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名盤ラジオ、前回からの続き。
はい、名盤ラジオルナシーのアルバムスタイルを取り上げて話をしています。
アルバム1曲目から話をしてきまして、次が6曲目のFOREVER & EVERですね。
これはもうアルバムの真ん中にあって、もう大曲ですね。
そうですね、これをアルバムの真ん中に持ってくるってところがまたね、素晴らしい。
これはね、もうちょっと別格級に好きな曲ですね。
別格級ですね。
ルナシー全部の中のトップ5には絶対入るかなっていう。
入りますよね。
きますよ、この曲は。
多分ルナシー好きならそういう人相当多いと思うんですね。
そうだね。
っていうぐらいこの曲はもう特別な曲っていう人が多いんだろうなって。
ですね。
と思いますね、これは。
これはもう10分超える大曲ですけど、J原曲の。
いやー、これは本当にすごい曲だなって。
まずその、Jっていうところから触れたいなって思うわけなんですけど、
意外とですけど、Jのバラードってこの時点だと多分この曲が初めてだと思うんですよね。
なんかルナシーの中で、そういった大曲って今までもありますけど、
例えばムーンとかジェネシス・オブ・マインドとか、
あとマザーとかっていうのがありましたけど、Jじゃないですよね。
杉澤いのら。
だいたい杉澤だよね、壮大な。
そうですね、壮大なやつは。
っていうところでいくと、結構Jの中ではやっぱ初めてなんじゃないかなっていう感じで、
後々っていうか今時点で僕らがこう思うと、やっぱクレイジー・アバーティーとか、
あとJのソロでもあるじゃないですか、結構そういう大きな曲は。
だけど意外とここからなのかなっていうのは思ったんですよね。
ここでその道が開けてきたって感じ。
そうそうそう。実際はわかんないですけどね。
なんかその原曲として持ってきてたけど、曲にならずにっていう感じだったとか、
いろいろあるとは思うんですけど、ルナシーとして曲になったのはここが多分初めてじゃないかなって思うんで。
確かにそうだね。
これはやっぱJちょっと突き抜けた感じかな。
新たな境地がね、開かれた感じだよね。
いやーこれはほんとすごい良い。
結構やっぱ感動的ですよね、これ。
10分超える曲ってなかなかないですからね。
途中で一旦ここで終わりかなってとこからまたチングドラムっぽい感じのパートに入ってって。
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あそこね。
そっからまた盛り上がっていくじゃないですか。
JのA5Cが入る。
この曲は冒頭のベースラインが素晴らしい。
いいですね。
ベースラインが主旋律みたいな。
そうですね、確かに。
これはほんとすごい。
イントロ良いっすよね、ほんとイントロ。
イントロはほんと全部が好きですね、パート。
イノランもらしいアルペジオを弾いて。
杉澤もちょっと歪んだバッキングっていうかコード弾きで。
あれも杉澤っぽいし。
上にスライドでこう行く感じの。
あれほんと杉澤っぽいから。
イントロはほんとにみんな良いらしさで。
血味がほんと出てるよね。
出てますね。
ほんとそう思いますね。
ドラムもなんかもうすごいシンプルそうに見えても、
シンバルの使い方とかも素晴らしいんですよね。
この曲あれだもん、全パートコピーしたもんです。
全パートコピー?
全パート。
全部やりたくなっちゃう。
みんななんか素晴らしいから、
ベースラインすらコピーしたもん。
これは良いですよね。
長いだけあって、
Aメロのギターアレンジとかも2種類あるんですよね。
最初はちょっとコード弾きっぽい感じで左右で絡みつく感じ。
で、2回目っていうかもう1パターンの方は杉澤がアルペジオ弾いてて、
イノランはちょっとチャーンって感じのやつになって、
で、その2種類あるんですけど、
その2パターン目の方からBメロに行くわけなんですけど、
それまで杉澤のAメロの細かいアルペジオがこう続いてたんで、
そこからの流れでBメロに行って、
イノランの音符の長いアルペジオが来るんですけど、
それがすごい安心感があるんですよね。
やっぱイノランのアルペジオいいよなって。
本職みたいな。
杉澤のAメロの細かいアルペジオもすごいらしいアルペジオでいいんですけど、
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その辺はキャラが出てて面白いなって。
で、Bメロ行くときのドゥーンっていう。
そうそうそうそう。
この曲。
そのね。
ドゥーンあるじゃないですか。
あるあるある。
3パターンだよ3パターン。
ドゥーン3パターンあるんですか。
あれでしょ、ギターのスライドでしょ。
スライドスライドスライド。
3パターンだよこれ。
あれすごいいいですよね。
あれすげえいい。
Bメロ入るときのドゥーン。
一番最後のドゥーンが一番長いの。
ドゥーンっていう。
あれがね。
あれほんとたまんないんですよ。
あれいいですよねほんとに。
一番最後のドゥーンってどこに入るの?
もうあれ完走終わった後ですよ。
完走終わった後のサビに行く前。
ほんとすごいちょっとしたあれなんだけどね。
前半はもっとザーンみたいな。
そうそうそう。
あっさりというかなんていうんだろう。
ギタリストがこうやってると
なんか手癖でこうひゅってスライドをするような
ドゥーンっていう。
前半はそういうあっさりさでザーンっていくんだけど
最後のとこだけはもう明らかに
ドゥーンっていう。
いやーあれほんといいですよね。
最後のドゥーン。
あのスライドはほんとたまんないんで。
ほんとあれグッときますよね。
グッとくるね。あれほんとすげーよ。
この曲においてあれと同じじゃ全然違いますから。
全然違う。全然違うね。
いやでもこの曲ほんとにそのBメロに入る瞬間が
もうめちゃくちゃいいっすからね。
Aメロですごい溜めるじゃないですかこの曲って。
Aメロほんと何回もくるから。
それをこう繰り返して繰り返してこうBメロに
こう行ったーっていう感じの。
それがすごいんだよなこれ。
でもほんとこれ1回目サビに行くとこで
すでに3分超えてますからね。
そうだね。
これはでもほんと杉澤のあのロングトーンの
あれがいいっすよね。合間合間に入ってくる。
あたららーって。
あーいいっすね。あれいいっすね。
世界観がほんとにもう。
あれはやっぱこの時代はサスティナ使ってやってますよね。
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これはサスティナ使ってるね確か。
うん。ですよね。
これそのなんだろうサスティナでずーっと伸ばしてるのと
途中でピッキングが入っちゃうのとだとちょっと違う。
違いますね。
入らないのがいいっていうのがあるよね。
これはそうですね。これはそのままの音で行くから
あのフィードバックであのサスティン伸ばすのとは
またちょっと違うニュアンスなんですね。
そうそう。実音で伸ばしてるから
まあサスティナじゃなきゃできないし。
つなぎのピッキングもないですしね。
あれギターにスイッチみたいなのついてるんですか?
そうそう。
それ音にすればこう伸びるっていう。
その実音のまま伸びるモードと
フィードバックでピーって裏返ったまま伸ばすモードと両方ある。
モードを変えられるんですね。
そのミックスも間にあって。
あ、そうなんですね。
いやーこの曲はでもそういう。
ドゥーンはもう一回聴き直さないとこれ。
感情が現れてるんだろうね多分ね。
あれでもあそこでドゥーンってやりたくなる気持ちは分かりますよね。
分かる分かる。
ギターリスト的には。
いやー一番最後のドゥーンって。
あれはねたまんないっすよ。
ドゥーンのパターンがいくつかあるけど。
これ最後のサビの時だけこう
どこまで行けるのかみたいなあそこもいい。
なんか最後だけこうちょっと。
確かめたくて。
ダンダンダンダン。
あれでしょ。
I'll hold my head to grace.
それそれそれ。
あそこ超いいよね。
あそこの一番もう。
そこもう絶頂でしょ。
絶頂ですよね。
そこでこう。
あの時点で9分ぐらい経ってるからもう。
だいぶこっちも出来上がってるからね。
出来上がってるね完全に。
でもあそこもほんとすごいですね。
でもなんかこの曲ほんとJもサックスしてっていう感じみたいで。
でもほんとそのOut from my chaos to graceとかはもうまさにJだなっていう感じ。
でもこの曲は結構作曲者がサックスしてないと難しいっていう。
確かに。
そうかもしれないですね。
結構ねふわりが難しいんで。
なるほどこういう意味で。
サビの結構難しいんだよリズムの取り方っていうか。
なるほど。
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意外とサラッと歌ってるんだけど。
後から歌詞をくっつけようとすると。
そうそうそう難しい。
上手いことあんましっくりいかない感じ。
これでも詩もほんといいっすよね。
この曲を語るなら感想部分も。
英語詩。
Jの英語詩とその杉蔵の浮遊感あるというか。
浮遊感あるというか。
確かにあの間ずっとこうやってるんですよね。
あれ結構さりげないっていうか確かにJがライブとかだと英語のナレーション的な感じで言ってるんで。
そこにわりと注目されますけどその裏で杉蔵がすごいちゃんとこうやってるんですよね。
あれはほんとにすごい。
なんかボリュームペダルとか使いながらこうディレイとボリュームペダルで。
英語詩すごい。
ここはもうほんとメッセージ性があるっていうかすごいですよね。
なんかその辺の時の深夜のドラムもなんかすごいめちゃくちゃよくて。
なんかやっぱ深夜ってほんとドラマーとしてレベル高いんだなっていうのがよくわかる部分っていうか。
ただ単に激しいロックドラマーだけじゃなくてすごい表現力が高いドラマーなんだなっていうのはめっちゃわかるんですよねこの曲。
その静かなとことかもスネアのゴーストノートみたいなのもすごい。
あのマーチっぽい。
その辺の表現力の高さがもういかんなく発揮されてる感じだよね。
あのドラム確かにちょっと印象的な感じだよね。
激しいだけな人じゃないなっていう。
曲を生かすドラムができる人ですよね。
杉蔵的にはこの曲のギターソロはめちゃくちゃ苦労したっていう。
なるほど。
ちょっと辛かったらしいっすね。
いやーこれでももうほんとギターソロっていう流れでいくとさっき言った英語詞の裏とかカラー含めてですもんね。
そういう意味では相当…
確かに確かにその辺から確かに始まった。
相当その部分の尺も長いし、ちゃんと盛り上げていかないといけないっていう。
そっからものすごい盛り上げていくじゃん。
その流れで後半に入っていくっていう感じ。
そうですね。
で、この曲がすごいのはまたそっからAメロに戻るっていうところがすごいですよね。
そう、それは確かに。
Jがこの曲のギターソロをすごい褒めてたのをもう記憶にあるな。
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杉蔵の素晴らしいギターソロみたいな。
いい話だなそれ。
いやー、いやこれいい詩ですねほんとに。
これはほんとたまんないよね。
たまんないですね。
限りなく続くこの道の先に求めるその何かあると信じたい。
いいなあ。
いいね。Jっぽいってなんか。
Jっぽい。
Jっぽい。
やっぱ英語詩かっこいいですよね。
うん、かっこいい。
かっこいいですよねほんとそこ。
いいですよねこれ。
これあの真冬の野外のやつとかだと結構はっきりJも言ってますよね。
もう感動して泣いちゃうよね最後のことが。
最後はもう。
いいですよねあそこの。
これライブだとさ結構張り上げてなかったっけ。
張り上げてますね。
ちゃんとはっきり言ってるよね。
真冬の野外はほんとそうで。
そうだよね。
それがもうたまんないですよね。
ベース弾きながらだからやっぱちょっとため気味っていうかやってあれもまたすごいグッとくるし。
と思いきやこの曲まあその真冬の野外やって次やったのって多分ファイナルアクトの1日目だと思うんですけど。
じゃあ全然やってないんだなかなかあれなのかな。
なかなかねこれはやっぱそう安々とは。
やるとなったらもうね確かに。
やらないけど。
やるとなったら。
そこでやった時はその時の英語詩は割とそのそんなに張り上げてなかったですね。
淡々とどっちかっていうとやってたし。
あとあのテンポもスタジオバージョンは割とまあ普通の速さだとすると真冬の野外ってすごいスローに音してやってますけど。
そのテンポも多分ファイナルアクトの時の方がもうちょっとスタジオバージョンに近かった気がしましたね。
でも僕は真冬の野外のバージョンがやっぱもうすごい最高だと思います。
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あれはもう極めてると思うあれは。
だってあれ一番最後ですもんね活動休止する前の本当に最後の曲だから。
だからあのバージョンってフォーエヴァンで言えば始まる前に来年は活動休止してっていうことを言ってあれをやってるから。
なるほどなるほど。
もうめちゃくちゃ感情も。
めちゃくちゃエモーショナル起こったやつ。
りゅういちもちょっと泣いてますね。なんかもう目が光ってましたからね最後の方。
いやーそうなるよねこれは。
なるなる。でまた本当に最後の最後のアルペジオがいいんですよね。
うん。
でね杉澤の方はフィードバックで終わるんですよ。
そうですね。
あれねー本当に。
いいですね。
本当、焦点してしまいますよね。
本当に。
白目向いて焦点してしまいます。
いやもうこの曲は本当にすごく好きですね。
なんかちょっともう、別格な曲。
別格だよね。
人生で聴いてきた曲の中でも、ちょっと別格の位置にあるというか。
そうですね。
それぐらいすごい曲だよね。
うん、だと思います。
あー、そうですね。
BOOMも。
BOOM。
えー、最高なんですよ。
いやー、でもこの曲本当にあの、
どこまで飛べるのか。
そこがもう。
確かめるたくて。
あそこ、ドラムもすごいよね。
いいよ、いい、めっちゃいい。
真冬の野外かなんかの、深夜のそこのとこの動きがもうなんか。
あー、わかりますね。
わかるですよね。
わかりますね。
とんでもない動きしてたみたいな。
もう、うわー、バカバカみたいな。
キレが半端ないみたいな。
キレが半端ない。
真冬の野外の映像で行くとその辺でこう、
原楽器隊3人の動きがガチッと合う瞬間があるんですよね。
あるあるある。
あれがもうめちゃくちゃ。
やーばい。
あの編集神と。
神編集。
いやー、ほんとにこの曲はすごいなー。
これがね、ほんとこの中盤に鎮座してるってとこなかなかもう。
ね、それ。
これラストに持ってくとかもあり得るパターンだと思う。
そう、ね、なんかね、それはちょっと思ってて。
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ライブだとね、オーラスだけど、アルバム的には真ん中なんだよね。
いろいろ考え抜いた末、ここに持ってってる。
まあまあでも、このアルバムに関してはセルブズがあるから。
それは確かにそうですね。
そこを置きどころとしてやっぱり最後になるかなって感じですよね。
なんかちょっとはやっぱわかる気がするんですよね。
これをアルバムの最後に置いちゃうと、なんかそれはそれでっていう感じなんだよな。
ちょっとまあ安直な感じになりすぎるってことはあるかもね。
なんかね、最後にしてはちょっと、なんていうか冗長的な感じに逆になっちゃうっていうか。
それはあるかも。
なんか最後なのに引っ張りすぎみたいな気もするんだよな。
たぶんその辺は同じこと考えたんだろうね。
だけどこの曲については長さはやっぱり犠牲にできなくて、ちゃんとこの長さでやっぱり行きたい。
そうだね。
であるならばやっぱ真ん中っていう感じなんじゃないかな。
えーね、途中どっか切るなんてとんでもないもんね。
とんでもない。
そんな暴挙は許されない。
ぶん殴るぞっていう。
これちょっとここ長いから切らないみたいな。
てめーっつって。
喧嘩ですね。
喧嘩ですね。
この曲はもうそれやったらもう、きょうざめですからね。どう考えても。
いやー。
Forever and ever 来てるな。
これはいいっすね。
今すぐにでも聴きたいっすもん。
いや聴きたい。
ブーン。
ブーン。
ブーン。
でも確かに本当にそうですよね。
最初のほうはやっぱちょっと。
最初のほうはブーンって言って。
最初はそんなにためてないんだけど。
ためてないですね。
最後のほうはもう溜めてる。
ブーン。
感情入ってるな完全に。
感情入ってるね、もうあの。
このスライド一発に命を懸けるみたいな。
そうですね。
それが伝わってくるのが。
伝わりますね。
そこまで聞いてれば英語詞もあればギターソロもあって、またAメロに行ってBメロに行くっていう、めちゃくちゃ溜めて溜めてきてるから。
合球するしかなる。
24:02
最後また上がるんすよね。
でもそこで方針状態で。
で、あのアルペジオが。
アウトホンマイケウストグレイスどこまで飛べるのか確かめたくて、もう絶頂を迎えて、その後方針状態で。
で、あのアルペジオとフィードバックを。
白目向いて、ヨダレ垂らして聞くっていう。
いやーすごい曲がこれ。
っていう、Forever and Everがスタイルの真ん中にあると。
そうですね。
いうところで、今回はForever and Everについてお送りしましたと。
ということで、スタイル回また次回も続きます。
次回へ続きます。