この辺はマヨネーズから続いてこの宇宙少年っていうか。
ここはなかなかいい。この辺をね、結構聞き込むのはなかなか楽しいというか、聞き応えがある感じ。
そうですね。
勢い一遍倒じゃないよっていうアルバムとして。
そういうことですよね。
じゃあ次の曲が11曲目のシルバーファック。
ここからのまたここちょっとなんか突然なんか放送禁止用語みたいな感じ。
そうだね。
ここで急になってきちゃいましたけど。
そうですね。曲名ですから。
なかなかちょっと厳しいですね。
厳しいっす。厳しいっすね。
こういうのをタイトルに入れてこれがちょっとね。
放送禁止で。
放送禁止でなかなかちょっと色々扱いが難しいことになって。
厳しいっすね。
ここで曲的にもというかなんか勢いをいきなり取り戻してくるというか。
最後の一踏ん張りしてる感じですよね。
最後の一踏ん張り。
最後の一踏ん張りをここで。
まあ確かにね。
激しいスマパンをここで最後もう一回出しとこうという。
そうですね。
これもうめっちゃ長いっすもんね。8分。
この曲長いね確かに。
長いんだよな意外と。
この曲そうですね。
こういう曲長だったらさ別に3分ぐらいで終わればいいじゃんと思うんだけども。
確かに確かに。
ジルバーファックってそういうイメージだったんですよ。
3、4分ぐらいで終わってそういうパンクな曲だろうというイメージあったんだけど。
改めて聴いてみるとえ、長っみたいな。
8分13秒ってすごいですよね。
やたら長いし、途中インプロビゼーションみたいになってて。
別に面白くもねーしみたいな。
コンパクトにしろよと思って。
ここだから宇宙少年からの突然プログレーブームみたいなのが突然来始めてる。
ここの2曲で。
プログレーブームだったらプログレーっぽい曲でやればいいのに。
別にジルバーファックでやる必要ないだろうと思って。
もうパンクソングで終われよみたいな。
3分ぐらいで終われよと思って。
イラっとしたんですよ聴いてて。
ジルバーファックが8分ってちょっと目を疑いますよね確かに。
えーと思ったもん。この曲こんな長かったっけって。
途中めちゃくちゃ予想変わりますよね。
違う曲だと思ってた。普通に。
ここで終盤で短めの激しい曲1曲あるなーって思ったら。
やたら長えなみたいな。
やたら長い1曲だったっていう。
あとこの曲は結構タムをドラムが使うところが印象的だなっていうか特徴的な。
結構タムをねボコボコボコボコ多めに回すんですよね。
結構それが特徴的なんですけど。
このジミー・チェンバレンでやっぱり触れておきたいのが、
ジミー・チェンバレンのタムのセッティングなんですよ。ドラムの。
タムの配置がジミー・チェンバレンってめちゃくちゃ特徴的で。
ジミー・チェンバレンは、タムっていうのがバスドラムの上に太鼓が乗っかってる。
ボコボコ鳴る、ポンポンポンポン鳴るやつがタムなんですけど、
あれが普通、小さいのから、左側からね小さいの中ぐらいの大きいのみたいな感じで、
そういう感じに並んでるんですよね普通は。
で音がそういう風にタカトコトコトコみたいな感じで叩いていくと、
タカトコトコトコみたいな感じの音程で下がっていくような感じの並びになってるんですよねタムが。
ジミー・チェンバレンはそれが並び方がちょっと変わってて、
大きいやつ、ちっちゃいやつ、中ぐらいのやつっていう感じの並び方にしてるんですよタムが。
そこが。
そうなんだ。
そうなんですよ。それはジミー・チェンバレンのめちゃくちゃ特徴の一つというか、
それやってる人はほとんど見たことないんですけど、ジミー・チェンバレン以外は。
普通、ちっちゃいの中ぐらいの大きいのって並べるのがもう本当にオーソドックスなんですけどね。
でっかいやつ、ちっちゃいやつ、中ぐらいっていう。
この曲はね、それが結構音に出てるなっていう感じがしてて。
タムを回した時とかの、なんかタムの音の聞こえ方とかもそうだし。
なんでそんな変な並び方にしてるのかっていうとこなんですけど。
なんかね、左手でタムを叩こうとすると、やっぱり左手で右側にあるやつを叩こうとすると大変じゃないですか。
左手で自分の右側にあるのを叩こうとしたらめっちゃ窮屈な感じになっちゃうというか。
手を右にしなきゃいけない。
だから、大きいタムの音を出そうとした時に、やっぱりその大きいタムが左側にあった方が普通に行くと叩きやすいんですよね。
左手側に大きいタムがあった方が。
そのタムでどこどこどこどこやりながらリズムを刻む時に、すごいその並びはめっちゃ理にかなってるというか。
そのね、そのプレイを結構ジミー・チェンバリーって結構やるんですよね。
タムでリズムを聞き去るみたいな、ドゥクドゥクドゥクドゥクドゥクドゥクみたいなことを結構やるから。
だからまあ、それでこっちに持ってきてるんだなっていうのが一つと。
で、タムを順番にタカタカタカタカみたいな、順番にタカタカタカタカって叩く。
普通は叩くとそういう感じになるんですけど、ドゥクタカタカドゥクみたいな感じになるんですよね。
それが並びが変だから。ドゥクタカタカドゥクドゥクタカタカドゥクみたいな。
はいはいはいはい。
これがね、結構この曲わかるなっていう感じがして。
おー、なるほど。
この曲はね、タムは結構なかなか聞くと面白いですね、この曲は。
普通はタム回すとね、タカタカタカタカなんだけど、タカタカタカタカって、
ヌナシイのデジャブとかだったら、タカタカタカタカじゃないですか。
この曲だと、ドゥクタカタカドゥクになるんですよ。
ドゥクタカタカドゥクドゥクタカタカドゥクって。
それがね、言える曲なんですよ、この曲は。
なかなか面白いですね、この曲は。
その辺の置き方とかも含めて、左利きだからっていうのが関係してる?
あー、左利きなんだっけ?ジミー・チェンバリンって。
ジミー・チェンバリンは左利きだから。
あ、そうなんだ。いや、それはね、なんかめちゃくちゃそれは風に落ちるというか、
ジミー・チェンバリンのドラムの特徴でいくと、
左手の使い方がめちゃくちゃ上手いんですよね、この人。
めちゃくちゃ左手が上手い。
左手のシンバルの叩き方とか使い方がもう大好きっていうか、めちゃくちゃやっぱり特徴的で、
左手の動き方はかなり多用するというか、
左手を使うことがかなり多いんですよね。
左利きなんだ。
左利きっぽいですね、今調べても。
めちゃくちゃ風に落ちたというか、なるほどなーという感じですね。
そのセッティングもそれが影響してるのかもしれないですね。
左手を多用したいからそういう形にしてるのかもしれない。
なるほど。
そこはぜひ聞いてみてほしいポイントですね。
タムに注目と。
タム注目ですね、ジミー・チェンバリンも。
だから唯一無二なんだよって感じのところはありますね。
そうですね。
途中すごいよくわかんない感じの展開になりますが、この曲は。
最後また激しいのが戻ってきてみたいな。
そうですね。
まあとはいえね、やっぱりロックバンド的な激しさもちゃんとある曲ですから。
そうですね。
戻っていただいて終わっていくというのは。
まあまあね、最後にこれがあるならもう至高じゃねえかと。
これちょっとアリいけど。
この途中のダルさもなんかあれですよね。
こう受け継いでるよねみたいな。
リスペクトするバンドの何やらを受け継いでるよねっていう感じはするんですよね。
インディーズ、アメリカのインディーギターロック的な。
トニックユースとかさ、あの辺の実験的な要素。
やっぱ好きですよみたいなのが出ますよねみたいな。
そこがまあシンパシー抱くところでもあるんですけど。
まあダリいなと。
いやと思いつつはわかるよみたいな。
長ぇしダリいなと。
長ぇしダリいけど、まあわかるよみたいな。
まあでも一回目ですよね。アルバム後半にしてくれてますからね、そういうの。
わかってらっしゃるというか。
エゴをあんま押し付けてない感じが。
これは確かに序盤に持ってこられるとなかなか難解な感じの。
まあ数分で終わってますしねみたいな。
10分、20分やられるともうおーいってなりますけど。
まあまあね、その辺は大手柔らかに。
というところからの12曲目がスイートスイート。
これはあからさまにつなぎ曲ですよねこれ。
これね。
1個前で長くやりすぎたからもうちょっと。
そう長くやりすぎたから。なんかちょうじら合わせるために1分半ちょいの。
ちょっと。
ねはってお前みたいな。
ここの対比もまたすごいですね。
タイトル通りのなんかスイートな感じの曲ですけど。
ほんとタイトルのまんまだなーって感じの。
これは仮タイトルでしょ?スイートスイート。
仮タイトルもそのままこれでいっちゃえみたいな感じ。
まあでもねだいぶ長い曲やられたら次はこれぐらいでいいかもっていうのは。
シルバーファックをもっとコンパクトにしてスイートスイートをちゃんとやるっていう。
そうですよね。バランス的にはね。
本来そうすればよかった。
これもなんかもっとよくなりそうじゃないですかみたいな。
全然いい感じだし。こんな短く終わらせちゃうのもったいなくない?って思うんですけど。
変な感覚がなんか面白いですけどね。
こんなさらっと終わるんだみたいな。
で最後が13曲目。ルナ。
この曲もなー。
この曲のねギターのやっぱこれもギターのあのフニャフニャしてるじゃないですか。
その感じがすごい。
あのピヨヨヨンってなる音がねすごい好きなんですよね。
ピヨヨヨン。
あの揺れるギターの感じがめちゃくちゃいい。大好きですね。
あとなんか最後の曲感もなんとなくあるというか。
そうだね。
これでも普通にいい曲だよね。この曲。
なんか地味っていうかあれだけど。
結構グッとくるよね。
なんかエンディングって感じの。
エンディング感あるし。
なかなかの名曲だと思うな。
結構ちゃんと締めてるんですね。アルバムのこういう曲で。
なかなかアルバムとしての完成度が全体として高いなっていう。
なんかちょっとこのギターのフニャフニャフニャってなる感じがオリエンタル感というか。
オリエンタル感あるね。
ありますね。
その辺がなかなかいいな。
とにかくやっぱ直線的ではないんですよね。
ということで13曲ですね。サイヤミズドリーム見てきましたが。
なかなか名盤ですよね。やっぱ。
名盤だということが改めて確認されました。
なんか1枚にちゃんとコンパクトにまとまってていいんじゃないでしょうか。
そうですね。
なんかやっぱこうやって見ていくとすごい改造度が上がりますね。
かなり上がりましたね。今回。
話をすることによって理解が深まったなというところがかなりあったなっていう気がする。
1曲1曲の個性がちゃんとあるなっていうところの再発見。
そうですね。ざっくり言うとあのギターサウンドとあれでみたいな感じで全部それだみたいな感じになりがちなんだけど。
そんなことは全然ないということですよね。
割と自分ももうちょっとそれで押し切ってるアルバムかなっていうイメージが。
印象としてはそれはありましたね。確かにね。
でも中盤以降割とその要素そんなに全面に出てない部分も多いというか。
いろんな要素が入ってて。
キングクリムゾン的な要素まで入ってるっていうね。
メロトーンのね。
あとはやっぱジェームズ以下要素もあるし。
7、9。
そうですね。
ギターはね、そんなに弾いてないのかもしれないけどアルバムを通して。
ただ曲の作曲面での貢献としてアルバムの流れを彩る貢献をしてると。
やっぱり唯一ダーシー色が全くなかったなっていう。
名前が全く出てこなかったね。
ベースの話もほとんど出てこないもんね。
そうだね。
唯一ね、ダーシー色ってあるんですか?
そもそものダーシー。
ソーマーだけね、ちょっとベースが結構個人的には目立ってるなーってちょっと思ったけど特に。
ベース目立ってたとこでさ、ビリ効果が弾いてるわけじゃん。
そうなんですよね。そうなんですよ。
その辺もあるんですかね。
その辺もあるんですかね。気嫌いしてるじゃないですかダーシー。
今ちょっとなかなかその辺うまくいかないっていうのは。
ずっとやらんわみたいになってるじゃないですか。
ダーシーだけはもう絶対戻ってこないなって感じですよね。
音楽的にはそうなんでしょうね。やっぱり見た目的というか存在的なあり方的にはやっぱり大きいインパクトあったし。
かっこいいですもんね、なんか。
ズマパの何がかっこいいって女性メンバーがかっこいいんだよねっていう。
かっこいいですよね、ほんと。
男性メンバーだと一気にめちゃくちゃむさ苦しくなるじゃないですか。
4人男が揃った途端。
なんか鼻がなくなっちゃうみたいなね。
すっごいむさ苦しさがめちゃくちゃ厚苦しいなって感じが突然出てくるんですよね。
やっぱライブ見た時にね、すげー思ったもんそれ。
自分が見た時は日本武道館で、メリッサだったんですけど、メリッサ・ウフデルマールがベースだったんですけど、
メリッサが一番かっこいいんだよね。
やっぱすごいですね。
そこですごい鼻があって、なんかステージ全体がポツみたいな。
メリッサがかっこいいなと思って、ビリーコーがめちゃめちゃ弾いてるし、みたいな。
絵面的にはやっぱすごい大きいですよね。女性メンバーがいるっていうのは。
そこのかっこよさってありますよね、確かに。
他の3人があんまそういう感じじゃないですもんね。
確かにかっこいいっていう感じのキャラではないですからね。
ビリーコーがめちゃくちゃやるんですけどね。
弾く時のパフォーマンス的な。
ギターソロになるとめちゃくちゃ前に出てきて、
イング・フェイ・バルムスティーデスみたいな。
手で上げちゃったみたいな。
それがまたかっこいいんですけど。
ビリーコーガンってギタリスト的な評価低くないですか?
確かにあんま効かないですよね。
俺もっと評価高くていいと思うんだよな、あの人。
なんか全然語られてねえなみたいな。
いや、もっと語れよと思うんですよね。
ビリーコーガンってそんな身長高くないですよね、めちゃくちゃ。
別に低くないと思いますけど。
そんな190とかそんなあるわけじゃないですよね。
多分ですけど。
ただめっちゃ手でかいですよね、ビリーコーガンって。
あー、でかいねえ。
ビリーコーガンの、最近スマパンのライブ映像とかも結構見てましたけど、
めっちゃ手でかいなと思って弾いてるギターの。
軽々握ってる感じがめっちゃわかるっていうか。
ビリーコーガン190くらいあるっぽいですね。
でかいねえ。
おっきいんだ。
めちゃくちゃでかいんだ。
ま、じゃあ手もでかいんだな。
190もあんの、あの人。
こわいな。
バケモンじゃねえか。
190のハゲってバケモンじゃねえか、それはもう。
いやいやいやいや。
190であのマントみたいな衣装、ベスティベットって怖いよね。
怖い怖い。
手の前に現れたらビビる。
そっか。
じゃあまあその体だからこそのあの手の大きさだったんだな。
すごいなんか左手がパワフルだなってめっちゃ思ったんですよ。
その弾いてる姿で。
めちゃくちゃ上手いし。
なんかその伝統的なギターロックのプレイもやりつつ、
新しい、なんか新しいことやってやろうみたいな感じもするんですよね。
その塩梅がちょうどいいというか。
なんでこんな語られないんだろうギタリストとしてっていうのはちょっと感じるけどね。
確かに。あんまない気がするな。
それよりはカートコバンの方がむしろギタリストとして働かれる機会多いし。
なんか言われるじゃないですか。
全然ビリー・コーガンの方が上でしょって思うんですよ。
カートコバンなんて別にギター上手くねえしあの人。
ソングライティングだろあいつはみたいな。
その割にはビリー・コーガンあんま言われねえなみたいな。
確かに。
もっとサウンド面もそうだし、フレーメンもそうなんですけど、
なんかもっと言われていいくらいの功績残してますよと思うんですよね。
確かに。
あんな個性的なギターサウンドを鳴らしてる人いないし。
確かに。
もっとなんか語られていいんじゃないかなと思うんですけど。
そうですね。
カートコバンなんてギタリストとしてはくだらねえだろあんなもんな。
まあね。
ああいう。
カリスマですからねもうね。
そうですね。
存在があれですけど。
存在がみたいだね。
ビリー・コーガンといえばこのギターみたいなのがあんまないみたいなのとかも影響してんのかな。
メロンコリーとかもないですよね、きっと。
まあでも少なくとも同じような感じではないんだろうなっていう気はするかな。
93年、7月に出てるわけですけど、
同じ93年に出てるところでいくと、2ヶ月後にインユーテロが出てますね。
なるほど。2ヶ月後にインユーテロか。
これだから面白いですよね。ギッシュ・ネバーマインドが同じ年だし、サイヤミズドリーム・インユーテロも同じ年っていう。
嫌ですね。ピリホガンからすると嫌ですね。
確かに。あいつらいつも俺の姿に出してきやがる。
なんかまとわりすぎてくるなみたいな。
そうですね。
サイヤミズドリームの半年後くらいに、半年ちょいか。
ダウンワード・スパイラルが出てるんですね。
なるほど。
半年弱前くらいにパブロ・ハニーが出てる。
ああ、パブロ・ハニーか。
なかなか時代感が。
なるほどね。
まだこの前半って感じがしますね。90年代の。
ですね。
まだ先駆け的な。
混沌とした時代ですね。
そうですね。
スマパンはここから次がメロンコリーですからね。
これを2年後に作ってますからね。あの対策を。
ここで手応え掴んで、かなり駆け上がっていったんだなっていう感じですね。
急にどうしたという感じもありです。
若干の片鱗を見せつつ、そこをかなりそっち方面にだいぶ行ったんだなと。
そうですね。
なんか片鱗ありますよね、やっぱり。
そうですね。
次もっと完成度を高める方向に行くんだろうなみたいな。
そういう片鱗。
もっとパンクな方にはいかねえんだろうなみたいなのがやっぱり見える。
メロンコリーはもうぶっちびくとは離れてるんですよね。
その辺も関係してか、ちょっとどこまでかはあんまりわかんないんですけど、
ギッシュとサイヤミズドリームほど、ビリー・コーガンの自分が全部ギターとベースを弾くっていう感じじゃないっていうのもちょっと見えましたけどね。
メロンコリーは。
どの辺までかはわかんないですけど、割合みたいなのとか。
さすがにスケールでかくなりすぎて、自分だけじゃ追いつかなくなった。
やりきれないですよね。2枚組のやつ全部やるってすごいですよね。
イカれてるじゃないですか、それ。
そんな引き受けるの?みたいな。
さすがにもうちょっとやれよってなるじゃないですか。
お前らも頑張れよって。
早く引けよとか。ダースちょっとやってくれよみたいな。なるんじゃないですかね。
練習しろって。
ちょっと引けよっつって。なんで俺が全部やってんだよっつってね。
お前が勝手にやるんじゃねえかっつって。
そこでまた喧嘩になるみたいな。
まあでもそうなんですよね。
だから結構ブッチビーグが割とそうしてた説があるなとか思いましたけどね。
やっちゃえよビリーつって。
そうそうそうそう。
それもあるだろうね。
ブッチビーグ的にはね、作品の完成度であんまりメンバー間の関係とか私には関係ないみたいな。知らないけど。
まあそういう意味でもこれはサイヤー・ミズドリーム重要なアルバムだったんじゃないですかね。
スマパンの歴史見てるとなかなか上手くいけたのが本当メロンコリーぐらいですよね。バンドの。
ギッシュもそうなのかもしれないけど、まああれは最初だし。
サイヤー・ミズドリームは本当ボロボロだし。
メロンコリーは本当その勢いで行けたみたいな。
サイヤー・ミズドリームで突破した勢いでそのまま行って、セールス的にもめちゃくちゃ成功したし。
ただ、その後ジミー・チェンバレーに抜けちゃったんで、アドア。
まあ方向性変わらざるを得なくて変わって、セールスも落ちて、でまたジミー・チェンバレーに戻ってきたけど、まあもう解散がほぼ決まってたみたいな感じでマシーナ作ってみたいな。
なかなかこの不遇感がアルバントだなって。
不遇ですね、不遇ですね。
不遇でありながらこれだけの地位を築いたってのはやっぱりすごいですね。
すごいですよね。
よくそんなボロボロでこんないいアルバム作ったなってのもありますし。
まあでもそこがやっぱりいいっすもんね、そのギリギリな感じが。
この苦しんでるアーティストから出てくるものがやっぱりいいっていうのは。
そうですね。なんかずっと不幸じゃないですか、たぶん、ビリー・コーガンって。
そうですね。
そこになんか共感するものがあるんだろうなっていう。
そうですね。そこがね、引きつける要素になっていると。
なんだろうね、あんまり恵まれたものがないなみたいなのも感じるんですよね。
なんか声も変だし。
なんかハゲちゃってるし。
で、そういう人間関係的にもたぶんうまくいかないんだろうし。
で、バンドもやっぱほぼほぼうまくいかない。
という中でも突き抜けてくる何かがあるっていう。
そこにすごい惹かれるんでしょうね。
そうですね。もがいてるというか、そういうところが。
苦しんで苦しんで戦って戦って出てきたものが、
我々の心を引きつけるんだろうなっていうのを。
それだけ傷ついてるからこそ純粋なものすごいピュアネスを感じるじゃないですか。
スマファンの曲ってこんなに美しいものってあるんだろうかっていうぐらい美しい曲。
だからそういうところなのかなって感じですね。
苦しいところから生まれてるからこそこれだけ美しいっていう。
それに心惹かれるんだろうな、スマファンはっていう。
だからずっと不幸でいてくれ、ピリー・ゴーガンと。
ずっと苦しんでくれと。
そうですね。
苦しんだほうがいいんですよ、たぶんね。
生み出す人のある種の宿命かもしれないですね。
アーティストなんて、不幸なほうがいいですから。
不幸なほうがいいものを生み出しますからね。
幸せになるとくだらねえものしか作らねえんだから、あいつらは。
芸術家なんてのは。
そういうのはありますよね、実際に。
どうですか、このサイヤミーズ・ドリームというアルバムは。
やっぱ、名盤ですよね。
90年代を代表する。
ですね、改めて今回聴いてみてやっぱ粒揃いだなっていう。
曲いいですよね、やっぱ。
曲一曲すごい立ってるし、それでいてアルバムとしての整合性もちゃんとあるというか。
荒削りながら。
結構元々のイメージ的に自分的にはこんなアルバムでもねえなと。
なるほど。
割と言われてるけどそんな大したアルバムかなっていうのはあったんですけど。
はいはいはいはい。
そこで言うと、やっぱスマッパンというバンドに対して自分はすごい完成度みたいなものを求めてて。
完成度高い方が面白いよねこのバンドみたいな。
カッチリ作った方がいいよねみたいな。
だからメロンコリーとか、あとやっぱマシーナとか、サウンドプロダクション金かけてみたいな。
ちゃんと作った方が多分このバンドいいよねみたいな。
それで言うとサイヤミーズドリームってやっぱここから行くよっていう時期なんで、さほど金もかけれてないだろうし。
やっぱ荒削りな部分もあるしみたいなところで、ちょっと落ちるなって思ってたんですよ。自分的に。
まだインディーズの名残があるみたいな。
そうそうそう。
多分時系列的にリアルタイムで聞いてると、ここですげえ来てるなっていうのはあると思うんですけど。
俺は割と後多いというか、メロンコリー聴いて、あとは聴いて、マシーナ聴いた後ぐらい、そこまで行かないかな。
メロンコリーの後なんですよ、これ聴いたのは。
だからあの完成度に比べるとすげえ落ちるなみたいな。
なるほど。
ファーストインプレッションがそれなんですよね。メロンコリーと比べて落ちるなみたいな。
だからそこまでのアルバムなんかなみたいな印象がちょっとあったんですけど、
やっぱ改めて聴いてみるとすごいつぶぞろいだし、
サウンドもインディーっぽさもありながらすごい作り込まれた音してるし、
やっぱすげえアルバムだなっていうのは感じましたね。
なるほどなるほど。
僕ももちろんというか後多いですけど、
荒削り的なのとか、ちょっとインディーズに近いよねみたいなのも思ってはいたけど、
それがこのアルバムの個性として捉えてて、それも含めてわりと好きだったみたいな感じですかね。
どっちかっていうと。
バンドマン的にはまるよねみたいなのがあるよね。
この荒削り具合が逆に味になってるというか、1曲目とかわりとそういう感じだったかなイメージ的に。
ある程度なんか自分らでも真似できるような曲がいっぱい入ってるなみたいな。
メロンコリーになっちゃうともうできねえなみたいな。
100%自分のリアルを表現してるからこそ意識つけられるんですよね、それを聴く人々が。
そうですね。
特にディスアームとかを形にしたことによってビリー・コーガン自身も殻を破れたみたいなところはあるかもしれないですね。
それやらないと次行けないでしょ、アーティストはねっていう。
あれが作れたからこそメロンコリーとか、あれだけもう一個なんか上の次元に行けたっていう。
そうですね。
そういう意味でやっぱりディスアームはすごい大きいだろうなっていうのはありますよね。
ロックバンドがあんなストリングス主体のアンサンブルをちゃんと練ってそれを構築するっていうのはなかなかのことじゃないですか。
あんまやれないじゃないですか。
クラシックの素養があればいいですけど。
それはやっぱり大きいし、次に繋がっていっただろうなっていう。
それがやっぱりトゥナイト・トゥナイトにも繋がってると思うし。
確かに、あの辺のアプローチに繋がってるかもしれないですね。
いやーでも、来日が楽しみですね、ますます。
そうですね。
どの辺の曲をやってくれるか。
どうなんでしょうね。どの辺いるんでしょうね。あんまなんか今回わかんないみたいな。
全然セットリスト見てないですけど、近年の。どれくらい…新作も出してるじゃないですか、近年。
そうそうそう。
っていうところからの過去曲とのバランスみたいなのとか、どんな感じになるのかな。
その辺が多少予習していくべきかどうか迷いますね、あと3ヶ月。
タイミング的にはね、ニューアルバム出してるわけですから、そっからがメインなのかなーとか思うんですけど、
でも、今までね、全然来てなかったわけですけど、やっぱり過去作というか、なんかオールタイムフェスでやってほしいなーみたいな感じもありますからね。
あごりもり名医特集やったほうがいいのかな。
それはもうやるべきじゃないですか。
来日公演に合わせて。
そこまでこう、一個一個。メロンコリー、アドア、シーナはやってるので、その後みたいな。
再決戦後なんか大して知らねーけどなーみたいなね。
そうですねー。
まあまあまあまあ、来日というせっかくの機会があるので、多少スマパンは集中的にやるかもしれませんね。
そうですね。
いやー改めてなんか奥深いバンドだなって思ったんで、もうちょっといろんな作品掘っていきたいですね。
そうですね。やっぱね、せっかく日本に来てくれるということで盛り上げたいという気持ちもあり、こっちの気持ちも盛り上がりますし、
そういうバンドについては多少もう一回やりましょうかみたいな。スマパンもそうですし、オアシスも来ますし、マイブラッティーバレンタインも来ますしっていうところはちょっと盛り上げたいなーみたいなありますね。
やらないかもしれないけど。
どの人しかわかんないけど。そんな気持ちはありますよというところで。
ですね。まあその辺を含めていろいろやっていきましょう。
そうですね。その辺がこれからの方向性なのかもしれません。
はい。ということで今回はスマッシングパンプキンズサイヤミズドリーム特集やってきました。
またね、次回のアルバムもお楽しみにということで。
ですね。何をやるのやら。
ではでは、今回は最後まで聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございました。