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アメリカのプロスポーツは、試合当日にどう収益を最大化しているのか?
2026-09-30 14:31

アメリカのプロスポーツは、試合当日にどう収益を最大化しているのか?

このポッドキャストでは、アメリカ・ダラス在住のMikiがアメリカのスポーツ文化やプロスポーツの特徴など、グローバルな視点で話していきます🎙️🌏


Miki's Profile:

アメリカ ダラス在住🇺🇸 日本生まれ日本育ち🇯🇵 リバプールでサッカービジネス専攻🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 ダラスでサッカースクール運営 ⚽️

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#アメリカスポーツ #テキサス #ダラス #プロスポーツビジネス #アメフト #サッカー #NFL #MLB #NBA

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はい、みなさんこんにちは、Mikiです。 今回は、アメリカのプロスポーツについて、少しビジネスの視点から話してみたいと思います。
前回は、アメリカのプロスポーツは何がすごいのかと、巨大ビジネスを生む仕組みと街づくりというテーマで、アメリカのスポーツ全体について紹介をしました。
その中で、アメリカではスポーツが単に試合を見るもの、競技だけを見るというのではなくて、試合前後の時間だったりとか、スタジアムだったり、また周辺の施設だったり、かなり広い範囲まで含めて、そのスポーツの価値、ビジネスが作られているという話をしました。
今回は、その中でももっと範囲を絞って、試合当日にどうやって収益とお客さんが来て試合を見る、その感染価値を最大化しているのかという話をしてみたいと思います。
もちろん日本でも野球とかサッカーをはじめとして、プロスポーツにおいていろんな工夫がされていると思いますし、ヨーロッパではサッカーが一番目立っているかなと思うんですが、
その中でもアメリカのスポーツっていうのは、お客さんがスタジアムに来た時にどうすればもっといい体験をしてもらえるかと、
そこを考えることが、よりお客さん一人一人がどれだけお金を使ってその日帰ってもらえるかと、そういうところにつながると思いますし、
アメリカではかなりそこが細かく設計されているということで、今回は大きく分けて3つのポイントで話をしていきたいと思います。
では早速、まず一つ目がお客さんがスタジアムで過ごす時間をできるだけ長くすることというポイントで、
アメリカでスポーツを観に行くと、試合開始時間に合わせてスタジアムに行って、試合が終わったら帰るというだけではないケースっていうのがかなり多いとされています。
試合開始より前から人が集まって、会場の外にはファン向けのイベントがあったり、スポンサー企業のブースがあったり、音楽が流れていて、子供も楽しめるようなアクティビティがあったりします。
アメリカのスポーツ観戦で一つ有名なのが、テールゲートというもので、特にアメフトのNFLなどでは試合前に駐車場でバーベキューをしたり、ファン同士で集まって交流するという文化があります。
このようにアメリカでは、もう試合の当日はできるだけ早くその日会場に行って、人が集まる文化があるという背景があると。
そこにチームやスポンサーがイベントとか飲食、グッズ販売、そういったものを組み合わせることで、見に来た人たちがスタジアム周辺で過ごす時間が長くなると。
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その滞在時間が長くなれば、その間に食事をしたり、買い物をしたり、またスポンサーの企画に参加したりする機会も増えるので、
単純に試合自体は数時間で終わる、それを売るという考えではなくて、その日1日の体験を商品化する、パッケージ化するという考え方になっていると。
これがアメリカのスポーツにおいて、一つ既に定着している、自然に捉えられているものかなと思います。
2つ目が、一人当たりの客単価を上げるための選択肢が多いというポイントで、特に分かりやすいのがビップ席とかスイートというところで、
日本とかヨーロッパ、イギリスのサッカーと比べてもかなりホスピタリティの部分で発達しているというのが、アメリカのプロスポーツ界における特徴と言えると思います。
特にアメリカのスタジアムでは、座席のカテゴリーがものすごく細かく分かれていると。
一般席があって、その上にクラブ席と、さらに専用ラウンジ付きの席があって、少人数用のボックスがあると。
そのスイートの大きさっていうのもいくつかに分かれていたりとか、一番フィールドの近くで見られる席っていうものがあったりとか、
一般席かビップ席かという二択ではなくて、同じ試合の中で何段階もの異なる商品として販売されているというのが特徴になります。
さらに違うのが席の位置だけではなくて、専用の入り口があったりとか、ラウンジが使える食事やドリンクが含まれていたり、専用の駐車場が使えたりとか。
なので、この席はフィールドに近いから高いというだけではなくて、席、空間、飲食とサービスとアクセスまで全部合わせて一つの商品を作っているというのが面白いポイントかなと思います。
さらにスイートになると、個人のお客さんだけではなくて、法人に対する需要も大きくなっていくので、
企業が取引先を招待して、その中で接待をしたりとか、お客さんとの関係づくりだったり、社員向けのイベントとして試合を見ながら、
親睦を深めるというような使い方もアメリカではよくされるので、チーム側からすると単純に座席を1席ずつ売るというのとは全く違うマーケットが生まれて、
同じスタジアムの中にできるだけ安くスポーツを楽しみたい人もいれば、多少高くても快適に見たい人もいて、
さらにビジネスの場所として使いたい企業という、そういった法人が入ってくると、試合から得られる収益というのも考え方が全然異なってくるというのがわかると思います。
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本当に選択肢が多くて、それぞれ目的だったりとかニーズに合わせて、違う価格帯で違う体験を用意できるというのが、試合日、マッチデーの収益を最大化する上で非常に大きなポイントだということができます。
そこに関連してアメリカらしいのが、駐車場も消費になっているということで、
日本とかイギリスっていうのは、電車、公共交通機関を使ってスタジアムに行くというのが推奨されていることが多いと思うんですが、
アメリカでは車でスタジアムに行く人がほとんどという状況なので、駐車場自体がチケットと並ぶ一つの消費になると。
一般の駐車場もあるんですが、よりスタジアムに近いとプレミアム駐車場っていうエリアがあって、ビップ席とかスイートとセットになっていることが多いです。
アメリカはとにかく広いと、土地の広さっていうのと、車社会っていう生活環境そのものがスポーツビジネスの形にも影響していると。
さらに飲食も同じで、普通に売店で食べ物を買うだけではなくて、プレミアム席には飲食が含まれていたり、
専用レストランが使えたりとか、あとは一定額のフードクレジットがそのチケットの中に含まれていたりすることがあるので、
座席を売る、駐車場も売る、飲食、フードを売るということが別々に考えられているのではなくて、
全て一つに考えられてパッケージにされているっていうのが、アメリカでの試合観戦、スタジアムでの過ごし方っていうのを見たときに、
すごくわかりやすいポイントになっているかなと思います。
3つ目がチケットそのものの価値をどう最適化するかというポイントで、その一つがダイナミックプライシングと呼ばれるものになります。
これは最近日本でも導入されているので、アメリカだけというものではないんですが、
簡単に言うとすべての試合を同じ値段で売るのではなくて、需要に応じて価格を変える仕組みというのがダイナミックプライシングと呼ばれます。
例えば人気の対戦カードなのかどうか、平日に行われる試合なのか、それとも週末にあるのか、途中までの売れ行きの見込み、どれくらいチケットが売れているのか、
こういった要素によって価格が変わるという点で、スポーツ以外のフライトチケット、航空券とかホテルではかなり一般的で馴染みがあるかなと思うんですが、
もう最近ではスポーツで同じように需要が高い試合では価格を上げる。逆に需要が弱い、売れ行きがそんなに良くないという場合には価格を下げて、
より人気の試合の価値を取りこぼさない一方で、需要の低い試合でも空席を減らして売り捌くというような工夫がされているというのがあります。
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さらにその中でも一番アメリカらしい仕組みというので紹介したいのがPSLというものがあって、パーソナルシートライセンスと呼ばれるものになります。
普通なら試合を見るためにチケットを買うと、あるいは毎年そのチームを見たい人はシーズンチケットを買うという中で、このPSLを使うとその前にその席のシーズンチケットを購入する権利自体を買うという考えがアメリカにはあります。
自分がこの席で長い期間応援しているチームを見続けたいとなった時に、他の人が触れなくするようにこの席を自分が抑えますと、シーズンチケットを継続的に買うためにその権利そのものに付加価値をつける、価格をつけると、少なくとも日本にはまだない仕組みかなと思いますし、アメリカが先行して導入している取り組みになります。
こうした座席権は新しいスタジアムの建設資金に活用されるケースもあるということで、チームからするとスタジアムが完成して試合を開催してからその収益を得られるだけではなくて、このPSLを導入することでスタジアムが完成する前から収益を得られる可能性が出てくると。
本当にスポーツチームにとって新しいスタジアムを作るっていうのは一番大きなプロジェクトで莫大な費用がかかってくるというところなので、一番近くで熱狂的なサポーター向けのかなりお金もかかるようなものだと思うんですが、このPSLっていうものがその権利自体を変えるっていうことなので、数百万円とか高かったら1000万円以上するというものらしいので、
このPSLを導入することで早めにそのスタジアムの建設の資金を得られる回収できるということがかなり大きなメリットになり得るということができると思います。
はい、ということでアメリカの街で試合日の収益の仕組みできるだけ最大化するというポイントにおいて、このチケットの仕組み、一人一人に買ってもらう単価のチケット、さらにシーズンチケットというようなものもある中で、こうしたPSLという権利自体を売るというような考えもあるというのがアメリカらしいビジネスの視点から見ると、
より最大化するために導入されている仕組みと言えるかなというふうに思います。
はい、ということでここまで紹介してきましたが、アメリカのプロスポーツが試合当日にやっていることとして、一つが観客に長く滞在してもらうこと、
二つ目が一人一人に合わせて観戦体験を細かく商品化するということ、最後三つ目がチケットや座席そのものの価値を最大限に活用することということで、これはどうやって観客からできるだけ多くお金を取るかというシンプルな話というよりは、
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高い価格を設定するのであれば、その分だけより良い席、快適な空間、食事とかサービスとか、異なる価値を提供するという必要があるので、
アメリカのスポーツビジネスの凄さ、面白さっていうのは収益を上げるということと観戦体験を良くするということを一緒に考えて、より良い体験をどうやったら作れるのかと、
そこをどんどん極めて形にしていくことで、より多くの収益、ビジネスとしても広げていけるという考えが確立されているというのが、なかなか他の国ではまだ確立されていない事例として、アメリカらしさというのが感じられるポイントかなと思います。
なのでそれが座席っていうのが一番わかりやすいと思うんですけど、それだけじゃなくて飲食、あと駐車場っていうのもアメリカでは大きなお金が動くところというので、
あとはビップエリアでチケットの価格も変動させながらスタジアムを埋めていくということで、本当にいろんなところに現れているっていうのが、今日お話ししただけでも色々感じられたんじゃないかなと思います。
はい、ということで今日は試合がある日に特化をして話をしてきましたが、スポーツの環境、試合運営をしていく上で、試合がない日にスタジアムをどう活用するかっていうところもすごく重要なポイントになってきます。
例えばNFLの場合、レギュラーシーズンのホームゲームは年間8試合とか9試合しかないと。あれだけ巨大なスタジアムを作っておいて、ホームゲームだけを見ると実際に使う日は年間のほんの一部でしかないと。
じゃあ試合がない残りの日にスタジアムは何をしているのか、スタジアムをどう活用していくのかっていう視点がすごく大事になるということで、
次回は試合がない日にスタジアムや施設からどう価値を生み出しているのかという話をしてみたいなと思います。
はい、ということで今後もアメリカのプロスポーツ文化とかスポーツビジネスの観点からアメリカらしい面白いなと思うポイントを私なりに紹介していくので、ぜひ引き続き聞いてもらえると嬉しいなと思います。
はい、じゃあ今日はここで終わります。ありがとうございました。
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