言われるうちが華の再考
こんにちは、midoriです。今日は、「言われるうちが華」という言葉について考えたいと思います。
きっかけはですね、職場での出来事なんですけれども、すごいムードメーカーというか、面白いおじさんがいて、
結構年上なんですね。その方がですね、すごく楽しい方だし、私もすごく大好きなんですけど、若干困ったところがありまして、
まあちょっとね、軽いノリで仕事を人に押し付けちゃったりとか、仕事から逃げちゃったりとか、そういうことをしてしまう方で、
で、そういうところにね、ほとほと困っていた周りの方々からのクレームもあって、で、まあ、
こっちの課長ってちょっと若い方なんですよね。だから年上の部下が多いという状況で、なんですけど、課長としてしっかりその人に対して注意をしたんですよ。
優しくですよ、優しく。まあ、その怒鳴ったりだとか、イラッとするような言い方ではなくて、ちゃんと相手のことを考えて真摯にお伝えしたんですけれども、
まあ、その結果ですね、その方は、あの怒られた方のおじさんはですね、なんとハラスメントを通報したらしいんですよ。
まあ、びっくりしましたね。後からその話を聞いて。で、まあ、その周りで聞いてた方もいらっしゃったので、
あの聞き取りがあった時に、いやいや、あの内容は正当なものでしたよって、ハラスメントに該当するようなことはなかったですよっていう周りの証言があって事なきを得たみたいなんですけれども、
そんなことしちゃったかと思って衝撃を受けたんですよ。で、そう、これを聞いた時にですね、
あの、自分が過去に部下を持ったことってあんまないんですけれども、一度だけ部下を持った経験がありまして、
で、そのことを思い出したんですよね。私がその時持ってた、私のその時の部下って二人いたんですけれども、一人はですね、まだちょっと若くて
でもすごく優秀な子だったし、あの、なんていうかね、その子のことをできない子だとは全く思ってなかったんですけれども、ちょっと幼いところがあるというか、
あの、そうですね、ちょっと困ったちゃうなところがあったので、
まあ一応上司として言わなければいけないなぁと思って優しく注意したんですけれども、それを言うたびに逆切れされるっていうことがありましてですね。
で、最初はですね、あの、その子に対しての期待もあったし、こっちとしても気持ちよく仕事がしたいから、で、周りにも結構迷惑かけちゃってたんですよ、その子の振る舞いによって。
で、私のところにまあやっぱりクレームというかが来るので、これは良くないなと、で、本人のためにも言わないといけないなと思って言ったんですけれども、
まあそのたびに逆切れをされて、で、最終的にリーダーとして僕のこと指導できないんだったらやめたらいいんじゃないですかっていう言葉をいただいてですね、
うん、あ、そうか、そういうふうになるんだって思って、もう期待をしなくなり何も言わなくなったんですよ。
で、そういうことを思い出した時にですね、言われるうちが鼻って若い時に言われて、すごいこの言葉嫌いだったんですよ。
周囲の気づき
だいたいこういうこと言う時って、言われるうちが鼻だって言いながら自分の言いたいことを言って、で、まあこういうことをぐちぐちぐちぐち言って自分の思い通りにさせようとするみたいな目にあっていたので、
自分を正当化するために使う言葉だなって思っていたんですけれども、まあ実際そうじゃないなと。
確かに言われるうちがまだ期待されているし、真剣に怒ってくれる、自分のためを思って言ってくれている言葉っていうのはちゃんと受け止めなきゃいけないよなって思ったんですよね。
で、まあ職場ではそんなことを見てですね、特に年を重ねてくるにつれて言ってくれる人ってものすごく少なくなってくるんですよね。
だからその中で言ってくれる人っていうのは結構貴重だなと。
もちろん自分の思い通りにしたくて、怒りを使って相手をコントロールしようとする人っていうのももちろん存在するんですけれども、
それはね大人なのでどっちで言ってくれているのかというのは見極める必要はあるんですけれども、
本当にこの人自分のためを思って言ってくれているなという言葉に対して逆切れとか、その言葉から逃げたりしてはいけないなっていうふうに改めて感じた出来事でした。
まあこんなこと言ってるんですけれども、やっぱり私も怒られたくはないのでね。
怒られた時に脊髄反射で閉じこもっちゃったりとか、ちょっとこうなんでこんなこと言われなきゃいけないのって反発する気持ちは出てくると思うんですけれども、
でも言ってくれている人がいるっていうことも幸せだなと思うようにしなきゃなっていうのもその出来事を見て思いました。
ハラスメント通報してしまったそのおじさんはですね、相変わらず楽しい人だし、別に私もそのことに対してはうわぁとは思ったんですけれども、
だからといってそのおじさんのことを嫌いになるわけでも今までと付き合い方を変えるわけでもないんですけれども、
あ、そういう人なんだなっていうふうに思っちゃったんですよね。
だから別に表面的には仲良くしてるし、多分その人もそんなに困っていることはないとは思うんですけれども、
心から信頼できる人かとか尊敬できる人かっていうとちょっと変わっちゃったなと思って。
まあなので、そういうふうに思われる人生でいいのかなぁとか思っちゃうんですよね。
その方のこと別に嫌いじゃないし、結構ね、一緒にいるのは楽しいのでいいんですけど。
そうですね、なんか自分はそうでありたいかって言われると、そうありたくはないなぁとか思っちゃうんですよね。
すみません、ただの一人言なんですけれども、結構大事な気づきだったなと思ったので、今回はこんなお話をしてみました。
聞いていただいてありがとうございました。
スロスロスロース。