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試合がない日も稼ぐ。アメリカのスタジアム活用とは?
2026-10-08 15:48

試合がない日も稼ぐ。アメリカのスタジアム活用とは?

このポッドキャストでは、アメリカ・ダラス在住のMikiがアメリカのスポーツ文化やプロスポーツの特徴など、グローバルな視点で話していきます🎙️🌏


Miki's Profile:

アメリカ ダラス在住🇺🇸 日本生まれ日本育ち🇯🇵 リバプールでサッカービジネス専攻🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 ダラスでサッカースクール運営 ⚽️

X, Instagram & note: @miki_stepout (https://linktr.ee/miki_stepout)


#アメリカスポーツ #テキサス #ダラス #プロスポーツビジネス #アメフト #サッカー #NFL #MLB #NBA

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サマリー

アメリカの巨大スタジアムが、ホームチームの試合がない日にもどのように価値と収益を生み出しているかを解説する。コンサート、大学スポーツ、国際試合、モータースポーツなど、多様な大規模イベントの会場として使われるほか、企業の会議やパーティー、スイートやラウンジの貸し出しも行われている。AT&Tスタジアムを例に、ロッカールームやフィールドを見学するスタジアムツアー、地域や学校向けの大会・無料イベントなど、観光とコミュニティ形成の役割も紹介する。こうした活用を可能にする多目的設計と、所有者ではなく運営権や収益化の仕組みが重要だと指摘し、日本の公共スタジアムとの違いや、ホテル・商業施設を含む都市開発への広がりにも触れる。

巨大スタジアムの年間価値を高める発想
はい、みなさんこんにちは、Miki 💫です。 前回のポッドキャストでは、アメリカのプロスポーツが試合の当日、
マッチデーにどうやって収益と観戦価値を最大化しているのかという話をしました。 VIPやスイート席、駐車場、飲食、
ダイナミックプライシングなど、一人のお客さんがスタジアムに来た時に、どれだけいい体験を作りながら収益につなげていくかというような話をしたんですが、
今回はその続きとして、試合がない日に大きな巨大スタジアムは何をしているのかというテーマで話をしてみたいと思います。
アメリカのスタジアムを見ていると、本当に規模が大きくて、 NFL、アメフトのスタジアムであれば、7万人収容とか8万人収容の、そういった規模の施設も珍しくありません。
ただ、ここで考えてみると面白いのが、その巨大な施設を実際にホームチームが使う日はかなり少ないというところで、
NFLで言えば、レギュラーシーズンのホームゲームは年間8試合か9試合しか行われないと。
もちろんプレーシーズンとかプレイオフっていうものもあるので、実際はもう少しアメフトで使われる試合っていうのは多かったりするんですが、
それでも年間365日の中で考えると、ホームチームの試合が行われる日っていうのは、本当に一部だということがわかると思います。
では、あれだけ巨大なスタジアムをそれ以外の日にどうやって使っているのか、使わないと本当に赤字になってしまうということなので、
今日はそこを見ていけたらと思います。
ポイントとしては、1試合の収益を最大化する、そのマッチデーっていうものを前回も話したんですが、
今回は1つの施設を365日、1年間で使っていくときに、年間の価値を最大化するというのが大事な考え方ポイントになると思うので、今日はそこを話していきます。
コンサートや国際試合の会場として活用
まず一番わかりやすいのが、コンサートとか他のスポーツイベントを開催するということです。
アメリカの大型スタジアムでは、ホームチームの試合以外にも本当に様々なイベントが行われていて、
例えば有名なアーティストを呼んできて、ワールドツアーとかやっているところでこの大きなスタジアムを使ってもらうと。
さらに大学スポーツっていうのもアメリカでは本当に大きな規模で行われているものなので、その大学スポーツの試合がプロのスタジアムで行われたりとか、
あとは国際試合ですね。サッカーの代表がプレーするフレンドリーマッチとか公式試合っていうのも行ったり、
あとはボクシング、プロレス、モータースポーツっていうのもよくアメリカのNFLとかそういう大きなスタジアムを使って開催されるものになります。
つまりこのスタジアムはアメフトのための施設ですというのではなくて、数万人規模のイベントを開催できる巨大な会場として考えられていることが多いということですね。
私が滞在しているこのテキサス州ダラスにも大きな代表的なスタジアムがあって、
NFLのダラスカウボーイズのホームスタジアムであるAT&Tスタジアムっていうのが、今は週末を中心にカウボーイズのホーム戦も行われたりしているんですが、
それ以外にも大学のアメフトの試合が行われたり、サッカーの国際試合、まさに今回のワールドカップの会場にもなってましたね。
あとは有名なアーティスト、この間BTSも来て満員のお客さんでコンサートをやっていましたし、
あとはモータースポーツの土をたくさん使ってバイクでレースをしたり、たくさんジャンプして、ちょっと危なっかしい競技みたいなのもありますよね。
そういうのもアメリカで人気なので、本当に多種多様なイベントがこのAT&Tスタジアムでは頻繁に行われていると。
このAT&Tスタジアムも平均して8万人ぐらい収容することができるので、
企業イベントと多目的設計
この大きな箱と考えた時に、いろんな大会とかコンサートとか開催できるように、最初から複数の用途に使える施設として、
このスタジアムが作られた価値を作っているということが重要なポイントになるかなと思います。
例えば大型ビジョンがあって、音響設備があって、観客席っていうのももちろんあって、
ビップ席っていうのが普段スポーツの試合で使われているものが他の用途でも使えると。飲食もできると。
なので、スポーツの試合以外にも使える要素がそもそも多いので、
ただそれを他の用途に使うってなった時にも柔軟に対応できるような、そういった機能を作る段階からしっかりと設計をして作っていくというところが、
スタジアムの価値を最大化して収益も上げていくということを考えた時にすごく重要なポイントになるということができます。
他にも言えるのが、企業や一般向けにこの施設そのものを貸し出すビジネスというのも行っていて、
スタジアムっていうとどうしても数万人規模のお客さん向けのイベントっていうのをイメージしがちだと思うんですけど、
実際にはもっと小規模な利用っていうのもされていて、例えば企業の会議だったり、
あと顧客向けのクローズドなイベント、またパーティーとかそういったものも頻繁に行われています。
あとは試合会場全体ではなくて、試合の日にVIPのお客さんが購入して使えるスイートとかラウンジっていうのも貸し切ったりとか、
試合のない日にイベントスペースとして使うことができます。
私もそのVIP向けのスイートとかラウンジに入ったことがあるんですけど、
高級ホテルとかレストランみたいな雰囲気ですごいスペースも広くて、
十分イベントだったり何かちょっとしたパーティーとかそういうものが開けるのに適しているような空間だったので、
試合がない日でもその企業イベントの会場として販売することができると。
同じ設備から試合のある日と試合がない日でも別の収益が常に生み出せるような設計がされているというのが特徴としてあります。
なのでスタジアムを単なる観客席の集まりとして見るのではなくて、
会議室、イベント会場、飲食ができるスペース、エンタメの空間の集まり、集合体として見るっていうのが、
アメリカのスタジアムの中で単純に一つの活用方法があるというのではなくて、
規模感だったりとか予算だったりとかそういうものに合わせて使ってもらえるというところがすごく工夫されているなというポイントになります。
スタジアムツアーを観光商品にする
次のポイントがスタジアム自体を観光の商品にすることということで、
日本とかヨーロッパでもスタジアムツアーっていうのはありますよね。
試合がない日にこのスタジアムに行ってみたいとか選手が実際に使っている場所を見てみたいという人に対して行われているのがこのスタジアムツアー。
例えばロッカールーム見たりとかフィールドに実際に降りることができたり、
記者会見室、メディアプレスが行われている場所だったり、
あとVIPのエリアを見たりとか普段入ることができないような場所を体験できるということで、
それにお金を払って実際に見に行くことができるというのを各アメリカのプロスポーツの施設では日々頻繁に行っているというところと、
そのツアー自体も本当いろんな価格帯があってどこまで経験できるのか、
ライトなそうの人とか、あとは法人に対してもプライベートツアーみたいなのもありますし、
これを大きく稼働させることで試合のない日だからこそできるような体験ツアーっていうものが組めると。
スポーツファンにとっては試合を見るというのとはまた全然違う体験として価値を感じられるチームとかスタジアムの世界観っていうのを体験できるような
いい商品になっているかなと思うので、そこも充実させていくというのがスタジアムの試合のない日の活用として重要になります。
地域・学校との接点とコミュニティ形成
最後のポイントが地域とか学校、一般の人たち向けにこのスタジアムとか施設を使うというポイントで、
ここは直接的な収益利益だけではなくて、地域との関係づくり、コミュニティをより活性化していくという意味でも重要なポイントになります。
アメリカでは大学スポーツとか高校スポーツの規模っていうのが日本とかヨーロッパと比べてもすごく大きいので、
プロ用のプロ向けのスタジアムが地域の大会とか学校のスポーツに使われることがあります。
さらにそれだけではなくて、子供向けのイベントとかアマチュアのスポーツだったり、地域のイベントとかそういうものにこの大きな施設を開放すると、
無料で来れるよとかそういうイベントもよくあったりするので、
そうするとこのスタジアムがプロチームの試合を見るためだけの場所っていうわけではなくて、
実際にその地域に住んでいる人たちが使える、より身近に感じられるような場所になるというのが、長期的に考えた時にすごく大きな価値利益を生むんじゃないかということですね。
小さい時にそのスタジアムに入ったことがあるとか、実際にプレーしたことがあるとか、それをみんなで応援したり盛り上がったっていうような体験があることで、
その施設への思い入れっていうのも強くなると思いますし、
短期的な売り上げだけで見るのではなくて、地域に住んでいる人とか、行政とか企業とかそういった人たちとの接点をできるだけ増やしていくことで、
施設そのものの価値を高めるという考え方もあるので、
これもアメリカらしいなって思うのが、短期的なところですごくビジネスをしていて、お金がどんどん動いていくっていう印象もあるんですけど、
一方で懐が深いというか、無料ってなったら本当にドーンと無料で地域の人たちに開放したりとか、
食べ物も無料ですよっていうふうに招待して喜んでもらうみたいなことも希望的にアメリカだからできるみたいなことがあるなっていうふうに感じるので、
ボランティア精神というのか、でもそれも結局中長期的に見た時にコミュニティの人たちがより試合を見に来てくれたりとか、
スポーツチームをより身近に感じて応援してもらったりとか、
自分もこういうふうになりたいと思ってスポーツを頑張って、将来の選手候補とかそうじゃなくてもスタッフだったりボランティアとして関わってもらうみたいな可能性っていうのが大きく広がると思うので、
そこもかなり重要ですよね。もちろんビジネスっていう点でお金をどれだけ多く集められるか動かせるかっていうのは大事なんですけど、
そうじゃないボランティア的な無料で何かをするってなった時はもうそれもすごい大規模にやってしまうみたいなところもアメリカらしさっていうのが出てるんじゃないかなと感じます。
こうした活用を可能にしているのがスタジアムの設計そのものですよね。
最近の大型スタジアムでは最初から一つの競技だけに使うということを前提にしていないケースがかなり増えていて、
大型ステージを設置できるようにしたり、ビップスペースを独立して使えるようにしたりとか、
企業に対しても使えるっていう空間を作ると。
フィールドの変更っていうのもできるだけスムーズにもう一夜にして、
前日はアメフトやってたのに次の日は全く違う音楽のコンサートやってるみたいなことができるぐらいのそういった設計っていうのも重要になりますし、
スタジアムを作ると最初に決めた段階からできるだけ多くの用途に対応できるように考えて設計されているということが、
このスタジアムビジネスにおいてとても重要なポイントになっているということができます。
このようにアメリカのスタジアムではとても柔軟に試合のない日のスタジアムの活用で収益の上げ方っていうのが本当に活発に行われているというところで、
ぜひ日本でももっとできたらいいなと思うと思うんですけど、
なかなか同じようにできないっていうポイントが、
日本との違いと運営権の重要性
どうしても日本だとスタジアム、サッカーのJリーグとか野球のリーグでもスタジアム自体を市とか自治体行政が持っていることが多いので、
自由にスポーツチームが運営権を持って活用できないっていうのが課題として挙げられることがあると思います。
ただアメリカでもスタジアムを自治体が所有しているケースっていうのはあって、
このダラスのAT&Tスタジアムもスタジアムの所有権、所有自体は市が持っているということです。
なので重要なのはこのスタジアムを誰が所有しているのかというだけではなくて、
誰が運営できるのかと。
そこから生まれた収益を誰が事業として取り組めるのかというポイントが大事になると。
アメリカではチームや関連会社が長期契約などを通じて、
イベント運営とか飲食、広告を出す、施設の貸し出しなどに深く関わっているケースが多いんですが、
日本では公共施設をホームスタジアムとして利用しているクラブが多いので、
そうなるとクラブ側から手動で、
場所が空いているから企業イベントとして貸し出そうとか、ツアーを販売しようとか、
そういう風に自由に決められないケースが出てくるので、
ここがアメリカとのスタジアムビジネスの違いを考える上で一つ大きなポイントになると思います。
ただ最近は日本でもスタジアムとかアリーナを公共施設ということではなくて、
チーム側と自治体で事前に話をして、
年間を通じてチームが看板となって人が集まったりとか、
それ以外の収益を生み出せるようにスタジアムづくりをしていくというような動きも強くなってきているかなと思うので、
さらにここから日本でももっとこういった動きっていうのは出てくるかなと思うんですけど、
それを先行していろんなスタジアムの活用方法とか、
試合の日だけじゃなくて年間を通して活用してもらうで収益を上げていくというような考えっていうのが、
アメリカではすでに当たり前になっていて、
日本にとっても参考にできるようなポイントがたくさんあるのかなというふうに思ったので、
今日も紹介させてもらいました。
スタジアムから都市開発へ
ここからさらに段階を上げるとスタジアムだけではなくて、
その周辺にホテルとかレストランとかオフィス、商業施設まで作ることで複合的な都市開発、
街づくりっていう話にも広がっていくんですが、
これはかなり大きなテーマになるので、また別の機会にアメリカのスポーツと不動産、都市開発っていうような視点から取り上げてみたいなと思います。
今日は試合がない日のスタジアム活用というテーマでお話をしました。
今後もアメリカのプロスポーツ文化、ビジネスの観点からもアメリカならではの特徴的なポイントを紹介していくので、
ぜひ引き続き聞いてもらえたらと思います。
今日はここで終わります。ありがとうございました。
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