00:01
名盤ラジオ、前回からの続き。
いやー、カリフォルニケーション、15曲ですね。
ざっと来ましたけど、どうですか?改めて。
7曲目まで、本当にノンストップでロック史上の名曲が連発されるみたいな。
本当だって、1曲目聴いたら7曲目まで止まらないもん。
いやー、改めて見ても、アラン・ザ・ワールド、パラレル・ユニバース、カーティッシュ、アザーサイド、ゲット・オン・トップ、カリフォルニケーション、イーゼリー。やばいですね。
ベストアルバムじゃないですか。
ほんとそういう感じだよね。
ベストアルバム作っても、このまま、この順番で入れられる。
そうそう、1から7曲目まではカリフォルニケーションそのままみたいな。
しかも結構カラーも違って、すごいですよね。
この名盤ラジオの直前にもちょっと聴いてたんですけど、やっぱノリノリになるよね。体が勝手に動いちゃうみたいな。
なんか聞いてると、アンソニーがアラン・ザ・ワールドの最後の方でやる変な動きとか。
はいはいはい。
あんな感じの動きになりますね。
そうそうそうそう。ああいう動きをしたくなるよね。
あの動き何なんすかね。
あの人結構変な動きするよね。
変てこな動き。
変てこな動きしますよ。
両手両足をバラバラに動かす。
そうそうそう。
ジョン・フルシャンティアも言ったような顔してるし。
顔で弾く男だからね。
顔で弾く男ですね。
すごいっすよね、あれ。
でもレッチリを聴いて、ギターソロとかを聴いてると、自分もそういう顔になるよね。
絶対気持ちよくなる。
そうそう。うわーっていう顔を自分もしたくなるよね、そういうの。
ですね。
ゆでっくんどうっすか、カリフォルニケーションを通して。
うーん、全体通して。
いやー、そうですね。
このアルバムほどドラムが気持ちいいアルバムってなかなかない。
いやー気持ちいいアルバム、そうですね。
ドラマーとしてはやっぱりチャド・スミスはね、本当にドラマーとして影響を受けたドラマー。
間違いなく。
いや本当に気持ちいいんですよね、チャドのドラムは。
まあこのアルバムもそうだし、ブラッドシュアー・セックスマジックもめちゃくちゃ気持ちいいんですよ。
03:04
なんかあの、自分はメロコアとかメタルとかが結構好きだったから。
割と直線的なリズムのものが割とばっかり聴いてたんですよね、昔は。
でもこうやっぱりレッチリ聴いて、ファンク的なノリというか、そういうのの気持ちよさと。
あとやっぱチャド、スネアのコーンっていう音が本当にね、本当に気持ちいいなっていう感じなんですよね、レッチリは聴いてて。
抜けてくる感じね。
抜けてくる感じですね、スコーンってスコーンってくるのと、あともうバスドラも、なんていうんですかね。
バスドラもすごい細かく入れてきててというか、激しいんだけど繊細というか、なんだろう、細かさもありつつ激しさもありつつ。
なんかチャドって結構ライブでも前のメリになりがちっていうか。
そうだね。
そうなんですよ、そういうドラムが結構好きなんですよね。
メタリカのラーズ、そうなんですよ。
メタリカのラーズも本当そうで、なんか人間っぽさがあるドラマーがすごい好きで、機械的なのもいいんですけどね、かっこいいんですけど、走っちゃう感じ。
なんかある方が好きっていう、それなんですよね、チャドも。走るし、バカでかい男達。
だからやっぱそのベース、ギター、ドラムって絶対やってたらもう影響を受ける。
絶対受けますよね。避けては通れないぐらいですけどね、俺は。
全員がもうスタープレイヤーみたいな。
もう楽器をやってるとやっぱその凄さに気付くというか、始めたばっかりの頃は全然わかんないかもしれないけど、やればやるほどその凄さに気付かされるっていう感じがありますよね。
全員すごいですよね、れっちりってもう本当に。
全員が全員、完全にキャラがちゃんと立ってるというか、音楽プレイヤーとしてのキャラが立ってるっていう。
もう本当に小細工が全くない状態での4人の力がすごいですよね。
後から編集したりとか音加工したりとかいろいろっていうのじゃなく、本当に生身で小細工なしでの力が世界最強バンドっていうことで。
全員格闘家みたいな。
全員なんか世界チャンピオンみたいな。
06:00
全員世界チャンピオンみたいな。
フリーとかすごいボクサーみたいな感じじゃないですか。
ボクサーか総合格闘家みたいな。アンソニーもそう。
マッチョだよね。
マッチョ。ジョンもマッチョですね。
ジョンもマッチョだしね。
ジョンもあんな感じだけどめっちゃマッチョですよね。
いやれっちり本当に4人それぞれキャラクターも立ってるし。
そうですね。なんか、ジョン・フルシアって復帰したんですよね。
ジョシュ・クリングホッパーが一時期なって、
ジョシュをクビにして。
クビにしたんですか。
確かそうなんだよね。
そうですね。僕も最近その経緯的なの調べたり、ジョシュのインタビューも見ましたけど、
そもそもジョシュとジョンっていうのがもう友達みたいな。
そう、なんかそれは。
音楽も一緒に作ってるし。
そうそう、一緒にやってるし。
ジョシュ・クリングホッパーはジョン・フルシアンテがいる頃かられっちりのライブに参加してるし。
はいはい。
サポート・ギタリストみたいな感じで。
じゃあクビって言ってるのそんなに、なんていうか、揉めに揉めてる感じではない。
そうそう、だから有効的な感じで。
有効的な、やっぱりジョンだよねみたいな感じ。
でもジョシュ的にはなんかもっとやりたかったみたいな。
そうですね。
結局2009年にジョンが辞めたからジョシュが入って、
で、2019年12月ですかね、それが発表されたのは、
ジョンがまた戻るからジョシュが辞めると。
もうジョン中心にこう話が進んでるっていう。
まあ完全にサポート的な感じですよね。
ジョン・フルシアンテが戻るって言ったらもうしょうがないよねっていう感じ。
そうならざるを得ないですね、そこは。
まあでもジョシュも10年いたわけですからね。
10年いたんだね。
そうそう。
すごい。
その10年、ちなみにそのジョシュのれっちりってどうですか。
アイム・ウィズ・ユーでしたっけ、あの。
はいはいはいはい。で、結構悪くないんだよね。
いいんだけどっていうところに。
どうしてもジョン・フルシアンテと比べると。
そうですね。やっぱいいんだけど、ジョン・フルシアンテ、そうなんでしょう。
いいんだけどっていうところですね。
そこがほんと難しいところですよね。
なんだろうやっぱ。
ジョシュってめちゃくちゃミュージシャンとしてはもうすごい良くて。
09:01
そうそうそうそう。
いろいろできるし。
いろいろできるし、いろいろやるし、すごい良いんだけど、
いや、ジョン・フルシアンテがもうちょっと特別すぎるっていう。
そうなんだよね。
で、難しくしてるのがジョンに近いっていうのがまた難しくしてますよね。
そうそうそうそう。
デイブ・ナバロみたいに全く別のキャラクターだったら。
そうそうそうそう。
それは確かに。
それはある。
意外とワンフォットミニット結構聞いてると割と面白いじゃん。
そうです。ワンフォットミニットは意外とあれ名番なんですよ。
そうそうそうそう。
あれはあれで。
めちゃくちゃジェインズ・アディクションっぽいんだけど。
そうですね。そうなんですよね。
これはこれでかっこいいじゃないですか。
そう。やっぱ確かにキャラが明確に違ったりすれば。
そっちの方がいい。
女子ウクレレの方がフルシャンティに近すぎるというか。
テクニック的には申し分ないかもしれないけど、やっぱりセンスとか総合的に見てっていうところかな。
ちなみに僕、2011年のサマソニで女子部のレッチリを見てるんですよ。
見てるんだ。
どうだった?
本当にジョッシュのファンの方には申し訳ないんですけど、一見微妙でしたね。
もう本当に微妙で正直見てられなかったっていうのが正直な感想で。
フルシャンティのレッチリは見てる?
はい、何度か。
じゃあやっぱ比べちゃうというところが。
どうしても比べちゃうんですよね。
それはライブのフリーとの掛け合いだったりとか、そういうところとかが全然違う?
基本的にはほぼ同じ感じでやってて、コーラスとかもそのまんまやるし基本的には。
それができちゃうんだよね。ほぼ勘コピ。
ジョンの勘コピができちゃうっていう。
それがまた難しくするんですよね、このジョンのファンから。
そうだね。
よくもあり悪くもありみたいな。
勘コピされてもなーみたいな。
だからXのギタリストが杉蔵になったのはむしろ良かったみたいな。
杉蔵はもうそうですね、杉蔵も完全に杉蔵ですね。
秀にもっと似てる人だったらすごい微妙な感じになってただろうなっていうのが。
12:01
それはあるかもしれないですね、完全に杉蔵ってもう杉蔵ですね。
その確立してる人がやった方が。
それですね。
でまた難しいのがジョシュって別にたぶん素でそれなんですよね。
ジョンに別に寄せてるわけでもなく。
それがね、なんかわかる。
想像がそうか。
それもわかるし。
すごいわかる、それ。
それがね、なんか痛々しく感じちゃって。
なるほどね。
難しい。
でも本当に引きざまとかかっこいいんですよね、ジョシュって。
結構アグレッシブだし。
見た目もかっこいいし。
見た目かっこいいしね。
それがまた微妙なね。
難しいんですよ。
難しいんだよね。
難しいですね。
ジョンの幻影を追ってて、それにこう違うキャラクターだったらいいけど重なっちゃうから。
そんなジョシュからジョンになってるんですね、今は。
今はな。
でもその後まだアルバムとか出してない。
ここででもアルバム出たらヤバいんじゃないですか、なかなか。
注目の。
期待しちゃいますよね、かなり。
世界的にロックがあまり元気がない中。
そこでジョンの復帰作みたいなことになったら、またカリフォルニケーションの再来みたいなことになるわけですよね。
すっごい枯れた音で出してくるじゃないですか。
今このご時世なんだろうな、すごい機材とかが発達した音がすっごい綺麗になってるけど、そこはあえてこう。
枯れたね。
枯れた感。
いやでも今やったらバイザウェイとか。
みたいな感じになるんですかね、やっぱり。
ジョンもその後ソロでめちゃくちゃ色々やってるんで。
やってるやってる。
もうめちゃくちゃアルバム出てますからね、ソロアルバム。
さすがに何か作ってるんですかね。
アルバム作ってるって話は何かあったような気がするし。
ライブとかやってたのかな。今はもうどっちにしてもなかなかできないよ。
なんかジョンが復帰して一回やったっていうのはあったけど、もう一年以上前かな。
コロナになっちゃったんでね、結構色々やりにくいんだろうなって思うけど。
まあでも楽しみですね、この後。
楽しみですね。めちゃくちゃ楽しみですね。
だってまた入ったってことは、そりゃアルバム作るよねって話だから。
そりゃ作るよね。
だってね、ここに来てフルシャンテのれっちりのアルバムなんてのは。
フルシャンテのれっちりのアルバムはもう名盤しかないじゃないですか。
15:01
そうですね、名盤しかないですよね。全部名盤ですよね。
ステディアム、アーケディアム。
ステディアム、アーケディアム、あれもだって。
ヤバいですよね。2枚組み合わせて。
ヤバいヤバいヤバい。テルニベイビーとかすごい好きなんですよね。
ローストとかいいしね。
まあでも、あれですね。
とりあえず今回はカリフォルニケーションでいろいろ話してきましたけど、
このアルバムはやっぱりいいですね。
れっちりの中では1回目で取り上げるにはいいアルバムだったんじゃないですかね。
またファイザウェイとか、ブラッドシュガーセックスマジックとかいろいろ今後やっていきたいですけど。
そうですね。
そうだね。
いやーほんと、カリフォルニケーションっていいアルバムですね。
もう締めに入りましたね。
いやほんとその通りだよ。これはもう。
カリフォルニケーション出た当時になんか、
俺当時れっちり聞いたことなくて、カリフォルニケーション聞いた時の衝撃と言ったら、
枯れた音で成立するっていうのは結構衝撃ですよね。
まあでもほんとカリフォルニケーションってなんていうか、
メッセージ性のあるコンセプトっていうのはそんなに感じられるわけではないと思うけど、
音の面での枯れた世界観っていうか、
さらにタイトルがカリフォルニケーションっていうからやっぱりカリフォルニアの情景が浮かぶし、
ここのLAの空気みたいなところも含めてアルバムから感じられるっていう。
それがすごい。
アルバムのジャケットのこのイメージがすごく。
あのジャケットもいいよね。
このアルバムのジャケットはいいですよね。
こっちの情景が浮かぶんですよね。こんな情景ないんですけどね。
海がストランなのか海なのかみたいな感じ。
やっぱ名番はね、名番はジャケットを見て、なんかあるよね。
いやー、強烈にそこがありますよね。その情景みたいな。不思議と。
そのウケンコンピューターもそうだね。メカニカルアニマルズも。
やっぱ全部ジャケットいいしね。
ジャケットいいっすよね。
ジャケットいいよね。
いいっすよね。
ジャケット語る回とかもやりたいっすね。
好きなジャケット語る。
いいじゃん。
あー面白い。
いい、いい。
やっぱりなんか世界観を表現してるよね、ちゃんとね。
ちゃんと表現してるんですよね。それがすごい。
で、カリフォルニケーションのこのジャケットって、ブックレット。
18:02
確か後ろだったと思うんですけど、4人でエンジン組んでるような写真が確か載ってた。
あー、はいはいはい。あるあるある。
あれもね、いいっすよね。
あれはもう泣けるよね。
確かに。
この4人戻ってきたぞみたいなところも含めて。
で、あとやっぱり音もね、その4人の音っていうところだから、
そのメンバーの絆みたいなところもそこで表されてるっていう。
それもやっぱこのカリフォルニケーション好きですね。
やっぱりあの4人なんだよな。
なんでにしていいのかなっていうのが運命に導かれたようなのがあるよね。
ありますね。
もう本当、名番ですよこれは。
絶対に聴いて損はしないという。
そうですね。
聴きたくなっちゃう。話してると聴きたくなるから。
そうですね。
リノリにもなるし、切ない気持ちにもなるし、人生が表現されてるような。
いやー、そうですね。
いやー、もう本当そうですね。
そうだよね。
バンドっていいなっていう感じが。
そうですね。
一人聴いてると本当バンドいいなって思いますね。
思うよね。
今回はそんなカリフォルニケーションを取り上げて話してきましたと。
今回もかなり長くなりましたね。
4人の男の友情の物語ですね。
そうですね。
友情、絆、それが音に出てる。
そうだね、まさに。
いいこと言ったね、今。
じゃあ、次回。
次回はタクヤさんが決めるんですか?
そうですね。普通に決めちゃっていいですか?
1回目がOKコンピューター、2回目がメカニカルアニマルズ、3回目カリフォルニケーションと。
最高のラインナップですね。
そうですね。UK、アメリカ、アメリカと来てますね。
ここは続いたんで、1回ちょっとUKに戻っておきますかっていう感じで、
オアシスのモーニング・グローリーにしたいかなと思いますね。
オアシス来ましたか。
いいんじゃないですか。
モーニング・グローリーですか。
オアシスでまずはね、そこは行っとかないとってことじゃないですか。
なんかこのアルバムは本当にアルバムとしての完成度が高いっていう。
なんか作る曲作る曲、いい曲ができちゃうんだよね。
いや、本当に。もうね、おっしゃる通りで。
多分このアルバムはそんなにコンセプトアルバムってわけじゃないんですけど、
21:04
もう1曲1曲が良すぎて、それがオリジナルアルバムとしての完成度が抜群っていう。
そういう奇跡のようなアルバムかなって思ってるんですよね。
じゃあ次はオアシス。
ですね。
まあ次もまたモーニング・グローリーを聴いて楽しみにしてもらえればと思います。
では今回カリフォルニケーション、レッドホットチリペッパーズのアルバムを取り上げましたというところで、以上になります。
また次回よろしくお願いします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。