1. 耳ヨリな音の話-音マーケティング情報-
  2. #009 収録機材メーカーからみ..

<ゲスト>

ティアック株式会社 佐藤えり沙さん


<使用機材>

TASCAM Mixcast4


<トークテーマ>

●ポッドキャストをスタートするのに機材が重要な理由()

・スマホではなく収録機材を使うメリット

・機材の種類と価格帯

・良い音質で収録するために気を付けること

・ガベッジイン・ガベッジアウト

・個人で機材を所有する人の増加

・コンテンツの音質が良くなるとエンゲージが高くなる

・機材が使われるシーン

・音質改善とマーケティング施策


●機材メーカーからみた音声コンテンツ市場()

・海外と日本の音声コンテンツ市場の違い

・アメリカと運転文化

・地域コミュニティ支える海外のポッドキャスト

・サイドストーリーの発信に適したポッドキャスト

・日本の音声コンテンツが伸びるために

・本との向き合い方を変えたオーディオブック


●音のマーケティングの未来()

・機材メーカー視点で考える音マーケティングの未来

・音声コンテンツの広がりによる機材メーカーのマーケティングの変化

・音楽収録からダイアログ収録への需要の変化

・音声による小さいコミュニティ


●神回()

Batman 葬られた真実「01. ゴッサム・シティの悪夢」


<Twitterハッシュタグ>

#ミミヨリ


<音マーケティング (note)>

https://note.com/d2cradmimi/

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サマリー

TIAC株式会社の佐藤さんがゲストとしてお話ししてくださいました。佐藤さんは収録機材メーカーの立場から、音声コンテンツと音マーケティングについて詳しく説明されました。収録機材の選び方なども教えてくださいました。ボタンには効果音を割り当てることができ、それによって番組の盛り上がりを演出することができます。また、ライブ配信や広告施策でも機材を使用することが可能です。ポッドキャストやオーディオブックは、注目されている音声コンテンツの一つであり、AI技術の進化によって音声の収録技術や編集作業が革新されることが予想されています。佐藤さんが学生の頃から音声に携わっていたということは意外な発見でした。

収録機材の重要性
耳ヨリな音の話-音マーケティング情報-。
デジタル広告代理店D2C Rで、音のマーケティングを担当している郡です。
この番組は、音を使ったマーケティング情報がたくさん詰まったポッドキャスト番組です。
最近は音声コンテンツを聞かれる方が非常に多くなってきています。
グローバルのデータを見ても、実は音声コンテンツの全体ですとか、
ポッドキャストのリスナーというのは、毎年増えてきています。
音声プラットフォームとか、音声のコンテンツを聞いているよという方、周りにもいらっしゃるんじゃないでしょうか。
その流れの中で、誰もがスマホ一つで気楽に収録して配信できるようになった一方、
音の質が重要視されている部分も出てきました。
本日は収録機材メーカーさんにお越しいただき、
収録機材メーカーからみた音声コンテンツと音マーケティングについてお話をいただきます。
それでは番組スタートです。
本日のゲストをご紹介します。
TIAC株式会社営業企画部の佐藤恵梨沙さんです。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
佐藤さん、簡単に自己紹介をお願いいたします。
私はTIAC株式会社のTASCAMというブランドでグローバルマーケティングを担当しております。
佐藤恵梨沙と申します。
今日はどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
佐藤さんと私の最初の出会いは音マーケティングのウェビナーをご視聴いただいて、
そこからのきっかけですよね。
一度お打ち合わせをさせていただいて、
音マーケティングとしてポッドキャストをやろうということになった時に、
そういえばTIACさんいらっしゃったというところがあって、
アクションをさせていただいたら、心よく機材をご提供していただき、
こちらもいろいろチャンスをいただいて本当にありがとうございます。
本当に私から言うと心の広い企業さんだなという感じがいたします。
ありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
たっぷりお話を伺えればなと思います。
そして実は今回TIACさんにお借りした収録機材で収録をさせていただいているんですね。
使っている機材はTASCAM MIXCAST4です。
ありがとうございます。
こちらこそお使いいただいてありがとうございます。
簡単にTASCAMの説明というのはありますかね。
TASCAMというのはブランドの名前でして、
TIAC株式会社という会社のプロフェッショナルオーディオブランドという括りになっています。
一応ブランドの歴史としては一昨年50周年を迎えまして、
主にこれまでは放送局ですとか、
あとはレコーディングスタジオですとか、
そういったところの機材を設計、生産、開発しているというようなブランドになります。
ありがとうございます。
うちの製作スタッフが使いやすいという。
ありがとうございます。
大変励みになります。
その辺りもぜひお話いただければなと思います。
ポッドキャストの始め方と予算
では早速最初のトピックです。
最初のトピックはポッドキャストをスタートするのに機材が重要な理由です。
佐藤さんズバリですね、最近スマホの性能が結構上がってきていて、
本当スマホで簡単に収録できちゃいますよね。
簡単な編集だったらスマホ上でも。
その中であえてこういうちゃんとした機材を使うことのメリットとか重要性みたいなのをお話しいただければなと思います。
そうですね、甲里さんおっしゃる通りスマホの音質というのも上がってきていますし、
できること、あとは編集のアプリですとかそういったものも増えているので、
手軽さというところではやはり第一かなとは思うんですけれども、
やはりですね、いろんなタスクができてしまうということもありますので、
やっぱりやってる間に通知が入ってきちゃう。
ありそうですね。
電話がかかってきてしまう、メールの通知音が出てしまう、
そういったやはり避けられない邪魔というものがある意味入ってしまうのかなというところがありまして、
自分でもポッドキャストちょっとトライしてみたことあるんですけれども、
意外と一番大事なのって自分の集中力をどれだけ持続できるかというところかなと思いました。
なので本当に例えば携帯の方も全部通知を切って、
邪魔が入らないようにしてっていうのも可能だとは思うんですけれども、
そういったところまでケアするよりかは専門の機械でそれだけでやってしまうという方が、
しゃべることだったり内容だったりに専念して作りやすいのかなというところがあります。
当然その音質だったりグレードだったりっていうところもあるんですけれども、
個人で自分でやってみて一番感じたのは逆に集中力といったところかなと思いました。
説得力がありますね。
ありがとうございます。
具体的にどんな機材があるのかっていうのをぜひ教えていただきたいなと思うんですけれども、
例えば予算別というか、予算を絞ったミニマムでスタートする場合とかはどういうものを用意すればいいでしょうか。
そうですね、やはり一番大事なのがマイクの声の入り口になります。
なのでこちらをまず整えるっていうところが大事かなと思います。
こちらもですね、グレードややり方いろいろありますので、
特に構える必要もなくですね、一番簡単なものですと本当に数千円のレベルで、
直接そのマイクをパソコンだったりスマホにつなぐっていうものがあります。
弊社でも紹介している製品なんかもあるんですけれども、
本当にそういったものですと普段はリモートワークで使えますし、
そういったものと併用してポッドキャスト用の機材として使っていただくということもできますので、
投資としては非常に抑えられる形になるのかなというところですね。
機材の名前としてはUSBオーディオインターフェースというものになるんですけれども、
それがもうマイクの形をしているっていうものがありますので、
そういったもの非常に市場にもよく出回っているので、
予算面ですとか見た目面ですとかそういったところで選んでいただくといいのかなと思います。
なんか意外です。価格帯がもっと高価なもので手が出しにくそうなのかなと思っていたんですけれども。
そうですね。5000円も出せば普通に通常使えるものっていうのは全然数多くあると思います。
じゃあ普通の人でもトライしやすいかもしれないですね。
ありがとうございます。あとは収録の人数が増えた場合とかはどうすればいいでしょうか。
そういった場合はやはりマイクの音量ですとか、
あとはヘッドホンの音量そういったものをちゃんと設定できるミキサーというものがやはりどうしても必要になってきます。
本日お使いいただいている我々のMIXCAST4というのもそうなんですけれども、
そのミキサーとレコーダーが一体になって、かつ先ほどのUSBインターフェースというのもすべて全部載せみたいな機材が出ています。
我々の製品の他にも市場にいくつか似たようなものがあるんですけれども、
そういったものをご用意いただくとオールインワンの機材が出てきます。
とにかくそれ一台と人数分のマイクさえあればできてしまうというものもありますので、
そういったものから始めていただくと非常に入りやすいかなというところですね。
外部音の影響とTASCAMの機材
なるほどですね。ありがとうございます。
あとその他何か良い機材があったら教えてください。
そうですね。先ほども申し上げた通りなんですけれども、やはり音の入り口、マイクというところが一番大事になるんですけれども、
このマイクですね思ったより音を拾ってしまうんですね。
が一番大事になるんですけれどもこのマイクですね思ったより音を拾ってしまうんですね
なのであのあまり普段気にかけていないバックグラウンドの音こういうのも実はすごく 拾いやすい繊細な機材になります
で我々ですねあのガベッジインガベッジアウトっていう言い方をしたりするなんですかそれ ガベッジインガベットアウトですか
ガベッジアウトって言うんですけどガベッジってゴミのことですよね すごくあの極端で酷い言い方なんですけれども
ゴミとして入ってきたものはゴミとしてしか出ていかない要するにいくら あの後が頑張ってもですね元の音が悪いと
こうしようもないっていうまあなるほどちょっと起きてのようなものがよく オーディオエンジニアリングの間ではそういった言葉も言われるんですけれども
なのでまあ逆を返すと入り口の音を綺麗にしておけば編集も楽ですし 聞きやすい音になるということになるので具体的にはバックグラウンドによくあり
がちなんですけれどもエアコンの音ですとか ありそうですね夏とか
それですとかまあ室外機なんかも窓開けると実はすごい音量が入ってしまうんですね あとは自分でコントロールできないところではあるんですけども外の交通量です
はいあとは救急車が通ってしまうとかありそうなものもありますので あまりその窓際で外の音がよく入ってくるっていうよりかは少しあのもうちょっと
そうですねドアを閉めてきちんと車音できるようなところを選んでいくとより良い音が 取りやすくなるかなと思います
ちょっとあの外側の環境も整えているってそうですね ありがとうございますあの実際ティアックさんの機材を使っている方達っていうのはどういう
人なんでしょうかねそうですねあのこちら今日お使いいただいているミックスキャストなんですけども あの意外と個人で所有されている方
非常に多くなっていますでまぁやはり先ほど申し上げたようにオールインワンというところ があってまぁちょっとお得感があるっていうところもあの大きくなってはいるんですけれども
やはり最近個人であの制作をして個人でアップロードして個人で 管理マネタイズしていくっていう方が非常に増えてますのでそういった方は例えば
ゲストを呼んでも対応できるように少し高 幅の広い機材を持っていく
持っておくというのがやはり基本なのかなというところもありますね ありがとうございますお客様から実際にこのミックスキャストを使った感想とかは
はいあるんでしょうかはいあの先ほどはちょっと紹介に入れなかったんですけども えっと効果音
効果音すごくあの簡単に入れることができる仕組みがついていまして あのサウンドパッドと呼んでるんですけれどもパッド
効果音の演出と機材の使用
はい小さいパッドがですねやっつついておりはい今私も見ておりますけどやっつ ボタンがありますねはいこちらにですね
bgm ですとかジングルですとか効果音をあらかじめアサインしておくと叩いた瞬間に その音が出せるようになっているので
要するによくラジオ番組なんかでもあのタイトルコールの時には少し高音楽が流れ たり
なりますはいそういった演出よくあると思うんですけれどもそういったコントロールも 非常に簡単にすることができるのでそういったところもお使いいただきながら
みなさんも盛り上がるような番組にあの演出を入れつつしているということもできます ねあの作ってる方も楽しそうですねそうですね
やってみるとそうなんですけど非常に思ったより盛り上がる 割と遊べてしまいますはいはい
じゃあやってる方も楽しいと言うようなお声なんですねありがとうございます あと割とこう制作者視点というかそういうお話があったかなと思いますけれども
あのいい音質でこう コンテンツを届けるとリスナーに対する変化っていうのはどういうのがあったりするんで
はいあのやっぱり聞きやすさっていうところが一番違うのかなと思います でやはりあのポッドキャストがここまで
ポピュラーになる前皆さん同じような番組で聞いていたのってラジオだと思うんです けれども
ラジオはちゃんとエンジニアさんがついてしっかりした音を綺麗にとってっていうのがある種 当たり前なところだと思うので非常に聞きやすい
入りやすいエンゲージが高いっていうところが あのもうある意味クオリティとして担保されていたようなところがあると思うので
まあそういったところでやっぱりそのプロっぽさ 内容もさることながら音質だったり聞きやすさみたいなところでプロっぽさが
待たせると言いますかそういうところでも機材を使ってしっかり収録していくとその 届けるリスナーの方にもきちんとエンゲージが高くなるまあ一つの大きな要素になるん
じゃないかなと思います 多分コンテンツに集中していただけそうですよはい雑音がないとか
そういうことだね あのエアコン音とか嫌ですもんね
なるほどやはりプロの機材を使うというところのメリットは実はリスナーの方にも あるということですね
あとはですねこの機材を使うってお届けするっていうのはポッドキャスト番組だけなん でしょうかそれともいろんなこう音声コンテンツに使えるのかとかそのあたりどうでしょうか
はいそうですねポッドキャストで取り切りっていう形もあるんですけれども 次によくおそらく使われているのはライブ配信ですとか
あとはもうそうですねまあライブ配信が多いのかなと思っています 先ほどあのちょっと機能の説明でありました usb オーディオインターフェース
こちら単純にそのパソコンに入れるための 機材と捉えていただければ良いので要するに逆に言うとパソコン上でどういったアプリが
立ち上がっていても音の入り口はこの機材にできるということになります ですのでまあ
ポピュラーなところで言いますと obs さんですとかあとは他の配信プラットフォームだったり やっぱりそのライブでやっていく
コンテンツそのライブの面白さっていうのも一つ あのやはりジャンルとして確立していますのでそういったところでもお使いいただけますしそういっ
たところでも先ほど言ったその効果音の演出ですとか そういったところも生きてきて使っていただけてるかなと思います
はいライブ配信にも使えると入ることですねあのうち広告代理店なんですけども やはりあの音の施策っていうのは結構増えてきていたりするんですがその広告施策
他にも転用できたりしますかはいそう思います あのまあライブであってもライブでなくてもですけれど
その広告って言うとやはりどれだけエンゲージを高められるかというところになるかと思うん ですけれども
やはりちゃんと綺麗な音でしっかり届けられるっていうところでも基本的なその信頼関係みたいな ものが大切で
出来上がるかと思いますしまあライブであっても少しその演出を入れるであるとか あとは取り切りであってもしっかり作り込まれているかどうか
まあ無意識にもう受けてもそういったところで判断をしてしまうかなというところも ありますのでそういう意味でも何か専用の機会を一つ持っているというのは強みになるん
じゃないかなと考えています ありがとうございましたじゃあマーケティング活動とか
はいそういうところにもまあできるということですねぜひご活用いただきたいです ありがとうございますでは続いてのトピックになります次は機材メーカーから見た
海外と日本の音声コンテンツの市場の違い
音声コンテンツ市場です佐藤さん 機器メーカーというか機材メーカーから見たまあ国内とかあとは海外の事情というのにも
多分お詳しいんじゃないかなと思いますので そのあたりはいぜひ聞かせていただきたいんですけれども
例えばの海外と日本の音声コンテンツの市場の違いみたいなのあるんでしょうか そうですね我々が
これまであの販売してきたりその前の調査であってわかっている範囲ではあるんです けれども
まあやはり圧倒的にアメリカ米国っていうのが一番市場が大きいなと感じていまして 調べていくとやはりあの運転中だったり
はいっていうところに時に聞くものまあエンターテイメントであったりニュース ギャザリングであったり目的は色々なんですけれども
あの一人一人あたりが運転する距離っていうのが桁外れに多いんです 確かにそうなんですよ
で運転中にもうポッドキャストとかが出る かなり前からラジオ文化ラジオ文化というのが非常に
はい発達していたんですね でまぁそこでインターネットラジオが出てきたりでさらにポッドキャストという形でプラットフォームが
整備されていったりというところで自分が探した自分が面白いと思う番組をきっちり聞ける っていうのが増えてきてまあそれがあの運転中だけではなくってホームスピーカー
あとはそうですねスマートスピーカーですとかそういったところの普及で増えてきたのがまあ 要因で圧倒的な市場の差というのが今見えてきてはいますなるほど
ありがとうございますじゃあその続きの流れではい今ポッドキャストというお話ありました けれども
海外のポッドキャスト事情について話をしていただければと思います そうですねで
海外のポッドキャストプロの人がしゃべるばっかりではなくってやはりその コミュニティをつなぐという役割も非常に大きいように
はい思います例えばその地域の教会ですとか そういったところも必ず今ポッドキャストを持っているんですね
教会がはいなのですとはいその神父さん説教であったりそういうものをすべて ポッドキャストで流している
はい要するにもライブで聞かなくってもその時の大事なお話を遡って 時間軸を遡って聞けるであったり
あとはその地域の中のこのつながりを高めるっていう意味でそういったコンテンツ をきちんと発信していくっていうところに非常に重きを置いている団体さんが多いということで
あの単純にあのマネタイズしてっていうところももちろん大きくあるんですけれども そこよりもう一歩生活に食い込んだと言いますかそういった関わりまでになっているっていう
のが地域振興みたいなコミュニケーションみたいな コミュニティを支えるというような
はいそういった役割にまでこう浸透しているところに すごくその文化の深さの違いというのを感じているんですけれども
逆に日本でも増えてきているというのは事実なんですが そこまでではなくてもやはり自由に自分でラジオ番組みたいなものが作れるようになったって
いうのが多分皆さんの第一の印象だと思うんですけれども やはりそういったところで今まではそれってプロの人たちがしか作れない
要するに何かすごく大きなものをやるような印象だったかと思うんですけれども 個人だったりもっと小さい企業の中でも本当に自分たちでコントロールして自分たちで発信していくっていうのが
どんどんポッドキャスト以外も普通になっているとは思うんですけれども それの一角として音声だけっていうところでやりやすくなったのかなと思います
入り口としては始めやすいですよね 音声とかポッドキャストとか
我々もよくご相談をいただくんですけれども YouTubeチャンネルを開設して自分たちの発信をしていきたいんですけれども
どういった機材を揃えられればいいんでしょうかと そういった映像が絡むようなプラットフォームで最初考えていらした方々も
やはりずっと続けてコンスタントにいっていると結構難しいものがありますよね あと企業ですと社員の顔を出したり
社員一人が会社の名前を背負って出演しなくちゃいけないというところで やはりちょっと壁が大きいのかなと思うんですけれども
音声ですとそういったコンスタントに制作していくっていうところであったり 人がある意味変わっても少し映像よりもやりやすいっていうところがありますので
そういったところでも企業の施策としての親和性っていうのも ポッドキャストの方が高いような印象を受けています
ポッドキャストの活用とコンテンツの特徴
ありがとうございます じゃあ実際のそのコンテンツ どういうコンテンツにポッドキャストというのは向いているのかっていうのはどうでしょうか
そうですね 例えば企業であれば企業のそのものやサービスの宣伝はもちろんなんですけれども
なぜそこに至ったのかですとか そこから一歩出て何に自分たちは役に立てたいのかですとか
ちょっとそういったもうサイドストーリーのようなものも非常に伝えやすくなるのかなと思っています
やっぱり喋っているとその個性ですとか人格っていうのはすごく出るなというのもあるんですけれども
そういったところである意味企業の顔が見えるような 声だけなんですけれども企業の顔が見えやすいっていうのは一つあるのかなと思います
あとは先ほど言った通り声だけであれば制作に必要なパワーコスト どちらも映像に比べると非常に低くできるかなと思いますので
そういった形でやはり大事なのはコンスタントにどれだけリスナーとつながっていられるか どれだけ受け手とつながっていられるかというところにありますので
そういった意味でも非常に取り掛かりやすいメディアなのかなと考えています
今後日本が音声コンテンツを伸びていくためにはどうすればいいかとかいうのはありますか
そうですね 難しいですね ちょっと大きな質問をしたんですけど
日本もやはり伸び率という意味では非常に高いなと思っています
他のメディアですと短期間でこれだけの伸び率があったものってそんなにないと思うんですけれども
メディアのプラットフォームとしてはやはり皆さんの生活に馴染みやすいものなのかなというところはありますので
これからどんどんプラットフォームを作る側の環境ですね そういったものも整備されていくと思いますし
実際今まで自分で作ろうと思うと著作権関係ってすごい日本厳しいことで有名なんですけれども
BGM1個使うにも非常にハードルが高かったんですが 今はそういった商用利用でも使えるようなBGMのストックサービスも
数多く存在しますのでそういったところを活用して組み合わせていくことでどんどん作りやすくなっていくと思いますので
当然それに伴って市場自体も伸びていくのかなと思います
ありがとうございます あとは佐藤さんが個人的にでもですね
オーディオブックとポッドキャスト
あとは企業としての佐藤さんとしてでもいいんですけれども
ポッドキャスト以外でこういう音声コンテンツに注目しているようとかこういうプラットフォームがいいよっていうのはありますでしょうか
そうですね私個人的に注目しているのはオーディブル
オーディブル オーディオブック
こちらも文脈としてポッドキャストと似たようなところに分類されることもあるかとは思うんですけれども
コンテンツの受け取られ方ですとかマーケティングっていう意味ではちょっと全然異なるものかなと思ってまして
本との向き合い方を変えたなっていう
非常に興味深いなと思ってまして
特に日本はですね朗読ですとかあとは声優さん今すごい
そうですよね
市場としてものすごいと思いますので
本当にポッドキャストとオーディオブックで声優の市民権が爆上がり中ですよ
私も好きな声優さん結構何人かいるんですけど
やっぱりイケボだったりっていう言葉がもう簡単にポンポンやっぱり出てくる
日本人に合った文化でそことの親和性すごい高いなと思ってるのでオーディブルオーディオブックですね
全般はポッドキャストと同じぐらい注目しているところはあります
個人的に佐藤さんが書籍と向き合う時間は多くなりました
そうですね私ほとんど本読まない人間だったので基本的にやっぱり映画とか何か見てインタラクションがあるものが好きだったんですけれども
ただ別に文学とかに興味がないわけではないのでできれば触れたい
でもじっとして読む時間がないそんなところだったので
やっぱり家事しながら選択しながら聞けたりっていうのは非常にメリットがあるなと思います
ありがとうございました最後のトピックスです
音声収録および編集の未来
音のマーケティングの未来についてぜひ聞かせていただければなと思います
メーカー視点でいろんな未来予想をぜひ聞かせていただきたいなというところがあるんですけれども
収録機材というのがティアックさんそこに向き合っている企業さんでどんどんアップデートしているかなというところであって
その中でやれることとかもっと新しい手法とかがどんどん生まれてきてるんじゃないかなと思うんですけれども
機材メーカーさんが考える音のマーケティングの未来について
例えば音声コンテンツの広がりがあって機材のマーケティングの手法っていうのは変わったりしましたか
そうですね今までよりもベースとしてその音でマーケティングしていくっていう考え方がワールドワイドで高まっているなというところはありますので
我々もずっと機材ってどちらかというと音楽収録によるものが多かったんですけれども
そうではなくてダイアログこういった会話ですよね
そういったものを収録したいっていうような声はがぜん増えてきたなというところも当然あります
コーリーさん今おっしゃったように非常にアップデートの多いところではありますので
音声の収録技術という意味では非常にアップデートって少ないんですね
単純に音声をマイクで収録してレコーダーに取ってっていうその大枠の流れはあまり変わらないんですけれども
実はその周辺におそらく変化があるんじゃないかなと考えています
今すごく話題のAIで何でも台本作れちゃうんじゃないかっていう話がある
例えばあったりすると思うんですけれどもそういったところでですね
例えば番組作る前のいわゆるプリプロダクション準備の段階
台本を書いたり構成を考えたりそういったものがもっと自動化していく
そういったことがすぐ起きてくるんじゃないかなと思いますね
なので例えばこの番組で言えばもう郡さんは最後本当にちょっとした手直しをするだけみたいな
そうですか私の役目ごめんでしょうか
でもそうすると本当はもっと今この収録していただいているポッドキャストのその使い方だったりとか
もっとこれをどうやって役立てていくのかっていう別のアクションも本当はいろいろ必要になってくると思いますので
逆にそういう別の場所に労力を避けるようになる
で撮るべきポッドキャストですとかそういう台本はもう手元にすぐ出来上がっているって考えると
ちょっといいなって思いますよね
本質に時間を避けれるという感じですね
そうすると佐藤さんの今の予想を受けて私もちょっと予想すると
もっとコンテンツが面白くなったりアイディアの部分に制作者も時間を避けれるから
その通りだと思います
今後面白いコンテンツが増えてきそうっていう感じがしますね
あとは準備も去ることながら収録後の編集だったり声を整えたり
声を整えたり
収録した後に非常に細かい作業実は入っていると思うんですけれども
編集意外と時間がかかりますよね
意外とそこで番組としての質が決まってしまうと言いますか
どれだけ心地よくスッと入ってくるような会話に仕立てられるかっていうところがあると思うんですけども
そういったところもすべておそらくAIによってささっとできるようになるのではないかと予想しています
実際にですね音声編集だったり一応静音という言葉があるんですけども
整える音と書いて静音で要するに普通のしゃべり声をもっと聞こえやすいように
少し加工するような段階のことを言うんですけれども
そういった分野ですもうすでにAIを活用して聞きやすい音にボタン1個で整えてくれるような
そんなソフトウェアなんかも世の中にはできています
現実世界にできるんですね
ですのでそういったものは今もプロフェッショナル用のソフトウェアとしてしかある意味存在してないようなものなんですけれども
それがもう少し製作するだったりプラットフォームだったりというところに降りてくると
より作りやすいより聞きやすいものが作りやすいっていうような世界になっていくんじゃないかなと
あくまで予想です
いやなんかワクワクする未来になりそうですね
ありがとうございました
その他の変化っていうのは何かありそうですか
そうですね
音声コンテンツの変化とコミュニティの成長
やはり個人で作りやすくなったっていうのを先ほどから何回か申し上げているところではあるんですけれども
コミュニティが小さい単位のものが増えやすいというのがあるのかなと思っています
別にそのマネタイズをガンガンしたいわけではない
単純に発信をしたい
でそれを聞いてくれる人が5人でもいればいいやってる人も多くいると思うんですけれども
そういう人も非常に参画しやすいで
かつそういうところでもきちんとつながりを感じやすいっていうようなものになっていくのかなと思いますので
やはり今までの大きなメディアしか存在しなかったところとは少し違うコミュニケーションが生まれてくるのかなというところがありますね
なんかちっちゃなコミュニティが音声を通していっぱいできる感じですかね
そうですね
私自身ですね音の外境をよくプレゼンテーションさせていただくんですけれども
音の未来とかAIとの進化ですとか
あとは新しい手法と並走してるっていうのを改めて実感をさせていただきました
そこにまたこの機材のアップデートが加わるとさらにイノベーションが起こる感じがしますね
ありがとうございました
この番組ではお越しいただいたゲストの皆様に好きな音声コンテンツの神回をお聞きしています
佐藤さんのおすすめの音声コンテンツの神回を1話教えてください
はい私の神回なんですけれども
スポティファイさんのオリジナル番組でバットマンシリーズがあるんですけれども
そちらのバットマンを葬られた真実というものにですね
最近すごく感動しまして
私の神回としてはやはりその第1話となります
こちらはミステリー作品
ミステリー作品の音声ドラマですか
音声ドラマになります
私は昔学生時代にですね
オーディオドラマ作った経験なんかもあるんですけれども
そこからそれを思い出しながら
本当に手がかかっている素晴らしい作品だなと思いました
普段この番組お聞きのリスナーの方々
あまり聞く機会ないジャンルかもしれないんですけれども
音だけでドラマを仕上げるって
またこれも音コンテンツならではの楽しみがあるなと思っています
特にですねバットマン
映画ですとかその前コミックですとか
いろんな手法いろんなパターンで
コンテンツ展開いろいろされてますね
ただでもキャラクターだったり前提みたいなものは
いわゆる公式設定みたいなものはあまり変わらないわけで
そうなるともう土台の設定は知りつつも
どういう話になっていくのか
どういう展開になっていくのか
やはりその音のプロの皆さんがですね
作り込んだ音をこちらを聞かせられると
一気にガーッと引き込まれてしまって
本当にあの映画を一本見ているような
自分の想像力もすごくかきたてられるんですけれども
もうその時ばかりはすごくしっかりしたヘッドホンをつけて
心して聞くようにしてるんですけれども
音声ドラマってイマーシビティが
他のコンテンツよりも深いと思うんですよね
没入感半端ないですよね
すごいです
ちょっと暗めなダークなシーンもあったりするんですけども
ちょっとザワッとするような感覚まで伝わってくるような
ちょっとあまり言うとネタバレになってしまうので
その辺に
やはりその自分が入り込めるほどの情報を
やっぱり音だけでも表現できるんだなっていうところに
改めて感動しましたし
単純にその作品自体の完成度っていう意味でも
非常に驚きました
なので非常に最近よく楽しませていただいています
なるほど
私もぜひ聞いてみようと思います
ありがとうございます
佐藤さん何か告知やお知らせはございますでしょうか
思いっきり我々の弊社の宣伝になってしまうんですけども
ありがとうございます
今日収録にお使いいただいている
こちらのMixCast4という製品
あとは最初にご紹介しました
パソコンに直接つなげられるマイク
こちらも我々の製品の中では
TM250Uという名前で
今販売をしているんですけれども
突然最初から買うのはちょっとっていうのが
皆さん正直なところかと思います
ちょっと様子見たいですね
弊社はECサイトを持ってまして
KIAXSTOREという名前なんですけれども
そちらで貸し出しのキャンペーンなんかも
行っておりまして
特に全く条件なく
購入していただく必要もございません
物によっては無償の貸し出しであったりですとか
やや有償になるんですけれども
当然本体をお買い上げいただくよりも
グッと抑えたお値段になってますので
ちょっと試してみたいですとか
どういったものが見てみたいっていう方には
今非常にお勧めかなと考えておりますので
ぜひご覧ください
実は耳よりもお借りしているという方なので
ぜひ皆様ストアの方を検索して
お気軽にお問い合わせいただければなと思います
佐藤さん本日いかがでしたでしょうか
こんなにいろいろ喋る機会も
あまりチャンスがないものなので
機材メーカーとしては
本当は裏方が多いんですけれども
今日は表に出させていただいて
大変ありがたいです
楽しんでいただいて良かったです
ありがとうございます
本日はゲスト出演ありがとうございました
どうもありがとうございました
機材メーカーから見た音声コンテンツと音マーケティング
本日はTIAC株式会社の佐藤さんをゲストにお招きして
機材メーカーから見た音声コンテンツと
音マーケティングについてお話を伺いました
機材メーカーからお話を聞くっていうのは
なかなか機会がないなっていうところがあって
非常に面白かったんですけども
海外のポッドキャスト事情の話ですとか
テクノロジーの進化
そして実はマーケティングを支えてるっていう面の
機材としてのスタンスとか
こういろいろな話がありました
リスナーの皆さんの見方も変わったんじゃないかなと思います
音声に携わった佐藤さん
あと個人的にはですね
佐藤さんが学生の時に音声に携わってたっていうところが
意外な発見でした
さてこの番組では皆様からの感想や質問を大募集しております
ツイッターのハッシュタグで
カタカナ 耳寄りをつけてツイートしてください
またノートでも音マーケティング情報を発信しております
音マーケティングで検索してみてください
そして音マーケティングのご相談は
事実にあるサイト
お問い合わせページよりお気軽にアクションしてみてください
それではまたお会いしましょう
お相手はD2CRのホーリーでした
38:28

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