あー、これそうなんだ。
なんかサマソニーオファー出したとかいう話が。
あーそうなんですね、やっぱり。
日程的に自分のツアーが優先なのでみたいな日程的にちょっとみたいな。
そこ日本に行けるかなみたいな感じで断ったらそこで来るのかいみたいな。
なるほど。
いやーでも単独やってくれてよかったです。
ビリー・アイリッシュだったら単独で来た方が全然入るし。
そんなこんなでサマソニーに行くかビリー・アイリッシュに行くかみたいな、洋楽ファンは結構究極の選択を迫られてしまっているという状態ですけども。
ビリー・アイリッシュの方がいいんじゃないですか。
そんなビリー・アイリッシュじゃあ、出会いというかどれくらい効いてますかみたいなところで行くと。
チンスコーさんはどれくらいから聴いてるんですか。
僕はですね、実際そんなに昔からじゃないんですけど、きっかけがですね、2枚目のアルバム、Happier Than Everなんですけど。
その前でビリー・アイリッシュは名前は知ってたんですけど、パリピ楽器音楽って思い込んでたんですよ、勝手なイメージで。
バットガイがヒットしたじゃないですか。
あれもちょこちょこ耳にする機会あったんですけど、ビリー・アイリッシュって紐づいてなかったんですよ。
なるほど。
で、2枚目のアルバムの時の曲だったYou Are Powerっていうのが結構ヒットしてるんですけど、あれをなんか聴く機会があって、うわなんだこれと思ってそこでハマってそこから1枚目を後から聴いて、
で、あ、これビリー・アイリッシュだったんだっていう風になったんですよね。
なるほどね。
そこでもう2枚目でがっつりとハート掴まれて、で3枚目の今回のツアーのやつですね。に繋がるっていう感じですね、僕は。
なるほど。犬蔵さんはどんな感じですか?
もう僕はバットガイですよ。あれだってもう別に聴きたくなくても、なんかそこら中で流れてくからもうなんかね、自然と聞こえてきてしまったんですよね。
で、まあまあキャッチーなリフしてんじゃないですか。あれが耳について。
で、まあビリー・アイリッシュっていう名前も話題になってたしみたいな。ああこれが今若者で流行ってんだなーっていう感じで。
で、まあアルバム聴いてみて、ああこういう感じなんだみたいな。
なんかこれがそんなに売れてんのがよくわかんないなっていう感じはありましたけどね。
それはでも同じっすね。
僕もそうでしたね。
すげえなんか暗いし、なんかボソボソ歌ってるし。
あれそんな売れるんだみたいな。どこがどう売れてんだろうみたいなのはよくわかんないし。
そこまで分析せずに、まあ流行ってる、流行ってますねーみたいな感じだったんですよ。
個人的にめちゃくちゃハマったのが、その後のシティングルなんですけど、
Everything I Wantedっていうシティングル出してるんですよ。
ハピアー・ザ・エヴァのちょっと前ぐらいに。
で、これ聴いて、完全にやられたって感じですね。
2019年に出てるんですね。
いやとんでもねえなこいつと思って。
あれですごい暗い曲だし、なんだけどものすごくエモーショナルで。
もうなんかレディオヘッドなんですよ、やってることが。
そこでなんかハマったんですよね、自分に。
あ、レディオヘッドじゃんみたいな。
で、そっからハピアー・ザ・エヴァ聴いて。
うわーもうクリープじゃんこれっつって。
それからもうガッツリって感じですね。
最初はもう流行り物として聴いて、入って、あーっていう。
で、聴いてるうちに自分に刺さるものが来ちゃったなって感じですね。
そこはわかりますね、なんかね。
たくやさんはどういうあれですか。
僕も多分バットガイぐらいから知ってたと思うんですけど、
ベストヒットUSAを見てるんで、毎週。
なんかまあそういうので、やっぱ名前聞くなーみたいな感じの存在として見てて。
まあなんか気になったのはアルバムをApple Musicとかでアルバム単位で聴いてたりとかするんで、
ビリー・アイリッシュに限らずですけど。
そんな感じで聴いて、そんなにすごくその頃からハマってたわけじゃないんですけど、
ただなんか気になるんでちょいちょい聴いてみたいな感じをしてて、
でも本格的にすごいなんかいいなっていうのは去年出たアルバム。
やっぱあれはすごいなんかちょうど刺さったというか、感じだったし。
あとはやっぱりなんていうんですかね、ジェンダー感のなさみたいなやつが自分的にはすごく刺さるというか。
結構近年のそういうベストヒットUSAのチャートに乗るような女性アーティストって、
本当になんか目のやり場に困るような服というか、服というかなんか水着みたいなのを着て男と絡んでるようなミュージックビデオばっかりなんで。
なんかそういうのはなんか曲はなんか別に好きだったりするんですけど、
なんかミュージックビデオを見るとなんかこういう系かみたいな感じだったりするんですけど、
ビリー・アイリッシュはもうなんか全然そういう感じじゃないんで。
そういう意味でもなんかその女性アーティストとしてもすごい異彩を放ってるんで。
で、まあ年きいたらめっちゃ若いしみたいな。
今した子なんで、まあやっぱ注目しちゃうなっていう感じでしたね。
デビュー13だもんねこの人。
13って。
そりゃあ。さあ、頭おかしくなるよな。
今20。
今23かな。
今年24ですよね。
じゃあもう10周年ぐらいってことなんですかね。
10周年!?
いやもうポテンシャルしかないですよね。
いやー。
現代的にはアドと一緒なんだよね。
アドと一緒で、アドもめちゃくちゃ早いんだけど、それと比べてもキャリアが2倍あるという、すでに。
やばいっすね。
どうなってんだという。
すごいなあ、23か。すでに恐ろしいっすね。
ビリー・アイリッシュ、我々世代が好きなアーティスト、フーファイターズのデイブ・グロールとか、あとレディオヘッドのトム・ヨークとか、
あの辺がすごい話に出してましたよね。研究してたというか。
そこでもやっぱりちょっと注目しちゃったよねっていうのはありますね。
こいつらが言ってるんだったら、じゃあ聞いてみようみたいな。
デイブ・グロールは1991年のニルバーナと同じことが起こってるみたいな発言をしたっていうのを最近知ったんですけど。
いやもう本当そうだよねっていう。
ビリー・アイリッシュ見てて本当それは感じますもん。
カートコバンだなっていう。見た目もそうなんですよ。
すごい綺麗なんだけど、そう見せないっていう。
そういう感じがオピニオンリーダーにもなっちゃうみたいな。
さっきタクヤさんも言ってましたけど、ジェンダー感のなさみたいな。ジェンダーレスな感じ。
カートコバンもそうなんですけど、そこは本当一緒だなと思いますよね。
本当なんか若者のオピニオンリーダーですよね。
音楽のみならずあらゆる面で社会的なメッセージを発してて、
それがその若者の意見を代弁するような存在になってるっていうのはやっぱり
ニル・バーナーと同じだなっていうのは、そのデイブ・グロールの意見はすげーわかるなって感じしますよね。
なんかあれですよね、デイブ・グロールの娘がきっかけなんですよ。
娘が聞いててみたいな。
トム・ヨークもそんな感じ言ってたよね。
最初の1曲って言われてるオーシャン・アイズっていうのが向こうのやつに投稿されてバズって、
最初は同世代の間でやっぱりすごい人気になったらしいんですけどね。
それでデイブが娘がすごい夢中になってるって言ってそこから興味持ったみたいなところなんで。
面白いですよね。
やっぱりもう今あれなんですね、ネットに投稿してそれでもうバズっちゃうみたいな。
確かに、アドも。
アドもそうですもんね、歌ってみたみたいな。
ボカロの曲をやってて。
先にもうお客さんがついてるっていうのが特徴だと思うんですよね、最近の。
もう客がついてるから強いんですよ。
レコード会社がどうとか関係ないんだよねっていう。
客ついてるのが一番強いですよねっていうのはもう、それはビリー・アイリッシュもアドも感じますよね。
好き勝手できるよねっていうか。
すごいなんか自分のやりたいことできてると思うし、そこにやっぱ若者がついてくるんですよね、その嘘がない感じ。
自分がやりたいことをやってるのが一番誠実であって、それをやってるこの人たちはそこについていくんですよねっていう。
音楽業界のしがらみがどうとか大人の音楽がどうとかが関係ないんだよもうっていう。
全くそこに迎合してる感じないですもんね。
それがやっぱかっこいいし、それがなんか人々を引きつけてるんだろうなっていう感じは過ごしますね。
なるほど。チンスコーさんはその辺のビリー・アイリッシュとアドの共通項みたいなのとかって、アドはどうですか?
アドさんはですね、僕あんまり詳しくなくて、これから勉強させていただくって感じなんですけど、
ビリー・アイリッシュでそこを持ってたのが、現代版のダークなカーペンターズみたいなこと結構言われてるんですよ。
あー、はいはい。
共通点は兄と妹。ビリー・アイリッシュの曲もお兄ちゃんと一緒に作ってるじゃないですか。兄妹で。
メロディーとハーモニーが美しいっていうところが本当に最大の共通点だなっていうところですよね。
でなんか面白いなと思うのが、実際なんかビリー・アイリッシュっていうソロアーティストなんですけど、なんかソロっていうよりはそのお兄ちゃんのフィニアスって言うんですかね。
フィニアスとのグループって考えてる人も結構海外だった方が多いみたいで。
でもあくまでもビリー・アイリッシュソロアーティストって風にして見せてるのは、なんかマーケティング戦略とかの理由なのかなっていう感じもするんですけどね。
なんかその辺が面白いなと思って。
それはやっぱ女性アーティストみたいな感じで立ってた方がっていう、今の時代にはいいみたいなグループ名とかよりはってことなんですかね。
なんかそんなような感じもしますよね。2010年代以降の時代のアイコンというかね。
確かに女性アーティストが強いなみたいなイメージはありますもんね。
まあ、兄貴あんま出たくないんじゃないですか。
ライブは出ますけどね。
ライブは出るんだけど。
あくまで裏方みたいな。
でも現代版のカーペンターズっていうのは本当まさにですよね。
面白い。
カーペンターズ1970年代で、ビリー・アイリッシュはほぼ2020年代っていう50年代の人たちが。
50年代の人たちが。
あるんですけど、根幹としてるところは結構近いものがあるのかなっていうね。
なるほど。すごいな。
まあでも、さっきからちょいちょい出てますけど、これがそんなに売れるんだみたいなのはすごい思いますけどね、やっぱ。
最初は思わなかったです。なんかボソボソしてるし。
ボソボソ。
ボソボソね。ウィスパーボイスで何歌ってるかわかんない感じで。
で、サウンドもすごいミニマル。音数もそんな多くないし。
派手じゃないじゃないですか。すごい地味なんですよ。だから、なんか変な言い方すると、なんか音楽偏差値すげえ高ええなみたいな。
音楽IQ高ええなみたいな感じしたんですよ。最初聞いたとき。
これがそんなに売れちゃってるんだっていうところに結構衝撃を受けて。それはすごいありましたね。
これがなんか若者に受け入れられちゃってるんだみたいな。え、これわかるのお前らみたいな。
なんか若者に大いに受け入れられてるってとこが結構すごいですよね。
それがなんか衝撃だったというか。それはなんか今もって感じてますね。聞くたびになんか。なんでこれそんな売れたんだろうみたいな。
確かにサウンド革新的だし、やってることもすごいし、それでいて美しいしっていう。
でもそれこんな大衆気する音楽じゃないよねっていうのは。
大衆気はしないですよね。これは。
なんか僕そういうのもあって、今回のライブ行きたいなと思ったんですよね。
なんかどういう人が見に行くんだろうっていうのと、どういうみんな反応なんだろうみたいな。
ライブめちゃくちゃ合唱してるじゃんこれ。
ビリアイリスのライブ映像とかライブ音源とか聞くとめっちゃ合唱してるんですよ。
初めから全部合唱してるから聞きたい奴聞こえないんですよね。
オアシスなんかこれみたいな。ライブの印象オアシスなんですよね。客の反応が。
全員合唱してて、そんな合唱したらあんなボソボソ歌ってるんだ聞こえねえだろうみたいな。
確かに。
ちょっとそこ不安はあるんですけど、流石に日本だと英語と日本語が、英語の歌詞わかる人そんなにいないと思うんで、合唱は起こんないとは信じてるんですけど。
だからなんかそこら辺が、やっぱ新しいのかなっていう、ジェネレーションギャップ感じちゃうなみたいな部分はあるんですけどね。
いやこれ、合唱しねえだろと。
初めから合唱してるからですね。
正解じゃねえかみたいな。でもビリーアイリスは割とボソボソやってますけどみたいな。
あれが面白いんですよね。
いや日本のオーディエンスがどういう年齢層?男女比とか。
パリピが多いのかもしれないですね。
パリピ来てんのかな?
パリピ来てたらやだ。
僕らすごい浮いてる可能性が。
おっさんが。
腕組みして。
これが今の音楽かみたいな。
その辺楽しみなんですよね。
確かに。
中リーさんいますよきっと。
インタビューしてましたよね。その映像なんか見たな。
中リーさんめちゃめちゃ好きですよね。ビリーアイリス。
インタビューめちゃくちゃしてるし、友達みたいになってますもんね。
でもなんかパリピっぽいじゃないですか。
パリピっぽいじゃないですか。音かも。
こういう人たちが聴く音楽なのかなみたいな。
なるほど。
そこら辺のなんかギャップというか、どういう現象なんだろうっていうのは、
ライブ行ってみてちょっと体験してみたいなというか、ありますね。
なんかやっぱちょっとダボダボの服着てった方がいいんですかね。
もうちょっとイヨーみたいな。
髪緑にしてみて。
ポップな感じ。
でかでかでかと数字が書いてあるTシャツみたいな。
結構冒頭でたくやさんが言ってたんですけど、今の女性アーティストは割と女性性を全面に出してて、
それがセールスポイントになっててみたいな。
ビリーアイリッシュはそれをやらないからハマったみたいな。
ビリーアイリッシュって背景はすごいあれなんですよね。
元々の本人の体型はすごいグラマラスなんですよね。
実際は。
ボーンみたいな、ボンキュボンみたいな。
意外と僕らみたいに、同じような感覚で気になってライブ行っちゃうみたいな人、おじさんが結構いるのは。
意外とおじさんで溢れてたら、それはそれで困惑するな。
おじさんの合唱が。
のぶとい声の合唱が。
ライブで聴きたい注目の曲とかどうですか。
いっぱいありますよね。
でも今回ワールドツアーでやってるのがその3枚目の最新のHit Me Hard & Softなんでメインだと思うんですけど、
でもセトリ見ると2枚目とかの曲もやってみたいですし、
それこそさっきデイブ・グロールの娘が夢中になったって言われてる最初の1曲って言われてるオーシャン・アイズ。
それも多分やるんじゃないかなと思います。
あれもいい曲ですよね。
オーシャン・アイズあれめちゃくちゃオーロラなんだよな。
美しくてピュアな歌声すぎて、サウンドもシンプルで本当に心地よくて、めちゃくちゃいい曲ですよね。
アルバムのその曲を言っていくと、タイトル的にビリやり知らない方でもおって思うと思うんですけど、
アルバム3曲目の千尋。
千と千尋の神隠しが兄弟2人とも大好きで、それにインスパイアされた曲みたいですよね。
でも歌詞見ても結構抽象的な表現なんで、
はっきりと千と千尋の神隠しだみたいなポイントがあるってわけじゃないんですけど、
主人公の千尋に重ねて愛の喪失とか、未知の知らない世界に進むことみたいな、そういうのが描かれてるっていう感じですよね。
なるほど。
千尋はやっぱりいいですよね。
日本人リスナーとしては、これは議事台みたいなのがありますよね。そういうテーマ的なところでも。
実際、楽曲もすごくいいし。
このアルバム本当いいですからね。今回のライブで言うと、このアルバムのツアーってことですもんね。
そうですね。
僕はめっちゃベタですけど、そのアルバムの千尋の次の4曲目のバーズ・オブ・アフェザーとか、この辺は絶対やるでしょうけど。
これなんかすごい珍しく明るい曲ですよね。
これはやっぱり聴きやすいですよね。シンプルにいい曲だなっていうか、心地いいですよね。
なんかビリアリッシュ、あんまり知らない人でもこの曲知ってる人って結構いるっぽくて。
今回のツアーの宣伝とかでも使われてるんで、日本公演やりますみたいなラジオのCMとかでもこの曲なんですよね。
今回のアルバムの一番リード・シングル的な曲だと思いますし。
まあ訴求力高いですよねみたいな。
これはいいですよね。聴きやすい。
なんかシガーロスで言うとこのあれですかね、ホッピーポラみたいな。
確かに確かに。
確かにかなと思ってますけど。
でもなんかこの曲ってなんかすごいぬくもりがあって多幸感あるじゃないですか。
なんですけど、なんか結構その歌詞と楽曲の乖離がすごいなと思ってて。
ほうほうほうほう。
なんかタイトルがあれですよね、Birth of a Featherっていうのは英語のことわざで、ルイは友を呼ぶ、同じ穴のムジナみたいな。
ほうほうほうほう。
死んでも一緒だよみたいな感じで。
あー。
日本語訳見るとなんかだいぶ病んでる歌詞なんですよね。
結構重いですよねみたいなね。
全然あの明るいこの多幸感の曲って思えないんですよ。すごいなと思って。
なるほどなるほど。でも割とそういう歌詞が多いんじゃないですか、全体的には。
全体多いですよね、やっぱり。病んでますよね。
その病んだ歌詞をポップな音に乗せて届けてしまうというね、この毒を混ぜてる感じですよね。
我々が好きなような。
馬鹿は飛びついちゃうから。
雨が来たって飛びついたらそれは毒だったよっていう話ですよね。
そういう曲調で。
でもこの曲はあのアコギで歌ってるやつも見たりしてたんですけど、なんかそのバージョンもすごい好きなんですよね。
本当になんか曲としてのそのメロディーとその歌の良さが本当に際立つっていうか。
際立ちますよね。
今回の来日記念版が8月1日に出たんですけど、そのやつに確か入ってましたね。
なるほど。
最後に入ってますね。
そのアコギ版ってことですか。
アコギ版ですね。
だからライブだとアコギ版になるんですかね、やっぱ。
どっちで来てもめっちゃ嬉しいな。
あとはなんか注目曲ありますかね。
個人的にはハッピーアサンエバーは聴きたいなっていう。
いやもうこれですよね。
もうこれでしょう。
これですよね。
さっき瀬戸さんがクリープって言ったじゃないですか。
本当にまさにその通りだなと思って。
もうでしょ。
いやもうビリーと兄貴はレディオヘッドやりたかったんだなって思いました。
いやもうそうでしょあれは。
OKコンピューター以前の。
一番そのグランジとの融合を果たしたっていう話ですよ。
すごいサビの爆発すごいじゃないですか。
もう全部の音が歪んじゃってるじゃないですか。
ドラムもギターも。
確かに。
バリバリバリバリバリーみたいなバチバチバチって。
普段ウィスパーボイスのビリーアイリッシュが一番エモーショナルなんじゃないかなと思って。
全身全霊でシャウトしてますよね。
これは震えますよね。
この曲は本当に震えたし。
これビリーアイリッシュなのってなったし。
90年代ロックファンとしてもこれは聴きたいなと。
これは聴いてほしいですよね。
90年代ロックがそのビリーアイリッシュという天才の手によって現代に蘇ったという曲だと思うので。
これは聴きたいね。
この曲、第64回グラミー賞の会場でパフォーマンスやってる映像がYouTubeに公式があるんですけど。
これやばいですよね。
やばいよね。
やっぱロックなんだよねっていうのを感じるじゃないですか。
お兄ちゃんがエレキ弾いて。
最近のライブだとビリーアイリッシュ自身もサビでギター弾いてるのもちょっと見ましたけど。
これは本当ちょっと一番楽しみかもしれないですね。
これはライブ期待度はどれくらい?
期待度っていうかやる確率は。
これはたぶん100はないとしても限りなく100じゃないですかね。
じゃあめっちゃ楽しみじゃないですか。
過去映像、今回のツアーのやつ見ても必ず入ってるんで。
やった。
いやもしかしたらわかんないですけど、お二人が行く2日目にはやらない。
土曜やって道をやらない。
土曜やったよってマウント取れる。
俺もライブ中ずっと叫んでるからね。
ハッピーアスアイバー!ハッピーアスアイバー!って。
あとやっぱ個人的にはEverything I Wantedは聴きたいっすなー。
さっき言ってた。
いやこれすごいっすよこの曲。
めちゃくちゃ暗いんですけど。
暗いっすよねー。
これはアルバムには入ってない?
アルバムには入ってないです。シングルで出てるだけなんですよ。
なるほどなるほど。
マニアックっちゃマニアックなんだけど。
Everything I Wantedちょっと聴いてくださいよ。
聴きます後で。
絶対ハマるから。レディオヘッド好きなら絶対ハマるんだよこれ。
いやーそれはもう。
すごい暗いし、暗いんだけど壮大な。
壮大ですよねー。めっちゃくちゃ暗くて。
またこの007のすごいアクションのオープニングにマッチするんですよねこれがね。
そうですねー。
意外なことに。
これは映画館で見てたからなんか思い出ありますよ。
パリアイリッシュなんだーって思った記憶があります。
そこにパリピはいなかったですかね。
007ファンだからおっさんばっかですよ。
やだよね007を見に来たパリピみたいな。
ウェーイっつって。
そこだけ盛り上がる。
ライブで一番盛り上がる曲とかはどの辺なんですかね。
アットカイでしょ。
まあそうですよね。
あのイントロ始まったらたぶん。
うわーってなんか合唱が始まるって。
お前の歌を聴きたくてきてんじゃねーのよ。
あとやっぱあれですね、さっき僕が話したんですけど、
ユーワーパワーもイントロで感性すごい上がりますよね。
あとNDAとかもそうじゃないですか。
NDAもね。
あの辺はなんか盛り上がったろうなっていう感じ。
NDAってこれ、僕本当そのまま調べたらそのままの意味なんですね。
秘密保持契約っていう。
あのNDA。
あのNDAだと思ってなかったんですよ。
そしたらなんかその内容が、なんかそんならしいんですよね。
何が秘密保持契約なのか。
名声と引き換えにプライベートの生活が脅かされたストーカー被害とかの実体験をテーマにした曲らしくて。
これは実際からちょっとまだわからない話なんですけど、
男の子を家に招くが、そのNDA、秘密保持契約を結ばせてプライベートの情報を漏らすなっていう、漏らさないようにしなければいけないみたいな、なんかそんな。
これだけの名声を得てしまった代償というか。
ですね。
スターとして生きることの息苦しさですね。
そうですよね。若くして。
なんかそういう、それはなんかスターとして生きることの息苦しさなんですけど、でもそういうなんか息苦しいなみたいな感覚って、
我々も一般人もどっかで感じてるみたいなのはあると思いますし、なんかそこに通ずるものを歌ってるんだろうなという。
そこでやっぱシンパシーを生むんでしょうね。
共感するんでしょうね。その辺が。
そういうところの共感がなんか、これだけ大きいものになってるっていうのはなんかすげえなと思うんですけどね。
確かに。
すごいネガティブでパーソナルなものじゃないですか。そういうものって。
そういうものを誰しもが感じてるんだっていう。
個人的にすごく、これもシングルなんですけど、ギターソングズっていうシングルを出してて。
ギターソングズ。
ここで歌ってるT.B.っていう曲とThe Thirteenthっていう曲がすごい良いんですよ。
結構アコースティックな感じの。
ギターソングズっていうシングルでギターソングズっていう曲はないんですね。
はないんですけど。
珍しいっていうか面白いですね。
まあアコースティックで歌ってるからギターソングズなのかなっていう。
なるほど。
なんかあいなタイトルなのかなって感じするんですけど。
ほぼほぼギター弾き語りなんですよ。この2曲。T.B.とThe Thirteenthっていう。
これがやっぱすごくいいんですよ。ギター1つで歌ってるからこそそのメロディアス。
楽曲のメロディとそのビリー・アイリッシュの歌が際立つっていう。
なので、これもぜひ聴いていただきたいなという。
可能であるならばライブで弾き語りで聴いてみたいなっていう。
そうですね。
観客の合唱はなしで。
のぶとい合唱はなしで。
のぶとい合唱はなしで聴いてみたい。
何かと合唱するんじゃねえよお前らみたいな。
ギターソングズもいいっすよ。
これはやっぱロックが好きな人はハマるでしょうっていうところなので、ぜひ聴いていただきたいんですけど。
ビリー・アイリッシュ、特にファーストで顕著なんですけど、
ヒップホップサウンドが基調であってそこに歌を乗せるみたいなところがあるんですけど、
それがやっぱ斬新なところだし、
若い人たちに刺さってる部分だと思うんですよね。
ヒップホップサウンドがあるっていうのは。
でもビリー・アイリッシュの表現のコアにあるのって、
結構なんかルーツミュージックじゃないかなと思ってて、
ブルースでありジャズでありロックなんですよ、この人。
そういうところの、なんていうかな、エモーショナルな感じ。
確信性はあるんだけど、コアにあるのはそういう、
人間の一番エモーショナルな部分を表現する音楽を素直にやってるんだなっていうのがあるんで。
そういうところにちょっと注目して聴いていただきたいなという。
ギターソングズなんかはまさにそういうところが顕著に現れてると思うんで。
単純に弾き語りであってすごいんですよ、この人っていう。
それは強いですね。
楽曲の良さと歌声の美しさですよね。
そこが強いから、どういう料理をしても万人に届く力強さがあるんだなっていうのが、
今までビリー・アイリッシュを聴いててすごく感じる部分なんですよね。
そういう楽曲の強さと歌の強さがあるからこそサウンドで冒険ができるっていう。
この構図がやっぱりレディオヘッドと一緒なんですよ。
トム・ヨークの声の良さとソングライティングの強さがあるからこそサウンド面で冒険できる。
ロックの革新性を追求できるっていう。
どれだけきっとA以降みたいな、ああいうエレクトロニカ方向行ってもベースは同じというか。
トム・ヨークの声の美しさとやっぱり楽曲の良さがあるからこそ何でもできるっていう。
ビリー・アイリッシュってそれを現代でやってる。
今2010年代、2020年代でやってるっていうことなんだろうなっていうのを感じるので、
やっぱり個人的にはそこにすごいシンパシーを感じるんですよね。
若い世代はそういうハマり方はたぶんしてないと思うんですけど、
自分的にはそこにすごいグッと来ちゃうなーっていうのはありますね。
なるほど。面白いですね。
そういう視点で今回上がった曲たち聞いてみると、すごく聞こえ方変わるかもしれないですね。今までハマってない人も。
そういう視点を持って聞いてみると、意外とハマってしまうかもしれませんよという。
今度のライブもそうですけど、その後も注目ですね。ビリー・アイリッシュは。
やっぱこれからの時代を象徴を引っ張っていくアイコンだと思いますし。
そうですねー。
まだ23歳ですからね。
さっき10年とかどうなっちゃうんですかね。
すみません、名盤ラジオ的なところの興味で一曲だけいいですか。
はい。
注目曲まだあるはあるんですけど、今回のアルバムHIT ME HARD&SOFTの一番ラストの曲がBlueって曲なんですよね。
はいはい。
これって実は原曲が結構昔に存在してて、そのタイトルがトゥルーブルーなんですよ。
壊れそうな報道。
そのね、トゥルーブルーの方は基本ピアノと歌のみですごいシンプルなんですよね。
で今回それをアルバム用にアレンジし直して、もうちょっと音を足していったやつなんですけど、歌詞の中にBirds of a Featherっていう言葉が新たに入ってるんですよ。
へー。
そこが結構オッてなる、この手法って言うんですかね、この手法にちょっと博打組今井さん的なものを感じちゃうんですよね。
なるほど。
Birds of a Featherっていうそのタイトルがそこから来てるって話。
なんか分岐してるんですかね。
どうなんですかね。
そのテーマ的なのが。
ラズルダズルバブルフラジャイルって入れちゃうみたいな感じですよね。
引用なんだみたいな。
それはやっぱね、ビリー・アイリッシュ聞いててすごい感じる部分なんですよ。
結構オールドミュージック、ルーツミュージックの引用やりますよね、みたいな。
古い音楽と音古自身なんですよ、この人って。
古きを温め、新しきを知るなんですよ。
ルーツミュージック結構知ってるし、それを一番新しいヒップホップサウンドに乗せてやるっていうのがビリー・アイリッシュの音楽性だと思うんですよね。
それがやっぱり今の時代にすごく新しく響いてるっていう。
音古自身だからこそ、古い世代、古い世代って。
古い世代にも新しい世代にも響くんですよ。
我々古い世代。
古い世代で、オールドジェネレーションと言いたくないんですけど。
ちゃんとそこも知ってるよねっていう。
古いものを知った上で新しいことをやってるからこそ、前世代に響くっていう。
それがやっぱビリー・アイリッシュの特徴だなと思うし。
それを日本でやってるのがアドだよねとも思うんですよね。
同じ世代の日本のアーティストとして。
アドもやっぱり一番新しいボーカロ文化をサウンドとして乗せつつ、
あの人もやっぱ古いアイドルの中森アキナ的なとか、歌謡曲的なテイストも乗せてるっていう。
そこでの方向性は真逆かもしれないんですけど、シンクロニシティがあるっていう。
だからこそ、前世代に響く音楽をやってて、幅広い人たちに受け入れられてるっていうところで、
共通項があるなって思うんですよね。
そういう新しい世代の若いアーティストがそういうことをやってるっていうのは頼もしいなって感じるんですよね。
すごく真面目に音楽に取り組んでて、すごく音楽に誠実だなっていう。
単純にパリピじゃないじゃないですかみたいな。
そういう風な受け入れられ方もありだと思うんですけど、決してそれだけではないっていう。