2枚組のアルバムで28曲という特大ボリュームのアルバムですね。
今まででも一番多いんじゃないですか、1個のアルバムの作品ね。
そうですね。
昔、ラルクのアーク・レイをやりましたけど。
あれは何曲ずつなんだろうね。
こんなに14曲ずつはなかったと思うんで。
なかったよね。
それよりは多いと思いますけど。
じゃあ過去最多曲数を誇るアルバムに今から向き合おうとしてるわけですね。
向き合おうと。
まあでもこれはね、それだけの価値があるというか、やっぱり90年代を代表する名盤だと思いますし。
このアルバムは。
これはだって北米だけで1000万枚以上売ってるぐらいのセール数らしいですからね。
1000万枚?
1000万枚っていうのはなかなかですよ。
やばいっすね。
それはやっぱ結構この辺のバンドの中でもそこまで行くのはなかなか珍しいっていうか。
しかもこの2枚組のこのボリュームでそんなに売れるっていうのはすごいけど。
確かに。
2枚組で最多売り上げとか言ってそうじゃない?そうでもないのかな。
史上最も売れた2枚組アルバムでしょこれ。
そうなんですか。
今に至るまでかわかんないですけど、この時点ではそうですよね。
そうなんだ。
ホワイトアルバムじゃないんすね。
わかんない、そっちかもしれない。
史上2番目かもしれない。
どうなんだろうね、そっか。それがあるね確かに2枚組。
でもそれに匹敵するぐらい売れてるかもしれない。
でも1000万枚はなかなかね、インパクトあるなっていう。
でもこの界隈ではトップクラスなのは間違いない。
この界隈では。
90年代とかの。
そうですね。
2枚組自体もあんまないっすもんね。そこまでやっぱ。
でもいずれにしろめちゃくちゃセールス的にも成功したアルバムっていうことですけど。
2枚組アルバムではすごい売れましたよって。
史上最多は言い過ぎですけど。
ビートルスもあるし、ピンクフロイドもあるからね。
まあまあ言い過ぎですけど。
でもすごい90年代のこのグランジオルタナーを2枚組アルバムとして破格のセールスを売り上げたってことですね。
近いところでいくとフラジャイルがそこまで行ってないですよね、きっと。
フラジャイル売れてないですからね、あれ。
そうですよね。そういうのを考えるとね、やっぱ。
驚異的なセールス。
驚異的な。
2枚組界隈では。
2枚組で1000万枚売れたってさ、2000万枚売れたって話ですからね。
いやー、ラルクみたいにバラけて出せば。
バラけて出せばもうさらに倍儲かってたのにっていう。
そこは。
そんな打算はないんですよ。
そうですね。作品としてのやっぱり重視なんですかね。
2枚組で、2枚で一つだっていう。
一つの物語だっていうことなんですよね。
そうですね。
このメロンコリーは1995年の10月24日にリリースされてますけど、
前作のサイヤミーズドリームが93年の7月なので、2年3ヶ月で出してるって感じですね。
なるほどなるほど。
で、サイヤミーズドリームからのところでいくと、
サイヤミーズドリームを出してからそのツアーをやって、
これがまあ結構長かったらしいんですけど、13ヶ月くらいやってたみたいで。
長いですよね、だいぶ。
まあでも、そこに至るまでバンドボロボロの状態で、
もう後がないっていうところでサイヤミーズドリームを出して、
まあある程度というか、商業的にもそうだし認められてっていうところなので、
まあその勢いでツアーやってたんだろうなっていう感じですが、
まあもうビリー・コーガンはそのツアー先でもすでに次のアルバム用の曲を書き始めていて、
もうわかりやすくその勢いに乗ってレコーディングもしてっていう感じみたいですね。
で割となんか当初からもうこの2枚組みにするのは決まってたみたいで、
だからサイヤミズドリーム会とかで触れてましたけど、
プロデュースの時はビリー・コーガンがやりたいことをちゃんと形にするっていうので、
ビリー・コーガンがギター、ベースほとんど弾くみたいな。
そういうレコーディングのやり方を。
なんかジェームス・イハとダーシーとか結構暇になっちゃったみたいな話がありましたよ。
あいつらやってただけだもんね。
何をっていう。
暇だし。
ボーカル・ギター・ベース・ビリー・コーガン&ジミチェンっていう。
そうそうそう。
そうなってたんですけど、このメロンコリーのレコーディングセッションは、
なんかちゃんとジェームス・イハとダーシーも参加してっていう。
ジャムりながらその要素が。
バンド的に作ったりとかしてたっぽいですね。
なかなか。
とはいえビリー・コーガンがもうメインというか、そこはそうだとは思うんですけど。
曲の骨格というか、原曲自体はほとんど。
絶対ダーシーやってねえだろうなもう。
ラリってぼーっとしてただけでしょ。
終わんねえかな早くみたいな。
ぼーっと。
それかなんか揉め事起こんねえかなみたいな。
ドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンってこう弾いて。
揉め事起こんねえかな。
ランキングか死ねえかなこいつらみたいな。
でも本当、関与度はたぶん全然今までより高いっていうのは間違いないっぽいですね。
一番バンドらしいバンドだった時期なのかもしれないですね。
そういうことですよね。
なるほど。それは興味深いですね。
そのレコーディングセッションが終了した時点では57曲ぐらいあったらしいんですけど。
おおー過ぎますねちょっとね。
そっから絞って、31曲ぐらい入れちゃおうかなって感じだったけど、最終的には28曲になってるみたいな。
あー良かった良かった。
いやーやっぱ厳選した結果がこれだからやっぱりクオリティもギュッとしてるしね。
そうですね。厳選ね。
それぐらいなんかバンドのクリエイティビティが高まってたってことなんでしょうね。
どんどん出来上がる。
すごく出来てくるっていう。
俺らがセッションするとすごい出来上がるぞと。
1セッション1曲出来上がっちゃうみたいな勢い的にはもうそんな感じなんですよ。
俺らレッドホットチリペッパーズなのかみたいな。
そう。
ぐらいの勢いでセッションすると出来ちゃうみたいな。
50曲以上出来ちゃいましたよ。全部入れちゃいますかって。
出来たやつ全部入れようって。
ほんとそうっすよね。
それぐらい乗ってたんでしょうね。
スマパンってほんとサイヤメズリームがさっき言ったようにもうほんと後がないみたいな感じだったし、
その後もね、ドラマーがいなくなったりとか、もう解散決まってたりとかっていうので、
結構不遇なイメージ強いですけど、スマパンって。
で、その中で出してるアルバムもいいの多いし、作品の良し悪しとかは好みがもちろんありますけど、
少なくともバンドの状態として一番充実してた時期に作られたのはこのメロンゴリーっていうのは間違いないかなって。
これ本当なんか完成させてくれてありがとうって感じですね。これを作っといてくれて。
ここでね、これがなければ。
そう、ほんとに良かったですよ。ほんとにすごい良いものを世に残してくれたなって。
そうですね。
なのであんまりサイヤミーズドリームからこのメロンゴリーまでのストーリーってないんですけど、今話したぐらいなんで。
ストーリーとしてレコーディングしてましたっていう。
そう、その勢いのままもうレコーディングして、ノリに乗ってるので曲もいっぱいできるし、2枚組になりましたみたいな。
勢いがあったってことですよね、やっぱ。
そうですね。
前作からの勢いそのままで作って、2枚組の対策を作って、それがさらに商業的にも成功したアルバムだということですね。
商業的にも成功しつつやっぱ、芸術作品的にも素晴らしい成果を。
すごいですね、すごいすごい、ほんとに。
ということで、曲をもう入っていこうかなっていうところですけど。
そうですね、早速28曲ありますからね。盛りだくさんですから。
なので、まずは1枚目から。
1枚目が、これ1枚目と2枚目でそれぞれタイトルがついてるんですよね。
そうですね、はい。
Down to Dusk と Twilight to Starlight
あらあら、ロマンティックなタイトルがついちゃって。
この辺からしても、
そうだね、世界観がね。
この辺からして素晴らしいですから。
Dusk っていうのは夕暮れ時的な感じの、Down to Dusk?
夕暮れに向けてみたいな感じなんですかね、徐々に。
夜明けから夕暮れだから、昼ってことだよね、朝から昼。
で、日没からスターライトなんで。
そっかそっか、Down to Dusk、なるほどね。
昼と夜に分かれてる、大きく言えばそういう2枚組み。
うわー、もうなんかその辺の設定とかを含めてなかなかもうね。
いやー、これは時間軸は秀木くん大好きだから。
これは、曜日と時間の男でもね。
瞬間に気になりますからね、そこは。
今何曜日の何時なのかっていうのはね、非常に重要な。
それをね、ここまでコンセプトとしてしっかり打ち出してきてるスマートフォンは、
もう本当に共感せざるを得ないですよね。
これが本当に2枚組の醍醐味だよね。
醍醐味ですね。
言ってみれば、このボリューム感でこの壮大な何かを表そうとしてるみたいな。
そう、しっかりこうストーリーを語り、しっかり語る。
語るぞ、語るぞって。
語るぞって。
そこで。
まあでも確かにね、1枚で朝から夜中までっていうのはなかなか世話しないからね。
そうだね。
やっぱり昼と夜ぐらいに分けた方がいいんじゃないかっていうの。
それもビリー・コーガンの考えに賛同しますよ。
ということで、まず1枚目の1曲目が、
メロンコリー&The Infinite Sadness。
これがまあタイトル曲ってことになりますけど。
この物語のタイトルを持ってきたみたいな感じですよね。
もうほんとこの物語が始まるよっていうことですよね、このピアノから始まって。
すごいね。
これがまたいいんだよな、この曲が。
いいよね。
これが。
ほんとに。
これがいいんだよな。
もう映画の始まりをね、見てるかのような。
じわじわっと始まったみたいな。
まあやっぱりね、すごく壮大な物語を語るには前段が必要なわけですよね、上昇が。
ほんとそうですね、上昇。
いきなりなんかこうグルグルグルグルみたいな曲をやるわけにはいかないんですよ、壮大な物語を語るには。
なんか徐々に徐々にじわじわいくわけですよね。
そういう物語感もあるし。
この曲単体で聴いても、これは別にバンドサウンドでもなんでもないんですけど、
ピアノだし、ストリングスだしっていう、何ならバンド以外の曲で成り立ってる曲なんですけど、
そこでやっぱりメロディーもすごく立ってるし、
なんかやっぱこれからこの物語に引き込んでやるぞっていう、
吸引力のある曲ですよね。
まさに。
ここからですよと、いきますよと、準備はいいですかと。
そうだ、こっちも準備がこの曲でね、できますよね。
心構えがね、できるじゃないですか。
今からちょっと向き合いますよというこの物語に。
やっぱそういう準備のね、整える時間必要ですからね。
割と3分近くあるから結構しっかりあるもんね。
十分トイレにも行ってこれる時間も。
いきなり。
始まる前に行きませんよそれはもう。
そこだったら。
ちょっとやっぱ行っていいですかみたいな。
やっぱり。
やっぱ行っていいですかみたいなあるじゃないですか。
行かなくていいかなと思って、ちょっとやっぱり。
それはダメですよ、やっぱ行ってから聞いてくださいよ。
しっかりね。
やっぱ2枚組ですから、2枚組って分かってるんですから。
長尺だってことは分かってますからね、確かに。
そうですよ。
いやー、しっかり。
しっかりね。
準備を整えた上での。
上での。
曲を経て。
そっからね。
2曲目に行って、トゥナイトトゥナイト。
なんですかこれはもう。
これは。
そのもう3秒ぐらいの、そこがもうすごいですよね。
いやー。
あんななんか出だしのインパクト。
なかなかすごいですよね。
リズムとしては刻んでるじゃないですか。
16分で刻んでるんですよ。
でもそこに流れるメロディーがめちゃくちゃ壮大なんですよね。
オーケストラじゃないですか、もうこれ丸切り。
そうですね、まさに。
フルオーケストラのクラシックなんですよ。
もうこっから語りますよ俺はみたいな。
でもリズムは刻んでるから、ロックの衝動というか、かっこよさもあるんですよね。
そこが両方もう乗っけから、もう開始1秒から融合された後に。
ギターをゼンゼンゼンゼンゼンゼンゼンゼンゼンゼン。
でドラムをね、ドラムがちょっとマーチングバンド的な感じの。
確かに。
そういうところでこれから、
ここからじゃあ夜の物語を語っていくよという宣言なのかもしれませんね、
いやーでもこのTonight Tonightは、名曲ですよねこれは。
この曲はそうっすねー。
この落したAメロからのサビというか。
落したAメロのとこいいよね、すごい。
落したAメロもグッとくるし、
落したAメロもグッとくるし、
落したAメロもグッとくるし、
落したAメロもグッとくるし、
落したAメロのとこいいよね、すごい。
落したAメロもグッとくるよねー。
あれすごい好きだなーめちゃくちゃ。
そっからまた激しくっていうかね、ドラムまた入ってきて、
でまたストリングスがかぶさってくるところがまたね、また来たーみたいな。
そういう音楽性的に豊かなものがあるというか、
いろんな音楽性が入ってるっていうのが聞いて感じられるところだったんですよね、やっぱり。
当時聞いたタイミングでは中学生か高校生かぐらいだったんですけど、
その頃の洋楽を聞くとなると、なんかヘビーメタルとか聞いてたんですけど、
なんか一辺倒だなーみたいな、すごい直線的だなーみたいな、
攻撃力は高いんだけど、なんかそうじゃねーんだよなーとか、
なんか激しい、激しいだけだなーとか思ってたんですけど、
そういう中でこのスマパンのこのアルバムの1曲目、2曲目を聞いて、
このバンドは違うんだと、なんか激しい部分もありそうだし、
でもそれよりもなんかもっと音楽的に豊かなものがあるんじゃないかっていう予感がするっていう、この1,2曲目で。
いろんな音楽的要素入ってんだろうな、このアルバム、このバンドっていうのを感じさせたんですよね、この音で。
だからもう、このアルバムちょっと腰を据えて聞いてみようっていう、なんかそうなった記憶はありますね。
確かに予感させますよね、この曲で。
僕もスマパンはこれが初めてだった気がしますけど、聞いたの。
めちゃくちゃ衝撃でしたね、この曲で。
うおーって。
自分もこの曲、このアルバムでたぶんこの1,2曲で初めて聞いたと思うんだ、スマパン。
うおーって思うよね。
うわ、すごい曲だってなる。
すごいって。
すごい、すごい曲だって、すごい良い曲だって。
これはたまんないですね、やっぱ。
本当に、スマパンといえばこの曲みたいな感じにやっぱ自分の中では結構なりますよね。
なってましたね。
すごいやっぱこのアルバムの世界観を体現しますもんね、この曲が。
まあもう本当も間違いないと思う。
このジャケットで、もうこれこの曲だなっていう。
なんかPVもこのなんかジャケットっぽい雰囲気のやつだった気がするよね、確か。
もう本当まさにっていう感じだな。
まあ、トゥナイトトゥナイトは本当に聴きまくって、もうかなり老子屋状態みたいな感じになってもいる曲でもあるかなぐらいすごい聴いてましたね。
まあやっぱ久しぶりに聴くとやっぱりめちゃくちゃ良いし。
そうだね。
じゃあ次が3曲目。
3曲目がジェリーベリー。
これはもう大好きな曲ですよ私。
これはね、もうかっこいいね。
かっこよすぎるでしょこの曲は。
この曲はすごい曲の良さというかキャッチーなメロディーと、曲自体の良さもそうだし演奏のクオリティっていうかその技術的なところのリスペクトもすごいっていうかもうビビりますよね。
トゥナイトトゥナイトの後にいきなりこれをぶち込まれるっていうね。
この流れでそこでまたびっくりしちゃうっていう。
もう狙い通りでしょみたいな感じ。
もう狙い通りなんでしょうね。
狙い通りに衝撃を受けてやられてるからね、完全に。
いやーこれマジでジミー・チェンバリンマジすごいっすねこれ。
このドラムは。
出だしからね。
半端ないっすねこれは。
マジでどうやってんのかよくわかんないですもん。
だいたいこんな感じとは思うんだけど。
結構、スネアとか上半身の動きはすごいじゃないですか。
とりあえずいっぱいめちゃくちゃ。
すごい勢いで叩いてますけど。
なんかジミーにね、バスドラもめちゃくちゃすごいっすよね。
なんかそこの部分のやるところが。
その後なんか鳴るところのバスドラが
ドドドドドってやってるんですけど
多分それ、多分片足でやってるんですよね。
片足でドドドドドってかなりの高速な速さでやってて。
それもなんかすごいなと思って。
どうやってんだろうなっていう。
ジミチェンはツーバスではないんですか?
いや、ツーバスです。
えっと、
ツーバスはね、
ツーバスでやってるかもしんないですよね。
ちょっとね、そこはよくわかんないですけど、
多分片足だ気がするんですよね。
あー。
片足だとするとね、かなり、
かなりもう足の動きが速いんですよね。
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
で、
バスドラは右足で基本的にやるんですよ、そうなんですよ。
で、多分この曲のイントロのとこも基本ワンバスでやってるんじゃないかなと思うんですよね。
そこだけツーバスにはしないんじゃないかなって思うんだけど。
バスドラが16分でドカドカドカドカドカって鳴ってるってないもんね、あんまり。
あんまそれやんないですね。
だからね、多分右足だけだと思うんですけど、それで行くとドドドドドドドドって。
それにしては早いなみたいな。
早い、早いっすよ。
あーなるほど。
ドドドドドドドドドドっていうリズムなんで、それはツーバスにするとドゥルルルっていうやつになるから、すごいんですよね、なかなか。
なんかね、地道やっぱりジャズやってた人だから、多分スティックのコントロールとかバスドラのコントロールがめちゃくちゃ上手いからできるというか、
単に筋力で押し切ってるわけじゃなくて、テクニカルなやり方でやってんだろうなって。
画体がめちゃくちゃいいから、それもあるかもしれないですけど、なんかすごいなと思いますね。
いやー、この曲はジミー・チェンバレンのドラムもね、ぜひぜひ堪能してほしい曲ですよね。
あともうラストの方のドラムも本当にイントロだけじゃなくて、ラストこそなんかちょっともう暴れ狂ってるなっていう感じのアルバムだから、
最後の本当に、最後の最後の終わるあたりは。
まきさんもそうですもんね。
みんなもうすごいことになってますよね。そこのあたり全体的に壮絶な感じになってますね。
全体的に。
もう最後はポカーンみたいな圧巻の終わった時には、うわーっていう、すっげーって終わる感じの。
1,2曲目でそのね、やっぱりこのアルバムの全体像を示すわけですよね。すごく壮大なものをやりますよと。
壮大なロックオペラやりますよみたいな。そういうのを示すんですけど、それだけじゃねえぞと。
ロックでありヘビーメタルでありますよ、僕たちはっていう。
このバンドはそういうロック魂とか、ヘビーなサウンドを嗜好するスピリッツは忘れてませんよと。
これがロックだろう、メーラーみたいなものをここでもう提示してくるんですよ。
それがたまんないんですよ。
それがたまんないですね。3曲目にしてそれをぶち込んでくると。
壮大な世界観を提示しつつ、それだけじゃねえんだよ、バカ、てめえらよ。ついてこい、俺らロックだよっていうのをここで示すんですよ。
ヘビーメタルじゃないですか、みたいな。ヘビーメタルじゃないですか、ビリーさん、みたいな。
あのギターいいっすよね、イントロの。
ベストドゥーンですよね、俗に言う。
なかなか変化球のドゥーンですよね。
ドゥーンってやるのがやっぱね、これがエモーションですよ。
モビルスーツが動くオトギバラの感じ。
サイコガタムみたいな、キューバレイカーみたいな感じじゃないですか。
ドゥーンって行くと、ガンダムだね、とか、ゼータガンダムだね、みたいな。
ドゥーンってなると、サイコガンダムか、みたいな。
キューバレイ来た、みたいな。変化球のとんでもない怖いのが来た、みたいな感じですよね。
そのマガマガしさはちょっと持ってましたね。
そうそうそう、マガマガしい感じですよ。
俺ら怖いバンドだからな、よろしくって感じですよね。
ライトミスト、デッドペインですけど、みたいな。
っていうのがここで示されるじゃないですか。
示されてますね、ここで。
そっちのトゥナイトですね。
そうだね。
放題よろしくですね、これ。
一歩間違えたらね、それになってた。
一歩間違えたらよろしく。
3曲目によろしくっていう曲が突然。
もう売れなかったでしょうね。
ないなしになっちゃうから。
メロンコリー&ザイよろしく、みたいな。
それは売れないだろう。
ジェリーベリーは普通に歌もめちゃくちゃいいですからね。
いいよね、キャッチーキャッチー。
そこがまたマニアックになりすぎてないんだよな、この曲。
そこがいいっすよね。
サビとかめちゃくちゃキャッチーですよね。
めっちゃキャッチーキャッチー。スマホ版の中でも一番キャッチーな曲じゃないかなぐらいに思うんだけど。
すごい開放感があるというか、広がり感がありますよね。
めっちゃポジティブな曲。
カエルがつぶれたみたいな声ですね。
この絶妙な癖のある癖になるというか。
そういうヘビーメタルなロックのマニアックな部分と
歌メロのすごいキャッチーな部分とってのが融合した曲というか。
これはみんな好きな曲でしょう、ほんとに。
いいっすねー、これはやっぱ日の打ちどころがない。
かっこいいっすねー。
なんかこうやっぱ。
全体的にかっこいいもんな、ほんと。
この生バンドで演奏してる感も結構強いじゃないですか、この曲。
生バンドのノリがすごいちゃんとパッケージングされてるから、
結構後半のテンション上がってきてちょっとツッコミ気味になっちゃうみたいな感じ。
エネルギーも入ってて、でもそれでもそれがいいんだみたいな感じの。
この曲の中で一番好きな部分は何ですかね。
この曲の中で一番好きな部分は何ですかね。
この曲の中で一番好きな部分は何ですかね。
でもそれでもそれがいいんだみたいな感じの。
それがすごいいいんすよねー。
絶対ダーシーとかダリーなと思ってると思うんですけどね。
これは楽しいんじゃないですか、やってて。
楽しいかなー。
これは私も乗れるって。
地道園のおっさんが乗り上がってみたいな。
おっさんが走るとかキモいわみたいな。
おっさんが走るとかキモいなこのおっさんみたいな。
おっさんが走ってるよみたいな。
おっさんは走るもんなんだよこの野郎。
おっさんだってテンション上がったら走るんだもんな。
前のめりんだってなるから。
いいですねこのおっさん地道園とギャルダーシーの攻めき合い。
キモいんだけどみたいな。
おっさん走り出してキモいんだけど。
結構この曲はベースとギターもユニゾンというか、
割と歌と掛け合いみたいになってるというか、
歌の合間にドゥドゥドゥドゥドゥとか、
なんかそういうのが結構随所に入ってるんで、
楽しいんじゃないかなと思うんですよね。楽器体。
確かにね。
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ。
そうそうそうそう。
歌がないところでそうやって結構楽器体、弦楽器体が目立つようになってる。
出て引き込んでみたいなのが結構。
なんか見せ場的なの結構ね。
そうそうそう。
これはね、きっとダーシーも楽しんでたんじゃないかなって気がしますけどね。
まぁかっこいい、この曲は。
なんかひでっくんがこの曲メアドにしてたような気がする。
あーでもしてた気がするなぁ、確かに。してた時期あったかもしんない。
ジェリーベリー秀樹とかにしてた気がするんだよなぁ。
いやーなんかね、でもそれしてた記憶あるなぁ。
ジェリーベリー入ってた時代あったでしょ。
ジェリーベリー入ってた時代あった。あったあった。
それくらい好きな曲ってことだよね。
そうですね。そんなにハマってたんだね。
フィルハートに好きな曲名を使っちゃうっていう。
ですよね。
いやー、まぁこの1,2曲、1,2曲、3曲か。
Tonight's Tonight、ジェリーベリー。
なかなかこのキャラクター全然違うけど。
でもスマパンっていう。
掴みは最高ですね。
そうですね。でもここの3曲聴いてもらえば結構スマパンとはみたいな。
そうだね。
ある程度なんとなく伝わりそうな。
伝わるよね。やっぱTonight's Tonightみたいにああいうちょっとシンフォニックな、
メランコリックな要素あるよっていうのと、
こういうジェリーベリーみたいにめっちゃもう突き抜けたようなロックやりますよっていうね。
名詞代わりの、この2曲とりあえず聴いてみてよっていう感じでお勧めできる2曲ですよね。
ですね。