父と言われる人に、岡村錦太郎っていう人がいるんですよ。
本名ですか。
錦太郎。
すごいね。
この人も海藻の世界で超有名人で、日本で最初に海藻学を始めた人ですね。
そうなんだ。
この人が海の特徴を5個に分けてるんだよね。
陸上で言うと、松葉樹がこの辺に分布してるよとか。
松葉樹が分布してるよとか。
そんな似たような感じなんだけど、これ全然覚えなくていいんだけど、ちょっとイメージを持ってもらうために紹介しておきますね。
それは現代でも使われてるっていうよりかは、分かりやすいっていうことで使うから。
あ、聞いたことがあります。それ世界で最大クラスの昆布の仲間だよね。
これサイズ50mですね。
すごいよね。
50mのさ、
あの初代ウルトラマンよりでかいです。
すごいよね。海の中に50mの生物がバーッと並んでる感じですよね。
そうだよね。だからビル群だよね。都会の。
そうだよ。本当に海の中がそういう感じです。
そうだよね。
で、これジャイアントキルプ、日本語の図解に載ってるのは大浮き芋っていう名前ですね。
へー。
これ1日に50cm成長します。
あ、なんたら昆布とかじゃないんだ。
うん。これ大浮き芋っていう。
そして今1日に50cm成長するってさらってたよね。
さらってた。
凄まじいスピードだよね。
すごいよね。
ちなみにこれ日本でどっか見れるとこがないかなと思って。
ジャイアントキルプを。
ちょっと調べたんですよ。
ないんじゃない?
そしたら情報が弱いんだけど、ブログに火災臨海水族館。
あ、標本としてね。
大浮き芋が見れるっていう風にブログが書いたりしてました。
なるほど。
はい。
見れるのかな、ちょっと聞いてみたいね。
聞いてみたい。
見れるのかどうか。
あと海藻が作る環境として、さっきの懐中林っていうのもあるんだけど、流れもっていうのがありますね。
うんうんうん。
流れもっていうのは懐中林を作っている、さっきの50mの海藻。
ジャイアントキルプ。
が一部ちぎれて、湯輪から離れたりして、生きたまま漂流しているものを流れもって言います。
そういうの、海流に乗ってぷかぷかと流れていってしまってるってやつだよね。
そうそうそうそう。
実はウミガメ編でちょっとだけ喋った覚えがあります。
そうだね。
そう。
言ってたね。
ウミガメがどうやって30cmくらいの若い時期を過ごしているのかは謎だったんだけれども、流れもの中に暮らして移動してるよっていうことが。
まさに。
また繋がりましたね。
繋がりました。
そう、流れもっていうのがいて。
で、このホンダワラっていう海藻がいるんだけど、この海藻、浮き袋がついてるんですよ。
そうなんだ。
なんで、湯輪からちぎれても浮き袋があるから、流れもとして生きて、さらに成長できるっていう。
大きくもなるんですね。
そう、っていうやつとかもいますね。
それはもう一種の戦略みたいなものを感じるよね。
そう、そう、そう。
流れついたところでまた広がっていって、みたいなものを感じるね。
流れもはこの海流に乗って移動するので、九州から青森まで流れたとか。
おーすごいすごい。
そういうのがあったりしますね。
これも、この流れももすごく大事な生物にとっては場所になっていて、産卵場所の提供とか、あと日陰を作るんですよね。
一緒にだから小魚がいたり。
そうそうそう、流れもに一緒に移動するみたいな感じですよね。
なんかね、のどかな感じのイメージが湧くよね。
はい、じゃあ今までざっくりと海の森の話をしてきたんだけど。
海中林っていう聞き慣れない初めてのフレーズが出てきましたね。
春夏秋冬のイメージとか、南北の海藻のイメージができたんじゃないかなと思います。
じゃあちょっと海藻編、もっと入っていきますね。
海藻とはそもそも何だろうかって。
いや、始まりましたね。
話をちょっとしていきます。
哲学タイムが。
リサーチの時の、僕毎回メモをしてるんですけど。
リサーチする前の段階でメモをしてるよね。
そう、海藻に関するイメージを書いてるんだけど、わからーんって書いてました。
もういよいよ何もわからない。
だってさ、昆布とかさ、わかめとかさ、絶対食うじゃん日本人。
どういうこと?路線変更?
だから水の中で高剛性するものって言ってるのに、高剛性しないやつも入ってるのに、昔してたみたいな。
昔っていうのはそれこそ万年億年単位だよね。
多分ね。夜行虫とか聞いたことありますか?
ありますよ。
現在は高剛性しないんだけど、
昔してたの?
そう昔してたんですね。
あいつらは層類に分類されてます。
いやなんだろうな、昔あいつはさみたいな話を聞いてる気分で今聞いてるんだけど。
そういう感じで、研究者のたちの中でも話が食い違うとか、
ああそうなんだ。
本当に30億年あるからね。
確かにね。
その間でトランドエラーがいっぱいできてるんですよ。層類たちは。
そう30億年ってなったら化石も残ってないものがたくさんいるよね。
分からないわそれは。
なので勉強していく中で、マジでよく分かんなくなって諦めたっていう。
ただとりあえず一旦、現在高剛性を懐中の中で知っている存在が層類っていう感じで。
そう、みもりラジオではその定義で扱います。
一旦今後はその定義で喋っていきますと。
はい。
他にも層類は植物なのか植物ではないのかっていう議論もあったりしてて。
それは植物なんじゃないですかって大体の人思うと思うし、僕も今思ってるけど。
思いますよね。ちなみに僕たちが、アンディ君1995年生まれだよね。
そうですね。
僕7年生まれなんだけど、学校の教科書で習った植物の定義。
わー覚えてない。
っていうのは高剛性をして自分で栄養を作ってるのは植物ですよっていう定義なのね。
ただそれこそ、緑虫は動きもするから動物と植物の中間にいるよくわかんない感じですよみたいなのを見た覚えもあります。
層類は全般的に高剛性もしてて自分で栄養を作ってるので植物なんですよこの定義だと。
そうですよね。
なんだけど2012年に実は学校の教科書が変わったらしいです。
マジっすか。
そう。
何が起こったのか。
層類は一部を除いて植物の仲間ではないってことになってます。
えー、じゃあもう全然変わってるじゃん。
だから僕たちの時代の教科書だと階層は植物ですって言ったら丸だったの。
そうだね。で、中には植物っぽくないものもいます。だったよね。
それが一部を除いて植物ではないっていう感じでひっくり返ってるよねこれ。
そうなの。
もうちょっと詳しく言うとキノコ編でロバート・ホイ・タッカーの誤解説。
懐かしい。
昔は生物っていうのを動くか動かないかで分類してたんだけど、動くものが動物ですね。
動かないものが植物ですね。
なんだけどこのロバート・ホイ・タッカーっていう人が1969年にキノコは動かないので植物だって思われてたんだけど、
それまでね。
この5つの世界、動物の世界、植物の世界、菌の世界、原生生物界、モネラ界っていうのに分けて菌類が菌類になった。
そこで初めて植物ではなく菌は菌類ですよっていう新しいカテゴリーになれたんだよね。
で、この誤解説がホイ・タッカーが言ったんだけど、現在これが適用されてて、
草類はもともと植物界だったんだけど、今原生生物界になってます。