森での感覚の探求
みなさん、こんにちは。 今日は7月25日の金曜日の午前中です。
今日はですね、今、 ご案内を開始している
あるプログラム、 ワンデイリトリートプログラムについて、ちょっとお話ししようかなと思って撮ってます。
このプログラムの名前が、「森と魔法 ー晩夏の会ー」と言います。
何をするかというと、森林浴、わかりやすく言うと、イメージとしては森林浴だったりとか、そういったものに近いのかなと思います。
そうですね、森林セラピーというイメージも近いかなと思います。
で、そうですね、あともう一つ特徴かなと思うのが、
ただ森に行って過ごすのでもいいんですけども、
意図するところとしては、 できるだけ感覚を開く。
どういうことかというと、普段私たち暮らしていて、
この日常をですね、この現代社会の中で日常を過ごしていて、お仕事をしたり、家のこと、家族のことをしていると、
どうしてもたくさん考えることがたくさんあるのかなと思います。
頭を使って考えたり決めたりとか、
先のことを想像したり、過去のことを振り返ったりとか、そういった動きっていうのも大事で、悪くないし、不必要ということでは全くないんですけども、
ただバランスがですね、やはりそちらばかり使っている、そちらばかり頭を使う、考えるということを
重きを置いていると、やっぱりだんだん疲れてくるという部分があるのかなと思っています。
なぜなら、人間には考えるという機能と、
あと加えてもう一つ感じるという、
機能というか部分、
両方備わっていて、
で、感じる、別にこれは第六感とか直感というわけではなく、互感ですね。見る、聞く、匂い、
触る、あと味、味覚、本当にそれらの互感を
フルフルで目いっぱい使うということが、
なかなか頭ばかり、思考ばかり使っていると、ちょっと置き去りになりがちというところを、
続いてしまうとやっぱり疲れというか、
自分が自分でなくなってしまっていくような、そういったことを感じられる人もいらっしゃるのかなと思っています。
なので、この森と魔法という会話ですね、森に行きます。森に行きまして、
で、ただ何をするということも正直ありません。
別にガシガシ登ったりとかずっと動き回ったりとか、
あるいは逆にもうここでじっと座り続けてくださいということもなくですね、
本当に各々が各々の心のままに立ち止まり、
少し歩き、触りということなどを通じて感覚を開いていく。
一番大事なのは、とにかくその自分の感覚に耳を傾ける、感覚に意識を向けるということを、
ただ一つ大事にして、その森でずっと過ごすということをします。
で、これだけ言うと、なんかそれだけって聞こえる、思われる方もいるかなと思いますし、
なんか私もうまく言葉で伝えるにはって思うんですけど、
なんというか、それだけですごいんですよね。
それだけで本当にすごいというのは、圧倒的に五感に飛び込んでくるんですよね、自分が苦労しなくても、感覚が。
で、その飛び込んでくる感覚っていうのが、やはり森の何がいいかっていうのは、
やっぱり対比するとしたら人工物かなと思います。
人工物が出す音、光、色、香りとか触り心地とか、そういったものよりも本当にソフトに、
なんて言うんでしょうね、神経を逆なでせずにスッと入ってくる。
スッと入ることによって、私たちも体が安心して感覚を開こうというふうに思える。
どうしても人工的な刺激っていうのは、ちょっと身構えていたりとか、
心地よい刺激とそうではない刺激っていうのが、やっぱりどうしてもはっきりしていて、
とにかくそれを無意識に取捨選別を、選択をしているようなところがどこかにあって、
ちょっとそういうことでも疲れるのかなっていう気が、私自身するんですけど、
やっぱり森の中、自然の中で感じられる感覚っていうのは、
なんかただ入ってくる。ただ入ってきても、それを許せるというか、
本当にそれが、むしろ心地良いって感じることも多いと思いますし、
そういったものが苦労せずに入ってくる。そして場合によっては、それが圧倒的な感覚としてやってくるっていうのを、
ただただ受ける、受け続ける。滝のように贅沢に浴び続けるような、
そういう感覚が森の中っていうのはあるなと思っていて、
なのでですね、普段の思考変調みたいな状態から、ちょっと感覚の方も開いてバランスをとって、
行きたいわ、リフレッシュしたいわっていう時にもすごくいいのかなと思います。森の中に身を置くというのが。
表現方法の工夫
で、あとですね、
なんかやっぱりその感覚を開くっていうことが、すごく森の中でしやすいぞということが一つあるのと、
で、今回はですね、そういった自然の感じ方みたいな、森での感覚の開き方みたいなことにフォーカスをして、森で過ごすということに加えて、
もう一つちょっとポイントがあるかなと思って、それをリトリートプログラムには加えています。
で、それがですね、受け取った感覚を表現する時に、言語を使ってもいいんですけども、もう一つ、言語を使わずに表現してみるっていうことにも取らせてもらうというのを入れています。
で、これは具体何をしようかなと思っているかというと、絵にしてもらうということを今考えています。
で、何でそれを入れようと思ったかというと、実はこれまでもですね、私は森の中で感覚を開くということの企画というのを何度か行ってきてるんですけども、
そこでやっぱり参加をいただいている皆さんがどんどん変わっていく、表情がほぐれていく、顔をしている空気が緩んでいく、柔らいでいくっていうのも見れてて、それがすごく嬉しいなっていうのと、
もう一つ、感想終わった後、毎回必ずしも別に言語化をしてください、感想を喋ってくださいっていうことを必須にはしてないんですけども、
なんかやっぱり感じた感動って皆さんって伝えたくなるなって、私も思うし、皆さんの予想を見ててもそう感じられていて、
でも、言葉を使う、感動を共有しようとした時に、言葉を探す、こうかな、こうかなって言葉を使って説明をしているうちに、
なんかちょっとモードがですね、少しやっぱり言葉を使う方、つまり日常を使い慣れている頭も、ちょっと、あ、お呼びですか?みたいな、なんかもりもり息を吹き返していくみたいな、
なんかそんな感じもどこかであって、別にそれが悪いことではないし、その目に見えて、あーもうすぐ元に戻っちゃった、みたいなことでもないと思うんですけど、
でもなんとなくせっかくだから、最後まで感覚優位で言いたいなって思った時に、
あ、そうだ、言語を使わずに表現するっていうこともできるなと思って、それをご提案しようというふうに思いました。
で、なんでそれが絵だったかというと、これも実は私の経験からなんですけど、
なんか感覚を絵にすることでの、
なんかすごくすっきりするなとか、
自分との出会いみたいな、あ、そういうふうに思ってたのかー、みたいな、
なんかそういったのことが、すごくこう、実感としてあるっていうことがあって、
それはですね、私数年前に、ちょっとあの、
その時の当時のお仕事を頑張りすぎて、で、ちょっとお休みをもらってた時期に、
それよりも少し前からずっとコーチングの方、コーチを受けていました。
感覚との向き合い
コーチングを受けていました。で、そのコーチの方から、
その方がですね、結構エニアグラムとかそういったことも使われて、コーチングを上手にされる方だったんですけども、
君はですね、私のことなんですが、君はたぶんバチバチの4番ですねと、たぶん4番の性質がすごく色濃いなーっていう感じがあるので、
その当時私がどういう、何が起きたかというと、結構その自分の、
すごくやっぱりしんどさっていうものに圧倒されていて、それはあの、
もちろんその精神的な疲れからくるようなしんどさっていうのが、結構その体の体感覚としてうーってきたりとか、
まあその体調から由来するような不安とか苛立ちっていうのが、やっぱり体感覚として、
すごくリアルというか、ずーんと感じて、それがしんどい。なので、
ちょっとこう、周りがどうこうというよりかは、結構その自家中毒みたいな状態になってたかなーっていうのがあって、
その時に、そのコーチの方からもらったアドバイスとして、やっぱりすごくその感覚が強いっていうのに由来するしんどさっていうのもあると思うので、
その感じてる感覚を、例えばさ、それ何色なの?って聞かれた時に、私がなんかこう、すごいドブみたいな色の深緑です、みたいなことをもうパンと、
なんかその時に言ったので、君は多分もうその、そんだけリアルにあの色とか何か感覚を、
感じられてる、まあそれだけ今強い感覚もあるっていうことかもしれないし、まあでもとにかくあの絵にしてみるっていうのは、
どうどうどうだい?みたいに言われて、でそれをどんな感じなの?っていうのを伝えたくて、こんな感じでとっても気持ち悪いんですっていうことを伝えたくて、私もそれを
絵で伝えようとする。で、本当に簡単にその場にあった紙とクレヨンで描くんですけど、その絵が1枚出来上がった時に、うわーって思ったんですよ。
あの、あまりにその時自分のリアル感じてた感覚っていうのが、もちろんその想像の中のそのグラフィックかとかのようなこうヌラヌラでらでらした感じっていうのはクレヨンでは私の色では出せないんですけども、でも何か出せたっていう気がしたんですね、その時。
で、こんな感じですっていうのを癒やそうに伝えて、あなたはよほどその自分の中の感覚っていうのがそこの絵に出せてるっていうことなのかねっていうかもねっていうふうに言われて、で、どう?って言われたんですね。
で、描く前と後でどう?って言われた時に、確かにそのまあ多少のしんどさみたいなのがあったかもしれないんですけど、それよりも一番はそのやっぱ体の中で感じたてろてろの心地悪さっていうのが紙の方にあるんですよね。
大半が。
つまりその感覚と自分に今の言葉で言うと一体化が少し外れている。
つまりその感覚は感覚、そして私は私で別物であるっていうことがなんとなくわかるというか、本当にそれも感じられる感覚なんですけども、
まあ結局それで何が起きたかというか言うと落ち着いたんです。
その体の中から紙のように取り出せてるということかもしれないし、まあとにかくちょっとスッキリしていて、ほうと思って。
で、その後もおりおりいろんな感情を感じていくと思うけども、それを一つ一つ絵にしていくっていうのはどうかなっていうことを言ってもらって、
私はしばらくそうやって紙とクレーンを書い込んでそれを書くっていうことをして、
で、だんだんとお疲れからの体調不良ということからも少しずつ回復をしていくんですけども、
回復にあたって本当に何が効果があった、効いたかっていうことは正直なところはやっぱりわからないと思っていて、
絵を描いたからだっていうわけでもない気もするし、でも絵を描いてたからやっぱりちょっと回復が早かったのかもしれないし、
ちょっとそこはね、いが関係ははっきりとしたところはもう誰にもわからないんですけども、
でもやっぱり私はその感じ、その時の当時の絵にするっていう、絵で表現する、絵で伝えようとするっていうことが、
何よりもストレートに出せたっていう感じがしたのと、それによってすごく自分の体の感じも変わったっていうことを思い出して、
で、今の話は、実際私の今の話は、しんどい感覚っていうのとの付き合い方、付き合う中での一つの絵というものの有効性っていう部分、話だなと思うんですけども、
それがですね、しんどい時ばかりではないと思っていて、
で、私は最近も、別にしんどさじゃないところでの感覚っていうのを絵にするっていうことでの面白さっていうことをつい数日前も感じたりはしてるんですけども、
森のリフレッシュ体験
あの、それはですね、森でひったひたに、ひったひたに森に浸った後に、
前回になった感覚で感じているその時の体の、なんだろうな、その時の感じたことっていうのを絵にしてみるっていうのは、どんな感じするんだろうと思ったんですよ。
本当に森で過ごしてリフレッシュしたなっていう経験を持っている方、たくさんいらっしゃると思うんですけども、ちょっと思い出していただきたいんです。
森に入って、わーよかった、なんかリフレッシュしたっていう時の感じ、いいじゃないですか。
すごいいいと思うんですけど、みなさんそれぞれ。
で、それをさらに絵で表現してみる、してみようとされたことあります?
その時の感覚を絵で描かれたことある方っていうのは、ちょっとまたそこまで多くないんじゃないかと思うんですけど、
それを次絵を描くっていう体験につなげたら、どんな感じするんだろうっていうふうに思うんですよ。
で、万華の里山、今回ですね、8月後半から9月上旬っていう、たぶんまだまだ暑い時期なんですけども、
でも夏の森っていうのも私結構好きで、もちろんね、やっぱ暑さとかあるんで、体調見ながらちょっとそんな長時間じゃなくて、
こまめに入るって感じになるかと思うんですけども、一番森が命さんざめくというか、
とにかく騒がしい、命が。それはもちろん虫だったりとか草だったりとか、小さな生き物たちの気配がですね、一番濃い。
で、なおかつ土の香り、緑の匂い、水の匂いっていうもの、おそらくその緑たちから乗算されて、
空気中に彼らが循環させているものの匂いって、本当に命、緑の呼吸っていうものも結構一番活発にされてるんじゃないかと思っていて、
で、その緑の空気の濃さ、香り、匂い、森の匂いの濃さっていうのも、やっぱりこの夏の時期っていうのが私は一番濃いかな、
すごい香り立つような気がしていて、そんな濃密な森の中でですね、万華の里山でじっとり汗を、じっとりかだらだらか、
本当に汗をかきつつ、水をたくさん飲んで、自分の中の循環っていうのもさせながら森に浸る。
で、それからぷかーって開いた感覚、体の感覚に絵を通してまた出会うっていう、そういう時間になると思っていて、いや面白いんじゃないかなと思うんですよ。
なので、ぜひ皆さんとそうやって万華の森で出会って、万華の森の空気を共有して、また絵を通じて自分の感覚にまた出会うっていう体験をしたいな、
そういったことに興味をお持ちの方とぜひご一緒したいなと思いますし、
なんかですね、この絵を描くってことにも実はすっごい奥義ともいえる、でもすっごいシンプルなコツがあるんですよ。
それ私はコーチングの方から教わって、自分でも描いてる中にやっぱりこれはすごいいいな、この描き方はって思ってることがあって、
そういったこともお伝えしながら当日も描いていくんですけども、
なんか思ったのが、この絵を描くっていうことってすっごいシンプルだし、本当にもうどこでもできる。
今回私のこのワンデイリトリートのプログラムじゃなくても、本当に皆さん今いらっしゃる場所でも今すぐにでもできることだと思うし、
むしろ大おすすめだなと思ってまして、
そうですね、そこの部分だけでももしもご関心のある方がいらっしゃったら、
プレリトリートみたいな形でオンラインのプログラムも考えてみようかなと思っています。
なので、ぜひおすすめしたいのは森でビタビタにひたひたになった後で、
今度また絵を通じて感覚で出会っていくっていうような、
そしてこのワンデイプログラム、万華の回なんですけれども、
それに至るまでのところでのプレイのご案内としてのオンラインの企画というかプログラムというのも、
今また企画してご案内できたらなと思っているので、
ぜひ参加をしてもらえると、皆さんと森で出会えるということがすごく楽しみだなと思っているので、
ワンデイリトリートプログラムの紹介
この万華の森というところでお待ちしています。
そう、万華の森っていいな、いいだろうなと思っていて、
これまでも私はそういった時期に森に行ったりはしているので、そういうところの記憶があるんですけれども、
夏の森というか、夏ってすごくコントラストが強くなる、
本当に独特のコントラストだと思うんですね、季節の中でも。
光と影の対比というのがすごく濃くはっきりとして美しくて、
また不思議なことに万華の頃になってくると、
基本的にはまだ夏でパン、暑いみたいな、
バン、コントラスト、パキーみたいな時期ではあるんですけれども、
なんか不思議とちょっと空気が変わってくる、
空気なのか光なのかがちょっとずつ変わってきていて、
少しまったりとするような、
しかも季節の変わり目、
今年なんかもまだ夏がすごく続いていく、長くなるんじゃないかという方はあるんですけれども、
やっぱり移り変わっていく季節の中って、
独特の時間の流れ方をする気がしていて、
本当に迷い込んだような時間の隙間、
エアポケットみたいな、そんな感じが、
特にこの夏の終わりっていうのも、
より感じられる季節の一つかなと思っていて、
そんな時期に里山にいて、
会場が一日盛りっていうわけではなくて、
小民家も一緒にお借りをして行いますので、
本当に自己自分で、
体調に合わせて小民家の方に戻ったり、
またすぐ近くに里山の森があるので、
そちらに入ったりっていうのを繰り返していただくのでもいいと思うんですけど、
本当にその里山の景色の中で一日過ごすっていうのは、
本当に贅沢な、
ただただ自然と自分の感覚に浸れるような、
そんな一日になるのかなと思っています。
あとこれはですね、
全然プログラムではなくて、
終わった後ご自由によかったらっていうご案内なんですけども、
温泉もですね、いくつか近隣にございます。
車で近いところで20分かかるかなっていうところから、
もう少し反対方向にまた20分、25分くらいあるところに、
すごく素敵な温泉とかもあったり、
その他にもいくつかあるので、
ぜひ温泉まで行っていただくと、
さらにリトリートの効果もあるのかなっていうこと。
そして宿泊、ご宿泊もご希望される方の中にも、
いらっしゃると思うんですが、
私の方でやっぱり撮ったりとかってことはできないんですけども、
近隣にすごく素敵な一等賀市のお宿だったりとか、
普通にビジネスホテルとかも、
ちょっと車で行ける便利なところにもあってきたりしましたし、
そういったことのご案内、ご紹介までだったらできるかなと、
そちらもよかったら合わせてご覧いただきながら、
計画していただけると嬉しいなと思っています。
というところで今日は、現在ご案内中の
ワンデイリトリートプログラム森戸魔法万華の回について、
思っていることをお話しするという時間でした。
聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。
ではまた次回、もしくは森でお会いできることを楽しみにしています。
ではまた。