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  2. #53-1 異色作?L'Arc~en~Cie..
2023-11-15 53:18

#53-1 異色作?L'Arc~en~Ciel『REAL』特集!スルメアルバム誕生の時代背景とは?

L'Arc~en~Ciel『REAL』特集スタート!幻想から現実へ…。ラルクの変化、シーンの移り変わり、2000年にスルメアルバムが誕生した時代背景とは? ※雑談形式なので敬意と愛情をもって敬称なしで話をしています (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 攻めの『REAL』!2000年のラルクの気概!~魔力発揮?「NEO UNIVERSE」【名盤ラジオ #53-2】 https://youtu.be/seKVO51Q8nQ 七色の輝き『REAL』中盤シングル3連発!~絶妙な立ち位置を築くラルクのセンス!【名盤ラジオ #53-3】 https://youtu.be/ItcaST21MqY 幻想から現実へ!アルバム『REAL』総括~ラルクにこれを求めてた!「TIME SLIP」「a silent letter」【名盤ラジオ #53-4】 https://youtu.be/V5_JrX9a9io ※その他のラルク特集はこちら 『True』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkqwu2i0tznrb_e2ExZLdEo 『HEART』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnm8HRYNBHVwnBYl07IWjNL6 『ark』『ray』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkIxAMsDLpb49bwW0l6V-Ux 【L'Arc~en~Ciel】衝撃30周年ドキュメンタリーの感想!なぜラルクは喋らない?メンバーの意図は?~ロックバンドの難しさよ…【名盤ラジオ 番外編#28】 https://youtu.be/qX-WQxjN6EU 『REAL』/L'Arc~en~Ciel 1. get out from the shell?-asian version- 2. THE NEPENTHES 3. NEO UNIVERSE 4. bravery 5. LOVE FLIES 6. finale 7. STAY AWAY 8. ROUTE 666 9. TIME SLIP 10. a silent letter 11. ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/46YbPfZ ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/5w2N2CfwUcgczLNeZW5Q7K?si=5ypVreYNQuan6MCgb7bMGA ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/real-remastered-2022/1621981576 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:01
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながら色々と語っていきます。
タクヤです。今回もよろしくお願いします。
いかがお過ごしでしょうか。NZOでございます。
こんばんは。AIではございません。REAL HIDEKIです。よろしくお願いします。
今回はね、久々ですよ。
はい。
L'Arc~en~Ciel。
はい。
L'Arcファンの皆様お待たせしましたという感じです。
いやー。
ですね。
ご無沙汰しております。
やばいなー、ちょっと。
だいぶね、久々です。
感覚的には、ほんと。
この名盤ラジオ、L'Arcは今年に入ってからですけど、TRUEを初めてやって、
その流れでハートもやって、前回はL'ArcスenスCielに同時にやったっていうところまで来て、
で、もうその流れで今回のREALですね。
REALですか。
ですよ。
REAL HIDEKIですね。
REAL HIDEKI。
AIではございませんというところまで。
今日はね、もうバンバン飛ばしてもらって。
AIでないところを見せつけてやってください。
スムーズに回答が出てこないっていうね。
AIではない。
じゃないから。
じゃないから。
考える時間が必要だから。
そこら辺はね、編集されてスムーズに答えが出てくる感じになるんですよ。
素晴らしい。
どうぞ安心して考え込んでいただいて。
10分考えさせて。
このREALですけど、2000年8月30日発売のアルバムですね。
なるほど。
2000年ですね、2000年。
これはお二人はリアルタイムではどうだったんですか?
リアルタイムでは…。
自分はね、正直リアルタイムではあんましちゃんと聞いてなかったんですよね。
そうなんだ。
意外。
これはね、アークトレイまでは結構ガッツリリアルタイムで聞いてたんだけど、
この辺から多分結構洋楽とかそっちの方を結構聞いてたのかな。
03:00
あんまこれを超ガッツリ聞いてた感じではなくて。
なんか今回ちゃんと聞き直したら、やべえぞこれっていう感じになったって感じですね。
なんか前回のね、アークトレイの時は両方買ってすごい聞いてたみたいな話だったから、
なんか今の話聞いて意外だなって思ったけど。
なんでなんだろうな。
えぬぞうさんはどうなんですか?
リアルタイムではもちろん聞いておりましたね。
でもやっぱりなんだろう、トゥルーとかその辺、リアラとかハートとか、
そこら辺の熱量に比べるとちょっと落ちたような聞き方というか、
若干ちょっと冷めたような見方をしてる頃ですよね。
いや多分そうですね、なんかそれ結構近い気がする。
なるほど。
その辺すごいなんか興味深いなって思ってるんですけどね。
僕は以前のラルク会でも話してるけど、全然ラルク聞いてない感じだったんで。
はっきり言ってこのリアルも、今回これをやるからっていうわけじゃなくてもうちょっと前から聞いてますけど、
でもそうは言ってもわりともう去年、今年ぐらいに初めて聞いたぐらいのレベルなんで、アルバムとして。
すごいフラットな状態で聞いたっていう感じだよね。
周りの環境とかあんまり関係なく作品としてちゃんと向かい合ってるっていう感じだよね。
かつさっきも発売日言いましたけど、2000年の8月30日っていうことなんですけど、
これまあね、この僕らっていうか、銘板ラジオ的に言うと、
NUNA-Cで行くとNUNA-CYのやつ、2000年7月12日に出てますけど。
ああ、そっか。
近いんですよね。
近い。
で、あとまあ銘板ラジオ的に言うとバクチクのワンライフワンです。
これも2000年の9月20日に出てると。
なるほど。
そう考えると時代背景っていうかね、イメージしやすいと思うので。
だいぶイメージできました。たぶんCYを結構聞いてたな、この頃。
CYを聞いて。
そっちを結構聞いてたかな。
なるほどね。
06:00
NZOさんは当時そのNUNA-CYのやつとこのリアル、わりと近いタイミングでリアルタイムで聞いてるんだと思うんですけど、
なんか印象としてどうだったとかっていうの、なんか記憶にあります?
あんまないな。
あんまない。
普通に聞いてたみたいな。
やっぱなんていうか、どっちのバンドも似たような方向性というか、よりストリッドで武骨な方向に行ってるという、
初期はなんて言うでしょう、本当、ビジュアル系って言われるような、すごく端微的で大会的で幻想的な空気をまとめたバンドでしょ、両方とも。
ここに来てもそういう幻想的な空気が、どっちのバンドも両方とも剥ぎ取って。
そうですね。
っていうイメージはなんとなくあったんだよな。
確かにゴシック体になっていくみたいなの。ロゴが。
どっちのバンドもそういうの嫌がってる頃でしょ、みたいな。
そうですね。
ゴールはなんか感じてましたよね。
そうですね。
なるほど。
ちょうど確かにその辺は似てますよね、動き的に。
似てる似てる。
それはすごい思ったな。
今回はリアル特集初回ってことで、また全体的な話をしていきたいなって思うんですけど。
一旦ここに至るまでのところの振り返りみたいなところもしてから。
やっていきますか。
メイバーラジオ的にはトゥルーからやってるんで、96年12月にトゥルーリリースしてるという作品で。
さかのぼること96年、はい。
もうこの時はね、フラワーとか出て怪神劇スタートって感じです。
なんですけど97年2月に桜の事件があって活動休止と。
ラルクピンチって感じだったんですけど97年10月に虹を出して復活して。
で98年に入るともうまたね、ウィンターフォールとか出して。
09:03
もうここからはすごいですね、シングルでもうずっと1位みたいな。
出せば1位。
で2月にハートが出ると。
そっからもう間髪入れずに3月にすぐダイブトゥーブルーが出て。
でまあツアーとかもやりながらですけど7月には3枚同時のハニー仮想侵食やって。
で10月にはスノードロップ、フォーウィドゥンラバー、これ2週連続。
この辺はもうすごいですよね。3枚同時やったり2週連続シングルを出すっていう。
で99年になって4月にヘブンズドライブ出して、6月PCS出して、7月1日アークレイ同時発売と。
セキゾーの誕生日を祝う。
セキゾーの誕生日はハニー仮想侵食。
あれ?それ違ったっけ?ごめん、間違えた。そうだね。
7月1日はノストラダムスのあれに。
そうだそうだ。
で7月にしてると。
そうですね。
AIじゃないからね、間違えちゃうからね。
そうそうそう。人間味があっていい。
これが、そうですよ。
AIだったらスムーズにね、もうそこ。
半作同時リリースのとこで速やかにそれ言ってた。
速やかにね。
すぐそこで。
で8月にシングルカットでドライバーズハイを出してると。
はいはいはい、なるほど。
まあだからこの辺はほんとすごいですね、98年、99年は。
だってハートなあとね、ダイブトゥーブルーに始まり、
8枚シングル出して、最後ドライバーズハイをシングルカットしてるから、
アークレイは9枚シングルが入ってる。
すごい。
22曲中9曲がシングル。
なんかあれだね多分もうシングル疲れしたんじゃない?
我々も本人たちも。
いやそれ実際あるでしょ。
あるよね。なんかお互いちょっと疲れて、
それでなんかちょっとリアルは少し休憩モードになっちゃったのかな。
まあそのファンはちょっとわかんないけど、
やってる方としてはもうなんかそっちはやり切ったっていうか。
そういうモードはちょっともう。
そこら辺のイメージってめちゃくちゃ強いもん、ラルクって。
12:01
そこら辺のシングル構成。
すごかったですよね。
このイメージがめちゃくちゃ強くて。
アルバムってなんか全部ベストアルバム状態じゃねえの?みたいなぐらいの感じでしたよね。
本当シングルアーティストみたいな。
シングルで出して出して売ってく売ってくっていうイメージはなんかすごい強かったですね当時。
でなんか後、ラルクで言うと売れる必要性っていうのってたびたびメンバーも言ってると思うんですけど、
30周年のドキュメンタリーとかでも多分そういう話もあったし、
それを多分なんかもう達成しちゃったんだと思うんですよね、そこで。
アーク・レイのそこの一連のあれで。
なるほどね。
なのでなんかもうそれでバンドとして次じゃみたいな。
っていうのが始まってたのがこの辺なのかなっていう感じなんですかね。
そうだね。だからちょっと単純に売れるためにとかそういうのじゃなくてなんかやりたいことなんだろうみたいな。
なんかその辺をね、いろいろこうごちゃごちゃしてた時期なんじゃないかなっていう。
いろんなことを考えられるタイミング。
もうなんか目的的に売れなきゃっていうところがもう一旦なくなると、じゃあそうしようみたいなね。
まあ想像だけどね、その辺。
もうあらゆる選択肢が取れるタイミングになってるっていう感じだよね。
だし何やってもある意味許されるっていうか、選択肢もいろいろ取れるから。
それそれ、本当に。
っていう中でどうするかっていうのがなんかこのアルバムのキャラクターとして現れてるのかなっていうのは思う。
いやーなんかそれほんとそう、やっぱちょっとマニアックな感じになった感が結構ある。
ですよねー。
改めて聞いてすごい思ったっていうか、こんなマニアックだったっていうかなんか情報量すごいなーみたいな感じ。
そうだねー。わかるわかる。
情報量すごいなーって感じになるよね、これ聞いた時。
情報量すごいなーわかるなー。
でしょ。
これを久しぶりにちょっと聞いた感覚としてはそれ。
ちなみになんかこのリアルのアルバム評価的にはどんな感じなんですか?
15:04
アルバム評価?
個人的な評価みたいなところですか?
そうですね。
何だろう。単純にってことで言うとスルメアルバム。
いやーほんとに。
もう全く同じこと今言おうと思った。全くスルメ。
それはすごくラルク・アンシールにしては異曲であり、
そういうバンドじゃなかったんですよね、これまで。
もうシングル一発バーン!わかりやすい!うわーカラオケで歌う!売れる!できる!
割とそういうバンドになってたんですけど。
リアルは結構ラルクにしてはスルメだなーっていう。
シングル曲ですらスルメっていう感じ。
あーわかるわかるわかる。
そこがすごいでかいと思うんですよ。
シングル曲が今までみたいなすごい華やかさがないというか、
割とこれはなんだろうみたいなのがすごいこの時期の特徴じゃないですかね。
このシングル曲のスルメ感すごいなって思いますね。
そんな感じですね。だから個人的な感触としてはすごい好印象というか、
俺はこういうの好きなんだよなーみたいな感じ。
でも一般的にはちょっとんっていうアルバムかもしれませんね。
っていうとは思いますけどね。
実際一般的にもそういう評価なんですかね。
あーどうなんだろう。
どうかなー。その辺はあんまり知らないけど。
そうっすよね。みんなどう思ってたかって確かにほんま。
でもラルク・アンシールって言ったらやっぱりティエラとかトゥルーとかハートとかね。
まあ先に出てくるのはその辺ですよね。話題で。
ラルクって言ってリアルって。
リアルって言うと。
リアルでしょ。
そんな気がしますね。
いやでもスルメっていうのは本当にもう同じだなー。
僕もなんかもうはっきり言ってめちゃくちゃ好きなんですけど。
で今回まあ結構聞きましたけど、
18:03
もうなんかやっぱ感想としてはもっと何年も聞き込みたいアルバムだなっていう。
わかるわかる。
もっと何年も聞き込んでからなんかこの話したかったなぐらいなアルバムですね。
正直ね聞くたびに発見が出てくるみたいな感じ。
そうだよね。なんか今ももう正直もっと何週もしてからちょっとこれやりたかったぐらいの。
わかるわかる。
いやー本当当時の自分はだから全然その辺が多分本当に一般的な一般人的な感じだったんだろうなー。
感覚的には。
当時のリアルタイムの空気感とかで言えば、やっぱそういう日本の90年代の売れたビジュアル系っていうのにも興味がなくなってきてたからっていうのはすごい大きいですよね。
そうですね。なんかそういう流れがやっぱ自分の中でも多分結構影響してるなって感じはありますけどね。
そこで言うと多分彼ら自身もそういうところは少なからず意識してたのかなっていうところはありますよね。2000年っていうそういうタイミングで。
すごく脱却したがってる感は本当に見えますよね。
そうですよね。
このアルバムなんて本当結構ね、インダストリアル・グランジオルタナティブな。音像的にはもう完全にそういう方向性じゃないですか。
そうですよね。
だからなんかもう聞いて思ったのは、この2000年に出てるっていうところも含めてですけど、ラルクはビジュアル系なのに対する彼らからの答えなのかなっていう。
特にその1,2曲目をあれにしてるのがもう象徴的っていうか。
いやーもうほんとそれ、攻めたなーって感じはありますよね。
なので、まあそういうところでいわゆるパブリックイメージ的なラルク・アンシエルのイメージからすると、ちょっとかけ離れてる部分があって。
ちょっと地味だなーとか。
そうですね。ちょっとハードだなーとか。
ハードだなー。ダーティーだなーとか。
昔のラルクが好きだった人からすると、うーんってなるのかもしれないけど。
っていう気はしますよね。
気はしますよね。
めっちゃしますね、そこ。
この辺はやっぱ時代性もある。
21:01
そうだねー。
まあ、ソシーンのね。
ペンクシャタル人たちが本当そこからは離れたがってた時期ですよね。
ですよねー。
まあほんと同じ時代にルーナシーもね、スイーティスト・コーマー・ゲインとかフィールとか、そういう曲をやってたりしますから。
すごく洋楽を意識したようなサウンドを出してた。
サウンドですよね。
俺らはそういうビジュアル系じゃないんだみたいなところで、
方向性でこの洋楽のグランジオ・ルタナからのヘビーロックのサウンドをすごく意識してたところだよね、ルナシー。
音楽的に消化してくれーみたいな。
内心。
実際音楽的に面白いことやってるなって思いますけどね。
そこはでもやっぱ意識あるんだろうなって思いますけどね。
スルメアルバムって本当いいっすよね。
その良さに気づくとどんどん好きになってるっていうか。
明らかに一発目聞いた時よりも今の方が全然グイグイ聞きたくなってるっていうか。
ですよね。
割と全体の方向性っていうかサウンド的にはレイの近い部分はあるのかなって印象でしたけど。
あれをもっと突き詰めたっていうか。
方向性的には延長線上ですよね。
レイの延長線上っていう認識あんま当時はなかったんですよね。
あんまちゃんと向き合ってなかったからなんだと思うんだけど。
全く延長線上っていう、そういう意識はたぶん今見るからこそなんだけど。
でもなんか音の感触が似てるなーみたいな。
思ったからね。
こういう流れなんだなーみたいな。こういう感じなんだーみたいな。
今聞くとそれめっちゃわかりますよね。
ラブフライズとかがそんな感じですもんね。
この曲がリアルの中では1枚目のシングルに該当しますけど。
24:02
あれは確かにサウンド完全にそうだね。レイ。
そうだよね。あの流れの中にあるっていうか。
これが99年の10月27日に出てるわけですけど。
この前に99年、アーク・レイが出てるのが7月で、
その後ツアーとかやってるんですよね。グランドクロスツアーって。
グランドクロスツアー?杉澤のソフトなの?
僕も思いましたけど、杉澤。
杉澤へのリスペクトがすごいですよね。
誕生日に。
誕生日に3枚同時に。
あんまそれ言うとラルクファンに怒られちゃうよ。
グランドクロスツアーって言ったらもうね。
これが野外ライブツアーみたいで、結構大規模でずっとやってたみたいですね。
この中で国際展示場の東京のやつは12万5000人とか動員してるんですかね。1日のやつで。
12万!?
これ99年だから、もう要はあの年ですよね。
キャパシティも現代とか、グレイも20万人とかやってた。
もうみんなそういうのやってる。
みんなそれやってるタイミング。ラルクもそうやってやってると。
10万人すごいな。
でもハイドもね、どの会場も地平線が人の海ですごかったと。
でも忘れられない光景だったって。
この辺はどうでしょう。
10万人規模ってロストックとかさ、そういうのあれでしょ?
そうですね。
もう一つのバンドでこれをやるっていうのは無理だよね。
あの時代しか無理だよね。
二度と無理。
今はもう二度と無理ですよね。本当に二度と無理だ。
なんかこの辺ってやっぱ1999年っていう感じがするんですよね。
なんか前の時も話したかもしれないけどやっぱ、
その世紀末の謎の紅葉館みたいなやつは多分あったと思うんですよね。
99年って。
間違いなく。
集まりたくなる。
そうそうそうそう。
やる側も見る側もそうですよね。
そこが上手くマッチングした時代なんだろうなって。
それが開けるとちょっと現実に戻されてみたいな感じ?
27:06
で、出てるのがリアルなんですけど。
若干その世紀末で浮かれた熱からの、
それが終わってみたら別に世界は滅亡しないし、
新たなミレニアムが始まるしっていうところで、
現実をちょっとあって目覚めたみたいなね。
そうですね。
99年から2000年にかけてはカウントダウンライブをやってたみたいですけど、
ミレニアム1曲目に演奏しているのがネオユニバースと。
シングルとしては発売前だと思いますけどね。
なるほど。
世紀末を越えたっていうか、
そういうのをやっぱり意識してる感じですよね。
新たな始まり的なね。
これだからね、こう見てて、
ラルクはそうしてたんだなっていうのを思って。
自分の話で言うと、そのタイミング、2000年になるタイミングって、
ルナシーのスタートアップギグっていうライブに行ってたんで。
そっかそっか。
そっか、ラルクはその時ネオユニバースで2000年を迎えてたのかと思って。
あれWISHで始まったんだっけ。
そうそう。
何かとルナシーに結びつけた。
何かとルナシー。
人生がルナシーになってるから、
この年のこのタイミングはっていうのは全部ルナシーの思い出とともに。
すごいね。
そういうね。
I WISHって叫んでる頃にはなんか、
ドゥクドゥクドゥクドゥクドゥクドゥクって。
そう。あのイントロが。
イントロ流してたでしょ。
そう。
そういうことになりますね。
すごいなぁ。
そんな2000年始まって、
1月19日にネオユニバースフィナーレ。
これが両A面と扱いなんですかね。
シングルで。
それそういう風に出たんだ。
両A面だよね、あれ。
両A面だったんですね。
みたいですね。
なんかちょっとあれですね、すごい。
30:01
業務効率化というかなんかこう。
両A面っていうもの?
なんかそう、シングルばらかしてこう、
同時リリースしてた人たちが。
確かに。2週連続とかでね。
そう。
やればいいのにね、両A面なんて。
どんどん業務効率化測り始めて。
確かに。
まぁでも。
両A面にしたか。
でも意外とやってないっていう意味では両A面もありかなみたいな。
逆にね、新しい試みとしての。
なんか、あえてのっていう。
そういう意味ではありなんじゃない。
確かに、これが初めてですね。
こっちもタイアップ曲ですよみたいなね。
確かに。
っていう意味ではありかもしれない。
でも両A面ってなんか両A面って言ってるだけで、
1曲目と2曲目はあるわけで。
そうっすね。
確かに。
で、なんか昔から俺はそれすげえ思ってた。
確かに。
これに限らずね、両A面シングルですって言うけどさ、
でも1曲目と2曲目はあるわけでさ、みたいな。
確かに。
2曲目はカップリングみたいになるよなって昔から思ってたんですけどね。
売り方の一つですよね、プロモーション的な。
言い方一つで。
あれじゃないですか。
タイアップがついてるかとかが見え方的に結構違うのかなっていう。
A面って言うからにはタイアップがついてますよみたいな。
通常のカップリングはね、あんまなんかのCMソングになってたりしないと思うんで。
映画の時代からさ。
そうだね、確かに。
それで言うとこのネオ・ユニバースとフィナーレはわかりやすいかな。
フィナーレもね、単純な2曲目。
フィナーレってリング?映画?
ホラー映画か。
ホラー映画ですね。
それもタイアップなんだ。
あ、でもネオ・ユニバース。
あ、バースデーか。
あ、リングって言うとバース。
ネオ・ユニバースは何でしたっけ、なんか。
CMとか。
CMとかですかね。
あ、CMか。
だから結構効いてるイメージあるんですね、きっとね。
この2つはなかなかそうですね。
あーなるほどね。タイアップはそうかもしれないね。
タイアップってのがでかいかもしれないですね。
これでなんかだからあらゆるシングルの出し方をコンプリートしたっていう。
3枚同時、2週連続。
両A面。
シングルアーティストってね、もう散々行ってきて。
ラブフライとかマキシシングルとかでしょ、たぶん普通の。
33:04
新色でやってるもんね、それも。
それは新色でやってるのか。
あの3枚同時の時に、新色だけあの形で。
そうだそうだ。コンプリートした。
あれもだから早かったよね、98年当時。
早い早い早い。
たぶん早かったよね。
あんまりまだなんかマキシシングルとかそういう言葉もあったのかわかんないけど。
ぐらいのタイミングだった気がする、記憶的には。
やっぱそういう意味ではシングルアーティストの面目役女というか。
シングルアーティストって俺らが言ってるだけなんだけど。
あらゆる形態でシングル出すやんみたいなね。
変身的な取り組みをしていかないと。
そこはなんかやっぱラルクの本質的な部分だよなとは思いますよね。
確かに。
そこはなんかすごい特徴だし個性だし、本質的な部分だよなと思いますよね。
やっぱそこは前回のアーク・レイの回でもたぶん話してるんですけど、
やっぱラルクってシングルを主体にリリースしてって、それが溜まったらアルバムを作るみたいな感じのやり方、進め方だけど、
僕らの基準でいくと、ルナシーとかバクチックとかって、
アルバムのセッションをしてその中から出揃った曲の中からどれをシングルにしようみたいな感じするんで、
やっぱアプローチは違うので、シングルアーティストっていうのはたぶん合ってるというか。
あさがち間違ってないよね。
全然間違ってないというか、アプローチはそうなんだろうなって思うんですよね。
シングル用にシングルの曲を作って、それでタイミング的にアルバムを、それを踏まえて作るみたいな。
なんかアルバムっていうものの考え方がほんと全然違うって感じだよね。
全然ね、もちろん良い悪いではなくて、スタンスの違いっていう風に思ってますけど。
そうですね。
あの時代になんか言い方変かもしれないけど、勝とうと思ったらそのアプローチが正しい気がしますよ。
そうそうそうそう。それはほんと思いますね。
選択できたラルクってほんとすごいと思う。
そこが強みだし、そこがすごかったんだと思いますよ。
だと思いますね。
本当にそれ思うな。
1月その両A面出して、そこから間開くんですけど、半年後、7月19日にステイアウェイ出して、8月30日にアルマ分、リアルが出るという感じですね。
36:20
リアルってこのアルバムタイトルなんですけど、ラルクアンシルってあの時代のバンドの中でも最も幻想的なバンドだと思ってて、
すごくドリーミングで幻想的な世界を歌ってたバンドだと思うんですよね。
そのバンドがこのリアルっていうタイトルをアルバムタイトルに掲げたっていうのはすごく象徴的というか、
いろんな意味でちょっと考えちゃうみたいなのはありましたね。
ついにラルクがリアルって言い出したかっていう。
ちなみにそれは当時、順番でリアルタイムにレイやアークも含めて流れを追ってきた、
N-ZOさん的にも当時のラルクはドリーミングな感じだったっていう、そういう認識でその当時もいた感じなんですか?
だんだんその音的にはソリッドになってるし、すごいドライになってるしっていうのはあるんだけど、
やっぱりどっかちょっと現実離れした幻想世界を歌ってるバンドっていうのはすごいありましたね。
それはその最初のイメージが強いからかもしれないんですけど、それを引きずってるのかもしれないですけど、
でもやっぱラルクってすごい幻想的なバンドなんですよ、僕の中で。
音がソリッドになってもやっぱり幻想を歌ってるバンドっていうのをずっと思ってて、
でもここに来てそのアルバムタイトルにリアル、現実っていうのを掲げて、
音的にもすごい、もっと今までよりもダーティーです。
ドリーミングな要素を配したような音でアルバムを作ってきたっていうような、いろいろ感じ取る部分はあるというか、
バンドとしてもそういうイメージから離れたかったのかなとか、
時代的な周りの音楽シーン的な話とかから見て、そうなってったのかなとか思いますけどね。
39:10
なんかその幻想的なとこから離れつつも、ところどころでそれがまた垣間見えたりもする感じはあって、
そこがまたちょっとキュンとするポイントとかも。
そこの狭間で揺れ動いてるっていうか、板挟みになってるかどうか。
ちょっと今ドリーミーだったなみたいなのもあるんですよね。
それはあるし。
それは割とハイドの本質なのかなというか、文学青年みたいな。
どこまで行ってもこの人、幻想を愛してるよなみたいな。
チラホラ見えたり。
それは哲也なりケンなりもそういうのはあるかもしれないけど、
楽器隊はやっぱり音楽シーンの音のトレンドとかそういうのを気にしたりするしみたいな。
確かに確かに。
そこら辺の攻め合いというか、それが面白いアルバムかなと思いますけどね。
なるほど。
ちなみにリアルっていうのはまたワンワードですけど、
なんか当時のインタビューとかちょっと見てたら、
哲也はやっぱワンワードには結構こだわりあったみたいで。
なるほど。
なんかラルク・アンシェールって長いじゃないですか。
はいはいはい。
アルバムタイトルは短い方がいいって。
なんかよくどっちがバンド名だかわかんないみたいなのはやだみたいな。
なるほどね。
なんかそんなこと言ってて、なるほどなって思って。
どっちがバンド名かわかんないのはあるよね。
よく初めてミュージック番組っていうか音楽番組とかで見て。
ここはなんかね、やっぱローモーション的というか。
そういうことをちゃんと考えてるんですね。
そういう感覚がいるっていう。
だからラルク・アンシェールの
なんたらかんたらスカイフロムリアリティーフロムなんたらかんたらスカイフロム。
なんじゃこりゃみたいになるじゃないですか。
なんじゃこりゃになりますよね。
ラルク・アンシェールのシャッティング・フロム・ザ・スカイフロム・リアリティ・オブ・エターニティ・フォーエバーなんとかってなったら
42:02
なんじゃこりゃみたいになるか。
ラルク・アンシェールのリアルって言って生きるのはなんかね。
その感覚がなんかやっぱすげえなって思うんですよね。
確かに確かに。
間違いなくリアルのラルク・アンシェールじゃないですもんね。
リアルではないだろうなみたいな。
リアルっていうバンド名でさ、ラルク・アンシェールってアルバム出したらすげえ。
どうしたってフルーではないだろうなみたいな。
そうそうそう。
それはわかりますもんね。
フルーというバンドのラルク・アンシェールというアルバムではないっていうのはなんかわかるじゃない?
感覚的にも。
わかりますね。
その辺をなんかすごいやっぱ平来持ってるんだと思いますよ。
わかるなあ、なんか本当に。
それはね、なんかデューンの頃からテツはハイドに行ってたらしいっすね。
ハイドはなんかやりそうじゃない?
ラルク・アンシェールの。
スカイ・オブ・エターニティ。
なんかフォーエヴァーで。
フォーエヴァー・ラブ・オブ・ダークネス。
ダークネス・オブ・スタイル・オブみたいな。
ハイドはやりそうなんですけど。
怒られるかなこれ。
いやいやいや。
結局ね、そのワード的なタイトルとかも含めて結構ハイドが決めることも多かったんだと思うんで、その辺考慮してハイドにはなんか行ってたみたいな。
ワンワートでね。
ちゃんとハイドもちゃんと守ってるんですね。
じゃあワンワートでね。
ワンワートか、ちくしょうみたいな。
ちくしょう。
これはなんか割となんかね、やっぱ大事な感覚だなと思いますよね。
いやー、それほんと思いますね。
いやーでもすごいわ。どっちがバンド名か分かるようにしてるってのはほんとすごいな。
そうだったんだ。
あとね、ラルクと言ったら、僕らも30周年のドキュメンタリー見たところで話してるやつありますけど、結構ね、もうある時期から喋らなくなってっていうところがありますけど、まさに多分この辺からなんだろうなっていうところで。
俺作ってた時はまだ喋ってたのかな?
なんかギリギリリアルまではあったとかじゃなかったっけ。
この辺がまあほんと分岐点みたいな感じですね。
45:02
ほんとに多分ね、ギリギリなんだと思うんですけど、僕がさっきも言った通り、ちょっと当時のインタビューとかを雑誌でパラパラ見てたら、
まさにこのリアルっていうタイトルについても、てつはディレクターから聞いたって言ってましたよ。
ディレクターが、カイドがなんかアルバムタイトルリアルに言ってるって。リアルにしたいって言ってるっていうのを。
始まっちゃってるじゃん。
じゃあもうダメか。
もう多分始まってる。
あと曲順についてもね、会話なくこれに決まったとか言ってるし。
逆にすごい。
でもね、それはね、その言い回しとかもね、本当にネガティブな感じではなくて、会話なくて別に決まっちゃうんですよみたいな。
で、旗から見てるとすごい不思議な感じだと思うんですけど、うちは全然それが普通なんですみたいな。
そういう感じの言い方はしてた。
なるほどね。その辺は。
だからもう外から見ててもわかんない関係性っていうか空気感っていうか、暗黙のいろんなものがもう成り立ってる。
すごいね。ほんとすごいな。
すごいと思うけどね。
すごい。いろんな意味ですごいな。
すごいよね。わりとそういう伝達のされ方って怖いと思うんだけどね。
カイドが、「いや、アルバムタイトルはリアリティ行くよ。」つってさ、それが回り回ってリアリティオブダークネスを。
スタッフの間に人が入るたびにワード増えていく。
あるじゃないですかね。リアリティオープン。
で、結局それに決まっちゃうみたいなさ。で、カイドはびっくりするみたいな。
これに決まったかなって。
日本ゲームで成り立つのは怖いと思うんだけど、それができてるのはすげえなと思いますけどね。
すごいですよね。
ほんとそうですよね。
ちゃんとワンワードのままで。
スタッフ優秀なんでしょうね。
スタッフ。
ちゃんと組み取ってるんだよね、たぶん。
そうですね。
話した方が早いと思うんだけど。
なんで話さねえんだこいつらって。
なんで僕が連言してんだろうみたいな。
でも確かにスタッフめっちゃ優秀だな、ほんと。すごいすごい。
48:04
この頃とかどうなんだろう。スタッフもそれぞれのマネージャーが、マネージャー同士が話してみたいな。
代理人通してくださいみたいな。
ハイドのマネージャーとテツのマネージャーが話して。
代理人同士で。
いやでも割と2000年のルナシーとかも下手するとそんな感じ。
いや、ルナシーは完全にそうでしょ。
ツアーとかも全部バラバラのチーム。
全員バラバラだし。
事務所もバラバラになってたりとか、その頃からあったのかな。
そういうのがあるから。
そういう階段ですかね。
大変だな。
どのバンドもこれくらいの時期に90年代活躍した人たちって、この時代でばらけてるというかね。
どのバンドもそうじゃないですか。
解散するなり、解散しなくてもアスドンビューシーなり、すごいインターバル空いたりとかっていうのは、そういう流れですよね。
それは本当思いますね。
2000年前後にジュディアンドマリーとかもそうでしょ。
イエローモンキーとかもそうでしたし、黒い目とかもそうだし、ビジュアル系とか関係なく。
10年くらいやってるとやっぱりおかしくなってくるんでしょうね、いろいろ。
そうですね。
で、売れたりするとまたいろんななんやかんやが近づいてきて。
なんやかんやはあるでしょうね。
いろんなね、なんかもうあるんでしょうね。我々にはわからないいろんなものが。
でもなんかすごいそういう話をしてて、わりと毎回思うんですけど、それでいまだにすごいワキワキアイアイとやってるグレーってすごいなって思うんですよ。
グレーはさ、ずっとああいう感じなんていうか。
なんか正直あんま全然知らなすぎるんで何も言えないんだけど。とりあえず仲いいってことだけは伝え聞くところで。
スタッフが間には入ってない。
詳しいことはね、全然わかんないんだけど。
でもなんかYouTubeとかやってんだっけかな。わかんないけど。
もう今3人ともわかんない状態。
そうそうそう。
うっすら聞いたことを。
51:01
まあバクチクもすごいけどね、そういう意味では。
そうだね、本当に。
まあいろんな形があるっていうかね。
そうね。でも少なくともこの2000年ぐらいっていうのは一つの天気であることは間違いないですよね。そのシーン全体的な流れとしては。
ですね。
っていうところでね。
僕らでわかりやすいところで言うとルナ氏を収幕してるわけだし。
ヒラルクもこのアルバムを境に、ここからメンバーソロ活動して、その後はそれまでとはやっぱり違うよねっていう感じの活動ペースになっていくわけだし。
っていう一つのやっぱり境目のところだなっていう。
まあやっぱりXがデビューしてバーンと来てっていうところから生まれたシーンがちょうど10年ぐらい経ったあたりでいうところですよね、いろいろ。
先駆者でそのシーンを引っ張ってきたバンドがだんだんこう、あっち行かなくなってきてみたいな。
その後輩バンドとかフォロワーバンドみたいなのはすごい盛り上がってて、シーン自体はすごい軟熟してるんですけど、みたいなとこはなんかありますよね、この辺の時代って。
なのでそこでね、先駆者が何をしてたかっていうのがまさにこの辺の作品であるので、その面白さがあるという感じですね。
ということでね、そのリアル、次回から曲を見ていきたいなという感じですね。
じゃあ今回第一回目こんな感じで終わりたいと思います。また次回よろしくお願いします。
次回へ続きます。
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