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2021-05-20 11:27

#03-1 世界最強バンド「レッチリ」が『Californication』を創るまで

好きな音楽を自由に語っていく「名盤ラジオ」、3枚目の名盤は『カリフォルニケーション』レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(1999年)です。


今回は、レッチリがこの名盤を創るまでについて話をしています。


1.Around the World

2.Parallel Universe

3.Scar Tissue

4.Otherside

5.Get on Top

6.Californication

7.Easily

8.Porcelain

9.Emit Remmus

10.I Like Dirt

11.This Velvet Glove

12.Savior

13.Purple Stain

14.Right on Time

15.Road Trippin'


#レッチリ #カリフォルニケーション #レッド・ホット・チリ・ペッパーズ


《CD&配信情報》

●Amazon

https://amzn.to/3tZgDhb


●Spotify

https://open.spotify.com/album/2Y9IRtehByVkegoD7TcLfi?si=XkuN3NOjRI-EcXDzD7jtRg


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/californication/945575406



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

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名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながらダラダラと語っていきます。
名盤ラジオ、今回もよろしくお願いします。タクヤです。
ナオカさん、前回はマリギンマンソンのメカニカルアニマルズでしたが、なかなか盛り上がりましたね、前回。
えー、よかったですね。
はい、では早速、今回のアルバムですが、ひれっくん、何でしょう、今回は。
はい、えー、今回はですね、レッドホットチリペッパーズ、カリフォルニケーションという名盤をご紹介したいと思います。
まあ、レッチリも僕ら相当好きなんで、いろいろ話が盛り上がるかなと思いますけど、
今回取り上げるアルバムがカリフォルニケーションで、これが1999年6月リリースですね。
なるほど。
99年なんですよね。でも、結構イメージからすると新しいんだなっていう。
そう、なんかすごい古い、なんかめちゃくちゃ古いアルバムだと思って、勝手に思ってた。
そうですね。ちょうどこの名盤ラジオ、今回3回目ですけど、1回目がOKコンピューター、2回目がメカニカルアニマルズで、
OKコンピューターが97年で、メカニカルアニマルズ98年だから、ちょうど97、98、99で。
おー、すごい偶然。
すごいですね。
これめちゃくちゃ偶然だけどすごい。
でもなんかOKコンピューターより2年後かっていうのって結構意外じゃないかな。
なんかこのアルバム、音質とかがなんとなく古い音質に聞こえるというか。
割とギターが枯れたような音だし。
そうなんですね。
結構抜き出しのバンドサウンドみたいな感じだから。
そうですね。
レッチリっていうところでどこから話をしていこうかなってところですけど、まず結構歴史があるんですよね、レッチリって。
激動のバンドだからね。
この辺も触れていきつつっていう感じだと思いますけど、結成がかなり古くて1983年。
古いですね。
相当古いですよね。
オリジナルメンバーとしてはアンソニーとフリーがその頃からいると。
かなり端折りますけど、ジョン・フルシアンテとチャド・スミスが入ったのが89年ですね。
同じぐらいに入ったの?
同時期ですね。
そうなんだ。
この頃ジョンが18歳。
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そうだね。
18だったんですね。
18で、もともとレッチリのファンなんですよ。
レッチリのファン。
ライブによく行ってたっていう。
ライブに行ってて歌詞をすべて埋め込んでたっていう。
それすごいですね。
大ファンだったバンドのメンバーとして入るっていう。
もともとのギタリストのヒレル・スロバクっていうのが、ドラッグで死んでるんだけど、そっくりなんだよね。
似てるんですか?
ジョン・フルシアンテが好きだから似てたんだろうけど。
プレイ的にっていう?
プレイ的にも見た目的にも似てるんで。
そうなんですね。
それで89年にジョンとチャドが入って、ボニューをリリース。
チャドが入るときにアンソニーとフリーがオーディションかなんかで、
今度のドラマは元メタルドラマらしいぜって。
ちょっとバカにしてたんだって。
メタルなんてやってる奴がよ、みたいな。
キルみたいだぜ、みたいな。
そんなん言ってて、会ってみて、プレイを見たらもう一発で惚れ込んだみたいな。
やべぇ奴来たって。
でけぇ奴来たって。
チャド191センチですからね。
でかいね。
でかすぎるよ。でかいよほんと。
だってもうなんかスティックが割り箸みたいに見える。
ほんとほんと。
全然サイズ感が違うから。
ドラムセットがほんとなんかちっちゃく見えるから。
おもちゃの中が子供用のセットみたいだもんね。
子供用のセットを大人がガンガン叩いてる。
割り箸でもバシバシ。
あれがかっこいいですよね。
あの叩き方はめちゃくちゃかっこいいですよね。
ドラムの話は後でたっぷりと聞きたいところですね。
で、2人入って。
マザーズミルクを出して。
91年に、もうこれも名盤ですけど、ブラッドシュガーセックスマジック。
これが91年。
このアルバムも大好きですよね。
そっちもね、語り始めたらちょっと。
でもブラッドシュガーセックスマジックの全国ツアー中に抜けたんだっけ?
そうですね。
そうだよね。
日本公演だよね。
そうそう。
日本公演中。
それが92年ですね。
なので事実上それで脱退になって、
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バンドとしてはデイブナバロー。
で、それでそのアルバムは出したけど、
また入れ替わるようにして、ジョン・フルシアンテを復帰して、
99年にカリフォルニケーションをリリースしていると。
ギタリストがかなり入れ替わってるっていうのが特徴ですね。
その子も含めてってと。
リッチリはドラムとベースとギターだけでこんなにかっこいいのかっていう日本みたいなバンドだと思う。
この収録に向けて、
2003年のBy The WayのツアーのライブDVD、
ライブアッドスレインキャッスルというのがあるんですけど、
バカかっこよかったっすね。
やばい。
あれいいよね。
あれいいっすね、本当に。
やってる曲も全部いいし。
でもあれって本当にその3つだけでやってると思うんですよね、ほぼほぼ。
そうだね、ほぼ。
まぁ、つま先はもうほぼそこら辺の方が分かるのかなって。
なんか自分の中で何か、
もう全部いいし、でもあれって本当にその3つだけでやってると思うんすよね、ほぼほぼ。
そうだね。
いやーすごい、あれであんなかっこいいって。
ベース、ギター、ドラム。
うん、でボーカル。
ボーカルね。
最小、最小の構成要素で。
うん。
最強の。
いやーほんと、世界最強たると言われるのがもうあそこにあるな。
すごいよね、なんか超シンプルなことをみんな、フリーはかなり引き倒してる感じもあるけど、
シンプルなやつはめちゃくちゃシンプル。
そうだね。
ギターもめっちゃ音数少ないとこは少ないね。
特にカリフォルニケーションはそうだよね、一番音数が少ないというか。
ドゥルルルルル、ドゥルルルルって。
そこってベースもめっちゃ少ないよね。
結構その後の、バイザウェイとかステイディアムアーケディとか、その後のアルバムになると結構音数増えてくるんだけど。
そうですね。
カリフォルニケーションはほんと一番少ないよね。
一番そうですね、生のバンド感というか少ないですよね。
なんかその、さっきも確かチラッと出たワードだと思いますけど、その枯れてるっていう表現あったと思いますけど、もうそれがまさに当てはまる音ですよね、カリフォルニケーションはアルバムを通して。
でもなんかその枯れてるって面白いですよね、音が枯れてるって。
なんかすごいな、どっから来てるのかなっていう。
なんかジョン・フルシャンテが脱退して、ドラッグ付けになってもうボロボロになって。
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それが音に反映されてきて。
そう、そのなんか挫折感とかなんか敗北感みたいなのが表現されてるような。
本当にボロボロだったらしいですね。
戻ってきた時にはその辺は改善されたんですか?
戻った時はどうなんだろう。
間かなり空いてますからね、そうは言っても。
だから一時期は相当やばかったと思うんですけど、ソロアルバムは作ってましたからね、その間。
ソロアルバムもまたあれすごいけどね、ヘロヘロの。
かなりその精神状態を表してるような。
やべえでしょこれっていう。
でも本当そのドラッグ買うためにアルバム作ってたみたいな話とかもしてましたし。
久しぶりに何年ぶりかでフリーがあった時に歯が全部抜けてたとか、ジョン・フルシャンテの。
やばい。
でまあかなり多分いろいろサポートしてもらったんだと思うんですよね。
でこう復活してきたというか、リハビリっていうか。
ギターもそんなに弾けてないというか、本来持ってたテクニックはもうなくなってるんだろうけど。
一番寄り添ってたのがフリーですよね、その間も。
でこう徐々に一緒にセッションとかやるようになって。
で確かなんかフリーがアンソニーに、実はなんかジョンが元気なんだよみたいな感じで話して、
こう一緒にやるかみたいな感じになって作ったのがカリフォルニケーションですもんね。
そうですね。
まあだからそういう経緯をまた知って聞くと、いろいろなんか哀愁とかを。
最強の強度を誇ったブラッド・シュガー・セックス・マジックからこんなヘロヘロになって。
そこからまた復活していくみたいな。
次回へ続きます。
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