声のパーソナル診断
声を武器にするラジオへようこそ。
このチャンネルは、ボイストレーナー歴20年の声マニアな私が、
いろんな方の声を分析したり、声に関するお話をしたり、
全然関係ないお話をしたりする、そんなチャンネルとなっております。
最初にお知らせさせてください。
私は声のパーソナル診断というものをやっております。
年末年始のスケジュールちょっと限られておりますので、
自分の声ってどんな風に聞こえてるんだろうとか、
もっと信頼感を出す声を出したいなとか、
そういうことを考えていらっしゃる方は、
ぜひぜひ、こちらの声のパーソナル診断をチェックしてみてください。
チャプターにリンクを貼っておきます。
年末年始の忙しさ
さて、今日は年末年始が近づいてきていますよね。
まだじゃないって思ってます?
いや、まだじゃないですよ。
もう2週目ですから。
もう年末の準備とかを始めていくといいかなと思っているんですけど、
しわすとはよく言ったもので、忙しくないですか?
なんかちょっとアップアップになるというか、
やることにも追われて、なんか飲み会もあったりとか、
年末ちょっと忙しいなと、そういう方が多いかなというふうに思ったので、
アップアップしやすいときこそ、これやるといいよという、
そんなお話をしてまいります。
長く私の配信を聞いてくださっている方は、
もしかしてミカさん、あの話するんちゃうん?って
ちょっと予想されているかもしれないんですけれど、
きっとその予想は当たりです。
まずアップアップしているときって、
どんなときだと思います?
それこそ予定が詰まっているとか、余裕がない、
そういうときじゃないかなと思います。
実はこれ、呼吸に結構似ているんですね。
呼吸も余裕がなかったり、詰まっている、
空気がたくさんたくさん溜まってしまっている状態だと、
息をうまく吸って吐いてができないんです。
ちょっと試しにですね、息をガーッと吸ってもらって、
少しだけ吐きます。
いっぱい吸って、少しだけ吐いて息を止めます。
この状態でもっかい息吸ってみてください。
あんまりたくさん吸えないのはわかります?
体の中に息が残っている状態だと、
あんまりしっかり吸えないんですね。
歌でもそうなんですけど、
ブレス、息継ぎのタイミングで、
あれ、なんか息吸えない。
アップ、アップ、アップっていう風に苦しくなっていく時っていうのは、
息が吸えていないんではなくて、
実は吐けていないということが結構あります。
ですので試しに呼吸でやりますけど、
一回バーッと吸ってください。
少し吐きます。
止めて。
この状態で吸うと、吸ってみてください。
あんまり入りませんね。
また一回止めて。
今度、しっかり吐きます。
せーの、吐いて吸いましょう。
せーの、
吸えますよね。
こういう感じで、息を吸うためには吐かないと吸えないんです。
ということで、年末年始アップアップしている時っていうのは、
もちろんやることとか、タスクに追われているっていうこともあるんですけど、
なぜかなぜか、
タスクが溜まっていくと、
呼吸も浅くなっているっていうことないでしょうか。
あれもやらない、これもやらない、
えーっと、はっはっはーって考えているうちに、
頭の中だけじゃなくて、
呼吸も浅くなってしまうっていうことが、
なんか人間不思議ですよね。
なんか脳みそと心と体がリンクしているので、
タスクがいっぱいでアップアップしている時は、
ちょっと息もアップアップしているみたいなことがあったりするので、
試しに深呼吸を一緒に3回やってみましょう。
別にタスクが減るわけじゃないんですが、
深呼吸の効果
ちょっと落ち着いて考えられるようになったりします。
ちょっと騙されたと思って、
騙してませんので、たぶん騙してませんので、
一緒にやっていきましょう。
ではちょっと姿勢を整えてください。
えーっとですね、
座っていらっしゃる方が多いかなと思うんですけど、
骨盤、骨盤が反らないようにしっかり立てるようなイメージです。
骨盤が反るというのは、いわゆる腰を反るような状態かな、
背中を反らせていると骨盤が前に倒れています。
逆に寝小背にしてもらうと、
今度は骨盤が後ろに倒れている、後継しているような状態です。
このどちらでもない真ん中の状態に骨盤を移動させて、
骨盤を垂直にするようなイメージかな、床に対して。
垂直にしてみてください。
ではここでそのまま骨盤に合わせて、
背筋も自然なまっすぐな感じにしていただいて、
上半身の力を抜いてください。
で、息を吐きます。
ふぅー。
では息を吸って、
たーっぷり吸ってOKです。
じゃあ一回息を軽く止めてから、
吐きましょう。
ふぅー。
吐くときにリラックス、力が抜けていく感じを感じて。
では吸って、もう一回。
ふぅー。
たーっぷり吸って、
パンパンになったら軽く止めて待っててください。
はい、吐きましょう。
ふぅー。
体から力が抜けていくのを感じて吐きます。
じゃあもう一回吸って、最後です。
吸って、
ふぅー。
たーっぷり深ーく吸って、
はい、じゃあ吐きましょう。
せーの、
ふぅー。
リラックス。
吐くときにふーんと猫背にならないようにしてくださいね。
はい、OKです。
どうでしょうか。
少し頭すっきり、心すっきりした方いるんじゃないでしょうか。
酸素が脳みそに行き渡ることで、
集中力も上がったりするんですけど、
もやもやっとしているときに深呼吸もすることで、
ちょっとリセットできたりするんですよね。
これ本当にもうどうしようもない、
もうテンテコマイだーっていうところまで追い詰めてしまうと、
あんまり力がうまく抜けなくて吐けないっていうことがあるんですね。
もう本当に不思議です。
なんかもうリミット超えちゃうと上手に吐けないっていうことがあります。
なので今ぐらい、まさに12月の2週目、3週目ぐらいかな、
今まではまだちょっとアップアップの限界値に達してない方が多いんじゃないかと思うので、
今のうちにちょこちょこガス抜きするような感じで、
ふーっと力を抜いて、息を吐いて、体をリセットしてください。
体をリセットすると心や脳みその中も少しすっきりしますので、
そんな状態でもう一度タスクに向き合ってみると、
あれ、10個あると思ってたけど、このAとBは言うたら一緒やなと。
ってことはタスク10個じゃなくて、実はガッチャンコしていくと、
あ、なんだ、5個しかないじゃん、みたいなふうになることもありますので、
これに関しては、心がいっぱいいっぱいアップアップだったり、
それこそ呼吸が浅かったりすると気づかなかったりします。
でも、脳みそに酸素を行き渡らせて体がリラックスしていると、
あれ、なんでこんなに気づかへんかった?
くらい簡単に謎が解けたりするっていうことがありますので、
なんかちょっと、しわすで忙しくなってきたぞ、
ちょっとアップアップしてきたかも、なんていう方は、
ぜひね、呼吸を整えていただくことで、
脳みそをそっきりするっていうことがありますので、やってみてください。
コツは、骨盤をまっすぐに立てて、深い呼吸をする。
吐くときにリラックスをするんですけど、寝こずになってしまわないように。
力は抜くけど、姿勢はキープしたまま、
そういう深呼吸を3回から5回できるといいかなと思います。
もし時間に余裕がある方は、10回とかできるといいんですけど、
お忙しい方も多いと思いますし、
よし、深呼吸するぞってじっくり10回って、
なかなか意外とやりにくかったりするので、
例えばエレベーターの待ち時間とか、電車の中とか、
ホームで待っているときくらいの、そういう隙間時間に、
ふー、ふー、ふー、みたいな感じで、
一つの呼吸をゆっくり、そしてじっくり味わっていただくと、
脳内、そして心もすっきりするかなと思うので、
よかったら試してみてください。