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名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、爆竹の6ix9ineを取り上げて話をしております。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
エムゾウです。よろしくお願いします。
ひできです。よろしくお願いします。
前回まで14曲目の歌まで話をしましたので、
次が15曲目の見えないものを見ようとする誤解全て誤解だから話をしていきます。
この曲めちゃくちゃいいですね。
これすごいよねこの曲。
この曲超好きですね。
イントロがジャキジャキの。
ジャキジャキですね。
クリーントーンのジャカジャカで入りつつ、すごいヘビーな歪みに行くところがグランジっぽさがあって。
これグランジっぽいギターの音ですよね。
グランジっぽいよね。
歪んだとこもちょっとファズっぽい感じで。
ファズっぽいですね。これはビッグマフ使ってるんだと思いますね。
やっぱそうなんだね。
この時代ビッグマフ使ってるって。
あの音やっぱいいもんな。
いいですね。なんかちょっと安心しますよね。
90年代みたいな。
やっぱこういう音だよみたいな。
やっぱこういうの好きだわーって。
あの質感やっぱ好きだよなー。
すさまじくいろんな絶望的な旅を経て、ここについに行き着いた感じですよね。
そうですね。
いろいろどこだーってなりつつ。
確かに。
この曲も結構ダメロもなかなか独特ですよね。
これはシングル?
これはシングルカットしてますね。
ですよね。
シングルカットしてるのもそのまんま出してるわけじゃなくて、歌変えてるんですよね。
歌詞も変えてる。
歌詞も変わってるんだよね。
この曲はリアルタイムで当時PVが結構。
PVこれすごいですね。なかなか。
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あれもまたやばいじゃん。
やばいですよね。
目とか口とかがそう。
あれすごい当時リアルタイムで見てて、うわ怖ってなかった。
怖いですよね普通にこれ。
よっぽど昔のJust One More Kissとかから知ってる人ならそのイメージがあるんだろうけど、
俺そこら辺のイメージが強いからやっぱ怖いんだよね爆竹って。
悪の花とか言ってるしさ。
その辺のPVとかやっぱ怖いしなっていう。
そのイメージが強いですよね。
確かに。
いわゆるほんとビジュアル系バンドとかとは全然なんか違いますよね。
全然なんか深さ作り方とか。
深さも全然目指してる方向が。
やばさがなんかお化粧してどうこうじゃないんだよみたいな。
もうほんとそうですね。
この曲ほんとなんかいいな。なんかすごい味わい深いんですよね。
そうだよね。そんなドラマティックなわけじゃないんだけど。
ドラマティックなわけじゃない。割と淡々と言ってる。
淡々としてるっちゃしてるんだけど。
ちょっとこうちょっと熱くなるっていう感じというか。
じわじわ胸に熱いものを秘めてる感じというか。
そうだね。じわじわ来るよね。
そうなんですよね。
あのリフのフレーズもずっとひたすらいくもんね。
ひたすらそれでいくのもいいんだよね。
ドゥルルルルルルルルみたいなちょっとBメロっぽい感じに演奏していくところとかすでに。
Bメロのギターいいよね。
ちょっとそう。
デンデデレデデレデデンみたいなね。
そうそうそうそう。
この辺結構好き。
ちょっとねじれたメロディみたいなのはあれいいっすよね。
いいですよね。
このBメロからサビに行ってギターがすごい歪んだダーティーな感じになって。
サウンドがかっこいいんだよね。
サウンドめちゃくちゃかっこいいよね。
サウンドめちゃくちゃかっこいいよね。
盛り上がりきらない感じがすごいんだよな。
間奏もいいよね。
テレテレテレテレテレテー
最終的に行き着いたところもなんか閉塞感が。
確かに閉塞感がすごいなぁ。
最後、そうっすよね。
この曲もタイトルやばいっすしね。
タイトルもやばいっすよね。
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これも結構衝撃的なタイトルですよね。
しかもシングルで、シングルで出てるだけにこう、あーっていう。
目がいものを見ようとする誤解、すべて誤解だ。
この言い回し、すごい。
なんか、全体的になんかちょっとジョジョっぽい感じがするんですかね。
ジョジョっぽい?
なんかわかんないですけど、なんかジョジョのセリフの言い回しっぽい感じ。
なんとなくなんかそんな感じを。
確かになんか、なんとなくわかるわ。
ジョジョの名言とかで出てきそうな感じの。
見えないものを見ようとする誤解、すべて誤解だ。
キック、大地を蹴る男とかする?
なんかわかる。
なんとなくそういうところはあるんです。
ジョニー・ジョン・スターあたりが言ってそう。
言いそうですね、ジョニー。
限りなくネズミとか、ディオとか。
ディオが。
限りなくネズミなんだよー。
確かにそうだね。
このデタラメ野郎が。
ジョセフあたりが言ってそうだね。
このデタラメ野郎。
確かに確かに。
なんかその全体的に。
面白い言い回しが多いですね。
そうですね。
言い回しが本当にいねくれてますよね。
これは35周年ライブ横浜アリーナの2日目でやってくれて、すごい嬉しかったですね。
これやったのいいなー。これ超聞きたかった。
これは聞けたら超いい。
もうあのイントロでもう、うおーって感じ。
なるよね絶対。
急に星野が。
うおーってなるなそれ聞いたら。
これまぁ実質アルバムとしては最後の曲という感じですけど。
最後がね、真実をって言って。
嘘!嘘!嘘!
最後は嘘で終わってるという。
ところがね、またこのアルバムの答えがない感じが。
そうだね、なんか答えのない感じ。
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結局ね、真実を嘘っていうのがもうなんか6と9みたいな。
SとNみたいな。
ですねー。
なるほど、見事だな。
それがもう誤解なんだよっていう。
見えないものを見ようとする誤解っていうのに行き着いたのかなーみたいな。
いやーやっぱ面白いアルバムですね。
面白いですよね。
すごいですねー。
最後は16曲目になりますけどループマーク2っていうことで。
これはもう最初のループの。
リミックスバージョンというか。
そうだね、これでもSE的な感じですね。
これも結局もうループって感じですよね、最初と最後同じ曲で。
いやーすっごいボリュームですね。71分。
すごいなー。
こんだけ長い割にはなんかだれないというか。
そうなんですよね。
全部こう、確かにだれる感じは全くないですね。
中身ぎっしりって感じで。
ぎっしり来てますね。
我々もさっと流す曲あんまないですからね。
全部ちょっと語るところがあるというか。
いやーだいぶ大作でしたけどね。
大作ですねー。
何気にすごいボリュームだったんだなーっていう。
すごいボリュームでしたね。
一番短いサムウェア、ノーウェアもやばいですからね、あれ自体も。
あれが中核だからね。
中核ですよね。
あれの本当に存在感と役割というか。
すごいですよ。
あれでおかしな方向行っちゃうんですからね。
あれが途端場で入ったっていうのは本当に。
本当あれなかったら変わっちゃうというかね。
変わりますねー。
アルバムの意義が変わっちゃうぐらい大きいというか。
すごいなー。
いやーでも最初ね感謝したいって言って始まって、だんだん怪しくなってきて。
本性を見せてやばくなって、どこだーって迷って、そこのそこへたどり着いて。
で今度は密室に閉じ込められて正気を取り戻し、かっこよくなっていくんだけど、
結局はすべて見えないものを見ようとするっていうのは誤解であると。
真実は見えないと。
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そしてそれが結局はループしていくと。
いやーそれはすごいなー。
でも本当面白いアルバムだね。
問題作っすね。
問題作ですね。面白かったっすね。
めちゃくちゃ、めちゃくちゃシリアスなんだけど笑えてしまうっていう。
そうですね。
なんかやばすぎて笑えちゃうみたいな。
それはやっぱこれまでのファンはここで結構離れたんだろうけど。
そうですね。
ここについてこれる人とついてこれない人とも。
分かれてますね。
それこそJust One More Kissとかさ、ああいうのを求めてた人はやっぱここでちょっとああはならないんだなっていうところで。
いやもう嫌ってなりそうだし。
そうですね。
でもむしろその洋楽とかが好きな人たちには、いや、え、すげえじゃんってなる。
最高じゃんっていう感じになりますよね、これ。
面白いことが詰まってて、愛好。
確かに。
こんなデタラメなやついないでしょ。
6ix9ineは初登場1位なんですよね。
すごいセールス的には成功してるんですよ、めちゃくちゃ。
これが1位ってすごいな。
それがすごい話ですね、確かに。
まあ、爆竹っていうネームがあるしっていう感じなんですかね。
そうですね、やっぱすごい信頼感というか。
でも次のアルバム、COSMOSは1年後に出てますけど、それは初登場6位。
なのでやっぱり6ix9ine買った人で。
わからんってなる人はやっぱ多いと思うんですけどね。
次は買えねえってなったんですかね。
あの過ちはもう繰り返さないみたいな感じ。
あいつら難解すぎるわって。
いや普通の人が聞いたら難解すぎるよね、これ。
まあ理解しろっていうほうが難しい。
普通の、そうですね。
キャッチーなメロディーとかそういうのを期待したらもう。
全くないもんな。
全くないっすね。
でもこのCOSMOSが出た96年6月だってめちゃくちゃバンドブームというか。
めちゃくちゃ追い風が吹いてる時代なわけですよね。
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そうね。もう思いっきりビジュアル系万歳の時期でしょ。
そうっすよね。
だからバクチェクだってすごい売れそうなもんですけどね。
あまりにも、あまりにも売りすぎた。
あまりにも売れ幅が。
なんかこいつらは違うっていう。
なんかその枠じゃなかったっていう感じなんすかね。
面白いなあ。
結局長い目で見るとそれが良かったんだろうなあって。
そうですね。
長い目で見たら絶対。
でも未だにこう聞いて面白いですもんね。
面白いし、こういうコンスタントな活動ができてるのは、
あの時にバーンってブームだーって、ビジュアル系だーって思ってなかったのが、
今に繋がってるんじゃないかなっていう感じはしますね。
そうですね。確かに。
いやーほんとすごいアルバムだなあ、これは。
すごい。今聞いてもやっぱすごいもんね。
すごいですね。大作ですよね。
この頃のバクチクの見た目としては、髪がもう、さくらやっちゃんもかなり短いんですよね、その時。
あー、まあそうだよね。
その前のダーカーズ&ダークネスの頃は長いっすけどまだ。
青って感じの。
うん。
夕景好きって感じの。
その後切ってるんですよね。
うんうんうん。
この頃はもうかなり短髪。
この頃のイマイさんはどんなかった?
イマイさんはですね、頬にBTじゃなくてビッチって書いてますね。
そういう時期が。
ビッチでTが大文字になってるんで、BTにかけて。
この頃はあれか、兄が髪が帽子から突き出てる時期ですね。
なんかいつもそんな感じがするけど。
帽子から突き出てるのは多分この頃じゃないかな。この頃ぐらいじゃないかなと。
常に帽子から突き出てはいないんだっけ。
じゃないっすね。
立ってますけど、すごいっすよね。あれもやり続けてるって。
すごいっすね。みんな髪下ろしてんのにね。
あれ系のバンドみんな下ろしてってんのに。
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すごいっすよね。一人だけ。
ちゃんと毛先が天を向いてるってのは。
すごい偉いですよね。
偉いっすよね。
歓励にして。
歓励にしてね。もう薄くなっててもおかしくない。
ですよね。
めちゃくちゃ異質なバンドだな。
そうですね。
異質なバンドの中でも異常なアルバムだよね。これはちょっと。
これは異常っすね。
めちゃくちゃ面白かったですね。これは聴いて本当に。
ちょっともう深すぎますね。
なんかもう普通に楽しめますね。面白すぎるというか。
曲もかっこいいですからね。普通に。
かっこいい。めちゃくちゃかっこいいんだけど。面白いんだけど。
病んでて。疎化感もあり。
サウンドめちゃくちゃかっこいいですもんね。やっぱギターの音かっこいい。
シンプルにその音のかっこよさだけで聴けちゃうぐらいかっこいい。
気持ちいいよね。あのザクザクとしたの。
そうですね。ザクザク。
いやー6ix9ineほんとすごいな。
これが1995年ですもんね。
これこんだけもうマニアックなことを今聴いてもめちゃくちゃマニアックですもんね。
95年5月。
ルナシで行くとデザイヤー出した半年前ですね。
マザーとデザイヤーの間ですね。
95年か。
シャランQがシングルベッド出してたり、ミスチルがトモローネバーノーズとかさ、そういう時代っすよ。
そうっすね。95年ってもうめちゃくちゃJ-POPイケイケの頃ですよね。
小室前世紀だし。
あの時代っすよね。スピッツがロビンソンダー出てるとか。
いやーこの年とかよく覚えてますよ。
ジュディマリーのオーバードライブとか。
その辺の時代にこれをやってたんかっていうのは確かに。
コテイさんはポイズンを出してるのか。
そうっすね。ロックの人たちだとその辺だよね。黒い目のビームスとか。
はいはいはい、なるほど。
ルナシーはデザイヤーとか。
Xはロンギングを出してるのか。
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なんかそう見るとやっぱすごい洋楽に寄ってたんだなって感じがしますよね。爆竹って。
確かに確かに。
相当洋楽志向というか。
ほんとそうっすね、確かに。
シングルで出してる歌とかもだいぶサウンドはそっち系ですもんね。
完全にグランジとかヘビーロックとかのテイストだもんね。
全くカラオケで歌うような。
確かに。
あれじゃないもんね。
確かに。
Jポップに全く寄り添ってないというか。
寄り添ってない。
カラオケで。
カラオケ狙うんだったらそんなサビにしないっすよね。
同じ人カラオケ行ってね。
どうしたってなるよね。なんだこれって。
そうっすね。
こんなの聴いてんの?みたいな。
すごいっすね。
深い。
でもまあ、あんまりこの対策を苦戦してないというか、作るのに。
ここはなんか感じ取れますよね。
本人たちのインタビューでもそういう感じだし、
今井さんも湧き出てくるものはいっぱいあったけど、
それをまとめるのに時間かかったっていう感じだしね。
リズム隊も前のダーカーズ&ダークネスは結構やっぱ苦労してたところはあったみたいだけど、
この6ix9ineはもうその経験を得てるんで、だいぶ余裕があるというか、
っていうところまで成長してるという感じだし。
やっぱすごい良い時期というか、バンドとして表現力はね、
ひと回り大きくなってて、
アイデアはどんどん湧き出てくるっていう。
すごい良い状態だったんだろうなーって気はしますけど。
そうですね。ノリに乗ってる時期っすね。
やっぱノリに乗ってると曲数が増えるんだな。
ああ、そうだろうね。いっぱい出てくるわけだからね。
そこはやっぱそうなるんだなっていう。
声を削ろうっていう。
そのバンドのノリに乗ってる時期、このイカれたアルバムができたっていう。
そうですね。そこがバクチクらしいというか。
バクチクらしくて、他のバンドとは一線を隠してるなっていうのは感じますね。
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そうですね。で、しかもさっきも言ってたけど、周りがあれだけヒットしてる。
で、CDがどんどん売れてる時代にこれを出すっていうところがまたバクチクですよね。
なんかもっとね。
もっと売ろうよって言わなかったのかな、周りの。
カラオケ意識するとかさ、もうちょっと売りましょうよみたいなね。ありそうなもんだけど。
そういう、すごいですよね。そういう意見もなかったのかな、レコード会社側とか。
歌!歌!この時代に出るシングルとして歌!
でででででででで、これかーみたいな。会社的にはさ。
そうっすよね。
サビがもう、あーあーあーだよーとか。
ビーズはあれか、願いとかラブファントムが出てる頃かな。
売れてる頃ですね、CDがもうガンガン売れる頃だな。
100万枚が当たり前みたいなね。
なるほどな。その時代にこれをやってたのか。
時代ってやっぱ考えるとすごいっすよね。
いやーすごいアルバムでしたね。
いやーまあ、問題あります。
大問題作。
大問題だと思いますけど。
まあでも本当に、爆竹としてもここでこれをやり切ったっていうのはデカかったんだろうなって気がしますね、その後を見てると。
そうですね。
もうちょっとやっぱ戻るというか、深さはもうそんなに追求してないというか。
ここでやり切ったというかね。
なんかそれは感じますよね、やり切ったんだろうなーみたいな。
江戸の底の吹き溜まりまで行ったから。
その方法性はもうないなっていう。
っていう意味では、ダークネス6・9、そのベクトルはもう一つ完結したのかなっていう。
なんか極めたっていうか。
さすがにこれ以上、その先はないよねっていうところですかね。
まあなのでそういう意味で究極というか。
そうっすよね、一つの究極点というかね。
そういう感じのアルバムですね。
27:02
いやーすごかったな、このアルバムは。
語りがいがありましたね。
やっぱ面白い、面白いよね。
面白いアルバムですよ。問題あるけど。
問題あるけど。
ということで、爆竹の6・9特集やってきましたが、ということで次のアルバムですね。
次は私の番だと思いますが。
次はですね、ちょうどこの今の6・9の配信が終わる頃に出る我らがれっちりのアルバムがありまして。
そういうタイムリーなやつには乗っかろうという話で、それを取り上げたいなと思いますね。
出ますからね。
れっちりは前回のアンリミテッドラブも発売してすぐやってますけど、同じような感じでできればっていうところですかね。
そうですね。先に出てる2曲ぐらいのシングルというか、なかなかいい感じですね。
期待できそうな。
まあれっちりは大好きなバンドなんで、どんなアルバムを作ってきたのかっていうところを話していきたいですね。
聞いたばっかりになるかもしれないけど。
そうですね。
ということで、次回はれっちりの新作というところでやっていきたいと思います。
今回は爆竹の6ix9ine特集、だいぶ長くやってきましたけど、最後まで聞いていただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございます。