1. 名盤ラジオ
  2. #16-3 オープニングから全開!..
2022-02-10 39:03

#16-3 オープニングから全開!『LUNACY』で感じた『SHINE』までとの違いとは?

『LUNACY』LUNA SEA(2000年)の第3回目。このアルバムの1曲目「Be Awake」から6曲目「VIRGIN MARY」までについて話をしています。

(※1.5倍速再生推奨)


●Be Awake

・「待ってました!」というオープニング曲

・キャッチーさと疾走感が絶妙にマッチしてる

・惜しげもなくLUNA SEAの美味しいところ全部入り

・最後のコーラス、Jもやってて感動

・この曲はSUGIZOが宇宙的な作詞をしてる

・1st『LUNA SEA』にも通じるアルバム1曲目

・SUGIZO「オーディエンスの声で始めたかった」

・ベースが1音下げ、アタック音を活かしてる

・色んな制限を取っ払って音に対して最優先である


●Sweetest Coma Again feat.DJ KRUSH

・第一印象は「おー、Rage Against the Machine!」

・この時期のSUGIZOは単音フレーズに凝っていた

・歌い方も程よい感じになっている♪

・最後のサビ前のドラム、真矢のミス?

・世界のロックのトレンドをLUNA SEA流にやりました

・96年以前にこういうグルーヴの曲はなかった


●gravity

・前曲終わりからの間が完璧

・改めてこの曲はすごい。LUNA SEAを感じる

・SUGIZOのジャギジャギしたギターが最高

・START UP GIGではジャガーを弾いてました

・J「この曲のベースを弾けて天才だと思った」

・『SHINE』前より最も各メンバーの個性が出たアルバム

・だけどこれまでで一番バンドとして噛み合ってる

・聴けば聴くほど、未だに味が出る

・名曲だとはいえ1枚目のシングルにしてるのがすごい


●KISS feat.DJ KRUSH

・原曲者の違いでハッキリ個性が分かれるのが楽しい

・同じような歌詞でのサビが2つあるような斬新な展開

・JのベースってSUGIZOの曲で真価を発揮する説

・ベースソロからのギターカッティング~ソロが最高

・カラフルに万華鏡のように表情が変わっていくのが良き


AM

・「あれ、電話?」思わず振り返りましたよね

・まさに午前4時という空気感の曲。アルバム中盤戦突入

・後半になるとマイブラ的な轟音ギターが登場

・轟音部分でギターのスライドが多用されるのがたまらん

・ライブだとSUGIZOはダブルネックを使ってる


●VIRGIN MARY

・出だしの音が良い。満月が思い浮かぶ

・「これが今回の長い曲だな…」

・REBOOT後は封印されたアルバム様式美

・敢えて近い曲を出すと「GENESIS OF MIND~夢の彼方へ~」

・安らぎパート「LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE」

・緊迫パートからの落差がすごい

・この曲を歌えるのはRYUICHI以外にいない

・掻きむしる感じのギターソロ、あのメロディが好き

・この曲もベースラインが素晴らしい

・J「次の音のためにスライドさせるのがポイント」


『LUNACY』LUNA SEA

1. Be Awake

2.Sweetest Coma Again feat.DJ KRUSH

3.gravity

4.KISS feat.DJ KRUSH

5.AM

6.VIRGIN MARY

7.white out

8.a Vision

9.FEEL

10.TONIGHT

11.Crazy About You


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/LUNACY-LUNA-SEA/dp/B000059O4J/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/39h0bmUuld0lrARKrYyrUE?si=iQxPvdtvTgSfqSUEU6gkqQ


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/lunacy/1443964500



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、LUNACYの2000年リリースのアルバムLUNACYを取り上げて話をしております。
前回までで、このLUNACYリリースするまでについていろいろ話してきました。
いろいろ話してきましたね。
ここから本題。
やっと。
来ました。LUNACYの全曲トーク、1曲目から行きます。
行きましょうか。
まず1曲目が、Be Awakeということで。
いやー、もうね、来ましたね、1曲目から。
もう、杉澤のロックチューンみたいな感じですけど。
これこれっていう感じの。
もう乗っけから飛ばしていくぞって感じ。
そうですね。
乗っけからそうですね。
出たーって感じですね。
出たーですね。
そうそうそうそう。
いやもうやっぱそれがね、まずそれが。
来たーって。
もうこれファンは歓喜というかもう本当に、来たー出たーって感じですね。
出たーだよね。
もう出たーと思ったもん、これ。
もうだって一番最初のあのイントロからあれだよね。
観客の歓声を使って。
あーもうそうですね、最初の。
わー。
ガチでもう。
まさにもう。
我々のリアクションをこう表してますよ。
そうそう。
いやーそうですよね。
もうフルスロットルで行くぞって。
そうですね。
この曲めっちゃ好きですね、ほんと。
めちゃくちゃいいよね。
これいいよね。
普通に好きですね。
普通にいいよね。
この曲はなんかもうめっちゃいいな。
なんだろうな、バランスがめちゃくちゃいいんだよな。
バランスがいいっすね。
うん。
絶妙なところで。
絶妙な。
キャッチーさと。
疾走感と。
うん、疾走感とね。
あとまあそのチャラチャみたいなの、ルナシーの。
やっぱりそう、そういう。
美味しいところもしっかり入って。
ちゃんともう定番な感じでも出してきてるし。
ギターソロもね。
そうです。
ワンワンっていうのと。
そうそう、スギゾーらしさがちゃんと出てて。
すっごい出てますよね。
メロディーもありつつ。
うん、もうほんとに。
これ結構全部入りっていう感じで。
全部入りですね、全部入りですね。
これは一曲目にほんとにもうみんなが求めてたものを突っ込んできてくれたなって。
ほんとなんか出し惜しみなしでもう行くぞっていう感じがしますね。
あの最後にコーラスみんなで入るところあるじゃないですか。
あー、はいはいはい。
03:04
あれとかもいいですよね。
いいねー。
ほんとこの一曲で全部入ってるというかなんかもう。
こういうの待ってたんだろうっていうのも。
僕あのこのアルバムのツアーブランニューケイオスっていうツアーのやつですけど、
初日の横浜アリーナに行ったんですけど、
で、Be Awakeが一曲目で。
そのさっきのコーラスのところが、
まあ当然CD聴いてたんでコーラスするんだろうなと思ってたんですけど、
Jもそこコーラスしてて。
それが結構グッときたんですよね。
あー確かにいいねそれ。
みんなでほんとにやってるって。
やるんだ。
そうっすよね。もうなんか総力を上げても。
総力を上げても。
そう、全力でこうちゃんと。
全力できてる感じがするよね。
いいね。
最初っから。
これは杉澤が詩も書いてるみたいですけど。
宇宙的な。
宇宙的に感じようよって。
宇宙的なね。
すごいですよね。宇宙的って入れちゃうんだって。
惜しげもなく入れてきて。
惜しげもなく。
いやでも、これ改めてですけど、
アルバム一曲目をどうするかって、
ルナシーの構成力的には試されるというか、
気になる部分だと思うんですけど。
そうだよね、確かにね。
やっぱマザーでラブレスっていう、
これ以上ない一曲目を出して、
その次のスタイルで、
その路線だとっていうところで、
with loveを一曲目にするっていう。
もうね、また全然違ったところからっていう。
で、ちょっと間開きますけど、
shineになるとtime has comeで、
またこれはちょっと違った感じですけど、
始まりっぽい。
始まりっぽい一曲目にして。
っていう流れの中で、
次のアルバムの一曲目はどうするんだっていうのって、
まあいろいろあったと思うんですけど、
まあこの完成から始めるんだっていう。
そういうことですよね。
この形で始まったっていうのはなかなかね、
今までにないですよね、なかなか。
そう、確かにないんだよね。
もう飛ばして入るみたいな。
全力疾走から入るみたいな。
ちょっと思ったのが、
そういうのでいくと、
ルナシーの最初の方のfateから始まる。
06:00
それにも若干通じるのかね。
そうだね、確かにね。
fateから始まるあれもなかなか衝撃的じゃないですか。
確かに確かに。
なんかちょっとそれに通じるところがあるっていうか、
アルバムタイトルもルナシーじゃないですか、両方。
そうだね。
cyと海でちょっと違うんですけど、
あっちもfateで、
こっちはジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン。
なんかちょっとそこをちょっと意識してるのかなって感じも、
しなくもないなっていう。
確かにね。
してるだろうなっていう感じはありますよね。
一発目から飛ばしていく。
一発目から。
そりゃもうその時の気持ちを思い出そうよというか。
タイトルからしてもやっぱりルナシーってタイトル。
タイトルがそうだもんね。
そうですね。
もうまさに原点回帰っていうか。
そうですね。
杉澤もやっぱそんな感じのことは言ってて、
ルナシーっていうことなんで裸で勝負したかったっていう。
で、どうしてもオーディエンスの声で始めたくて、
あれ自体はいろんなライブの声をサンプリングしてるらしいですよ。
もしかしたら行ったライブの声が入ってるかもしれない。
そういうことはね。
かもしれませんね。
っていう感じ。
あとは結構このアルバム全体に言えることなんですけど、
チューニングを結構変えてきてるっていうのが、
この時期のバンドの特色かなって思ってまして、
この曲でいくとベースだけ一音下げなんですよね。
そうなんだよね。
それがめちゃくちゃ効いてるんだよね、この曲。
そういうのがね。
なるほど。
で、これ自体は別にレギュラーでも弾けるんだけど、
あえて一音下げにしてて。
そう、その弦のテンションを下げることで。
そうそうそう。
指板にバシバシ弦が当たるようなアタックを出したいみたいな、
そういうので。
なるほど。
いやー、この曲めちゃくちゃ効いてるよね、それ。
効いてますね。
疾走感がありながら、ボトムが効きつつ、
そのアタックも出すっていうのは。
ブリブリしてますもんね、このベース。
かなり。
めちゃくちゃベースの音いいんだよな。
いいですね。
このアルバムいいっすよね。
このアルバム通していいっすよね。
めちゃくちゃ最高にいい音してますよね。
めちゃくちゃいいよね。
一番いいよね、多分。
一番いいと思いますよね、ベースとこのアルバムが。
なので、全体通して、
そういうチューニングとかも含めて、
いろんな制限を取っ払って、
音に対して一番最優先を選んでるっていう、
09:03
そういうのはあるなーって。
ねー。
で、2曲目がSweetest Come Againですね、これが。
この曲もかっこいいっすねー。
これも来たなーって感じだったなー。
来たなーって感じだったねー。
かっこいいって本当にもう思いましたもん、当時聴いて。
これは実際はその映画のサントラでまずは聴いてた感じでしたね。
うん。
それで先に出てたんですよね。
そうそうそう、音源としてはそれで先に出てて、
わーめっちゃかっけーって感じだったなー。
当時聴いた時はあれだなー、
Oh, Rage Against the Machineって思った。
あー、はいはいはい。
あの杉澤のギターとかも。
そうそうそう。
あのリフト、デレデレデレデレってリフト、
ピーってレレレレレーって。
その子はすごいポイっすよね。
そうっすね。
あー、なるほどーって。
だってもうJすごいRage好きですもんね。
そうそう。
Jすごい好きなアルバムとかで上げてますもんね。
はいはい。
まあでもそれをいい感じにバンドに取り込んで落とし込んでる。
そうですねー。
すごく、なんていうんですか、
単純にただ真似してるとかそういうんじゃ全然ないんですよ。
うん。
いい感じに影響を受けてるって感じですよね。
うん。
虚しい流に。
虚しい流に。
料理してて。
全然違和感なく、本当に。
落とし込んでますよね。
杉澤はでもこの時期本当に単音フレーズで歌に絡みつくようなやつ結構凝ってるなって。
あー。
ブーム。
トム・オレロの影響。
この曲はでもかっこいいなー。
この曲はめっちゃなんか本当いろいろありますよね。
うん。
ベースソロとかもレレレレレレレレレレレレ。
あー、確かに確かに。
めっちゃシンプルですけど、めちゃくちゃかっこいいですよね。
ベースの音の良さがすごい。
そうそうそうそう。
際立ってるよね。
これでも歌もかっこいいですよね。
かっこいいかっこいい。普通にメロディーもかっこいいよね。
もうこの頃になると歌い方もそんなに違和感感じないなっていう感じ。
そうですね。
これをまさに修正して、程よいところにしっかり。
程よいところに、そうそうそうそう。
最後のサビの前とかベースソロの後のサビの前に、ちょっとドラムだけ、
カタカタカタカタカタカタって。
あれがレコーディングした時ちょっと失敗しちゃったリムかなんかに当たっちゃってカチッて音が入っちゃったんだけど、
12:01
それが逆にかっこいいなって言ってそれをそのまま使ったみたいな感じで。
へーそうなんだ。
そうなんですよね。っていう話を聞いて聞いたけど、でもどこなのかいまいちよく分からない。
全然失敗してるようには聞こえないですけど。
そんな感じしないで。
なんか深夜のなんかのインタビューでちょっと失敗しそうに当たっちゃって、
なんだけど聞いたら逆にそれがなんか意外といいなってなってそのままそれを採用した。
へーいいのはあるんだねドラム。
そうね。
この曲はいいっすね。
かっこいいかっこいい。
ミドルテンポでグルーヴ感といい。
これはあのフィーチャリングDJクラッシュなんで、スクラッチがね。
めっちゃ入ってますね。すごい。今までこれもなかった。
そうだね。この曲とかだともう後半はね、スクラッチが続いて。
最後の方ね。
めっちゃ入ってるよね。
Sweetest Come Againっていうタイトルもいいよね。
そうだね確かに。なかなかね。
タイトルの雰囲気とかも今までにそんななかった感じじゃない?
確かに。
当時の世界のロックのトレンドをルナシー流にやりましたって感じですね。
そうですね。確かにでもほんとそうですね。
DJも入りつつヘビーな縦ノリのグルーヴ感が。
リンプビズキッドみたいな。
レイジとか。
レイジとかリンプとかその辺のその要素を取り込んで。
それをすごい全然違和感なくいい感じに取り込んでるっていうか、影響を受けてるっていうかですね。
普通にグルーヴがかっこいいですよね。
なんか無理やり取り込んだとか、無理やり真似たっていう感じじゃ全然ないですよね。
そうだね。もう得意技の一つみたいな感じでしょうね。
でも改めて考えるとやっぱ96年以前っていうかスタイル以前にはあんまないですよねこういうグルーヴの曲。
そうないんですよね。
確かに。
そういう意味ではやっぱすごい新しいっていうか、ちゃんとこの時代ならではにすごい進化してるっていうか。
このアルバムがなんかそれを一番感じるかな。
割とその時のなんか音楽のトレンドを一番なんか意識的に取り込んでる気がしますね。
そうですね。
確かに確かに。
確かにな。
この後も曲いろいろありますけど、確かになんかバラエティーにすごい飛んでるっていうか。
15:04
そうそうそう。
ですね。
いやいやいや。で、その最後スクラッチがいろいろ続いて、そっからすぐグラビティのアルペジオに始まりますけど、その間が絶妙じゃないですか。
絶妙絶妙。
絶妙ですよね。
絶妙ですね。
絶妙。
あれはもうあれだよ。0.1秒遅くても早くても。
もうその簡易ですよね。
もう完全にそこの。
ここだっていう。
もうそこの間は完全に計算されてますね。
バシッときますよね。
バシッと。
あーもう行きますね。
3曲目グラビティ。
グラビティすごい。これもなんかもう。
この曲はね、すごいですね。改めて。
この曲もね、なんかすごいルナシーを超感じるんだよな。
分かる分かる。めっちゃ分かるわ。
えールナシーだなっていう。
だからね、これをその一発目のシングルにしてるっていうのはね、すごい分かるっていうか。
分かる分かる分かる分かる。
すごいと思う。
今までにない感じでもあるんだけど、でも超ルナシーだっていうか。
そうっすねー。
で、それでいてめちゃくちゃ切れ味が鋭いっていうか。
すごい曲なんだよなこれ。
すごい曲っすよね本当に。
バラードなんだけどこう、ダラッとしてないっていうかね。
してないっすねー。
キレッキレですよね。
イノランのアルペジオもめっちゃいいし、でその杉蔵のジャガジャガジャガ。
そうそうそうそう。
あれが。
ジャキジャキしたあれね。
ルナシーなんだよねあれ。
そうあれがね、そう。
あのジャガジャガジャガジャガっていう、あれがすごいルナシー感があって、
そこでやっぱりイノランのあのアルペジオ出しっていう。
そうそうそうそう。
あのジャキジャキしてるあれがいいよね。
ジャキジャキのあのね、あのジャガジャガジャガジャキっていう、あれすごいルナシー感があるんだよね。
あれレコーディングは何使ってるかちょっとわかんないけど、
なんかジャガー的な感じ。あれ、ジャガーじゃないかな。
あー、ジャガーっぽいかもしんないですね、確かに。
あの、スタートアップギーグで、まあこの曲初めて演奏してますけど、その時はジャガー弾いてましたね。
あー。それは確か、ジャガーだったと思う。
あー、あれすごいんだよなー。
で、ベースもさ、すごい。
このベースすごいっすよね。
すごいっすよねー、これも。
なんか、ジェイが自分でこれできた時、天才じゃないかと思ったんですよ。
18:02
まあまあ。
まあまあまあ、それはもう、そう言ってもいいですよね。
いやー、マジで。そうですよ。
いや、この時期は本当になんか、すごいですね、確かに。
なんかすごい、こう、噛み合ってますよねー、なんていうか。
5人の個性がちゃんと完全に出た上で、しっかりなんか、バッチリ噛み合ってるんですよね。
そうなんだよね、その、まさにその、このアルバム全体に言えるけど、まさに今秀樹くんが言ったような、個性がめちゃくちゃ出つつ、噛み合ってて、曲としていいっていう。
それがね、SHINEと違うっていうか。
そうそう。
そうですね。
これはもう本当にそこが。
で、多分その、スタイル以前よりもさらに個性出てるんで。
出てます、そうですね。
あ、そうですね。
そうそう。
そうなんですよね。
スタイル以前よりも、本当に個性がもう。
そう、個々人のなんか主張は激しくなってるんだけど、バンドとしてはちゃんとそれまで通りまとまってるっていうか。
それがすごいことですね。
そういう意味でも一番これなんかすごい別荘なんじゃないかっていう感じもありますよね、そういう意味でも。
だからこそめちゃくちゃ味わい深いんですよね、このアルバムは。
そうですね。
全員の個性が強まって、その上でちゃんとそれが。
バンドとして成り立ってるっていう。
そうですね、成り立ってますね。
そうですね。改めて聴いてすごいなってなったもんね、これ。
すごいですね、本当に。聴けば聴くほど未だに味が出るっていう。
ああ、そうですね。未だに味が出ますよね。
出ます、出ますね。
この曲60トラックぐらいあるらしいです。
ああ、そうなんだ。
めっちゃいろんな音が入ってるらしいですね。
これね、杉蔵が最後の方とかハモるとことかも結構いいしね、グラウンドっていうのは。
歌もいいよね、なんか。
切なくて。切なくて。
切なくて。切なくて。
こう、行き切らないところがいいですよね。
そうですね。
ギターソロとかもちょっと行き切らないんですよね。
そうそう。それ本人が言ってた気がする。
行き切らないところがいいんだよみたいな。
そういうところで味が出る曲ですよね、これは。
すごい味があるよね、これはね。
名曲ですよね、本当に。
名曲、名曲。
だからこれをね、名曲だとはいえ、しっかり1枚目のシングルにセレクトしてるのがやっぱすごい、すごいなっていう。
21:06
本人達的にもこう、あったんじゃない、なんか。
手応えが。
手応えというふうに。
普通はそこに選ばないタイプの曲ではあるもんね。
そうですね。
一発目からTonight行きたくなる。
そうそうそうそう。
これだいたいそうですね、アルバム発売後のシングルカットになりますよね。
そうそうそうそう。
こういうのもあるよみたいな。
そうじゃないんだと。
アルバムの名曲みたいな感じで。
こういうのを顔にすることもできるんだぜみたいなね、なんか。
これはグラビティは味わい深いですよ。
すごい本当に未だに聴いてもどんどん味が出てくる。
味が出ますね。
これはまたね、ギターが変速チューニングで5弦が1音下げ。
めんどくさいんだよね、これ。これやるとき。
5弦、5弦だけ1音下げ。
そうそうそう。
それは変速だな。
これはだから本当にこういう、ライブとかだといちいち変えないといけないんだよな。
そういうのとかあるけど、もう一旦度外視してっていう感じだよね。
いやーこれはすごい本当に。
で、4曲目がKISS。
フィーチャリングDJクラッシュと。
これもね、味出たね。今回また久しぶりに聴いたら。
あーそうだね、わかる。
あーめちゃめちゃ味が出たね、これ。
今回久しぶりに聴いたら、もうだいぶ味出ましたね。
これいいよね、この曲。
いや、いい。いい。
これはね、もう座過ぎそうな感じ。
うん、過ぎそうだね。
このいいよね、NUNASHIって本当にこうメンバー、その原曲者の違いによってこういろいろ変わるところが。
それがやっぱいいよな、NUNASHI。
もうすぐわかるもんね。
この曲もいいね。この曲とアビジョンとか、この曲とNUNASHIフィールドとかね、マイラバーとかもちょっと似てる感じの。
なんていうのかな、盛り上げ方というか、サビのところの盛り上げ方が独特な感じなんだよね。
これはなんかNUNASHI上手くなったな、みたいな気が。
アレンジといい、演奏といい。
ファンキーなグルーヴが。
そうですよね。
いろんななんか要素を上手く料理できるようになった感じがしますよね。
24:05
アレンジとか構成も結構凝ってますよね、この曲は。
ちゃくちゃ凝ってるね。
凝ってますよね、これ。
凝ってる。
これ、まず歌的なところもサビが2つあるみたいな。
あるあるある、そうそう。
しかも同じ歌詞っていうか、同じ感じで。
同じ歌詞で同じメロディとかで演奏を変えることで盛り上がり方が変わっていく。
大サビみたいな感じになって。
そこがなかなかもうやっぱ。
アレすごいよね。
そこを同じ歌詞にしてるのがすごい憎い。
同じ歌詞とかメロディだったりするんだけど、演奏が変わることで大きめに。
すごい開けた感じになって。
そうなんだよね。
曲もベースもほんと。
ベースすごいよね。
ぶりぶり言ってるしね。
結構ね、Jのベースって杉層の曲でなんか進化を発揮する感じがあるよね。
自分の曲よりも意外と確かに。
確かに確かに。Jのベースは自分の曲だと割とストレートな感じで弾いてるからね。
そのままなんか出ちゃうから。
そうですね。
そのままだなってなるけど。
俺が引っ張るみたいな感じで出るから。
そういう杉層の曲とかだとこう遊びの要素というかだいぶ冒険して。
一歩引いてね。
なんかJの持ついろんな面が出るよね。
出ますね。
これもベースソロみたいな感じのところちょっとありますよね。
でもそっからのパッティングがいいよね。
でそっからのソロがいいよね。
この曲すごいアレンジを聴いてると 本当楽しいよね
なんかBメロっぽいところに行くところの 切り替わりのところも結構
この辺とかも結構好きなんですよね
タタタタってこう切り替わる感じが
あいまいまのところもカッコイイよね
チャチャカチャカチャみたいな
すごいカラフルに
万華鏡のように表情が変わるのが
絶好調の曲だなって思って
アレンジしたことがあって
なんか、万華鏡のように表情が変わるのが聴いてて楽しいですね。
それがほんと今回聴いてアジーが、なんか久しぶりに聴いたら、
27:06
こんなかっこいいことしてんだっていうのが改めて再発見でしたね。
そうですね。
この曲もフィーチャリングDJクラッシュっていうことで、最後の方はまたちょっとカオスな感じでフェードアウトしていく感じですよね。
それで曲が終わって、次5曲目。これは4AMなのかな?
午前4時か。
午前4時。
これは当時結構衝撃的だったというか、自分の携帯が。
あれ?携帯鳴ってるって。
あー、なるほどね。
確かに確かに。
電話かかってきてる。
すごい頭の後ろの方とかで鳴ってるように聞こえるんですよね。
右後ろあたりから。
確かにね。
あ、電話きてた。
この曲もすごい良いですよね。その雰囲気が。
これはね、味わい深い曲だよ。午前4時だからね。
でもそういう雰囲気ですよね。
うん、まさにそういう雰囲気ですよね。
なんかこういう曲でも緊張感が途切れないというか。
そうですね。
きっちりテンションが保たれてるのがこのアルバムの良いとこですよね。
確かに。
まあでも本当にそのLUNA SEAって構成力っていう話を以前の回でも言ってますけど、
もうこういうところに現れてますよね。
LUNA SEAのアルバムに対する構成力。
ここでこう中盤戦が始まるっていう。
で、一方推し弾きの弾きの部分ではあるんだけど、
でもね、それでダラッとはしないっていう。
そうですね。
もう本当こうなんか午前4時の空気感をめっちゃなんか出してますよね、上手く。
すごい。
良いですよね。
本当その時間帯の感じですよね。
なんかね、良いですよね。
儚い感じが良いですね。
儚い、儚い。
もう本当その時間帯のその空気感です。
結構後半になるとこう拷音になるんだよね。
そうですね。
拷音ギターの。
確かに。
結構マイブラッティーバレンタイン的な。
そうですね。
そういうのが出てきて良いんですよね。
良いですよね。
この曲のその最後の拷音部分で、
うちらの大好きなピューンっていう。
めちゃめちゃ対応されるよね。
30:01
対応されますね。
スライド。
確かに。
ピューン。
聞いてて、これめっちゃ出てくるじゃんと思って。
ピューン。
あれがまた、あれがいっぱい聞けるというだけでももう最高なんですけど。
確かに。
まさかこの曲でこんな聞けると思わん。
最初の方はかなりおとなしいからね。
あんなおとなしいとこから聞く。
この曲ライブだと杉澤はダブルネックでやってましたよね、確か。
なるほど。
フレットレスと普通のかな。
ダブルネックもあるな、トリプルネックで。
トリプルじゃなくてダブルもある。
すごい。
すごいよね。
トリプル。
トリプルはね、大は小を跳ねてるけど、やっぱ重い。
重いというか使いにくいんだろうね。
めっちゃ重いでしょ、あれ相当ね。
やっぱね、日本で住むなら日本でって。
そうね。
そんな4AM午前4時があって、次が6曲目。
Virgin Mary。
これはもう9分台の曲ですけど。
定番の長い曲ですよね。
そうですね。
これぞ虚しい。
大曲がこの辺で入ってきますよね。
真ん中に来る大曲ですよね。
アルバムの。
照らしの音がいいよね。カーン。
確かに。カーン。
いいですね、それ。カーン。
めっちゃリバーについてて。
効いてますね。
満月が思い浮かぶような。
はいはいはいはい。
確かに。それで一発で持ってかれますよね。
これもう最初から感じ取るものありますよね。
これ来たわっていう。
これすごい曲だなって。
これが今回の長い曲だなっていう。
最初で分かる。
もうこっちも知ってますからね。
大体真ん中で来るっていう。
今回の長い曲はこれかって。
Remote Goはないんだよね、それ。
うん、確かに。
なんかもう様式美ちょっと封印してる感じ。
あえて出来上がっちゃったなら壊すというか。
そういうことですよね。
これはでもすごいっすよ、この曲は。
これいいですよね。
これはすごいな。
33:00
これは原曲杉蔵なんですよね。
だからあえて近いのを出すとすると、
Genesis of Mindみたいな感じだと思いますけど。
でもまた全然違う感じですよね。
壮大ですよね。
なんかすごい緊迫感もあるというか。
緊迫感あるな。
途中ですごい安らぎパートもありますよね。
やりますよね。
そう、安らぎパート。
安らぎパートある。
安らぎパート出てきますね。
でもその前のBメロみたいなやつはすごい張り上げて、
そこの楽さも含めて。
いいですよね。
すごい張り上げて歌ってるからね。
これでもやっぱりリュウイチ以外に歌える人いないよな。
確かに思いますね。
まさにですね。
これもでもやっぱこの時のリュウイチだなっていうのも感じるし。
これは確かにリュウイチ以外の人が歌ったら、
なかなかなり立つかどうかっていう感じはありますよね。
ここまでの起伏で歌い切れるかっていう。
相当だと思うな、これは。
めちゃくちゃ大変なパートあるもんね、これ。
サビのあたりとか。
そうですね。
大サビ的なところかな。
そうですね。
すごい声張ってますからね。
そうそうそう。
そうそうそうそう。
あの辺はもうすごいですね。
あの流れでいくまたソロがあまらんっすよね。
そうですね。
かきむしる感じの。
そうですね、かきむしる感じの。
あのメロディすげえ好きなんだよな、ソロが。
いいっすね、いいっすね。
やっぱこの曲もベースが、ベースラインが素晴らしいっすね。
素晴らしいっすね。
あのちょっと落ちたところのベースはすごいもう歌ってるようなベースでたまらないっすよね。
もう乗っけからね、ベースが主旋律とってるような。
あのラインたまんないっすよね。
ベースは確かにいい味出してますね。
36:00
この曲あのバンドスコアでJが言ってるんですけど、音を途切れさせないようにスライドするのがポイントみたいなこと言ってて。
でまぁ普通のスライドは誰だってできるけど、俺の場合次の音のためのスライドだったりするからねって。
スライドのこだわりらしい。
スライドのこだわりらしい。
まぁでも確かにそうだね、わかるね。
普通にそのフレーズをダンダンダダダンって聞くと面白くないんだよね、これ。
スライドでムーンっていう音と音がつながってるのがいい。
いいグループを出してますよね。
Jのベースそういうの結構多いけど。
そうですね。
デザイヤーあたりからもろそうなってきてる。
そうですね。
スライドに凝り出した頃から。
あのね、デザイヤーの。
スライドでグループを出すっていうのが。
まぁこの曲はでもすごいですね、アルバムの真ん中のこれぞっていう曲ですね。
安らぎパート入ってからまた緊迫パートに戻るところもたまんないですよね。
そうですね。
味わい深いですね。
緊迫パートいいですよね。
安らぎパート、緊迫パート。
この曲はその楽さがいいですよね。
安らぎから緊迫に戻るときのコード4つがいいんですよね。
わかる。
ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン、ダラダーンっていう。
なるほど。
マーリアーって。
そこがね、あれがいいんですよ。
いやー、まぁこの曲はライブでもすごいですからね。
その後をやってるのかあんまりわかんないけど、まぁファイナルアクトとかやっぱすごいなーって思いましたね。
まぁまぁこれが6曲目であって、アルバム中盤ここで一区切りっていう感じですかね。
ということで、今6曲目まで話してきまして、次7曲目からはまた次回話していきたいと思います。
次回へ続きます。
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