1. ミモリラジオ-自然の面白さを聴く
  2. #75 葉っぱはミドリだけじゃ..
2023-10-11 24:24

#75 葉っぱはミドリだけじゃない!赤や茶色の海藻と「水深」の作る色彩美〜海藻編②【ミモリラジオ】

【海藻編②】色で分ける海藻の種類 / 紅藻類は日光に強い! / 陸上植物に進化した緑藻類 / 昆布にワカメは褐藻類 / ヒジキは1メートル級の大型藻類 / 淡水の藻にも緑藻類 / 丸い「まりも」も緑藻類 / 海が閉じ込められた湖にまりもが暮らす / まりもは海水で元気に / 海藻とは違う「海草」の仲間たち / 一度陸上に上がって、海に帰った海草 / 何があったのか。海の中で花を咲かせる海草 / 海藻はなぜ緑だけじゃない?赤と茶色がいる? / 海の中では光の「量と質」が変わる! / 海では「赤色」が吸収されてしまう / 深海での赤色は黒色に等しい / 普通の草が緑色なのは「緑色が不要だから」 / 深さによって色が変わる / エンゲルマンの「いらない色になる説」 / 例外もいるのであくまで傾向 / 最も深い場所に海藻は? / 海藻にとっての一大事「干潮と満潮」 / ノリ漁師さんの暮らしは海のリズム / 陸上の僕らの暮らしは太陽のリズム / 潮間帯という満ち引きの深さライン / 陸上では数100メートル単位の変化が、海では1メートル / 屋久島のような多様性は身近なところにある / 植物分布のように潮間帯ラインが図鑑に書いてある  / 磯やタイドプールは山脈のように / 磯は死ぬほど楽しいのかもしれない / ダイナミックに地球環境を変えている海藻 / 雨を降らせているのも藻類が原因 / 雲の粒の核は藻類が作る / 海藻が作るDMSP / DMSPを菌が分解してDMSになる / DMSが硫酸イオン→硫酸塩 / 硫酸塩が水滴の核になる / 気象学者ラブロックの発見 / ラブロックの「ガイア理論」 / 気象の大きなシステムに向かい合った科学者 / 次回「石油も鉄も藻類が作った」



 

  【今回の写真】

海藻(紅藻類)

普段はもう少し赤っぽい色をしているようです。

光合成といえば葉緑体。そう思っていた時期が僕にもありました...。

「光合成色素」には緑色のクロロフィル以外に、赤色のフィコエリスリンや橙色のフコキサンチンがあります。

これによって海藻は色が緑色にとどまらないものになっています。

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  【出演】

・ノダカズキ(MIMORI代表, 自然観察家)

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・Andy(MIMORI共同代表, Producer )

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【観森】

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※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。   ※内容は諸説あります。

00:00
ミモリラジオ、このポッドキャストは自然界から一つのテーマをピックアップして、その面白さを深まるトーク番組です。
パーソナリティを詰めます。ミモリのアンディです。
はい、ミモリの小野中月です。
海藻編第2回でございます。
前回は大変でしたね。
大変な、一般人が近寄ってはいけない
恐ろしい分類の深淵を覗いてきました。
はい、2万2千種類とか2万種類もある海藻の色々なカテゴリーだとか、
そして海はどんな区分けができるのかという
海の森の話ですね。
海中林という言葉も出てきましたね。
ちょっとそのあたりの、そもそも海藻って何だろうっていうお話を聞いてきました。
続きでございます。
前回ね、海藻は3つのカテゴリー。
鉱層類、色で分類するって話をしましたね。
鉱層類、緑層類、褐層類ですね。
それに赤色、緑色、褐色、昆布とかは褐色に入るっていうことですね。
昆布、わかめ、褐色ですね。
陸上植物は花の形で分類するんだけど
海藻は花が咲かないですね。
なるほど、確かに。
あれはね、後で詳しく話すんだけど、
鉱種で増えていきます。
なので、花の形で分類できないので
色で分類しています。
だからその点、海藻というものは
淡水の川とかに生えている水草とは
全然違うってことだよね。
そうだね。
これ、交互性色素で分類しているんだけど
色で大体分類しているなって思ってください。
もうちょっと詳しく各3つを話していきますね。
鉱層類、赤い海藻ですね。
鉱層類に分類されるのは
身近なところで言うと糊。
ああ、糊ってそうなんだ。
糊全然赤くないじゃんって思うじゃないですか。
思いますよ。黒っぽいっていうイメージしかない。
あれは海藻の中でも特徴なんだけど、
陸上に、日型とかにいるんですよね。
天面の。
日が当たるんですよ。
彼らはこの陸っぽい
紫外線にも対応しないといけないし、
海にも対応しないといけないですね。
メラニンがあったりってこと?
そうです。メラニンではないんだけど、
真っ赤な海藻に比べて、
これ専門用語ですね。
クロロフィルアルファと
フィコエリトリンっていう量が多いらしくて、
これが要は強力な紫外線の
照射に耐えるためのやつなんだよね。
なので、紫外線吸収物質を
多く含んでいるので、黒っぽく見えます。
それが黒っぽいんだ。
そうそう。メラニンとやってることは一緒だよね。
あと鉱層類は天草。
寒天の材料かな。
そう、トコロテンとか寒天の材料だね。
というのが鉱層類。
赤い海藻。
次、緑草類ですね。
緑草類は青ノリ。
ああ、そっか確かに。
青いですよね。
海から陸へ適用した植物の祖先は、
あ、これ。
緑草類って言われてます。
後でこれも出てきます。
これ苔編の間を埋める話なので、
超ダイナミックですね。
次がカス草類ですね。
カス草類は
大型の海藻が多いです。
なるほど。
あとお馴染みの海藻が多いですね。食べる海藻。
昆布にわかめもかな。
そう、あとヒジキとか。
ああ、そっかそっか。
ああいうのもカス草類ですね。
今回ヒジキ掴んで僕見てびっくりしたんですけど、
めっちゃちっちゃいじゃないですか。
ヒジキの荷物とかって。
03:00
細切れっていう感じだよね。
ヒジキ1mぐらいあるからね。
本物は見たことがないね。
ヒジキでかいですよ。
これもだから大型の海藻がカス草多いですね。
この緑藻類に関してもうちょっと詳しく言うと、
このグループは海藻の中で3つに分かれる緑藻類なんだけども、
実はこのグループ複雑で、
淡水のものもいたりしますね。
淡水の海藻ってこと?
そう、淡水に生息するモモも
一応緑藻類に入ってて。
だから海にいないんだけど
この中に入ってるっていうのがあります。
それがみんな大好き。
マリモです。
ああ、みんな大好き。
見に行きました、この間。
見てきた?
赤んこに行って見てきました。
マリモですね、赤んの。
まんまるなもだよね。
最近見なくなってコンプラで厳しいのかな?
いいはするよ。
話題になってないだけ。
緑藻類の中にマリモが入ってます。
実はマリモの生息している湖、
赤んことかアンディ君が言った、
山梨県の藤子湖にもありますね。
ああ、そうなんだ。
これいるところの大体共通点が、
海石湖って言って、もともとは海だったんだけど、
長い年月をかけて、
閉じ込められて、
淡水になった湖にマリモがよくいるんですよ。
だから、もともと海にいた
緑藻類だったんだ。
そう、っていうのを裏付ける、
実験とかもあるんですけど、
例えばマリモは、
もし海から陸に
封じられて、
それに適応しているならば、
海藻自体の生息を残しているんじゃないかということで、
実際に海水を含む、
培養器みたいなやつで、
マリモの培養をしているんですよ。
ああ、海水でも育つことができますかっていう。
そしたら、海水を加えることで、
より成長が早くなったらしい。
ああ、そうなんだ。喜んだんだ、マリモは。
だから、もともと海水やっぱり、
海の海藻で、
そこから地形の変化とかがあって、
閉じ込められて、今淡水にいるんじゃないかと言われたりします。
まあ、それもどっちかというと、
不本意ながら淡水にいるっていう感じだよね。
そうだと思う。
マリモもこの緑藻類に入ってますね。
なるほど。
あと海藻ではないんだけど、
海藻って海のもって書くじゃないですか。
そうですね。
海の草って書くやつもあるんですよ。
そうそうそう。それは第一回で強調した部分でもありました。
海草の仲間も紹介しておきますね。
はい。
海に生息する種子植物で、
花とか咲かせますね。
それがすごく大きな違いだよね。
そうそう。花が咲くのが海の草。
海のもは花を咲かないですね。
はい。
この海草の仲間は、
一回陸上に上がって、
また海に戻った仲間なんですよね。
何があったんだろうね。
気になる。聞きたかったんだな。
めっちゃ気になるよね。
一回出ては見たものっていう。
この仲間は雨もとか、
昼もとかいて、海藻フィールドワークとか、
今後やるときに、
みんなが海藻だと思ってるものは、
意外とこの海草だったりしたりするので。
そうだね。
あと水族館に行くと、
たまにその説明と一緒に海草が
ちゃんと展示されていて、
06:01
運が良ければ花も咲いていたりします。
ぜひ見てみてほしい。
海草の気持ちは知りたいね。
知りたい。何があったんだろうね。
チャレンジはしてるからね。
そんな感じで話し切りました。
海のもと海の草は違いますよ。
どっちも海藻って呼んじゃうけど。
っていうそんな感じだよね。
ここで海藻における特徴、
また特徴なんだけど、
海藻は陸上植物に比べて色が多様じゃないですか。
そうですね。
だって陸上植物赤いのいないじゃん。
いないいない。
褐色もいないじゃん。全部緑なんですよね。
そうですね。光合成しなきゃいけないからね。
そう。なんだけど海藻は
緑だけじゃなくて赤とか茶色もあるんですよね。
それがすごく不思議なところというか、
光合成はでもしてるんだよね。
してます。
そうだよね。別の色像をたくさん持ってるっていうだけで。
なんで海藻は色が多様なのかっていうと、
これはもう光条件の違いですね。
どういうことですか?
陸だったら全員同じ光を浴びれるわけよ。
ただ海の中だったら深いところの光と浅いところの光って違うのね。
なので海の中だと水深によって光の量と光の質が変わるんですよ。
そうだね。あと海の透明度とかも変わってくるよね。
光の量とかは陸でも想像しやすいですよね。
森の下の方の方がちょっと暗いじゃないですか。
そうだね。足元のあたりとかは暗いし。
そう。なんだけど海の中は質も変わります。
具体的にどういう風に変わるかっていうと波長ですね。
ちょっとここ話が複雑になるんだけど、海は赤色の光が一番最初に吸収されちゃうんですよ。
一応その虹とかをイメージしてもらったらわかりやすいかなって思うんだけど、
普通の光、一見僕らが普通に見ている光というものは何種類もの色が全部束になって、
実はね。
実は。それがちょっとずつそれぞれの色がバラバラに出てくるようになると虹が見えるようになったりするっていう、
そういう感じで色んな色がある中の赤色が吸収されていったりするってことだよね。海の中だと。
なので深海魚の図鑑とか開いてもらうと、深海魚ってめちゃめちゃ赤い魚多いんですよ。
なぜかっていう話だよね。
そう。赤の光が深海は届かないので、赤いと黒いんですよ。
赤色の光を認識できる環境にないってことだよね。
そうそうそう。
だから赤は黒と一緒の扱いになってしまうってことだよね。
ちょっとすごくわかりにくいと思うんだけど、もう一個例えを言っておくと、陸上植物の緑っていうのは、
なんで緑かっていうと、彼らは緑色の光を跳ね返してるから緑なんですよ。
それ以外の光を吸収して、緑だけを跳ね返しているから、それが目の中に飛び込んで緑色に見える。
そう。なので植物は光合成をするときに緑色を使ってないんですよね。
そうだねそうだね。緑色が腐ってイメージをみんな持ちがちだけど、緑色は一番いらない色だから緑に見えてるってことだよね。
そうそうそう。いらないから跳ね返してるんだよね。
そうだよね。
で、この話を、この話で言うと、海では赤い光が吸収されやすいので、深いとこに行けば行くほど赤の光がないんですよね。
09:01
そうですよね。
なので赤い光がいらないので、赤い階層が増えます。
ああ、そっか。いらないんだ。いらないっていうとこから赤い階層が増えていくんだ。
そう。
ああ、そっかそっか。
一方この深いとこにある赤い階層っていうのは、だから逆に緑の光とか青の光とかが海の下まで届くんですよ。
そうだよね。
それを使って光合成をしてます。
なるほど。使うやっぱり色の種類が変わってくるんだね。
そう。で、深いとこに行けば行くほど赤色になって、ちょっと上がると今度褐色が増えます。
ああ、そっかそっか。中間の。
で、一番浅いとこにはこの緑の色の緑層類が増えますね。
だんだん陸上の光の具合と似通ってくるから同じ緑色が増えてくるよってことだね。
そう。これね、エンゲルマンって人が補色適応説っていうのも言ってて。
補色っていうのはどういう感じなのかな。補う方法?
補う。いらない光の色になるんだよね。
ああ、そっかそういうことか。確かに。
っていう感じで言ってるんだけど、でもこれもあくまで傾向ですね。
うんうんうん。
もちろん浅いところに、本当は今緑が多いって言ったんだけど、赤がいたりとか。
深いとこに緑がいたりとかします。
あ、そういうパターンもちゃんとあるんだ。
そう。ちなみにこれまで海の最も深い場所で採集された階層。
うわー、どこだろう。深さ?
いやー、わかんないけど、光届かなきゃ始まんないんじゃないって思うから。
えー、100mとか?
これ深海の一歩手前で200m手前ぐらいでしたね。
ああ、そうなんだ。
これはちなみに赤い階層じゃなくて、緑の階層。
いやー、いよいよわかんないですね。
そう、なので、この説が全て正しいとかあんまなくて、傾向ですね。
そうだね。
なので、色が多様なのは海の中で光の質が変わるからですね。
確かに確かに。
まあ、深海の場合だと赤い光はそもそも届かないから、
まあ、いらないよっていうことで結果的に赤い色しちゃうっていうことだね。
そう。
まあ、そういう傾向があるってことだね。
はい、っていうお話をしておきました。
いや、ちょっと今回勝手が違いすぎる。陸上とあまりに勝手が違いすぎる。
クルーが違うんだよね。
外しまくりです、クイズ。
そうそう、海の感覚にならないとね。
そうだね。
光の質が変わるなんてさ、
考えたことないもん。
ないでしょ。
ないない。
だから、海にもし赤信号があるなら、深いところに黒信号なんですよね。
まあ、だから見えないよね。
そう。
何も見えないというかね、
何も見えない。
赤になった瞬間。
そう。
そうだよね。
常識が全然違うっていうのが海の色の話ですね。
赤イコール黒になる世界っていうのは全然イメージが湧かないです。
はい。
じゃあね、海藻にとってすごく影響を及ぼす現象がありまして、
はい。
これも覚えておくと、すごく海藻の見方、ビーチに行く時の見方が変わります。
そんなところでも。
これね、海藻に大きく影響を及ぼすのが潮の満ち引きですね。
ああ、そっかそっか。そうだよね。
海藻の気持ちになって考えてほしいんだけど、
冷やがるよね、突然。
ね、急にだよね。しかも1日2回来るんだよ、干潮と満潮。
恐ろしいことだよね。
そう、ゴボゴボゴボって溺れたと思ったら、水ないみたいな。
そうだね、そうだね。
12:00
なので、干潮と満潮っていうのはすごく大事です。海藻にとって。
確かに。
ちなみに、のり漁師さんとお話を聞きに行ったんだけど、
あの人たちも、この干潮と満潮のリズムに合わせて仕事をしてるんですよ。
干潮と満潮のリズム自体がちょっとずつずれるから、それに合わせなきゃいけないんだ。
そう。
ああ、そうだよね。1年で一定じゃないもんね。
と同時に、僕たち、僕もアンディ君も、多くの人、陸で仕事をしている人が、太陽に合わせてるんだなって思ったりしました。
確かに。その漁師の人たちは、海に合わせて仕事のリズムが、というか生活のリズムが作られてるんだ。
毎月、昼夜逆転するらしい。
いや、つらい。慣れるのかな?慣れてるんだろうな。
そういうふうに、この潮の満ち引きっていうのは、海の生物、海で暮らしる人間。
それも海のルールだよね。
そう、海のルールとてもでかいですね。
光と一緒で。
で、この満潮と干潮の海水面の間、日本一、干潮と満潮の差が大きいのが有明海。
6メートルぐらい潮が引くんだよね。
すごいよね。
この高さのことを潮間帯って言いますね。潮の間の帯って書いて。
なので、海藻は1日2回訪れる干潮と満潮で、この何メートルかでめちゃめちゃいる海藻が変わるんですよ。
確かに。このプラスマイナス6メートルの影響をものすごく受けるんだよね。
そうそうそう。なので潮間帯の上の方では空気中に出てる時間が長い。
確かに確かに。
下の方では何だったら年に4回とかのめっちゃ潮が引く大潮の日とかにしか空気に晒されないとか。
確かに確かに。
っていうのがあったりして、これめちゃめちゃ大事ですね。
この潮間帯の縦のライン、たった1メートルでめちゃめちゃいろんな植生があります。
へえ。それで変わってくるんだね。だから空気中に晒されてしまう時間が1メートル単位で大きく変わってくるから、
そのそれぞれの環境で暮らせる海藻になってくっていう、そんなイメージかな。
だから陸でまた例えるんだけど、山だとすごく分かりやすいですね。
ね。
例えば標高2000メートルの山があったとしたら、500メートルで例えばブナンになって、
そうだね。
1500メートルで今度アコーザンの植生になって。
で森林厳戒がやってきて何も生えなくなってとか。
そうそうそう。
なっていくけれども、その幅が1メートル単位なんだ海だったら。
もう10センチ単位とかですね。
10センチ単位なんだ。
で変わってくる。
へえ。見る人が見たら本当にグラデーションみたいな。
あそこ多分小宇宙だと思う。あの1メートルとか2メートルは。
ね。虹色みたいな感じで見えるんだろうね。海灯とかちゃんとあれば。
あのヤクシマとかはさ、この垂直分布って言って、下からアネッタイからアカンタイまであるよっていうのがすごく有名な山なんだけど、
めっちゃ2000メートルから登んないといけないよね。
そうだね。
ただ海に行くとこれが、
10センチ。
10センチとか1メートルぐらいでヤクシマの感じを体験できる。
いやーすごいわ。ただ全然気づかないという自信がある。
15:00
そうだよね。ちなみにこの超寒帯っていうのは図鑑に書いていて、
例えば昆布とかだったら超寒帯の中間にいるよとか。
あーそっかそっか。
そういう使い方なんだね。
これが1つ図鑑を見る上でも大事になりますね。
なるほどなるほど。それこそそれがイコール標高何百メートルにいるよとか。
そうそうそう。
そういう話なんだまさに。
だからすごくキュってした感じですね。
あーわかりやすい。
うんうん。
はまったら楽しいだろうね。
めっちゃ楽しいと思う。
そうだね。
あとねこの超寒帯以外にも海藻にとって重要な環境があって、
海に行ったらさ岩がゴツゴツしてる岩場に水たまり溜まってるのとか想像できますかね。
あーめっちゃ好きです。タイドプール。
おーそうです。まさにタイドプールって名前がついてて。
あの宿狩りがいたりするよね。
そうそうそう。
小魚とか。
あそこも海藻の種類がガラッと変わりますね。
ちょっと待って今何も分からなかった。
そうタイドプールのとこには青海苔とかいたりするんですよ。
はいはいはいはい。
なんだけど4センチずれたら水が干潮で乾いていて、
あーそっか。そうだね。
超寒帯の上部にいるやつがいたりするんですよ。
深さが4センチ変わっただけで入ってるものがだいぶ変わる。
そう。横井戸もそうですね。
あっ横でもそっか。
超寒帯の隣はもう水がないから。
あーそっかそっか。タイドプールだと水が溜まってるところと溜まってないところがはっきり分かれているから、
だから横でも変わってくるのかじゃなくて。
そうそうそう。
あそういうことか。
だから横の3センチでいる海藻が変わるし、縦の1メートル2メートルだったらもっと変わるんですよ。
だからもうあれだよね。1個のタイドプール1個の岩場。
まあ塩がちょっと溜まってるぐらいのが薬師間と同じような感じになってるんだね。
面白いね。
見え方変わるでしょ。
それは変わるわ。
これ多分磯遊びするときに、これ薬師間の人が、薬師間は別に僕好きなんだけどね。薬師間まで行ってわざわざ体験するようなこのグラデーション、自然の変化、環境の変化っていうのをたった。
直径5メートルくらいのタイドプールでそれが見えてくるようになるんだね。
そう、車椅子とかになったら僕めっちゃ行くタイドプール。
いや私もう2個隣町ムロランのタイドプールめっちゃ今行きたいもん。
そうなんですよ。
すぐ行けるから。
っていうふうな階層の見方がありますね。
いやー面白いですねそれは。
はい。
それはちょっと見え方だいぶ変わる感覚があります。
ね、これ今まで階層のフィールドワークとかね、ちょっと生息の話をしてたんだけど、この層類および階層っていうのはめちゃめちゃダイナミックに地球の環境を変えてるんですよ。
高校生の量だってね、すさまじいよね。
えぐいでしょ。一個ね、衝撃の話があって。
はい。
今白内を曇ってます。
はい、今日雨です。
今日雨降ってるでしょ。あの雨を降らせた雲、あれ層類です。
え、どういうことですか?え、雲、ん?雲が層類?
雲ってモクモクモクってなってるじゃん。
白いね。あのー水の粒が集まって雲になってるとか、まあ氷の粒が集まって雲になるとか、そんな感じの話をよく聞くよね。
18:02
そう、あの綿雨想像してほしいんだけど、あのモクモクモクってなってる真ん中に割り箸があるじゃないですか、角になる部分が。
あ、そうですねそうですね。だからその水のまあ水滴だとか氷の粒の真ん中にはまあその角になる部分があるよ、それが空気中の塵だよっていう説明は聞いたことがあります。
あれ層類です。
あれ層類なの?
そう、もうちょっと詳しく説明していくと。
いや、ぜひお願いしたい。
あの海に行った時に磯臭い匂いあるじゃないですか。
はいはいはいはい。
あの匂いを放つ空気中の分子が雲の角になります。
あ、あれが、え?
そしたらさ、ちょっといろいろ新しい情報出てきてるんだけど。
はい。
その海沿いで感じる塩の匂いっていうのは、ちっちゃい層類の粒っていうこと?
ちっちゃい層類が、海藻がDMSP、覚えなくていいですね。
はいはいはいはい。
ジメチルスルフォープロピオネイトっていうのを作るんですよ。海藻が体内で作るんですよ。
成分。
これ焼き海苔とかの匂い、海苔の含まれる匂いだね。
ああ、香り成分。
で、これが海藻が死ぬとこのDMSPが海の中に溶け出すわけよ。
うーん。
で、これでこの溶け出したやつを菌が分解するのね。
はい。
するとDMSPからDMSになります。
はいはいはい。
これが磯の香りです。
ああ、じゃあやっぱ香り成分ではあるんだ。
そうで、揮発性なんですよねDMSは。
ああ、なるほどね。
海の中からどんどんどんどん気化というか空気中にさまよっていくんですよね。
なるほどなるほど。
そう、え、ちょっと待って、そしたら雲の中の核、雲の中の水滴の核が化層類であるっていうのはどういうことなんですか?
そう、層類がこのまずDMSをDMSPからDMSを作るんですね。
そう、あーはいはいはい。
磯臭い香りを。
うん。
で、この磯臭い香りっていうのが太陽の光が当たると、
はい。
これ、まあちょっと説明を省くんだけど、
はいはいはい。
硫酸イオンになるんですよね。
また別の成分になるんだ。
そう。
そう。で、この硫酸イオンっていうのが、
うん。あ、イオンになるんだね。
そう。で、塩と合体したりして硫酸塩になるんですよね。
おー、ほういう。
で、この硫酸塩が雲の核になります。
あ、そっかそっかそういうことか。だから海藻が作り出した成分がなんやかんやあって、
そう。
硫酸塩っていう成分になって、それが上に上がっていって、雲の核になるっていうことなんだね。
そうです。
あー、びっくりした。
海藻が空に飛んでって雲になるって思った。
そう、だから海藻の放射が、だから降ってる雨は全部層類ですっていう、なんかすさまじい話かと一瞬思ってしまう。
話がね。
なるほど、なるほど。
そう、でも層類が体内で作った異色臭い匂いがなんやかんやで変化して雲の核になりますね。
あ、それはだから面白いね。
ね。
うーん。
ラブロックさん。
この人ね、NASAに所属してた大気学者なんだけど、ガイア理論っていうのをよく唱えてるんですよね。
なんか聞いたことがあるな。結構有名だよね。
ラブロックさん、フロンガス、オゾン層の破壊の論文とかもこの人が発見してます。
21:00
あ、そうなんだ、すごい人だ。
だからレイチェル・カーソンとかもめちゃめちゃ影響を受けたりしたよね、あの時代の。
だからいろんな環境学者の人たちが影響を受けてる人だよね。
このラブロックが言ってるガイア理論っていうのは、地球が一つの生命体で地球に意思があると。
そして自己調整免疫機能。
例えば人間が地球のガンって言われたりするじゃん。
言われる、そういうフレーズがあったりしますね。
その時に異常気象が起きて人間の数を減らしたりとか、ウイルスとコロナの時とかちょっと言われてましたよね。
ありましたね。
あの発想どこから来てるかっていうと、このラブロックがガイア理論っていうのを提唱してそこから来てる。
なるほど。ただそれなんとなく今は薄っすら情報を聞いただけで感じるところだと、ガイア理論のちょっと曲解みたいな感じの印象があったりするけど、どうなんだろうね。
このガイア理論自体は、ガイア理論の都合のいい部分を抽出して、
みんなこのラブロックから来てるって多分分かってないんだけど、人間は地球のガンであるとか。
そういうフレーズの本当の意味っていうところだよね。
そう。一応ね、ラブロックはでもこの、だから層類が雲を作って雨を降らすっていうのは、この層類が作る雲によって地球の吸収する熱量が下がるんだよね、太陽から。
はいはい、なるほどね。
なのでこのほう、DMS、海藻がいなかったら今の地球の表面温度10度以上高くなるって言われてるんですよ。
だからラブロックさんの持っていた意識としては、その地球というものはものすごく大きなシステムがたくさんあるよみたいな、そんな感じのニュアンスなのかなって。
そう、そっちに近いですね。
なるほどね。
だからそこにあんまりこう環境保護の思想とか入ってないですよね。
事実がこう見えるよっていうものの見方って感じだね。
そう。ラブロックこんなだからさ、地球のダイナミックな動きをさ、多分研究してたらさ、すごいシステムだなと思うじゃないですか。
そうだよね。
っていう人がいるっていうのを紹介しておきました。
海藻からまさか雲とか雨の話にまで至るとは思ってなかったです。
今から続く話も次回話すんだけど、超ダイナミックです。
なんですか?
石油作ってますね。
石油、はい。
藻類が石油の元になってるし。
え、そうなの?
そうだし、今鉄の時代って言われてるんですよ。
ほうほう、というのは。
もともと石器時代っていうのがあったじゃないですか。石でナイフ作ったりとか。
その後に精銅器時代、鈴とか使った合金ですね。
そうだね、柔らかめな。
で、その後鉄器時代が来るんだけど、現代も鉄器時代まだ続いてるんですよ。
ああ、っていう認識があるんだ。
そう、っていうのは言われてます。高工学の世界で。
なるほど。
だって今飛行機とかさ、僕らの生活って鉄が支えてるじゃないですか。
鉄に代わる新しい鉱物が出てきたら、鉄器時代が終わるっていう風に言われてるんだけど。
はい。
今鉄器時代ですね。この鉄を作ったのも海藻藻類です。
へえ、いやちょっと全然想像がつかないですね。
次の話は、なんていうの、ダイナミックすぎて持続可能性とか言えない。
それに今ふと思ったんだけど、鉄ちょっと聞き覚えがどっかであったなっていうところがあって、
24:02
それ多分シアノバクテリアぐらいの話になるんじゃないかなって。
ああ、そうそうそう。藻類の話ですね。
30億年になりますね。
はい。これはちょっと最長の時間軸になってきます。
はい。
じゃあ次、第3回に続いていきます。
30億年前に問います。よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
24:24

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