1. midoriチャンネル
  2. 「期待」と「信じる」について
2025-07-18 10:27

「期待」と「信じる」について


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6819b1914d20b5ed888125ab

サマリー

このエピソードでは、「期待」と「信じる」というテーマが深く掘り下げられ、相手に対する期待が時に自分勝手な願いから生じることが指摘されます。また、結婚生活の中での経験を通じて、信じることが自分自身の覚悟を伴うものであると考察されます。

期待とその影響
こんにちは、midoriです。今日は、「期待」と「信じる」ということについて話をしたいと思います。
2日前ぐらいに、野間さんと河合さんのお二重譜のやりとりで、相手に期待することと信じることの違いについて話していたり、
両太郎さんのノートの中でも、悩みの各の部分が実は人との関係性に行き着くというようなお話があって、
その悩みの発端が、相手への期待から発しているみたいな話があったので、私もこの期待と信じるということの2つの違いについて考えたいと思います。
野間さんが配信の中で、期待はしないけど信じるっていう話をされてたので、一旦それに私も納得したんですけど、
今日、河合さんのアンサー配信の方を聞いたときに、期待をせずに相手を信じるのってできるのかみたいなことをおっしゃってて、
確かにそれはそうだなって、そっちを聞いたときに思いました。
相手に期待しているからこそ信じることができるっていうのは間違いなくありそうだなと思ったんですけれども、
一方で期待が強すぎると、自分の思い通りにしたいっていう方が強くなってしまって、
相手を信じるっていうことができなくなっていくんじゃないかなとも思っています。
例えば夫婦間で言うと、この人は私のことを大事にしてくれて、大好きだって言ってくれて結婚したんだから、
育児に対しても私と同じレベルで育児に参加してくれるだろうみたいな、
だから自分のことを大切にしてくれてるんだから、自分が大変なのをちゃんと手伝ってくれるでしょっていうような期待を持っているっていうのは、
結構あるあるじゃないかなと思うんですけれども、
自分のことを大切にしてくれてるから大変なときに手伝ってくれるよねっていう部分に関しては、
今までの関係性とかその人の人間性のところ、その行動パターンからの予測ではあると思うんですけれども、
でも一方で自分と同じレベルで育児をやってくれるっていう期待に関しては、
結構自分勝手な期待というか、自分の勝手な予測から出てきた願いみたいなところが盛り込まれちゃってるんじゃないかなっていうのも感じたりします。
この辺のバランスがうまくいかないときに、相手への期待がだんだん怒りに変わっていくっていうことが起きてしまうんじゃないかなというふうに考えてます。
信じることの意味
この話で私が思い出したのが足田マナちゃんの言葉なんですけれども、
信じるっていうことについてインタビューで聞かれたときのマナちゃんの回答が、
その人のことを信じようと思いますっていう言葉ってどういう意味で使われるかって考えたときに、
相手のことを自分が理想としている、自分の中の理想像を信じているということなんじゃないかっていうことを話してて、
それでつまり、その人そのものをそのまま信じているっていうこととはまた違うんじゃないかっていうことを言ってたんですね。
その相手に対して今まで見えていたものと違う部分が見えたときに、
それが受け入れられなくて裏切られたとかがっかりしたみたいなことを言ってしまうんじゃないかっていうことを言ってたんですね。
逆に信じるってどういうことなのかっていうと、
今まで見えていなかった部分とか自分が理想としていることとは違う部分が見えたときにも、
それも含めてその人なんだって受け止められる揺るがない自分がいるっていうことが信じるっていうことなんじゃないかっていうことを言ってたんですよ。
で、この後しかもですね、人って信じるっていうふうに口には出してるけど、不安な自分がいるからこそ理想の人物像にすがっているんじゃないかっていうことも言ってたんですよね。
これね、16歳の時に言ってるんですよ。
そんな、16歳でここまで考えられるってまずすごすぎるなと思うんですけれども。
この発言から思ったんですが、相手への期待って大きければ大きいほど相手にすがっている状態になっていくんじゃないかなと思ってます。
で、逆に信じるっていうことは自分自身の覚悟であったり決意みたいなところが重要なんじゃないかなと思っています。
経験談と自分の考え
だからどちらかというと期待の向かっているベクトルは相手の方。
で、逆に信じるの方は相手に向かっているようで最終的なベクトルは結局のところ自分に向いているんじゃないかなというふうに私は今考えています。
で、この期待と信頼ってどういうふうに違うのかっていうところなんですけども、これはすごく難しいことですし、もしかしたら違うかもしれないんですけど、
私の実体験から考えたときにちょっとこれに近いようなことがあったかなと思ったので、ちょっとシェアしてみたいと思います。
ちょっとですね、内容がセンシティブなので、もし聞いている方に気を使わせてしまったら申し訳ないんですけれども、
私、結婚してから子供ができるまで結構年数が空いてたんですよね。5、6年ぐらいの年数が空いてて、
本当だったら私もうちょっと早く子供が欲しかったんですけれども、
旦那が結婚した当初仕事があまりにも忙しくて、子供を作るっていうことに全然前向きになれなかったんですよね。
年齢もあったんで、結構私は焦ってて、早くから子供を作ろうみたいな話をしていたんですけれども、
その時最初はですね、私も旦那を信じているつもりで、ちゃんと話をすれば私の話を聞いてくれるはずだと。
旦那はすごく誠実な人だし、私のことを大切にしてくれているからこそ、ちゃんと話に応じてくれるんだっていうふうに信じているつもりで、
今後子供を考えているのであれば早く不妊治療に行こうよとか、
あとは子供欲しいのか欲しくないのか、ちゃんと意見を言ってくれと。
本当に欲しくないと思っているのであれば諦めるから、みたいな言葉を投げかけていたんですね。
でもそういう言葉を投げかければ投げかけるほど、旦那がすごいメンタル的に追い詰められてしまって、
どんどん元気がなくなって、気持ちがどんどん離れていっちゃっているなっていうのをその時感じていました。
でも私はもうそれがすごい逆に焦ってしまって、
なんでちゃんと話してくれないんだろうなとか、どう話せば真面目に考えてくれるんだとか、
そんなふうに自分のことばっかり考えちゃってたんですよね。
そんな中で本当にもう離婚を突きつけないと動いてくれないんじゃないかみたいなことまで考えていたんですけれども、
そんな中で、その時たまたま読んだ本か何かで
相手との時間をちゃんと作るとか、相手と向き合う、相手の話を聞くみたいなことが大事だし、
それをやってないんじゃないのかみたいなことを言われて、すごいハッとしたんですね。
確かに私旦那とその時、ちゃんと一緒にいる時間をゆっくり作ったりとか、
旦那の話をちゃんと聞くっていうことをやってなかったなって、その時初めて気がついて、
今となってみれば本当に自分勝手だなと思うんですけれども、そこでようやく気がつけて、
一旦子供の話は引っ込めて、旦那との時間をちゃんと作って、
ゆっくり腰を据えて、まずは旦那の話を聞くっていうことに徹してみたんです。
そしたらね、やっとその時旦那が仕事で辛いとか、
仕事で辛くなってしまって、もうそういう子供を作るだとか、
そういった他のことに気持ちが向かなくなってしまっているっていうことも話してくれて、
だけど一方で私に対して申し訳ないっていう罪悪感があるみたいなことも話してくれたんですね。
だけど将来的に子供はやっぱり欲しいと思っているよとか、
そういうことも話してくれるようになって、そこからようやく2人でどうするかっていうことを話し合って、
その後子供がやっとできたっていうところにつながっていくんですけれども、
そういうことがありました。
これって多分前半は私の期待が大きくなりすぎてて、
相手のことより自分の考えを押し付ける方に傾いちゃってたんじゃないかなと思うんです。
でも後半でようやく相手を信じて向き合うっていうことができたのかなっていうふうに思ってます。
ここまでの話をまとめますと、期待って自分の願いを相手に投影していることだと思うんですよ。
でもそれが全部悪いことではなくて、
それが相手に対しての応援になったりとか支えになっていることもあると思うので、
悪いことでは全然ないんですけれども、
一歩間違えると自分の思い通りにしようという支配になっていっちゃうんじゃないかなというふうに考えてます。
一方で相手を信じるっていうことは、
相手がどんな選択をしてもそこに一旦向き合おうっていう覚悟をすることなのかなというふうに考えてまして、
もちろん相手に対してこうなってほしいっていう願いを持ってたとしても、
でも相手の自由を尊重するっていうことが先に来ている状態なのかなと考えてます。
なので、相手が思い通りになっているときはいいんですけれども、
思い通りにならないときこそ相手を本当に信頼しているのかどうかっていうのが試されるときなんだろうなと思います。
今後ですね、その夫婦関係でも子育てでも人と人が関わる場面だと、
必ずこの期待と信じることっていうことのテーマっていつまでもつきまとってくるんじゃないかなと、
今後ももっと深刻な悩みっていうのが出てくるんじゃないかなというふうには思っています。
だからこそ、ここまでも偉そうに話してますけれども、
ちゃんと対応できるかはわかんないんですが、
特にね相手に対してネガティブな感情が湧いてきちゃったときは、
これは私が勝手に期待していることなのか、
それとも相手に対して自分が自分を信じていることなのか、
勝手に期待していることなのか、
それとも今相手をちゃんと信じて、
ちゃんと向き合えているのかっていうふうに一旦立ち止まって考えてみることが大事なんじゃないかなというふうに改めて思いました。
若干まとまりがないですが、ここまで聞いていただいてありがとうございます。
スロスロスロース。
10:27

コメント

スクロール