今日は、私がニュージーランドに留学をした高校生の時期がありましたが、
その後ですね、母自身、私にどういう風になってほしいと思っていたのか、
その16歳の1年間の留学を通じて、どういうことをイメージしていたのかっていうのを、
留学から帰ってきた後ですね、どういうことが頭の中にあったのかなっていうのを、
今日聞いてみたいと思います。
これまでも話してくれた中で、18歳の決断っていうのが、よく言葉として出てきたと思うんですけど、
18歳を迎えるということは、日本において、やっぱり高校を卒業して大学に行くのか、
就職するのか、それ以外の道を取るのかという、そういう決断の時期だと。
その前に、この1年間のニュージーランドでの留学っていうのが大事だったということで、
母自身、高校留学という選択肢を見出してきたという部分があると思うんですけど、
そういうところにも繋がっていくかなというふうに思いますので、
今日その辺り、詳しく聞いていけたらと思います。
ということで、まず16歳でニュージーランドに行きましたと。
17歳になって帰ってきました。
高校3年生になって副学したんですけど、その後ですね、どういうことをニュージーランドから学んで帰ってきて欲しかったのか、
次に生かして欲しいと思っていたのかっていうところは、どういうイメージがありましたか。
日本の限られた地域で住んでいると、結局その周りで起こっていることが視界には入ってきますけど、
それ以外のことは入ってこないです。
それが、1年間そういう機会を得て帰ってくると、
やはり18歳に何らかの決断をするときに、高校生3年ですね。
そのときに視野が広がる。
ある国に1年行ったからといって、全世界で起こっていることが見れるわけではないですけれど、
自分の周りに今まで知っているような職業の人、あるいは環境とかいうものが、その中でしか見れない。
自分の知っている人って言ったら、自分の親と近くに住む人と、学校の先生と塾の先生ぐらいかもしれない。
そんな中で自分の夢を膨らましていくっていうのも、やっぱり限定的なものになってしまうので、
ちょっと外へ出れば、いろんな環境があって、いろんな考えの人がいて、いろんな職業の人がいて、
自分の1年間で見てきたものが、それも全てではもちろんないわけですけれども、
あ、なんかいろんな可能性が自分にはあるんだな。
目の前にある勉強がもしかしたら苦手かもしれない。
お友達のように運動や音楽があんまりできないかもしれない。
でもなんか自分の好きなものが、自分がこれ頑張ってやってみようかっていうものが、どっかにあるんじゃないかっていうことが知ることができて。
そして18歳の決断に向けて、何ができるかなっていうふうに考える時の頭の広さというか深さなのか、
そういうところにうまく影響していってくれたら、ベストだなと思いました。
実際、私ももともと小学校の時とか中学校の途中ぐらいまでかな、学校の先生になりたいって思ってたんですよね、将来。
それって今振り返ったら、やっぱり自分が見えるもの、仕事として身近に感じれるものが先生っていうのがあったからなのかなというふうに思いますし、
今、母が言ってくれたような、もっともっと世の中にはいろんな仕事をしてる人たちがいたりとか、いろんな環境がある中で自分の将来を考えていくっていうのは、
きっと日本の環境の中だけじゃなくて、ニュージーランドに行ったことですごく広がったっていうのは、私自身の経験としてもあったんじゃないかなというふうに感じます。
そうですか、よかったです。
それと純粋に1年間英語が話されている国に行くということで、やはり若いですし、成長はすごい実感としてつかんでくれたんじゃないかなと。
世界の主要の言語である英語をある程度聞けるようになって、ある程度話せるようになって、そういう環境の中でどういうコミュニケーションが取られているのかということになれるっていうことは、
自分の仕事の幅も広がるでしょうし、すごい良いことだなと思います。
きっと母としては、ただ英語が話せるようになる、わかるようになるっていうだけじゃなくて、
現地の人のコミュニケーションとか文化とかそういうものも含めて、英語っていうものを習得してほしいみたいなところがあったっていう感じですかね。
そうですね。一昔前に比べて、もう今自動翻訳だとか、音声から翻訳したりだとか、
活字から翻訳したりとかいう機能はだいぶ出てきているので、昔ほどそんなに重要性というのは減っているとは思うんですけど、
やはり世界で一番話されている言語が話せるに越したことはないし、全世界で英語を話す人が全てではないから、
どちらも第2外国語として英語を話してコミュニケーションを取る場面も実際には多いので、
そういういろんな文化を持つ人の共通の言語のプラットフォームで、一番よく使われている英語に慣れ親しむっていうことは、
これから住むところが日本であったとしても、すごく海外の人も入ってきてますから、重要な技術の一つになると思っています。
そこに関しては、私自身すごく英語と向き合ってきた期間っていうのが長いと思ってて、
単純に英語ができる、ロボットみたいに話すみたいなことはもうそこまで重要じゃないかもしれないけど、
やっぱり相手も人間なので、どこまでお互い分かっているかとか、分かり合えているかっていうのは単なる英語力だけじゃないというか、
どれだけ相手の文化とかバックグラウンドを理解できているかとか、私自身をうまく表現できるかっていうところまで、
相手の人もすごい感じ取りながらコミュニケーションを取ると思いますし、こっちもそうだと思うので、
そういうところの深さまで言語っていうものを習得できたっていうのは、それだけのまとまった期間、若い時からいったっていうことが、
1つ16歳で得られたものだったんじゃないかなというふうには感じてます。
はい、ということで今日はニュージーランドの1年間の留学から帰ってきて、その後、私にどういうことを習得してほしかったのか、
その先にどういうふうにこの留学をつなげていってほしかったのかっていうことを母に話をしてもらいました。
やはり18歳の決断っていうのは母としてもすごく重要だと、そこに向けてどういう経験をしてほしかったのかっていうことは、
今回聞けたかなっていうふうに思います。
はい、じゃあ今日はこれで終わりたいと思います。また次回違うテーマで聞いていきたいと思います。
はい、ありがとうございました。