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夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出。
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景。
心もままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話。
再会した秋和くんと秋ちゃん。
同じ中学校から少女、秋ちゃんが転校して、
たった2回のデート。
それは、一緒に公園を散歩したり、神社でお参りしたり、
初めての喫茶店で向かい合ってコーヒーを飲んで、
お互いの学校の状況、高校進学に向けての話、夢を語り合う。
そんな素敵な時間で会った。
ただ、その2人は、当時、高校進学、転校した彼女にとっても、
互いの環境の変化。
やはり、今、お付き合いをするとか、
タイミングも違うし。
秋和くんは、思いのだけを告白するつもりだったけれども、
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彼女の様子は、受け入れる雰囲気、タイミングではなかった。
そんな判断をして、秋和くんは、
まともにお付き合いしたと呼べるものではないけれども、
自分なりの初恋を終わらせる方向に、家事をとることに決めた。
そんなお話、私ミッキーがさせていただきます。
どうぞお付き合いください。
時は昭和50年代。
秋和くん、秋ちゃんは再会を果たして、
2度ほどのデートと呼べるか、そんな代物ではないかもしれない。
ただ、思い出としては、終わらせる気持ちに。
秋和くんは、自分の気持ちを整理しなければいけない。
当然、その時点から器用に切り替えるほど大人でもないし、
その元気の無さは、改めて小国からの時間の天秤とは掛け合っても、
やはり時間が忘れるにはかかりました。
恋にも慣れていないし、不器用で純粋すぎるの、そんな時期だったんでしょうか。
彼は富士山公園で、砂場の近くのベンチに座って、石を投げている。
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天皇秋ちゃんが小学校の時に出会った時から、
一緒にショッピングセンター商店街で、徳夫ちゃんと3人で遊んだこと。
また、イベントで見学したこと。
校内で部活や校庭で出会ったことを思い出して。
北海道さんが後ろからそっと近づきます。
秋和くん、あ、北海道さん。
北海道さん、ベンチに一人空いたスペースに距離を空けて座って、お互いに石を投げる。
秋和くん、映画の卒業見た?
北海道さん、見たよ。
サイモンとガンワーグルの歌、よかったし。
そうか、結婚式で花嫁奪う姿。
かっこいい。よかったよね。ダスティン・ホフマンは。
キャサリン・ノスも素敵な花嫁だ。
北海道さん、その話、つらいな。
石を一際、秋和くんは大きく投げて。
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北海道さん、ダスティン・ホフマンになれなかったよ。
北海道さん、一緒に秋和くんと同じタイミングで石を投げて、うんうんって頷いてる。
秋和くん、また一緒に。
ドキュウちゃんも一緒に。
コーヒー飲みにおいでよ。
わかった。
今日は、しわれとのお話として、秋和くんが秋ちゃんと別れを選んだこと、
花嫁のデートを楽しめたこと、胸の中の宝箱にしまう決意をしました。
映画の卒業のダスティン・ホフマンになれなかった。
その言葉が印象的でした。
皆さんも、そんな恋の失恋、思い出として終わるでしょうか。
今日は夕焼け一人きり、このあたりでお話し終わりたいと思います。
お付き合いしていただきありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。