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2025-05-02 20:33

#461 就職氷河期世代女性達のキャリア形成の難しさ

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サマリー

就職氷河期世代の女性たちは、キャリア形成にさまざまな困難に直面しています。このエピソードでは、長期的なキャリアの中断や育児と仕事の両立、さらにそれに伴う職種の選択について語られています。彼女たちがキャリア形成に直面する困難について話し、特に子育てや再就職の問題が影響していることが強調されています。また、正社員として働き続けることに対する考えや、今後のキャリアに対する不安についても触れられています。

就職氷河期の経験
私の周りで最近ですね、昭和54年前後の就職氷河期の話っていうところと、年齢の方が自分業を少し目指したとか考えたとか、そういう話が出ているんですよね。
それでですね、私は昭和56年生まれなんですよ。
ただですね、私の場合は4代ではなく、単代を卒業してからですね、すぐ新卒で就職しておりますので、実質ですね、一緒に働いていた方は、ほぼ全員昭和54年生まれの方なんですよ。
ですので、私は20歳で入社しているんですが、一緒の同期っていうのは全員22歳。中には23歳もいましたけれども、22歳なんですよね。
そういった方とずっと年上で働いてきてるんですね。
なのでですね、ちょうど就職氷河期のど真ん中の時代に100社、150社、それぐらい受けて、2社ですね、部落企業に内定が決まって、最初の1社に決まったところでですね、もう承諾はしてたんですが、その後、もう今ない会社なんですけれども、上場している、当時はめちゃめちゃ大きい会社だったんですけども、知らない人はいなかったと思うんですが、
その会社に内定が決まって、でかつ東京で勤務してくださいっていうことだったので、若気のいたりで、地方出身なので東京に行けるんだと思って、そのまま内定を変えたんですよね、承諾を。
変えて、今に至ってるんですが、やっぱりですね、選んだ職種っていうのが、女性が嫌がる職種。女性が嫌がる職種だったんですね。
何かというと営業ですよね。当時にいた周りで営業職になった人は誰もいません。いませんし、私の周りっていうのは就職に成功した人が半分、失敗して4代に編入した人とか、
あとは資格を取るといって介護系の専門学校に3年間行った人とか、中には看護師になるといって看護専門学校ですかね、3年その後行くとか、そういう方々がいて、就職を決まった9割、私以外の方全員事務職だったんですよ。
私は最初事務職で秘書とかそういう仕事どうかなとか色々探してたんですけど、たまたま就職をあっせんしてくれる進路指導室の先生が、全然合わないと、私には、事務は合わないからとにかく営業行った方がいいと言われて、営業の方に行ったんですよね。
B2Cの決まった会社の方が明らかに大きい会社だったので、大きい会社に入ったっていうところからキャリアをスタートさせています。
育児とキャリアの両立
それでですね、私の今同級生の方とか、二高上の方と一緒に働いていたわけですけども、そういった方々が今どうなっているかというと、風邪のたえりもあるのでお付き合いはないんですけれども、ほとんどがですね、もう仕事を辞めてしまっているんですよ。
というのが、短大卒とかの人っていうのはね、結婚が早い人も多いんですよ。20代で結婚してしまった人は、全員一度キャリアを止めています。一旦辞めてますね、仕事を。辞めて、正社員で続けて行く気を取った人っていうのは、私の周りでは一人もいないです。
専業か、今ちょっと子供が落ち着いてパートしてるかになるんですよ。
一方で、二高上の四大卒の方と一緒に昭和54年の方と働いてたんですけれども、その方たちも一人だけですね、一人だけ転職をして、そこで育休を取って子供を育ててますが、早いうちに子供を産んだんですが、一人なんですよね、子供が。
一人なので、たぶん育休を取って普通に復職して、今仕事をずっと続けてるような感じだと思うんですよね。他の方はだいたい二人目とか産んで辞めたりとかね、もう育休を取る人はいない、いなかったですね。
同じ年代の前後で育休を取り始めた人っていうのは、だいたい晩婚です。
33から4ぐらいの間で結婚をして、35から40ぐらいの間で子供を産んだ人っていうのは、だいたいキャリアを少し築いていて、管理職になってる人ももちろんいますし、子供を産んで、その後キャリアをマネージャー職とかそういった管理職を手放してるんですよ。
結局こういう時代なんですね。
なので逆に私と同じ年代の方とかで、私と同じぐらいの年代の方もしくは私より年の上の方が、キャリアを手放す必要がないとかって言ってる方はね、キャリアはやっぱり厳しいんですよ、実際に。
大半の会社っていうのは、もちろんね、高条件の会社もあると思います、大企業で。ただですね、そうでない中堅型の中小企業とか、それ以下の企業とかっていうのは、キャリアはやっぱり手放すっていう人が、私の肌感覚ですよ、これは。
私の肌感覚では7割8割、そういった方かな。もうちょっとパーセンテージとして高いかもしれないんですけど。
なので一旦中断するんですよね。でですね、今私が見てきている中で、一度中断した人で、正社員で転職をした人っていうのは誰もいないんですよね。
だから結局ですね、一度中断してしまって、無職の期間だったり専業主婦の期間っていうのがあった方で、正社員に戻れる率っていうのはすごく私の時代では低いんだろうなっていうふうに思ってます。
大体皆さんパート。中にはですね、パートで入ったところで契約社員になったとか、契約社員から正社員に子供がだいぶ大きくなったっていう人は一人だけいますけど、私の知り合いっていうのはほとんどが地方なんですよね。
地方の人ではいないですね。それは本当にこっちに来てから、首都圏内の方なので、ちょっとですね私たちの世代の女性はやっぱり不遇な時代を過ごしているっていうふうに私は思うんですよ。
この界隈だと寸借神田さんとかは私より多分ひとまりぐらい上なので、かなり不遇な時代を過ごしていらっしゃると思うんですが、まだね私のこの43、4とかの年齢でも不遇なんです。
なので、行く気を取ってすぐ仕事を復職するとかね、そういうのもちょっとやっぱり難しいし、行く気を取ること自体も会社によっては難しいとかね。そこでキャリアを断念する人っていうのはめちゃめちゃ多いっていうことなんですね。
女性の職場環境
じゃあなんで私はずっと正社員を続けているかっていうところここなんですよ。これはですね、結構ね、我を通してきているんですよ、私なりの。
その代わり、つかめなかったものとしてはやっぱり管理職とかマネジメントの経験なんですよね。結局ですね、会社としては行く気を取ってほしくなかったんです。取ってもらったとしても復職をしてほしくなかったんですよね、前の会社は。
というのが制度が整っていないっていうことがあって、その制度が整っていないので、私一人のために整えるっていうのは違うという考え方だったんですよ。そこをですね、法律上は戻るときは正社員で戻れるっていうふうに書いていたので、老期に相談をちょっとしたんですよね。
その相談をしたっていう一言で一気に流れが変わったっていうので、無理無理入ってるんですよ。その代わりですね、B2C営業だったのが、インサイドセールスになったんですよね、完全に。完全にもうテレアポというか、電話をこう、ありますよね、こういう電話を耳から口にマイクがつくようなヘッドセットっていうんですかね。ヘッドセットをつけて電話をするような仕事になったんですよね。
私としては希望の仕事ではなかったです。ただ、給料も変わらず、かつですね、やっぱりインサイドセールスといってもセールスなので、営業マンと同じくインセンティブがあったんですよね。だからですね、やりがいは途中で出てくるのかもしれないと思って、そこは全然文句を言わず飲んだんですよね。
飲んで、かつですね、お迎えの時間に間に合うように、私だけ特別シフトで仕事をしたんですよね。その代わり、給料は上がらなかったですね。上がらなかったので、ほぼほぼインセンティブでカバーしたんですよ。
というようなところですね。その後ですね、前回も前にどこかでお話したかもしれないんですけれども、そこから法人営業になるんですけれども、これもやっぱり子どもの都合で土日休みじゃないと難しいというので、移動させてもらってるんですよね。
こういった優遇を聞かせてもらうと、やっぱりですね、昇給とか昇格とかっていうのは、なかなか縁がなくなるんですよね、私たちの時代っていうのは。私たちの世代ですね。
中にはもちろん昇格していく人もいます。ただですね、一人だけですね、私が知ってるのは自分の以前働いてたところで。
その方はやっぱり旦那さんが、どちらかというと言い方悪いんですけど、ちょっとひもみたいな感じで、仕事してるのかしてないのかよくわからない。家にほとんどいるっていうような旦那さんだったので、子どもの面倒っていうのはほぼ旦那が見ている。
近くにお母さんもいる。自分の母親もいるっていうね、そういったサポート体制ががっちり固まっているところだったんですよね。
でもね、私の世代の人っていうのは大半、やっぱり女性が家事をするっていうのがまだあったんですね。私の周りもみんなそうです。
なので、家のことをするために時短勤務になったり、家のことをするためにパートになったり、マネジメントから降りるっていう人はめちゃめちゃ多いんですよ。
めちゃめちゃ多くてですね、男女平等だって言ってるような時代ではないんですよね。今も多分そういう人いると思います。
役割分担なんですよね、ここも。結局旦那が太いから旦那の支給料の方が高い。うちもそうですけど、旦那の給料が高いってやっぱり金の問題なんですよね、結局。
金の問題で役割が分かれるので、結局そのキャリアっていうところは諦めなきゃいけなくなるっていうところなんですよ。
なのでですね、全部手に入れることは難しいっていうのを結構早い段階で私は子育てをしながら知ったので、諦めがあったんですよね。
諦めはありつつ、今できることをやろうっていうのを地に足つけるというか、そういった形でやってきてるので、キャリアに関してはかなり不遇な状況をずっと10年ぐらいは、10年弱ぐらいは不遇でしたね。
もうほとんどですね、基本給と呼ばれるものは新卒の人にちょっと毛が生えたぐらいで、あとはほぼほぼインセンティブで稼ぐっていう感じだったんですよ。
インセンティブで稼ぐってここなんですけど、私はたぶんね、おそらく、これは自慢とかなんでもなくてですね、営業に関してのセンスは割とあったのかもしれないです。
というのが残業してないんですよ、15年間。今もしてないですけども、残業してる人の数字は稼いだんですよ。
なのでですね、たぶんそこは自分が選んだ道はおそらく合ってたのかもしれないです。
なのであんまり失敗してないんですよ。営業に関して売れなかったとかね、ものすごく数字を落とすとかっていう経験がすごく少ないんですよね。
なので全然売れない時期っていうのが、今までのこの20年ぐらいのキャリアの中で1年半ぐらい経験したのは、それが法人営業ですね。
法人営業っていうのはやっぱり1,2枚になるまでに3年ぐらいかかるって言われていて、なのでですね、右も左もわからなかったので最初の1年半ぐらいは数字が1ミリも作れなかったんですよね。
ここはかなり給料落ちましたけど、それ以降はですね、割と順調にインセンティブは稼いできてるんですよ。
なのでそこはね、たぶんついていたのかもしれないです。
ただですね、それであっても、やっぱりですね、同じ年齢で子どもがいない社員と子どもがいる社員だと、やっぱり優遇が全然違ったんですよ、今思えば。
やっぱり同じ年齢ぐらいの方で子どもがいなくて、結婚してても子どもがいない、結婚しなくてもどっちもそうなんですけど、子どもがいないと時間の融通が効きますよね。
なのでその分昇格とかはしてましたけれども、私は全然そういった話がやっぱりなかなかもらえなかったっていうのはあります。
結局2人目の育休中に、これ何なんだっていう人が出てきたんですよね。
キャリア形成の課題
上の方がいろいろ組織編成で変わって、この不遇は何なんだっていうのを言った人がいたっていうのは聞いてるんですよ。
育休中にのんびりしてたところ連絡があって、次復職するときはこの金額になるからねって言って、結構上がってたんですよね、その時。
なので今まで上げられなかった分を上げておきますみたいな感じになったんですよね。
復職してからはですね、一般社員の中でも一番上のランクで復職してるんですよね。
そこからはインセンティブも、もちろん仕事1年ぐらい離れてもそんなに忘れてないので順調に稼げて、その時に就いた上司がそういった不遇のことをしないような方だったので、わりと条件は揃っていたんですが、
やっぱり管理職っていう部分に関しては、お声はかからないまま、この会社にいてももう自分は限界だなって思った時にちょうどコロナが来て、会社の売上がガタ落ちして、これもう出る時期だと思って急いで転活をして、今の会社に滑り込んだっていうそういう感じなんですよ。
なのでですね、今思えば多分ですね、遅く結婚した方より早く結婚したことで、このキャリアに関してはかなり不遇だったと思うんですよ。
ただしですね、さっきも言った通り、私の周りの人っていうのは、正社員をほぼ捨ててるんですよね、途中で。キャリアを止めて子育てに集中している方、専念している方とか、子供が大きくなってからパートをしている方、そこから再就職ができていない方っていう方が大量にいるわけですよ。
大量にいます。それでですね、ちょっとですね、最近ある本当に15年ぐらい連絡が取ってなかった人が、たまたま私の知り合いの会社に応募してきて入社されたみたいなんですよね。でもですね、やっぱり業卓なんですよね。だからですね、そういうことなんですよ。
で、そういうことっていうのはどういうことかっていうと、結局私の場合は正社員にこだわったんですよ。正社員を捨てていないので、5年前に転職してるんですけど、転職もできたっていうところじゃないかなと思ってるんですよ。そしてさらに私は学歴がないんですね。
短大卒とかって学歴ないんですよ。本当にないし、本当にキャバクラ短大みたいなところばっかりなんですよ。短大って大体お嬢様かキャバクラ短大。こんなもんなんですよね。女性が多い短大とかは。で、こういうところにやっぱり結局入ってしまっているので、ちゃんと4大に入ればよかったんですが、事情があって入ってないんですけど、入れてないので、学歴はないんですよね。
じゃあなんでこんなに続けてきてるのかっていうと、やっぱり自分の状況をわかった上で、自分が今できることにフォーカスを置いて、転職をしたり仕事を探したからなのかなと思ってるんですよ。
で、かつですね、最初のキャリアで選んだ会社っていうのが、男性が少ない会社だったんですよ。男性が少ない会社だったんですよ。男性が少ない会社だったんですよ。
で、かつですね、最初のキャリアで選んだ会社っていうのが、男性が少ない会社だったんですよ。で、かつですね、最初のキャリアで選んだ会社っていうのが、男性が少ない会社だったんですよ。
で、かつですね、最初のキャリアで選んだ会社っていうのが、男性が少ない会社だったんですよ。で、かつですね、最初のキャリアで選んだ会社っていうのが、男性が少ない会社だったんですよ。
そうなんです。なのでですね、やっぱりその今20年、20何年働いてきて思うのが、子供を産んだから、あそこでキャリアをせなくてよかった。ちょっと面倒な社員だったかもしれないですけど、正社員でい続けたのは良かったと思うんですよね。
で、そこでちょっと話戻っちゃうんですけど、自分業とかそういったところに興味を持ってしまう私と同じ年代の方の気持ちっていうのは、私はわからなくはないんですよ。やっぱりキャリアを一度捨てているので、その後正社員で転職するとかっていうのは結構ハードルが高いっていうのは皆さん感じているところだと思うんですよ。
未来のキャリアへの考察
それであれば自分でやって稼げたらもう万々歳かなって思ってしまう気持ちはね、めちゃめちゃわかるんですよ。めちゃくちゃわかるんですけど、ただやっぱり難しいですよね。人と違うことをやらないと結局その自分業っていうのはお金にならないわけじゃないですか。
お金になる人っていうのは村でお金を回すだけになるので、結局その例に出すと中村あずえ子さんみたいな感じの、中村さんしかできない仕事みたいな、そういうものにありつけるには今までの積み重ねがすごい大事なのに、いきなり自分しかできない仕事をやるっていうのは非現実的かなって私は思うんです。
今私の状況で、これからも仕事あと20年とか30年とかやっていくと思うんですけど、今のままでずっといくのか、またちょっとその時代が変わってきてますよね、AIとか出てきて。ここで今売っている商品じゃなくて違う商品で売るチャンスがあるのかとか、ちょっと今後に関しても少し考えてはいるんですよね。
ただ年齢が年齢なんで、例えば転職とかして自分のキャリアが潰しが利くかっていうと全然違うと思っていて、どうするのかなっていうのが谷事のように今考えているようなところなんですよ。
ただ営業っていうのは商品が変わったとしてもやり方的には基本一緒なので、違うサービスでも売ろうと思えば売れるんじゃないかなっていう気持ちもあるんですよね。
だからそういうふうに考えられるのは、最初のキャリアでやっぱりほとんど女性がやらないことをやったっていうところは大きいかもしれないですね。
私はどちらかというと男性っぽい売り方をするタイプなので、他の女性の営業マン、8割女性が営業マンのところにいたんですけど、とはちょっとカラーは違ったと思うんですよね。
だからここが今どういうふうに生かせていけるのかなとかね、ちょっとそういうのも最近考え出してます。
だからといって転職をするとかね、今の会社を抜けるっていう気はないんですけど、自分の価値っていうのは今どういう状況になってるのか調べるべきかなとか思ってます。
今日はこんなところで失礼致します。
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