リュウグウノツカイの基本
前回のぶつざくネオは、
なんか銀色でヒラヒラしていて、薄くてめちゃくちゃでかい。最大で8メートル。だけど体重は30キロぐらい。
で、あんまり人前には体を見せないとか姿を見せなくて、生きてる姿で見ることはすごく稀であると。
で、何やら、そんなに大事なのに、後ろの方を切り取ってしまうっていうことですよね。
うん、そう。びっくり。びっくりなことするんだよね。
そうだよね。体の一部じゃなくて、もう本当に後ろの方全般的に再生もしないのに、後先考えずに切っちゃうわけですね。
後先考えないよね。
こんな生物いたっけ。
はい。ということで、じゃあこの生物何なのか、分類いきますね。
お願いします。
動物界、セキザク動物門、セキツイ動物阿門、ジョウキコウ、アカマンボウモク、リュウグウの使いか、リュウグウの使い族のリュウグウの使いでした。
なるほど。リュウグウの使いってパッと聞くともうタツノオトシゴしかイメージが出てこないんだけど、全然違う生物ですよね。
全然違う。全然違うんだよ。
学校の仲間なんだ。
そう、いや、違うんだよね。じゃあそれについては後で言うんだけど。
あるんですね。すみません。
学名はリガレカスルッセリーかな。
ヨーロッパではニシンの王と呼ばれてて、龍の運命を占う前兆と位置づけられてたらしいんだよね。
この俗名のレガレカスもこの伝承に由来してて、
ラテン語のレガリス、これ王家って意味があって、アレックス、これニシンって意味なんだけど、これを合わせたものになってんじゃないのって言われてます。
で、首相名は多分ラッセルさんへの賢明だと思う。
なるほど。
で、英名はオールフィッシュですね。
で、魚をすべるものってこと?
オールはね、オールブルーとかじゃない。サンジとかじゃない。
オールって船を漕ぐときの長い板。
そっちですね。薄いっていう方でね。
これね、腹ビレがすごい長くて、実は2本長いのが出てるんだよ。結構前の方なんだけど腹ビレって言ってもね。
で、この先端が、しかも膨らんでてオールみたいになってることからついてるらしい。
確かに長いやつが2本あるね。
そうなんだよ。こっから来てるんだよね。そこなんだって思うけどね。
そっか、これがオールっぽいか?
なるほど。
で、和名は日本の伝説や漁師たちの言い伝えから来てるらしくて、長くて優雅な体が竜宮城、海の底の伝説の宮殿のことを竜宮城って言うんだけども、
そこからの使者みたいに見えたから、使いだよね。使いに見えたから竜宮の使いって呼ばれるようになったとか言われてます。
でもそうだと思う。この生物をまず調べた時に画像で出てくるやつを見ると、
神話と海の異変
確かに竜宮城から呼びに行ってる感じだよね。使いが行ってるような姿な感じがするよね。
あれだけ優雅だとね、正体を迎えに来てくれたかって思っちゃうよね。
思っちゃう。
思っちゃう?
思っちゃうよね。
思っちゃうと思う。
迎えに来てくれたからじゃなくて、迎えに行ってんだなーって思っちゃう。
自分は旗から見てる視野の人ね。
そうですそうです。
誰かなーっつってね。
これね、科学的に証明されてるわけじゃないんだけど、この魚が現れると天変地異とか海の異変の前触れだと信じられている説もあって、
台湾なんかでは地震魚って言われてありますんだよね。
サイドAでも言ったけど、いっぱい見れちゃうと何か深海の方で異変が起きてる。
海洋プレート、大陸プレートなんかの異変だとか、海底火山のなんかだとかっていうものから逃げてきて、
上に来ちゃって、いっぱいね、上に来ちゃって、うわ何かの前触れだって言われるんだけど、ただそれを証明できたことはないらしい。
なるほど。
いやでもこれは確かに、なんか大量に来たら怖ってなるよね。
いやそうだよね。
しかも見覚えがないから、たくさんいる怖いなーっていうだけじゃなくて、ちゃんと深海魚だから地下で何か起こってんのかもっていうちょっと科学的な視点も入るね、それは。
実はそうなんだよね。
うん。
まあ、なんかありそうな気はするけどね。
うん、まあそれはそうだよね。
深海魚、こんなでっかいやつが2匹も3匹もポンポン打ち上がってきたらそれは何かあったよね。
いやそうなんだよ。
まあそれによくわかってない生き物だからさ、やっぱり何かこういっぱい打ち上がってくるってのは、なんか調べたら良さそうだよね。
まあそうだね。
もう小野さんも言ってるけど、1匹でも怖いですもんね。
1匹でも怖いよね、こんなに。
その辺ね、例えば朝とかさ、朝早朝海岸線をランニングしようって思ってもし行ったとして、そんなのがバボンと打ち上がってたらそれはちょっと何か大丈夫ってなるよね。
そうだね、プチニュースになるね。
プチニュースになるね。
ヤフーニュースにはまず上げられるだろうし。
いやーそうですよ。
分類の再考
まあということで、そんなお魚さん。
ちょっと歯切れがあれですけども、しっぽをいっぱい切るので、僕もちょっと切っちゃおうかなって思うんだけど。
何よりですか。
ここでしゅしんさんがね、どんなお便りを送ってきたかっていう。
これ、今後仏学3が出たら竜宮の使いと汚れザメを紹介してほしいですって言ってくれたんでね。
なるほどなるほど、汚れザメのところを切ってしまったわけですね。
そういうことです、はい。
切られたところを誰かがまた拾っていただいて、またお便りいただければと。
はい、お願いします。
確かにね、そっかそっか。だから先に書いた方が頭の方がってことだよね。
そうだよ、大切なところは頭の方に詰まってるからね。
なるほど。
この意見を分類としては、二族三種いるんですよ、実は三種。
ほうほうほう。
だから竜宮の使い家に一種で、前は一種だって思われてたんだけども、最近ではこの本種とは別に、竜宮の使い族にもう一種の計二種が分類されてます。
だから昔は一種だけだったねって、竜宮の使い家に一種だけだったねって言われたんだけども、
族の方にね、もう一種、いやこれよく調べたらこれ別だねってなったわけですよ。
なるほど。竜宮の使い、何がいるんですか?それはこっちは何の使いなんですか?
これね、和名が出てこなかったんだけど、これね、ちょっとまた後で言います。この意見もちょっとびっくりなんですよ。
もう一方の種。
実はね、それに通ずるんだけど、この竜宮の使いは、最長の甲骨魚類なんだよね。
え?
このグループが。グループなんだけど、っていうか、それがさっき言ったね。
で、魚類最長はこれジンベイザメです。一応ね。
ただあれは軟骨魚類だからね。
そうですね。
そうなんですよ。
で、この最長の竜宮の使い、1963年7月18日にアメリカのニュージャージー州沖で海洋科学者のチームによって観察された竜宮の使い族の一種。
これがレガレカスグレスネ?グレスン?わかんない。っていう個体、っていうか学名がいて、これ和名が出てこなかったんだよね。
だから今回の竜宮の使いとはまた別の種、昔はこの一種しかいなかったんじゃないのっていう、そのもう一方のね。
よく調べたら二つだったねっていう、二種になったねっていう、そのもう一方の種がめっちゃでかくて、これが長さだいたい15.2メートルぐらいあったんですよ。
え?さっきの8メートルでも十分でかかったのに15メートルあんの?
ってあったらしいんだよね。
やばいなあ。でかいなあ。
怖いよね。
いやーすっごいよねー。
15メートルかー。
15メートルだよー。怖いね。結構いかついっていうか不思議な見た目してんだよね、顔が。
だからあれが15かーってなったら怖くて怖くて。
8でも十分怖い。
8でも怖いよね。
まあなのでそんなインパクト大な生き物なので、西洋諸国のシーサーペントっていうちょっと伝説上の生き物がいるんだけど、この巨大生物伝説の元になってんじゃないのって言われてたりする。
なるほど。
船を襲う。
的なね。
まあ15メートルとか十何メートルとかいたら、これに似たようなもっと怖い生き物いるんじゃないのって思うだろうしさ。
すごいんだよ。
そうだねー。
ということで、で、これ、シロもちょっと気になったと思うんだけど、これ赤マンボウ木なんですよ。
あーそう、マンボウの仲間なんだなって思った。サンボウっぽくないけど。
そう、これでもちっちっちなんですよ。あのね、赤マンボウ。
赤マンボウがマンボウじゃないってことですか。
お、さすがですね、その通りで。
あのね、マンボウとは一切関係ないです、赤マンボウとは。
ただ、そのマンボウのように円盤形をした赤マンボウっていう種がいて、形的にも名前的にもすっごいマンボウに似てるから、そういう名前がついてるんだけど、全然関係ない。
なるほどね。
だから、DNAレベルで、遺伝子レベルで見ると、今回の細長い体を持つ竜宮の使いとかなので、統一された体型を取らないんだよね、この赤マンボウってグループが。
だから、その分類的には違うんだけど、フリソデウオとか、天狗の太刀とか、竜宮の使いみたいなフォルムの種が結構いるから、竜宮の使いはやっぱりこの分類群なんだなーって思わされる。
全然マンボウっぽくない。赤マンボウには全然につかないんだけど、ただね、やっぱ近しいのもいいから。面白いですよ。ちょっとね、調べてみたら面白いと思う。
マンボウをこういうふうに後ろにビーって引っ張ったらそうなるってことかな?赤マンボウを。
まあまあまあまあまあ、そうかな。でも赤マンボウも結構赤いヒレとか持ってるから、やっぱね、竜宮の使いこそが。
そういうところから赤いっていうね。
そうそうそうそう。そうなんですよ。で、この赤マンボウ目の仲間に共通する形態学的特徴としては、ヒレに芯の歯状を持たない、トゲみたいなものを持たないっていうことと、
あとは、口の構造的にスライドさせるようにして、口を前方に大きく突き出せるっていうことが挙げられますね。
上下に開けるんじゃなくて、下をこういうふうに切って引き出しみたいに出すってこと?
いい例えですね。そう、なんか、うん、そんな感じ。
それでどんどんどんどんこういうふうに泳ぎながら、フランクトンとかを食べるんだね。
そうそう、食べていくみたいなね。
なるほどね。
その辺がね、共通してるみたいだよ。
いい、いい、いい。
だからね、もうヒレの感じとか全然マンボウじゃない、もう。
どちらかといえば赤マンボウの方が魚っぽい。
うん、そうだね。
ちゃんと尾びれもあるし。
赤マンボウとその味
それはちょっと写真見て思った。
うん。
確かにマンボウっぽさもあるけれどもマンボウっぽさがないね。
そうだね、そうなんですよ。
で、あとこの赤マンボウ、実は姿形はマンボウに似てるんだけど、実はね、味とかがまた別の生き物に似てるんだよね。
あ、マグロか。
さすが、そうです。
確かにそれ聞いたことあるぞ、どっかで。
そうなんですよ。
だから結構似ててマグロの代替魚なんて言われてるかなって感じなんだけど、
ただね、それがちょっと代々的に出回りすぎて、世の中で出回ってるマグロはもう全部赤マンボウなんだって、
俺らはマグロをもう口にできてないんだみたいなさ、そういう噂がルーフされちゃったみたいな、多分そういうのがあると思うんだけれども。
実はこの赤マンボウ専門で獲ってる漁師さんがいるわけでもないし、
開店寿司店とかでマグロっていう名前を使って提供するのは偽装になるので、そんなに多くは出回ってないです、実は。
なるほどね。
じゃあ別に普通に普段行ってるような開店寿司屋とかだったらちゃんとマグロなんだ。
マグロじゃなかったらマグロじゃないって書いてある。
まあ確かにそうだよね。
別の名前に書いてある。
なるほどね。トロとかっていうので濁ってるのかな。
どうなんだろうね。だけどネギトロの原材料として使われてるみたいで、
どこかに赤マンボウだよって書いてあるらしい。
あ、そうなんだ。
なんかちゃんと言わなきゃいけない。
赤マンボウって表記はしなきゃいけないみたいな感じだね。
ただどっかのテレビ番組で味覚とか食感とかが似てれば、なんかよくわかんない深海魚もこれだって言って売っていいよみたいな、なんかそういうの聞いたことあるけど。
あ、そうなんだ。
ただこの赤マンボウを調べる中では結構これが出てきた。
でもすっごい味はマグロ、もうほぼマグロなんだって。
なるほどね。
そうなんですよ。
今写真をね、ビジネーが出してきてくれてるけど、ほら見てよ。ほぼマグロでしょこれ。
このさ、刺しの入り方とかもうほぼマグロっすよこれ。
そうだね。普通に美味しそうだし、別に赤マンボウだよって言われずにマグロだよって食べたい。
てかマジでマグロらしいよ。もう。とろけ具合とか味とか。
そうだね。そんなに味に敏感じゃないからさ。
全然これ出されてマグロだよって言われたら普通に美味しく食べられます。
そうだね。これに気づける人はほんとに少ないんじゃない?
うーん。
まあということで、そう。
で、これちょっと最後にね、この研究の分野今どうなってんのっていう話をね、ちょっとしたいんだけど。
この竜宮の使いね、やっぱり生きたまま捕獲するのは難しいし、そもそも大きいから、その大きい水槽を持ってるところじゃないと、
いざこの生きてるってなっても、飼育できないんだよね。
まあそうだよね。飼育もそうだし、例えばその船で釣り上げたところで、船に置いとけなくない?まず。
まずそうなんだよね。
だから水族館にすぐさ、もう釣った瞬間にはい水族館ってできればいいけどさ。
そう。そうなのよ。で、しかもやっぱ深海魚じゃん。
そうだね。圧力が必要だもんね。
そう、でかい水槽で深海を再現するのは激ムズなんです。
ただそんな中、2018年に沖縄県、読めない。読谷村。絶対違いだね。沖縄ってもう違う呼び方だもんね。
読谷村、ありがとうビジネ。読谷村の沖合で、飼育の個体が網にかかって、なんと2匹から卵を取り出して、
沖縄チュラウミ水族館、沖縄チュラ島財団総合研究センターが人工樹勢、人工孵化させたところ20匹が孵化したんだって。
おーすごい。
すごいよね。だからまあ死んじゃってるけど、中の精子と卵は取り出せるぞってなったんだね。
すごいね。
すごいよね。
しかもあれだもんね。その孵化自体は水面近くなんだもんね。
そうだろうね。うん。
自然界もそうね。
だから孵化させるときはそこまでの圧力とか必要にないってことだもんね。
一発目そういうことなんだろうね。
うん。
ね、もうこれがやっぱり竜宮の塚山人工樹勢と人工孵化は世界初の事例になったから、やっぱ日本すごいやってなったわけね。
なるほどね。
なんだけど、これらの地魚は餌をうまく食べられなくて、2019年に全滅してしまったらしいんだね。
竜宮の使いの飼育
ね。
悲しい。
そっかー。
ねー、ということで今回のね、こういった研究をもとに詳しい生態が解明されれば、近い将来、生きた竜宮の塚山を水族館で見ることができる日が来るかもしれませんね。
うん、そうだね。だから今はもう、今は水族館ですら見れないってことだね。
そう、もう標本だけ今見れるのは。
うん。
すごいな。
そう。
これからに期待ですね。
そうだよ、これからこれから、まだまだこれからだよ。
でもあれだよね、やっぱりその捕まえてくるっていうよりはやっぱり孵化させていくっていう方が現実的が、現実味がありそうだね。
うーん。
ま、どうかなー。
違うかな。
いや、わからない。
いやー、そのやっぱりすぐ全滅しちゃう、すぐ餌食べられなくなっちゃったっていうのは結構これ乗り越えるハードルもやっぱそれなりに高いと思うんだよねー。
ま、確かにそうだよねー。
未来への期待
ま、ちょっと不思議な意見もで、もう何だったら一層、海の中に水族館作ろうよ、もう。
深海に。
深海に、海に。
ま、ということで、ま、ちょっとね未来に期待をね、持てるような終わり方で、はい、以上です。
終わりましょう。
これで終わりです。
ありがとうございました。
はーい。
知らない生物でした。
やあやあ狼くんよ。
なんすかナイルワニパイセン。
この仏作ネオは仏部院の皆のものからの温かいお便りを復習しておる。
概要欄のお便りフォームからぜひ送ってほしいんじゃな。
詳しくはエックスやインスタ、公式ホームページ、ディスコードもチェックしてくれると嬉しいっす。
じゃあこれからも仏作ネオよろしくっす。
お聞きくださりありがとうございました。
今回紹介した内容はザクイだけです。これ以降の深掘りは仏部院の皆様に委ねます。
今はまぬひろ生物部トヨタを
シロがお送りしました。ではまた次回遊びに来てください。
せーの、おつかれさまでした。
いやあ、すごい生き物だったね。
すごい生き物だった。まずこんなにでっかいっていうことすら知らなかったし。
ほんとに?これ結構有名どころかもって思うけどね。
そうだよね。だからみんなパパパッと出てたから。
俺が意外と知らなかった。
まず竜宮の使いって言われて頭の中にイメージされるのは達能お年子なんだよね、俺の中では。
なんか不思議なリンクになっちゃったんだね。
そうなんですよ。だから一回さそういうリンクがつくとさ、なかなか変えられないじゃん。
いやめっちゃわかる、ほんとにわかる。
まあね、ということで、今回ね長くて綺麗で、すごい生き物って言うんだけど、僕ね、僕もなんとすごい念願かなって、長くて白くて超綺麗な生き物をお迎えしたんですよ。
薄いんですか?自説しますか?
自説しません。自説なんてしてほしくない。
あのね、つい先日、静岡県で夏のね、レプタイルズフェスティバルっていうのかな?
っていうのが夏レプっていうのかな、あの業界用語では。
行ってきまして、もうね、超大量の蛇、カメ、カメレオン、イモリもいた、カエルもいた、あとムカデがいた。ムカデ最高だったんだよ。マジでムカデあとちょっとで買いそうになった。危なかったー。
でもムカデね、ちょっと次ね、秋にもあるんだけど買うかも、ムカデ。
いやー、違う違う、あのね、違うんだよ。そこで運命的な出会いをしたんだよ、僕は。
以前、これね、ボールパイソン回を聞いてほしいんだけども、そこで僕がどれだけね、ボールパイソンを買いたいかっていう思いをね、乗せてるんで聞いてほしいんだけど、
僕たちのね、友達であるイラストレーターのすすむさん、すすむアートっていうポッドキャストを配信されている方なんだけども、そのすすむさんと町田ね、爬虫類カフェ行ったんすよ。
はい。
そう。で、そこでね、初めて僕が蛇を巻いたのがボールパイソンだったので、特にすっごい綺麗な真っ白なボールパイソンで、それがね、モルフ?品種だと思ってもらったらいいんだけど、
そのモルフがブルーアイリーシュスティックっていうモルフだったの。僕はね、たぶん自分が買うんだったらこのモルフだなって、その時に心に決めたんだよね。
なるほどね。
で、なんとその会場で全部見たけど、そのね、ブルーアイリーシュスティックが売られてたのはある1店舗だけだったの。
で、これね、元値がもう8万近くだったんだけど、ほぼ半額ぐらいな感じで売りに出されてて。
買うしかないね、もうそれ。
買うしかないって。
タイミングはここしかない、今しかないってなったんだ。
そう、他の人に買われちゃうって思って。
もう店員さんに、あんまりこの子出さないでおいてください、ちょっとこの会場一瞬でパーって見てきますって言って。
なるほどね、押さえといてね。
押さえといてって言ってパーって見たら、そもそもブルーアイリーシュが売られていたのはもうなくて、僕が行った時には。
で、そもそもボールパイソンはそんなに安くないっていう。
そうだね。
で、やっぱりあの繁殖最初から目指すっていうのはちょっとあんまね初心者には向かないかもだけど、
いつかやってみたいなって思うのと、やっぱ寿命が本当に上手に買ってあげれば30年くらいいくんだって。
だからまあそれを長い目で見たら、女の子、メスがいいなって思って。
で、オス個体の生成塾は早くて、でもメス個体の生成塾はやっぱ遅いんだって。
あと体をある程度大きくしないといけないから、時間がかかんだってさ。
もし産職っていうのを少しでも視野に入れてるんだったら、最初にお迎えするのは女の子がいいかもしれませんねって言われたから、
じゃあそれじゃんって思って。
で、しかももう広い会場行って、自分が目当てのモルフの子がそこでしかなくて、しかもメスだったの。
うん。
完璧って思って。
もう買うしかないね。
なるほどね。
ボールパイソンの飼育体験
で、これ職場の後輩と言ったんだけど、僕があまりにも速血するもんだから、
触発されて、その後輩もボールパイソン買ってた。
だからさ、ボールパイソン買うなんてさ、身近ではいないじゃん。そもそもヘビ買うっていうのが。
そうだね。
ものすごい一瞬でヘビ友ができたんだよ。
そうか。なるほどね。
そうなんですよ。いやーマジでよかった。すごいよかった。
その後輩はどういうボールパイソンだったの?
あのね、アルビノのパイってやつだった、モルフは。アルビノパイ。
すごいね、真っ白で目がイクラみたいなちょっとオレンジっぽさがあるようなお目目をしてて、アルビノだから。
なるほどね。
で、顔とか体の一部にちょっと薄黄色っぽいちょっと大きめの反転が所々にあるような、
なんかね、すごい絵画みたいな、なんつうんだろう、本当に綺麗な模様が入ってる白ヘビだった。
なるほどね。
そうされて勝ってしまった。
まあそういうことです。ビジネ行ってるけど道連れっすね。マジで道連れだった。
これ大丈夫かな。勝ったらその辺に逃がしちゃダメだよとか知ってる?
多分ね、あんまり強くは言わなかったし、それは知ってると思うけど、でももうね、めちゃくちゃ可愛いから出来合いしまくってる。
マジで、職場で今日も会ったけど朝会って、こんなんでしたとか、僕んちはこうだったよみたいな。
写真の人生だよね。
そうそうそう、いやめっちゃ楽しい。
今ね、今もね、横にいるんだよ。
あーもう可愛い。もう可愛い。さっきまで首を上にやってたけど今大人しくなってる。あー可愛い。可愛すぎる。
やばいマジで。
あ、あ、首上げたよ今。あー何してんの。あー舌も出して。
あー落ち着かないね。夜だね。白母性。僕ボールパイソンの回帰でさ、白母性なんだよね。
でも基本夜行性っぽいらしいから、やっぱ夜っぽくなると元気になるらしいんだよね。
昼間はずっと寝てるんだ。
的な。大人しかった。昼間帰ってきた時は。
あ、で今日ね、初めて餌食べたのー。
いやー。
大きな口開けて丸どみ。
いやー。
何をあげたかはちょっとね聞いたら嫌になっちゃう人もいるからまあ察してほしいんだけど、冷凍庫にね、冷凍してあるんだけど。
いや元気よく、元気よくバッて食べて、あー元気だなって思って。
でその後ね、すごいあの、その餌のちょっと液でちょっとシーツが汚れちゃったからシーツ変えようねーって言って、ちょっと手に持ったの。
まあ餌食べた後ってあんまりハンドリングっていうか触っちゃいけないらしいんだけど吐き戻しがあるから。
だけどねやっぱね、こう触ったらねなんだかわかんない体温を求めてきたからかわかんないんだけど、すっごい手に巻きついて。
名前の重要性
あーもうこれ好きになるしかないじゃんっていうのがよくわかった。
なるほどね。どんどん沼にハマっていってんだ。
いやもうあっという間に、もう沼の結構奥深くへと今ブクブクと笑顔のまま沈んでるトヨがいる。
なるほどね笑顔のままね。
笑顔のまま沈んでってる。
いやーちょっとごめん一方的に喋っちゃったよ。
いやポンドさんいうように餌と間違われて締め付けられないようにお気を付けくださいねってあるけどね。
あの結構まだ1歳半から2歳の間ぐらいって言われてて、力がそんな強くないのかな。
でも多分結構ギュッてやられたけど、すごいねあの心地の良い締め付け具合で、
なんかジッとしてた。なんか体温を求めてるようなそんな気がしたんだよね。
思い込みかもしんないんだけどさ。
ずっともうこうジッとしてて巻きついて。
あーもう可愛かったー。
あー。
ダメだこりゃー。
ダメだこりゃーになっちゃった。
だからもうたぶん毎日あげちゃう。毎日ボールパッド。
あーそうだよだから明日から出張じゃん。一泊二日で。一日会えないのつらすぎる。
どうしたらいいの?朝水買えるでしょ。
あーだから常温に戻しとかなきゃ水。今日のうちから。
あー忙しい忙しい。
あー。いっぱい喋った。いっぱい喋った。
あ、ちなみに。あ、そうだよね。名前気になるよね。
うん。名前。あ、そっかそっかそうですね。名前、はい。
誰も聞いてないよって感じなんだけど。ね、みんな気になっちゃうよね。
名前もともとついてた?それともトイがつけたの?
いや僕がついてた。いや、もう名前ついてなかったから、僕命名したんだけど。
でも僕基本ね、白状だって思われるかもしんないけど、
僕あんまり生き物にね、名前つけないんだよね。
なるほどね。
だからイモリも、いやたくさんいるからあんまり見分けつかないじゃん?って思って。
まあそうだよね。
でも今ね、買ってる。あ、そうイモリもね、ずーっと学校の準備室にね、その引っ越しカテラでずっと大きいっぱいにしてたんだけど、
水槽今日洗ってイモリも連れてきたっすよ今日。
おー。
いやイモリもかわいい。ほんとにもうかわいいだらけ。つらい。
でも僕が大学生の頃から飼ってるすっごいでっかい怪獣みたいになっちゃったイモリがいいんだけど、そのイモリは怪獣って呼んでる。
なるほどね。
カブトムシとかには名前つけないし、だけどやっぱりね、名前つけたくなって、その後輩と話してる中で
え、名前つけないんですかって言われて、いやさすがにつけましょうよって言われたから。
うん。まあそれ何十年も一緒にいるわけだもんね、これから。
いやそうそう。
カブトムシとかが誰だろうけど。
いやそうなんだよね。あ、それデカいかもしんない。
うん。
すぐパクなっちゃうしなって言うんで、私、いっぱい生まれてくるから誰が誰ってよくわかんなくなっちゃうから。
まあつけなかったんだけど、やっぱりね、その、まあこれから長い付き合いをしていきたいと思ってるから。
うん。
名前頑張ってつけたよ。
はい、何なんですか。
名前はベルって言います。
おー、イソウヘビの名前で。
あの、ぶっちゃけて言えばこれモルフの名前です。モルフ名、通称ベルって呼んでるからじゃあベルって呼ぶかって思って。
あの、ブルーアイリューシュっていう、あ、ブルーアイリューシっていうやつで、ブルーアイリューシスティックってやつで、その頭文字がブルーアイリューシだから、ベルだから、ベルっていう風に呼ぶんだって、このモルフのことを。
なるほどね、うんうんうん。
ということでベルです。まんまかいって言う。
そっか。
まんまです。
だから、もし例えば今後もう一匹同じブルーアイリューシを飼うんだとしたら、もう名前どうしようって詰んじゃうんだよそこで。
ねー、もうベルルとかにするしかないかなーとかさ、ベル2とかベル2とかにするしかないかなー。
生き物とのコミュニケーション
ベルネオとかね。
ベルネオとかね。
ね、まあその時にまた考えます。
で、後輩のボルパイソンがオス個体なんだよねー。
これ繁殖できんじゃんって思ってさ。
たしかに。
ちょっと繁殖をね、ひそかに。だけど今はとにかく成長を見守るって感じっすね。
まだ成成熟してないってことだもんね。
まだね、1歳半、ちゃんとやるんだったら3歳ぐらいまで待ったほうがいいのと、あとは体がやっぱり大きくなったほうがいいですよっていうふうに言われたから、
まあ1年、こっからあともう1年ぐらいは、
ちょっと、ただ純粋にボルパイソンの飼育っていうのを楽しもうかなーって思います。
うん。楽しんでください。
ありがとうございます。
ベルちゃんね。
ベルちゃんになりました、はい。
いいよね、ベルって美女と野獣もあれベルじゃん。
だから、女性につけていい名前だよね、ベル。
そうだね。
よかった、モルフ名がちょっと女の子っぽくって。
これがなんかの頭文字とって奇跡的に太郎とかってなってたら、太郎って呼ばなきゃいけないなとかって思って。
うん。
ああ、楽しかった。いっぱい喋っちゃったよ。
ちょっとみんな、僕の、しばらく付き合ってください、この。
でもね、怖いことに、やっぱイモリ飼ってるでしょって、やっぱ蛇にすぐいけたのは、
多分寮生類とか、そういうの長く飼ってたからだと思うんだよね。
だからね、いよいよこのボールパイソン、念願だったボールパイソン迎え入れたら、
次その秋、秋にもレプタエルフェスあるんだけど、秋レプっていうのかな、
ちょっと歯止め効かなくなっちゃう自分がいそうで怖い。
そうだよね。だって、本来だったらイモリから来たらさ、次なんか、例えばレオファとかさ、
そういう系いきそうだけどね。いきなりボールパイソンまで行っちゃったんだもんね。
そう、ボールパイソンまで行った。
確かに。
普通だったらレオファとか、ひょうもんトカゲモドキに行く人が多いんだって。
ひょうもんトカゲモドキって尻尾が蛇腹みたいな、ビョンビョンビョンビョンみたいになってる太いトカゲなんだけど、
あれは店員さんに聞いたら、カブトムシ飼うよりも簡単ですよって言われたから、
僕カブトムシ餌しかあげてないけどねって思って。
5台携帯してるから、それよりも簡単って、じゃあ逆に何したらいいの?って思って。
置いとくだけですか?みたいな。
だからね、ひょうもんトカゲモドキはめっちゃ初心者向けらしいんだけど、
一方でボールパイソンとか蛇も温度さえ気をつけてあげれば、
餌も1週間に1回ぐらいだし、生態になればもっと長くてもいいし、
本当に長く食べない時期もあるから、実は結構飼いやすいですよって言われたの。
温度さえ気にしてればね。
だから、実はね、店員さんが言ってたのは、もし初めてでも大丈夫じゃないですかって言われてた。
そうだよね。最初にそんなに餌食べてくれたのは嬉しいよね。
嬉しい。
自信が出つくというか。
確かに確かに。それもある。自信になった。成功体験だよね、ある種のね。
そうだよね、そう。
その使いは、孵化してから餌食べられなくなっちゃったの。
いやー、だからその試験場の人たちはさぞ凹んだだろうね。落ち込むよ普通にね。
そうだよね。
食べない、食べないってなって。
いやー、確かに。そうなったらどうしようって思った、確かに。
うん。
だけど、ほんと一瞬だったよ。あの、マウス、あーマウスって言っちゃった。
リュウグウノツカイの生態
まあまあまあ、あの、餌を解凍して、やっぱりさ、40度ぐらいに解凍してあげた方がいいね。
うん。
やっぱその生物の体温ぐらい。
うん。
だけど、熱すぎるとタンパク質が変成しちゃって、変成しちゃったタンパク質は消化できないから、これ病気に繋がるよっていう風にね、ボールパイソン会で話したんですけれども。
だからまあ40度ぐらいで解凍してあげて、すぐちらつかせたらね、ものすごい勢いで飛び込んできてびっくりしちゃったよ。
すごい勢いで食べたからさ。
なるほどね。
ほんとにお腹空いてたんだと思う。
あーもうかわいい、ずっとこっち見てんの。
幸せそうで何言ってんすか。
幸せです。
もう家に帰りたい理由がもう1個増えちゃった。もう1個は晩酌だったんだけど、もう1個は早くヘビとイモリに会いに行きたくて、もう帰りたくて帰りたくて。もう飲みに行きたくないもんね、もうね。
もうすぐ会いに行きたい。
やばいね。なんか、やっぱちゃんと生き物を飼育するっていうのはこういうことかって思っちゃう。
なんかね、イモリって大学の頃にずっと研究対象だったし、結構雑に扱っても頑張って生きるんだよね。研究はちょっとまあまあ言い方は良くないけど。
だからイモリは結構飼育慣れてると思うんだよね。イモリでどうしても気をつけなきゃいけないのは脱走だけだと思ってる。
あとは、結構寒くても暑くても割と平気。怪獣がだって何回冬子してんだろうって。何回灼熱の部屋にいさせちゃったかなっていう。
飼育の喜びと悩み
だから毎回夏には理科準備室とかに持って行くんだけど。
避難してるんですね。
そう、でも夏の一発目とか、うわー今日こんなに暑くなるの?みたいな。
あーもう部屋が30度とかになっちゃってるとかってなってて、もうお前なんか元気よく泳いでるからいいかって思って。
だけどやっぱ蛇は初めてだし、気になるじゃん。なんかこうグッたりしてたらどうしようみたいな。
飲みになんか行けないよー。
あー岐阜に連れて行きたい。
いやー大変だ。
あーそうだそうだ、ごめんなさい。
あの、ということで、いっぱい喋っちゃって、もう眠いよね。1時7分だ。
元気になった。元気になっちゃった。目がさえた。
ということであれだ。記念写真撮ります。
はい。
先にちゅーこんで、はいはい。
ちょっと待って。よし。
あ、じゃあみんな笑ってピースしてもいいですよー。
あーいいねーそのピース。
にっこりー。笑ってー笑ってー。
はい、いきまーす。
あ、ひなわらさんが。あ、言ってなかった。
ドリさん、早川さん、辻さん、ウォーズマン女さん、入ってきてくれました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、じゃあ最後記念写真撮りまーす。はい、いきますよー。
お、いいねー。
はい、じゃあ3秒前です。3、2、1、はい、チーズ。
いえーい。うれしい。
なんかこんなに嬉しいことがいっぱいですよ、もう。
嬉しいですねー。
そうですね。
みんな僕のヘビに会いに来てくれたんでしょう、今日は。
もうダメだ、こりゃ。って感じなんだけど。
