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2021-06-08 20:14

#04-4 『モーニング・グローリー』凝縮された名曲たちと、少年時代の夏休みのような煌めき

名盤『モーニング・グローリー』オアシス(1995年)を語るラジオ、

最終回はこのアルバムについてのまとめ、ジャケット写真を再現した撮影エピソード、『モーニング・グローリー』後のオアシスについても話をしています。


『(What's the Story) Morning Glory?』

1.Hello

2.Roll With It

3.Wonderwall

4.Don’t Look Back In Anger

5.Hey Now!

6.[Untitled]

7.Some Might Say

8.Cast No Shadow

9.She’s Electric

10.Morning Glory

11.[Untitled]

12.Champagne Supernova


《CD&配信情報》

●Amazon

https://amzn.to/2SLPstz


●Spotify

https://open.spotify.com/album/3UsWuvyuXkospeI9nLdVem


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/whats-the-story-morning-glory/425109858



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
はい、ということで、前回までモーニング・グローリー全12曲を、1曲ずつ話をしてきたわけですけど。
いやー、そう考えると、もう、ほんとこのアルバム全曲、いい数だよ。最後の最後まで。
普通的には12曲ですけど、2つ短いインストの名前がついてないやつもあるんで、実質10曲ってことですもんね。
そうだね。結構コンパクトにガツッとまとまってる感じが。
そうですね。
そうっすよね。
よくまとめますよね、これ。ゴロゴロ出来上がってた中で。
そうそうそう。今話してて、確かにそれそうだなって思いましたね。
あんだけ名曲ゴロゴロ生み出してる中、あれもこれもアルバムに入れたくなりそうなもんだけど。
2枚組みにしがちな。
確かに。ほんともうバンドによっては2枚組みにして。
そういうバンドいるもんね。
でも本当にここまで凝縮してるからこそ、このモーニング・グローリーの良さがあるなって感じしますね。
ギュッと詰まった感じで。あっという間にもう聴き切っちゃうっていうか、2周目突入しちゃうっていうか、そんな感じだったね。
本当にマニアックな実験的な曲とか一切なく、全部シングルカットするぞっていう勢いで固めてきてますよね。
ちなみにこのジャケットですけど、これはビートルズのアビーロードに習ったっていうされてる、この道路が映ってるジャケットですけど。
場所は全然別の場所っていうか遠い、離れてる場所?
そうですね。ロンドン。
ビートルズのアビーロードってDバック?
あれもロンドンですね。アビーロードスタジオがあるところなんで。
ロンドンなんだ。これもロンドン?
このモーニング・グローリーもロンドンにある。スパーウィッグストリートっていう。
これは名盤になるっていう自覚のもとで、あえてそういうアビーロードっぽい感じにしようってしたのか、たまたま偶然そういう気分でそうなったのか。
どうなんすかね。どうやってこの場所が選ばれたのかとかはよくわかんないけど。
これによってさ、そこがもう聖地みたいなことになってるわけだよね。
そうですね。実際僕もここに行って写真撮りましたからね。
03:01
やばいな。
2010年。
そういうちゃんとここかっていう感じでしたね。
感動するよね。このジャケットかって。
なんか行くとどうなの?実際の感じとそのジャケットのまんまの雰囲気なのか。行ってみると意外とこんな感じなんだ。
いやでもここは本当にこんな感じで。
これだみたいな感じになる。
今LINEで写真を送りました。
ちょっと見てみる。
おーすごい。ちゃんとやってんじゃん。
これでもめちゃくちゃ本当そのまんまじゃないですか。
ちゃんとやってんじゃんこれ。
これちなみにめちゃくちゃ朝早くて、車とか通るんで。
すごい。
いやでもやっぱそのまんまだね。
めちゃくちゃそのまんまだこれ。
いいねこれ。
いいじゃんめっちゃ。これすごい。
かっけーな。
いやこれ本当早朝行かないとこういう感じで撮れないんですよ。
えーすごい。
なるほど。
すごいめちゃくちゃ。全く一緒だ。
これもう11年前。
そんな前なんだね。
あの奥に建ってる高いビルとかも全く一緒です。
全く一緒だねー。
本当そのまんまだなー。すげー。
まあでもやっぱり名番はジャケットもいいっていうことで。
このアルバムも本当このジャケットの雰囲気はでもありますよね。
これでもこうやって撮ってなんかそのまんまモーニング・グローリーじゃんってなるのはちょっと感動するよね。
感動しますねこれ。
これ本当ロンドンのかなり街中なんで、その近くにホテルっていうかあの宿を撮ると早朝行けるんで。
なるほど。
いいですね。
撮ってみたいなー。
ちょっと再現したような感じの。
うーん。
ポージングも。
ちゃんと2人でこう写ってると思う。
そうそうそう。
これ3人いないとこれ撮れないですからね。
そうだよね。
撮る人も必要だからね。
そうそう。なかなかですよ。
行くなら3人集めないとと。
そうそう。
いやーまあそんなモーニング・グローリーですけど、通して話してみてどうでしたか?ひでっくん。
いやーこれは改めてすごいアルバムですよね。
もう一回また聞きたくなりましたね。話してると。
そうだね。
やっぱねいつもそうなるんですよ。話した後にあーちょっともう一回聞き直そうって感じになる。
でも本当モーニング・グローリーそのとっつきやすさみたいなのがすごいですよね。
うーん。
なんかそのよくアルバムってまあ名番って呼ばれてるアルバムの中にもいわゆるそのスルメみたいな聞けば聞くほど味が出るっていう種類としてありますけど、
06:09
これは本当にモーニング・グローリーに関してはその大局にあるっていうか。
うーん。
もう本当に一回聞けばいいアルバムだなってみんなが思うであろう。
そういうキャラクターのアルバムですよね。で全然聞いてても飽きないし、何回聞いても気持ちいいっていう。
でまあかつもう本当に捨て曲もないんで、ずーっとぐるぐる聞いててもいいっていう感じですよね。
その割にこう緩急もちゃんとついてて。
ちゃんと緩急つけてるから飽きないんだろうね。ずーっと同じのが鳴ってるっていうわけでもなく。
そうそうそう。意外とそういうなんかちゃんとしてるんですよね。
ちゃんとしてるよね。
アルバムとしてこうちゃんとしてる。
あんなに暴言吐きまくってるのに。
なんかあれですよね。少年時代の夏休みみたいなキラキラ感というか。
確かになんか夏っぽいですね。
そうすごい夏っぽいですね。
季節は間違いなく夏ですね。
これからの季節にちょうどいい感じの。
確かに。どっから来てんだろうなその夏っぽさ。
なんか不思議なあれだよね。
不思議ですね。
なんか全体的になんだろうな音の感じもエコーがかかってる感じっていうかなんだろう。
本当にそのワンダーウォールとかも結構そのサウンド的にはなんかちょっとシリアスな感じあるけど、なんか不思議と冬っぽい感じはしないですもんね。
そうそうそう。
それが不思議だなーって思いますね。
なんなんだろうな。
この雰囲気の出し方っていうのはすごいよね。
すごいですね。
なんかねちょっとバラードっぽい感じって割と冬っぽい感じが多かったりとか。
そうだね。
雰囲気の出し方を説明できないっていうことが、それが正しいんではないかっていう気がしてきた。
なるほど。
それが説明できるんであれば作れるんだけど、それが作れないんですよ。
説明不能であることが名曲であると。
そう。だからそれを作り出せるっていうことが特別な才能なんだろうなっていう感じですよね。
これをこういうふうな設定でこうやればこうできるよって言えちゃったらなんか特別なものではないんだろうなと思うんですね。
だからこの感じているこの感覚を説明できないということは問題がないということですね。
09:00
それが正しいと。
正しい状態。
それが正常な姿だと。
もう正常な姿。
まあでも本当にこの時期のモーニング・グローリー前後のノエルのソングライターとしての才能はもう恐ろしいぐらいに爆発してますよね。
本当にキラキラした名曲を生み出し続けていたなっていう。
きらめきがありますね。
きらめきが本当に。
ちなみにその後のオアシスっていうところでいくと97年にBe Here Now 3rdアルバムを出していて。
すごい国標されがちな。
そうですね。まあそのモーニング・グローリーの後なんでどうしても期待感っていう。
Be Here Nowの方が割と鶴目系っていうか、結構作り込んでる曲が多いっていう。
マニアックな曲な感じですよね。どっちかというと。
そうですね。なんかそのキャッチーなのももちろんその中にはあるけど、それだけではないっていうキャラクター。
なんか聴き込むとなんかむしろ結構味ワイブかくていいっていう感じはありますけどね。
そうですね。ただ。
即補性っていう意味とかではないかもしれない。
まさにモーニング・グローリーの後でなければっていうのはあったかもしれない。
そうそうそうそう。
それをやっぱまたっていうふうに期待してBe Here Nowを聴くとちょっと違うんだろうなって思っちゃう人は多いだろうなって気はしますよね。
あんなアルバムは何度も作れるもんじゃないと思うんで。
同じことやってもね、同じじゃんって言われちゃうし。
それはそれでそうなるんですね。
ほんとそうですね。
同じことをやって超えられるかっていうとまたそこが難しい。
ですね。多分まあ割と一番カッコ悪いなと思うのは同じことをやろうとしてそれに到達しないっていうのは結構やってる側が一番つまんなくもあると思うし。
そうそうそうそう。
だからモーニング・グローリーでもそういうスタイルではもう極めたっていうことなんですね。もうやるべきことは全てやり尽くした。
この路線でこれを超えるのはもう多分もう不可能だろうっていう気はするもんだな。
そしたらやっぱりもう少し違う手法を入れていくっていう感じ。
そうだね。
そうなるよな。
まあね、利き手はわがままですけど。
同じ手法でもっと超えてこいっていう感じで求めちゃうけど。
Be Here Nowが97年で、98年12月にマスタープラン、これがB面集みたいなアルバムが出ていますね。
12:05
マスタープランはね、最高の名曲ですね。
そうですね。
マスタープランもやばいですよね、アルバムとしてもほんとに。
これはほんとにもうB面にいかに名曲があったかっていう。
そうだね。
すごいですよね、これはほんとに。
これ選ばれているのがファースト、セカンド、サードの時代からのB面集なんで、
この94年、5年、97年がBe Here Nowですけども、この90年代中盤のオアシスっていうのがいかにすごかったか、マスタープランに現れてますよね。
凄みがあるよね、あれは。
すごい。
僕もステイヤングとかほんとに、ステイヤングはオアシスの中でもほんとにベスト3に入るぐらい好き。
それが普通にB面の曲っていう。
その後オアシスは4枚アルバム出してるんですよね。
その後がスタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアント。
それも結構好きなんですよね、個人的には。
この辺になるとだいぶ雰囲気変わってますよね。
うん、変わっていくね。なんかサイケデリックな感じ。
そうそうそうそう。
サイケデリック要素増えてる。
そのアルバムは結構好きだな。
ヒーザン・ケミストリーが結構好きだな。
ヒーザン・ケミストリーもいいっすよね。
ヒーザン・ケミストリーはストップ・クライング・ヨー・ハート。
そうかそうか。ストップ・クライング・ヨー・ハートアウト。
これが名曲ですよね。
それこそモーニング・グロー・リーキーに匹敵するような名曲だし。
2005年にDon't Believe The Truth。
これもなかなかいいアルバムだったなっていう。
ちょうど2005年にサマソニーで来日してましたけど、僕はサマソニーで見ましたね。
2005年か。解散したのっていつなんだっけ?
2008年に最後、アルバム出して。
Dig Out Your Soulっていうアルバム出して、2009年に解散っていうことになってますよね。
なるほど、なるほどね。
その頃になると正直、あんまり追ってなかったんで、解散したんだっていうのが正直なところでしたけど。
でも今でもすごい人気ありますもんね、オアシスは。
普及の人気じゃないですかね、これは。
復活するのかなぁ。
復活するのかなぁ。
あの兄弟が。
15:02
相当深い喧嘩なんじゃないですかね。
それまでも散々喧嘩して、一回やめるって言って脱退して、何か数週間で戻ってきたりっていうのを結構繰り返してたと思うんですけど、
もうそういうレベルじゃない状態に多分なったっていうことなんですよね。あんま詳しく知らないけど。
どんだけの理由があったんだろう。
でも再結成とかもししたら、それは盛り上がるでしょうね。
めちゃくちゃ盛り上がるだろうね。
10年以上喋ってなかったとか、オアシス返したのって。
兄弟なのに。
そんなに絶縁状態だったんだね。
お互いのギターをぶち壊したりしてた。
その話は見ましたね。リアムが、ノエルが大切にしてたギターを壊した。
かなり大きな引き金になったみたいな。
最悪だろ、それ。
ほんとそうですよね。
ぶち切れるわ。
それはやっちゃいけないことですよね。
それはやっちゃいけないですよね。
ギタリストにとって大切なギター壊されるって、それはダメですよね。
二度と手に入らないものだもんね。
また買ってくればいいとかっていうわけではないですからね。
そう思うじゃないですか、楽器っていうのはね。
また見れるといいですね。
本当、モーニング・グローリー色々話してきましたけど、やっぱこのアルバムはいいですね。
わかりやすく名番っていう。
いやー、本当、モーニング・グローリーっていいアルバムですよね。
ほんといいアルバムですよね。
いいアルバムですよ、俺は。
とりあえず洋楽を聴こうとなったら、まずこれを。
そうですね。
これ聴いて、このアルバムクソだなって思う人いるんですかね。
オアシスを個人的に嫌いとかじゃなければ。
マンチェスターシティが大嫌いな人とか。
そう言えそうだね、宗教的な理由になってしまうんだろうね。
マンチェスターシティに負けた次の日は絶対聴きたくないですよね。
ノエルの高笑いが聞こえてきそうな。
でも、この曲たちは本当に名曲ぞろいだなっていうところですね。
そうですね。
18:01
名番だと思います。
じゃあ、モーニング・グローリーの話はそんなところで、
次のアルバムを選ばないとですけど、
モーニング・グローリーは僕が選んだんで、
順番でいくと、長岡さんかな?
次回ですかね。
次回ですか。
今流れとしては、
オーケー・コンピューター・メカニカル・アニマルズ・カリフォルニケーション・モーニング・グローリー。
じゃあ、ここら辺で一発ぶちかまそうかと。
ぶちかましますか。
ぶちかましましょう。
すごい悩むんだよな。
ナインチネイルズのダウンワード・スパイラルをいきましょう。
来たー。
これはもうアートですからね。
一つナインチネイルズでいきましょう。
じゃあ、次回はナインチネイルズのダウンワード・スパイラルということで、
おそらく数回にわたって話をしていくと思いますが、
僕らも聞き込んでいきたいと思いますので、
聞いてくれている方も事前に聞いてからその回を聞いてもらえると楽しいんじゃないかなと思いますので、
そんな感じでお楽しみいただければというところですかね。
そうですね。
では、そんな感じでまた次回もやっていきますのでよろしくお願いします。
では、ありがとうございました。
ありがとうございました。
20:14

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