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2024-08-29 28:22

v118-2 ふじや商店 代表取締役・藤岡博さん「人生を学ばせてもらっている」

前回に引き続き、ふじや商店代表取締役・藤岡博さんにお話を伺います。
祖父の代から続く古物商・質屋のお仕事をされている藤岡さんは、生まれ育った商店会で会長を務めていらっしゃいます。
そんな会長としてのお仕事や、父親との約束、モノを通して「人生を学ばせてもらっている」というお話など、様々に語っていただきました。

ふじや商店:https://www.yamato-shoutenkai.com/shinbashikai/yujiyashouten/
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ゆいなわさんの聞く人ラジオ
みなさん、こんにちは。ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
前回に引き続き、ふじや商店代表取締役・藤岡博さんにお話を伺いました。
祖父の代から続く古物書・七夜のお仕事をされている藤岡さんは、生まれ育った商店街で、現在は商店街会長を務めていらっしゃいます。
今回は、その商店街の会長としてのお仕事についてから伺っていきます。
この商店街、新橋通り商店街という会長をやらさせてもらっていて、もう約10年ぐらいになるんですけど、
各商店の方たちとお付き合いするのは、
大なり小なり、みなさん社長さんなので、
社長さん、専務さんとお話をするような感じなので、
そこで会費をもらうにあたってもそうなんですけど、
決まりだからといって、はい、会費くださいと言ったら、
そうですよね。
そういう面でも、これは商売には活かさせてもらってますね。
そうか、10年ほどやってる中で、それもまた学んでいくところですね。
そうですね、もうボランティアじゃないですか、完全に。
そうですよね。
ボランティアで、こんなこと言われた。
スタッフに、いや、去年こんな風に言われたんだ。
俺、心傷くんだけど、どう思う?
そうですよね。
それはやりたくて、任命された順番とか。
そうですね、順番なのと、やはりこの商店街で生まれ育ってます。
今の60、70歳、歴代の会長さん、歴代の役員さんたちは、
僕もこの通りで、この商店街で、本当に駆けっこしたりとか、
三輪車で走ってたりとか、ずっとしてたので、
だから、そうすると多くの方たちが、お父さん、お母さんみたいな感じなんですね。
そうすると、やはり今度はやってよって。
やっぱり、最初は怒ったりしたんですけど、
でもそういう方たちが、頭下げてきた時には、
お母さんとかに下げられるとって、なるじゃないですか。
そうですよね、なります、なります。
最終的に、よろしくお願いしますまで言われた時には、
最初はよろしくねって、やらない、絶対やらないって思ったんですけど。
3個の例じゃないんですけど、3回目に来た時には、本当にあれですね。
何人かで来られた時に、それはもうやるしかないですよね。
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そうですよね。
そうすると、やはり長になると、1年目は何とか当たり障りなく、
2年目、3年目くらいから、そのまま毎年ずっとその場にいるだけではダメだな、
何かお父さん、お母さんとか、そこまでではなかったとしても、
やっぱり何かやってあげたいじゃないですか。
そうですよね。
何かやってあげたいから企画をしよう。
新年会にしても、忘年会にしても、
うち忘年会ないんですけど、新年会にしても、
ここの青踊りをするにあたっても、私たちができないけど、
藤岡くんやってくれる?広瀬くんやってくれる?って言われれば、やりますよって。
やはり会の催し物、バス輪というものもやってるんですけど、
バス輪で静岡とか山梨とか東京行ったりするんですよ。
その会の方たちに声をかけて、大体毎年30人くらい参加してもらうんですけど、
それもほとんど自分のお父さんお母さん。
本当に兄弟じゃないですけど、年齢が近い、一緒に商店街で育った人たちとバスを貸し切りにして行くんですね。
それがまた、何かやってあげないとって思うんで、
ビンゴタイトルをやったりとか、行く間に全部何分刻みでツアーを組むんですよ。
面白かったとか、暑かった、疲れたでもいいんで、それを言ってくれるだけでやっぱり嬉しいんです。
会長としてのお仕事も同時にされながら、商売、自分のところにも帰っていきながら、行ったり来たりされながら、今されてるっていうことで。
でもこの商店街の方たちに、ある意味は本当に育てられたなっていうのはあります。
先ほど言ったように、なんでボランティアが俺もこんなことしなくちゃいけないんだよっていうのは、
最初の頃すごくありましたし、
機嫌損なえないように、大かがい的に一人一人しないといけない。
でもなんでこんなことやってるんだろうと思ったんですけど、やはりそれって商売に生きるなって。
もちろん商店街活動は全くと言って利益があるものではないんですけど、
そこから学ばさせてもらえることの方が大きいので、商売には役に立っているというか。
だからお客様にも大変なことを言われても、基本は腹立たないように。
でも腹はそこだよ、こいつ。
でもそこはちゃんとお付き合いして。
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そうですね。
だからここで生まれ育って、ここで育てられたこと。
やはり自分がお世話になった大手の市屋さんの社長さん、そこの番頭さん、そこの職員の方の方たちに、
今となってから先ほどのお話ですけど、気づくというか、本当に感謝しかない。
そっかー。
でもそうなると忙しいじゃないですか。当たり前ですけど。
すごくお仕事されて、商店会もあって、いまいろいろされていて、
休みの日とかってあるんですか?
休みはそうなんですよ。休みはないんですよね。
休みないんですか?
休みないです。
実際の経営者として、それは自分で設定するのかもしれないですけど、人によってはないんですね。
そう、ないんですね。
ただやはりうちのスタッフもスケジュール組んでもらうときに、
週一のどっかで午後ぐらい時間を作ってくれる。
自分のスケジュールでスタッフを。
そっかそっか。
その時間帯に3時間4時間、もしくは5時間ぐらいなのかなって。
それで家に帰って、自分が幼少時代できなかった家族とご飯を食べるっていうのは、
その時間だけは1週間のうち1回は必ず作りにしてる。
そうなんですね。
できなかったからこそ、それが外に食べに行くでもなんでもいいです。
一生の時間を作って。
自分が1100円ぐらいのご飯を頼んでるのに、
なんで奥さんが2000円とか3000円の頼んで、
子供なんでジュースを、俺が一番安いじゃねえかよと思いながら、
それでもその時間って大切なんです。
僕にとっては。
これはうちの奥さんとか子供にも言ってるわけではないんですけど、
ないものねだりなんでしょうね。
できなかったことを今したい。
そういうことですね。
それは素晴らしいですね。
ありがとうございます。
ご自身の貴重な休みの時間、
もしかしたら好きなことに使うとかっていう人も中にいるでしょうけど、
じゃなくて家族の時間として。
そうですね。そこだけがあればいいかなと。
あと1年に1回ぐらい、3日間ぐらいなんですけど、
小旅行というか家族でどっか行くっていうことは1年に1回。
ただこのコロナ禍があって、コロナ明けでなかなか行く機会が、
気持ちの切り替えがなかなか今できてないんですけど、
それはもうディズニーランド1日でも1年に1回でも、
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うちの父もどんなに忙しくても、
先ほど1年に1回2回って言ったのが、
幼少時代の時に家族で伊豆に連れてってもらってたんですよね。
伊豆のハテヤホテルさんに泊まって、
そこでご飯を食べる、夕食を食べるっていうのが、
それが決まりだったんですよね。
今は自分の家庭であれば、
子供か奥さんが行きたいところに行くっていう。
でもたまに奥さんと子供だけで韓国行っちゃったりとかして、
それを置いていくなと思うんですけど。
それはあるんですね。
ありますあります。
でもそれはしょうがないことなので、
無事に帰ってきてくれればいいなって思うぐらいですね。
それだけでもお仕事は当然お忙しくされてて、
商店街のこともされてて。
今聞く人では、皆さんにお仕事と好きなことっていうのを聞くんですけど、
好きなことは何ですか?ってなると。
好きなことはあるじゃないですかね。
やっぱり経営だったりとか、物に対しての探求心とか。
そこか、そこですね。
あとはそうは言っても、僕も人間なのでネットフリックス見たりとか。
そういうのは?
そういうのは、漫画映画っていうのは時間があって、心にトリガーがあれば当然見ますし。
自分とうちの父の、これは約束なんですけど、
うちの父はやっぱり気丈なところがありまして、
人に自分の弱みを見せたくないっていうのがあったんですけど、
それでうちの父は、自分が29歳の時に亡くなった時が、肺がんで亡くなってしまったんですよね。
この古物の世界では、七夜系では長ある程度通っている方だったんですけど、
それでも面会は自分だけで、同業者もしくは家族も基本的に自分以外は入れないでくれっていう。
最後は痛い痛いっていう形で亡くなったんですけど、
その父が言ったことと、あと自分のうちの父との約束なんですけど、
基本は会社は1日も休んではいけない。
ただ、正月休みだけは取るんですけど、
基本は会社自体、お店自体は1日も休むな。休んでほしくない。
だからこそ自分の休みが基本的にないというのはそういうことなんですね。
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だからその頃はやはり釣りだときは借金もすごく何億ってありましたし、
だからこそ一生懸命やらなくちゃいけないなという。
うちの父にはそういう面では非常に感謝というか、
逆に悲惨を残されてたら、遊んでたかもしれないですし、
変な仕事をしてたかもしれないですし、変なことをしてたかもしれないので、
そういう面では会社を通過させてもらって、借金も通過させてもらったことに関しては、
努力苦労をさせてもらえる機会だったので、非常に感謝しております。
素晴らしい話になりますね。
やはり借金を貸していこうって、経営もそうなんですけど大変じゃないですか。
気持ちの部分とかでもザワザワするというか。
まだ20何年経ってもまだ残ってますからね。
少し残っているので、だからやはり気は抜いちゃいけない。
頑張っていかないといけないというのはあるんですよね。
生まれ育った商店街への思い。
1日も会社を休んではいけないという父親との約束。
そして家族と一緒の時間を作るようにしていると藤岡さんはおっしゃいます。
例えば今って世の中も変わってきて、業界というかの扱うものとかもどんどん変わってくる中で、
これからこうしていくとか、こうしようみたいなのってあったりします?
そうですね。自分たちの業界もやはり時代の流れとともにかなり変わってきまして。
多くの小物商、市屋さんなんですけど、仕入れを起こすとやはりインターネットであるという時代だと思うんですね。
楽天にしてもヤフオクにしてもまた違うサイトにしても自社のサイトにしても。
うちの藤屋っていう会社は一切それをしないんですね。
それをなぜかって言ったらどうしても売り上げを追っていくにはやはり多く仕入れを起こさなくちゃいけない。
多く仕入れを起こせば当然売れる比率はグッと上がるんですけど、
でもそれをするにあたってはどうしてもサイトに載せるだけでも費用がかかりますし、
その維持するためにはお金がかかりますし、自社のサイトで売るにもその自社のサイトもやはりお金がかかってしまうものだと思うんですね。
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自分たちの業界も多くの大手と呼ばれているM&Aをしてきたりとかされてきた会社もすごく多いので、
どうしても売り上げいくらとかっていうのでやはりそっち側の方向に行ってしまうんですね。
自分はそれの考え方が好きではないので、
適正に買い取りができたものを適正に販売をしたい。
じゃあ他のところが装備にしてないのかって言ったらそうではないんですけど、
やっぱり少し無理が出ちゃう。売り上げを追うので。
ですからなんとかセールとかっていうのをやると当然会社負担になってしまうので、
会社がそれを売れても売り上げの数字はいくんですけど、売り幅って本当にないんですよね。
それをするんだとしたら無理に売っていくよりかも、売り上げを伸ばすためには本当にそういったサイトに寄せてしていった方が売れる確率が高いんですけど、
そういうことをしないで店頭だけに。だから見ていただける方っていうのは全然少ないんですけど、
ただ今この円安買わせ、少し前まで160円くらい。今147円、8円。
ちょっと前まで110円、120円。そうすると個物の業界も値段がかなり変わるんですね。
例えばロレックスが買い取りが100万円だったものが、165円の円安の方向に行った時には120万くらい行っちゃうんですね。
今みたいに10何円、20円近く下がると100万円だったものが80万円くらいになっちゃうんです。
影響をものすごく受けるわけですね。
だから110円くらいの時はその100万円くらいだったものが、これ極端な言い方なんですけど、本当に40万円、50万円だったんですね。
それで昔買ったロレックスって今売りに行くと、もう買ったよっていうのはそういう現象が起きるんですよね。
それはもう金もそうなんですよね。
金はもう本当に高くて、自分たちも買取りをさせてもらって、店頭で販売するのが大変ですね。
なるほど。そうですよね。買いに来る方はいる?
もう海外の方ですね。
なるほど。
これもちょっと面白いんですけど、一定量と言ったらあれなんですけど、日本の方ってどうしても金って言ったら基本的にお金の方を選ぶ方が多いんですよ。
金ではなくお金なんですね。
高いから売りに行こうっていうことになるから、だからこういうふうに買取屋さんがいっぱいできる。
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ただある一定のお金持ちとかになってくると、お金持ちの方って、ここはちょっと難しいところであまりダイレクトに言えないのかもしれないんですけど、
資産を分散させるポートフォリオを考え方が強いじゃないですか。
現金だけでなく、それが証券になるのか株になるのか、やはりいろいろあると思うんですけど、そのうちの何割かというのは間違いなく金の方に入るんですね。
ある程度お金を持つ方っていうのは、やはり考え方がまた変わってくるので、その金というもの、自分たちで扱っている、現金で扱っているものも、売り会としてよく相談を受けます。
相談を受ける?
これからの相はどう?もしくは金って、こういうのどういう金を買った方がいい?とか。
相談を受けて答えられるもんですか?
もちろん答えられる。
勉強して。
経験上ですね。
経験上なので、そこはやはり僕の中でやっていることっていうのは、これちょっと間違った解釈のところがあるかもしれないですけど、
千樹観音。ちょっと話が全然飛んじゃうんですけど、千樹観音があるじゃないですか。
あれよくお寺さんとかで千樹観音があるところに見に行ってもらいたいんですけど、千樹観音って、やっぱり千個手があるわけじゃないですけど、いっぱい手があるじゃないですか。
で、あの手のひらに全部違うものが載っているんですよね。
上から下に降りてきた時に、様々な人の苦労、悩みってみんな違うんで、その方達にあったものをこの手のひらにあるもので差し伸べて救済をするっていうことだと思うんですね。
で、そこは諸説いろいろ違うことはあるかもしれないですけど、ツアーガイドさんに、昔に自分が高校時代か何かで行った時に聞いたことがあるんです。
それは何で違うんですか、そういうことだって言われた時に、でも大人になってからやはり千樹観音を見に行った時に、やっぱり若いと苦労ってあるじゃないですか。
今になってからなんであんなことを。今でも引き継ってることは当然ありますけど、あるじゃないですか。
で、そうするとお客さんも様々な、共通してお金はそうなんですけど、様々な悩みがあるじゃないですか。
だからそこを聞いていってあげる。隅々までではないんですけど、お客さんが何でって言われた時よりかも、お客さんは大体自分から話してくれるんですよ。
そうすると、世の中ってこういう悩みがあるなーって。
深刻な悩みまであれば、ちわげんか的になってから、これを持ってきたらいいや、それを持ってきたらまた、うちが買ったりとかしたらもう喧嘩になるでしょって言いたくなっちゃうんですけど。
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そういうものに対しての人間模様というストーリーがいっぱいあるわけですよね。
やはり大体持ってくれば、おばあちゃんからもらった、お母さんからもらったっていうのも、その方が持ってくれば、業界で30何年いると、もう聞かずして、これおばあちゃんからもらいましたよね。先に先回りして言えますね。
時代背景、さっき言ったバブルの時もあれば、バブルを去った後でも、やはりそういうものが売り買いがされたっていうのがイメージですごく残ってるんで。
だからそれが今30年ぐらい経ってくると、20代30代の子もしくは40代50代の人もそうなんですけど、持ってくるものによって、これはお母さんからもらっただろうな。
なぜなら20代30代の子が持ってくると、それが僕は今51なんで、お父さんの時代になるだけ。
それで、いや、俺こういうのは買ってないな、こういう時代じゃないなってなると、やはりもうおばあちゃんとかおじいちゃんたちが。
宝石とかもやはり作りがその時代によって違うんで。
だからそういうのも噛み合わせていくと、おそらくこの人はお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんからもらったなって、当てはまらなければ、お前どこから持ってきただろう。
あそこが出てくるわけですね。もちろんうちは買いませんみたいな感じになってくるね。
面白い、そっか。
本当だって、お店を入ってきて初め、一元一元というか入ってきた方が、まだ誰かわかんないけど、その方がこれを出したものからいろんなストーリーが。
やっぱりバーッと出さないと、東大品とかもしくは何か買っちゃうと、こっちが丸存なんですよね。
そうですよね。そこはちゃんとシビアに。
そうですね。丸存だけじゃなくても、やはり後から警察の方が来たりとか、それを聴取取ったりとかなっちゃうんで。
そういうこともあるってことですね。
全然もう1年に1回2回は必ずある。
そうなんですね。
やっぱりさっき言ったように、全部は見抜けないです。
そっかそっか。
そうですよね。
もう本当に、うちの経験上、泥棒もあれば強盗もありますし。
そうなんですね。
ですから裁判所に出庭もありますし。
そうか。なるほど。
でも、いろんな意味で人生を学ばさせてもらってますね。
いやーちょっと、そうですか。人生を学ばせてもらってる。
だから、普通の感じだと、なかなか警察の方が入ってきて、ちょっと大臣を見させてくださいとか、こういう方来てますかとか、やっぱりびっくりしちゃうと思うんですよね。
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もうやはりそれがもう毎度のことなので。
でも逆にそういう方たちが出入りしてくれる方の方が、やはり守られてる感はありますね。
守られてる?
守られてる。警察の方が来てくれるっていうことなんで。
はいはいはい。そっかそっか。
逆に自分に、もう今しめじゃないんですけど、やはり危ないようなもの、危なそうなものは、基本的には線はどっかで引いていきましょう。
そっかそっか。
情報提供も警察の方にしましょうっていうのは、支社組合にも入ってますし。
ですからそれはもう支社組合としての、組合員としてはもう当たり前のことなので。
そっかそっか。
そうですね。
なるほど。いやーすごい。すごいお話です。
ありがとうございます。
いやー本当に。
でも、一生懸命やってる姿は、うちの子供にはもう本当に見せたいんですね。
それで、この商売、この仕事って何が面白いのか、何で一生懸命やらなくちゃいけないのかっていうのは、自分が親から伝えられたというか、見させてもらった背中と一緒に、子供がそういうふうになってくれればありがたいなと。
そっか。
それは実際、来たりというか、見てる状態?
そうですね。本当にたまに来て、たまに来たらパパ1000円ちょうだいっていう感じなんですけど。
あれ?はいはい。そっか。
まあそういう感じでもいいので、自分の子供に、やはりこの会社じゃなくてもいいんですけど、この仕事をやってもらいたい。
だから、どこに飛んでもいいように最低限の英語の、語学だったら英語で、最低限の英語ぐらいは勉強はしてほしい。
それはなぜかしたら、学校でいいテストを取る。取れた方がいいんですけど、それじゃなくやはり一番世界の人たちと手っ取り早く話すツールとしては、やはり英語っていうのは自分たちも小学校から、場合によっては幼稚園、赤ちゃんから学んでる人たちも多い、いると思うんですね。
ですからこそ、それは日本だけに限らず韓国、中国もそうだと思いますし、アジア圏もそうだと思いますし、みんながみんな英語喋れるわけではないんですけど、ただやはりそんなに才能あることってなかなか難しいと思うんですね。
だとしたらもう本当に最低限の英語、流暢な英語じゃなくてもいいので、そのところはやはり学んでもらえれば、親としてはありがたいなと。
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そうですね、そうやってお子さんが見ていただいて、またもしかしたらやりたいみたいなことになったら、もうまたそれは。
もういろんな手を使いますね。
いろんな手を使いますか。
できた時に言うと子供って逃げますから。
だからもうそこはうまくうまく。
いやーちょっとすごいお話です。ありがとうございます。
祖父の代から続く会社の3代目として、日々休むことなくお仕事を続けられている藤岡さん。
好きなことは経営、そして物に対する探求心であり、お客さんがお持ちになるものを通して人生を学ばせてもらっている、という言葉が藤岡さんだからこそ語ることのできる言葉と思いました。
藤岡さんありがとうございました。
それではまた次回、湯井永さんの聞く人ラジオでお会いしましょう。
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