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夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
暖かく優しい昭和の情景、心を思うままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話、学校のテスト。
昭和の世代の皆さんも、小学校から中学校へ進学した後、最初のテスト。
ある意味、馴染んだ小学生の心が通じ合う同志の仲間から、
いろんな小学校の生徒が集まってきた、自分の立ち位置がわかる初めてのテストの結果。
そんな思いは不安、そんな気持ちになりましたよね。
自分がどのあたりの勉強度合いなのかな、なんて。
秋和くん、時代ちゃんも、進学後、初めてのテストの結果が出ました。
そんな、ある日の出来事。私、ミッキーがご案内します。
どうぞお付き合いください。
時は、昭和50年代。中学校の初めての定期テスト。
定期テスト。
それは、それまで心が通じ合う、なじみの友達から、新たな他の学校の子供達とも一緒になって、
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それは、結果が不安で、先生から秋和くん。
時はちゃんも、もらいました。
どうはんよし。
秋和くんは、準備があんまり出来てなくて、結果は今一つ。
時はちゃんは、いろいろな宿題、結果がよく二人の成績は対照的でした。
北門を出て帰り道。
先に秋和くんが、しょんぼりして歩いています。
ややうつむきながら、少しショックだったようです。
とぼとぼ。秋和くん。時はちゃんが、かけてきます。
あ、時はちゃん。その顔色は、対照的。
時はちゃんは、結果がよくて、秋和くんを見て、すごい状況を察知します。
どうしたの?元気出してよ。
まだ始まったばかりだし、次だよ、次。
秋和くんは、僕ね、消しゴムいっぱい持ってて、彫刻棟でスタンプいっぱい作ってて、
押したりして、夢中になってたんだ。
あんまり準備できなくてね。
時はちゃんいます。
秋和くん、工作が得意で夢中になると止まらないもんね。
そうなんだ。やはり、普段から復習一生懸命やらなきゃダメだね。
がんばりなよ。時はちゃんは励ましてくれます。
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二人は、それぞれ別れて帰宅後。
秋和くんは、気分転換で、自分のお気に入りの竹表で作ったプロペラ機。
小学校の通学路の途中にある秘密基地の崖。
そこから、なんとなく飛行機飛ばしたくなりました。
準備をして、ゴムを回して、プロペラをくるくる。
ブーン。あれ、北海道さんだ。
秋和くん。
あ、北海道さん。
どうしたの、秋和くん。
うーん、ちょっとね、今日一人なんだ。
北海道さんが近くにやってきました。
どうしたの、秋和くん。
うーん、テストの結果が良くなくてね。
時はちゃんは良かったみたいなんだけど。
北海道さんは、ポンポンって秋和くんの背中を叩いて、親指を立てています。
いつの間にか、グライダーも持ってる。
秋和くん、一緒に飛ばそう。
うん、北海道さん、気分転換だ。
次、次。
北海道さん、ありがとう。
よーし、行くよ。
秋和くんのプロペラ機、北海道さんのグライダー。
まっすぐ上に向かって、青空の下を飛んで行きます。
北海道さん、秋和くん、見上げて。
そして、下には地面が欠けていく。
あれ?
いつの間にか、時代ちゃんが、秋和くんのことを心配して追いかけてきたようです。
飛行機を見て、秋和くん、北海道さん、手を振ります。
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ときおちゃん、秋和くん、ときおちゃんはとっても嬉しそう。
そのときに、ときおちゃんは、いつか飛行機に乗れるような仕事。
ふと、そんな仕事に就きたい。
そんな夢を持ったようです。
これからの2人の行く道は、どんな道でしょう。
話は変わります。
今日は、シャワーレッドの話。
秋和くん、ときおちゃん。対照的なテストの結果でした。
でも、それは、ただの通過点。
また、これが、2人にとっての道しるべ。
そんな予感がします。
秋和くん、ときおちゃん。
そんな予感がします。
秋和くんは、工作が得意。
ときおちゃんは、飛行機が憧れを持って仕事に夢を抱いたようです。
今日は、夕焼け一人きり、このあたりで終わります。
お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。