渡来町の取り組み
みなさん、こんばんは。耳見えラジオパーソナリティの西川桃江です。
金曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。
三重県の南部を旅するようにお届けしている耳見えラジオ。
東木州にお住まいの玉寄ちゃんと、一週おきに交代交代でお送りしています。
さて、第0回目は大安瀬市だったんですけど、
第0回目から大安瀬市、それから戸場市、南瀬と海の町が続いて、
前回は玉木町にやってきました。
ちょっとここに来てね、内陸に来てますけど、
全部で三重県南部は13市町あるんですね。
私が伊勢島エリアを担当していて、玉寄ちゃんが東木州担当してるんですけど、
大体13市町の中の半分半分だから、
もう私の担当としては半分以上来てるんじゃないかなと思うんだけどね。
今日はですね、またまた内陸というか渡来町に行きましたので、
今回はまたそれを最後までちょっとお楽しみに聞いていただきたいなと思います。
渡来町といえば、私の住んでいる南瀬町のお隣さんなんですね。
うちの南瀬町は海の町。渡来はね、私はもう完全山の町っていうイメージ。
伊勢市に行くのに、私のところから言うと渡来町通って、
伊勢、南東線って言うんですけど、渡来町通って伊勢行くんです。
その間がね、夜、鹿が多い。ものすごい鹿が多いので、
この番組聞いてるリスナーさんに注意してくださいって言っても通らないかもしれないけれども、
地域の仕事と技術
夜はね、ほんと鹿に注意してください。
もう9時超えるとね、対抗者より鹿の数の方が多い。本当にマジで。
一匹ね、横切っても安心してはいけない。その後また群れでやってくるから、
もし伊勢市から南瀬町に来られる方でね、渡来を間通られる方は、
鹿に注意してほしいなって思います。
これ東京で聞いてる人にはね、なんのこっちゃの情報ですけども。
はい、ということで今日は渡来町からお送りしています。
早速ゲストの方を紹介したいと思います。
渡来町役場の倉田幸喜さんと、流言会社大高知の山本慎太郎さんです。
今日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
簡単に自己紹介というか、何やられてる方というか教えてもらってもいいですか。
倉田さんからお願いします。
はい、倉田幸喜と言います。
渡来町役場の職員なんですけれども、渡来町出身で、
1回学校とかで外へ出てたんですけれども、
後縁あって渡来町に戻ってまいりまして、今も渡来町に住んでおります。
木杉の渡来人ですよね。
大高知さんの方もお願いします。
はい、僕流言会社大高知というステンレスの空物加工業をやっている会社をやってます。
ゲストの語る地域の魅力
職業というか、代表取締役の山本慎太郎と言います。よろしくお願いします。
大高知の社長さんということですね。
はい、そうです。
大高知さん、社長さんは何代目なんですか。
実質で言うと4代目なんですけど、ステンレスの加工をし始めて3代目くらいになります。
ステンレス加工。
今日はショールームにお邪魔をしてます、大高知さんのところの。
すっごいですね、まず一番目立っとる松の…
そうですね、オブジェですね。
オブジェ、これ何メーターぐらいあるんですか。
高さで言うと大体4.5メーターぐらい。
ラジオなんで、後でSNSでまた皆さん見て欲しいんですけど、全部ステンレスでできてるこれ。
そうですね、全部ステンレスです。
全部ステンレスでできてる松の…なんて言うんですか、これ。
盆栽なんですけど、うちの僕の前の先代の父親なんですけど、父親が結構工作が好きで、
ちょっと前に小さい松を、奥に見えてるんですけど、作ったんです。
それがショーの方を撮らせてもらって、展示会とかにいろいろ持ってくるんですけど、
やっぱり小さいとあんまり目立たないので、それやったら大きいのちょっと作ってよっていうことで。
でも持ってけないですよね、これ。
これ持ってけるようにリフトで作れるようになってるんで。
これ持ってけるんですか。
持ってけるんです。
すごい、ものすごいインパクトですね、入ってきた瞬間の。
あとここって道路沿いじゃないですか。
渡来町の七橋の交差点っていうのかな、ここが。
七橋の交差点で、私もめっちゃここ通るんですよ。
玉金田行くときとかも通るし、通ってたけど、こんなショールームがあるのは本当に知らなかった。
びっくりしました、今日。入ってびっくり。
大木さんの会社があるのは知ってたんですけど、ステンレスの会社をされてるんやなって思ってましたけど、
こんなショールームがあるって、私のイメージしてた渡来、山の町渡来からは駆け離れてるっていうか、すごいびっくりしました。
ありがとうございます。
あとちょっと商品のこともいろいろお聞きしていきたいんですけど、このショールームにもいろいろ釣竿もあるし、ゴルフクラブとかもあるし、あれは何なんですか、椅子の形してるったりとか。
あれはね、花瓶の感覚の、花器の感覚で作ったような感じです。
花器なんですね。
あの中に、例えばジュエリーされてる方とか、時計されてる方とかっていう風な感じになってくると、あそこに高級の時計入れてもらったり。
趣味のやつを保管してもらえるような場所になっているという感じの商品。
こういうのは商品として作って、オーダーメイドなんですか。
そうですね。一応は商品で、一点物みたいな格好で、本当に松と一緒のような感じで、趣味が応じて作っているような感じなんですけど。
お客さんからの基本的な要望に応じて、うちの会社は作らせてもらうのがほとんどの製品全てなので、そういう風な何でもできるよっていうことのPRになる商品です。
なるほど、ステンレス加工でいろいろできるよ、こんなことまでできるよっていうものですね。
ステンレスの加工、ステンレスのものでいうと、よく私たちが使うものとかっていうと何か使われているものとかあるんですか。
うちの会社が直接的に作っているわけじゃないですけど、例えばフォークであったりとかスプーンであったりとかっていうのは、大体ステンレスの商品多くありますよね。
あとは学校関係とか、そういう風なところに行くと階段についてる手すりであったりとか、デキとかでもそうですし。
例えばそういう風なところで、目立たない格好で結構ステンレスってあることが多いので、
こういうふうに目立つようなものも作って、こんな感じの商品も作れるよとかっていうのをステンレスで表現できたらいいかなっていう風な形でこのショールームは作らせてもらっています。
手すりだと本当に目立たないですよね。別に会社の名前書いてあるわけでもないし、普段私らも知らない間に使ってるってこと?
そうですね、触ってるし持ってるしみたいな感じです。
この辺やったらどの辺の手すりとか?
この辺やったら、わかりやすいところで言うと伊勢市駅の校内の手すりとかっていうのは、駅の中の作らせていただいたりとかもさせてもらって、
もちろん建築屋さん通じて作らせてもらっているんですけど、そういう風なところで皆さんの補助金具みたいなので結構使われている感じです。
じゃあ私も知らない間に使ってるっていうことですね。
そうですね、ちょっと触ってもらってもらっていいですかね。
なるほど、わかりました。大体どんな感じかわかりました?このお仕事の感じが。
ショールームの中にすごく目立つっていうかね、ロボットみたいなのがあったんですよ。これって何なんですか?
変形合体ネジっていう。
変形合体ネジ。
ネジで作った組み立ておもちゃみたいな形の。
ネジがいっぱい引っ付いて組み立ててロボットみたいになってますよね。
そうですね。
これはどうやって遊ぶんですか?
これはブロックみたいなおもちゃになっているので、こういう風な格好でネジを回していくと分解できる。
ある程度商品が分解できるような形になっていて、
一部を溶接でつなげてある感じで、例えばこれ、頭の形をしとるネジがあるんですけど、
これはこれ以上溶接で引っ付いているので分解ができない感じになっているんですけど、
ただ、下から刺すのとこっちの右から刺すネジがあって、横にすると90度曲がるネジに変わったりとか。
だから頭の形をしながら手の部品にもなったりとか。
何でもなるわけですね。
地域のイベントでの評価
ラジオなんでちょっと分かりにくいかもわからないですけど、今山本さんがバラバラにしてくれたんですよね、ネジを。
これを言ったらもう一回自分で組み立てていく。
組み立てて、そうですよね。
好きな形のロボットにしていくっていうことですよね。
他の形のロボットに合体してどんどん大きくなっていく。
つなげて。
つなげて。
頭も使うし。
手先も使うし。
これは子供向けに?
そうです。
そもそもこれって大高知さんの商品ではなかったんですよね。
これは仕事として作られとったわけじゃないけど、何でこんなの作ったんですか?
子供に、要はお父さんの仕事ってどんな仕事してるのってまず言われて、
僕、溶接の仕事をしてますって言っても、子供、溶接って何なんだって頭がわからないんですよね。
何のことやらわからないみたいな話になるので、商品をちょっと作って、ここがお父さんがつなげた溶接。
これのここがお父さんの仕事。
僕が、これ結局ブロックみたいになったのはズボラで、
基本的にはネジじゃなかったので、全部つなげて作ったのがあったんですけど、
それだけどたまたまこれだったら組めるやんっていうことで、ネジで作ったらいろいろ手間も省けたので作ることにして。
これを作ってみたら意外と子供たちが面白がってやってくれるみたいな感じ。
結構ね、僕ら渡来町として出させてもらうイベントとか、イオンでのイベントとかも一緒に行っていただいて、
イベントで子供たちに体験してもらったりすると、すごく子供たちにたくさん寄ってきて。
面白いよね、絶対これ。
男の子向けのワークショップってやっぱり少なくて、
女の子向けの例えば指輪作りとかドームハウス作りとか、そういうふうなの結構あるんですけど、
だけどこういうふうなプラモデルで遊ぼうみたいなっていうのってあんまりないので、逆に面白いみたいな。
こんなのないですもんね、ほんと見たことないし、こういう商品とか。渡来町さんもそこに目をつけたんですか?
そうですね、ふるさと納税の返礼品にも実は変形型ネジがなってますね。
いいですね、これ。これって販売もされてるんですか?
はい、販売もしてまして、店でいうと、おかげ横丁のまごのやさんたさんっていうお店と、
玩具の紹介と地域の貢献
あとは渡来町地元なんですけど、イラチャイ渡来さん。
ミアリーバーゴであるお店。
バザール渡来の中にあるイラチャイ渡来さんっていう店舗と、
あとトバにトバ一番街っていう店舗がありまして、そこの2階のチャレンジマーケットで販売させてもらってます。
へー、じゃあ県内のとこでも買えるし。
そうですね。
なるほど。
三重のお土産としてね、ちょっと買ってもらえると。
本当ですよね。面白いと思う、子供さんって。
うちの子も小学校の低学年と保育園の方がいるんですけど、すごく遊びます。
ね、ですよね。面白い。お年寄りにもいいんじゃないですか、これ手先のやつね。
そうですね。
だから始まった当初は渡来町さんに連れていただいて、お年寄りさんの鉱山もちょっとやってみたらどう?っていうことで、
そういうふうな、言い方悪いんですけどボケ帽子みたいな感じのやつでちょっと使ってもらったりとかしてましたね。
それって全部山本さんが、社長さん自ら行かれるんです?そういうワークショップであるとか。
そうですね。やっぱりね、自分で作った商品って、僕自分ではすごく思うんですけど、自分で振りに行かないと熱量が足りないんですよ。
なるほど。
なかなかやっぱりこれ作って社員とかにこれ売ってきてって言っても、やっぱりなかなかね、なんでこれこんな売れるんかなとかっていうふうな話の疑問が先に立ったりもするので、
だけど自分で作って、子供がこれお父さんすごいいいよなって言ってくれたら自信持っていけるので、
やっぱりそういうふうに熱量を持った人間がやっぱり売りに行くべきだろうなっていうのは僕はあるので。
同級生の絆とビジネスパーク
ピッタリですね、このPRね。やっていくのを。なんか熱量すごく感じるし、なんか好きで作ってるっていう感じがすごく伝わる。
前やと一緒に東京のミエテラスっていうアンテナショップも一緒に行って、ミエテラスでも体験したりしてましたね。
お二人は今更なんですけど、そういうお仕事一緒にされる仲間、今日二人一緒に来ていただいたんですけど、どういう関係なんですか?
実は同級生でして、ここの保育園から保育園、小学校、中学校とずっと一緒に過ごした仲。
大人になっても一緒で仕事も関係があって、ちなみに何保育園ですか?
ここの近くの七橋保育所っていう。
小学校は?
小学校は、今は合併して渡来小学校なんですけど、当時は内木田小学校っていう。
内木田小学校。
から渡来中学校ですね。
で、高校は別やったんですか?
高校からは別ですね。
高校は頭が良くて、ここはあんまり頭が良くない。
学生自体はプロジェクターも外へ出ておったんですか?
そうですね。
エモンスも外へ行かれる感じですね。
そうですね。
どこ行ってたんですか?
僕は大阪デザイナー専門学校のファッションコーディネートコースに行ってました。
そこからお家つぶのに帰ってきたんですか?
そうですね。
ちょっと僕、向こうでただ単に服が好きで行っとったっていうのもあったんですけど、
だけどその当時って、すごく僕、今43歳になるんですけど、
今から大体就職する時って23年前なんですけど、すごく就職氷河期。
私ももうちょっと上だけど、本当に私の頃から氷河期が始まって就職するのが本当に大変だった。
向こうで好きで行っただけだったので、熱量がなくて、今の話じゃないですけど、
他の子に比べて熱量が薄かったので、就職浪人になって、
こっちの方に僕は帰ってきて、会社があったので入れてもらった。
ただの本当に初めの頃はぼっちゃんみたいな感じでやっとって、
ですけどやっぱり家をやるにつれて、どうしてもすごくこういうふうな仕事でもお客さんが、
すごくうちに対してこういう仕事って必要なんやっていうふうな形で言ってくれたので、
それからすごい良い仕事なんやなと思って、やるような形になって。
今もうこの熱量で。
そうですね。
人間変われば変わるもんですね。
熱量大事ですね。
そうですね、熱量大事。
熱量大事。
本当に。
2人は同級生ということもあって、今もいろんな活動を2人とも同じ活動してるんやって聞いたんですけど、
何の活動なんですか?
ビジネスパーク働いていて、
もともと伊勢にあったビジネスパーク伊勢っていうシステムがすごくいいなっていうことがあって、
僕がもともと向こうでビジネスパーク伊勢のほうで講師のほうをさせてもらってたんですけど。
ビジネスパーク伊勢っていうのは何をされておる?
中学校2年生と中学校1年生に、これから受験に向かう校に対してなんですけど、
こういうふうな職業が伊勢にあるよとか。
他にも、例えば皆さん仕事を選ぶにつれて、
これから選択をしていく高校に初めて受験をするというふうな形になってくるので、
それを仕事を通じて、例えば自分がこういう仕事に就きたいからこういう学校を選択するとか、
そういうふうなことも将来を見据えて受験ができたりとかっていうこともあることを考えてもらう一つのきっかけとして、
今、例えばですけど、僕が今人間形成されてる中でどんなことが失敗やったかなとか、
勉強って何でしょうのかなとか。
その当時結構悩むんですけど、やっぱり誰も教えてくれないので、
お父さんお母さんに聞くしか知識がない。
それが第三者から入ってくることで、すごくやっぱり違う、なんとかなるさみたいな人もいますしね。
そのぐらいの時期ってやっぱりお父さんお母さんから言われることってちょっと反発じゃないけど、
でも第三者の人から言ってもらうとちょっと違ったりしますもんね。
そうですね。
倉田さんに聞きたいけど、渡来町もうちの南西も一緒なんですけど、
選択肢っていうのかな、子供たちの将来に対する選択肢って少ない、見えないじゃないですか。
渡来町もどちらかというと住んで住むにはいいんですけど、なかなかお仕事っていうと町内でたくさんあるわけではないので、
伊勢に行ったり松坂にお勤めに行かれたりという感じの町ではあるので。
農業とかお茶とかもあるけど、子供たちが想像できないというかね、こんな仕事もあるんだとかね。
身近にあまり感じてない方もいるかもしれないですね。
どこにお家なんて何してるかわからない。
失礼ながらそういうところもあるけど、あそこに会社あるけど、あの会社何してるんだろうっていうのが、
たぶんどこ行ってもコマンドあるんですよね。
やっぱりそういうふうな企業がやっぱり子供に対して就職してくれへんっていうのはおかしいと。
やっぱり子供に対してPRすることで、
この会社こんなことやったんだったら、僕高校で働いてみたいなと思ってもらえるんだったら、それが一番いいですよ。
こんなの見たらすごいとかやってみたいとか思われると思うし。
今は中学校に行って、そういう職業、こんな仕事があるんですよっていうようなことをお話ししに行くんですか?
そうですね。役場さんやったらこんな仕事を。
そうですね。僕も3回3年ぐらい。
講師で。
渡辺役場で私はこんなことをしてるんやよっていうのも、結構その時は観光の仕事で映画の撮影に関わったりとか、
東京とかへしょっちゅう行ったりとか、そんな仕事が多かったので、役場でもこんな仕事あるんやよっていうようなお話を。
子供たち知らないですよね。
そうなんですよ。
役場の職員さんがおるの知っとるけど、街の中の子供を雇うのかな、窓口やったりとかっていうところが子供らぐらいは分かるところっていうか見えるところやけど、実際には東京行く仕事なんかもあるし。
僕子供やったら絶対にあそこで物描いてるだけやと思ってました。
私も思ってました。
窓口のイメージですよね。
窓口のイメージ、子供。
なるほど、あれですよね。子供さんからは反応とかあったりもします?
そうですね。おかげさんで、例えばこういう仕事で働くとすると、どんな資格がいるんですかとか、そういう話も聞けるし、それに対して自分も答えることで、
こういう仕事やったらこういう資格が欲しいよっていうことを改めて自分の中にインプットさせたりとかっていうのがすごくいいというか。
渡来町の自然と観光
すごく嬉しいですよね。中にはうちのところで働きたいっていう子もいてくれたりするので、そうなってくるとやっぱり寄りがいにもつながってくるんで。
よくよく働いてる従業員とかにも行使してもらいたいなとかって思ったりもしてます。
逆にこっちが学ぶこともありますもんね。そういうふうに感じるんやとかね。
あとは渡来町出身で、今は異性で住んでるけれども、渡来町に何かに関わりたいということで、デザイナーをされている女性の方とかが講師になってくれたりとか。
そういう方もいらっしゃるんですね。
そうですね。だから貢献してくれたりとか。もう本当にだからうちらのところも完全ボランティアで、禁止一切発生しなくやってるので、
もう本当に有志の方らだけでやらせてもらっているんですけど、もう本当に渡来町を良くしていきたいなって思ってくれてる人がやってて。
いいことですね。
子どもたちにとってもすごくいいことやなと思います。
そうですね。
で、セブンマウンテンで渡来の山の良さみたいなところも聞きたくて。
そうですね。僕の趣味が小登山とか釣りとか、そんなアウトドアなことが元々好きだったっていうのもあるんですけども、
渡来町って山と宮川っていう西流宮川、川と山の街みたいなところがありまして。
めっちゃそのイメージ。
で、面積85%が山なんです。
で、小さい頃から川や山で遊んでたっていうのもありまして、大人になってからは本格的な登山で、
長野行ったり岐阜行ったり、なんとかアルプス、日本アルプスみたいなところも行くんですけど、地元の低山ですね。
っていうのもすごく楽しくて、お湯沸かすようなグッズ持って行って山頂でお湯沸かしてお茶飲んだり、
ちょっと簡単な料理したりしてっていうのがめちゃくちゃ楽しくて、よく遊んでたんですけども。
それが渡来町山ばっかなんですけど、これをぜひ何かに使えないかってずっと思ってて。
そこで7,8年前ですかね、プロの登山ガイドの方がよく渡来町を来ていただいてたんですけども、仲良くなりまして、
一緒にセブンマウンテンっていうのを立ち上げたらどうだろうかっていうのを。
7つ渡来町は山があるんですか?
もっとたくさんあるんですけれども、
有名なところが7つ。
登りごたえあるとか景色がいいとかっていう7つから、
セブンマウンテンっていうのを作るきっかけになったというか、
とこですね。
倉田さん、それはPRして見えるの?
よく休みの日に山登っている写真。
そうですね、SNSに貼ったりとか。
山登る時にポスターあるんですけど、
ポスターは倉田君が自分の街のポスター。
熱量の強い人がやってる。
関連趣味ですよね。
見る人が見たらわかるっていう。
なんですけど、真夏はあんまり低い山って虫がいたりとか、
暑すぎるので行かないんですけど、
秋冬から春にかけてがシーズンなんですけども、
これからシーズンになるので、
ちょうど9月、10月ぐらいも毎週のように朝から日の出とともに山行って、
登りに行くんですか?
で、ちょっと登山道整備というのが、
倒木のけたりとか石をのけたりとか、
ちょっとわかりやすいように、
ただあまり手を入れすぎてもよくないので、
最小限、最低限わかるような登山道整備っていうのを。
目印つけたりとか。
そうですね。っていうのを朝5時ぐらいから登って、
一人で行ったり、ちょっと登山好きな仲間だったり、
役場で一緒に行かへんということで一緒に行ったりとか、
そんなのをつけますね。
渡谷の山の魅力って何ですか?
一番おすすめポイントとか。
おすすめポイントですね。
まず、アルプスとかだと1日2日かかって登る感じなんですけど、
1時間とか2時間で非日常の体験ができて、
もちろん南伊勢もそうなんですけど、
島の方のリアス式海岸が山から見えたり。
そっかそっか。山の上登って海が見えるっていうか、
リアスのシリアンが見えるんですよね。
見えるとすごく達成感あったり、景色も。
なかなか海まで渡谷に住んでても見えないんですけど。
そうですね。
あと富士山も年に何回かは。
本当に見えるんですか?
見えて、今年は1月1日に朝から行ったら富士山見えまして。
結構肉眼で見えるぐらい?
肉眼で見えて、写真も撮らせてもらったんですけど。
そんな楽しみも。
なるほど。
あとね、登っているとキツツキとか。
キツツキとかこの辺にいるもんなんですか?
いるんです。
リスとかも遭遇したりとか。
あんまり草花って詳しくないのでわからないんですけど、
紅葉だったりとか、きれいな花咲いてたりとか、
っていうのもすごく楽しみかなという。
山の話ししとるとき、ええ顔してますもんね。
すみません。
僕、秘密基地で終わったね。
これまで行かへんかった。
でも上行くと、本当に僕1回か2回は登ったことあるんですけど、
すごく綺麗で。
雲海の中でもね、低い山って言っても、
獅子がたけとか。
770メートル。
結構ありますよね。
770メートル。
ちょっと低い雲とかが来ると雲海みたいな感じにちょっとなったり。
そうですね。
小6の遠足は登山やよね、僕ら。
獅子がたけ登山。
一緒に行ってましたね。
私らは海行きますわ、浜行くも。
僕はそのときね、ちょっと非常に太ってたので、すごくつらかった。
結構しんどいですね。
遠足はね。
なるほど。
小学校のときの思い出とかで、渡来奈良ではとかそんな話ありますか?
はい、実は、新太郎くん違うんですけど、
僕、小学校の6年間渡し舟で学校へ通ってまして。
どういうこと?川を渡るってことですか?
そうなんですよ。宮川っていう川があって、そこを今橋あるんですけど、当時橋がなくって。
家から2キロぐらい小学校まであるんですけど、その通学路が渡し舟っていう、ちょっと特殊な。
それって何人ぐらい乗る船で?
当時、同じ利用している小学生が40人ぐらい地区に、地区で40人ぐらいいたんですけど、
利用服ぐらいするので、20人ずつぐらい。
小学生乗せて、仙堂さんみたいな人が多いんですか?
仙堂のおっちゃんがいまして、ワイヤーが川に貼ってあるんですけど、そのワイヤーを伝って渡してくれるっていう。
海外とかではそういうの見たことあるんですけど、テレビでね。
いつの時代?
そうですよね。よく言われるんですけど、平成の6年、
明治の時代が100年近くその渡し船があった。
そんな歴史があったんや。
逆に僕らは乗りたかった。
乗りたい乗りたい。
乗りたかったんですけど、やっぱりそっちの子らしか乗れやん船やったんで、そこに乗せてもらえやん。
ちょっと遊びに行くわとかいうときは、学校のときだけ使えるやつ?
学校のときだけ使えるやつよね。
多分一般の方でもね。
乗せてくれるんですか?
その時間に行けばね。
あと帰ってくるときは、みんな学年でバラバラに帰ってくるんで、
本当に南方含も、おっちゃんは対岸から、対岸の小屋みたいなとこから見とってくれてですね、
僕ら歩いてくると気づいて、迎えに来てくれるんですけど、
時々気づかれないときがあって。
そのときは電子的な仕組みとかないので、全力でおっちゃんって呼ぶっていう。
川の向こう側へ。
全員で呼ぶっていう。気づいて来てくれるんですけど。
すごい。それが小学校の6年くらいまで?
そうですね。1年生から6年生まで。
全然知らなかった。
6年、卒業と同時に橋が建てられて、
その役目を終えるんですけど。
例えば川が大雨とかで渡れへん時とかはどうしてたんですか?
よく宮川も氾濫で水位が多かったりすると危ないので、
そうすると今っていう渡来中学校のところまでずっと5キロくらい、倍以上歩くんですけど、
そこには橋があったので、当時も。
橋回りって僕ら呼んでたんですけど、
橋をぐるっと回って1時間くらいかけて小学生が。
今は橋1本なんですけど、
当時は歩道用の橋と車道用の橋とあって、
2つかかっとって、
その歩道用の橋の狭い方の橋をずっと歩く子供らが見てたんです。
1時間くらいかけて。
めっちゃ歩いてたんですか?
歩いてたんです。
船だったら何分?
船だと2キロくらいですね。
家から学校まで30分くらいを橋回りだと。
1時間少しかかって。
小学生の足で。
めっちゃ足早かったんですよ。
早なるわと思って。
そこで鍛えられるんですよ。
そこで鍛えられるんや。
なるほど。全然知らなかったです。
全然知らなかったです。
隣の町やのに、そんな通学の仕方してたなんて知らなかったです。
三重県で最後の渡し船をやったみたいで、
亡くなるときはすごくテレビ取材とか。
でしょうね。
すごい。
他に渡らいなら、せっかく同級生やし、
もしかしたら同じ世代の人とかがリスナーさんで聞いてて、
分かるよ、分かるよ、分かるよって。
たぶん、もしかしたら同じ世代の人とかがリスナーさんで聞いてて、
分かるとか渡らいの話やからすっごい分かるみたいなのがあったら教えてほしいんですけど。
じゃあちょっと方言の話で。
方言いいですね。
桃井さん分かるかあれなんですけど、
1問目、
めきち。
めきち。
あと、私ら、しんたろくもそうかもしれないですけど、がんど。
がんどは分かる。
めきちは知らん。
めきちとがんどは同じもの?
同じもので、ヒントは無視なんですけど。
私はゴキブリやと思う。
なんかね、見た目は近いところはあるんですけど、
答え言ってしまうとクワガタですね。
男の子大好きな。
なんで?
がんどでしょ?
がんど、全く聞いたことないですよ、南瀬では。
がんどはなんでがんどって呼ぶかは僕は知らないですけど。
がんど取りに行こうって。
がんど取りに行こうって言うとクワガタ取りに行くやみたいな感じ?
カブトムシはカブトですけどね。
カブトムシはカブト。
クワガタだけがんど?
クワガタも色んな種類ありますよ。
のこぎりとかね、ミヤマとか。
のこぎりがんどとか言うの?
がんど。
総称ががんど。
あともう一個。
わっけん。
わっけん。
これちなみに品詞で言うと、程度を表す副詞です。
これ難しく言ってしまうんですけど。
全くわからん。
副詞。
使い方は?
使い方は、今日はわっけん熱いなみたいな。
だからすごいってこと?
そうですね。
めちゃくちゃとか。
わっけんって言うんですか?
わっけんって。
それも聞いたことない。
我々そんな使うことはないんですけど、
父親とかじいちゃんたちは。
そういう世代の人はわっけんって言うね。
わっけんわっけんみたいな。
わっけんわっけん言ってますね。
これ面白いね。
この辺ならではかもしれないですね。
そうですね。
やっぱり山の町は違いますね。
海とはまた違いますね。
すごくそれを感じました。
おかえり食堂。
最後に皆さんにおかえり食堂は何ですかって聞いてます。
これって例えばお二人が渡来町と離れとって
渡来町帰ってきた時に
やっぱりこれ食べると渡来町帰ってきたって思ったりとか
渡来町だったらここが自分は行くんやっていうようなお店であるとか
レシピを教えてほしいんですけど、何になりますか?
そうですね。
じゃあ私からここの本当に歩いてここから行けるぐらいのところなんですけど
焼肉踊り場さんっていう焼肉屋さんあるんですけど
そこの味噌ホルモンがすごくプリプリで
めちゃくちゃ美味しいのと
味噌ホルモンとあとネギナムルっていう
ネギを刻んで塩コショウで味付けしてあるものなんですけど
これがめちゃくちゃ美味しくて。
ビールだ。
ビールですね。
もう多分桃井さん大好きですね。
これはいかないか。
山本さんもそれは納得って感じですか?
本当に美味しいですよ。
大昇もすごく。
げんちゃんって言うんですけど。
もう全然お知り合い?
もう知り合いです。
近所さやんしね。
本当にいい人で
大昇さんもさっきの話の中でもあったビジネスパークで
学校で講師の方もしていただいたことの経験もありますし
本当に僕もお世話になってほしい。
もちろんご飯はすごく美味しい。
渡来町米もあるし。
だから地元の方らが本当に行かれるというか
地元ならではのお店っていう感じですね。
是非桃井さんはビールと一緒に味噌ホルモンを。
行ってくる。
後でまたSNSとかでもそういうのを紹介しようかなと思っているので
本当に行ってきます。
ありがとうございます。
では今日は渡来町から渡来町役場の倉田浩樹さんと
有権会社大コーチの山本慎太郎さんにお話を伺いました。
今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
渡来町面白かったですね。
お話しした後で工場の方も見させてもらったんですけど
あんな大きな工場が渡来町のこの交差点のところにあるなんていうのは
私は全然知らなかったし
冒頭でも山の町なんて言ってしまって
鹿が出るとかそんな話ばっかりしてしまったけど
渡来町にはこんなすごい会社があって
すごく思いを持ったり熱い社長さんが見えて
やられてるっていうのは本当にびっくりしました。
すごいお話聞けてよかったと思います。
次回もこんな感じで
旅先で出会ったゲストをお呼びしてお届けしていきたいと思います。
収録をしたおすすめスポットとか
あと三重県の面白情報
番組の裏側も公式のSNS
インスタグラムとTikTokでも発信していますので
ぜひチェックしてみてください。
ミミミエラジオは
Spotify、Apple Podcast、YouTube Musicなど
音声配信プラットフォームで
毎月第1第3金曜日に最新エピソードを配信しています。
他にもリスナーの皆さんからお便りもお待ちしています。
番組の感想とかあなたのお帰り食堂
それから今日も出ましたけど方言なんかもすごくいいですよね。
全く知らへんってことも
渡来町なのに全く知らへんってこともありますので
自分とこだけこんなこと言ってますよっていう言葉もあったら
ぜひこちらに教えてください。
番組のお便りや感想は
番組の概要欄からジャンプできる
番組ホームページにメッセージフォームがありますので
そこから送ってください。
それでは玉寄ちゃん、次回はよろしくお願いします。
私西川とは次の次の回でお会いできますので
また楽しみにしておいてください。
ここまでのお相手は
ミミミエラジオ・パーソナリティの西川桃恵でした。
この番組は都領事務局がお送りしました。