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2023-07-19 22:13

#56 時速300kmで空を飛べ!旅するコケと「あきらめる戦略」〜コケ編・その3【ミモリラジオ】

【コケ編・その3】 海から来たコケの苦労 / コケは「かわき枯れても死なない」 / そもそもコケには根っこがない / 体全体から水を吸収する / コンクリートや木の幹という水のない環境で生きる / コケだけが生きていける領域 / パリパリになったコケも生きている / 20年前のコケに、水をかけたら生き返った! / 乾き切ったコケの標本も、水をかけたら生き返る! / 砂漠より砂漠な「室内の標本」 / サボテンはどう乾燥に適応したか / 地下水脈まで根っこを伸ばす木 / パイナップルは夜の間だけ呼吸する / 適応らしい適応を遂げている「コケ以外」 / 原始的なコケには工夫のしようがない! / 「あきらめて休眠する戦略」 / 一時的に全ての生命活動をやめちゃう / ダメなら休眠するから大丈夫…? / どう休眠が解除されるかはナゾ / 糖分が関わっている説がある / 休眠ありきで生きていくこと / 休眠と寿命の不思議ってあるよね / 乾燥から復活するコケの美しさ / 不思議な分布をしているコケ / 分布は歴史を反映している…はずなのだが? / 分布が「北海道と、九州」だったり / 「アジアと中米」だったり / 超高空のジェット気流で飛んでいく!/ 渡り鳥の足にくっついて、飛んでいく! / 胞子は風で1000kmも飛んでいくことが確認されている / 低温低圧でも生きていける、クマムシみたいな胞子たち / 小さすぎて見つかっていないだけ説 / 「幻のキサゴゴケ」がどんどん見つかる / 普通の植物として進化をしたら、こうはなっていない! / コケと、他の動物との関わり / 美味しい果実は、動物との関係性があってこそ / 地味なのは「共生関係がない」ということ / 関係性の薄さが、地味さにあらわれる / 戦時中の救荒作物マニュアルにもコケはない / ジャゴケやゼニゴケを食べる試み / ゼニゴケをうどんに乗せた研究者 / 毒草も菌類も利用した人類が、コケとの関わりは薄い / 「育毛剤」として使われたコケ / ふさふさコケにあやかったエセ毛生え薬 / メリット「乾燥させた標本の保管がかんたん!」 / 虫も食べないコケの標本 / ゼニゴケには「魚の食欲を減らす」成分があるけど… / 食べられる関係性があるからこそ、トゲなどの進化を遂げる / 関係性がないからこその停滞 / かける言葉が見つからない / トナカイゴケは地衣類でコケじゃない! / 次回「見向きもされないコケと、関わりを持った生き物」

 

【水で復活するコケの様子】

https://twitter.com/mimori_yasou/status/1681432801214889987?s=20

 

【今回の写真】

コケの標本画 数少ないメリットも標本としてのもの しかし次回、コケの凄さが出てきます  

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【出演】

・ノダカズキ(MIMORI代表, 自然観察家)

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・Andy(MIMORI, アーバニスト)

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【観森】

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※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。   ※内容は諸説あります。

00:00
ミモリラジオ。このポッドキャストは、自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深掘るトーク番組です。
パーソナリティを務めます、ミモリのアンディです。
はい、ミモリの野田和樹です。
コケ編その第3回でございます。
はーい。
前回は、あのー、セン類、タイ類、そしてツノゴケ類っていう、こう、大きな括り、
なんだけれども、見分けるのがものすごくややこしいんですっていうコケ2万種のカテゴリー分けと、
はい、そうですね。
それから、あの、ものすごく大変なコケの生殖のお話でした。
そう。
あれ大変すぎだよね。
そう、海からやってきてるから。
そうだね。
陸にも対応しないといけないし。
うん。
でも全部はカエルには、
こっちらが立たずみたいな。
こっちらが立たずみたいなね、元、そうそうそうそう、っていう話でしたね。
はい。
進化の途中のすごい困難を感じる前回だったんだけれども、
はい。
今回はどんな感じの話になっていくんでしょうか。
はい、今回はね、えっと、コケの戦略。
はい。
で、もう、枯れても死なないっていうのがマジ強いんですよ。
うんうんうんうん。
端的に言うとコケは水がなくても生きていけるんですよね。
いや、植物としては、というか、全生物から見ても特殊能力だよね。
すごい特殊。
で、あの、普通の樹木だと、
うん。
あの、根っこがあるので、
まあ、土の中の水を吸収して、
はい。
生きていますと。
そうだね。
コケはでも根っこを持たないので、
うんうんうん。
そもそも根っこから水吸収する必要がないんでね。
確かに。
で、最初の方に言ったんだけど、
うん。
まあ、体全体から吸収できますよっていう話を。
それも不思議な話だけどね。
不思議だよね。
で、あの、で、これ、
よくよく、今度観察?
うんうんうんうん。
どっか、あの、地方とか、
はい。
自然の多いとこに行った時に観察してほしいんだけど、
うん。
コケが生えてるところ?
まあ、岩の上。
はい。
とか、あの、都会でもコンクリートとか、
うん。
あと、木の樹皮。
はい。
表面だったりとか、
うんうんうん。
そもそも水を得ることが難しい環境にいるんですよ。
そうだよね。
うんうんうん。
で、ここが何かって言うと、
はい。
この他の、えっと、
異観測植物?
うん。
普通の植物だね。
が、根っこを下ろすことができない岩の上?
うんうんうん。
とか、水を得ることができない場所ばかりなのね。
乾燥しちゃうよね、ここはっていう場所だよね。
っていう場所ばかりに、
うん。
コケがいて、
はい。
コケは、この、枯れても死なないっていうのを、
うんうんうん。
武器に、
そういう、えっと、水がない場所に、
うんうんうんうん。
入ってるっていう。
手取りを広げていくんだ。
そう、コケ日誌ですね。
はい。
で、えっと、コケが、こう、枯れても死なないっていう風に言ったんだけど、
はい。
雨が降らない日とか、
うん。
続いたりすると、あの、コンクリートとかの上に、
パリッパリになったコケ?
いるね、いるね。
いるでしょ。
茶色いコケがね。
いますよね。
枯れたのかって普通みんな思うよね。
思うよね。
うん。
ただコケは、
うん。
水がなくても生きて、生きるので、
はい。
あれは生きてるんだね。
生きてます。
うん。
で、具体的に言うと、
えっと、普通にその辺に生えている、
うん。
水かけたら生き返ってますね。
へぇー。
それは化死状態みたいな感覚なんだよね。
そう、化死状態だね。
うんうんうん。
で、あと海外の研究者の話でよく出てきてたのが、
はい。
あの、コケを標本箱に20年入れて、
はい。
で、「おぉー、久しぶりに出てきた。」みたいな。
うんうん。
で、水かけて、
はい。
生き返る。
おぉー。
20年持ったんだね。
20年持った。
03:00
うん。
あと、ホウシもめっちゃ強いですね。
うーん。
ホウシも、あのー、標端ゴケは、
はいはい。
水についてたら、
まあ、開花というか、発芽というか。
発芽!
うんうん。
するっていう感じですね。
はい。
で、この、えっとー、長生き、
っていうかあのー、乾燥でも生きていける?
うん。
っていうこのデータ、
はい。
は、実はこの乾燥標本をもとに調べられてるんですよ。
なるほど。
なんで、めっちゃ自然界に比べると厳しい条件なのね。
確かに。
保管されるための環境に置かれてるんだもんね。
そう、あんだけ乾いた空間、ないっす。
ないよね。
砂漠、砂漠より多分砂漠だと思う。
そうだよね。
雨なんてね、絶対降らないような場所だしね。
そう。
建物の中で。
なので、外の方が有定、
雨降るので優しい環境なんですよね。
そうだよね。
じゃあ、この、えっとー、
まあ、苔?
はい。
は、どのように水不足に対応してるんだろうかっていう、
うんうんうん。
話なんだけど、
はい。
えっとー、
このメカニズム?
うん。
っていうのは、えっと、まず、
あんまりよく分かってないですね。
あ、そうなんだ。
そうなんですよ。
えー。
で、逆に、あの、他の植物、
うん。
あの、水不足の植物っていっぱいいるんですよね。
はい。
で、例えばサボテンとかですね。
あー、水不足な環境に生きている植物。
いわゆるまあ、そうだよね。
そう。
サボテンとかは、もうまさにこの、適応していて、
えっと、サボテンのトゲっていうのは元々葉っぱだったんだけど、
はい。
細くトゲみたいにして、
すごい話だよね。
それもやばいよね。
ね。
で、この、蒸散?
うんうんうん。
あの、水分がこう出にくくなったんですよね。
うんうんうん。
っていう進化をしてたりとか。
すごいなー。
あとね、砂漠の木、ちょっと、あの、学名だったんでもう、
僕、名前忘れちゃったんだけど、
あの、地下深くの水脈まで根っこを伸ばして生える木とかあるんですよね。
うわ、それもすごい。
何メートル伸ばすんだ。
やばくない?
やばいね。
そう。
あと、身近なパイナップルもそうですね。
うーん。
これはね、えっと、夜の間だけ葉の気候を開くんだって。
へー、そっか。
で、呼吸するときに、
うんうん。
あの、ペンケーソー型有機酸代謝回路っていうのを使えるんですよね。
おー、何ですか何ですか。
何ですか。
ま、ざっくり言うと、使う水分の量を最小にしてたりするんですよね。
あー、そっかそっか、そういうことね。
そう。
なんで、サボテンとか、パイナップルとか砂漠の木、
はい。
っていうのは、あの、適用してるんですよ。この乾燥に対して。
そうだねそうだね。
そう。
じゃあね、苔はどうしたかっていうと、
うん。
ま、苔はそもそも原始的だっていう話を、
しましたね。
そう、してるんですよね。
うん。
なんで、この他の植物みたいに工夫の施し方がまずないわけですよね。
うんうんうんうんうん。
深い場所からこう、水分を吸い上げることもできないし、
そうだよね。
そう、新しいこの、弁慶層型、
うん。
なんちゃら回路みたいなのも作れないんですよね。
はい。
じゃあ苔はどうしたかっていうと、
うん。
これもね、
アンディ君さっき言ってくれたんだけど、
ま、休眠っていう、もう諦めるっていう戦略をしたんですよ。
俺結構好きだね、その戦略。
あー。
結構好きです。
他の植物は適用するっていう道を選んだんだけど、
はい。
苔は、一時的に全ての生命活動をやめるっていう、
やり方を採用してます。
うんうんうん。
で、ま、この性質があるので、
はい。
岩の上とか、
うん。
木の幹、
はい。
とかま、他の植物が住めない場所に住むことが、
06:01
そうだよね。
できるんですよ。
うんうんうんうん。
そう、で、この、ま、具体的な、
えっと、休眠状態から、
はい。
水をかけて復活する過程のメカニズム、
うんうんうん。
っていうのがよくわかってないです。
あ、それもわかってないんだね。
うん。
一応、あの、わかってないですが、
うん。
で、始まるこう、前書きの、
はい。
前書きで、
か、あの、こういう説がありますっていうのは、
うん。
糖、
はい。
砂糖の糖ですね。
糖分だね。
糖が関係してるんじゃないかって言われてて、
ほうほうほう。
あのー、糖の中でも諸糖、
はい。
が、あの、
食べれるよね。
食べれます。
普通に。
あのー、苔が乾燥する時に、
ガラス化という細胞膜の構造を維持し、
細胞機能が失われないような働きをするっていう説が。
わからないです。
だし、これ僕も読んでも全然わかんなかった。
うんうんうんうん。
あくまでも説ですって書いてて。
別にその諸糖っていう糖分がコーティングをしているみたいな感じなのかな。
苔が乾燥する時にガラス化で細胞膜を守るらしい。
ねえ。
そんな感じのニュアンスだよね。
そう。
うんうんうん。
あとは、えっとー、植物ホルモンに、
なんかABA、アブシシン酸っていうのがあるらしいんだけど、
はいはいはい。
これが苔植物の乾燥体制、
うん。
に影響してます。
みたいな報告もあったりとかね。
ただまだ、結論からいくと謎。
わかってないっていう感じ。
わかってないです。
へー。
これもたぶん今後ね、
いや今後どうなんだろうね。
わかるんじゃないかなとは思うけれどもね。
そうそう。
まあいろんな謎が解決していくんじゃないかなっていうふうに、
うん。
はい、思いますね。
でもそんな何十年、二十年とかの究明ができる苔って、
すごいあのー、長期スパンで捉えてる感じがあるよね。
他の植物と比べて。
あーそうです。ほんとにそうだね。
そうだよねそうだよね。
だから寿命の定義がいまいち曖昧な感覚すら覚えてくる。
えっとね、今回寿命について詳しく扱わないんだけど、
読んでた資料の中に、
1000年、2000年生きる苔あります。
あるんだ。
ある。
いやー不思議だな。
そりゃ嘘だろみたいなの書いてたんだけど、
うちは2800年生きてるんじゃないかって言われる。
へー。
苔があったりしてて。
しかもそこにさ、
究明っていう要素がプラスされてきたら、
もうね。
いやーすごいっすよ。
何年になるんだっていう感覚になるんだよね。
そうだよねそうだよね。
あー確かにね。
今度あれやってもいいかもね。
うん。
各生き物の寿命編。
あー面白そう。
そこにメカニズムがすごい眠ってるから多分ね。
確かに。
はい。
いやーすごいですね。
この乾燥して生きていけるっていう戦略、
究明ですね。
はい。
はこう、今話した通りですね。
うん。
であと乾燥した苔って全然、
見た目がやっぱ違うんですよ。
そうだよね。
見たことはあります。
茶色くなるよね。
そうそうそう。
で霧吹きで水をかけてあげると、
一瞬で復活するんですよね。
ほんとに、
わーってこう動くんだよね。
花が開くようにファーって苔が広がっていくんだよね。
これ、ちょっとねリスナーの方、
乾燥した苔に実際こう霧吹きで水をかけてあげて欲しいんですけど。
あとあの、この後ツイッターで公開された後あげてみます。
あ、あげましょう。
これすごい面白いですね。
そうだよね。あれはすごいよね。
これよくあの苔ガイドの人がネタとしてね。
うんうんうん。
やったりするやつですね。
いやでもあれは分かりやすく面白いから。
面白いよね。
うん。
はいじゃあ次話していくんだけど、
苔の分布について、
09:00
これがすごい変わってるんですよ。
どこにでも分布することができるっていうのを第一話目で言ってたよね。
そうそうそうそう。
砂漠とか難しいんだけど、砂丘とかには全然生えてますしね。
あ、砂丘レベルだったら生えちゃうんだ。
そう、でコンクリートも。
富士山のてっぺんにもひまわりのてっぺんにも苔はいるんだけど。
パイオニアの中のパイオニアであるっていう。
そう。でこの面白い分布をしてる子たちが多いのでちょっと紹介しておきますね。
はい。
あの普通の植物だと、
うん。
例えば図鑑とか開いて、
うんうん。
関東に分布しますとか。
はい。
で他の植物だと北海道シベリア。
そうだね。
主に寒いところに分布しますよとか。
うんうん。
あるいは暖かいところ沖縄から南に分布しますよとか。
である程度普通の植物って固まって分布するんですよ。
うん、確かに。
で植物は動物と違って移動がそんなにできないのでゆっくりゆっくり分布をその場所で拡大していくんだよね。
そうだよね。
なので植物地理学の世界では分布っていうのはそれぞれの種の歴史を反映しているっていう風に言われたりするんだけど。
動がってきた過程が反映されてるよっていう。
そうそうなんだけどよ。
コケは隔離分布っていう分布の。
隔離分布。
そう隔離分布。
はい。
例えば北海道と九州にしかこのコケはないですとかね。
え、しかも北海道と九州なの?
とか。
え〜。
あとね具体例で言うとイシバヤネゴケっていうのがあるんだけど。
はい。
これはアジアと中米だけで見つかってます。
いやどういうこと?
あとエビ。
離れすぎてるね。
でしょ。
あとエビゴケ族っていうのがいるんだけど。
はい。
これは東アジア。
うん。
北米。
え?
メキシコ。
はい。
あとモーリシャスです。
インド洋にある。
なんで?
モーリシャス島。
モーリシャスもう意味分からないな。
意味分かんないでしょ。
分かんないでしょ。
分布が地続きじゃないんですよ。
どういうこと?
ダーウィンの説ひっくり返るレベルの話じゃね?
そうだね。
そうこの隔離分布っていうのがね面白くて。
でこれなんでこんな隔離分布になってるかっていうと。
何が起こってるのか全然想像つかないです。
ですよね。
はい。
あの理由何個かあるんだけど。
風。
二つ理由があるんですよね。
あーそうアンディ君が一個言ってくれたように風。
うんうんうん。
苔植物放射はとても小さいので。
そうだよね。
あの地理的に遠く離れた場所に到達することができるんだよね。
これがあのちっちゃいから巻き上げられて清掃圏近くのジェット気流とかに乗ったらワンチャンってことなのかな。
ワンチャン。
へー。
今アンディ君へーって言ったでしょ。
うん。
このうなずいた瞬間も空飛んでますからね。
そ、そうだよね。
この今聞いてるじゃないですか皆さん。
はいはい。
このみんなリスナーさんが聞いてる時も今どこかで苔の放射は。
ジェット気流に乗って。
乗って空中を彷徨ってるんですよ。
あれ上級1万メートルだっけな。
うーんそう。
そっちを言うかな。
めっちゃ高いとこで。
そうだよね。
そう。
苔の放射が飛んでるんで。
今飛んでるんですよ。
でなのでこの苔の放射が軽いので長距離散布っていうのが比較的簡単に起こりやすいんですよね。
いやーすごいね。
あと風以外にもあります。
はい。
渡り鳥の足とかに泥と一緒にちぎれた苔がついてると渡るじゃん鳥って。
渡るね。
大陸から大陸を。
12:00
確かに。
着地した瞬間にさちぎれた苔の断片が落ちるとそっから増えてくんだよね。
あるいは放射がその土の中に含まれていてでそれが鳥の足にくっついて飛ばされるってことなんだね。
あー面白いね。
一応研究事例では放射は1000キロ以上飛ぶらしいですね。
どういうこと?風で?
風で。
へー。
これは確認されてますね。
1000キロって言ったら確かになんか北海道九州っていうのも納得ができる。
でこれ確認されてるだけだからね。
うーんそうだよね。もっと遠くっていうのも全然あり得るっていうことだもんね。
あとこの清掃犬のようなこの低温低圧でも苔の放射は生きていける。
あーそうなんだ。
っていうのもあって。
へー熊虫みたいだね。
あ、まさにこの後出てきますよ。
うんうん。
あ、出てくるんですか。
うん、熊虫も出てくる。
へー。
で一個隔離分布になっている理由が一個が苔植物が放射で増えていくことっていう風に言ったんだけどもう一個の理由があって。
なんだろう。
あの小さすぎるっていう。
あーまあそれは確かに重要だよね。
えっとねだから苔植物はね他の植物と比べて体小さすぎて研究者たちが調査で見落としてるんですよ。
あーそういうこと?
そう。
あ、そっち?
そう。
あ、放射が小さいっていう話なのかなって思ってたけど苔自体が小さいから人の目に止まってないっていう。
人の目に止まってないっていうのがあって。
マジ?
だから飛び散りで隔離分布しているのではなくて。
たまたま見つかったのがそこでしたっていう。
そうだからそこに苔はあるんだけど見つかっていないだけ?
そういうことだよね。
なんでより綿密な調査を行ったら実は隔離分布じゃない。
なるほど。
連続的に分布しているっていう苔もあるはずなんだよね。
確かに。
北海道と九州だけで確認されています。
じゃあそれ関東にもいるんじゃないって普通に思われるもんね。
ちゃんとやったら実はいるんじゃないかっていう。
なるほどなるほどね。
これいい例があって、キサゴゴケ族っていうのに入る苔があるんだけど。
2002年まですごい小さい苔なんだよね。
2002年まで日本では1種類、北米では1種類の計2種類とされてたんだけど。
だからなんで日本と北米にしかないのっていうね。
そうだよね。
このキサゴゴケ族がね。
不思議だよね。
そうで隔離物分布だっていうふうに言われてたんだけど。
2002年東大がね、ミャンマーで調査してるんですよ。
普通にミャンマーでキサゴゴケ見つかったらしくて。
そうなんだ。東南アジアにもいるよっていうのが分かったんだね。
そう。なので北米と東南アジアで見つかったことによって、
北半球の温帯域に広く数は少ないんだけどいるんじゃないかっていうふうに。
なるほどなるほど。
研究によって隔離分布、要するに限られた場所に、
そしてそれが2つともどっちも離れてるよみたいな感じではなくて、
意外と広く分布してるよってことがこれからも分かっていくかもね。
っていうのが隔離固形のちょっと変わった隔離分布ですね。
納得感がすごくあります。
で、ここ多分これをさ、小さすぎるって言ったんだけど、
これもさ、生物の進化の過程じゃない、遺観測がないとか。
そうだよね。
っていうのも関係してるので。
確かに。
そうそう。多分これ1話2話聞いた人すごい立体的に聞けるんじゃないかなっていうふうに思ったりしますね。
そうだよね。もし固形が根っこを生やすようになって、
15:02
そしてリグニンを持ってでかくなるような進化をたどってきたら、
こんなことは起こってないもんね。
そう、こんなことは起こってないですね。
隔離分布しない。
あったってもうすぐ見つけたくなるからね。
そうだよねそうだよね。
面白いね。
はい、感じですね。
じゃあ次なんだけど、
最初の方に固形は人間にとってすごい関係性が薄いよって話をしたと思うんだけど、
他の生物について、他の生物と固形の関係性についてなんだけど、
これもとにかく薄いです。
知らないなー、全然わからない。
哺乳類、蝶類などの特に高度に進化した動物との関係が希薄なんですよ。
へー、もうほんとにトナカイしかイメージが湧かないね。
トナカイもちょっと後で出てくるんだけどね。
他の植物とかだったらイチゴとかさ、美味しいじゃないですか。
美味しいね。栄養もあるしね。
栄養もあるでしょ。
そういう風にフルーツみたいなやつって栄養あって種を運んでもらうっていう風にやってるんだけど、
これは動物とその植物がお互いメリットがあるんですよね。
そうだよね。
で、この関係性が薄いっていうのは、
誰とも関わったりしていないし、
何かあげるものもない。
強制関係がないってことなんですよ。
なので、見た目も地味っていうのは多分そういうことなんですよね。
そうだね。
だからこう、社交的な人?
はい。
いろんな場所に行く人とかってスーツ着ないといけないじゃないですか。
確かに。送り物も持っていたほうがいいしね。
持っていたほうがいいしね。
ただ、コキュアだから家にずっといるスウェットみたいな感じ。
なるほど。
地味じゃん。
そうだね。
だから関係性もないからオシャレしなくてもいいじゃん。
確かに。
送り物も持たなくていいじゃん。
そうだね。
っていうのが関係性の薄さから読み取れる。
なるほど、なるほどね。
すごくとにかく地味っていう人。
地味っていうのはそういうことです。
交流が少ない。
そうです。
からこそ、交流のために必要な機能とかも特に持たなかった。
持たなかった。
なんだろうな、かける言葉が見つからないですね。
そう、なので哺乳類、鳥類はコケほとんど食べないですよね。
戦時中とか基金の時とかって日本軍が急行作物マニュアルみたいなのを出してたりするんだけど、コケ入ってないんですよね。
そこでも食べるものとしては入ってないんだ。
一応、アンディ君の最初のようにジャゴケ、ヘビゴケって書くやつね。
あれを食べるグループがあるみたいな。
見た目はヘビの鱗みたいな感じだからジャゴケって名前なんだけど、それを食べるグループが謎にあるんだよね。
そう、そういうのって他のコケにもあって、ゼニゴケを細かく刻んでネギみたいにしてうどんにかけようとした研究者の人とか。
生で食べるの?
そうです。
ちなみにこれ、味書いてました。
吐き気を催す味と匂いって書いてある。
匂いもそうだからね。
食べる前からわかりそうなものだけどね。
そう、なので陳味とか香辛料としてもコケは使えないんですよね。
もう一回確認したいんだけど、うどんにかけたの?
そうですね、これはうどんにかけて食べたって書いてました。
ゼニゴケ単体で食べてもわかるものなのに。
一応だから知ってるんですよ。
コケ単体で美味しくないから薬味として使えないかっていう。
18:03
ダメでしょ。
この人なりのね、トランデュラーですね。
だからこのね、毒草も利用してきた人類。
確かに。
海藻も利用してきたじゃないですか。
キノコも利用してきてんの?菌類。
コケ利用してきてないんですよ。
確かにな。関わりがなさすぎるね。
ちなみにコケを薬として利用している例があって。
漢方みたいな感じ?
漢方でもないですね。
ヨーロッパではスギゴケの仲間が育毛剤として使われてたらしいです。
何をどうやって?
これ食べるらしいですね。
食べるの?
理由がシンプルですごく面白くて、
このヨーロッパに生えているスギゴケ、
ほうしのところにたくさん毛が生えるらしいんですよ。
ガン掛けだね。
早かってってやつだね。
毛が生えるので気配薬として利用されてたっていう風な。
フサフサしてるからこれ食べたらフサフサになるんじゃね?
そういうちょっとあったりするんだけど。
いつだそれ?
だいぶ古そうだよね。
時代はわからないけどっていうのがあったりするんだけど、
実はコケは使えない。
まずい。
強制関係がない。
人との関わりもない。
動物との関わりも特にない。
虫との関わりも薄い。
っていう悪口をすごい言ったんだけど、
引きこもり。
でもいいこともあるんですよ。
これどの書籍にも書いてあったんだけど、
メリットとしては、
乾燥させた標本の保管が
死ぬほど簡単らしいです。
研究者目線だよ。
密集だな。
コケまずすぎて虫も食べないので、
標本ね、今ランマン、
牧野富太郎の
アサドラやってるじゃない。
標本とか牧野さんいっぱい作ってるんだけど、
植物標本っていうのは結構
食べる害虫とかいるんだよね。
確かに。
保管って難しいんだけど、
コケに関しては
まずくて誰も食わないっていうね。
なるほど。
昆虫も食べないんだけどね。
ゼニゴケからは
魚の食欲を減退させる
物質が見つかったりします。
何に使うの?それは。
使われてない使われてない。
ただそれが入ってるだけ。
使い所難しいな。
難しいでしょ。
あえて今一言擁護するならば、
森のダムとしての機能
が長く保障される
っていうぐらいかな。
無理やりだけどね。
だからコケを食べる虫ってのはもう
たて食う虫も
好き好きであるじゃないですか。
上位互換です。
コケを食う虫なんてそんなにいない。
本当にないですね。
コケ植物と動物との関係が
もっと濃いければ
食べられるのを避けるためにね。
鋭いトゲを持つとか。
毒を持つとか。
それの進化をしてるはずなのね。
そっかそっか。
メリットを与え合う関係だけじゃなくて
害を与えられるっていう関係性からも
進化が起こったりするんだ。
関係性がなさすぎるんだね。
21:01
ないっていうのがコケですね。
いやーちょっとなんか。
いやー。
次ちょっと希望がある話を
次回に向けてしておくんだけど。
ありがたい。希望がここまでなさすぎて
かける言葉がだんだんなくなってきたんだよ。
コケを食べる数少ない生物ってのが
いるんですよ。トナカイ。
はい。トナカイ実は
これごめん。
トナカイアンディ君に言ってくれてるんだけど
これコケじゃないですね。え?違うの?
トナカイコケっていうコケをトナカイ食べるんだけど
あれコケではない。
チイ類です。
コケじゃないんだあれ。
そう。え?
本当にコケ食べる生き物もいるんですよ。
なんですか?
っていうのを、はい。次回。
あー楽しみです。
誰にも身向きもされない。
関係性も持たない。
自分は自分で家に引きこもっている。
おしゃれもしない地味だ。
たまに降る雨だけでいい。
いいって言ってきましたけども。
そんなコケと
関わりを持ってくれている
生物がいるので
次回そのお話をしていきたいなと思います。
誰だ?気になります。
次回よろしくお願いします。
お願いします。
22:13

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