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2025-09-27 19:23

#499 なぜワーママがワーママを食うのか音声解説版

spotify

なぜワーママがワーママを食うのか。
https://note.com/mimiko20210808/n/n4617196af3dc

ワーママがワーママを食う理由
https://open.spotify.com/episode/0MFdDhHx1LxuS9RXnNhyD5?si=nWkW5wdkSJGkfb0zZ9Rxvw

#ワーママ
#優等生
#手帳
#承認欲求

サマリー

このエピソードでは、ワーキングマザーの間で見られるワーママビジネスについて分析しています。特に、同じ境遇のワーママ同士が提供するサービスへの関心や心理的背景、不満の影響を深く掘り下げています。ワーキングマザーが抱える不満が根底にあり、それがオンラインビジネスの形成に関連していることが分析されています。他人と比較することで生じる消耗感や、自分自身の内面と向き合うことの重要性が強調されています。

ワーママビジネスの概観
今回はですね、現代社会の一つの側面、特にオンラインで見られる現象にちょっと光を当ててみたいと思うんです。
テーマは、ワーキングマザー、いわゆるワーママを取り巻く動き、一部ではワーママビジネスなんて呼ばれている動きについてですね。
今回の分析のもとになるのは、ご自身も20年間、いわゆるワンオペ育児と仕事を両立させてきたという経験を持つみみこさん。
この方が書かれた、なぜワーママがワーママを食うのかという、かなりしさに富んだ記事なんです。
そうですね、この記事はみみこさんご自身の長年の実体験と、あとここ数年のSNSとか、音声配信プラットフォームなんかで見聞きしたことに基づいているんですね。
今のワーキングマザーたちが、何を考えて何に惹かれているのか。
特にその、家事育児の悩み解決セミナーとか、自己肯定感を高めるコーチングとか、そういういわゆる無形詳細に、なぜお金を払うのか、その構造を鋭く分析されてますね。
なるほど、無形詳細ですか。具体的なものじゃなくて、情報とかノウハウ、あるいは精神的なサポートを提供するサービスってことですよね。
今回の私たちの探索のミッションとしては、この記事を深く読み解いて、なぜ少なくないワーキングマザーが、同じ境遇のはずの、他のワーママが提供するビジネスに関心を持つのか。
時には結構高額な対価を払ったりもすると、その背景にある心理的なメカニズムとか、社会的な構造、あとはその筆者のみみこさんがならしている継承、その本質にさまっていこうと、そういうことですね。
その通りです。単に現象を追うだけじゃなくて、その根っこにあるもの、それが私たちに何を問いかけているのか、そこを掘り下げていけたらなと思いますね。
はい、では早速その確信に迫っていきましょうか。まずこの記事の書き手であるみみこさん、この方の立ち位置とか視点をもう少し詳しく見ておきたいですね。ご自身も長年の当事者でありながら、ちょっと引いた目線も持っているような。
そうですね。彼女、ご自身のことを人は人、自分は自分っていうスタンスで、あんまり他人の動向を気にしたり、群れたりするのは好きじゃないタイプっていうふうに自己認識されてるんですね。
このちょっと距離を追いた視点があるからこそ、近年のSNSとか音声配信で見えてくる、そのワーママ界隈の特定の動き、つまりワーママビジネスに関わる人たちの、何ていうか熱量とかその心理状態に対して、ある種の疑問とか違和感みたいなものを感じたと、これがまあこの記事の出発点になっているわけです。
昔と比べて環境は変わったと。でも。
ええ。10年前、20年前と比べたら、まあ育児支援の制度とか社会の理解とかワーママを取り巻く環境が良くなった面は確かにあると。それは認めてるんです。でもその一方で、SNSがこう爆発的に普及したことが、なんか新しい種類の悩みとか、ある種の厄介児を生み出してるんじゃないかって指摘してるんですね。
ああ。比較とか承認欲求とか、そういうものが渦巻く空間になっちゃってると。
そういうことですね。
そのワーママビジネスの実態についてですけど、記事では具体的にどういうものが挙げられてるんでしょうか。
筆者が特に注目しているのは、さっきもちょっと触れましたけど、無形商材ですね。
具体的には、家事とか育児の効率化、悩み解決を謳うオンラインセミナー、あるいは自己肯定感を高めましょうとか、自分らしい働き方を見つけましょうみたいな、そういうテーマのセミナーとか、個人向けのコーチング、コンサルティング、そういうものです。
これがSNSとかブログ、音声配信なんかを通じて、ワーママからワーママへ、結構活発に販売されてると、その状況を指してます。
なるほど。形のないサービスに、なぜ多くの人がお金を払うのか。ここがミミ子さんの大きな疑問点なわけですね。
ご自身の20年にわたるワンオペ育児と仕事の両立経験の中では、家事とか育児のことで、誰かにわざわざお金払って推しを受けたいなんて一度も思ったことがなかった。だからこそ、このなんか盛り上がってる感じが不思議でならない。ってかなり率直に書かれてます。
その素朴な疑問から彼女の深い考察が始まるわけですね。単に不思議だなぁで終わらせがいで、その背景にある構造に目を向けていくと。
そしてここからがこの記事の核心に迫る部分ですね。筆者はこのワーママビジネスが成り立つ根底には、ある非常に強い感情があると結論付けてるんです。それは不満であると。
これはかなりパワフルな、そしてある意味でちょっとドキッとする指摘ですよね。情報を発信する側、つまりサービスを売る側のワーママも、そしてそれに共感して惹かれて集まる側、つまり買う側のワーママも、実は現状の自分自身に対して何らかの形で強い不満を抱えてるんじゃないかと、そういう分析なんです。
不満ですか?具体的にはどういう?
なるほど。筆者の美美子さん自身も過去を振り返ると似たような気持ちを抱いた時期はあったって正直に書いてますね。ただ彼女の場合は、まあ仕方ないか。女性だから子供を産み育てることが優先される時期もあるよねとか、世の中ってまあこういうもんだろうとか、それにこの大変な時期も永遠に続くわけじゃないしって、ある種の諦めというか、まあ現実として受け入れて乗り越えてきたっていう風に。
その不満をなんか耳障りのいいポジティブの言葉とか、わかる私も同じみたいな強い共感の言葉で覆い隠してあたかも前向きなエネルギーに変えようとしているように見えるって美美子さんは指摘してるんですね。
ポジティブに見えるけどその実態はもしかしたら違うかもしれないと。
ええ。筆者はさらに踏み込んでて、そのポジティブな共感みたいに見えるものの、その根っこに流れてるのは実は共有されたネガティブな感情、つまり不満そのものなんだと。
彼女たちは意識してるかどうかは別として、ネガティブな感情を共通点として繋がってるんじゃないかって感覇してるんです。
で、多くの場合その繋がりの中にいる当事者はその構造に気づいてない可能性が高いんじゃないかと。
そしてウル側、特に高額なセミナーとかコンサルで大きな収益を上げてるような配信者についてはさらに厳しい見方をしてますね。
買い手の不満とか不安といった、いわば心の隙、これを巧みに利用してビリネスを成り立たせてることを心の奥底ではわかってるんじゃないかと。これはかなり強い指摘ですよね。
そうですね。無自覚にやってる人もいるかもしれないけど、高額な収益上げてるような人は遅かれ早かれその構造に気づいてるはずだとまで言ってますね。
さらにウル側のワーママ自身も、もしかしたらワーママである自分を本当は肯定できてないんじゃないかとか。
あるいはその満たされない不満をバネにして、ある種の復讐みたいな形で他の人、つまり買い手のワーママをコントロールしようとしてるのかもしれないなんていう推察までしてるんです。
これはあくまで筆者の推察の息を出ないですけど、それほどまでにこのビジネスの周りに渦巻く不満のエネルギーを強く感じ取ってるってことなんでしょうね。
共通の特徴と依存
寝深い問題を示唆してますね。では、そういうワーママビジネスに関わったり、まあ惹かれやすいワーキングマザーたちには何か共通する特徴みたいなものが見られるんでしょうか。筆者はその点についても分析を進めていますね。
はい。美美子さんは自身の観察に基づいていくつか共通点をリストアップしています。これは非常に興味深い、そしてちょっと考えさせられるリストですよね。まず、学生時代に勉強ができた、いわゆる優等生タイプ。
次に、承認欲求が高い傾向がある。その一方で、自己肯定感が低いと感じている。あと、自ら、私はワンオペ育児ですと強く主張することがある。そして、現在の働き方に対して何らかの不満を持っている。もちろん、育児と仕事の両立に深く悩んでいる。ちょっと意外な点としては、手帳が好きであること。
そして、これといった趣味がない、無趣味であること。最後に、SNSのプロフィールなんかに、3歳と4歳の子を育てています、みたいな形で、子供の年齢を具体的にかつ全面に出して書く傾向があると指摘しています。
なるほど。このリストをいくつか挙げていただきましたけど、例えばその手帳が好きっていうのはどういうことなんでしょう?一見関係なさそうにも思いますけど。
司会 筆者が直接的な因果関係を断定しているわけじゃないんですが、文脈から推察するに、おそらく優等生タイプとも関係しているのかもしれないですね。計画通りに物事を進めたい、きちんと管理したいっていう意識の現れというか。でも、育児とか仕事の両立って計画通りにいかないことばっかりじゃないですか。
まあ、そうですよね。
司会 そのギャップから生まれる不満をせめて手帳の上だけでもコントロールしたい、みたいな、そういう心理が働いている可能性を示唆しているのかもしれないです。あるいは、ご自身のアイデンティティをママっていう役割と強く結びつけているその現れとも考えられますね。
深読みすれば、いろいろ解釈できそうですね。そして、これらの共通点の根底には、やっぱりさっきの革新的なテーマ、子育てをしている自分自身への不満、あるいは、なんで私がこんな大変な目に遭わなきゃいけないのみたいな、言葉にならない叫びみたいなものがあるんじゃないかと秘書は見ているわけですね。そして、かつての私もそうだった時期があるからその気持ちは痛いほどわかるとも付け加えている。共感があるからこその厳しい指摘でもあると。
ええ。
そして、彼女自身がなぜそういうビジネスに深入りしなかったのかっていう自己分析も結構視差に飛んでるんです。
彼女が子育てに一番手がかかってた時代、つまり子供がまだ小さかった頃は、今ほど情報があふれてなかったと。SNSもまあなかったですし、必要な情報は自分で本とか雑誌とか、あるいは限られたネット情報から能動的に探して図書選択してたと。そして何より日々の仕事と育児に文字通り創作されてて、他人の意見とか情報が入り込む物理的精神的な隙がほとんどなかったんだのって振り返ってるんですね。
隙がなかったという表現が印象的ですね。そして特にリストの最初にあった優等生タイプのまま、このタイプの人がこうしたビジネスのターゲットになりやすいというか、引き付けられやすいっていう指摘は特に注意が必要かもしれないですね。真面目で完璧を目指しがちな人ほど陥りやすい罠があると。
まさに、いい意味で真面目、悪い意味で世間知らずってかなりストレートな言葉で表現してますね。学生時代は勉強もできて、周りの期待に応えて褒められた傾向も多かった。その成功体験があるからこそ、社会人になっても仕事はもちろん、結婚、出産を経て新たに加わった家事とか育児とか、そういうタスクも全部100点満点でこなそうと無意識に頑張っちゃう。
でも現実はそんなに甘くない。キャパシティを超えて、どこかで必ず壁にぶつかって挫折感を味わって、結果として強い不満を抱え込むことになると。
そういう精神的に弱っている、あるいは混乱しているタイミングで、SNSとか音声配信の世界に足を踏み入れると。
そうなんです。そこで自分と同じように見える不満を抱えて、でもそれを乗り越えようと見えるポジティブな言葉を発信している配信者に出会う。その言葉に強く共感して、その輝いて見える姿に憧れて、自分もそうなりたいって願う。そしてその配信者が発するメッセージを鵜呑みにしてポジティブなものだって誤解しちゃうんじゃないかって筆者は分析してます。
そしてそれが高額なサービスへの入り口になってしまう可能性があると。
数十万円場合によっては100万円を超えるような高額なセミナーとかコンサルティングにまで手を出してしまうケースもあるみたいですね。
これは自分の力だけではどうにもならないって感じている深い不満とか欠落感を誰か他の人、特に成功しているように見える同性の我儘に埋めてもらいたいっていう切実な、でもちょっと歪んだ願望の現れなのかもしれないと。
自己肯定感の低さも相まって外部の権威とかキラキラした存在に依存しやすくなっているのかもしれないですね。
ここで筆者が非常に強く継承をならしているポイントがありますね。不満、不安、悩みは人の隙になるということ。
その通りです。隙があること自体が悪いわけじゃない。人間誰しも弱い部分とか悩みは抱えていると。
ワーママの不満とビジネス
ただそのネガティブな感情から生まれる隙はまず自分自身でしっかり認識して向き合って、そして可能なら自分の力で解決しようと努力することが大事なんじゃないかと。
他人にしかも高額なお金払って安易に解決してもらおうとするのは根本的な解決にはならないし、むしろ問題をこじらせる可能性すらあるんじゃないかって問いかけてるんですね。
なるほど。そしてこの不満というある意味で不安定な土台の上に成り立っているワーママビジネスの持続性についても、筆者は疑問を投げかけていますね。長くは続かないだろうと予測している。
その根拠はすごくシンプルでかつ本質的ですね。子育てにはいつか必ず終わりが来るからです。宇宙にいるときはこの大変さが永遠に続くように感じるかもしれないけど、子供は確実に成長するし、手がかかる時期っていうのは振り返ってみれば意外と短いものだと。
もちろんその期間が忍耐力と体力を極限まで要求される厳しい時期であることは間違いないとも言ってますけど。
だからこそその限られた貴重な時期の過ごし方が重要だと。
ええ、その心身ともに消耗する時期に高額なオンラインビジネスにお金と時間と精神力を注ぐよりも、もっと建設的なこと、自分のためになること、あるいは将来の自分や家族のためになることがあるはずだって提案してますね。
例えば、体力をつけるために運動するとか、心を落ち着かせるために読書するとか、あるいは将来のキャリアのために資格の勉強するとか、選択肢はいくらでもあるはずだと。
将来を見据えたその経済的な視点も重要だと指摘してますね。
はい。子供が手のかかる時期を過ぎれば今度は教育費とかでこれまでとは比べ物にならないくらいお金が必要になってくる。
さらに自分自身も年齢を重ねれば健康維持とか自己投資とかやっぱりお金はかかる。
だからこそ子育てで大変な時期はある意味将来のための腹脳の時というか我慢の時期と捉えて、無駄な出費を抑えて質素に堅実に生活しておくべきじゃないかと。
その時期に一時的な不満解消のために大金を突き込んじゃうのは、長い目で見ると後々大きな後悔につながる可能性があるという非常に現実的なアドバイスです。
記者は決して現状を頭ごなしに批判したいわけじゃないとはいいつも、やっぱり現状に対してある種のやるせなさみたいなものを感じているようですね。
そうですね。いい年齢の大人の女性たちがそのつながりの根底にある不満という共通項に気づかない、あるいは気づかないふりをしているままオンライン上で何かある種いびつで閉鎖的な人間関係を築いちゃっている。
そういうコミュニティが日本にこれほど多く存在しているという事実にちょっと虚しさを感じずにはいられないと正直な気持ちをとろされています。
そしてこの記事の締めくくりは非常に印象的です。
読者、つまり今これを聞いているあなた自身への直接的で力強いメッセージで終わっていますね。
はい。もし今あなたが育児と仕事の両立とかで強い不安とか不満を抱えているのなら、一度今の状況から少し距離を置いて立ち止まってみてほしいと呼びかけます。
そして他人にお金を払ってまで教え置く前に自分自身でできること解決できる方法は必ずあるはずだと。
さらに具体的な問いかけが続きますね。あなたは他人と自分を比べていませんか?SNSの情報に振り回されていませんか?特定の配信者の言葉を盲信していませんか?と。
そして最後に親としての視点も。子供は親の言葉じゃなくて親の背中を見て育ちます。今のあなたの姿は10年後20年後の子供に、そしてあなた自身にどう映るでしょうか?よく考えてみてください。と。これは非常に重く、でも愛情のこもったメッセージだと感じますね。
今回はミミコさんの記事。なぜワーママがワーママを食うのか?をもとに、ワーキングマザーを取り巻くオンラインビジネス、特にその根底にあるとされる不満という感情、そしてそれがどのようにビジネスとして利用され得るのか?という、まあ、一個人の経験と観察に基づいた非常に鋭く視差に富んだ分析をひもといてきました。
ヒッシュの主張は終始一貫してましたね。ワーキングマザーが抱えがちな不満が共感を通じて集まる力を生んで、それが特定のオンラインビジネスの温床になっている可能性。そして、特に真面目で完璧主義的な傾向のある優等生タイプの人が、その不満の解消の外部に求めて、結果として高額なサービスに引き付けられやすいっていう構造的な罠。
最終的には、外部に安易な解決を求めるんじゃなくて、自分自身の内面と向き合って現実を受け入れつつ、自分の力で状況を改善していくことの重要性、これを強く訴えていました。
内面と向き合う重要性
これは単にワーキングマザーっていう特定の層だけの問題じゃなくて、現代社会に生きる多くの人が直面し得るSNSを通じた繋がり方の交際とか、承認欲求との向き合い方、自己肯定感の問題とか、より普遍的なテーマにも深く関わってくる、非常に感慨させられる内容だったんじゃないでしょうか。あなたはこの話を聞いてどのように感じましたか?
そうですね。最後に、この記事が私たちに投げかけているより本質的な問いを、あなたご自身にもぜひ少し時間をとって考えてみていただきたいですね。
子育て中、あるいは日々の生活の中で感じる不満という感情とどう向き合っていくべきか。この記事は一つのある意味厳しい視点を提供してくれましたが、あなたご自身はどのような向き合い方が健全だと考えますか?
あるいは、もう少し視野を広げて、あなたが普段関わっている、あるいは目にしているオンライン上のコミュニティとか人間関係は、どのような感情や動機によって支えられていると感じますか?それは、あなたにとって本当にポジティブな影響を与えていますか?
この考察が、あなたにとって何か新しい視点やお自身の状況、あるいは周りの世界を少し違う角度から見つめ直すためのささやかなきっかけとなれば幸いです。
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